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公立保育施設の取組みについて
公立保育施設は、岡部保育所と忍ヶ丘あおぞらこども園があり、特色ある保育や地域の子育て支援などに取り組んでいます。
岡部保育所
保育を必要とする0~5歳児の乳幼児を預かり、養護と教育を一体化した保育を実施しています。
また、地域における子育て支援として、子育て家庭を対象に子育て相談やおやこ教室、おもちゃの貸し出し(子育てぽけっと)などを行っています。
忍ヶ丘あおぞらこども園
0~5歳児の乳幼児を対象とした幼稚園と保育所の両方の機能をあわせもつ幼保連携型認定こども園です。3~5歳児は、保護者の就労の有無に関わらず、子どもたちが一緒に生活し、教育・保育を受けることができます。
また、地域における子育て支援として、子育て家庭を対象に子育て相談やおやこ教室・プチキッズ、おもちゃの貸し出し(子育てぽけっと)などを行っています。
特色ある保育
プロジェクト型保育
遊びや生活、身近な自然の中で、子どもたちが興味や関心を持っていることをテーマに学びを深める保育です。保育士が子どもたちの興味や発見、疑問をもとにトピックスを見つけ出し、みんなで調べたり、考えを出し合ったりして様々な活動に発展させます。子ども主体のプロジェクト型保育を行うことで、自らが興味・関心を持ち、自分で考え行動できる主体性が育ちます。また、納得いくまで自ら調べて知ろうとする姿勢や探求心が育ち、子どもたちが共に学びを深めながら、コミュニケーション能力や自己肯定感を身につけていきます。
ドキュメンテーション
プロジェクト型保育により実践した内容を可視化するため、ドキュメンテーションを作成し、園内での掲示や市ホームページへの掲載をしています。子どもたちの発言や行動を記録し、プロジェクトがどのように進行したのかを振り返ることができるだけでなく、保護者に子どもの成長の様子や園の活動を知ってもらっています。
育児担当保育
0~2歳児クラスでは、毎日決まった保育士が生活面(食事・排泄・睡眠)を援助する育児担当保育を実施しています。同じ大人が継続的に関わることで、子どもは安心して情緒が安定し、より深い信頼関係や愛着関係を築くことができます。また、担当する保育士が子どもの発達段階や心理状況などをよく把握し、丁寧に接することができ、子どもと信頼し合いながら身辺自立を進め、子どもの生活習慣が身につきやすくなります。
レジリエンスの育成
4・5歳児を対象に、子どもの不安やうつを抑制するプログラムであるファンフレンズプログラムを実施しています。遊びを通したプログラムの中で、子どもの生活に役に立つ社会的・情緒的スキルを楽しみながら身につけ、困難に出会った時の回復力(レジリエンス)が育ちます。
子育て支援
地域の子育て家庭への支援として、さまざまな取組みを行っています。
・子育て相談(日頃の子育て中の気になることや疑問など)
・園庭開放(園庭で親子で自由に遊んでいただけます)
・おやこ教室(手遊びやふれあい遊びなどの連続教室)
・プチキッズ(うたや季節の遊びなど):忍ヶ丘あおぞらこども園のみ
・子育てぽけっと(おもちゃの貸し出しサービス) など
利便性の向上
ICT化
ICTシステムの導入によって、登降園の記録が保護者による手書きからタブレット端末のタッチ操作に変わり、写真販売が保護者のスマートフォンやパソコンから購入できるようになっています。
ペイジーによる口座振替登録
保育料の支払いについて、銀行に行かなくても、市役所窓口(子ども政策課)でキャッシュカードがあれば(銀行印不要)、簡単に口座振替登録の手続きができるペイジー口座振替受付サービスを実施しています。
紙おむつの施設処分
公立保育施設では、布おむつか紙おむつの選択をしていただいており、紙おむつを選ばれる方が多くなってきたことなどを踏まえ、使用済み紙おむつの持帰りを見直し、施設で処分しています。
関連リンク
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