本文
新型コロナウイルス感染や感染の可能性がある期間の過ごし方について
PCR検査結果が出るまでにできること
PCR検査は、鼻やのどの奥から採取したウイルスのRNAを増殖させるため、結果が出るまでに半日から長くて2日程度かかります。
検査結果を待つ間も、外出や、ご家族を含めた他人との接触をできるだけ控える必要がありますが、陽性であった場合と陰性であった場合でその後の過ごし方が変わってきますので、両方に備えて準備をしておきましょう。
検査結果が出るまでにできること [PDFファイル/243KB]
新型コロナウイルス感染症患者の退院(療養または隔離解除)基準
新型コロナウイルス感染症については、発熱等の症状が出てから7日~10日程度たつと、ウイルスの感染性は急激に低下し、PCR検査で検出された場合でも、感染性は極めて低いとされています。
このため、大阪府では、PCR検査陽性となった後の療養や隔離解除の基準を以下のように定めています。
【軽症/中等症】
発症日から10日間経過し、かつ症状軽快(解熱剤を使用せずに解熱し、呼吸器症状が改善傾向にある状況)後、72時間経過した場合。
【重症および免疫不全】
発症日から少なくとも20日間経過しており、かつ症状軽快後、72時間経過した場合。
【無症状】
検体採取日から10日間経過した場合。
上記はPCR陽性と判定されてから最短の例で、上記の基準を満たす前に再度症状が出た場合など様々なパターンが想定されます。療養中は保健所との健康観察の連絡や指示に従ってください。
大阪府 退院基準(大阪府ホームページ)<外部リンク>
ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合について
ご家族内で保健所から濃厚接触者と判定されたり、PCR検査を受けた方がおられる場合、新型コロナウイルス感染の可能性があると考えて、他のご家族が感染しないようお互いに注意する必要があります。
- 濃厚接触者と知らされて、PCR検査を受けるまでの期間
- PCR検査を受けて結果を待つ期間
- PCR陽性の結果が出てから入院や療養先を調整する期間
- PCR陰性でも自宅で健康観察を行っている期間
この期間には、ご本人は可能であれば個室で過ごし、家の中でもマスクの着用、こまめな手洗い、換気、共用部分の消毒など感染防止の対策を行いましょう。