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今だからこその支援の形!絆×畷〜KIZUNAWATE〜プロジェクトをご紹介します(マーケ監ブログ#036)

​ 皆さん、こんにちは。四條畷市マーケティング監の西垣内渉と申します。

 今回は本市も含め全国的に緊急事態宣言が発出された2020年4月から市内で行われている支援を紹介します。これまでも、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供されてきた市内団体である「なわてこども食堂」と、「なわて未来創りネットワーク」が共同で、新型コロナウイルスによる自粛等により収入減になった世帯を支援するために、子どもたちへの食事配給をスタートしました。

 このような、今だからこそ求められている支援の形について、なわて未来創りネットワークの代表、早田有為子さんにお聞きしました。
早田さん

マーケティング監(以下、マーケ監):
​4月下旬ごろから子どもたちへの食事配給を始められたとのことですが、今はどのような形で進められているのですか?

早田代表:
現状は月曜日・水曜日・金曜日の週3回、夕食のお弁当として、四条畷駅北の栄通り商店街にあるMIRA cafe &spaceを利用して、こども食堂のスタッフが食事をつくって配給しています。詳しくはこちらのホームページ<外部リンク>をご確認ください。

絆・畷

マーケ監:​
お弁当の配給ということで「密」を避ける配慮がとられているわけですね。そもそもなぜこのプロジェクトに取り組もうと思ったのですか?

早田代表:
日頃からまちの為にできる事はないかと思考を巡らせて、様々な企画や参画をさせていただいておりますが、今回のコロナウイルスでどのような問題が発生するかを考えた時に、より深刻化するのが、経済の問題です。最低限の生活に必要な生活費として、家賃、光熱費、食費は欠かせません。食事のことなら私でもできそうだと考え、繋がりのあるこども食堂の山本啓一郎さんへお話をしたところ、二つ返事で協力してくれる事になりました。 はじめは年齢問わず広く配給する事を考えていましたが、なかなか実情が見えない中ですので、まずはより支出の増えるお子さんのいる家庭へと焦点をあてさせてもらいました。

絆・畷

絆・畷

マーケ監:​
着想から実行までのスピードが大変早く、ノウハウの豊かなこども食堂との連携もスムースに進んでプロジェクトの実施につながっていますね。この企画を今後も展開するにあたり、市民の皆さんにお願いしたいことはありますか?

早田代表:
市民の皆様へ最もお願いしたいことは、しんどいと感じたら、しっかりと声をあげて欲しいということです。 1人で悩んでいて解決できなくても、必ず力になれるところはあります。1人ひとりの声で動かす事ができる事もあります。 大変な時だからこそ、地域の団結力で、乗り越えていきましょう。​

マーケ監:​​
とても大事なことですね。最後に、この企画について今後他に展開は考えていますか?

早田代表:
食事配給に関しては、年齢層を広げて提供できればと考えていますが、その分の数量を確保するのに、より資金調達やお手伝いさんの数を増やさないといけないので、可能な限り広げる方向で考えています。 その他、行政サービス以外での市民の相談窓口の設置、地域の飲食店と連携をした宅食サービス、市内での経済効果を高める為の仕組み等を考察中です。

絆・畷

マーケ監:​​
今対象としている家庭に限らず、という展開を見据えられているんですね。お忙しいところ、いろいろ教えていただきありがとうございました!

 多くの方が何らかの支援を必要とする状況にある中、いち早く支援しようとする側に立って行動されている姿はとても頼もしく、また今後の展開も考えられているということで、まずは多くの方に知っていただき、お手伝いしたいという方はホームページ<外部リンク>などで連絡をしていただきたいと思います。なお、本取り組みにはソフトバンクグループ株式会社をはじめ、民間企業の支援、協力も得ながら進められています。

 今後も、市内で進められている助け合いの輪についてご紹介できればと思います。随時、情報募集しておりますので下記フォームからお知らせください。

 今回もお読みいただき、ありがとうございました。


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