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北出での意見交換全文(第6回地域と市長の対話会)

ページID:0062017 更新日:2024年3月29日更新 印刷ページ表示

​公共施設再編

市民:

最近の状況について市長からお話しいただきましてありがとうございました。少し前ですが、私、どこかで聞いた話で、旧南中学校を壊したところに市の総合体育館を持っていってどうのこうのという話があったと思います。それと今市長がおっしゃられたこととの関連性はどうなっているかということについてお話しいただければと思います。

 

市長:

ご質問ありがとうございます。全部話すと長くなるかなと思ったので省略してしまったのですが、大体、位置関係は、総合センターがあって、市役所があって、ここが総合センターだとすると、こっちは駅です。ここが市役所だとすると、この辺りに旧南中があります。こちらに行くと旧北出小があって、ここにくすのき小があるという位置関係です。

旧南中のところが、エリアで言うとJRよりは東、163よりは南と、そのようなエリアになっています。南中学校、そしてここに東小学校があるのですが、どちらも廃校といたしました。そのため、グラウンド部分と体育館部分は、いわゆる体育団体さんやスポーツ団体さんに利用していただいていますが、公共施設が今ない状況です。

やはりこれから地震や大雨による災害が発生した場合を考えた際に、地域の避難所等の機能も必要になります。そのような意味では、今ここにある校舎の難しいところが、ここは山ですのでこの辺りまで土砂災害警戒区域というものに含まれています。いわゆる皆さんにお配りしている防災マップで言うと黄色が示されています。この土砂災害警戒区域は、ちょうど南中の敷地の半分ぐらいまでが含まれています。そのため、この西側に避難所機能も備えた多機能型体育館を整備して、このエリアの活動コミュニティーの拠点にもなるし、こちらで言う市民活動センターみたいなイメージですけれども、そのようなものを整備していこうということが方針として決まっている状況です。

ただ、今ここにある総合体育館をなくしてこちらに移すとかではなく、総合体育館は今の位置のままで維持していくというような考えになっています。

 

市民:

今の農協の裏の総合センターを南中のところに持っていくという話があったのと違いましたか。

 

市長:

ありがとうございます。令和元年の時点で皆さんと意見交換をさせていただいたときは、ちょうどこの市の中央部である、JRがあって163があって、市役所のある辺りが中野本町1丁目1番なので真ん中かなと見ていったときに、当初考えていたのは、総合センターの機能をこちらに移そうかと思っていました。

それはなぜかというと、新しく決まった案は、総合センターをそのままでこの場所に残すという考えなのですが、そうすると、当たり前ですが同じ場所に同じものを建てようとすると、使えない時期、要は機能をどこか停止させる時期とが出てきてしまうので、なるべく、順番に建てていくやり方、総合センターをぎりぎりまで使いながら、新しい総合センターができればそこをすぐ使い始められるというので、順に順にと我々としては考えていました。

しかし、住民の方の意見や、議会の皆さんの意見等も踏まえて、総合センターは今ある位置のままのほうが定着をしているし、なじみ深いのではないか、多少使えない時期があっても、こちらに集約するほうがよいのではないかという議論も経て、この場所に整備し直すとなりましたので、こちらに総合センター機能を移すという議論は、今はなくなっています。ありがとうございます。

 

市民:

今言われたことと同じかもしれませんが、10月13日にまちづくりの号外が出ましたね。

 

市長:

それは市が直接関係しているではないので、どこかの団体さんが配られているビラかと思います。

 

市民:

この団体のものは関係ないのですか。多少は関係ありますか。

 

市長:

直接市が関連しているわけではないですが、この話のことについて書いているビラかなとは思います。

 

市民:

そうですな。ありがとうございます。

 

デマンドタクシー

市民:

私、よく今までデマンドタクシーを利用していたのですが、9月末で終わってしまい、10月から始まったサポートタクシーには該当しなくなってしまったんです。また元に戻ることがあるのかをお伺いしたいのですが。

 

市長:

ありがとうございます。少しデマンドタクシーの話をさせてください。少しだけ長くなりますが、大事な話なのでさせていただきたいと思います。

まず5年ぐらい前までは、市のコミュニティーバスというものがありますが、赤い大きなバス、あれが昔6台ありました。6台あって、4台は田原と四条畷駅を結ぶもの。田原地域には駅が歩いて行ける場所にございませんので、それを輸送して、これを東西線と呼んでいます。もう2本は西部巡回線といって、赤い大きなバスが回っていました。

私が着任させていただいて、あれを調べてみたところ、あの大きなバスに平均2人しか乗っていらっしゃらなかった。費用がすごくかかるので、2人だけとなると、やはり維持するのは、皆さんの税金使ってさせていただいているので、なかなか説明がつかないだろうということと、かつ大きいバスだと四條畷は道が狭いですから、行けない場所もたくさんある。そのため、小型化をするということで、デマンドタクシーに変えさせていただいたとのが大体3年前ぐらいかなと思います。

問題は、デマンドタクシーは2時間前に予約していただいて定時定路線を走るということでしたが、あれはバスのような機能をしているもののため、民間のバスが走る場所には民業圧迫になって走らせることができません。そのため、このエリアの方や岡山、畑中等、こちらの方には回せても、清滝等、現実的には使いたいけれども走らせられないエリアが存在してしまいました。

そこで、利便性というか、とても使っていただけるエリアと、全く公共交通を走らせられないエリアが出てきてしまったのが3年前の話です。実際に利用されている方々の状況を見たときに、7割ぐらいが高齢者の方にご利用いただいているということ等、様々なことを含めて考えたときに、田原をつなぐバスは必要なので残した上で、西側の公共交通をどうしたほうがよいかと考えたときに、エリアによって走らないということは、市が整備する上でも説明がしづらいです。どこのエリアでも走らせていけるものとなった場合に、考えたものが今のサポートタクシーという制度で、タクシー事業者さんも民間バス事業者さんもその制度なら、我々としても共存できるというような形で、登録をしていただいて、登録をしていただいた方が駅等の拠点に行くときに助成をしますという制度になりました。

しかし、お示しのとおり、制度が免許を返納していただいた方で高齢者の方や、一定の例えば障害がある方であったり、妊婦さんであったりと、少し範囲を狭めてしまったものですから、利用いただけない方が出てきてしまったことが今の課題です。

そのため、この10月から利用登録を発行して、一気に100名程度の登録が来て、市の制度としては登録者数が予想以上に多かったのですが、これから走らせていく中で、これだと使い勝手が悪いとかは対象にならないという人が増えてきた場合に、例えば対象を拡充させていただく等、使える方を増やしていこうということも含め、これから議論させていただきたいと思っています。

今はあくまで実証運行、本格稼働する際にどこの方までを対象にするのが市の制度としてよいかを、これからご意見を募っていきたいと思っています。貴重なご意見をいただいたと思います。ありがとうございます。

 

北出地区の公共施設

市民:

この地域で活動センターを使わせていただいているのですが、あれが潰れて公園とかになったら、総合センターとか山手の教育文化センターまで行くのに坂道で、高齢の方が多いので、ぜひこの近くの人が簡単に行ける場所を提供していただければいいかなと思っております。

 

市長:

本当に貴重な意見でして、市民活動センターには多目的室という形で使える部屋があります。今後の市民活動センターの跡地利用を考えた際に、今のような話を皆さんと一緒にできたらと思っています。

ただ、おっしゃるとおり公園だけにしてしまうと、いわゆる多目的室みたいなものがなくなってしまうため、公園は造りつつも、例えば遊歩道のような形にして、少し活動できる部屋のようなものも横に残しておく等、どのような形にするのがこのエリアとしてよいのか。こういったものがほしいという様々な意見があると思います。ふらっと本を読めるように、本もあったほうがわざわざ総合センター行かなくて済むよねとか、そういうような意見を踏まえて、整備させていただきたい。

そのようなことに対応できるように、我々としても基金を積み重ねてきて、今それなりの額になってきています。まずは社会福祉協議会さんの行き先が決まらないと、次のステップには進めないので、それを決めた段階で、恐らく皆さんとワークショップのようなことをさせていただくので、そこで様々な意見をおっしゃっていただいて、この地域にとってどんな拠点として整備していくのがいいかという議論させていただきたいということが今の考えです。貴重な意見、ありがとうございます。

 

市民:

その時期はいつ頃ですか。

 

市長:

ありがとうございます。とても大事なご指摘と思います。時期はいつなのかという大事な質問をいただきました。

まず考えさせていただきたいことは、先ほど図でお見せした中で、とにかく今、南中学校、東小学校があったエリアは、耐震化の済んだ避難所機能を持っている施設が唯一ないエリアですので、最優先はここです。今、一気に同じ段階で市の至るところを工事するということは、少し難しいです。やはり建設部門も人手は限られているため、まとめて工事するということはなかなか難しいので、まずやはり安全安心の観点から、この拠点を整備させていただきたい。

これが来年再来年と整備していくのですが、その間に、この社会福祉協議会さんの移転先を決めさせていただくことになります。もちろん市とは別の団体なので、社会福祉協議会さんの考えもしっかりと聞かせていただきながら、現時点での候補地は総合センターの場所ですが、今の案では、総合センターのところに市役所、福祉コミュニティセンター、楠風荘さん等、様々な施設を集約化させることになっており、今後しなければならないことは、現実的にそれだけの施設が本当に集約化できるのかを調査することです。市内のほかの道よりは広いとはいえ、前の道の幅や、駐車場の量等を考えた場合に、一気に利用があると今の総合センターですら混むときはものすごく駐車混みますので、それだけの施設が集まったときに耐えられるのかの可能性調査をしていきながら、社会福祉協議会さんの場所が決まった段階での移転になります。

そのため、何年度に移転しますと言いたいところであり、なるべく早くしたいと私自身は思っていますが、今後社協さんと話して移転場所が決まったら着手できる、ぐらいのご説明に今日はさせていただけるとうれしいなと思います。ごめんなさい。ありがとうございます。

 

道路の舗装工事

市民:

道路の舗装工事を市内でしていただいてありがたいのですが、第12号公園の歩道ところを、前から言っているのですが、いつ頃になるか分かりませんか。

 

市長:

今おっしゃっていただいたのは、どのような表現がいいか分からないですが、北出町さんの中、あそこは2年ぐらい前に緑の線を引くなどの整備させていただいたかなと思います。今おっしゃっていただいているのは、それより少し南のところですね。公園の真北の路面ががさがさとなっているところで合っていますか。

 

市民:

合ってます。

 

市長:

すみません、こんな説明で。そこのことは、昨年度もおっしゃっていただき、担当部門と一緒に見させていただきました。良い状況ではないですが、実は、四條畷市であのような状況の道路が多数あります。すべてがきれいな状態ではなく、少しがたがたしています。

市の中にそれがたくさんあるということは、申し訳ないですが、順番に、もちろん今言っていただいたのですぐにできればいいですが、やはりそれは優先順位がありまして、市の中でどこが最優先になるかというと、登校班が通るというところです。あそこもお子さんが通られるとは思いますが、恐らく登校班がという道ではないかと、行政のようなことを言って申し訳ないです。私も行かせていただいて、不自然ながたがた感があることは確認いたしました。ただ、申し訳ないですが、市も狭い市といえ道路が多くありますので、どうしても優先順位をつけて対応をしています。

ご説明させていただきたいのは、どうしても道路は、市民の方から要望が重なってから市が動くというのがこれまでのやり方で、お金がないとそうなってしまうのですが、なるべく様々な基準をつくって、実際に穴にはまってけがをしたり、穴が開く前から手を打てるような基準やルールをつくっていけたらいいなと思っています。

そのような意味では、今後、もちろん順番にはなってしまうので、今すぐできるとはお答えはしづらいのですが、このような答えになってしまいます。ただ、私も行かせていただいたので、不自然な状況であることはよく分かります。

大通り等であれば、ガス管の入れ替えや、水道管や下水道管を工事する際に、併せて舗装整備することもあります。あの場所は担当の職員と管を入れたのがいつかと話をしていたのですが、かなり昔のようです。そのため、その管の交換の際等、別の理由でできたらいいかなという話もしていたところです。どうしても舗装の状況がよくないところを順にとなると、すぐの順番じゃないというお答えになってしまって本当に申し訳ないと思います。

 

市民:

そうですか。昨日の雨でもやっぱり水たまっています。早急にお願いしたいです。

 

市長:

ありがとうございます。重い車がたくさん走るところはあのような状況になりやすいですが、あの場所は車の移動が多くあるエリアではないと思うのですがどうでしょうか。

 

市民:

あそこは公園ができてすぐの頃なので古いんです。がたがたになっています。

 

市長:

おっしゃるとおりです。ありがとうございます。ご意見としては把握しておりまして、ただ、優先順位の問題でとなってしまいます。すみません。

 

市民:

お願いします。ありがとうございます。

 

国道170号の植え込み

市長:

事前にいただいた質問の中で、国道170号線外環歩道のところの植え込みについて、車が見えづらいというご意見がありました。どこのことか教えていただいてもよろしいでしょうか。

 

市民:

今はきれいになっている。言ってから1週間ぐらいたって、市役所のほうに行かせていただいて。

 

市長:

すみません、ありがとうございます。もう私が行かせていただいたときにはきれいになっておりました。

 

市民:

早いなと思いました。

 

国民健康保険の府内統一

市民: 

介護保険と国保で苦慮しておられることは重々承知なのですが、例えば国保料の府県統一いうところは、そんなにたくさんないと私、承知しております。大阪と沖縄とその他二、三県程度と承知しております。ということは、別に法で大阪府全部統一しなさいと決まっているわけではないと、承知しておりますので、もうひと頑張りしていただいて、四條畷は四條畷で決めますと、大阪府と交渉していただくようにお願いいたします。

 

市長:

ありがとうございます。お示しのとおり、47都道府県あって、完全統一するのは本当に限られた都道府県のみであると思っています。これは都道府県と、例えば大阪の場合だったら、大阪府と43市町村で話し合って決めているということになります。

大阪はなぜ、このような方針を取ったのかといいますと、国のほうはどちらかというと、都道府県で統一してほしいと思っています。これがなぜ市ごとではなく府で統一したいかは、何となく想像つかれるかなと思いますが、要は、町とか村がもう耐え切れないのです。例えば村の中で高齢化率が、例えば大阪だったら千早赤阪村とか、町も何個かありますが、9町1村、そこがやはり高齢化率が上がってきたときに、お医者さんにかかる方の割合が多くなってしまうため、自分たちの財布だけではもう耐え切れなくなってきます。それを大阪市等も含めて保険料をまとめると、町や村の方々も大阪府民みんなで支えていけるので、何とか国としては都道府県で統一したい。

そのため実は、医療をあまり使われていないエリア、大阪府内では北摂エリア等は、まだ高齢化率も低く1人当たりの医療費が安く、統一すると負担を分かち合うことになるので、統一に最も反対をされていました。

四條畷は今どちらかというと負担が抑えられているほうなので、統一化すると、四條畷市民にとっては確かに少し負担が上がってしまうことになります。ただ、もちろん私は四條畷市長であるため、四條畷市のこと、四條畷市民のことを一番に考えたいと思っています。一方で、苦しんでいる自治体があることも承知しているため、みんなで分け合うことで、もう少し全体の保険料を抑えていく。例えば私たちだけが独立するとなると、他の自治体も独立してしまい、結局、厳しいところの保険料がものすごく上がってしまって耐え切れなくなります。この問題は、何がよいかは難しいです。

ただ、おっしゃっていただいたとおり、常に国にも大阪府にも伝えています。大阪府は、国の言うことを一番に聞けば、国からの援助が多く入るのではないかという期待で、一番を狙いに行ったのですが、蓋を開けてみると国からの支援はさほどなく、結果、大阪府としては、少し見誤ったとまでは言わないですが、期待していたよりは国からの支援が受けられていない状況です。引き続き府の市長会等を通じて、可能な限り、この6年度の上がる影響を抑えられる工夫がないか、国ももっとできることがないかということは求めていきたいと思います。

今の状況でいくと、私たちだけが自分たちのことだけを考えて、言いたいところですが、言いづらいということが正直なところです。しっかりと負担が抑えられるように、府や国に引き続き訴えていきたいと思います。ありがとうございます。

 

なわてみんなで頑張ろう商品券

市民:

5,000円の商品券の配布はいつ頃ですか。

 

市長:

まだ届いていませんか。あれは順番に、今週ぐらいから発送をしています。

なわてみんなで頑張ろう商品券というものがあります。過去はコロナの対策で様々な自粛をお願い等していたので、国の交付金等を活用して実施していましたが、現在は、物価高騰の国の交付金や市でコロナ禍用に貯めていた貯金があるので、それらを合わせて市民の皆さんお1人につき5,000円の商品券を配布し、市内で消費していただけるものです。今週から順に恐らく行っているため、10月中には必ず届くようになっています。なるべく市内の様々なお店で使っていただけたらと思います。

4年連続での実施になりますが、比較的4年間やっているところは珍しくて、様々な使い方をしていただけたらと思っています。ありがとうございます。

 

市長のファシリテーション

市民:

市政とあまり関係ないかもしれませんが、市長が何かユーチューブでどこかの方を集めて司会されていましたが覚えていますか。北九州の市長とか、あちこちの市長も4人ぐらい見て、司会されていたときに、私、見てびっくりしました。こんな技量を持った方なのかなと思って、物すごく進行のペースがよく、内容の聞き方もすごく的確で、こんな人が四條畷の市長と思って、私自身感心しました。それだけです。

 

市長:

ありがとうございます。恐らくこのような形で皆さんに鍛えていただいているからかなと思います。ありがとうございます。そのほかいかがでしょうか。これが不満であるということもどしどし言っていただけると、改善につなげていけるかと思いますので。

 

ハイキングコースの整備

市民:

私の都合で言わせてもらいますが、私、昔はよくアイ・アイ・ランドへよく歩いておりまして、何か月に一度、室池から行くのですが、台風があってからトイレがいまだに使えないので、直してほしいなと思います。

よくほかの市からも、観光と言うほどではないですが、散策に来られている方がいらっしゃいます。そのため、あの場所をきれいにしたら多くの方に来てもらえるのではないか、私も歩いているとたまに聞かれます。だから、お金がないからしようがないとも思いますが、やはりトイレは大事なので修繕をお願いしたいと思います。ずっと歩いて、森の工作館等がある辺りまで来ないとトイレがないので。途中にトイレあってがちょうどよかったんです。

 

市長:

おっしゃっていただいたのは神社のところではなく、また違うところでしょうか。

 

市民:

神社ではなく、アイ・アイ・ランドの中の、この間行ったのは、道路も崩れたところがまだそのままなっていました。大変なことは分かりますが、人を呼ぶには少しどうかなと思います。

 

市長:

ありがとうございます。平成30年度に西日本豪雨という災害があり、至るところで風が吹いて木も倒れて、場所によっては木が倒れて停電、電柱に寄りかかったり、山の中もたくさんの木々が折れたということがありました。

山の中の整備で最も難しいところは、全部市の土地なら市で整備できますが、そういうわけではございませんで、場所によって所有者が違う場合があり、勝手に人の土地の木を切ることができないということがあります。ここが一番難しいところです。

今、貴重なご意見だなと思っていまして、2年前から飯盛山の飯盛城跡が中世の山城としてすごく歴史的に大事なものだということで、日本の国史跡指定というものを受けました。ですので、今何をしているかというと、この飯盛山を含めて、登っていただく方、見に来てくださる方にとっていいものにしようということで、保存活用計画というものをつくっています。

この保存活用計画というものがポイントで、利用者にとって便利に直せば直すほど昔の状態ではなくなっていくという、このバランスなのです。なるべく当時の状況を残しながら、登りやすくするというようなことが保存活用計画という意味です。今その保存活用計画というものがついこの間まで、パブリックコメントという市民の皆さんから意見を聞くものをしていまして、それが終わったため、今年度中に文化庁に提出をして、恐らく認められると思います。そのようなものに従って、飯盛山のハイキング道は整備していきたいと思っています。

ただ、民有地のところにどこまで手を出せるかは非常に難しく、今おっしゃっていただいたのは、登っていくルートでいろいろ山登りのルートがあります。よく利用されるところはどこから上がっていくルートですか。

 

市民:

昔はアイ・アイ・ランドというレストランからスタートして、そこからずっと森の工作館の道をずっと上がっていくとトイレがあります。そこがもう3年、大きい台風があった、あの後から使えなくなってそのままの状態のようです。

 

市長:

分かりました。やはりトイレは大事な問題ですので、どのような今状況かも含めて、また確認等させていただければと思います。ありがとうございます。

 

市民:

飯盛山のトイレもすごくきれいにしていただいて。

 

市長:

あちらは大東市域側の恐らくバイオトイレで、あそこは利用していただきやすいかなと思っています。ありがとうございます。今おっしゃっていただいた点は私も正確に把握できていないので、また把握させてください。ありがとうございます。

そのほかいかがでしょうか。本当に今のようなご意見が非常に貴重で、行政側も気づけていないことたくさんありますから、いろんな視点でご意見いただけたらと思います。

 

公園の管理・職員の取次ぎ対応

市民:

すぐそこにある、昔小さな藤棚があった公園に木が茫々と茂っていて、1年に1回ぐらい切ってくださいと市のほうに電話を入れるのですが、とにかくいろんな部署に回されます。やっと藤棚が枯れて、枯れた木も撤去してもらったので大丈夫なのですが、それを撤去してもらうために3か所ぐらい回されたと思います。だからなぜかと思いまして。一度で担当課に届くようにしてほしいです。市役所に電話をしていたら何々のところへ回しますと言われ、そこに行ったらこれはここの課ですということをよく言われました。何とかならないのかなと思います。

 

市長:

ありがとうございます。これについては言い訳の余地もございませんで、少し杓子定規な職員がこう言うであろうという観点で言いますと、草木の管理や生活環境を守るという意味では、ペットのふんを放置してはいけないというような条例が、守らなければならないというルールがあり、この場合は生活環境課というところが対応するのですが、それはあくまで持ち主に対する改めるです。ご自身で管理をし直してください、きっちり対応してくださいということが条例のできる範囲です。

切るということは、本来他者のものを切るということですから、勝手に人のものを対応するということは、本当は市としてはできませんが、それが公共の福祉を害しているときには、市役所として対応をします。様々な考え方があって、例えば道路にはみ出ている場合等であれば、うちでいうと道路部局が道路の安全確保のために対応するとなるので、生活環境課から道路部局に引き継がれるという流れです。

 

市民:

そこは市の持ち物なんです。

 

市長:

そうなった場合に、恐らくその市の担当が、今度はその施設を持っている部署にお話をすることになります。受けた課と施設を持っている課と、いつも対応している課と、どこで対応するのかとなってしまっていて、これがよいと言っているわけではなく、我々としては真摯に反省しないといけない点で、いかにそういうことを今後減らしていけるかという観点が非常に大事です。

公園の草木等も含めて、もちろん市民の皆さんからご連絡をいただいて対応するということはしないといけないですが、やはりなるべく全体を見渡して、迷惑にならないように、事前に管理できている体制が最も望ましいわけです。要は、事が悪くなってから処置するよりは、悪くなる手前で何でも対応できている状態が最もよいわけであり、どうしても市として予算があまりない時代は、限界まで我慢して、ぎりぎりで対応するとせざるを得ないですが、財政状況が上向いている今は、公共施設の周辺の環境とかも含めて、事前に計画をつくって、物事が悪くなる前に対応していこうという考えに何とか切り替えていこうとしています。

これはおっしゃっていただいたようなご意見もそうですし、私たち市役所職員もまだその感覚が、20年以上事後の対応をやってきていますので、我々も言われて動くという感覚から抜け出せておらず、今後それを言われる前にできる市役所を目指していきたいと思います。この対話会で今のような意見いただいた際には必ず担当部局に、また言われていたよということをしっかりとお伝えはさせていただきます。

 

市民:

今年はたくさん言いましたので、結構しっかりと対応してくださってありがたかったのですが、藤棚が枯れて、枯れたものが落ちてきたりした際に、すみれ保育園の子たちが通るから危ないですよと電話を入れても、見に来たよとは言いますが撤去はしてくれておらず2、3回言ってやっと対応していただきました。ですので今は安心なんですが。

 

市長:

本来は2回も3回も言われないような段階でできるようになる市役所が最もよいので、我々としてもご意見として受け止めて、改善していきたいと思います。遅くなってしまい申し訳ありません。ありがとうございます。

 

最後に

市長:

最後に、お手元にお配りしているものを少しご説明させていただきたいと思います。

さきほどどなたかが健康のことばっかりだとおっしゃられていました。案内が多いですが、この消費生活の件について、今日は話しませんでしたが、四條畷市はオレオレ詐欺というか特殊詐欺の被害が多い市です。1人当たりの額では何百万と被害にあっている人がいて、もしかしたらお人よしの人が多い町なのかもしれないですが、警察からも四條畷さん多いですねと言われていて、どんどん巧妙になってきていますので、なるべくまず疑ってかかっていただければなと思っていて、ピンクのチラシにある消費生活連続講座も実施しています。

あと、このなわて健康相談24というものを昨年度から実施しておりまして、市役所はどうしても8時45分から5時15分までしか開いていないので、それ以外の時間帯で、救急を呼ぶほどではないけど相談したいことや、違和感がある、悩み事があるとか、このようなことをご相談いただける窓口をつくっておりまして、これ24時間対応しています。もちろん本当にもう倒れそうだとか、そういった場合は119番していただきたいですが、そのような状況ではないときには、年間数百件ご相談いただいておりますので、ぜひ積極的に活用していただきたいというご案内です。あとはイベント等の案内になっております。

間もなく1時間になりますが、最初に、司会のほうからお伝えいたしましたとおり、この参加者アンケートは非常に大切にしておりますので、ぜひご記入いただいてお帰りいただきたいと思います。もし、ほかになければ、これで本日終了させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。ありがとうございます。本日はどうもありがとうございました。