本文
市民:
私、地元なのですが、まず一つ1点は、西中野の交差点、あそこは東西の交通量非常に多いのです。そこで、よかったら、右折の矢印の設置というのはいかがなものでしょうか。
市長:
まずお答えしていいですか。
市民:
はい、いいです。
市長:
ありがとうございます。西中野の交差点ですね。ガソリンスタンドがあって、ビッグボーイがあるところの交差点ですね。
市民:
そうそう。東西の右折の矢印ね。
市長:
その場所は右折ができず、2,3台しか進めないので
スムーズに流れないことがよくありますね。
市民:
リスクが高いからね。
市長:
おっしゃるとおりです。このご意見については、過去から同様のご意見を多くいただいておりますが、検討していないというわけではありません。おっしゃる場所の道路が大阪府さんの道路なので、市独自で事業をおこなうことができず、大阪府さんのご理解が必要になってきます。
道路の流れが悪くなって利便性に欠けるため、市としては改善していきたいと警察、そして大阪府さんと協議してきましたが、道路のさまざまなルールにより、右折信号を設置するとなると交通量から考えて右折専用レーンが必要になります。要は、もう1車線増やすことができたら右折レーンを設置できる。となると、その一車線分の土地が必要になります。その土地をどう捻出するか考えた場合に、南から北に向かう場合でいいますと、交差点の手前右手側、東側にはワンピースタウンという新しくできた住宅街があり、歩道なども整備されているので、その場所に道路を広げるのは現実的ではない。となれば、交差点手前の左側、西側ですが、こちらは飲食店さんが占有をされている状況です。逆側の右折レーンを考えた場合も、ガソリンスタンドさんもきれいに整備されたばかりで、その逆側も、土地として今も利用されています。基本的に用地買収ということが発生しますので、大阪府さんとしては、事業者さんや土地の所有者さんが交渉に応じていただけるようであれば用地買収という話にもなるが、いまはそういう状況ではないとのことで、右折レーンを設置できるかどうかというのはそこが一番の論点になります。
それがまず1点と、2点目は、現在、四條畷市から大阪府さんに道を広げてほしいとお願いしている道路が計3本ありまして、そのうち、最も力をいれてお願いしているのが旧170号線です。総合センターから南の四条畷駅方面に向かってコミュニティーバスなどが通る道路です。こちらも大阪府の道路ですが、地権者の皆さんにはご理解いただいて本当に感謝申し上げるのですが、あと数年で歩道もできる予定ですし、かなり広がります。ガソリンスタンドさんから田中医院さんぐらいまでは何メートルと広がっていきます。今は混然一体となっていますが、道路が完成するとバスも歩行者も安全に通行できるようになります。
大阪府からすると、府内に43市町村あって、大阪府所有の道路をきれいにしてほしいと多くの要望があります。そうした場合に、同じ市で2本の道路整備を要望されても同時には対処できないとのことで、まずは1本ずつ整備させてもらうとのことです。それはそうですよね、四條畷市だけ対応するわけにはいかないですから。
今、本市として一番優先度が高い道路は旧170号線ですから、こちらを着実に事業化してくださっている。難しいのは、次の優先順位です。現段階では田中医院さん前までの計画なので、そこから先の道路は狭いままです。この旧170号線を続けて広げていくのか、西中野の交差点から畷高前あたりまでの道路も狭いので、こちらをお願いするのか、これがまた難しいです。
今は東中野の交差点から田中医院さんの前までが最優先ですからで、こちらを進めていただいてはおりますが、市としては今後、旧170号線の拡幅をさらにお願いするのか、西中野交差点からの道路を広げていく、右折レーンを造っていくことを優先するのか決めていかなければならないのです。まだ数年かかるかと思うので、皆さんのご意見や、実際の状況を判断しながら決めていきたいと思っています。
なので、今お話ししたとおり、進めていないというよりは、順番待ちをしていると、そうご理解いただければと思います。
市民:
2点目は、私も全然この町にいてなかったのですが、たばこ、路上喫煙ね。あれ、形骸化されているのではないですか。私の自宅の前など、溝に毎日たばこのポイ捨てをやっていますよ。吸わない人が、たばこが自然にあそこに落ちているということもないですから。とにかく、たばこの吸い殻が路上で目に余るほど多いです。科料に処すとかいう法律用語もありますけれど、あれはもうノーペナルティでやっているわけでしょう。見ても何しても、人前で歩きながら吸っている人はいくらでもいてるのです。これは何とか対処する方法ないのですか。
市長:
ありがとうございます。
まず、問題を2つに切り分けますと、道でたばこを吸っている方に対して、それはやめてくださいという受動喫煙防止条例を四、五年前に新しく制定しました。
背景としては、私の就任後、子育て世帯のご家庭数千人に、一斉にアンケートを送付したのですが、そのアンケートでとても多かったご意見が路上喫煙によるたばこの煙を子どもが吸ってしまうことを何とかできないかという回答でした。やはり条例として考えていかなければならないという議論になって、条例の制定に至りました。
それとポイ捨て自体はまた別の条例がありまして、生活環境に関する条例というものです。受動喫煙防止条例ができる以前から、ポイ捨てなどはそもそも条例で禁止されていますから、問題としては別かと思っています。
しかし、ポイ捨てに関しては、マナーの問題ですので、例えばペットの糞、ごみ、吸い殻、これらについては継続的な啓発活動しかないと思っています。ただ、たばこに関しては、警察のOBの方を市の職員として2人雇用し、その方々に毎日エリアを分けてパトロールをしていただいております。特に特別警戒区域、駅周辺や人が集まる場所を中心に、市域全域をパトロールし、路上喫煙やポイ捨てを発見したら注意をするという啓発活動をしております。
昔は、シルバー人材センターさんにも委託をして、見守りをおこなっていましたが、条例制定から数年で、駅付近でたばこを吸う人の数が制定前の4分の1ほどに激減をしました。当たり前ですが、職員2人の雇用とシルバーさんへの業務委託を合わせますと、人件費が600万円、700万円、800万円などの高額になります。これをどれだけの年数で支出を続けるのかという議論になり、駅周辺の路上喫煙等については4分の1ぐらいに激減したということもあり、シルバーさんの業務委託については終了いたしました。現在は、警察OBの方2人体制でパトロールをおこなっております。
このエリアで路上喫煙が多いとか、ここでポイ捨てしているといったことを市民の皆さんから教えていただけますと、そこを中心にパトロールの経路を変更するなどできますので、ぜひお声として市役所にとどけていただきたい。今おっしゃったのは、おそらくですが商店街の辺りでしょうか。
市民:
そうですね。王将のところからこっちの市役所に行く道路。
市長:
ありがとうございます。公道や公の場所は条例で禁止できるのですが、いざ私有地に入ってしまうと条例は無効となります。コンビニの前なども、厳密にいうと私有地になりますので路上喫煙を禁止することまではできないのです。条例制定の際に、大手コンビニさんの本社にご協力をお願いすることまでが限界です。なので、例えば王将さんの敷地に1歩入って煙草を吸っている方がおられた場合は、警察OBの市役所職員としては注意ができないのです。吸うことも権利ではありますので、なかなか難しいです。ただ、みんなが通る道で吸っている場合は注意させていただきます。本日ご意見もいただきましたので、特に王将付近の道等については、担当に伝えパトロールの頻度を上げてもらうということはできるかと思います。
市民:
3点目。
市長:
申し訳ございません、もしよろしければ、また後ほどマイクをお持ちしますので、ほかの方のご意見もうかがってよろしいですか。いいですか、ありがとうございます。
せっかくなので多くの方からご意見をいただきたいと思います。ご協力ありがとうございます。
市民:
避難場所の案内図のことなのですが、他市を歩いたときに、電信柱に方向と距離、時間が書いてあってすごく分かりやすかったのです。家で被害に遭う感じじゃなくて、四條畷はたぶん広報の下に文字と図で書いてあるのですが、分かりやすさが全然違ったので検討をお願いします。
市長:
ありがとうございます。大変よい観点でご指摘をいただきましたが、実は現在そういったことを検討しております。
いまおっしゃった市の広報板、市内におよそ170から180ぐらいあるのですが、調べたところ、北河内で突出して多いということがわかりました。例えば、枚方市では4か所、門真市でゼロなので、四條畷市で百七、八十カ所というのは、すさまじく数が多いというのが分かりました。自治会さんによっては、ご協力いただいているポスター掲示についても負担に感じられている方もおられますし、だんだんと広報板も劣化もしてきてもおりますので、ビニールシートの張り替えなども大変で、あまりに数が多いので全て残していくどうか。
また、毎年、無作為に抽出した市民の方に市民意識調査というアンケートをお願いしておりますが、その中でも、年々広報板から情報を得ているという人の割合が減ってきています。なので、広報板の在り方については、当然自治会長などのご意見もうかがいながら、令和6年度の夏頃までに決めていこうと考えております。
広報板の数を減らしていくという考えになれば、広報板以外に避難所を掲示する場所が必要となってきますので、電柱にするのがいいのかどうかという議論にもなってきます。電柱については関西電力さんの所有物になりますから、掲示の仕方や使用料が必要なのかどうかなど、そのあたりを含めて協議を進めているところです。令和6年度中には結論を出していきたいと思っています。ありがとうございます。
市民:
もう一点なんですけれども、教育委員会からのお知らせですというアナウンス。
市長:
夕方の放送ですか。
市民:
子どもを自宅に帰す放送がかかるのですが、10月の末って多分夏タイムだと思って、6時頃に放送が鳴るのですが、そのときは真っ暗なんですよ。この時間に子どもが歩いていたら怖いだろうというぐらいの暗さなのです。それを5時と5時半と6時というふうにもうちょっと細かく放送してもらえたらどうかと思いました。
市長:
ありがとうございます。2年ぐらい前までは、一年を通して6時の放送のみでした。このことについては、市民の皆さんや市議会からもご指摘をいただきましたので、季節の日照時間にあわせて今は少し早い時間に放送していると思います。
市民:
今はちょうどいいですけど。
市長:
簡単ではありますが、少し苦しい釈明をさせていただくと、以前より少しは改善したかと思いますが、まだ足りないということかと思います。
夕方の帰宅を促す放送は、基本的には教育委員会から、この時間に放送してほしいという依頼を受けて、防災行政無線を管理する危機管理課がおこなっています。この放送の時間帯を変えるとなると、防災行政無線の付近にお住いの方への影響が大きくなります。とても大きな音での放送になりますので、防災無線の真下や近くにお住いの方からすれば、放送時間が何度も変更されたり、回数が増えるとなると、かなりの影響がありまして、いろいろなお電話が市役所にかかってくるというのも事実でございます。もしかしたら、今の2段階が限界ということかもしれません。いまご意見をいただきましたので持ち帰らせてはいただきますが、今この場ですぐできるというお返事はしづらいところです。
市民:
感じたこと言った。
。
市長:
はい、ご意見としてはよくわかります。ありがとうございます。
市民:
それと、ごめんなさい。公立の中学校によって、中間テストがあったりなかったりする学校があるようなことをちらっと聞いたので、それのメリット・デメリットとか、それは学校単位で判断ができるものなのかというのも少し聞きたかったのです。
市長:
ありがとうございます。西中校区の皆さんからよくお伺いするご質問です。
現に、市内に公立中学校が3つある中で、西中さんがテスト体系について少し独自の取組みをされているのは事実です。定期テストをどのようにおこなうか、遠足でどこに行くのかなども含めて、これらを決められるのは市教育委員会ではなく、すべて学校長の裁量となっています。
そうした中で、なぜ定期テストではなく単元別テストというものをおこなうのか。それは、定期テストとなりますと、複数単元を習い終わって、1か月半後、2か月後に定期テストをむかえることになりますが、どうしても最初のほうに習った単元を忘れてしまうということがありますので、そうなるよりはなるべく習った単元をしっかりと身につけようという考えで単元別テストを導入しているようです。
ただ、やはりいろいろなご意見もいただいております。高校に進むと結局は定期テストがありますので、中学校時代に定期テストの経験がなく戸惑うのではないかということです。そういったことは避けたいという思いもあって、単元テストとは別に、年に二、三回、実力テストという形で定期テストと同様の経験をさせていく。2段構えにすることで、高校での環境にももちろん慣れ、細かい振り返りができるということで、西中ではそういった取り組みをされていると伺ってはいます。
市民:
分かりました。
市長:
ありがとうございます。
市民:
事前に資料もお出しさせていただきましたけれど、塚米地区の少し特異なところ、ちょうど境目にありまして、位置が。何を言いたいかというと、線路を挟んで米崎地区のほうが南小校区・西中校区。線路挟んで東側のほうが畷小校区・畷中校区となっていまして、前々から解決しないといけないなと、こんな小さなところで。どこにしわ寄せ来ているかといったら、やはり育成会、子ども育成会さん。そこにも書いてありますように、南小の校区委員さんとか、東小の校区委員さんとか、そういう具合に結局倍になってしまうと。世知辛いことを言いましたら、自治会費の交際費、いろいろお祝いも倍にせなあかんというところで、これは困った、切実な問題なんです。
小中学生の数は、令和3年は161人でしたが、令和5年113人。これ、何かがくっと、何か原因はあると思うのですが、極端に減っているのです。この率では減っていかないとは思うのですが。こういう具合に減少傾向であるということで、どうにかしないといけないというところだったのです。
そうしたら、今回先ほどの介護保険の話がありますが、介護保険制度で4月1日から担当エリアを変えますと。中学校区になりますと、またここの、我々からすればいびつな校区でもって、またこの地域包括センターが決められてしまうと、これはこのまま放っておいたらどんどん波及していくかなということで、非常に危機感を持っているんです。
例えば、この包括センターもそうですよね。じゃ、米崎地区はにし包括センターに行ってくださいね、東のほうは塚脇地区は畷ですよというようなところですから。たぶんこれはまた次の何か影響が出てくるかなと思っています。一方的に市長のほうで対応してくださいということではないですけど、少し危機感を持っておるということで、またご相談させていただきたいということです。これやという回答は求めていません。以上です。
市長:
ありがとうございます。昨年もこの話をさせていただいたかと思います。
自治会長も、この経緯をおそらくご存じなので、おっしゃるとおり、四條畷の中で、岡山という地域は1万2,000人の市民がおり岡部小、忍小と分かれてはおりますが、岡山地域を除いて自治会の中で校区が分かれているのはこちらの塚米と、あとはもう1自治会という状況になっています。
基本的にはやはり地域としてこうだという一定のお考えを出していただけると、もちろん我々としても校区についてはしっかりと検討していきたい。ただ、教育委員会としては、校区のねじれを解決するという考えがもともとありまして、例えば南小のように西中に進学する児童と畷中に進学する児童がいるというようなことは原則としては考えておらず、南小の子は西中に行く、畷小の子は畷中に行くと。小学校と中学校で校区がねじれによる弊害がさまざまあり、その結果、どうしても線路の存在が通学路を設定する上で校区を分ける大きな判断になります。
校区の再編でいくと、例えば中野本町さんも、市役所近くはもともと畷小校区でしたが、踏切を越えないようにという考えから、現在は岡部小校区に変わりましたが、いろいろな地域でそういった配慮をしています。ただ、やはり役員当番の回数が多くなってしまうというのも事実だと思いますので、ぜひ地区の皆さんのお考えもお聞かせいただければと思います。
今おっしゃった包括支援センターについても、介護保険事業の一環なのですが、地域ごと、一定の人口水準ごとに、高齢者の皆さんがまず第1次段階として相談していただけるところをエリアごとに設置いたしました。四條畷は、もともと独立していた田原の包括支援センターと、北と南で分けていました。それを今回、縦に3分割する形で設置いたしました。理由としては、地域包括センターの運営協議会の中でご議論いただいたのですが、上と下で分けたときに、大変申し上げづらい部分もありますが、高齢化率にかなりの差がありました。こちらは二十数%前半台、こちらは30%を超えてくるというようになりますと、同じ包括センターごとの対象とする方の割合が著しく異なるということもありましたので、基本的には包括支援センターを学区ごとに設置させていただきました。そうすると高齢化率もほぼ同じになるという事情もあって、今回の包括支援センターの再編をされたと聞いています。
なので、別の事情で再編させていただいたことにはなりますが、当然、この塚米地域、特に自治会長のお立場からしますと、この地域で違う地域包括センターのお世話になるというのは大変難しい、ややこしい問題になるというのは百も承知をしております。どのような対応がいいのか、まさに令和6年度から新しい介護保険事業スタートさせますから、ぜひ忌憚のないご意見を聞かせていただいて、さまざま調整していきたいと思います。ありがとうございます。
そのほか、いかがでしょうか。
市民:
先ほど掲示板のことで話がちらっと出たのですが、市から毎月13日に貼ってくれいうことで持ってこられる。うちの掲示板、大体13か所あるのです。その掲示板も8枚ぐらいしか貼れない。それなのに、ポスターが11枚きたりすることがあるわけなのです。そうすると、どれを外したらいいのかということで。その中で見たら、この前でも、9月13日にきたやつが、いろんな催しが10月のというね。それは貼ると。11月分も9月に来るわけです。それならそれは市のほうで、これは11月にある予定だからいうことで、10月13日に持ってきてもらったら、それで。
それが、この前でも、それなら難儀やからといって、3枚ほど貼れないから公民館で保管するわけです。そうすると、次の月が来たら、またその月中の貼らないといけないのがあって、こちらに置いてあるのが、またそれも貼れないようになってしまうということで。
それは前の自治会長さんが、そういうことは市のほうにも言ったと。前会長さんも僕らも一緒にその掲示板に貼りに行っていますので、持ってきはる人に前会長さんも、そのことも言われましたけれど、でもなかなかそれが直っていないので、この前も前会長さんがえらい言ってはりました。そういうことで、市のほうで、これ余裕あるやつという場合は、市のほうで止めておいてもらって、その次の月に持ってくるとかいうようなことをしていただいたらどうかということと、それと、この前、これが来たわけです。これを貼れということで。そうしたら、これどっちを貼ったらいいのかと。これね、これ持ってきはったら、こっちを貼るのか、こっちを貼るのか。一応、これ12月10日西中と書いてあるから、だからこれ、こっちのほう。せやけど、こっちやったらこれいつあるのか分からないから。これ両方貼れと言うなら、倍持ってこないとあかんわけです。そうなったら、また今度ほかのものが貼れないようになってしまいますので。だから、市もいろんなところが受けられて持ってきはるけれど、担当者のほうでそこら辺のことを考えてもらいたいと。それが前会長さんのほうでも直っていないということで、それは確かに僕ら貼りに行っているますけど、どれを優先していいのかということです。
それと、もう一つは、ビニールをかぶせているのもよしあしで、ビニール、印刷にひっついてしまう。それなら、貼っても分からない。なので、ビニールを外しました。外して、一応、貼ってますけど、外したら外したで、雨とか風で取れてしまっているというようなこともあるので、そういったところ、市のほうで考えていただいたらどうかということです。
市長:
ありがとうございます。まず、このことについては、特に昨年度の対話会でも七、八割を超える地域で同じご意見をいただいておりました。今回も24回の開催中に十何件とご意見をいただいておりまして、行政としては大変反省をしなければいけないと思っております。広報板に8枚きっちりと貼れるように、基本的には各団体に指定したサイズのポスターを持ってきていただくように周知とお願いをしております。
広報板への掲示物については一旦整理をしようということで、昨年、庁内の幹部会議でも共有させていただきましたが、おそらくなし崩し的にルールが乱れてしまっている状態です。おっしゃるとおり、特に9、10、11月についてはイベントや行事が多く、コロナ禍が明けた影響もあって多くのイベント等が復活し、告知のポスターが多く届くことになってしまったのだと思います。
とはいえ、広報板へは市から掲示をお願いして地域で貼っていただいている以上、貼る貼らないの選別を委ねるというのはどうかというご指摘につきましてはおっしゃるとおりです。前回の対話会でも同様のご意見をいただきながら、おなじことの繰り返しでは本当に反省しないといけないと思っています。必ず庁内に共有させていただいて必ず改善させていただきたいと思います。ありがとうございます。
市民:
よろしくお願いします。
市民:
よろしいですか。いいですか。
市長:
はい。どうぞ、お願いします。
市民:
すみません。皆さんのご意見を伺っていると、私の意見なんか本当に身近というか、小さなことです。以前、粗大ごみの回収というのがありました。例えば飛行機公園、皆様温泉の西側、盆踊りとかさせてもらう、あそこでとかございました。それがこの頃ないと。市役所に確かめもしないで、今はこうこうでやっていますとおっしゃったらもうそれでおしまいではなのですが。
それと、それから同じように、市役所の方に来ていただいて、まだ使えるというような家具があったら引き取りますよという制度があったのです。うちも出したことがあるのですが、あまりに大きな家具は、いや、これはちょっと引取れませんと。小さい家具やったら引取り手は幾らでもあるけれども、大きい家具は引き取れませんということで断念したものもありますし。そういう制度というのは、今はどうなっていますか。ご存じでしょうか。
市長:
ありがとうございます。すみません、不確かな事を申し上げられませんので、それは確認をさせてください。コロナ禍で中止しているのか、制度として廃止したのかどうか。
基本的には、コロナ禍であっても小型家電についてはリサイクルをしております。レンジや小型の家電については、捨てるというよりもリサイクルさせていただくことでごみの量を減らそうという目的の一環でおこなっております。
粗大ごみについては、その制度自体を変えたのか、コロナ禍で中止しているのかについては、一度確認をさせてください。すぐにお答えできずすみません。
市民:
いえいえ。
市長:
ただ、どちらかというと、ゴミの回収については、生活環境課が担当しておりますが、生活環境課の立場からあえて申し上げてよいのであれば、実は年末にごみ回収をおこなっているのはご存じでしょうか。
市民:
市役所の。
市長:
年末の大掃除ででるようなゴミです。
市民:
はい。
市長:
年末のごみの回収については、他の自治体ではあまりおこなっておらず、生活環境課でも年末に職員総出で対応しております。
市民の方にとっても利便性が良いですし、広報紙にも掲載してりますので、大人気で大行列ができるのです。
しかし、いまの世の中では働き方改革とよく言われていますが、生活環境課に、年末に職員総出で朝から晩までごみ回収をするのは仕事とはいえ大変ではないかと聞いてみたことあります。。
生活環境課としても、多くの市民の皆さんに利便性高いと思ってご利用いただいておりますので、働き方改革と言われている昨今ではありますが続けたいと考えてくれているようです。課のスタンスとしては、利便性の良さなどで考えてくれているとは思いますが、どういう考えになったかという部分については、すぐお答えできないのは申し訳ないです。ありがとうございます。
そのほかいかがでしょうか。
市民:
歳入、つまり税収を考えるならば、四條畷自治体を一般企業とすれば、財務諸表BS・PLはやっぱり達しているのですか。それによって、上場企業を誘致すれば幾らでも税収増えますよね。四條畷、上場企業としてはトーアミがあります。東市長、トップセールスでもっと上場企業訪問して、四條畷に誘致すればどうですか。
市長:
ありがとうございます。企業誘致につきましては、基本的に一定の面積を必要とする場合が多く、四條畷市の西部地域で残された土地はほとんどございません。あるとすればイオンモール四條畷さんの南側の土地。
その場所は基本的には市街化調整区域といわれる土地で、あの辺りは土地があるにはありますが、市の土地ではなく個人所有の土地なのです。イオンモールもあって交通の要所でもありますし、すでに借手がたくさんいる中で、所有者さんたちも何かを誘致したいと考えておられないようです。誘致をすれば資産価値も上がるのですが、あまりそういう意向がないようです。土地があるとすれば田原地域、東部といわれる地域です。
田原地域において未利用となっている土地が幾つかありまして、本年度から可能性調査といいまして、民間企業さんからさまざまな意向をうかがい、どういう条件なら何が設置できるのかなど、そういった調査を進めています。今年度と来年度で未利用地の活用を進め、もしかしたらその調査の中で手をあげてくださる企業さんがおられるかもしれません。なので、もちろんトップセールスということもあるかもしれないですが、どういう企業さんであれば、そういった未利用地を選んでくれるかというのはしっかり考えていきたいと思います。
もちろん未利用地の活用についても大事な取組みではありますが、一方で皆さんにお伝えしておきたいことが、四條畷市の一般規模の会計予算は220億円。あわせて答えると、BS・PLというのは数年前に法律が変わり、各市で作成しなければならないとなっており、市のホームページにも掲載しております。220億円のうち、税収は多くて70億円ほどです。これが全体の予算で、市として歳入の部分。残りは国からいただいた交付金や補助金、交付税と言われるものなのです。国の制度というのは、平等を重視しているためか、例えば税収が400万円増えると国の交付税は300万減るという仕組みになっています。稼げるようになると、より稼げない地域に国のお金を渡すという制度で、これにはよし悪しあります。頑張らなくても一定水準は保てると、みんなが等しく平等になるということではありますが、頑張っても意欲をそがれるという仕組みにもなっているということで、制度自体に賛否はあります。
なので、もちろんトップセールスも進めていきますが、法人税1,000万円増えたとしても、実際のところは200万円ほどしか増えていないということになりますので、トップセールスで税収を増やしていくには非常に難しい部分もあります。
何もしていないということではなくて、国からもらうお金の額は大きいです。例えば、国から何に使ってもいいですよともらえる交付税というお金があります。この交付税は人口や雪が降る地域であれば雪加算など、地域の特色に応じた計算に基づいて自動的にいただけるお金です。特別交付税というのは、市の取組み状況に応じて増加するようなお金です。
実は7年前と比べて、毎年もらえる交付税の額は年1億円ずつ増えています。法人税収入は全体の中の3億円ほどしかないのですが、これを4億円に増やすということは本当に大変なのです。なので、国からもらえる交付金、交付税を市として確保することで、市民の皆さんの負担を抑えながら運営をしていくということと、未利用地に民間企業さんに来ていただけるような可能性調査を行うことと、この二本立てで、なるべく市民の皆さんの負担を抑えるという取組みに注力しているところです。
ご質問にお答えすると、西側では土地がほとんどない、建物がないということで、東部地域での可能性を探っていきたいと思っています。ありがとうございます。
時間が過ぎてはいますが、せっかくですので、まだ発言されていない方とかでご意見等ございませんでしょうか。
なければ先ほどの方、お願いします。
市民:
先ほど施設のお話をしていただきましたが、総合センターの跡地といいますか、総合センターの位置、それから南中跡の位置にいろいろなこういうものということで。いわゆるシビックエリアの中にさらにシビックを造るということかと思うのです。極端な話、首都移転でもないですが、例えば東部のほうへ持っていくとか、そういうことは考えていらっしゃらないということが分かりました。
四條畷の中の位置づけとして、やっぱりあの辺りは、真ん中だという認識をしていらっしゃるのですよね。だからずばり言ってほしいのですよね。
何を言いたいかと言ったら、南小前の公園、まだいろいろ器具関係は、いろいろこんなん造るよ、まとまった、名前がないんですよ。最後の目を入れていないのです。まさかここになかよし公園とか、いこいの広場というのはどうだろう、やっぱりメッセージ性を出さないといけないと思う。再開発の骨子、一番手になるわけだから。市長の思いとして、何かいい名前はないのですか。それは、今のところ建設課と、近くの中野新町の自治会、それから塚米地区の自治会とまたご相談させてもらって、いい案あれば決めていきましょうというような段取りになっています。だから、そういう意味では、先ほど言ったように、四條畷の中のシビックエリアのど真ん中の公園やから、それにふさわしい名前をつけたいと考えています。
市長:
とても大切なお話をしていただきありがとうございます。やはりどういった公園がいいか、どのような整備をするかなどを地域の皆さんと一緒に考える四條畷市初の公園になります。これまでは行政が企画し、ここに樹木を植える、ここは砂場でといった感じで公園を造ってきましたが、初めて皆さんと造り上げた公園になります。
今、東部地域には公園がたくさんあるのですが、西部地域だけに着目すると、公園がとても少ないというのが四條畷の特徴です。山はあれども公園がないので、今後の市の公共施設再編の大きな方向性としては、各小学校区域に一定の面積を持った公園を整備していくという考えです。その第1弾が南小学校前の公園です。その旧くすの木園跡地にどう名前をつけていくのか、今後の全ての取組みに波及してくるので、本当に大切なことだと思っています。四條畷で愛称がある公園はほとんどないですね。飛行機公園と岡山地区のタイヤ公園というのはありますが。
市民:
タイヤ公園。
市長:
タイヤ公園という愛称の公園があります。公園内に遊具としてタイヤがたくさんあるからです。他の大きい公園、川崎池公園は川崎池公園ですし、蜻蛉池公園は蜻蛉池、雁屋北公園も雁屋北公園なので、面積が一定程度あって愛称がある公園はその2つぐらいしか認識してないので、逆に珍しいのです。飛行機公園も、私が子どものころから飛行機公園と呼んでいました。
旧くすのき園跡地の公園は、南小校区でもあるので塚米さんと中野新町さんがメインの利用者となってきますので、私たちの公園だと思える名前をみなさんと一緒に考えて名づけたいと思っています。
おっしゃったように抽象的な、どこにあってもいいような公園名というよりかは、愛着の湧く名前をつけたいと思いますので、何かいい名称を思いついている方がおられましたら教えていただきたいです。
市民:
すみません。
市長:
はい。マイクをお持ちします。
市民:
公園の名称については、中野新町の人と塚米の人とワークショップが3回あって行ってます。市の建設課の人は、公園の名前はワークショップに参加していただいた方に、アンケートなりとか、そういたことで決めてもらおうと思っているということをおっしゃっていました。ところが、今はまだできてないので、ゆっくりされてるのだと思いますが、ワークショップに参加された方に名称を考えてもらいたいというようなことを言われていましたので。
それともう一つ、その公園ができたときには、犬の散歩は禁止と。というのも、芝生とかを植えて、子どもが芝生を滑ったりとかそういう遊びができるということで。そうしたら、犬が中へ入ると、ふんとかおしっこをするなどのことがあって、子どもさんに対してもあまりいいことではない。市のほうは、できるだけ散歩をさせないようなことを言ってました。でも、皆さん集まってもらったとき、禁止ということであれば看板に犬の散歩は禁止と書いてほしいという話も出てました。今はまだ工事中で、近所の人が僕に言われたのが、工事中でもあの中へ犬を連れて入っているのに、公園ができたら、やっぱり入るのじゃないかと言われてました。何人かの人が犬を散歩させてるのを見たのです。だから、そこのところは、ちゃんと看板を立てるということでしたけど、犬の散歩は禁止と、皆さん言うてたように、それは守っていただきたいと思っております。
市長:
ありがとうございます。まず、公園の名前について。行政が公の施設に名前をつける場合、市民の皆さんと一緒に考える方法には2種類あります。候補を募って行政で最終案を決めるという方法と、行政から二、三の案をだし、皆さんの意見を伺いながら選んでいただく、例えば投票してもらう方法のどちらかになります。
都市整備部の中でもどちらの方法がいいのか検討していると聞いています。もちろん、ワークショップに参加していただいた皆さんのお声をないがしろにするようなことは当然考えてはおりません。
それからペットの散歩について。当たり前な話として、四條畷市でペット禁止にしている公園というのは、今のところはもちろんありませんし、大阪府内を調べてもペット禁止の公園は基本的にはほとんどありません。
ペットとはいえ、家族のような形で一緒に過ごしてらっしゃる方もおられるます。公園とは公の園と書きますから、もちろん近隣にお住まいの方にも配慮させていただきたいですし、子どもたちにも配慮したい。みんなにとっての公園ですから、ペットを家族同然と思われてる方にとって、ペット連れでは入れないということを行政として打ち出していくということは、原則的に今は考えておりません。
ただ、生活環境課所管の条例で、公共の場所でふんさせるということは、そもそも今の条例で禁止されていること、駄目なことなので、おそらくマナーについての啓発は非常に大事になってきます。
例えば、公園がオープンして間もないころは、職員などが見回りに行きながら啓発はさせていただきます。おっしゃるとおり、芝も敷きますから、芝の上で小さなお子さんが寝転がったりすると思います。そういった場所に犬のふんがあるようなことは避けたいので、しっかり啓発はさせていただきます。ですが、やはり公の園なので、特定の方、ペット連れておられる方が公園に入れないということは、行政のスタンスとしては避けたいと思っています。ただ、マナーを守るということに対する啓発、取組みは、行政としてしっかりおこなっていきたいと考えています。
市民:
今、市長はそうおっしゃったけれど、ワークショップが済んでから、また公民館で集まったときにもそのふんの話が出たので。
市長:
分かります。
市民:
そのときに、建設課の人もおられて、絶対禁止、禁止にしてほしいというようなことをね。でも、今、市長のようなことは言われませんでしたから。それならもう皆さんは禁止だと多分思ってられます。なので、市、禁止やのに工事中なのに犬を散歩させてるのを近所の人が見かけたんですよ。工事中に入っているということは、公園ができたら絶対犬を連れて入る。絶対これを支持したらあかん。近所の人はそんなことを言ってました。なので、禁止されなかったら、皆さんどのように言われるか分からないですけど。
市長:
もちろん、ペットを飼われている方のお気持ちと近隣にお住まいの方、また、ペットを飼っておられず公園を利用される方、やはり行政としては皆さんにとっての公の公園として考えていきたいです。なるべく他市、他の公園であればボール遊びが一律禁止になっているところも、運用次第ではボール遊びを許可してもいいのではないかなど、みんなが使える公園を行政としては目指していきたいです。ただ、みんなが使う公園ですから、マナーが大事になってきますので、どう啓発していくのか、そういったところは行政の役目ではありますから、それはまた相談させていただきたいです。ありがとうございます。
大分時間が過ぎてしまいまして申し訳ございません。どうしてもというご意見があれば、いかがでしょうか。
市民:
どうしてもと言われたら。 。
市長:
はい。
市民:
すみません。先ほど大型ごみの話が出たと思いますが、孫が生まれたときに長男はベビーカーが欲しいと、次男は住んでいる市にベビーカーがレンタカーで月500円。みんなの使い古したものを預かっていて、でも当然一、二年で要らなくなるものだから、その祝いは要らないと言われました。四條畷も子育てに優しいまちというのであれば、そういったものを粗大ごみに出すのではなくて、何か利用できてレンタルで回せる、子ども用品というようなこともどうでしょうか。
市長:
とてもいいアイデアですね。四條畷市では環境フォーラムという事業を毎年開催しておりまして、そこで子ども服やおもちゃの無料交換をおこなっておりますが、大人気の催しとなっておりまして多くの方が来てくださいます。
ベビーカーがあったかどうか記憶が定かかではないのですが、おそらく対象としては含まれるのではないかと思います。お子さんの成長に合わせて不要となった品物を持ってきてくださる方がいて、またそれを必要とされる方が持ち帰られるという交換のシステムですので、すでに交換などされているかもしれません。もしそういう観点での品物がなければ、増やしていけば、必要とされるご家庭もあるかと思います。いいアイデアをいただきましたので共有させていただきたいと思います。ありがとうございます。
そのほかいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
最後に私から皆さんにお願いがございます。現在、四條畷市は特殊詐欺の被害が多い市となっています。昔でいうオレオレ詐欺です。令和4年度の被害が多く、1人数百万円の被害が何件もあったということです。この特殊詐欺については、不正に名簿が入手されているようで、1軒に詐欺の電話がかかってくると、そのご近所さんにも同じような手口の電話がかかってくることがあるようです。
もし詐欺だと思われる電話、怪しいと思う電話がかかってきた場合はすぐに切っていただくことはもちろんですが、隣近所でも声を掛け合っていただきながら、警察や市役所にご連絡いただけないでしょうか。市役所や警察にお電話をいただけますと、市役所からも警察に連絡しますし、警察も近くのATMを見て回ろうかなど警戒態勢に入れます。いまは被害がとても多い状況ですので、少しでも減らしていきたいと思っていますので、もしよろしければご協力いただけますと幸いです。
あえて先にお伝えしておきたいのですが、警察に連絡をしていただいた際に、警察の皆さんは市役所よりも市民さんの問合せに慣れていないため少し冷たい対応に感じるかもしれないです。他の会場でこの話をすると、警察に電話をしたら対応が冷たかったというご意見を耳にします。それはまた署長にお伝えしておきますが、もしかしたら市役所の対応に比べたら冷たく感じるかもしれませんが、話は聞いてくれますので、警察に代わってお伝えしておきます。すみません。
最後に、アンケートの記入をお願いしておりますが、次回以降の改善につなげていきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。
大変長時間になりましたけれども、第6回の対話会につきまして、ご参加いただきありがとうございました。
以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。