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滝木間での意見交換全文(第6回地域と市長の対話会)

ページID:0062029 更新日:2024年3月29日更新 印刷ページ表示

ごみ収集場所

市民:

今日はごみの収集の件で、市長にお聞きします。7、8年ほど前から、どうしてもごみを捨てるところが、遠い方もおられます。

もう少しみんなが捨てやすい場所に設定してほしいです。家の前は道が狭いので車が通れないんです。小さな車であれば通ることができますが、ごみ収集車が通ることができない道幅の狭い家は大変です。

今現在、私たちの地区は50代が1人で、他は70歳から88歳の方ばかりで高齢のため隣組の組長とか当たっても、できませんと言う方が多いような状態です。

今日要望したいことは、小さな車でもいいですので、ごみ収集に来ていただきたいんです。また、道幅の狭い家の近くにもう一か所、今一つ○○さんのところに集めさせていただいていて、もう一か所は、○○さんのところに、滝木間のアルミ缶や段ボールとか有料になるものは捨てているんですけれども、そこにもう一か所ごみを捨てる場所をつくっていただいたら、足の不自由な方や年配の方もおられるので、もう少し助かるのかなと思います。

何度も滝木間の会長さんや個々の役員さんに、市役所の生活環境課に行っていただいています。また、ごみを捨てるのは女性ですので、私たちも公民館に話合いで集まりましたが、成果はありませんでした。同様に大変な地区は、四條畷以外もあちらこちらにもあるんです。

今現在、近辺では大東市と寝屋川市が、小さな車でごみを集めて集積場に持っていっておられるということをお聞きしました。

今は高齢化の時代です。そして、私たち女性がごみを捨てます。

よほど共働きしているご家庭は、若い人は男の方が捨てているのを見受けられますが、どうしても男性はごみ捨てを女性の仕事だと思い、あまり協力はしてもらえません。市長もまだお若いから感じられないかもしれませんが、私たちも結婚したときはまだ20代ですので、そんなことは全然感じなかったけれども、もう今70歳過ぎるとこうした問題が発生します。

燃えるごみは週に2回があり、1回ペットボトルを捨てます。だから、週3回は動かないといけないんです。なので、小さな車でもいいですので、動かしていただけるように調整頂きたいです。

生活環境課に何人か言いに行きましたが、恐らく前の市長の耳にも届いていないはずです。生活環境課でストップされていますので、今日は市長にその問題を要望させていただこうと思いまして、頑張って来ました。

以上です。

 

市長:

ありがとうございます。大変切実な思いを伝えていただきまして、ありがとうございます。

ごみ収集の問題ですが、今おっしゃっていただいたとおり、市の戸別収集で、家の前で収集させていただいているのは、四條畷全体の7割程度の世帯です。残り3割程度がステーション方式という、いくつかの世帯で集めていただいています。まさにおっしゃっていただいたとおり、大きなパッカー車が入る広さや、転回できなければいけませんので、転回する場所があるというところが市全体の大体7割ぐらいです。転回ができない、道が細いところは、どうしてもステーションで対応させていただいているというのが実情なんです。

私は覚えていますが、今から恐らく6年ぐらい前の対話会で、この滝木間で、小型トラックのようなものを導入し収集することで、道が狭いエリアもなるべく戸別回収ができるのではないかというご意見をいただきました。その後、少し政策を変更しました。十分ではないかもしれませんが、残り3割全部を小型トラックで回すとなると、実はごみ収集の委託事業とは、市が実施する事業の中でも何億円もかかるほど最もお金のかかる業務の一つです。小型トラックで対応するとなると、ごみを圧縮できないので、とても往復量が発生し予算が足りないという状況になります。

そのため二、三年前に変えさせていただいたのは、ある一定の条件を満たしたご自宅には、にこにこ(※ふれあい)収集という名前をつけていますが、小型トラックで回収をしに行くというのを新しく始めました。

ただし、当てはまる条件がいくつかあり、誰でもとなると、もうとてつもない量になります。ある一定程度の条件、例えば要介護認定を受けていらっしゃるとか、高齢者が独りで住まれているなど条件がありますが、それを満たしていただいた方で市に連絡いただくと、以降、小型トラックでごみ回収に行くという制度を実は始めさせていただいております。

そのエリアの皆さんがこの制度に当てはまるかどうかは分かりませんが、どうしても難しい方には、こういった対応を始めたというのは、まずお伝えさせていただければと思います。

 

市民:

それはいつからですか。

 

市長:

もう始めさせていただいてから二、三年前になります。

 

市民:

ああ、そうですか。

 

市長:

当時意見を滝木間でいただき、担当課とも議論を重ね、これから本当に真冬で、高齢者お独りでごみを出すことは本当厳しい世帯も出てくるだろうと想定し制度を始めさせていただきました。

ただし、適用条件が厳しいので、なかなか当てはまらないというお声を結構いただいています。これは課題だと思っています。まさにこういう条件でも使えるようにしてほしいというのは、お声としていただきたいと思います。行政として緩い条件で制度を開始すると、対象者が多く窓口がパンクしてしまうので、行政の悪い癖かもしれないですが、まず少し厳しめにルールを策定して、徐々に緩和していくことが行政の考え方になります。「条件が厳しくて使えない、もう少し条件を緩めてほしい」などお声を、ぜひ聞かせていただきたいなと思います。

今、僕が手元にきっちりした条件を持っていたらお伝えできましたが、不正確な状況をお伝えしないように、もしよければ生活環境課ににこにこ(※ふれあい)収集の件でお問い合わせください。

 

市民:

生活環境課、何度か行っています。

 

市民:

滝木間は行っていますよね。

 

市長:

ありがとうございます。制度の適用条件を教えてほしいと言っていただければ。

 

市民:

ただ、何度か収集の話をしに行っています。だから、それを行っているときに、行政の方が教えていただければよかったのではないでしょうか。

 

市長:

おっしゃるとおりだと思います。

 

市民:

それがなかったから、未だに知らない住民がいる状況が続いているわけです。

 

市長:

おっしゃるとおりだと思います。それはしっかり我々も反省させていただきたいと思います。

お答えとしては、恐らく組やエリア一帯の皆さんを個別に対応するのは、難しいです。個別に始めると市全体の3割が対象になり、単純に予算が足りないため難しいです。ただ、苦しい世帯や年齢が上がってきた世帯に応えるようにしていきたいと思っています。

それとは別に、ステーション方式で集合で捨てる場所を増やす取組みは、どちらかというと、地域の皆さんが合意いただければ、別に市が止めることは一切ありません。ステーションの横に住まれている方や、利用される方が、今捨てている場所に加えてステーションにしますという合意があれば、市が禁止することは絶対にありません。

ただ、申請書が必要で、新設するごみ収集場所周辺の住民の署名が必要です。合意の署名を一覧でいただき、市へ提出いただけると、新たな収集場所を設置することは可能ですので、ぜひご相談いただければうれしいなと思います。

 

市民:

書いたと思いますが、車が入らないと言われました。

 

市長:

物理的に車が入れない道路は、条件がありますが、是非にこにこ(※ふれあい)収集を使っていただきたいですし、もし車が入れるところまででステーションを増やすという場合であれば、その周辺の住民の同意さえあれば増やすことはできる、そんな制度になっています。

 

市民:

私が会長ですが、以前はごみ収集のことで、ごみの収集の担当をしていました。ごみステーションの12か所の黒いものは私がつくりましたが、該当箇所については生活環境課へ何度も相談へ行っています。にこにこ収集か知りませんが、介護度2以上が対象です。

市内に介護度2の対象者は何人いるのかと聞いたら、50軒ぐらいしかありませんと言われました。それだったら意味がないではないかと、生活環境課と話し合いました。

だから、案外にこにこ収集の対象に入るのは難しいです。今の該当箇所は、ごみ収集車が入らないです。小さなトラックは、6年前に駄目と言われて、大きなごみ収集車が来ることができる箇所は、そこしかありません。

 

市長:

なるほど。

 

市民:

乗用車は入れますが、ごみを置く場所がないんです。普段ごみを置いてネットをかけます。会長や組長が可能な限り対応していますが、滝木間は高齢化が激しく、組長をパスさせてほしいという世帯が多いです。ここは特に多い組なんです。もう80歳超えた住民が多いので自治会の問題でもありますが、生活環境課で再度話をしてみます。よろしくお願いします。

 

市長:

ありがとうございます。

対象者については、議会でも条件が厳し過ぎるのではないかという指摘をいただいているのも事実です。住民の皆さんの直接のお声を聞かせていただきながら、もちろん場所が増えると、費用負担のバランスもありますが、適切な条件についてお声をいただきつつ、改善はさせていただきたいと思います。

審議会などに諮って専門家の先生の意見も聞きながら検討しますので、直ちにこの場ですぐ条件を下げることは申し上げられないですが、今お声も聞かせていただいたので、私からもしっかり伝えさせていただきます。ありがとうございます。少し時間かかりますけれども、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。

マイクをお持ちします。

 

四條畷小学校の老朽化問題

市民:

畷小学校、1965年から66年に建てられましたが、これから、令和25年から26年になると、60年問題が出てきます。

生徒が来年度も増えそうみたいですが、子供が今かなり多くなってきていますので、校舎が60年経過したときに、校舎をどう対処するのか市長の考えを教えてほしいです。

 

市長:

ありがとうございます。

おっしゃるとおり、市内の学校の中で一番歴史があるのが、もちろん四條畷小学校です。畷小学校の老朽化問題は、学校老朽化問題の中で一番に対応していかなければならない問題です。学校の建て替えや方向性は市長が決めることではなく、教育委員会がしっかりと決めないといけません。

しかし、まず申し上げたいのは、お金が制約とならないように、冒頭申し上げたように、今、公共施設整備基金というのを29億円しっかりためています。要は、教育委員会として建替えや改修が必要になった際に、予算上できないとならないよう、まずしっかり財政をよくしておき基金を積み立てておくことは今できているかなと思います。

畷小については老朽化が進んでいると聞いています。ご存じのとおり、畷小の敷地があって、確定的ではありませんが、国土地理院の活断層図に、この辺りに活断層が走っているのではないかと言われています。体育館やシルバー人材センターがある方向です。中学校と違い、小学生はクラブ活動が原則ありませんので、例えば夏休みを使いながら一定期間の調査が可能だと教育委員会も考えています。

まず建替えや改修をするにしても、活断層の位置を確定させないと、活断層の真上に建てることは、公共施設を何十年使っていくうえで問題があります。そのため、活断層の位置を特定しつつ、例えば敷地の西側を活用して校舎を整備するなどの対応は考えていく必要があります。

市長の私からお伝えできるのは、教育委員会はまずしっかりと敷地の調査をするということを考えています。様々な改修がある中で、公共施設の中ではもちろん南中跡地が最優先です。そのため、学校設備では、畷小の改修や建替えを最優先で対応していきたいとは聞いています。その手法も含めて、今、教育委員会内で検討していて、非常に老朽化が進んでいるので恐らく今年度中には一定の方向性を出さないといけないと考えています。

 

市民:

間に合わないと。

 

市長:

はい、方向性として、今、そう聞いています。

お金の準備としては、基金はしっかり積み立てているので、財政上できませんということはないというのはお伝えしておきたいなと思います。ありがとうございます。

 

なわてチャレンジ支援制度の採択条件・説明会のタイミング

市民:

今年の5月末頃に、先ほど市長もお話しされた5か年計画の一つかもしれませんが、なわてチャレンジ補助金というすばらしい補助金をつくっていただいて、本当にありがとうございます。

みんなと一緒にこれぜひチャレンジしようという話をしていたんですが、実際蓋を開けてみると、かなりハードルが高い。採択率もなかなか上がっていなくて、今日もその件で、市長もよくご存じの○○○の○○○さんと打合せをしましたが、なかなかハードルが高いとおっしゃっていました。

本来、チャレンジ補助金は広く門戸が開かれていると思っていたら、かなり事業再構築補助金に近いようなハードルの高さになっています。例えば、飲食店が飲食店の改修をして売上げを伸ばしたいということは対象にならないと言われているようで、全く違う事業を始めるということのようです。

例えば、単にケータリングをする、お弁当を出すだけではなく、さらに異なる事業展開をしないと難しいと聞いています。

となると、使い勝手が悪く、本来使いたいと思っていらっしゃる事業者さんも尻込みします。また、働き方改革をクリアすれば80%という、他市に前例のないすばらしい補助率があるにもかかわらず、50%で期限切れとなり諦めてしまう民間事業者が多いと聞いています。

また、スタートから4か月経って、9月25日になって初めて説明会があると聞きました。これも、なぜそうなっているのかと思いました。複雑な補助金であれば、最初に民間事業者を集めて説明会をしていただければ、仕事で忙しい中時間のロスもありませんでした。先生方と一緒に事業企画を練っても、結局出したところが通らないです。また、その繰り返しになっています。

非常にもったいないと思っており、改善のお願いでございます。

 

市長:

ありがとうございます。まず、制度自体をご存じない方もいらっしゃると思いますので、簡単にお話しさせていただきます。

今年度から、なわてチャレンジ支援といいます、事業者支援制度を開始いたしました。冒頭にお伝えしたとおり、財政が一定安定してくる中、市の未来を考えると、市内事業者の活発な経済活動が市の基盤となっていくだろうという考え方で制度をつくりました。

これが、発言者の方も触れていただきましたとおり、かなり大きな額で、計2年間の間で市として4億円を確保して、これは100%市の財源で、最大1,000万円まで事業への投資を後押しします、新しく事業を始める新規創業は200万円まで出しますという、四條畷市で過去実施したことない制度内容になっています。

2つご質問をいただきました。申請のハードルが高過ぎることと、説明会などが遅過ぎたという問題です。

まず、1点目のハードルが高い、これはこの対話会が10回目ですが、他の対話会会場でもご意見があり、大変難しい申請内容になっていると聞いています。

少し説明させていただきたいのが、趣旨としては、やはり市内の様々な方が多く挑戦できます。それで市を活性化していくという目的ですが、額が最大1,000万円まで出す制度のため、行政側としても、手抜かりがないよう支出しなければならないという考えも併せてあります。

特に、多くニュースになっていたのでご存じのとおり、コロナのときも相当違法に補助金申請して、違法に受け取っていて、結局後から返還命令出して逮捕したとなりましたが、もちろん本市に悪い人はいないと信じたいですが、とはいえ、私も申請一覧を見ましたが、これは明らかに不適切な可能性がある申請がたくさん上がってきていることも事実です。

市民の皆さんの大事なお預かりしている税を不適切に注いでしまうことは避けなければならない思いで、恐らく過剰に厳しくなってしまっている現状があることは事実と思っています。

実は、対話会以外にも市長としてイベントに参加する中で、事業者さんから、難し過ぎるとお声を複数いただいているため、恐らく本当にややこしい制度になっていると思います。

これは現在、市として実施しているというよりは、市から商工会に依頼して、商工会に事業の専門家の方を含めて、厳正に客観的視点で補助の是非を審査していただいています。また、担当課にもしっかり伝えさせていただいています。

逆に、手順や書類はハードルが高過ぎる部分があるという意見を具体的に教えてもらえると、担当課としても協議に入ることができます。今は全体的に複雑という意見が多いですが、この申請書のここはどうなのかという意見をしっかりと教えていただきたいと思います。

次に、説明会が遅くなったことについてお答えします。

理由については担当課に確認しなければなりませんが、恐らく事業者にとって事業計画をつくる時間が必要のため、制度の開始告知は早くしたかったのだと思います。

ただ、商工会さんも初めての事業のため、商工会も人員を配置したり、追加配置してくださっていました。恐らく市と商工会で実際に様々な枠組みをしっかりと整えることに時間がかかってしまったのだと思います。

本来ならば昨年の間に準備しておくべきであったと言われた場合、そのとおりで、我々の反省点です。初めての制度のため準備に時間が手間取り、説明会自体が遅くなってしまったことについては、おわび申し上げたいと思います。申し訳ございません。

一定程度申請の窓口を早く開けておかないと、準備するのにも時間がかかり、周知にも時間がかかりますので、説明会の時期とずれてしまったと思います。申し訳ないです。

いずれにしても、なわてチャレンジ支援制度はご利用いただくための制度です。そのため、制度自体の改善は順次行っていきたいと思います。ありがとうございます。

 

水道料金の基本料金・広報誌の発行日

市民:

私、市長が当選したときに一緒に写真も撮らせてもらって、この10回ぐらい地域と市長の対話会があるのは知っていたんですけれども、初めて参加しました。当選したときから市長は立派になったなと思います。立派です。あの当選したときに一緒に撮った写真を見ていると、涙が出るぐらい立派になっています。

それで、質問です。2つほどあるんです。

まず、水道の料金の話でいいですか。

 

市長:

はい。

 

市民:

水道局、私、行きました。例えば、11から19までのメーターの料金は同じらしいですね。市長、考えてください。今、うちの地方の女房でも、物価高で、野菜一個買うのにどんな苦労していますか。それが11と12の間やったら、水を使っても一緒。何のためにメーターあるんですか。個人の家にメーターあります。その家の使った量の料金にしようと思ったらできるはずです。ですが、できないと言われました。そんなことできませんと。そんな話はないです。一回よく調べてください。

もう一つ。市長、この近辺に何市かありますよね。枚方市、大東市、東大阪市。近隣市の広報紙がありますね。全体の共通した。

 

市長:

マイクを使ってください。

 

市民:

これ、出てるの。出ているのか。

 

市長:

出ています。

 

市民:

四條畷市だけの広報紙は立派です。全体に共通する広報紙がいろいろありますよね。国の支給とか、様々な大きな知らせる広報紙に載せるやつ、私はあれは遅いと思います。もう一回よく見てみてください。特に言っては悪いですけれども、四條畷市と交野市は遅いと皆言うのをよく聞くんです。まず、一回検討してみてください。もうそれだけです。それだけのことです。

 

市長:

ありがとうございます。2点いただきました。

まず、水道料金。これは水道料金に限らず、あらゆるものの料金の決め方として、途中まで定額で、一定の基準から使用量に応じて増額をさせていただくという制度があります。これはどういうことかといいますと、水道事業をするにも、人を雇ったりとか工事したりとか、様々なお金がかかる中で、最低価格を基本的には決めさせていただいて、基本的な収入を得て、たくさん使い過ぎる方についてはその分付加させていただきますねというのが基本的な考えなので、一定の基準までの使用量の方は、例え使用量が少なくても、基準内に収まるのであれば、水道事業を最低運営していくための費用として支出をお願いしますとなっているので、途中まで定額で請求しています。

全く使わなくてゼロと設定してしまうと、そのメーターを確認する人を雇う費用など確保できないので、やはり最初はゼロから始まらずに定額で始まって、使った分だけ上がるというのが、水道だけに限らず基本的な公共料金の考え方です。そのため、使った量によっても変わらない定額の価格帯が存在するというものになります。言っている趣旨が分かりますかね、伝わりますかね。

 

市民:

11から19の間では、量は変わりますよね。

 

市長:

ありがとうございます。

 

市民:

量は多いですわね。

 

市長:

それ以上使うと、もうどんどん上がっていく。

 

市民:

その上が上がっていくんです。

 

市長:

そうですね、はい。

 

市民:

みんな一円でも必死になっているわけですよ。

 

市長:

おっしゃるとおりですね。

 

市民:

納得できません。

 

市長:

分かります。おっしゃりたいことは、やはりなるべく少なく使った方のほうが安く済むべきじゃないかという趣旨は、よく分かります。

 

市民:

市長、失礼ですけれども、11になったらメーターを止めて、18まで徹底的に行って、20になる前に止めかねない。そういう考えもある。

 

市長:

考え方としては分かります。

 

市民:

分かりますか。

 

市長:

考え方としては分かります。やはり少なく使ったほうが安く済むべきがいいんじゃないかという考え方を別に否定はしていません。

 

市民:

20から上がる。私は今、世知辛い世の中、たとえ1円でも100円でも安くしたい。何のためにメーターあるんでしょう。

 

市長:

おっしゃるとおりです。基本的な考え方を否定しているわけではないです。考え方はよく分かります。

ただ、何度も申し上げましたとおり、どうしても使わなくても、かかる経費というのを。

 

市民:

それは分かります。

 

市長:

それは分かっていただけるので、よかったです。

 

市民: 

設備などは永久に費用は要るんです。そういうのは分かります。

 

市長:

ご理解いただけてよかったです。ありがとうございます。2点目ですけれども、広報紙が遅いという話がありました。

例えば、広報紙自体は毎月同じタイミングで出させていただいていると思うんですけれども、今遅いと言われているのが、申し訳ない、何に対しておっしゃっているのか。

 

市民:

大阪府の府政だよりと違いますか。

 

市長:

府政だより。もしよかったら、マイク。

 

市民:

市によっては、月に1回と2回発行している市もあると思う。

 

市長:

市の広報紙のこと。

 

市民:

四條畷市は15日やけれども、他市は1日とか。

遅れるということです。

 

市長:

ああ、そういうことか。はい、分かりました。

 

市民:

各市の広報紙の発行状況によって、内容の伝える時期が遅くなるという。

 

市民:

中身の趣旨が悪いのではない。周知が遅くなる。

 

市長:

ありがとうございます。あれは遅れているのではなくて、わざと毎月15日に発行しています。理由がありまして、毎月1日にすると、例えば、年末年始などは配送できないため、配送日の前後が生じます。ゴールデンウイークやシルバーウイークと被らない一番安定して定期的に配送できるのが毎月15日なので、毎月1日にせず発行しています。要するに、元旦とか挟んだ場合に、前月から20日後や40日後に発送することにならないように、毎月30日ずつで発刊できるように、毎月真ん中あたりに発送しているという理由があります。なので、何月号だから1日発送ではないという理由になっています。

 

市民:

納得しました。

 

市長:

よかったです、納得いただけたなら。一応理屈があります。ありがとうございます。マイクをお持ちします。

 

土砂災害時の避難

市民:

あまり時間もありませんので、簡単に言います。

田原台に住んでいる〇〇といいますけれども、この地域でも土砂災害の警戒区域というような関係で、調査もさせてもらいました。

そのことについて今日ここで話をしたいなと思いましたのは、市長は東中野で都市再生整備計画も、できるならば考えますと言われました。若者あるいは高齢者が地域で住むためにも、公共の施設を造っていくならば今後必要になってくるだろうと思います。

ただ、そのためには、来年度からは国の制度として立地適正化計画をつくらなければならないという状況に基本的には入っていきます。そうすると、この土砂災害警戒区域はどうなるのかという問題が起こります。この点について、権現川本線については、要するに砂防堰堤が流出可能土砂の3倍の能力を持って存在するということがあります。したがって、少なくとも南中については、避難所を当然設置することはできるし、あるいは居住誘導地域に入れることもできます。

ところが、権現川の右4と言われるところ、ちょうど滝木間の公民館が含まれているところです。東小のところが少し重なっているところですが、ここは流出可能土砂が2,330で、砂防堰堤で防げる土砂が1,900あります。それで、420の土砂が止められないということで、これが通常の建物の耐力を超えて流れるところというのは、カミガサカと権現川のハイキングコースがちょうど交わるところまで流れることになっています。それで、御机神社のところは、土砂が来るとしても45センチです。土砂の力ということでいきますと、通常の建物の6分の1の力という形になるので、普通は、建物は普通の建物で壊れないという形になります。

そういう意味では、御机神社以下の住民は土砂災害が来たときに、むしろ家にいるほうが安全なのかなという感じはします。

それで問題は都市整備計画の担当者に聞いたのは流出土砂についてです。警戒警報が出たら域外退去が原則で、全員域外に出てもらいますと市から警告があります。そんなあほな話があるかと思います。あの南中まで囲ったところ全員が域外に出ろといったら、どこに避難するのと。どこへ避難すればいいのか分からないという話になるのではないですか。

現実に警戒警報が出ても、この地域でも南中に避難しておられる方は一人もおられないということです。実際、それで正解なんです。

にもかかわらず、要するに土砂災害警戒区域だから、一切避難場所さえ居住誘導地域の線にかかったらつくれないんだというような形で説明をされるというのは、一体どうなっているのかといいたい。

また、もし今後立地適正化計画をつくって居住誘導地域の線を引くときに一体どうされるおつもりなのかと伺いたいです。

少なくとも、通常の国交省の考え方でいえば、権現川4の警戒区域、ここは誘導地域から外してくださいよと。それ以外は全部誘導地域に入れていいですよという話になるでしょう。

市町村の立場とすれば、要するに、砂防堰堤がちょうど1基分足らないと。もう一基を追加すれば、御机神社まで全部居住誘導地域にできるということからいったら、府に対しては、もう一基を造ってくださいと要望していくこと。それで現在の居住誘導区域までのところは、一応立ち退きという対応は不要になりますから、建て替えるときに土砂に耐えられる耐力の建物を造ってくださいという勧告をするという形になるでしょう。

そういった考え方を市として検討されているかどうかということをお聞きしたいです。

 

市長:

ありがとうございます。様々なご説明をいただき、聞いておられる方も様々な情報が出たのかなと思います。

まず、避難については大前提として、土砂災害発生時は、基本的に市が避難に関して情報を出しているとき、雨の累積雨量が増えて土壌の中に水がたまり、少しずつ土砂災害の警戒が高まってきている状況になります。当たり前ですけれども、突然の集中的な雨はありますが、基本的には台風や大型の前線が来て、2~3日、最近は既に4日~5日前から大体雨の量が分かっているので、地震と違って雨の対応というのは、事前に一定理解、認知はできるわけです。地震は突発的に起きますけれども。なので、その雨の情報に従って、もし避難が必要なのであれば、この日付に避難が必要になるなとか、本当に危険な場合は、例えば横に逃げないといけないとか市で考えていきます。

でも、まずご自身の身の守り方を考えていただくのは、やはりまずはご自身からです。市の職員300人に対して、市民5万5,000人いるので、お一人お一人にカスタマイズしてこういう逃げ方をしてくださいというのをお伝えすることは難しいです。なので、移動して、夜も暗く大雨が降っていて、なかなか避難するのも危険という中で、それでも何としても避難してくださいという指示よりは、垂直避難、上に上がってなるべく難を逃れていただきたいです。

お一人お一人の置かれている状況によって、最大の避難のすべき方法が変わるというのは僕はそのとおりだとは思います。

ただ、放送でこういう状況の人はこう、こういう状況の人というのはとても言えないので、原則的には避難所に避難してくださいねという案内になるというのも、一定、マイクでパターンをすべて言うのはなかなか難しいというのは、ご理解いただきたいです。

ただ、人によって最適な避難の在り方が違うというのは、僕はご指摘のとおりだとは思います。

加えて、後半に言っていただきましたのは、砂防堰堤をもう一基増やすべきじゃないかや、居住地についての考え方はどうなっているんだということと思います。

四條畷市自体、砂防堰堤の設置事業は市の事業ではないので、大阪府さんや国にしっかり要望を上げていっていきます。

当該南野地区エリアだけではなく、四條畷市は土砂災害警戒区域がほかにもありますが、全然工事されていない市もあるので、府内では比較的工事を行っていただけているほうかなと思います。そういう意味では、着実に田原方面も進んでいますし、着実に我々としては大阪府と連携して、必要な工事を必要なだけ実行していただくというのは、継続的に国・府にはこれからも訴えていきたいと思います。

最後の居住誘導地等の考え方というのは、仮定として立地適正化計画をつくるとした場合ということのお話になりますよね。はい、分かります。

今現時点では、立地適正化計画をつくるということは検討には入っていないです。ただ、私が先般申し上げたのは、立地適正化計画をつくることで、皆さんご存じのとおり、大阪府はほとんどないんですけれども、国からのお金をもらって様々な事業を行っていて、お金をもらおうと思うと計画が存在することが大前提なんです。計画をつくると、そのうち半分や3分の1など国からお金が入ってきます。この交付金制度をしっかり活用することで、市民の皆さんの税金を大切に使うという考えが基本にあります。

なので、様々な事業を行う場合に、もし計画をつくって国からお金がもらえるのであれば、市は絶対計画をつくり、大切に税を使わせていただくのが基本方針だと思っています。

現時点では、まだ総合センター跡地をいかに整備するかも決まっていないので、決めていったときに、立地適正化計画をつくることでよりよいという判断になればつくります。つくるときに、今おっしゃっていただいたことを、大阪府の専門家や国の専門家など、あるいは外部有識者のお力もお借りして、最適に判断をしていくことになりますが、まだつくると決まっていない段階で、今どういうふうな方向でいきますというのは、なかなかこの場では申し上げづらいので、つくる際には一定の考えを持って臨ませていただくことにはなるかなとは思います。

 

市民:

できたら、今の総合センターに集約という前に、都市再生整備計画をつくるという前提で考えていただいたほうが無駄がなくて済みますという具合で思います。

要するに、今のままやったら、地域の年寄りはどこに集まったらいいのか。それで若者の施設がどこもなくてどうしたらいい、こんな話になりますので、できれば、都市再生整備計画をつくるという方向で知恵を出していただけたらと思います。

 

市長:

ありがとうございます。

今後、本当に南中跡地についても、基本構想、基本計画と、もう決まったので前に前に進んでいきます。そのときには地域の皆さんのお声も、こういう機能が必要とか、必ず集める機会もつくっていきますのでご協力いただければなと思います。ありがとうございます。

時間が迫ってまいりましたが、この機会ですのでどなたでも。

 

東小学校の解体

市民:

青少年指導員の〇〇でございます。

 

市長:

 いつもありがとうございます。

 

市民:

先日、公共施設四條畷市個別施設計画が決まりました。4月の改正におきまして、例えば東小学校では2024年にはもう解体という形にフローがなっていると伺いました。

 

市長:

大体記憶しているので、大丈夫です。

 

市民:

なっているんですけれども、これはそのまま運用されるんですか。

 

市長:

ありがとうございます。

先ほど冒頭で少しお話しさせていただいたんですけれども、今、やはり南中学校跡地の体育館整備ができたことをもって東小学校の解体に進んでいきます。来年度、南中について一気に基本構想、基本計画と足を進めていって、工事に入っていきます。それが一定見えた段階にならないと、今すぐ取り潰すということは考えてはいないという状況です。

今、事前にもいただいていました周辺道路の拡幅は、あくまでその解体などするときに同時工事をすることになります。

 

避難所

市民:

防災ネットワークでは、今の東小学校の体育館がこの地域の避難所なんです。そしたら、今の話からすると、例えば1年2年の計画というスタンスですよね。そしたら、避難所がなくなる話が、防災ネットワークのやっている人間すらまともに聞いていなくて、今の状況からすると、私3年か4年ずっと、その東小の体育館だけでしたが、避難所だというので様々な研修を受けているわけです。でも、今までやってきたのが何なんだろうということです。以上です。

 

市長:

ありがとうございます。

大きく分けて書きますと、南中の敷地だとして、東小学校の敷地は、ご存じのとおり土砂災害警戒区域がかかっていて、配置としては、校舎と体育館があるという形になっています。

今、土砂災害警戒が出たときは、そもそも東小学校の体育館は避難所としてはオープンしていませんので、校舎側の西側に逃げていただくという形になります。地震発生時というのが、土砂災害でなく安全性も確認された場合は活用の可能性も考えますけれども、そもそも北部地震のときでも、東小の体育館は一定ダメージを受けた避難所でもあります。私が今申し上げているのは、南中跡地整備の期間、またこれから基本構想や基本計画をつくっている間は、今ここの、実はある程度予算をかけて整備をしているんです。車椅子の方も不自由なく入ってこられるようになど様々な整備内容をしています。なぜなら、体育館を整備するまで、一定やはり年数はかかるからです。この土地については、土砂災害警戒区域にもかからず、一定、体育館ではないけれども避難していただけるような整備を、まず迅速に終わらせた後、皆さんの意見を聞かせていただいて、こちらのエリアに多機能型の体育館を造っていく、そういう考えです。

 

市民:

それはいいんです。いいですけれども、例えば明日地震が発生したとき、当地域が避難するのは東小学校の体育館なんです。もう決まっています。

 

市長:

おっしゃるとおりです。ただ、避難所を開けるかどうかは当該地の状況によって判断します。地震の被害で使えない場合は、避難所としてそもそもオープンしないというのは、どの避難所も一緒です。

 

市民:

水道やその周辺も全然整備されていない状態ですよね。それなのに、当地区は指定避難所が東小なんです。体育館としていつなくなるか分からないところなんです。もう1年、2年、3年ですか。

 

市長:

もう南中体育館ができるまで、一定、整備内容によってどれぐらいかかるかが分からないですけれども。

 

市民:

南中まで遠いんです。だから、東小学校に行ってしまうんです。

 

市長:

いや、おっしゃっていることはよく理解できます。

 

市民:

南中にいけばよい問題と違うんです。

 

市長:

ありがとうございます。

私も何度も滝木間に足を運ばせていただいて、距離感は存じ上げております。

 

市民:

だから避難所としては東小学校の体育館がありきであると防災ネットワークで割り振りが決まったんです。

 

市長:

今はもちろんそうです。今はそうです。今はあるので、そうです。

 

市民:

でも、地震の被害状態や以前使えなかったなど、そういった場合も逆に指定になっているわけですよね。

 

市長:

それは東小学校だけではないです。どの避難所も全く同じです。地震の被害状況で、そもそも天井が崩れているのに避難所としてオープンなど、東小に限らずどの避難所施設も、最初に開設担当が行って、開けられないとなればオープンしないです。それは市域どこの避難所も同じ考え方です。

 

市民:

いや、だから私は、期間の問題をお伺いしている。

 

市長:

期間というのは……

 

市民:

だから、そっちは南中で整備されるから整ったら解体しますよね。

 

市長:

そうです。

 

市民:

ですよね。それで、今さっき24年とかそういう構想が出ているわけですよね。

 

市長:

これは計画上では全て5年刻みで切っているので、そのとおりです。

 

市民:

そうですよね。一旦はだからどうなるか分からないと言いながら、24年と今言われましたよね。

 

市長:

今のお答えは、24年と機械的に決めるのではなくて、ここの整備が終わるまでは残ります。

 

市民:

そしたら、24年じゃないということですね。

 

市長:

そうです。何でも機械のようにやるのではなくて、もちろん前提条件が整わないと前には進められないです。

 

市民:

スケジュールがあるけれども、きちんとできていないと。

 

市長:

ここも整備できていないのに時期が来たからここを潰しますという判断は、行政はさすがにできないので、しないです。もちろんここができてから、完全に使えるようになった状態で、次の作業に入っていくという形にはなります。

 

市民:

南中は活断層が通っておるでしょう。

 

市長:

ここの辺りですよね。

 

市民:

地震などの災難が来たら、学校も我々も一緒じゃないかな、怖いと思っています。

 

市長:

災害はいつ来るか分からないというのはありますからね。

 

市民:

もう一回だけ。

 

市長:

はい、分かりました。せっかくなので。次、畑中なので、8時から。多分、職員、準備そわそわしているかと思いますが、ぜひ。

 

南中学校跡地への体育館整備

市民:

ちょっとだけの話です。

今、その南中の件ですが、1階の部屋、3部屋が今きれいになっており、避難できるようになっています。図書室とか部屋を1か月ぐらい前に市がきれいに整備してくれまして、ワックス塗って使えるようになっております。あとエレベーターが今部品が到着していないので、本当は10月中にやりたかったそうですが、手元の部品が古くエレベーターは動いていません。そのために、階段を上がれる機械を1か月前に備え付けてくれました。車椅子と。

来年度になる前に、今言ってはる西側の入り口のところにスロープをつけてくれて、入れるようにしてくれるそうです。市のほうはそうやって動いてくれています。

 

市長:

すみません、補足いただいてありがとうございます。恐縮です。ありがとうございます。

 

市民:

今入札していらっしゃるね。

 

市長:

すみません、着実に整備は進めさせていただきたいなと思います。ありがとうございました。

 

最後に

市長:

そのほか、よろしいですか。

すみません、時間ないですけれども、私から1つだけ、四條畷市、今、特殊詐欺が多い市になっています。昔はオレオレ詐欺といっていた詐欺ですけれども、今、大分巧妙になってきていて、年度によっては、四條畷市は何千万円と被害に遭うときがありますので、お願いしたいのが、明らかに怪しい電話だと思うことがあったときに、ガチャンと電話を切っていただきたいんですけれども、1軒被害に遭うとエリアをごと被害に遭うことが多いときがあります。

もう1軒1軒名簿を不正入手されているので、市役所や警察に、今こういう変な詐欺の電話かかってきたというのを伝えていただけると、警官もその警戒態勢に入れますので、二次被害を防ぐためにも、もしよかったらご協力いただけたらうれしいなというふうに思っています。

あと、最後、アンケートについてはぜひご記入いただければというふうに思います。すみません長くなってしまったんですけれども、ご参加いただきましてありがとうございました。失礼いたします。ありがとうございます。