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ドイツ・メアブッシュ市による東日本大震災に係る支援について

メアブッシュ市民の善意が被災地の陸前高田市へ

平成23年11月18日(金曜日)、国際友好都市ドイツ・メアブッシュ市で集められた義援金(約191万円)が、本市を通じ寄付されるため、田中市長(当時)が岩手県陸前高田市を訪問し戸羽市長へ届けました。

戸羽市長と田中前市長
戸羽市長と田中市長(当時)

メアブッシュ市では、東日本大震災直後から追悼式の開催をはじめ、「メアブッシュ ヒルフト ヤーパン(メアブッシュも日本を支援しよう)」という義援金口座を開設など、日本の被災地を支援する活動の取り組みが進められてきました。
この義援金は、メアブッシュ市の意向を受け、「陸前高田市立小中学校復興基金」に寄付され、教育施設の整備(教材の購入費等)に活用されます。
メアブッシュ市の国境を越えた被災地支援の活動が、被災地の子どもたちの元気に少しでもつながることを願います。

東日本大震災にかかる支援について

国を挙げての災害支援対策が講じられ、本市においても、災害支援対策本部を設置し、被災地への緊急消防援助隊・職員の派遣、救援物資の提供、義援金の送金、募金活動など、被災者及び被災地の一日も早い復旧・復興支援に取組んでいます。
本市では、国際友好都市ドイツ・メアブッシュ市からの代表団を、平成23年3月25日(金曜日)から28日(月曜日)の日程で、交流協定書調印及び行政視察等のため受入れの準備を進めていました。しかし、このような状況下で、メアブッシュ市代表団を日程どおりに受入れることは困難なことから、メアブッシュ市と協議の上、交流事業を延期することといたしました。
震災直後には、メアブッシュ市から国際電話により本市の状況確認があり、シュピンドラー市長からは、田中市長に対して、大震災の犠牲者及び遺族に対する哀悼の意と被災者へのお見舞い、並びに本市の緊急援助活動を激励するメッセージが届けられました。
本市からは、お礼のメッセージを送るとともに、本市における災害対策支援状況などの情報提供を行いました。メアブッシュ市では、日本の被災地支援のため、ドイツ赤十字社に「メアブッシュ ヒルフト ヤーパン(メアブッシュは日本を支援します)」という募金口座を開設されるなど、いち早く対応いただいたほか、被災者及び被災地に対するさまざまな支援活動が広がっています。3月19日(土曜日)には、アルテン・キルヒトゥルム(古教会塔)において、市の主催で追悼集会が開催されました。在住日本人を含む約300人の市民が参加し、犠牲者及び遺族への哀悼の意を表し、黙とうが捧げられ、ろうそくと花が供えられました。

メアブッシュ市からの支援1

市民活動では、日本人在住者を中心に支援の輪が拡がっています。被災者に対する思いを表し文化交流を促進させるため、折鶴を集める活動が行われ、中学校等が参加しました。4月16日(土曜日)はチャリティー・ピアノコンサートが開催され、参加者に折紙が配られ、「連帯の証」として一緒に鶴が折られました。デュッセルドルフ行政管区内においても、多くの追悼集会、チャリティーコンサート、義援金募金などの支援活動の輪が拡がっています。
本市は、国際友好都市提携により、メアブッシュ市という心強い友に恵まれました。メアブッシュ市の方々は遠く離れた地から、あたたかい善意の活動を通じて、がんばろうニッポンと応援のエールを送ってくれています。今後も両市は連携・協力を図り、東日本大震災にかかる被災者の生活再建及び被災地の一日も早い復旧、復興支援に取組んでまいりますとともに、友好の絆を深めてまいります。

チャリティーコンサート