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緑風台での意見交換全文(第6回地域と市長の対話会)

ページID:0062023 更新日:2024年3月29日更新 印刷ページ表示

コミュニティバス

市長: 

今年は24か所で対話会をやらせていただくのですが、議論の潤滑剤にすべく、事前にある程度のご意見をいただいております。

まずは、コミュニティバスの意見をいただいております。忍ケ丘経由の畷生会病院、イオン行きのバスをもう少し増やして欲しいという内容です。

3年前の令和2年度から、コミュニティバスが大きく変わりました。京阪に委託している赤いコミュニティバス、あれを、3年以上前は6台契約させていただき、4台は主に田原と西部地域をつなぐルート、残り2台は西部地域を循環するルートというふうに分けて運行していました。

しかし、西部地域の2台の循環バスの乗車数を見たら、大体、大きなバスに平均2人しか乗っていないということが分かりまして、市民の人からも空気を運んでいるんじゃないかとか、いろんなお声がありました。そこで、3年前からどう変えたかというと、6台を全部で5台にし、5本全てを田原と西部地域の循環に充てるというふうに変えたのです。なので、田原地域は1台増え、西部からすると2台ともなくなったという状況です。

それを今やっている中で、お声が多かったのは、いわゆる普通便と快速便といいますか、早く駅に着くバスと、いろいろ循環して回るバスとがありまして、田原地域の方から快速便を増便してほしいという声が強く、相当数を増やしました。また、時刻表の時間がバラバラだと分かりづらいので、なるべく一定の分数でそろえていただきたいという意見もありました。なので、3年前に大きく変えたのは、1台増やし、かつ時間をそろえていくという部分です。また、その時、イオン行きの便の追加もしました。

ただ、今、バスの運転手の確保が難しいというのが世の中全体の問題になっておりまして、また、コミュニティバスの維持費、運営費が年間で2億円弱ぐらいかかっています。

公共交通全体の考え方として、大体今、総費用の3分の2ぐらいを公費、要は市民の皆さんからの税金で、残りをバスの利用料で賄っているという状況です。5台で2億円ということですから、車両の確保、運転手の確保など、これをどれだけ拡充させていくのかというのが今後非常に大きな課題になってきます。

増やせるのかといえば、当然、京阪バスにお金を払えばできるかも知れませんが、先ほど何でわざわざ西部地域の話をしたかというと、西部地域の方で、もちろん田原に行かれる方、使われる方もいるとは思います。5台にしたことは必要なことだったと思っていますけれども、一定、西部地域の方からすると、まだ増やすのかという意見があるのも事実です。  

これを改善していくに当たり、経路の見直し、適当にルートを決めるのではなく、どこの駅で何人降りたかという実績に基づき、なるべく多くの人が利用されているところを選び、思い切って削った停車駅もあります。それを行うことで、快速便を増やすなど、いろんな工夫をしています。

今回のお声にある、忍ケ丘駅経由、イオン行きを増便させた場合、やり方としては、バスそのものを増やす、もしくは四条畷駅に行く便を減らすという議論になると思うのですが、これについては、両方の意見があり、高校生とか大学生の子どもがいる親御さんから昼間の便数が足りないというお声もあるので、そういうことを行政だけで決めず、地域公共交通会議という地域の代表者であったり、バス事業者であったり、いろんな方が参画する会議で決めています。

契約のたびにルートを見直すので、間もなく改定の時期となり、大体3年ごとぐらいに見直していくんですけれども、今回いただいたご意見、また、快速を増やしてほしいというご意見、人によっては利用料を上げてもいいから便数を増やしてほしいという人もいれば、利用料をこれ以上上げてほしくないという人もいるので、これらを集約し、直ちにできるとはなかなか答えづらいのですが、いろんな意見を聞かせていただきながら、次のルートを導き出したいと考えています。

結論として、できますけれども、それが次の改定のときの最優先かは議論させてほしいというのが1つ目の回答です。

ただ、いずれにしても見直しはずっとかけていきます。ありがとうございます。

 

市民: 

私が出した意見ではありませんが、改めての意見というか、希望なのですが、今、65歳以上は半額のパスをもらえますよね。これ、例えば70歳から無料にするとか、そういう方向性はありますか。というのは、免許の返納とか、そのへんも絡んでくると思いますので、検討材料にしていただけたらと思っております。よろしくお願いします。

 

市長: 

ご意見ありがとうございます。料金は、今、民間バスさんでも見直しを行われて、少しずつ上がってきています。当たり前ですが、ガソリンの値段が上がっていくので維持費が上がる。民間だと公費といわれる部分がないので利用料で上げていくしかないという考えです。

今の話ですと、70歳以上の方を無料にするというのは、外出機会をたくさん持っていただいて、ひいては健康づくりにもつながるので、すごく大事な考えだと思っています。ただ、要はどこから捻出するかなんです。公費を多く入れるのか、働く世代の方の利用料を少し上げさせていただくのか、どちらかしかないのです。それをしっかりと議論させていただきたい。今、民間は値上げの議論をしていますけれども、市のコミュニティバスの料金は全然変わっていません。これだけ物価高とか言われていますが全く変更していません。でも、これから高齢者の方の移動のしやすさとかを考えていった場合、働く世代の方の利用料を少し上げさせていただくかもしれないですし、市全体で公費の割合を増やそうとなるかもしれないですけれども、現時点で3分の2です。昔は2分の1で運営していました。利用料が半分ということです。

公共交通の考え方というのは、大体、公費半分、利用料半分なのですが、コロナの間、物価高とかで維持費がどんどん上がりました。しんどい時に利用料を上げさせていただくわけにはいかないので、それを税で賄い、今は3分の2まで上がってきているので、これ以上となると、西部地域の皆さんとの対話も必要になります。

ただ、今、実証運行している自動運転やデマンド交通を無料で乗っていただけて、且つ、市域の中央につながるという形であれば、いろんなものが解決していくので、他のまちづくりと併せて解決したい問題だと思います。貴重なご意見、ありがとうございます。

 

防災士資格の取得補助

市長:

では、防災士取得への補助を出されてはどうかというご意見に移ります。

現時点で、市として防災士の補助は行っておりません。府内に43市町村あって、4つぐらいの自治体で実施されていると聞いています。できる、できないでいくと、補助という制度なので、できないことはないと思うのですが、防災士以外にも、こういう資格補助を出してみたらいいんじゃないかという意見がいろいろあります。

今、本市で力を入れていこうとしているのが、大人の学び直しです。何かといいますと、いくつになっても、いろんなことを新たに始められる方が非常に増えていて、そういう方に対し、場所であったり、金銭的な支援を考えているので、そういうのを使っていただくのが一つとしてあるかなと。ただ、防災士の資格を対象とするかどうかは、まだ庁内で議論していないので、まずは意見として受け止めさせていただいて、大人の学び直しの一環で使っていただくというのはあるかなと思います。

ただし、補助をつくるにしても、無制限に誰でもということはなかなか難しくて、例えば地域の自主防災組織に入ってくださっている方とか、今後、そういう職に一定従事してくださる方とかにしないと、個人のためだけに取って地域の活動はしませんとなると、そういう方に税金を入れるのかというのは議論として揺れるので、設定するとしても要件はつけさせていただきたいです。そういうふうに考えています。ありがとうございます。

 

グラウンドゴルフの専用施設

市民: 

グラウンドゴルフのことについてです。高齢者のスポーツとして、グラウンドゴルフとか、ゲートボールというのがあるんですけれども、聞くところによりますと、ゲートボールの人口は少なくなっているらしく、グラウンドゴルフをしている人のほうが多いんじゃないかと思います。

今、南中とか市民グラウンドとかを借りてグラウンドゴルフをやっていて、グラウンドゴルフというのは80歳を過ぎてもやれる、みんなが健康でいられるということで、もっとやりやすくなったらいいんじゃないかなと思っています。

それで、常設のグラウンドゴルフをする場所があればいいんじゃないかと。例えば、市の運動公園でできて、維持費がないとすれば、他の地域の人からも料金をもらってやっていけば良いのではないかと思います。ゴルフ人口も増えますし、勝手なことですけれども、そんな考えで出させていただきました。

 

市長: 

ありがとうございます。おっしゃるとおり、一昔前は圧倒的にゲートボールをされる方のほうが多かったのですが、ここ数年で一気に逆転し、今は恐らくグラウンドゴルフのほうが相当多くやられているのではないかと思います。ゲートボールよりも大きな敷地が必要になるのが大きな違いと思います。

ちなみに、主に使われているのは西部地域の市民グラウンド、南中、北谷公園ですよね。おっしゃっていただいているのは、多目的の広場ではなく、専用のグラウンドゴルフ場があったほうがいいということですよね。お声としてありがとうございます。

本当に増えていて、私も7年前からゲートボールの市長杯とか、グラウンドゴルフなどいろいろご挨拶をさせていただいていますが、1年ごとの人の変化を見ていますので、グラウンドゴルフの需要は高まっているなと感じています。

先ほど少し、田原地域の公共施設や、まちづくりの話に触れましたが、西部地域もこれから大きく公共施設の再編を行っていく予定としています。そうした中で、公共施設を集約すると跡地が出てくるので、すごく貴重な意見の一つだと思いました。

一方で、先ほどおっしゃっていただいたのは、生駒側にある上田原の総合公園のことかと思います。今から7、8年ぐらい前にできたもので、当初、一般に開放していたのですが、維持管理を含めて年間2,000万円ぐらいの赤字といいますか、維持管理に2,000万ぐらいかかるという状況、もしかしたらさっきのコミュニティバスが1台増やせるんじゃないかというぐらいかかっていました。それを、数年前に契約のあり方を変更して、これまでは、維持管理をお願いするために事業者にお金を払っていたものを、今は、公園を積極的に使いたいという事業者からお金をもらって運営しているので黒字になっているのです。その分、その事業者が管理をしていて、大学のサッカーの練習とかに定期的に割り当てることで収入を確保しながら、草を刈ったり、いろんな管理をしていただいています。

なので、総合公園は契約手法を変えて、一般の方にも使っていただけるんですけれども、なるべく事業者の運営の枠を考慮しながら、空いている枠を市民の方に使っていただいているので、常設のグラウンドゴルフ場をあそこに設置するのは難しいのかなと思います。

過去のように、お金を払って委託する形に戻し、グラウンドゴルフ場にするというのはできなくはないのですが、そうするとまた毎年2,000万円の赤字なるので、それに戻すのは難しいと思います。

ただ、今後に出てくる公共施設再編の種地等を含め、そういう需要の高いものを整備していくという考え方はあると思うので、貴重なご意見をいただいたと思うと同時に、なかなか北谷公園とかって予約しづらい状況があるのか、逆に聞かせていただきたいです。

 

市民: 

今は定期的に週2回予約ができて、使っています。

 

市長: 

分かりました。もしなかなか予約が取れないとかという状況になりましたら、それはぜひお声として聞かせていただきたいと思います。ありがとうございます。

 

樹木の伐採

市民: 

ここの北側の木が5月に倒れて、処理していただきました。

今、あっちのほうの生きている木が道路を越して隣の敷地まで行っているので、今日は草刈りをして、枝とかを拾ってもらったのですが、大きな枝が落ちてきたら危ないので、事前に市のほうで切ってもらえませんか。

もう1つは、切るのは法律的な問題があるので、自治会というか有志でやるので、お金だけいただきたいという話もあります。

 

市長: 

ありがとうございます。そのような形で切ろうかみたいなお話をいただけること自体が、市としてはすごくありがたいことだと思います。

一方で、ご存じのとおり、民有地なので難しいのです。緑風台のみならず、西部地域も、田原地域も含めて、管理されていない土地が、ひどい場合は自治会館のすぐ横に今にも倒壊しそうな家があったりして、緊急でいろんな対応をしているのですが、公有地であれば予算をかけて伐採したりできるのですが、民間が持っているものなので、許可を得ずに伐採するのは私有財産を侵すということになります。

向こうからしたら、大事に育てていた木を市が勝手に切ったんだとなれば、裁判になると完全に市が負けることになるので、持ち主としっかりやりとりをしながら管理してもらうのが非常に重要と思います。

幸運にも、ここの場所は持ち主とのやりとりができる状態です。やりとりがないところも結構多いのです。なぜかというと、物件を相続して、さらにお子さんとかが相続していたら、北海道や沖縄にいらっしゃったりして、音信不通になっていたりすることが多いのです。しかし、ここは幸い、やり取りができて、1回は対応してもらった経緯があるので、今、建設管理課が持ち主に言いながら、持ち主も維持管理しなければいけないというのは分かっているとおっしゃっていただいているので、積極的に訴えかけて、自治会の声も聞かせてもらいながら、市から写真とかも撮って、本当に危なくなっていますよ、自分のお金で維持管理してくださいねというふうに、訴えたいと思います。

結局、我々が管理すると市民の税金を使ってやることになり、本来はその方がやるべきことに税を使うことになるので、なるべく本人に通知してやっていきたいと思っています。

連絡を無視されたりした場合は、法的にもう少し踏み込んだ措置を考えたいですが、今、やり取りができているので、これをしっかりと続けていきたいと思います。ありがとうございます。

 

落ち葉の清掃

市民: 

今日、落ち葉を拾って清掃したのですが、近くの方がボランティアでもきれいにしてくれています。毎日毎日、きりがないくらいなので、できたら11月、12月、1月頃に、2回ぐらい市でやっていただけたら助かります。

 

市長: 

ありがとうございます。側溝等に落ちている落ち葉を地域の有志の皆さんで掃除していただいていてということは本当にありがたいというか、助かっているなという思いです。

先ほど財政の話に少し触れさせていただきましたが、お金がないときはどうしても、もうほっとけないとなった段階で対応する、受けてからやるというスタンスにならざるを得ませんでした。

これは職員が悪いわけではなく、予算が潤沢にあればやれるわけですから、仕方がなかったのですが、今、少し余力が出て、安定的な財政になってきているので、なるべく予防保全の対応をしていこうと考えています。

例えば、草刈りであったりとか、道路であったりとか、いろんなことに対し、言われてから対応するのではなく、なるべく事前に対応し、安全を確保していく。

今、都市整備部が管理している中で1番お声をいただき、かつ危険に直結するのが道路です。田原地域の皆さんはそこまで感じておられないかもしれないですが、西部地域は私が言うのもおかしな話、がたがたの道がすごくたくさんありまして、本当に事後対応になってしまっています。これを、事前にしっかり舗装し、直していく。あるいは、公園とかに草が繁茂しているのを年1回とか2回定期的に切っているのですが、あれも皆さんの税を使ってやっているので、今、考えているのは、最初に多少予算がかかるけれども防草シートを敷くことで、何年間は雑草を生えなくして、予防保全しようとか、そういうふうに予算の使い方を変えようと考えています。

落ち葉のこともお声をいただくのですが、いくら予算がよくなったとはいえ、無限にあるわけではないので、担当課とも話し合ったのですが、まずは、けがに繋がるような路面の補修とか、草が繁茂して車や人の出入りが見えなくなって交通事故になるような、そんな部分を優先的にやらせていただきたいと。そういうのが終わった後、側溝の掃除とかも制度として考えていきたいと考えています。たまり過ぎて無理なときは市に一報いただければ対応させていただきますが、優先順位をつけながらやっているというのをご理解いただきたいと思います。できると言えたらよかったのですが、今、そういう考えに変えていっています。ありがとうございます。

 

市街化調整区域の土地活用

市民:

田原台8丁目、9丁目付近の〇〇〇の南東の空き地について、大きなトラックが出入りして危険なので、対策を考えてほしいという要望を出しました。

また、市長宛てに、緑風台、田原台9丁目、さつきケ丘で3地区合同の要望書を提出し、〇〇〇にも質問状を2回送って、その回答書が来たのが今の状況ですが、これについてお願いします。

 

市長: 

ありがとうございます。私もあの道を改めて通らせていただいて、路面表示の状況、看板の状況、全て確認してきました。確かにもうはげてしまっているところとか、看板が見えなくなってしまっているところがありました。カーブで視界が悪くなるところがあり、坂の関係でスピードが出やすくなってしまうのだと思います。先ほどおっしゃっていただいたとおり、大阪府さんの道路なので、我々がどうこうできないのですが、大阪府さんにもご理解いただけるので、薄くなってしまっているところを濃く直すとか、薄くなって見えなくなっている啓発看板をしっかりとやり直すなど、着実にやらせていただきたいと思っています。

そもそもの〇〇〇のところについては、これまでいろんな議論をさせていただいていて、市街化区域と市街化調整区域の違いからお話ししないといけません。これは田原地域に限らず、日本全国そうなのですが、まちをつくるとき、ここには何を建てていいですよ、ここは何を建ててはいけないですよというのを最初に定めます。

大きな市は自分たちの市で定めますが、我々ぐらいの小さな市は都道府県(大阪府)が定めるという法律になっています。

こちらのエリアは住宅地として設定されています。なので、住宅地に突然、巨大ビルが建ったり、工場が来るということはありません。一方、〇〇〇のエリアについては市街化調整区域と言われまして、基本的に公共的なもの以外の建築物を建てられないとされています。

大きな違いは、まず市街化調整区域は土地の活用がほとんどできないということです。建物を建てられないので空き地として使うしかない。例えば、国道163号を下っていくと、両脇に物とかを積んでいたりするのが見えますが、あれは全部が市街化調整区域なので、建物を建てられませんが、土地に何か置いたりはできるという、そういう状況になっています。なので、建築等をしたら直ちに法令違反なので、大阪府や市がストップしますが、物を建てない範囲であそこを活用すること自体は認められるというのが現行の法律になっています。

では、市は何もできないのかといったらそういうことではなくて、我々は生活環境に関する条例を持っていて、例えば、臭いとか音とか、穏やかな住環境を守っていくために、そういうものが一定の値を超えた場合、調査して大阪府と一緒に是正を訴えます。西部地域でも、そういうものがあった場合は、防音シートを張ってもらうとか、検査してその成分は使わないでくださいねといったことをしているのですが、そこの土地に建物を建てない範囲で、音や臭い等に関してもルール内でやられる経済活動については是正できません。

なので、現時点においては、そういったことが起きているわけではないので、そこで何らか経済活動をされ、お給料を得られて、家族を養われている方もいらっしゃるかもしれないので、法やルールもないのにやめてくれというのは市として言いがたいです。

ただ、不安な気持ちがあるのはよく理解できるので、生活環境を脅かすような状況になれば、市としても直ちには動きたいと思います。

そういう法律になっているというのが今説明できる内容になります。なので、トラック等が通るときの安全対策などはしっかりやらせていただきたいと思います。ありがとうございます。

 

市民: 

その件で私が危惧しているのは、よくテレビなんかで出ているんですけれども、結局、行政指導しても、もう聞かへんと。もうやりたい放題、やったもん勝ち、どうもそういう形になりそうな気がするのですが、どうでしょうか。

 

市長: 

言うまでもなく、市や大阪府は行政機関でして、ある程度、市民の皆さんから権限を付与いただいています。決められたルール、決められた措置に従わないという場合、それ相応の厳しい対応をします。

担当するのは生活環境課というところですが、例えば、ごみは曜日を決めてルールを守って出していただきますが、マナー違反の人がいた場合、その人の家に返したりとか、そういうのも当然させていただいています。市のルールに明確に逸脱しているという状況が起きた場合、その人たちの経済活動も大事かもしれないですが、皆さんの住環境も大事なので、それはしっかり対応していきたいと思います。ありがとうございます。

 

横断歩道の位置

市民: 

市役所と直接関係ないと思いますが、そこのバス停の前に横断歩道があります。下から上がってきて阪奈道路へ出る、向かうほうにカーブがありまして、ほとんど上ってくる車が見えません。下ってくるのは何とか見える。あの場所を何とか考えてもらえないかと思います。

年がいって、歩くスピードが鈍くなってくると、渡りにくいです。非常に使いにくいと思います。田原台9丁目の公園に行くとき、渡りたい部分と、渡りたくない部分が出てくるんです。何か方法があればお考えいただいたらと思います。

 

市長: 

僕も、何度も通らせていただいたことがあります。そうですね、ここカーブが急ですもんね。

 

市民: 

全く見えません。横断歩道からね。

 

市長: 

今おっしゃっていただいたのは、カーブの場所以外がいいんじゃないかということですね。

 

市民: 

見えないいうのは、怖いんです。

 

市長: 

なるほど。ご意見ありがとうございます。ここから上がってくるのがちょうど見えないということですね。 

使われている皆さんにお伺いしたいのですが、今の意見を受けて、いいアイデアとかあれば教えていただけますか。

 

市民: 

前から何回も意見を出して、いろいろ話したのですが、却下されました。こっちから来るとカーブになるから駄目やとか、だからあそこにしたんだと言われました。道路交通のほうから。

 

市長: 

横断歩道の位置は市で決められないので、警察の所管になりますが、今おっしゃっていただいたのは、どっちかというと、こっち側、方角で言うと西側に横断歩道を寄せるのがいいということですかね。

過去に警察さんと直接お話しいただいたということですかね。そのときは、もうこの位置で決まっていると。

 

市民: 

カーブ付近には横断歩道をつけられないと言うてましたわ。

 

市長: 

本来はそうです。危ないので。分かりました。せっかく今ご意見をいただいたので、改めて市のほうから警察に話を聞かせていただきたいと思います。ありがとうございます。

そのほかいかがでしょうか。せっかくなので、どんどんいただければ。耳の聞こえない方のために文字で議事録を起こすのですが、マイクを通して話してもらうと、自動的に文字になるので、ぜひマイクを使っていただきたいと思います。そうでないと職員が後で音声を聞き直して打たなければいけなくなるので、よかったらマイク使ってください。

 

防災行政無線

市民: 

うちは一番上の方なんです。いつもお昼とか朝とか、マイクで何か言っておられますが、全然聞こえません。庭に出て聞くのですが、お昼の曲ですか、お昼になりましたという曲、あれだけしか聞こえないんです。

普段は別にいいのですが、4、5年、もっと前かな。大雨のときに田原小学校が避難場所になりましたというのも全然聞こえなかったんです。行くつもりはなかったんですが、2階にでも上がろうかというぐらいの雨で。マイクが聞こえるようにはできませんか。

 

市長: 

おっしゃっていただいたのは防災行政無線というものです。去年か、おととしぐらいに新調して、マイクの音質を上げました。

というのも、前のものだと全体の6割ぐらいの世帯しか届かないものでした。音量を上げればいいじゃないかと思うかもしれないですが、そうすると足元の方に耐え難い音量になってしまうので、6割が限界でした。

今回、何をやったかというと、マイクをなるべく遠くに届くものに変えて、8割まで届くように改善しました。ただ、確かに漏れてしまっている世帯があって、音量をこれ以上に上げると大変なことになりまので、「0120-474-575」、四條畷市は郵便番号575なのですが、これにかけていただくと、防災行政無線の内容が電話で聞けます。周知不足で意外と知られてなくて申し訳ないと思っているのですが、これで何を言っていたのか確認できるようになっています。

ちなみに、大雨の時は、早めに避難準備をしていただきたいときなどに流しているのですが、雨の時は皆さん、窓を閉め切っています。防災行政無線の音量には、「小」、「中」、「大」がありまして、本当に有事の際は「大」を使わせていただき、通常運転のときは、「小」、「中」あたりで回しています。「大」を使うと本当に市役所の電話が鳴りやみません。緊急事態以外は避けているというのが実態です。

本当に雨量がすごいときは恐れず「大」を使っていきますので、そこは安心していただきたいと思います。ありがとうございます。

また、朝夕の放送は意味なく流しているわけではなく、ずっと使っていないと壊れた時にわからないので、壊れていないかの確認をしています。ちなみに、お昼に流れているのは市の歌、市歌です。キダ・タローさんの作曲です。

そのほかいかがでしょうか。お願いします。

 

市民: 

8月頃だったと思うのですが、この地区の送迎バス、巡回バスの体験をさせていただきました。結果がよければ採用しようかという案内を受けましたが、それがどうなっているのか、検討しているのか、していないのか教えてください。

多分、難しい話だと思ったのですが、これが採用されたら運転免許証を返上しようかと思っていました。何の報告もないので、どうなっていますか。

 

市長: 

結論から申し上げますと、導入します。去年と今年と2回、実証運行という形でやらせていただいて、去年はルートの関係で緑風台の皆さんに大変ご迷惑をおかけして、いろんなお声をいただいて、大阪府警さんにご了承いただき、今年は緑風台にも入らせていただけることになりました。これについてはしっかりと導入をしていきます。

考えとしましては、今おっしゃっていただいたように、免許証を返納等される方も増えてくると思いますので、そういった方に基本的に無償で、乗りやすい形で中心地域に行っていただけるよう構想しています。

それと同時に、冒頭に申し上げたまちづくりをして、もう少し中心地域が今以上、機能面とかを充実させる方向がないか考えています。そうして、そこで物がそろえば利便性がどんどん上がっていくと思います。

車に関しては、国に訴えかけて交付金をいただいていますし、企業版ふるさと納税という形で企業さんからいただいたご寄附とかをしっかり充てて、市として確保していくという形で確実に進めています。広報不足で失礼いたしました。ありがとうございます。

 

最後に

市長:

そのほかいかがでしょうか。せっかくなので、いろいろおっしゃっていただければと思います。よろしいですか。

お配りさせていただいたものの中に、ピンクのビラを入れさせていただいています。悪質商法のことを書いているのですが、四條畷市は特殊詐欺被害の多い市になっています。お人柄がいい人が多いのだと思うのですが、被害額、被害件数ともに近隣市より多い状況です。

特殊詐欺、いわゆる昔でいうオレオレ詐欺ですけれども、今はどんどん巧妙になっていて、悪い人が手にした名簿を使って1軒かかってくると、地域全体に電話がかかってくることがあります。それを市や警察も把握したいので、もし詐欺だと思ったら電話を切ってもらって、まず安全を確保していただいた上で、市とか警察に言っていただけるとすごく助かります。市だけで何千万とやられていて、すごく悲しいことなので、なるべく市に一報をいただけるとうれしいです。

いろいろ案内があるので見ていただきたいのと、アンケートも入れさせていただいております。ご意見いただいて、私もしっかりと反省しながら次回につなげていきたいと思いますので、ぜひ記入いただければと思います。

ほかになければ、これで終わらせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。

では、第6回地域の皆さんとの対話会、これで終了させていただきます。ありがとうございました。