ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 市長の部屋 > 地域と市長の対話会 > 地域と市長の対話会 > 蔀屋での意見交換全文(第6回地域と市長の対話会)

本文

蔀屋での意見交換全文(第6回地域と市長の対話会)

ページID:0062037 更新日:2024年3月29日更新 印刷ページ表示

避難通路の整備・都市計画・地域の行事への子どもの参加

市民: 

事前に質問を出させてもらいましたので、その件に関して。

一つは、蔀屋地区の避難場所が西中学校、西中のほうに一つはなっています。前にもこの話が出ましたが、僕は10月22日に見ましたけど、避難通路が草ぼうぼうで入れない状況でした。実は今日見てきたら一応きれいになっていましたので、いつ避難というのができるか分からないので、定期的に整備していくとことが必要なのではないかと。いまは草なんかもう全部取れていますのでいいと思いますが、今後よろしくお願いしたい、それが1点です。

それから、もう一つは、先ほど市長が、これからは投資の時期に入っていきたいと。やっぱり、どちらかというと四條畷市というのは、いろいろ今、観光とかそういうことで人を、入居者も増やすとともに、いろんなところへ人を呼びたいと、いろんな観光の施策をされていますが、一方で、まちが非常に汚いというか決してきれいとは思えない。もちろん、家の周りはそれなりにきれいですが、民家がないところになると、ごみとか草があって。だからこの辺をきれいにしないと住みたいまちとか、あるいは観光政策と一緒にうまくやっていけないんじゃないかと。

例えば、大阪でも北摂のほうは非常に住む人気が高いと。一部しか見ていませんけど、やはりきれいな感じがします。四條畷、大東、寝屋川、この辺りはどうも雑然としていまして、その辺はやはり何かのきっかけで意識を変えていくということが非常に重要だと思いますので、単にお金を出してできる話ではないので。

一方、必要なところは投資をしていただくとともに、みんなの意識を変えていくような活動とか、そういう旗を振っていただきたいと思うのです。それが2点目。

もう一点、実はこの蔀屋の地区でも盆踊りとか、蒲団太鼓の曳行などをやりますが、子どもさん、小学校、中学生のそういうイベントへの参加が非常に少ないです。どちらかというと高齢者中心になって、若者が少ないと。そうすると、いろいろ伝統行事などを受け継いでいく、そういうことがないので、これは蔀屋だけに限らず、ほかの地区でも同じような状況だと聞いています。

だから、そういったことを市がやればという話ではないですが、やはり少し危惧を覚える、将来的に危惧を覚えているというようなことです。以上です。

 

市長: 

ありがとうございます。3つご意見をいただきました。順にお話しさせていただきます。

まず、1点目の西中の正門ではなく裏口といいますか、市民総合体育館と西中の境界の通路の部分ですが、ご存じのとおり国道163号線沿いからL字になって階段を下りていく形になっています。簡単に舗装してあるのですが、舗装していない部分と、舗装が簡単なため、隙間から草が生えてきています。

先日、私も見に行きまして、やはりこの歩道の舗装部分の幅も狭く、結局いざというときに使えなかったら、学校側にはスロープも整備しているのに意味がないだろうと。担当とも話をしていますが、まず考え方としては舗装の範囲を考え直す。要は、もう少ししっかりと舗装すれば雑草は生えてきません。もし、それでも周りから生えてくるというのであれば、防草シートという考えがあります。

この後のまちをきれいにするという話にもつながってきますが、財政難でお金がどうしてもない時期では、市民の皆さんから雑草が繁茂して通行に困るというお声をいただいたときには、何とかその場しのぎの対応をするということを繰り返してきましたが、今後の考えとして、本来は雑草などが生えてほしくない部分、舗装等もしづらい部分については、防草シートを張り、約8年から10年弱ぐらいは新たに草が生えてこないようにして、タイミングが来たら張り替える。毎年、お声をいただくまで動けず、お声をいただいてからようやく動くというような事後対応ではなくて、予防保全型、予算をしっかりつけることで、市民のみなさんから毎回お声をいただかなくても、先んじて対応するというように次年度から変えていこうと思っています。現時点では、そういうことがどうしても事後対応になっておりますので、もともとの考え方を変えて、先んじて対応する考えをここにも適用させていきたいと思っています。

それが、併せて2点目の草のことにもつながってくるかと思います。おっしゃるとおり、一見してまちのきれいさというのは、住みよいまちという点で、とても大事な部分かと思います。

ただ一方で、四條畷市自体が歴史のある地域で、後をおって開発した地域とは都市計画から違います。特に蔀屋さんもそうですが、やはり歴史ある町並み自体を変えていくことはなかなか難しいことではありますが、我々としてもできることはしていかなければならないと思っています。

とりわけ、ごみのことについても、いわゆる地域清掃、自治会の皆さんなどのお力添えもいただきながらおこなっている地域も四條畷市の場合にはたくさんあり、本当にありがたいと思っています。

ただ、いまおっしゃったとおり、確かにお金をかければ事業者にお願いすることはできますが、結局それは皆さんの税金を使ってのことですので、それにどれだけ予算を注ぎ込むのかというよりも、それぞれ意識をしっかり変えていくということが非常に重要だと思っています。

どのような取組み、手法を用いればいいのか分からないですが、今後、先ほど少し申し上げましたまち全体の道路の傷みや雑草の処理などについても、言われてから対応するというよりも、しっかり点検をして、先んじて穴が開かないようにする、けががないようにする、草も生えてから切るではなく、なるべく生えてこないようにしていく、そういう方針に変えていこうと思っていますので、どのように進めるか、方法などいろいろ教えていただきたいと思います。

3点目の件、これは難しいですね。いろいろな地域の方からも、こういったお声はございます。

最近の小・中学生は土日も習い事や塾などいろいろと忙しいようですね。なので、市のイベントを開催してもなかなか来てもらいづらい状況にあります。地域の皆さんの行事ごとなどについては、市としてもホームページに掲載するなど、広報活動には努めたいとは思っています。

今すぐの改善策ではないにしても、今後、四條畷市として力を入れていきたいと考えていることは、やはり文化財や市の文化に対して小さい頃からの理解ということです。

ご存じのとおり四條畷市は飯盛城跡が国史跡に指定されるなど、古くからの根強い文化、歴史があります。そういったことを、どう子どもたちに知ってもらうか、このまちに愛着を持ってもらうかということは、そういった社会教育が非常に重要かと思っております。 まさに来年度から飯盛城が国史跡指定されたことも踏まえまして、歴史遺産の保存や活用ということに力を入れていこうと考えています。

そういった中で、小さい頃からまちのことを知って、愛着を持ってもらい、伝統的な行事などにも参加したいと思ってもらえるような取組みに力を入れていきたいと思っているところです。

ありがとうございます。ほかに3つぐらいご意見、ご質問をいただいていたかと思いますが、いかがでしょうか。

 

社会福祉協議会の賛助会員・岡部川の橋梁・公園の草刈り・街灯の修繕・消火栓、消火器

市民: 

私のほうから一つあったのは、社会福祉委員会の賛助会員の募集と、それから赤い羽根の募金、これが続いてあります。基本的に、寄附が、赤十字と賛助会員の募集と、それから赤い羽根、この3つ。蔀屋の場合は地域の班長さんに基本的にはお願いしているという形になるんですけど、要はそれがすぐ近くであるということで、赤い羽根は全国的な話なのですけど、賛助会員の分は市の福祉委員会の話なので時期をちょっと考えていただけたらなと正直思います。

蔀屋地区は、自治会費を集めるときに賛助会費も一緒に集めている地域が多いです。であれば、そのときに処理してしまえばいいかなという意見もあって、時期をちょっと考えていただきたいというのが一つです。

それと、岡部川にあるガスタンクの東部に鉄板橋ありますよね。あれは、もうずっと鉄板なので普通の橋にはならないのかなと。あの先の水道施設の部分も、一部は歩道がちゃんとできて、あとは道路占用みたいな格好のバリケードを何十年も置いたままで。さっきのきれいなまちにするとすれば、あのバリケードは基本的には不法占拠ですよね、僕はそう思います。不法占拠を長い間させておくというのはおかしいかなと。それと、あの橋が何とかならないかと。

あと、もう一つは、今、児童公園の草刈りをしてもらっていますが、蔀屋の場合、盆踊りは7月下旬、秋祭りは10月の初旬と決まっているので、その日程の近くでやれるようにしていただけたらと、一応希望です。

もう一つ、今日、蔀屋地区で街灯が消えました。それは、この間雷が落ちたようなことを近所の人が言ってましたけど。前の会長会のときに、ほかの地区で1灯替えるだけで3万円かいくらぐらいかかったと。ほかは2万円ぐらいでできたと。市で対応はできないのでしょうか。

これを、何百基ある中、基本的に元の決まりは、後の10年たてば自治会で負担してほしいということだったらしいですが、今の1個潰れたやつで、例えば人の手間と器具代でいえば2万5,000円とか3万円ぐらいの話なんですよ。だから、1個3万円というのは、これ自治会でしたらギブアップしますよね。

一応、今は市が対応してくれるような話なので、要望書は出したのですが、これは何か一つ規則を何かしないと、もうすぐ来るんじゃないですか、もう1年、2年ぐらいでは。10年ですからね、早いやつとか。これは何か統一のやり方で。

今回は、まず第一に私が消えているところへ行って、確認して、取りあえず電気工事をやっている者にちょっとお願いしたら、取りあえずどういう照明器具かいうのは市と打ち合わせてやってというたら、市は自治会から申請してもらえばよいという話をしてましたよというので、僕としては、そんなことになってるのか今はと。

なので、それで市の危機管理課に今日伝えたら、とりあえず関電へ電話してくれて、デイライトまでのチェックを先にしてくれと。それで、照明器具が壊れているということであれば、また危機管理課へ電話をしてくれと。それで、危機管理課に電話をしたら、今度は危機管理課に書類を出してくださいと。むかっと正直思った。何ぼほど仕事するんだと。

だから、普通、電気屋さんに言うてやってもらったって、もうね。ただし、2万5,000円や3万円、1個3万円とかいう費用でいくと、自治会では正味厳しいと思います。街灯の数がすごいですからね。

あと、蔀屋はもう一つ、消火器。今まで、消火栓を設置していました。それが、もう何十年もそのままだったので、今年に中身を消火器に変えたんです。それでも70万ぐらいかかった。

でも、これまた8年ぐらいたったら、消火器を替えないといけないという形になってくると、防犯とか消防関係も、今まで消火栓ってあったので、それをなくすというのもね、もし事故があった場合、あれがあったらできたのにということになるので、消火器に替えようかということで替えましたけど、そういうのも市としてどういう形にするかというのが必要かなと思います。以上です。

 

市長: 

わかりました。ありがとうございます。5つほどいただきました。

ほかの方もいらっしゃると思うので、少し簡単になってしまうかもしれないですが、順にお話いたします。

1つ目の社会福祉協議会の賛助会員の件ですが、おっしゃったとおり、赤い羽根共同募金は厚労省の所管で、おそらく全国どこの市町村でも秋の時期に一斉に実施されています。そのため、この時期を動かすのは難しいかと思っています。

ただ、社会福祉協議会は独立した一つの社会福祉法人なので、賛助会員の件は彼らが考えて実施しています。募金については、五、六月ごろになりますが、いただいた寄附を年度内の事業に当て込みますので、なるべく年度の早い段階でお願いしているようです。

社会福祉協議会に確認すると、賛助会員の募集については強化月間に注力はしているけれど、特段その月でなくてもよいという運用のようです。社会福祉協議会は別の法人になりますのが、今回ご意見をいただきましたので、なるべく同じタイミングでできないかどうかということは相談させていただきます。ご意見はしっかり伝えていきます。それが1点目です。

2点目のガスタンクのところです。私も確認に行きました。鉄板橋、あれは下に看板がついていて、ミマチ橋と書いてありました。このミマチ橋も、もちろん市の橋なのですが、現在、市全体の橋はとてもたくさんあります。

橋梁につきましては、国の政策で管理方法が決まっており、5年に1回、法定点検といいまして、事業者さんに点検してもらい、劣化具合別に「1」、「2」、「3」と区分しております。

きれいな橋であれば「1」、改善が必要な橋が「3」です。現状、ミマチ橋は「2」なのです。「3」になるとどうするかといいますと、国に「3」に区分された橋の一覧を提出し申請しますと、修繕費用の半分を国が負担してくれます。その国費を利用して、市内の「3」と区分された橋のいくつかを毎年修繕しております。毎年いくつかの橋を修繕しつつ、5年に1度の点検を繰り返しています。

なので、現状、市独自で修繕できるかできないかでいうと、できないことはないです。基本的な考えとして、修繕が必要な「3」と区分されましても、今すぐ壊れる、使用できないという意味ではないです。ミマチ橋は現在「2」となってますが、もし次の点検時に「3」と判断されましたら改修対象になるかもしれないですが、それは今のところわかりません。安全状況は定期的に確認させていただいておりますので、修繕が必要だとなったタイミングで何らかの措置は考えたいと思います。やはり今、まだ「3」の橋が残る中で、先に状態の良い「2」を改修するということは、順番として難しいので、ミマチ橋についても法定点検の中で対応させていただきたいと思っています。それが2点目です。

3点目の草刈りの時期について。これはおそらく市内全地域で草を刈ってほしい時期が重なります。草刈りはシルバーさんに依頼しておりますが、人手が限られています。草刈りが同時期になりますと、どうしてもマンパワー的に人手が足りなくなります。すべての場所を一度に作業できませんので時期が分散してしまい、順番に草刈りをしていくことになります。おっしゃることもすごくよく分かりますが、現実的には順番待ちが起きてしまっている状況です。

民間事業者さんに、同時期に一斉に草刈りを委託するということはできなくはないと思いますが、我々としてもシルバーさんへ委託する事業も確保していきたいという思いもあります。自治会長の思いは受け止めさせていただきますが、どうしても順番にならざるをえない。とはいえ、もちろん市の職員で対応している部分もございますので、臨時の対応についてはご相談いただきたいと思います。

4点目の街灯の件、非常に重要なお話でして、ぜひ皆さんにも知っていただきたいことです。今から八、九年ぐらい前に、街灯を一斉にLEDに替えるという事業をおこないました。なぜ替えたのかといいますと、LEDの電球は従来の電球に比べ耐久性にすぐれ、電気代が極めて安くなるという2つの理由から、最初は市がお金をかけて一斉に修繕いたしました。

当時まだ私が市長ではなかったので記録を確認する限り、地域の自治会長の皆さんたちとの話し合いの中で、街灯のLEDを一斉に入れ替えると、電気代が今よりも大幅に下がるので、なるべくその下がった電気代をプールしておいていただけると、街灯が壊れたときの改修費用に充てられるので、どうか積立てをお願いします、というような話があったようです。

ただ、おおよその耐用年数が10年と言われてはいますが、機械ですから、現実的に10年もかからず1年や2年で壊れるものもでてきます。その場合は自治会で修繕をお願いする約束をしたものの、実際には市が修繕費用を出させていただいているという現実があります。

自治会長がおっしゃったのは、もうすぐ10年が経過していろいろと一気に壊れ始めたら、幾ら電気代が安くなってたからといっても、人が減って自治会費も減ってきている中では厳しいだろう、そういうご意見だと思います。ご意見としてはよく分かります。

そのことについては、今おっしゃったように、市のほうにはルールや方針などが明記されたものがないのです。やはりそれはよくないだろうということで、今年度、防犯指針というものを新しくつくって、その中で防犯灯の新設や維持管理、電気代、それぞれ誰がどういう役割で進めていくのか。まさにいまルールの策定をおこなっています。今年度中にはこのルールをしっかり定めたいと思っています。

なので、この11月の地区会長協議会の議題として皆さんのご意見を聞かせていただきたいと思っています。お気持ちはすごくよく分かりましたので、指針の中でどのように定めるか、また意見交換をお願いします。

ちなみに、防犯灯には、壊れたように見えて実は壊れていないという事象が多く、センサーを定期的に取り替えないといけないようです。センサーが壊れただけで、防犯灯自体は壊れていないというパターンがよくあり、関電さんに連絡をしてセンサーだけを取り替えてもらうと、防犯灯が点くということが多々あるようです。危機管理課に連絡があるほとんどは、センサーが壊れた場合が多いらしく、一度、関電さんにセンサーの故障かどう確認してほしいとお伝えしたかと思います。新設には申請いただいて、市から費用を出すということになりますので、予算の決裁上、根拠資料として自治会の皆さんに資料を提出いただく手間をおかけするというのはそのとおりでして、申請方法についても、新しい防犯指針にもりこんでしっかり定めていきたいと思います。

 

市民: 

関電に話を昨日しましたけど、関電に話したら、その近くで雷が落ちたということは、どうも関電も分かっているようです。それで、速やかに対応してくれました。それで、一応デイライトについては、さらに変えましたという話です。

 

市長: 

なるほど、なるほど。

 

市民: 

だから、それで点かないということは本体かなと。

 

市長: 

それであればそうだと思います。

 

市民: 

雷がどういう形で作動したのか。普通、一番上の高圧線の上にアース線があって、電柱に伝って地中にアースしてあるから。僕は一度だけ経験ある、横の電柱に落ちた経験が。

 

市長: 

そうなんですね。

 

市民: 

青い火の塊がそのままどーん行きましたからね。それでも、停電にはならなかったはずなのですが、それで多分、それから点かないようになりましたという話です。

 

市長: 

なるほど。それであれば故障ですね。

 

市民: 

そういう話なんです。だから、デイライトはさらにしてあるみたいです。

 

市長: 

ありがとうございます。最後の消火栓の話ですが、ご存じのとおり、消防全般については大東・四條畷消防組合のほうで対応しております。私も、消火栓、消火器のルールといいますか、どういう場合にどうしていくというような具体的な文書を見たことがないので、消防に現在はどういう状況になっているのか確認させてもらいたいと思います。うかつに間違ったことをお伝えしてはいけないので確認させていただきます。ありがとうございます。

そのほか、いかがでしょうか。どんなことでもお聞きいただければと思いますが、いかがでしょうか。

 

水道管の補修

市民: 

市の水道管って、あちこち張り巡らせていますよね。私の知っている限りで、水道管の耐用年数は大体50年ぐらいかと一般的には聞いていますが、私もここにそれ以上住んでいますので、私のご近所も含めて50年を超えているところが多々あるように思います。市としては、どういうタイミングで、どういうふうに補修計画をされているのかを聞きたいです。

 

市長: 

ありがとうございます。上水道のほうですよね。上水道については、四條畷市は平成29年に他市に先駆けて、大阪水道企業団というところに上水道事業を全て移管して、現状、市の事業ではなくなっています。ただ、どういう状況かは分かっていますのでご説明させていただきます。

上水道については、管の種類を3種類に分けています。重要管もしくは本管といいますか、欠けてはならない大事な管と、その次に重要な管と、各家庭に配管する末端の管と3種類に分けています。一番重要な管、メインの管については、昔に配管した管は耐震化ができていないので、きれいにすることも含めて耐震化を順次進めてきており、重要管についてはほぼ終わったと聞いています。

現在は、2番目に重要な管を順次改修と耐震化を進めております。今おっしゃったご自宅近くの管については、現在の改修がひとしきり終わってから着手すると聞いておりまして、各管の耐用年数や老朽化状況については、机上調査にはなりますが把握しており、それを一気に工事ができないので、年次計画ごと、重要、もしくは壊れたときに甚大な影響が出てしまうと予測される管から順にきれいに、かつ耐震化を進めている状況になっております。

ありがとうございます。そのほか、いかがでしょうか。

 

路面下の空洞

市民: 

今の水道の話のついでで思いついたのですが、水道管を埋設したときに埋戻ししますよね。そのとき、よく、よその都市では土を十分に入れていないから空洞ができていると。それで、陥没という話があります。

私が住んでいる場所の近くに、排水溝から十分流れ切っていないのに違うところに水が垂れ込んでいる場所があるらしいです。それで、アスファルトの下のところに空洞があるのかないのかというのは、調べていただけるのでしょうか。

 

市長: 

ありがとうございます。後でもかまいませんので具体的な場所を教えていただけますか。

 

市民: 

それは、また後でということで。

 

市長: 

はい、ありがとうございます。

大阪水道企業団の四條畷水道センターは市役所の横にありますが、現実的にはそちらで対応してもらうことになりますので、具体的な場所を教えていただけるとお伝えいたします。掘って確認するのではなく何らか別の方法で確認されるかと思います。

 

市民: 

打診で。聴診器で確認すれば分かるのではないかと。

 

市長: 

分かりました。それでは、地図もありますので、後ほど場所を教えていただけますか。ありがとうございます。

その他、いかがでしょうか。

 

道路の補修・川沿いのフェンスの傾き・たばこのポイ捨て

市民: 

道路のほうで、安全面について2点ほどです。

いわゆる幹線道路はいいですけど、地区の中を走っているいわゆる市道、それの劣化といいますか、表面がもう非常にざらついてて、足を引っかける可能性があります。先ほどの話ではないけど、どの程度の傷み具合であれば再舗装をやっていただけるのか、基準はどうなっているのかと。

それと、蔀屋の中にゲートボール場がありますが、清滝川とゲートボール場の間にある川沿いの道に亀裂が入っていまして、その亀裂が数条、1条じゃなくて何条か入っています。それが徐々に広がっていっています。知っている人は大丈夫だと思いますが、場合によっては自転車のタイヤをはめてしまう可能性があって、事故につながる可能性があるのではないでしょうか。

また、その川の川沿いのフェンスが、かなり傾いてきています。

それと、四條畷の美化運動の話に出てましたが、ポイ捨てもやっていますよね、たばこの吸い殻のポイ捨て禁止。私、危ないなと思うのは、溝に落ち葉がたまっていて、そこに吸い殻もたくさん落ちていることがあります。完全に消して捨てている場合はまだましでしょうけど、消さないまま捨てている吸い殻がたくさんあります。それって、結局災害につながるおそれがあるので、ポイ捨て禁止をしているキャンペーンをもう少し知ってもらうべきかと思っています。

先ほどの件もそうですけど、事故が起こってからでは遅いので、市長の言われる予防保全のほうをもう少し啓発していただきたいと思います。

 

市長: 

ありがとうございます。3つご意見をいただきましたので、順にお答えいたします。

1つ目の件ですが、道、一般的な道のことかと思います。これは、お恥ずかしいながら、どうしてもこの20年ほどは財政も苦しかったので、一般的な道路の舗装についても、劣化診断をして順次計画立てて補修していく形にはなっていませんでした。

では、どう対応していたのか。おっしゃったように、主要な道路に関しては計画的に補修しておりました。あとは通学路。通学路は別途計画を立てて国に申請すると、ある程度は国から補助金がいただけますが、どちらにも該当しない道路については、劣化して穴があいてしまったりして、市民の方から通報いただくと何とか穴を埋めるような事後対応でした。お金がないときは、どうしてもそういう対応にならざるを得ませんでした。

私としては、そういうやり方は変えないといけないと思っております。これまで改修の対象になってこなかった一般的な道路についても、しっかりと劣化度を点検し、優先順位をつけて、順にきれいにしていくということをしていかないと、おっしゃっるように、何か起きてから、誰かがケガをしてからでは遅いと。

今後は、財政もしっかり安定してきたので予防保全型に変えていかなければならならいと思います。どのように変えていくか、また、基準やルールをどうつくっていくかは市役所内で議論を進めているところです。なので、どういう基準かきかれますと、これからつくろうとしていますというお答えになってしまい申し訳ないとは思っています。

市民の皆さんには、令和元年度ごろより市民意識調査というアンケート形式の調査をお願いしております。市内にお住いの方をランダムで4,000人抽出し、市のさまざまなことについて質問させていただいております。この市民意識調査の中に自由に記述していただく設問がございまして、その自由記述欄の半分以上が道路に関することなのです。

道路が危ない、狭い、道路に穴が空いているなど、市民の皆さんの意識の中にも道路に関することが後手後手になっているのではないかということがあり、多くのご意見をいただいていますので、これは注力をしていきたいと思っています。

同時に、狭い道路沿いのセットバック(家屋を建て替える際に土地を後退して建ててもらうこと)も、これまでは持ち主の方に後退してほしいというお願いしかしていなかったのですが、それではなかなか道路が広がっていかないので、市としてももう少し協力を要請するに際の準備をするとか、道路に関しては今後注力していきたいと思います。それがさっきおっしゃった住みよいまちにもつながってくるのかなと思っています。

2点目、道路にできた筋の部分ですが、それは本当に危険だと思いますので職員で対応いたします。後ほど具体的な場所を教えていただけますでしょうか。

3点目の吸い殻の件。これは令和元年度に受動喫煙禁止の条例を制定しまして、重点区域の駅周辺に人を配置して喫煙場所以外でたばこを吸われている方に対して注意はしております。そのため駅前で喫煙される方が一定かなり減ったようです。現在は警察OBの方を2人雇いまして、その方に順次見回りをしていただき、路上でたばこを吸っておられる方を見かけた際は注意させていただいております。

マナーの問題にはなってきますが、年間に何百、何千と注意をさせてもらっていますが、根絶というのはなかなか難しいかと思います。

このことについては、両方の意見ありまして、ある程度啓発に力を入れるということは人を確保するということなので、この条例をつくった当時は、おっしゃったように、集中的にキャンペーンをして、予算をしっかり取って周知すべきだという議論でした。現在は一定時間が経過し、駅前で、バードウォッチのように何人ぐらい喫煙されているかという調査をすると、路上での喫煙者は激減しています。

なので、今はどちらかというと、喫煙を見回り注意する人の人件費は年間数百万円ほどかかりますから、議会の皆さんも含めてその予算をどれだけ出し続けるかという議論が起きてきています。なので、見回る人の配置についてはこれ以上増やすことはもしかしたら難しいかもしれないですが、注意喚起については、どのような方法が効果的かということは考えさせてもらいたいです。

ただ、広報紙などで注意啓発するのですが、たばこに火をつけたまま捨てるような人が、果たして広報紙を読んでいただけるのかというのは、なかなか難しいのではないかと思っています。

おなじような注意喚起について多くのご意見をいただくのが、歩きスマートフォン、自転車の危険な運転、ペットのふんとごみのポイ捨てなどがあります。

たばこのポイ捨てについては、どの自治会からもご意見をいただいておりまして、根本的解決策が非常に難しいです。

犬のふんなどは、ご存じかと思いますが、市で啓発看板を配っていまして、何月何日にここにありましたみたいな看板を立てておきますと、同じ場所でふんを放置される方がかなり減るようですが、たばこについては、そういったことがなかなか難しいと思っています。

ただ、いずれにしても元警察官2人を配置して、周知啓発は行っておりますので、今後も歩きたばこなどをされている方を見つけたら、一人一人に注意していくしかないので、現場を見つけたら今後もしっかり対応していきたいと思います。ありがとうございます。

お時間も迫っておりますが、ほかに意見などありますという方がおられましたら、せっかくの機会ですのでご発言いただけたらと思いますが、いかがでしょうか。

 

公園の整備

市民: 

蔀屋の児童公園、時々、落ち葉をかき集めているのですが、グラウンドがカラカラになってしまって砂のサーフェスがよくないので、ものすごく砂ぼこりが飛ぶんです。なので、気遣いながらやってはいます。それで、にがりをまいていただけないかと思いまして。地面を少し湿らすという、にがり、いわゆる凍結防止剤みたいなものを1袋もらいましたが、自分一人ではまけなくて。それをまくと、かなり地面が湿っぽくなるのです。それで、砂ぼこりがあまり立たないという。

 

市長: 

なるほど。

 

市民: 

だから、それを5袋ぐらいまいてもらったらいけるのではないかなということで、一度1袋もらいましたけど、結局まけなくて腐らせてしまいました。

 

市長: 

もらったというのは、どこからですか。

 

市民: 

市の土木関係で。

 

市長: 

そうなんですね。

 

市民: 

だから、職員の方が五、六人でまいてくれたらハッピーやなと思うのですが。

 

市長: 

ありがとうございます。私も今のお話を初めて聞きまして、どういう状況なのか確認させてもらいたいと思います。市の中にも公園がおよそ90ありますので、全ての公園に職員がにがりまいてとなると、なかなか難しいかと。

 

市民: 

いや、だから児童公園だけで結構です。蔀屋の児童公園だけでいいです。

 

市長: 

申し訳ありません、市としては特定の場所だけに対応するというのはなかなか難しいです。この対話会、120回目ぐらいなのですが、初めていただいたご意見になりますので、現在どういう対応しているのかも含めて、まずは確認をさせていただけたらと思います。

ただ、ご意見としては、せっかく落ち葉などを集めてくださっている中で、砂ぼこりが立ってしまうと周りの方にご迷惑がかかるのではというお気持ちはよく分かりましたので、対応をどうしているかは確認させてください。

貴重なご意見いただきました。ありがとうございます。

 

市民: 

にがりはまずいと思う、苦いので。

 

市長: 

いま初めてお聞きしましたので、それは確認をさせていただけたらと思います。ありがとうございます。

時間も少し過ぎてしまいましたが、たくさんのご質問等をいただきましてありがとうございます。すぐにお答えできなかったことも含めて、しっかりと確認し、他の団体に関するものはお伝えしていきたいと思います。

 

最後に

あと一つだけお伝えしたいことがございます。本日はチラシがないのですが、四條畷市が特殊詐欺の被害が多い市となっています。いわゆるオレオレ詐欺のようなものの被害に遭われている件数が多く、被害額も多額です。ご存じかと思いますが、1軒に電話がかかってくると、その周辺のエリアに同じような手口の電話がかかってくるようです。警察の方いわく、名簿が地域別になっているのかもしれないとのことです。もし電話がかかってきて、これは明らかに詐欺の電話だなと分かったときには、大変お手数なのですが、警察ないしは市にご連絡いただけますでしょうか。市にご連絡をいただい場合は、市からも警察に連絡をしますが、詐欺の電話があったようだとなれば、警察も警戒態勢を取るようです。詐欺が明らかな場合は、市の行政防災無線なども使って、市で特殊詐欺が発生していますという放送を流します。なるべく被害件数を抑えていきたいと思っていますので、警察あるいは市の危機管理課にご一報いただけますと大変助かります。ご協力いただけたらありがたいです。

 

市民: 

警察は冷たかったです。

 

市長: 

先日、警察署長から、市に連絡があれば警察にも連絡をして欲しいですと言われたところです。

 

市民: 

僕、警察に一応電話したんやけど。

 

市長: 

本当ですか、ありがとうございます。

 

市民: 

NTTの、何かうちの電話が止まるというね、未払いでとか。何やこれと。

 

市長: 

それは警察に通報していただいたら警戒態勢には入ってくれています。詐欺被害の情報がはいったら、市からも連絡がほしいと言われていますし、対応が冷たかったということについては署長に伝えておきます。

 

市民: 

僕の場合もそんなことあったから警察言うたら、うち来たで。

 

市長: 

本当ですか。私の家も電話がかかってきたこともあります。

 

市民: 

ついこの間。

 

市長: 

ありがとうございます。私としては警察署長からお願いされてのことでしたので、対応が冷たかったということについては、警察にお伝えいたします。

すみません、大変時間が長くなってしまいました。最後にアンケートについては、しっかりとご意見を受け止めて、次回以降の改善につなげていきたいと思いますので、ぜひご記入いただけたらと思います。

第6回の対話会、これで終了させていただきます。長時間ありがとうございました。