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四條畷市子ども基本条例ができました(平成28年1月)
すべての子どもは、かけがえのない存在です。
子どもたちが、四條畷市の恵まれた自然の中で、夢と希望をもって成長していけるよう、子どもたち一人ひとりを大切にし、すべての子どもをみんなで支援するまちづくりを目指してこの条例をつくりました。
条例ができるまで
- 平成27年5月8日~28日 市内7小学校、4中学校にヒアリング調査(99人)
- 平成27年6月7日 四條畷学園高校にヒアリング調査(3人)
- 平成27年7月1日 四條畷高校にヒアリング調査(6人)
- 平成27年12月 議会で条例が成立
- 平成28年1月~2月 各小学校・中学校にお礼と内容の説明にうかがいました。
ヒアリングの質問と子ども達から寄せられた声
質問内容
- 大人はいいなあと思うことは何かありますか?
- 学校や家庭などで自分が楽しいなーと思うときはどのような時ですか?
- また、いやだなーと思うときはどのような時ですか?
- 四條畷市に住んでいてよかったなあと思うことはどんなことですか?
- 四條畷市が子どもにやさしいまちになるためには、どのようなことをしたらいいと思いますか?
- 困ったり、悩んだときに誰かに相談できていますか?それは誰ですか?
子どもの声
大人になると仕事をし、お金を得て、好きなことができるようになるのがいい、という意見が多くありました。
反映したこと
子どもであるということで、親や学校等からしなければいけないことやしてはいけないことが、決められているので自由が少ないと感じている子どもが多いのではないかと感じられました。
このため、条例の中には、子どもたちが自分の意見や考えを自由に表明でき、尊重されることといった権利を盛り込んでいます。
子どもの声
四條畷市の良いところを聞いた中で、緑豊かな自然をあげる他、近所のおじさんやおばさんがやさしいという声が多くありました。
反映したこと
子どもたちが地域で安心して過ごせていることが感じられ、地域で子どもを見守っている多くの方々がいる本市の特徴であると思われます。
今後もこのような仕組みを継続していく必要があることから、条例の中で地域住民の役割等を規定しています。
子どもの声
子どもが困ったり悩んだりした時に、誰かに相談できているかの問いについては、ほとんどの子どもが家族や友達、先生に相談できていると答えました。
反映したこと
本当に困ったときには相談ができない、などといった声もあり、市としてはそういった時でも相談、支援できる体制づくりを目指していく必要があります。
このことから、条例上でも相談支援体制の充実を規定しています。