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市長への意見箱

本文

公共施設再編に関する意見

受付日:平成30年10月24日

意見・提言内容

公共施設再編について、今後計画策定を進めるにあたって広く意見を汲みあげたいとのことですので、一市民として申し上げます。
市の財政改善は、有効な方策がなかなか見当たらない中で厳しい状況にあることを承知しております。
経常収支比率の大阪府や全国水準を見てもワーストランキング入る状況を見ると愕然とせざるを得ません。
若年層の人口が減りつつある状況をみても今後市が言う住みたいまちを目指せるのか不安は募るばかりです。
しかし心配しても先へ進まず、具体的に進めなければ展望が見えません。
表題の課題もその一つとして賛同いたします。

具体策として
(1)廃校の再利用
理由

  • いずれも住民にとって場所的にもわかりやすく愛着のある施設である
  • 敷地や建物に余裕があり、他の公共施設で行われているサークル活動や諸活動は工夫も含めほとんど当施設で可能
  • 維持管理コスト軽減

(2)分散している公共施設を多目的施設として極力集約する
理由

  • 子供からお年寄りまで人的交流の機会が増え、輪が広がる
  • 効率利用ができ、経費削減、維持管理コスト軽減が実現する
  • 不満の多い指定管理者まかせの運営が少しは改善が期待される

具体例:楠風荘

  • 高齢者施設であるにも関わらず、利便性が悪く高齢者が歩き、または自転車でいける場所ではない
  • 囲碁・将棋・麻雀、健康ダンス、カラオケ、コーラス、映画、などサークル活動はどこの施設でも対応可能で誰でも通える施設に集約した方が良い
  • 施設の老朽化
  • 唯一入浴設備であるが、維持コストがかかる割に利用は男女ともごく限られたわずかな常連客にすぎない

行政は行う事業は公益性があり、生活上絶対必要かつ行政でなければ提供できないものが優先されると考えられます。
一部住民にしか必要とされない低い公益性の事業、行政でなくてもできる事業の優先順位は低くなります。
財政状況に余裕がないところはなおさらです。
現に府内にも入浴施設を設置してない市もいくつかあります。
介護施設や民業の活用・活性化・連携方策の検討もあると思います。
ご検討の程よろしくお願いします。

回答内容

この度は、市長への意見箱に意見をくださり、ありがとうございます。
いただきましたご意見について、回答いたします。

お示しのとおり、本市の財政状況は、厳しい状況にあることから、長期的な視点に立ち、公共施設のあり方を根本から見直し、公共施設の再編を検討していかなければならないと考えております。
その際に、検討段階から市民みなさんのご意見やご提案をお伺いした上で、再編計画を取りまとめいたしたく、平成30年8月8日(水曜日)から10月10日(水曜日)まで計5回に亘り市民ワークショップを開催いたしました。
また、平成30年11月2日(金曜日)から12日(月曜日)にかけては、市民みなさまとの意見交換会を計10回に亘り実施してまいります。
この度、頂いたご意見はもとより、これらの機会を通じて頂くご意見・ご提案などを踏まえ、公共施設再編に係る取り組みを進めてまいりたいと考えております。

今後とも、市政へのご理解、ご協力をお願いいたします。