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地域と市長の対話会

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東中野での意見交換全文(第5回地域と市長の対話会)

ごみの収集・放置

市民:

一般ごみ収集の件で、国道163号線の高架下の側道にごみが捨てられています。

 

市長:

ありがとうございます。これは、おそらく●●●さんも事情はご存じだと思います。四條畷市はごみ収集をもちろんさせていただいておりますが、大体家の前にごみを捨てて、それを回収させていただく方法と、ステーション方式というある場所を決めて回収させていただく方式があり、大体7対3の割合です。ご存じのとおりパッカー車は大きく、止まれる場所や転回できる場所がないと家の前までは行かせていただけず、難しいところについては何世帯かの方に共同でごみを出していただくステーションを設置しています。大体7対3の割合かなと思います。

その中で今回ご意見いただいているところは、ご存じのとおり確実にパッカー車が入れる車幅ではないです。事前に事業者と市のやり取りの全ての記録を読ませていただきまして、平成29年の建てる前の設計段階からごみをどこに捨てるかを検討した上で、地元のどこに捨てるかは地元の方のご理解も当然必要なため、事前に市に教えてほしいとお伝えしていたものの、その後一切の連絡がないまま住民の方が住み始めたという経緯で始まっている地域です。

その後、様々な経緯があって●●●さんもよくご存じだと思いますが、この場所はどうかあの場所はどうかとなり、既存の他の方が使われているところはどうかなど様々なことがありました。現実的には量が多くなってしまうと、道路にもはみ出てしまうかもしれないなど様々なご意見がある中で、何とかご理解いただける場所ということで今の位置に至ってはおります。

ただ重要なことは、当然我々は収集業務をしますが、地域の皆さんで場所によって網やネット等をしていただき、カラス等に荒らされないように管理をしていただく。特にあそこは管理会社もおられますので、市でも再三管理をしっかりしてくださいとお伝えしている状況です。

場所を変えること自体は、これまでも場所の検討をしてきて今の場所に至っており、あの場所以外でということは今のところ難しいかなと思っておりますが、候補地があるのであれば考え得ることだと思います。市としてはやはり維持管理の部分で、住民の方と管理会社でしっかりと相談、話合いをさせていただく中で、近隣にお住まいの方の迷惑にならないように、今後も対策をしていただくということを粘り強くお伝えしていきたいと思っております。

 

市民:

あのね、マンション建てるときに業者と市役所は話し合っていますよね。マンションもごみ箱として大きなボックスを置いてあります。

 

市長:

そこで収集ができないということをお伝えしているのに、マンション会社が協議をせずにご自身で設置をされたというものです。

 

市民:

ああそうですか。単純に考えたら、この道を少し走っていただいて、そこへ置いてあるものを収集車の方が手で少し運んでいただいたらありがたいなと思います。あの場所は学童の通学路でもあり、車も通ります。夏はカラスが荒らしてすごかったんです。それで近隣の住宅もごみが飛んでくるのでフェンスを張られました。とにかく不衛生で、もう夏場は写真も撮って役所に出しています。

 

市長:

おっしゃることは本当によく分かります。そのため、しっかりと維持管理することが重要かなと思います。

というのも、なぜ冒頭に7対3ということをお伝えしたかというと、大体今、四條畷市に2万数千世帯、三、四千世帯ぐらいあります。3割というと6,000、7,000世帯程度はステーション方式です。今、確かにそこのご自宅だけ見たら少し収集員が走っていけばと思いますが、これが6,000、7,000世帯でそれを対応し始めると、大体ごみの収集は年間四、五億円かかっている事業ですが、これは基本的に3班体制でしております。それが6,000、7,000世帯分も個別回収すると、できるかできないですと物理的にはできると思いますが、朝回収できていたものがもしかしたら昼になってしまうかもしれない、そうするとカラスに攻撃される時間も増えてしまうかもしれないなど様々な事情があります。確かにごみ箱を設置しているとはいえ、パッカー車が前に入れていないところはステーション方式にご協力いただいている現状ではあります。おっしゃっていることはよく分かります。不衛生ですし子どもが通られる場所ということも認識はしておりますので、これからも強く管理会社に、同じようなことを繰り返さないために網を張る、カラスへの対策を強化してもらうように、言い続けたいと思っております。おっしゃっていることはよく分かります。

 

市民:

今、通ってきたのですが、収集日に捨てないで、もうたくさん捨てられています。

 

市長:

そういうことですよね。それが駄目なことで、当日の朝に捨てていただくというマナーであってルールですので、また生活環境課からしっかりと注意をさせていただきたいと思います。

 

市民:

よろしくお願いいたします。今の話ですがマンションの前にこの立派なものを造られていますがそこへ車は入れないんですよね。

 

市長:

そうですね。

 

市民:

それで一応、この場所を指定させてもらいました。しかし、そこの管理が悪いもので。

 

市長:

そうですよね。

 

市民:

それが今の区長の悩みになっております。

 

市長:

私も事情を聞いているとマンションの管理会社がさらにここを点検する事業者さんに依頼をしているようで、管理会社が直接見ているわけではなく、ここの点検が、今おっしゃっていただいたように徹底されていない部分があるようです。それで、早めに出していて荒らされてしまっている状況と聞いています。そこはよくないことです。おそらく点検も、当然可燃ごみは週2回ですが本当に2回しっかりと管理業者が見ているのかは不明ですので、これから注意していきたいと思っております。

 

市民:

場所が場所なので通りがかりの人や、自転車で自分のところの収集が終わってからから持ってくる人を私も見たことがあります。それも朝に出したり晩に出したりしています。

 

市長:

実はお恥ずかしい話ですが、四條畷市でいくつかそのような場所があり、本来の収集場所ではないのに置かれているところには、啓発看板や最終的には防犯カメラまで設置して対応しているようなところがあります。本市では元々警察官だった方を職員として採用させていただき、受動喫煙の取締りも兼ねてそのようなところも見ていただいています。この巡回の中に加えさせていただくなどして、なんらかの対策取らないとおっしゃるとおりだと思います。

 

市民:

本当にカラスがすごいです。1羽ならよいですが寄ってきて怖いです。

 

市長:

おっしゃるとおりです。危険ですし、ばい菌がありますから。

分かりました。改めて対応を考えたいと思います。ありがとうございます。

 

市民:

それで、先方と一度話をしたいと思っています。

 

市長:

先方というのは管理会社さんですか。

 

市民:

はい。

 

市長:

それはおそらくですが、可能だと思います。

 

市民:

夏はこのように荒らされてすごかったです。それで写真を撮りました。近所の人にこれを整理していただいています。そのため、管理会社は見に来ていると思いますが、見に来てもきれいになっています。それの繰り返しです。カラスもついばんで運んでいきます。

だから、一度お会いして話がしたいです。この網が1個だけしかないのでそれでは駄目です。

 

市長:

量が追い切れないですよね。

 

市民:

その間からカラスが入り込んで散らします。ですので、この網をもう少し大きくすることと、出す日にちは決まっているんですね。

 

市長:

おっしゃるとおりです。

 

市民:

これがむちゃくちゃなんです。ここのハイツへ行って話をしようとしても出てこないので話ができないんです。

 

市長:

よく分かりました。今おっしゃっていただいたとおり2つの可能性が考えられまして、当然その住民の方がどのタイミングで出されているかもありますが確証がなく、もしかしたら本当に他の方が持ってこられている可能性も当然あり、まだこれが絞り切れていないという状況も実際にあります。そのため、検証する必要があるかなと思っています。ありがとうございます。それはぜひ伝えさせていただければと思います。

 

市民:

すみません。それで、そもそも今置いている場所がなぜあの場所になったでしょうか。あそこは車がよく通るところでマンションから下りてくる川のとこに、よその組ですが、青いネットできれいに置かれている場所があります。そこへ一緒に置かせていただいたらきれいなのですが。

 

市長:

これは、僕よりも会長から答えていただいた方がよい案件かなと思います。

 

市民:

ああ、すみません。会長にもいろいろ言っています。その許可は誰が出すのでしょうか。会長でしょうか。

 

市長:

基本的に、ごみステーションの場合は利用されている方々のお互いの合意の中で進むものであるため、今おっしゃっていただいている場所は少し北の部分かなと思います。既にそこに捨てられている方との関係や、ごみを置ける量の関係もあるかと思います。

 

市民:

多分、あそこだったら置けますね、会長。

 

市民:

ちょっと難しいと思います。

 

市民:

そうですか。しかしあのような場所でなければ、今のような道の通りでしたらいつまでも同じと思います。捨てに来る人もいるので。

 

市長:

基本的に市としては、いわゆるパッカー車が通行できる車幅があり一瞬でも止められる、総合センターの前の通りなどは府道になって交通量もあるためあの通り沿いは難しいですが、一定の幅があり止められるところであれば、市としてどこがいいとか駄目とかということはありません。ただ、やはりその周りに住んでいる方のご理解をいただかないといけませんので、検討を重ねた結果今の場所になったと私も聞き及んでおります。

 

市民:

現にそこを取っていてまだスペースがあると思うので、そこに一緒に入れさせていただいたらどうなのかなと思ったのですが。

 

市民:

話をしたいですがしようがないのです。それは出てこないのです。

 

市長:

事業者との会話はおそらく市でお伝えすることはできますが、収集場所を変えることは市では難しいです。

 

市民:

今の段階では変えるということは難しいのではないかと思います。

 

市民:

これは自治会と業者の話であそこになったわけなので、あそこになった経緯はあそこへ建てるときに我々も知らなかったところ、いつの間にか勝手に業者が進めていて、それで役所のほうの生活環境課もそこまで分かっていなくて全然違うルール的なことをしていました。そこで我々自治会としては業者さんと不動産屋さんとお話をして、そこへパッカー車を何とか入れられないかということでしたが、道も狭く危険で入ることは不可能ということでした。あのごみ箱設置も話が付く前に勝手につけてしまったんですね。

 

市民:

あのマンションが。

 

市民:

そうです。あんな立派なものを。

 

市民:

立派なものがありますよね。

 

市民:

はい。あれほど立派なものを造るのであれば許可を取って、国交省との絡みもありますがそちらにお金をかけてもらえればありがたかったのですが、既に施工後というところもあり業者さんと自治会が話した結果、今●●●さんが言われているあの場所も、あそこはあそこであそこの組の人たちが管理しているということもあり、ワンルームということもあったので、もうあそこしかないということで決まりました。あと自治会費もちゃんと納めてくださいねということと、衛生上言われたものも自治会からも条件はしっかり出して、散らかっていたら絶対に掃除しに来てください、常に衛生管理をしてくださいというお約束の中であそこになりました。

それで、最初は見には来ていたようですが、だんだんおろそかになっているのが現状です。だから自治会と不動産屋さん、業者との話合いの中、行政とパッカー車の話合いの中であそこになったというところです。

 

市長: 

このように写真も頂きましたので、我々からも改めて事業者、管理会社に、環境衛生上の望ましくない状況であることには変わりありませんので、しっかりお伝えさせていただければと思います。ありがとうございます。

 

市民:

まずこれは、話合いでできないことはないと思います。まず出す日をきっちり決めてもらうこと、今の容量のものをこの網一つでは難しいので倍にしてもらってカラスが入らないようにしたら、なんとかなるのではないかと思いますがこちらから要求しても話に出てこないのです。

 

市民: 

自治会として管理をしていかなければならないし、市長も言われたように、実際にそのマンションの人のごみか通りすがりの人のごみかが分からないので。

 

市民:

それは管理がきっちりできていないから。

 

市民:

ではなく、そこのマンションの人はルールに則ってしているが、そうじゃない場合もあるので、そこは検証しなければならないのかなと思います。一方的に自分たちのところだろうとすると反感も買いますので。

 

市民:

話合いをしなくてはいけない。

 

市民:

そもそもあそこになければ、通りすがりのとこでしょう。だから皆、置いて行かれるのです。

 

市民:

そうですね。あそこはもうあそこしかなかったというところでした。

 

市民:

だから、裏の川へ下りていってところへ捨てていただいたらブロックできれいになっている。

 

市民:

なぜ、相談に出てこられないかなということが第一です。

 

市民:

本当に夏場はすごかったです。週2回うちがこれを掃除しました。

 

市民:

瓶や缶などもよく捨てられています。通りすがりの人は傘を捨てていかれるかもしれませんし、人の目につきやすいところなので。

 

市民:

それで、人通りも少なく余計に目立ちにくいということもあります。捨てやすい条件がそろっているのかなと思います。

 

市民:

そのため、私からすると立派なごみ箱があるになぜかと思いました。あのごみ箱に捨ててもらったら駄目なのですね。

 

市民:

そこへ収集車が取りに行けないですから。

 

市民:

行けますよ。あの通りは来ています。

 

市民:

今置いているとこへ、向こうにあるものを持ってくる。

 

市長:

ごみ箱の場所を変えるということですか。

 

市民:

ごみはあれを持っていくのに移動して。

 

市長:

それこそ、おそらくどなたでも入れ始めるのではないかと思います。

 

市民:

でも、蓋ができるでしょう。カラスも入らないです。

 

市長:

会長にもおっしゃっていただいたようにネットを強化してもらうようにしないと、町にごみ箱を置き始めるとそこに誰でも入れ始めてしまうので、基本的に行政で町のごみ箱はあまり設置をどこもしていません。駅なども減ってきていると思います。

 

市民:

そうですが鍵がかかるので入れられるのはマンションの人だけです。

 

市長:

今度、鍵をかけ始めると収集業者さんはがとてつもなく鍵の開け閉めで時間がかかり、2万世帯以上あるためさすがに厳しいかなと思います。それで今ネットにしていただいているという状況です。

 

市民:

今言われるように、コンビニも捨てる場所がなくなってきたので、その影響もあると思います。

 

市民:

車からも他の地域からもここの道で捨てていきます。中には灰皿をぶちまけていく人もいたり、これは掃除するのでよいですが生ごみは。

 

市長:

本当に、掃除もしていただけていることはありがたいと思っております。おそらく以前と違うことは、究極的に言うとマナーの話です。全員がルールを守れば絶対に起きないことで、当日の朝に決められたところに出せば大きな被害にはならず、どうしてもこの部分が一番であることは事実かと思います。そういう意味では管理する責任として、約束してあそこに捨てている以上、衛生面を管理すると約束した上でのあそこなので約束を守ってもらうように行政としては指導していくようにしたいです。今、会長におっしゃっていただいたように、自治会としてお話する場を設けたいということであれば、できるように我々からもお願いをさせてもらいたいと思います。

 

市民:

お願いします。

 

市長:

ありがとうございます。

事前に3つほど頂いていて、事前のものでなくても構わないですが、たくさん時間もありますので挙手いただければと思いますが、いかがですか。

 

職員:

道路に動物のふんが放置されていることと、信号のない横断歩道についてと、公園にもっと充実した遊具を設置して、よりよい広場にしてほしい、あと障がい者、障がい児がスポーツできる場所が欲しい、この4つを事前に頂いておりまして、もしご質問されたい方がおられましたら言っていただけたら思います。

動物の糞、信号機、公園、障がい者のスポーツ

市民:

育成会の会長をしています●●●●です。

その4つとも育成会で募集した意見でして、それぞれお答えいただけたら振り返りができるかなと思いますので、よろしくお願いします。

 

市長:

ありがとうございます。

最初の犬の糞や信号機の場合は、市域全般となるとお答えしづらいものがあります。具体的な場所を説明していただけると少しお答えしやすくなります。後半の2つについては、具体的にお答えできると思います。

障がい者のスポーツ

市長:

まず、後半の1点目の障害児や障害者の方のスポーツについてです。これは広報不足かもしれませんが、少なくとも月に2回は公共施設でイベントの開放日を設けさせていただいております。障がいのある方がスポーツをできるように案内をさせていただいております。

あるいは、福祉系の団体の方々も最低月1回程は、開催されていますので、1月に複数回そのような機会があると思います。広報紙に必ず案内を出しておりますので、ぜひご覧いただきたいと思います。その月2回が少ないということであればご意見として受け止めて、スポーツの担当や障がい福祉課へ共有したいと思います。

公園整備

市長:

公園の件でございます。その公園もよくお子さんが遊んでおられます。しかし、おそらくおっしゃっておられるのは、もう少し大きな規模の公園と受け止め、お答えさせていただきます。

四條畷市はブーメランのような形で、国道163号が走っていて、ここにJRが南北に、ここに山があって、山を越えたら田原地区です。実は、四條畷市域全体で見た場合、人口当たりの公園面積が北河内で相当上位です。ただ、JRと国道163号のある我々のいる地域の公園の人口1人当たりの面積は、北河内で一番下です。簡単に言うと最も公園のないまちです。市全体で見た時に面積が大きい理由は、山が文化公園として公園になっているためです。

しかし、これは課題であると考えており、市で公共施設再編の検討を進めています。今後、各小学校区にボール遊びなどが自由にできる場所、高齢者の方が気軽に憩えるような場所を整備させていただきたいということで、計画に明記させていただいております。第1弾として、今、南小学校南側にあったくすの木園という施設跡地を整備する予定です。その跡地は比較的大きく、1,000平米以上の面積があります。

今、その地域の皆さんとワークショップをさせていただいて、こんな公園にしたいという意見を踏まえ設計しており、来年度に施工し高齢者の方から子どもまで集える公園の整備を考えております。

行政としては、南中学校や東小学校の跡地に関して、今、議論を進めております。我々としては、あそこに様々な世代の方が気軽に集える比較的大きな規模の施設にしていくということを最優先に考えている状況です。そのような施設を小学校区ごとに整備していく予定です。小学校区としている理由は、放課後に小学生は基本的に小学校区から外へ出てはいけないというルールがあるためです。

犬の糞の放置

市長:

次に、犬の糞の件です。確かにマナーがなっていない方もおられます。四條畷市の場合、他市に比べてペットのマナーは比較的良い方だと思っておりますが、放置される方がいらっしゃるというのも事実です。

対策として、全域に対しての広報誌等を活用した啓発も考えらえます。しかし、放置される場所やペットがトイレする場所は固定的です。行政としてできることは、事前にご意見いただいておりますが注意を促すような印をつける対応です。これ以上は先ほどのごみの話と一緒で、マナーの世界になります。常に市内全域をパトロールすることは難しい状況です。啓発活動のため、具体的な場所を教えていただければ対応しやすいです。

今、市としてできることは、注意を促すようなものを設置させていただくにとどまっています。むしろ、対応方法にご提案があればいただきたいと思っています。

信号機の新設

市長:

信号機についてです。信号機には、設置のルールのようなものがあります。交通量に応じて信号機と信号機の間隔等の設置ルールが決まっております。信号機を設置するのは警察です。地域の方々のお声を受け、行政として警察の方へ設置の相談することもあります。

ただ、基本的に警察の方でルールなどを確認されて設置できる場合に限り、設置していただけるのだろうと思います。今、設置されていない場所は、おそらく距離の関係等のルール上のことで設置されてないという状況だと思います。もしも本当に必要な場所があれば、行政から警察へ相談させていだきます。

今おっしゃっていただいている場所は、総合センターの前の通りですね。

 

市民:

総合センターと通りのファミリーマートのところです。

 

市長:

総合センターの前の通りですよね。総合センターから見て、北東に当たるファミリーマートのところですか。南北のところですか。

 

市民:

ファミリーマート中野店とくもん医院の間ところです。

 

市民:

清滝のほうに行くね。

 

市長:

その2か所ということですか。

 

市民: 

2か所を横切るところだと思います。ここは通学路でもあります。

 

市長:

総合センターから北進し、ファミリーマートがあって、東進したここですか。

 

市民:

そこです。

 

市長: 

アップダウンが激しい坂の先の方の場所のことですかね。

 

市民: 

家が建って見えなくなっています。ここです。ここが清滝。

 

市長:

ここかと思っていますが、違いますか。そこですよね。倉庫だったところが、今は、住宅になっているところことですかね。ここですね。ありがとうございます。交差点の直近であるため、これまでの経験上、信号機の設置は非常に難しい場所かと思いますが確認をさせていただきます。

ただ、信号機の設置に関して、信号機間の間隔がルールとしてあるようです。下の横断歩道の線は引かれている状況ですよね。

 

市民: 

横断歩道はあります。

 

市長:

そうですよね。そうであれば、あとは信号機と信号機の間隔です。

確認をさせてください。この辺りですね。こことの間隔の話になると思います。頻繁に信号機を設置した場合、円滑な交通の流れを阻害してしまうおそれがあります。分かりました。確認をさせてもらいます。

もしかしたら、ルール上の問題で難しいかもしれません。ご意見、ありがとうございます。他のところで説明させていただいたことに関して、追加でご意見があればお願いします。

犬の糞放置への罰則制定

市民:

たばこポイ捨て禁止条例があると思います。たばこを捨てたら罰金になるという条例だと思います。それを犬の糞に適用できませんか。

誰が糞を放置したのかは、分からないと思います。そのようなことは、難しいのでしょうか。ごみに関しても同じです。やってはいけないことですので、たばこのポイ捨てに罰金を科せるのであれば、他の行為にも適用できるのではないかと思います。

 

市長: 

ご意見ありがとうございます。この対話会の中で、歩きスマホに対して条例で罰金を科せるようにしてほしいというご意見もいただいています。刑法等に触れないのであれば、市が条例を制定し罰則を設けることは法律上可能だと思います。受動喫煙について、ご説明をさせていただいた理由を説明します。

着任させていた平成29年度、子育て世代の方々に対して一斉にアンケートをとりました。すごく多かったお答えが、副流煙の問題です。歩きたばこによって、子どもたちが副流煙を吸いかねないという意見です。条例で罰則を設けることは可能です。

しかし、ご理解いただけると思いますが、条例で罰則を設けるのは大きなことです。濫用した場合には様々なことに罰を設けられますので、できるだけ設けたくありません。各々のマナーで自制してほしいと思います。

それでも、あまりに多くのお声と理解を示される市民の方が多い場合、罰則を設けることもあります。当時、喫煙者の方から否定的なご意見もいただいた中、たばこのポイ捨てに罰則を設けました。犬の糞の始末に対する罰則については法律上、おそらく可能だと思います。難しいところです。市で様々な罰則を設けることもできます。そうするとこれをやっても罰、これをやっても罰というようななんでも罰則を設ける市になりかねません。その市が住みよいまちなのかというと難しいですよね。住みよくなるかもしれませんが、反対にすごく窮屈なまちになるかもしれません。これでは駄目です。

基本的にはマナーの範疇です。マナーをルールで縛った方が良いということについて、ご意見としては分かります。安易に罰則を設けるべきではないという観点から、犬の糞では住民の皆さんのご理解を得られない部分もあると思います。

このことについては、今日ご参加いただいている皆さんのお声が知りたいぐらいです。ただ、できるかできないかで言うとできますし、たまにそういうお声もいただきます。ありがとうございます。他にいかがでしょうか。

歩きたばこに対する指導

市民: 

先程のたばこのことです。まだ、歩きたばこをされている方がおられます。結構いらっしゃいますね。注意するのが怖いです。注意できない場合、どうしたら良いでしょうか。

 

市長: 

ありがとうございます。元警察官が市内巡回をしており年間すごい人数を指導しています。実際、忍ケ丘駅前は劇的に数が減っております。記録もしています。市役所によく見かける場所を教えてください。生活道路にはまだまだいらっしゃるというのが実態だと思います。声かけをしていただける方もいらっしゃいますが、やはりトラブルになることも多いです。声かけをしていただけることは、ありがたいです。しかし、避けていただく方が良いケースもあります。ここで見かけるというのであれば、時間帯等を教えてください。職員を現場へ行かせることができます。最近の世の中、安易な声掛けがトラブルの発端になりかねないという状況です。本当はお互いに声を掛けられるまちが一番良いと思います。危険を感じる場合は、避けていただいて、市へ一報をお願いします。

犬の糞の放置対策

市民:

もう一つ、犬の糞についてです。チョークで犬の糞の周りに日時を書くと、飼い主さんが次の時にそれを見るので、止めるということらしいです。

 

市長:

ありがとうございます。市の方では全く同じ効果を狙い、置いてある場所に啓発の看板のようなものを設置したところ、改善された例が多いと聞いております。ありがとうございます。

大東市域での歩きたばこ対策

市民:

先程の歩きたばこの関係です。私は通勤の時、四条畷駅へ向かって歩きます。朝の通勤時間帯、たばこを吸われて途中の田んぼなどに吸い殻をポイ捨てされるのをよく見かけます。それと四条畷駅に近づくと途中から大東市に入ります。大東市にはそのような条例がないと思います。そこを大東市と協力し、四条畷駅周辺でたばこを吸いにくい環境づくりをしていただきたいです。

市長:

ありがとうございます。おっしゃるとおり、途中から市域が変わってしまいます。繰り返しになってしまいますが、本来は条例が制定されていない場合であっても、たばこのポイ捨てをしてはいけません。職員は時差勤務をして通常の勤務よりも早く出勤し、通勤時間帯の見回り体制を組んでおります。しかし、見回りをしているのは確かに四條畷市域だけです。大東市さんも受動喫煙防止のルールを持っておられますが、本市ほどは巡回をされていない部分もあるかもしれません。やはりあの辺りは通勤時に人が多いエリアです。副流煙の問題等も含めて、連携若しくは四條畷市側が少し多く見回る対応をするのか協議をする必要はあります。駅前は公共的な空間でもあるため、どのような対応ができるか宿題として考えさせていただきたいと思います。ありがとうございます。

自治会及び各種団体の存続

市民:

先程から意見を聞いている中で、ごみの件にしてもマナーやモラルの一つだと思います。

横断歩道の件に関しても、道路交通法で車の免許を取得している人は、人がおれば徐行や一旦停止をしなければならないと定められており、罰則があるルールだと思います。信号機を増やすことも、一つの方法だと思いますが、今言われたお話は全て自治会レベルで解決できる話かと思います。

日々、そのようなご意見を自治会にしていただき、自治会から行政へ訴えていくということが本来の自治会であって、それこそ地域づくりだと思っています。ただ、今の時代各自治会や各種団体の役員の成り手がいないのです。自治会員もおらず、マンパワーが全く足りない状態です。昭和時代は、自治会員や役員さんがたくさんおられました。育成会や婦人部さんなど、全ての部会にたくさんの人がいました。そのような繋がりもあったため、隣の子の悪さを隣のおばちゃんが怒ってくれていましたし、知らない子であってもしっかり怒ってくれるという時代でした。その時代に今のような問題があったのかといえばそんなになかった気もします。

これから住み続けたいまちづくりをしようと思えば、行政とともに自治会の在り方を考える時代だと思います。令和5年度の予算方針の中に、各課に対して地域の各団体等の連携というお言葉があり、ありがたいと思っていますがマンパワーが足りません。もう一つ垣根を越えて、市全体で自治会や各種団体をしっかり見直してほしいです。

今、育成会さんが一番大きな組織になって、子どもたちをしっかり見守ってもらっていると思います。やはり子どもたちを絶対に守っていく地域、みんなの目でみんなの手で子どもたちを見守っていく、ひいては地域を見守っていくところから実施していきたいと思っております。自治会から行政に対するお願いは、もう少し各団体や自治会との連携を取っていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 

市長:

ご意見ありがとうございます。今回の対話会が20地区目になります。各地域の皆さんから、今後の自治会や在り方に関するご意見をいただきました。育成会さんもそうです。他の地域では、隣の地域と一緒に合同育成会のような形態をしていきたいというようなお声もありました。本当に様々あります。実際、四條畷市においてもある自治会が存在しなくなっています。自治会長の皆さんが集まる会議への出席も難しいということで、自治会としての活動を基本的にされていない地域もあります。そうした中で、おっしゃっていただいたとおり、今は自治会の在り方が変わっていく歴史の変遷期だと思います。

市役所より自治会の方が歴史は長いです。例えば、国民健康保険や介護保険は昭和の途中にできた制度ですが、自治会制度は戦前から存在しています。民生委員さんも100年以上続いている制度です。今、市が福祉サービスなどの様々な領域にまで業務の幅を広げているのは、戦後からの行政が拡充してきた結果です。逆に、自治会は少しずつ担い手不足になってきています。おっしゃっていただいたとおり、市役所として補っていかなければならない領域は、今後増えていくと思っております。特に四條畷市の場合、数百人の自治会から1万人を超える自治会まで幅広く存在しています。20会中過半数以上の自治会から、在り方の見直しは必要だというご意見が出されております。

また、自治会長の皆さんが集まる地区会長協議会の中でも、地域の担い手が不足している現状を踏まえた新たな在り方を四條畷市として考えていく段階であると思っており、色々な在り方があります。他市でも、様々のことを実施されておられます。自治会から条例で設置するコミュニティー協議会に置き換えてしまっている地域もあります。まだ、自治会を存在させるという地域もあります。

四條畷市にとって、どういう在り方がふさわしいのか、自治会長の皆さんや地域の皆さんのお声を伺いながら、考えていきたいと思います。

ただ、今、●●さんがおっしゃっていただいたとおり、地域の皆さんのお声をお聞きされている自治会さんだからこそ分かっていることなどもあるかと思います。これが行政と5万5,000人の個人となった場合すごいことになります。個々人の方のご主張になった場合、対応が難しい部分も当然あります。どのような在り方が良いのか、一緒になって悩ませていただきたいなと思います。ありがとうございます。他にご意見はありますか。

子ども医療費の拡充

市民:

すみません。子どもの医療費についてです。今、中学生まで500円です。今後、高校生までになるという話を聞きました。本当でしょうか。

 

市長:

冒頭の財政のお話の中で、少し触れさせていただきましたとおり、投資ができる状況まで財政状況が回復してきました。来年4月1日より18歳まで3年拡充ということで既に議会で可決されておりますので、4月1日から開始をさせていただきたいと思っています。さらに3学期から2人目以降の給食費を無償化します。こちらも議会で認めていただきました。物価高騰等の影響もありますので、しっかりとそういう面でも子育て世帯の方の助けになりたいと思っております。ありがとうございます。その他はいかがでしょうか。大丈夫ですか。せっかくですからどうぞ。

ごみ収集場所の変更

市民:

ごみの続きです。私は1丁目に住んでいてゴミ収集車が来るのは早朝です。8時過ぎに来ていただいていますが問題は3丁目です。トンネルの先が3丁目のため昼から回収されます。そのため、朝に出されたごみが長時間放置されています。トンネルをごみ収集車が通過できないため同じ時間に回収することは無理だと思います。長時間放置されており、昼になってカラスに荒らされることもあります。そのためごみを捨てに来た人の中には持って帰られる人もおられます。そういう人を見ています。でも、私達が回収時間を決めることはできません。そういうこともあってです。

 

市長: 

難しいですよね。同じ時間に全箇所の収集はもちろんできませんので、ルートを決めて順番に収集している状況です。

 

市民

だから、もうマンションのところで何とかしていただきたいというのが一番の思いです。

 

市長 

色々な意見があり朝早くに出すのが負担になるため昼から収集してほしいという方もおられます。

平等になるように頻繁に収集の時間を変えてほしいとか、反対の意見として、頻繁に時間が変わると分かりづらいという意見もあります。仕事の勤務の関係で曜日を変えてほしいという意見もあります。日付、時間や曜日が変わるとすごく混乱を招くため、難しいと思います。

ごみの収集の日時等は一定期間、変更が難しいと思います。1箇所変えると全部のルートを変えなければならない場合もあります。ご意見の場所については早朝であればなお良かったところ、お昼に収集される場所になってしまっていると思います。

 

市民: 

だから、何とかマンションのところで、収集してほしいということが一番の願いです。

 

市長: 

ご意見はよく分かります。ただ、まずは会長の方にお話しいただいて、事業者の方とお話をお願いします。

 

市民: 

何回もされているようです。

 

市長: 

直接話をされていないとのことではないのですか。

 

市民: 

連絡しても一方通行です。

 

市長: 

そういうことですよね。

 

市民:

マンションへ行って、ここに書いてある住所や電話番号を見てきました。でも私一人ではできないです。

 

市長: 

そうですよね。ありがとうございます。これはもうしっかりとやらせていただけたらと思います。会長、よろしくお願いします。

 

市民:

はい。

民生委員制度の改善

市民:

1つ悩みがあります。民生委員の話です。今年改選で改選日が、12月5日で自治会の推薦枠は2名です。1名は何とかなりそうで探し回っていますが、あと1名はどうしても見つけられません。

今、僕は夜も眠れないです。夜は眠れないので昼に寝ます。国の制度ではありますが何とか改善できないでしょうか。僕は民生委員を18年間させてもらっています。今、82名ですかね。その内、11名が決まっていません。

 

市長: 

自治会の話とこの民生委員の皆さんの件については、多くの地域からお声をいただいています。

まず、自治会長をはじめ、多くの皆さんのご協力に感謝したいと思っております。おっしゃっていただいたとおり、厚生労働省の特別職の公務員として勤務いただく制度でございます。100年以上にわたる制度ですが、逆に言うと100年間あまり制度として変わっていない制度です。社会情勢はこれだけ変わっています。基本的に無報酬で勤務していただいている点等について、様々なことを他の自治会長さんもおっしゃられています。担っていただく役割の大きさから、選ばれた方以外にお願いできない難しい点があると伺っております。

また、報酬もないという点もあり、本市のみならず市長会等のあらゆるルートを通じて、厚生労働省へ処遇の改善等を要望する必要があると思います。今、定年年齢が引き上げられて高齢になっても働かれる方も増えてきている中、制度そのものを見直していく必要があると思います。本当にご負担をおかけして申し訳ないなと思っております。市としても今のままではなく、制度の抜本的な改善をしていただけるように国の方に訴えていきたいと思っております。

 

市民: 

この自治会には今、1,080世帯くらいあります。それを2名で担っておりこれも問題だと思いますのでこの辺も改善していただきたいです。とにかく1人の負担が多過ぎます。

 

市長:

そうですよね。おっしゃるとおりです。民生委員さんの各地区の世帯の割当ては結構な負担だと思います。おっしゃるとおり、1人当たりの担当される世帯が多いほど負担も重くなって、より成り手も少なくなるということですよね。

 

市民:

そうです。これは既に要望しています。現在も1名です。僕は約束しています。2名になったらやってもらいます。増やしてもらいます。以上です。

 

市長:

ありがとうございます。

本当に民生委員さんもそうですし、保護司の方、人権擁護委員の方や消防団の方のように、特別職の公務員として勤務いただいている方はたくさんおられます。先程の自治会の成り手の話ではありませんが、どうしても行政からたくさんのお願いさせていただいている部分もあると思います。そのような面の在り方も含めたご意見だと思っております。ありがとうございます。

最後に

その他は、いかがでしょうか。少し時間を過ぎておりますが、せっかくの機会です。言えていないことがあればいただきたいと思います。よろしいですか。 

ありがとうございます。本当に忌憚なく様々なご意見を聞かせていただいてありがとうございます。すぐに解決案を示せず、本当に申し訳ないと思います。ただ、一方でごみの件一つとっても、1軒であっても、収集車が来てくれたら良いというご意見もよく分かります。よく分かりますが、市域全域の中でのルールとの兼ね合いもあります。管理をご自身達でしていただけるという約束でマンションを設置された以上、約束を守っていただかなければ全てに綻びが出てきてしまいます。ここは粘り強くさせていただければと思います。公園整備の件や子育て支援の件等のように、歩みは遅いかもしれませんが、何とか一歩一歩前に改善させていただきたいと思っております。

この対話の場で直接いただいたお声は、そのような意味で非常に重要です。皆さんから聞かせていただいたお声が、最終的な予算の判断等につながってまいります。

そのため、今後ともこの対話会を開催させていただきたいと思っております。大変参加しづらい時間帯ではございますが、是非、次回もご参加いただけたらうれしいなと思っております。改めて、平日の大変参加しづらい時間帯にもかかわらず、ご参加をいただきありがとうございました。これで終わらせていただきます。ありがとうございました。