ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップ > 分類でさがす > 市政情報 > 広報・公聴 > 市長への意見箱 > 市長への意見箱 > 分散登校開始後の子どもの過ごし方(新型コロナウイルス関連)
市長への意見箱

本文

分散登校開始後の子どもの過ごし方(新型コロナウイルス関連)

受付日:令和2年6月1日

意見・提言内容

6月1日より毎日の分散登校が始まります。
それに伴い、小学校図書室での臨時受入が終了となりました。
では、分散登校が午後の場合は午前中の、もしくは午前中登校の場合は午後の時間について(通常の授業がある時間程度まで)、子供はどこでどう過ごせばよろしいとお考えでしょうか。
当方、以前もメールさせて頂きましたが、両親ともに医療関係の仕事をしております。決して容易に休めるわけではなく、ましてや4月からは臨時受入の時間にあわせて、遅刻早退の毎日で非常に迷惑かけている立場です。
普段はふれあい教室には入れておりません。
通常授業がある場合での時間帯の子供の居場所がなくなり、大変困惑しています。
ふれあいに入ってない子供の家庭は労働時間が短く、なんとかなるだろうというお考えでしょうか。
午後登校の時、午前中は1人で留守番させろということでしょうか。
臨時受入のあった時期、8時半から14時半でしたか、送迎必須でした。
理由を聞くと「行き帰りの人数が少なく安全上の問題で送迎必須」と言われました。
安全上の問題で送迎必須であれば、1人で半日程度の留守番をさせることは安全といえますか。
そして時間になれば子供は1人で用意をして、鍵をかけて、集団登校の時間に出発できると、教育委員会の方々はお考えでしょうか。
分散登校が開始になり、人手不足になるからとお伺いし、理由も納得はできますが、仕方ないから家庭で何とか、と言われましても対応に限界があり、メールさせて頂きました。

 

回答内容

この度は、市長への意見箱にご意見をくださり、ありがとうございます。
学校教育については、市長部局でなく、教育委員会が担う業務ですので、教育委員会から、お答えさせていただきます。

四條畷市長 東 修平

日頃より、本市教育行政並びに学校の教育活動にご理解いただくとともに、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度、臨時的な受入れを終了する考え方について回答いたします。
3月当初からの学校臨時休業を受け、福祉的な見地から、少しでも医療従事者等の負担を軽減するため、まずは、閉館中の図書館を活用し、図書館職員が臨時的な受入れを行ってまいりました。
その後、臨時休業の延長に伴い、受入れ人数の増加、休業長期化を見据え、持続可能な方法として多方面と協議を重ねた結果、学校教職員が受入れを行うこととなりました。
この間教職員は限られた人数のなか、分散で登校する児童の対応に加え、共用部分の消毒や、児童の学びの継続に向けた動画配信、電話等による児童の状況把握、併走して臨時的な受入の対応をしてまいりました。
6月からの学校再開にあたっては、さまざまな感染防止に関する対策と工夫を行い、感染リスクを可能な限り軽減しながら各教科等で授業や休み時間、給食、清掃などの教育活動を実施することが教職員に求められます。
さらには、長い休校の期間中、子どもたちは友人関係や学習、進路や将来のことなど、さまざまな思い悩み、不安を抱きながら生活を送ってきたと考えられます。
学校再開後の子どもの様子を丁寧に看取り、学習指導はもとより、児童の心のケア、生徒指導、保護者との連携など教職員の本来の業務に、全精力を注入できる環境を作る必要があると、教育委員会では判断させていただいた経緯にあります。
医療従事者であり、この間感染症拡大防止にご尽力いただいた貴殿には最大の経緯を表明しつつ、この判断につきましては、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、居場所のひとつであるなわてふれあい教室は、空きがあれば随時受入れを行っておりますので、お問い合わせのうえ、併せてご検討いただけたら幸いです。

四條畷市教育委員会
教育長 植田 篤司