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市長への意見箱

本文

感染が疑われる患者の受け入れ先の病院1(新型コロナウイルス関連)

受付日:令和2年4月14日

意見・提言内容

お忙しいところ、失礼します。
四條畷市のコロナ感染症の対応についてお願いしたいことがありメールさせていただきました。
四條畷として、コロナウイルスの感染が疑われる患者さんを診察する病院(場所)を決める事は出来ないでしょうか。
今は保健所に相談をしても、多くはまずはかかりつけ医へと言われるようです。
しかし、町の診療所には完全に動線を分けて診察が出来る発熱外来を持っているところは多くないと思います。
しっかり動線が分けられないままだと、通常の診察に来られている患者さんへの院内感染のリスクが上がってしまいます。
かかりつけ医で1度診察をして、しばらく経っても良くならない事を保健所に相談しても、肺炎症状など重い症状がないと、またかかりつけ医に相談するように言われてしまうようです。
診療所では、レントゲンが1台しかないため、院内感染を防ぐために、発熱、咳などの疑わしい症状のある人のレントゲン撮影ができません。
大東市、四條畷市の大きな病院に相談しても、同じようにレントゲンが撮れないと断られるとも聞きました。
患者さんの行き場がないという事が起こっています。
PCR検査もできない診療所に何度も来てもらっても、結局は大きな病院を案内する事しかできないというのが現実です。
通常の患者さんを受け入れつつ、コロナ感染疑いの人の診察をするのは正直、難しいと思います。
サージカルマスクはかろうじてありますが、防護服など持たないところがほとんどだと思います。
保健所の休日診療所やレントゲン撮影の出来る車などを利用しての診察を考えてもらうのは難しいでしょうか。
せめて、患者さんの動線が分けられる発熱外来を持っている病院を、保健所から案内してもらうようにするとか出来ないでしょうか。
何か対策を考えないと、あちこちの病院にコロナ疑いの患者さんが来てしまいます。
そして、その中には本当にコロナに感染している人もいるので、院内感染があちこちで起こってしまうかもしれません。
コロナ感染疑いを診察するところには、医療用マスク、消毒、ゴーグル、防護服を優先的に渡し、医療従事者を守る手立てもしてほしいです。
国や府が主となって対策を取っているのは知っていますが、市として、何か対策をする事は無理なんでしょうか。

もう一つお聞きしたい事があります。
医師会を通じて、大東市、四條畷市の備蓄マスクをもらってとても助かりました。
ありがとうございました。
今はなんとか凌げていますが、相変わらず、医療品メーカーからもマスクは入りません。
その後、四條畷市内の医療機関で、マスク不足で困っているところなどにマスクが供給できるように、何か考えてもらえたりするのでしょうか。
マスクの品薄状態が続き、マスクがなくなってしまったら、安全に診療をする事が出来なくなります。
マスク不足への対応もお願いしたいです。
お願いばかりになりましたが、考えてもらえるとありがたいです。
よろしくお願いします。

 

回答内容

この度は、市長への意見箱にご意見をくださり、ありがとうございます。
いただきましたご意見について、回答いたします。

まず、新型コロナウイルスの感染が疑われる人(風邪の症状や37.5度前後の発熱が4日程度続いている人(解熱剤を飲み続けなければ熱が上がる場合も含みます。)高齢者や糖尿病・心不全など基礎疾患がある人、妊婦は、前述の症状が2日程度続いている人、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある人には、新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者センター)をご紹介ください。
新型コロナ受診相談センターでは、電話相談の結果、新型コロナウイルス感染症の疑いがある人には、「帰国者・接触者外来」を紹介しております。
また、ご自身の症状に不安がある場合など、一般的なお問い合わせについては、大阪府民向け相談窓口や厚生労働省相談窓口に電話相談をご紹介いただければ、患者さんの負担を少なく、適切な医療につなげていくことができるのではないかと思われます。
また、マスクについてですが、市備蓄マスクにつきましては、医療崩壊を防ぐ観点からの大東・四條畷医師会、大東・四條畷歯科医師会、北河内薬剤師会への緊急的な貸与や、子どもを感染から守るために市内子育て関連施設、ふれあい教室で使用するなど、優先順位をつけて対応しております。
本市のホームページにも掲載しておりますが、令和2年4月20日付けで大東・四條畷医師会へ追加の貸与(5,000枚)を行っています。
新型コロナウイルスの流行が長期化し、いまだマスクの入手が困難な中で、市民の皆さまが不安な毎日を過ごされておられることは、本市でも十分認識しております。
現状ではマスクの配布が困難な状況ではありますが、今後の供給状況により検討を続けてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。