本文
市民:
岡山自治会の東地区の常任委員さんからの要望書なのですが、昨日お話ししましたように、公園の問題です。
今、市長がいろいろおっしゃったことなのですが、ずっと以前から少ないことは分かっているのですが、それ以上にまた一つなくなったので、公園をもっと増やしてほしいという意見が出ています。
それと、まちづくりに関しては、四條畷と忍ヶ丘の電車の不通地にバスが出ないのかどうかの問題。
それと、企業誘致です。大きい企業は四條畷にはあまりない。イオンの一部と、あとパナソニックの倉庫と大阪ガスのところぐらいですかね、大きいので。
それと、環境づくりとしては、防犯カメラの設置、これは市ではなかなか難しい面もあると思うのですが、公共施設の大きいところにいくつかついていると思いますけど、もうちょっとつけてもらえるかどうか。
それと、住宅地が多いので、各家庭の皆さんに、玄関に防犯灯をつけて、夜間の明かりをつけていただくとかいうアピールはできないものか。
それと、高齢者が多いので、東地区は、上から下りてくる方が避難するのに、避難場所がここ(岡山自治東別館)と小学校があるので。でも、それでも遠いということで、近くにできたらいいという意見が出ております。以上です。
市長:
ありがとうございます。6つご意見をいただきました。
まず、公園の問題です。さきほど少しお話ししましたが、この春に公共施設の大きな方向性を定めました。その公共施設再編計画の中に、四條畷市としては、小学校区ごとに大きな公園を1つ整備していくという考えを記載しております。なぜなら、小学生の皆さんは、基本的に放課後は校区内から出ないようにと教育委員会としても指導していますので、遊びに行くとなると校区内になります。そう考えた場合に、この岡山の地域の忍小学校区には青少年グラウンドの部分を公園としては整備していきたいと思っています。
ちなみに、畷小校区には南中跡地に建物を建てる予定がないので、公園として整備していきたい。また、南小学校区については、南小の南側の土地、もともとくすのき園という施設があった場所を現在整備中で、4月から公園としてオープンさせていただく予定です。なるべく校区ごとに公園を整備していくことで、北河内の中でも緑は多いけれど公園が少ないという状況を改善していきたいと思っています。
2点目のJRについてです。今ご質問いただいた趣旨は、バスの振替輸送はしていないのかということかと思います。JRは民間企業さんですので、この案件について確認したところ、振替輸送はしていないということです。では、どうするのかという話ですが、原則的には、他の私鉄に乗ってほしいというのが基本的な考えのようです。どうやってそこまで行くのかという話になりますが、京阪バスなどの公共交通を利用して京阪電車沿線の最寄り駅、四條畷からであれば寝屋川市駅や大和田駅へ出向いてほしい、JRとして個別輸送は行っていないという回答になってしまいます。
3つ目の企業誘致のお話ですが、いまおっしゃったように、四條畷市は企業を誘致できるような土地がほとんどないという状況です。
いま残っている土地の中で、企業誘致があり得る場所としてはイオンモール四條畷さんの南側ぐらいです。ですが、現状、駐車スペースなど、ほとんどの土地をなにかしらの用途で貸しておられる。そのため現状は十分賃料等もいただいているということから、土地所有者の皆さんは企業を誘致するような場所にしたいと考えてはおられないという状況にあります。
けれども、今後の話として、旧北高の場所にある交野支援学校さん。現在は暫定的に交野支援学校四條畷分校となっておりますが、令和9年度以降は、大阪府内の支援学校の数が足りていないこともあり、おそらく本校化をしていくのではないかと市としては考えています。そうなった場合に、砂地域や蔀屋地域一帯のまちづくりを考えていくことになります。その際に、企業誘致も含めてまちづくりを考えていけたらと思っています。それ以外の場所では非常に難しいというのが現状ではあります。
ちなみに、田原地域には少し土地がありまして、まさに今年度から来年度にかけて、使われていない土地の利用可能性調査を行っています。民間企業さんなどに、こういった土地がありますがどういう使い方ができるでしょうかという調査を始めて、今まさに企業誘致の活動を進めています。西部地域については、申し上げたように、砂地域、蔀屋地域のまちづくりを再編するときに併せて行いたいという考えです。
4点目の防犯カメラ。これは不十分かもしれないのですが、自治会さんなどから、ここに設置したいというご要望いただいたときに、基本的には半分ほどの設置費用の補助をさせていただいており、地域と行政の協働で防犯カメラを設置している状況かと思っています。
どこどれだけ設置するか、これはもうきりがないです。なので、基本的には、今後も防犯カメラの設置は必要かと思いますので、地域の皆さんから、ここは危険だろう、ここは地域の安全・安心としてつけるべきではないかというお声がありましたら、市はしっかりと設置についての補助をしていきたいと思っています。これはどちらかというと、地域の皆さんと一緒になって安心・安全なまちをつくっていくという考えから、今後も継続していきたいと考えています。
5つ目の防犯灯、これは行政の周知不足だと思いますが、実は毎年12月号の広報誌で、一戸一灯運動、暗くなると防犯上危ないので、もしよかったら玄関先の外灯などを点けて防犯対策をしませんかという運動をおこなっています。おそらくご存知の方がほとんどおられないと思います。私もずっとここに住んでいながら、市長になって初めて知った運動です。なので、この玄関先に明かりをつける運動というのはおこなっておりますが、なかなか皆さんに伝わっていないということになりますので、今後の広報誌の見せ方などを改善したいと思っています。
最後に、避難所の問題です。避難所については、考え方としてどう整備しているのかと言いますと、まず、市には地域防災計画というものがあり、これには何が書いてあるかと言いますと、今後四條畷市で想定される大きな災害は主に2つあり、1つが南海トラフ地震、もう1つが生駒断層地震です。それぞれの地震が起きた場合に、どのくらいの避難者が出るか計算をしており、避難者ごとに、どこに避難していただくかという数を算出しています。
確かに岡山東の地域は特に高低差がありますから、忍小と畷中であったとしても遠いというご意見かと思います。忍ケ丘駅より西側であれば、岡部小などが避難所ですので、そこまで高低差は感じないかと思いますが、地域全体で見た場合に、岡山全体は避難所の数は多いほうかと思います。現状、最も避難所が足りていないのが、旧東小校区や旧南中校区のエリアです。さきほども申し上げましたように、土砂災害警戒区域にしか学校施設がなく、どこに避難するのかというと、大雨のときは、四條畷学園高校さんの体育館をお借りして避難所にさせていただいてはおりますが、163号線のすぐ南側の方々からするとやはり遠いです。
なので、今すぐに岡山に避難所を整備するということはあまり考えておらず、まずは、そもそも避難所がない地域から整備するということから始めさせていただきたいと思っています。
あと、地域全域でそれぞれに避難所が分散していますが、もし新しくつくるにしても、新たに土地を買って、避難所のためだけに施設を建てるということはありません。何らか公共施設などを再編するときに併せて避難所を増やすことになるかと思います。ただ、岡山東で空いている土地はそれほどございませんので、候補地としては少なくともないかと思います。なので、少し遠いかもしれないですが、忍ヶ丘小学校と四條畷中学校をご活用いただきたいと思っています。
あまり知られていないですが、四條畷市では福祉班というものがあり、足の不自由な方や支援が必要な方のリストを所持しておりますので、その区域で避難をしなければならなくなった場合は、市の職員から支援が必要な方々に電話をかけて、避難が可能かどうか確認させていただき、輸送等が必要であればお手伝いすることになっておりますので、本当に避難が難しいという場合には、お互いに助け合うという対応を取らせていただきたいと思っています。ありがとうございます。そのほかいかがでしょうか。
市民:
先ほどの公園関係になると思いますが、岡山東に昔の畷荘の跡がいまだに空き地として残っています。その計画がどこまで進んでいるのかということです。
それと、もう一つは、公園の草刈りとか清掃、今まで緑台は隣組としてやっておったのですが、最近はもうできなくなりましたので、市にお願いしていると思いますが、これは、順番にもう申請しなくてもしてくれるということかなということなんです。
市長:
ありがとうございます。2ついただきました。
四條畷荘跡地の件は昨日の対話会でもご意見が出ましたが、身近な話題なのでお話しさせていただきます。
まず、ご存じない方もおられるかと思いますが、岡山東5丁目の一番上あたりの位置に四條畷荘という施設がありました。現在は、旧北出小学校のグラウンド部分に移転しております。当時、岡山東に四條畷荘として土地をお持ちで、市として旧北出小学校の土地を持っておりましたので、これを等価交換という形で、旧北出小学校のグラウンドに四條畷荘に来ていただいた。これが、当時、土地の価値としては5億円ぐらいでしたので、5億円の等価交換をしたのです。
5億円で四條畷荘の土地を取得したのですが、今現在、何にも使われていないですよね。私が着任する前まで毎年売りに出していたのですが、買手がいなかったという状況です。買手がいないので土地の値段を下げていきます。下げていって下げていって、私が市長になった時点では2億円台で売りに出していたようです。それでもまだ買手がつかないという状況でした。
なにが問題になってくるかと言うと、結構しっかりした擁壁を造ってあるので、取得した事業者さんとしては、あそこの安全管理等も含めて整備していかなければならないとなると、取得したとしても、安全性確保の工事に費用がかかってしまうということで、買い手として手を挙げてくださる事業者さんがいないというのが現状です。
現在の市の考えとしては、急勾配の坂を上った先に土地がありますので、公共的な施設を建てるという考えは持っておりません。基本的には売りに出していく考えです。たとえ取得した額より少なくなってしまったとしても、どのような業種の事業者さんかは分からないですが、その土地を取得して何かしらのサービスを始められましたら、当然ですが固定資産税等も発生しますので、放置しておくよりかはご活用いただきたいと考えています。
当初は、公園などもいいのではないかという議論が庁内でもありましたが、青少年グラウンドの場所を公園にして、ここも公園にすると、さすがに公園の量的に偏り過ぎるということから、今は青少年グラウンドの場所のみ公園にしていきたいと考えています。
2点目の公園の草刈りですが、四條畷市内に公園は90か所ぐらい存在しています。基本的な考えとしては、シルバー人材センターさんに委託し、順番に草刈りをさせていただいております。しかし、春夏と太陽がさんさんと降り注ぐ季節に雨が降ったりしますと植物が勢いよく生い茂ることになりますが、草刈りをしていただくシルバー人材センターさんの人材にも限りがございます。順番に草刈りをしていくなかで、草などがのびきった後に刈らせていただくところもあれば、先に順番が回ってきて、草刈りは済んでしまったものの、その後に草が生えてきて公園などが使いづらくなるという問題があります。
この草刈りの件については、いろいろな地域からお声をいただいている問題ではありますが、草刈りだけでも年間に数百万円ほどの予算をかけております。草刈りを年2回にしていくかどうかというお声については、費用が高額になってきますので悩ましいところです。
ご質問自体にお答えすると、基本的には年に1回、シルバー人材センターに委託して草刈りをおこなっています。どうしても草刈りが必要な場合もあるかと思いますので、そこは職員の中で緊急的に対応させていただく。この2面的な考え方で対応しているところです。
ありがとうございます。そのほか、いかがでしょうか。
市民:
すみません、こういう場で本当は聞かないほうがいい話かと思うのですが、前々任の税務課長がここで聞きなさいと言われたので、聞くのですが、私、何回もメールを送っていますので市長もご存じやと思いますが、5年前にそちらの税務課さんが間違えてミスして、住民税とか社会保険料を高く取ってしまいましたという案件があって、うちは20万ぐらいたくさん払ったんですけど、その後、間違いでしたごめんなさいと言うけれど、返しませんという話になっていて、もうこの5年間ずっと何でですかとなっているのですけれど。
はっきり言うと、四條畷市がミスをしているのに、なぜ責任のないこちらに全部全額押しつけられているのかというのが、何回説明してくれと言っても、何か変な回答しか返ってこなくて、理不尽なへ理屈ばかり言われているという感じなので、何回も市長さんに説明してくださいと、直接言って税務課にもお願いしているし、広聴担当にもスケジューリングまでお願いしているのだけれど、一回もそれはやりませんということで、聞いてもらえていないというところで、なぜかというのをちょっと説明してもらいたいと思っています。
市長:
ありがとうございます。
まず課税ミスというのは、本来行政としてはあってはならない。市民の皆さんにお願いして負担していただいているものなので、我々としてそうしたミスを起こしてしまったということは大変申し訳ないと思っております。本当に申し訳ございませんでした。
その上で、住民税の課税額が変わりますと、おっしゃるとおり、他の社会保険等に影響してくるという問題がございます。その結果、負担として多くお支払いいただく結果になってしまったと。これも基本的に間違いとしては我々の落ち度ですので、重ねて申し訳ないと思っています。
その上で、課税関係に関しましては、私も話は当然聞いておりますので状況としては把握しております。その際にも、おそらくご説明させていただいていると思いますが、基本的には法令の定めの中で遡る年限が決められておりまして、もうそれはご存じかと思います。自治体によっては…。
市民:
自治体によってはではなくて、僕が知っている自治体は全て返還しています。
市長:
ありがとうございます。
市民:
四條畷だけが返還していません。
市長:
ご説明させていただきます。もう一度お伝えします。自治体で要綱等を独自に設定しており、返還をされている自治体もあるということは承知をしております。私も、1,700全ての自治体を調べたわけではありませんので、全ての自治体が返還しているか、していないかという問いにはお答えできないのですが、返還されている自治体が多いということは承知しています。
ただ、本市の基本的な考え方としては、課税ミスは本当に我々の落ち度であって申し訳ないという思いでありますが、我々としては基本的には法令の定めに従った期間の返還等には対応させていただいて、それ以前のものについては、原則的には対応させていただいていないという形をとらせていただいております。これはもう市としてその方向で物事を決めて進めているので、この場でおっしゃられたお気持ちは理解いたしますが、対応として変わることはないというお答えをさせていただきたいと思います。
市民:
ということは、四條畷市は、どんなことがあっても、やらなければならないという法律がなければ、やりませんということですね。つまりは、四條畷市がどんなミスをしても、どんな過失があっても、瑕疵があっても、法律にないような想定外のことであれば、絶対に市民がどんな被害を受けても返還しませんということを、今おっしゃられていると思ったらいいですか。
市長:
ありがとうございます。確認をしていただいたのかと思います。
個別の事象を全て全体化することはないです。この案件については、もうこの対応をさせていただきます。だからといって、他の案件において、法律にないから対応しないというわけではないです。
市民:
そうなると、私はすごく不公平感を感じます。この災害は補償するけれども、この災害は補償しません、その災害に当たっていますと言われているような感じがします。
市長:
そういうお気持ちになられるかもしれないですが、この案件については、この対応でいかせていただきたいと思っています。
市民:
いただきたいというのは、四條畷市がそう思っているのかもしれないですけど、私にとっては1件のうちの1件なのです。四條畷市は複数ある中の1件で、この案件は対応しませんと思っているだけかもしれないですけれども、私にとっては1件の中の1件です。なので、この案件は対応しませんという理由をしっかり言ってくれないと納得ができない。四條畷市としてはこれは対応しませんと決めていますと言われても、なぜそうなっているのかというのをちゃんと説明してもらわないと、納得はできないです。
市長:
ありがとうございます。私たちにとっても、何件もあるうちの1件という思いで対応しているわけではないです。1件に1件です。繰り返しになるかもしれないですが、もしかしたらそうお感じになっていただけないかもしれないですが、我々は数ある1件だからこういう決め方をしているということではないです。
市民:
すみません、市長、こういう話をここで、この場でしても、多分この繰り返しになって時間だけが過ぎていくだけなので、私はもうこの話はここではしたくはないんですけれども、なので市長に、ちゃんと出てきて説明してください、ちゃんと話合いをしてくださいと言っているのに、一度も出てくれませんでしたよね。こういう場では、何か出てきて説明するのに、もめている市民、トラブルが起こっている市民の話は全く聞きたくない、そういう状況というのは非常に困ると思うんですけれども。
市長:
ありがとうございます。逆に言いますと、そのためにこういう場を、コロナでしばらくできていなかったのですが、先ほど少し言い漏れましたけれども、個別に岡山東でやっているから、岡山東の方だけ来ていただく会ではなくて、別にどの会場に来ていただくことも可能なのです。大体この会自体がこれまで累計120回ぐらい開催しておりまして、やはり5万5,000人の方がいらっしゃる。法律に精通されておられるのでよくご存じだと思うんですが。
市民:
ごめんなさい、法律には精通していないです。この5年間四條畷がむちゃくちゃなことを言うてくるから、法律を調べて調べて私は詳しくなっただけです。
市長:
ありがとうございます。詳しくなっておられるので、よくご存じだと思いますが、市役所の様々な意思決定において、全て私が決裁をしているわけではありません。私の権限をそれぞれの部長、それぞれの課長に委任をして…。
市民:
でも……。
市長:
最後までお話ししていいですか。
市民:
はい。
市長:
それで、その権限に定められた範囲内で、例えば○○課長が決裁の押印をしたとしても、文書は四條畷市長名で出します。皆さんのお手元に届いている市長名の様々な書類というのは、それぞれの課長が押印したものであっても、私から委任した権限の下に判断をしているので、課長で決裁しようとも市長名で文書が出ていきます。
5万5,000人の市民の皆さんがいらっしゃる案件で、私としては、全ての市民の皆さんのさまざまなお困り事や、我々のミスの対応であったりをさせていただきたいと。それを私一人で当然さばき切ることはできないので、それぞれの権限を持つ課長あるいは次長、部長、副市長、それぞれで対応をさせていただいております。
もちろん私が全く前に出ていかないということではありません。とはいえ、5万5,000人の市民の皆さんに、もしかしたらさまざまなトラブルがあるかもしれない、そういう思いで「市長への意見箱」を設置しており、意見箱へのご意見は必ず私が目を通しております。当然やり取りも何度もさせていただいているかと思いますし、直接のやり取りも、これまでも120回ぐらいこの対話会で、こういう形でお伝えいただくことも可能なので、そういう場を併せてつくりながら、それぞれの職員で対応しておりますので、決してその対応の窓口がないということではないかと思います。
市民:
いや、対応の窓口がなかったです。なぜかというと、税務課長は、この件は市長が決めていますとおっしゃって、もう私は知らぬ存ぜぬですに近い答えでした。なぜですかと聞いても、最終的には市でそう決めましたというだけの回答しか返ってこないです。なので、それを決めた人にちゃんと理由を聞きたいと、何回も言ったんですけれども、全く聞いてくれないというのがあります。
先ほど、法律で決まりがないというのをおっしゃっていましたけれども、私は、調べる中で、市が市民に故意または過失で損害を与えた場合は市が賠償の責任を負うとちゃんと書かれていますよねと言ったのにもかかわらず、法律がない法律がないと、で帰されています。
ちょっと長くなるので、もう今日はやめておきます。もう一回、僕ちゃんと市長と話したい、ちゃんと時間つくってほしいんですけれども、それ可能ですか。
市長:
ありがとうございます。今、この場ではいとはお答えはできないです。やはり、そうおっしゃっていただいている市民の方はたくさんおられます。この方に会うけれどこの方に会わないというのを、私一個人として判断しているのではなく、四條畷市役所全体、いろいろな職員、いろいろな窓口がある中で、対応をさせていただける環境で対応させていただいていますので、この場ではいとは申し上げられないですが、一度持ち帰って庁内でどういう対応をするかは、考えさせていただきます。
市民:
でも、今日については、賠償してもらえない理由は何ですかということに対しては、市が決めていますという今までの対応や答えしか返ってきていなくて、なぜという部分がやっぱり聞けなかったと思っていますので、引き続き僕はなぜというところをちゃんと言ってもらえるまでは納得できないので、聞いていきたいと思います。
市長:
ご質問いただくことに関しては、お答えし続けるというスタンスでいきたいと思っています。ありがとうございます。
市民:
今の件とは別にもう一件いいですか。
先ほど電車の話が、自治会さんのほうからあったと思うんですけれども、これ昔から、今、改善されているのかどうかちょっと分からないんですけれども、四条畷駅と忍ヶ丘のほうに行く電車って、福知山のほうから来るやつと、兵庫の神戸のほうから来るやつがあって、神戸のほうから来るやつは普通、北から来るやつは快速と分かれているんですけれども、神戸線で事故があったときに、快速しか来なくなるという何か事象があって、四条畷飛ばして星田に行く電車はぼんぼん来るんだけれども、忍ヶ丘に止まる電車が来なくなるというのが、僕、多分20年ぐらい生活していて五、六回そういう目に遭っていて、1時間2時間何か四条畷で待たされるということがあるんですけれども、JRに、何でそういう事故があった場合には快速を各駅にしてもらえないんですかと聞くんだけれども、聞くというかお願いするんだけれども、一向に快速ばかりになるというのが、最近はちょっと事故に遭うていないのであまり分からないんですけれども、改善されなくて、先ほどバスが出るバスが出ないという問題をおっしゃっていたので、その前に、快速をもう事故のときだけでもいいので、忍ヶ丘に止めてくれませんか、普通にしてくれませんかというのを、ちょっとJRにお願いしていただきたいんですけれども。
市長:
ありがとうございます。まず、地域の皆さんのお声をJRに届ける機会はあります。ここはJR西日本の管轄になりますので、そのJR西日本とお話しさせていただく場はございます。
昔の国鉄時代であればまた話は変わってくるのだと思いますが、現在は民間企業さんとして経営されておりますが、JRとしても市からさまざまな要望があり、要望の中でこれまで一番多かったのは、区間快速の本数を増やしてほしいということです。これはかなり改善をされてきたと思います。
今お願いさせていただいているものの中での優先順位上位、市民の方からいただくご要望で多いのが、屋根です。ホームの端まで屋根がないのはなぜか。雨の日に濡れてしまうという問題と、あとはトイレが他の駅よりも古いのではないかということ。駅員さんがいない時間帯が数年前にできたと思いますが、それを根本的に改善してほしいということ。それと併せて、事故などの時に忍ヶ丘駅などにあまり止まらないということ。こういった要望が多いかと思っています。
JRも民間企業さんなので、一度に多くを要望したとしても何も叶いませんので、我々としてはやはり優先順位をつけて、先方にお伝えします。一度に4つを要望したとしても、他の市との調整もあって実現が難しくなりますので、我々としては何を要望するか精査しているところです。これは人によってのお考えに差があるかもしれないですが、区間快速の本数については、まだ増やしてほしいというお声は、最近市に届いていないので、これは問題としては一定解決したかと思っています。
いま一番多い要望は、トイレと屋根です。なるべくそこに絞った形でJRさんにはお伝えをさせていただいておりますが、もし事故時の普通電車の考え方などは、確かに我々はまだそれを一番集中して要望させていただいたことはないので、次、JRさんとお話しする機会がありましたら、まずは事故時の普通電車や快速電車の停車駅などについての見解、なぜそうなるのかと伺いたいと思います。先ほどのお話ではないですが、やはり我々も理由が知りたいので、そういうところからしっかりとアプローチはさせていただきたいと思っています。ありがとうございます。
そのほかいかがでしょうか。
市民:
避難のことなのですが、結構匹数が多いのです。動物が好きで、猫とか犬とか結構飼っている方がいらっしゃって、もし地震とかなった場合、同行避難か同室避難とか考えてくれるのかなというようなことあったんです。
私、先月28日、ある議員さんに言いました。新しいのを造るのに200億円かかるとおっしゃったから、じゃ、同行避難、同室避難とかそういう動物のこと考えているのかと言ったら、いや、アレルギーの人がいるから同室は無理ですと。では、同行避難はと言ったら、何にも考えていないだろうとおっしゃったから、そういうところどうですか、動物。結構匹数多いですよね。お願いします。
市長:
ありがとうございます。最近は多くないですが、平成30年度の北部地震があったときや、西日本豪雨があったときなど、連日避難所が開設ともなりますと、電話などで「ペットは家族みたいなものだから一緒に避難できないのか」というお問い合わせやお声がたくさんありました。
議員さんがどういう回答されたかは存じ上げないですが、行政としての考え方をまずお伝えします。
先ほど避難所の数についてお話させていただきましたが、最大の被害数があったときの避難する数というは確保できてはいたのですが、コロナ禍になり避難所の基準というものが変わりました。要は、1人当たりが占領する面積が、コロナ禍を経て平米数に変化がありましたので、実は今はどちらかというと、避難する場所が足りていないという状況にあります。各学校などの体育館の床面積だけでは、隣の人と近過ぎるという問題などで、避難する場所が足りていないという状況です。
現状、避難者の数の床面積を確保できていない中、ペットなど動物の対応のために新しく避難所を造るということについては、今は考えていないです。
ただ、今後、公共施設を再編していく中で、当然避難所数を十分に確保していかなければなりませんので、最大規模数の避難所を確実に確保していこうと考えています。ペットとの避難については多くのご意見をいただきますが、やはり動物に対してアレルギーをお持ちの方がおられるのも事実ですから、どうすれば場所を分けて避難できるだろうかなど、そのときに考えさせていただきたいと思っています。
繰り返しますが、現状は避難人数分のスペースが足りない中で、新しくペット同伴のスペースを造るという考えがないということは、申し上げないといけないですが、今後整備していく中では重要な検討課題という認識はしております。ありがとうございます。
市民:
ごめんね、忙しいのに。その議員さんと話ししたのですが、市民の声を代表するのが市議会議員さんですよねという話をしていて、ほとんど施設、市民総合センター、楠風荘とか、一つになるということを知らない人が結構いたのだけれど、党派を超えて市民総合センターで集まって市民の人を集めて話ししましょうということをされましたか、そういう呼びかけされましたかと言ったら、もう黙りはったんです。
それで、内心、ちょっと言いたかったんですけれども、誰のための政治しているんですかと言いたかったんですけれども、それを言うとけんか腰になっちゃうので、もうちょっとそこは考えてほしいですねというようなことで話は終わったんですけれど。難しいですよね、これは。どうもありがとうございます。
市長:
ありがとうございます。12名いらっしゃる議員さん、それぞれが市民の方から選ばれて、それぞれの活動をしてらっしゃるので、私からその活動についてどうこうとは言えないです。私は行政を代表してこの仕事をやらせていただいておりますので、少なくとも今回第6回の地域と市長の対話会は24会場で開催しております。十分ではないかもしれないですが、24会場でこの説明をさせていただきながら、やっぱり足りないとお感じなる点や、考慮されていないと思われる点などはご指摘いただいて、なるべく計画などに反映させていきたいと思っています。ありがとうございます。
市民:
あとのことはまた意見箱のほうに書きますから。
市長:
分かりました。お待ちしています。ありがとうございます。
そのほかいかがでしょうか。時間もございますが、せっかくなので、もしあればご意見・ご質問等言えてないという事であれば挙手をお願いいたします。
市民:
すみません、時間が押しているところ申し訳ないですが、市長のお話でもあったように、公共施設、特に南中跡地の整備を積極的にされると思うのですが、確かに南東部のエリアには避難所が本当に足りていないので、一刻も早くとは思うのですが、気になるのがお金のことです。
総合センターのところの、市役所等の8つの施設の集約化、それについては公共施設の事業債を、それは集約と縮小が条件なので、それを使われると思うのですが、南中の跡地整備についてはお金のことをどのように考えていらっしゃるのかという。
ちなみに、近くでは、寝屋川公園の、駅の周辺整備で、寝屋川市は都市再生整備計画を策定して、国から交付金を50%得ていらっしゃるんです。そういうことを考えて、グラウンドとかもおっしゃっていましたけれども、総合的に都市計画として考えればそういう交付金を利用できると思います。その点をお願いします。
市長:
ありがとうございます。はじめに、市の財政が回復してきたというお話をさせていただきました。もちろんいろいろな行財政改革などを取り組んでいる効果なのですが、この間に本市の財政課の果たした役割というのは非常に大きく、おっしゃるような国や府などのいろいろ交付金や補助金などのメニューにしっかりと申請していくことで、国からもらえるお金というのが全く変わってきます。そういう意味では、我々は小さな自治体ですから、国や府から確保できるものは最大限利用していくスタンスです。
その中で、南中跡地に関しましては、整備内容が決まっていないため、何のメニューが使えるかというのは、いまだ未定ではあります。2分の1の交付金とおっしゃいましたが、国から補助を受ける方法については2種類ございます。1つは、交付金という形でお金をいただく方法と、もう一つは借金するという方法です。例えば10億円を借金しますが、5億円は国から後ほど毎年毎年交付税という形で交付しますという借金。この2つです。要は、一気に交付金としていただくか、後に分けて毎年毎年お金をいただくという2種類の方法があります。
例えば、現在、四條畷の小中学校の全ての体育館にはエアコンが整備されておりまして、これは府内でも最初に整備したぐらいなのです。これには、国からの交付金は一円も入っていないのですが、防災の借金というのをしまして、整備に10億円をかけても、7億円は後から国が出しますよという、実質3割負担でできるという制度を使っています。この防災関係に関しては交付金よりも、借金をして後年度に国からお金を出しますという、総額の5割を超えてもらえる借金というのが存在しています。
ちなみに今、南小学校の南側に整備している公園も、防災公園と位置づけることで、有利な借金を利用できております。
有利な制度などを賢く選択しながら、市民の皆さんの負担が最小限になるメニューをしっかりと利用していきたいと思います。5割以上費用負担してもらえる方法があるなら、そういう方法を導き出しますし、もしかして今おっしゃったような方法が一番効果的であるならば、そちらをもちろん選択いたします。ただ内容が決まっておりませんので、どういった制度を利用すべきか決められないのですが、内容に合わせて必ず一番有利な財源を使いたいと思っています。ありがとうございます。
市民:
はい。
市長:
念のため、ほかの方でご質問等がないか先に確認してもいいですか。
ほかの方で何かあればと思いますが、大丈夫でしょうか。ではお願いします。
市民:
何か交付金が出るというのは、今年中に申請したら何かお金が出るのですか、何割か。
市長:
まず、交付金の種類によりますので何とも言い難いですが、国からの交付金というのは、永遠に同じものではなくて、実は毎年違っていたり新しいものが増えたり、期間が過ぎればなくなったりするものがあります。なので、今年が締切りの手続きももしかするとあるかもしれないですが、主要で多額な交付金をいただける手続きで今年度終了のものは、今のところ存じ上げてないです。
市民:
そうですか。市議会議員さんと話ししたときに、そのことを確認したら、黙りはったんです。じゃ、今年中に出さなあかんのかなと、200億円ですかという感じで。さようならで電話切ったんですけれど、また市長との対話会のときにいろいろな話出ると思うので、具体的に聞いてみるわねという感じで終わったのですけれど。
市長:
私が知る限り、今年度でそういう大型の交付金あるいは有利な借金が終わるということは、今のところは存じ上げていないですし、おそらくないと思います。
ただ、数年後、今からすると2年後ぐらいに、一つの大きく有利な借金が終わるかもしれないと言われておりますので、それを活用できる期限が迫っているというのは事実としてあります。ありがとうございます。
市民:
ありがとうございます。
市長:
ありがとうございます。そのほか、よろしいでしょうか。
最後に、1点だけ。あらゆる地域でご説明とお願いをさせていただいていることがございます。現在、四條畷市内で、昔でいうオレオレ詐欺、特殊詐欺の被害が多く、令和4年、昨年度は詐欺被害がとても多い市でした。十何件と発生しておりまして、四條畷の規模からするととても多い状況です。
皆さんのところにも詐欺の電話がかかってきたという経験をお持ちの方もおられるのではないかと思うのですが、もし、これ詐欺やったなと思う電話がかかってきたら、切っていただくとともに警察や市にご連絡いただければと思います。もちろん市にご連絡いただいた場合でも、市から警察に連絡いたします。詐欺の電話の多くは、1軒電話がかかってくるとそのエリアに同じような電話がかかってくるということが多いようです。200万円とか、数千万円という被害に遭われた方もおられるので、そういう電話があったと連絡があれば、警察さんもATMを巡回するなどの対応が取れますので、皆さんにご協力をいただきながら一件でもそういった詐欺被害を減らしていきたいと思います。ぜひご協力いただけたらと思います。
最後に、今後も改善等もさせていただきたいと思っておりますので、アンケートには忌憚なく様々なご意見を書いていただけたらと思っております。
すみません、大変時間が長くなってしまいましたが、これで第6回の皆さんとの対話会を終了させていただきます。ご参加いただきありがとうございました。