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地域と市長の対話会

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二丁通での意見交換全文(第5回地域と市長の対話会)

道路の補修・防犯

市民:

今日も地区会長協議会で、四條畷に1人当たり7,500円の個人的な商品券を頂いたことや、他の市にはないマイナカードを作ったら何とかということもあると聞きました。非常に財政も頑張っていただいていると思います。二丁通を代表させてもらっているので言わせていただきたい。二丁通は四條畷の中で寝屋川市との境なので、どうしても防犯や、ハザードマップなどが最後になるというか、消防も南野下分団で下ということで、順番をいろいろ考えていただいておられると思うのですが。やはり通学路はかなり傷んでいるところもありますし、歩道も危険な場所があります。それから先々月、毎日見守り隊を頑張っていただいていますが、空き巣に入られたことがありました。消防は大東からすぐに来られますけれども、警察となると四條畷署からで、少し不安なところもありますので、そのあたりをまた教えていただきたいと思います。

 

市長: 

ありがとうございます。

まず、道路に関することですが、この二丁通のエリアにおきましては、郵便局の前の通りが通学路ということもございまして、足かけ少し年数はかかってしまったのですが、国の交付金を頂きながら歩道の整備を行いました。全市的に通学路ですと、半分ほど国の予算を頂きながら整備ができます。

これまで四條畷市は、財政が厳しいこともあり、国のお金がつく部分であれば、一定、市としても道路整備をしていこうとなっておりました。そうすると、ほとんどの場所が通学路に限られていました。令和3年度までと、令和4年度からの大きな違いは、たとえ国のお金がつかない道路であっても、壊れているところ、危険なところはどうしてもあるので、そのようなところも改修をしていこうとしています。日本国全体で見ても道路はたくさんあるので、国からお金をもらうことも昔より厳しくなっていると言いますか、自治体さんに任せますとなっているのが実態です。国のお金がつくところ以外の道路では、これまでは穴が空くなど、危険な状態になってからの対応でしたが、我々が今目指しているのは予防保全型です。起きてからの対応よりは予防保全をしっかりと全市的にやっていくことで、効率的で安全な行政運営につながると考えています。今後も、地域でここは積極的にしてほしいとか、ここの舗装はどうだとか、様々なご意見いただければ、今後の予算編成に活かしてまいりたいと思います。

防犯の部分でございます。本市は本当に防犯委員会の方々含め地域の皆様のご協力があって、あまり隣接市と比較することはよくないですが、北河内の中でも非常に犯罪発生率の低い市でございます。どうしても2市で四條畷署でございますから、四條畷署の犯罪発生率はそれなりにありますが、四條畷市は比較的低いほうに位置しております。

先ほど空き巣というお話がありました。警察との連携について、警察の署長さんとお話しすることがあります。警察は大阪府さんが所管をされていますが、人員体制含めて警察さんも非常に苦しいと伺っております。我々が今考えていることは、防災に関しては地域防災計画という形で、例えば南海トラフ地震や、生駒断層地震が起きたときはこのような対応をするという計画がありますが、地域防犯計画はまだ持っておりません。防犯についてはどうしても地域の皆様の見守りや、防犯委員会の力に依存してきていたというような実情があります。

そのため、今後、地域の安全・安心というのも踏まえて、今、まさに地域の防犯の計画を、防犯カメラなど様々ご要望ございますから、どんな設置基準でつけていくのかを考えております。その中で、いや、もっとこうした方がいいのではないかなど、適宜、防犯委員会等の皆様からご意見いただきながら、防犯力も高めていくというのが今考えている方針でございます。

固定資産行財政改革・子育て支援策

市民: 

こんばんは。いつもありがとうございます。

2つだけ。本当に財政も健全化されて、今、区長がおっしゃったように、1回目は5,000円、2回目は7,500円という給付をしていただけたというのは本当にありがたいことです。これは黒字になったからできることでございまして、黒字になるにあたっても、何もしてなくて黒字になったのかというとそうじゃなくて、いろんな建設関係の事業をたくさんやっていただいております。あれほどマイナスの多い赤字の四條畷市の財政を健全にもっていかれた。市長は簡単に言われましたけれども、その苦労があったと思います。どうしてこのようにプラスになったのかという話を、もう少し詳しく市民に伝えていただきたい。

それともう一つ。今日、年寄りのまちになりつつありますけれども、子どもさんたちも一生懸命頑張って学校に通う声も聞こえております。四條畷の魅力あるまちづくりの一つとして、子育て支援を十分に活かしたまちづくり、あるいはご婦人方が有意義に家庭生活をできる四條畷、魅力づくりをしたいと市長は常々おっしゃっています。今後、その子どもを活かす、子どもたちが生き生きと暮らせていける、そんな四條畷市の建設をどのような考え方で進めていかれるのかと大きな期待をしております。その件についてお話をしていただきたいというふうに思います。ありがとうございました。

 

市長:  

ありがとうございます。

まず、行財政改革の部分ですが、何か1つというよりは、本当に様々な積み重ねがあってなんです。ただ、やはり最終的に市として、これでうまくいったといいますか改善に進んできたなということは、市で行財政改革プランというものをつくって令和3年度まで実施してきまして、これは本当に皆さんが想像されているより厳しい計画でございます。定期的に部長級以上と私も含めて集まって会議をするのですが、どこまで削減をしたか、どこまで効率的にしたかを、本当に市役所を挙げて徹底的に進捗管理をしてきました。

様々な取組みがあって、例えば電気代ひとつとっても、これまではくすのき小学校や市民活動センターなど、それぞれ電気事業者さんと電気代の契約をしていました。どこのご家庭も家庭と電気屋さんの契約だと思いますが、ここも実はまだ工夫の余地が残っています。複数の施設を1つの発注にして競争入札という形で電気事業者に発注する。少し複雑な話をして申し訳ないですが、こういうことをするだけで、実は市の電気代が年間数千万円変わってきたりします。これまで漫然と施設ごとの電気契約にしていたものを、発注方法を競争入札に変えるだけで、それだけの財源が生まれます。

他には、先ほど少し触れました国から頂く交付金ですが、道路関連では私が着任させていただく前後を比較すると、10倍ぐらいもらえる額が増えております。同じ事業をするにも国のお金をたくさん頂くことができれば、市民の皆さんのご負担を減らしながら同じだけの効果を上げることができる。

そして一番大きいものは、四條畷市の職員数で、平均人口当たりに直しますと府内で最少です。あと10人から20人ぐらい職員数がいる状態が、他市と比べたときの平均の数という状況です。

本市の職員は他市と違って、他の市役所であれば、例えば建設課ひとつとっても公園課や河川課と分かれています。本市はそれを1つの課で行っており、視野の広い職員や複数の事業をこなせる職員が多いです。人件費を可能な限り抑制をしながら様々な事業に対応しており、根本的な人件費を抑えています。人件費は一番割合が大きいですので、職員の尽力と、そのようなことに対して市民の皆様の深いご理解があることが、行財政改革の累積の効果として一番効いてきているのかなと思います。

あとは各種、申し訳ないですが、市税等を滞納されている方に対する対応など、ここは確実に積み重ねてきました。これも億単位の効果が出ておりますので、そのような部分を着実に積み重ねてきたことが大きいと思っております。

2点目の子育て支援ですが、少しご説明をさせていただければなと思います。

実際、先ほど●●●さんにおっしゃっていただいたように、何も事業をしない状況でお金を回復することは誰でもできるのですが、事業を前に進めながら財政健全化するのが非常に難しいです。子育て支援はゼロ歳児から始まるというよりは、その前の妊婦の方から始まるわけで、妊産婦健診への助成はどの自治体もやっておりますが、5年ほど前に四條畷市はさらに2万円増額して、現在、府内最高の助成額という状況です。出産された後は、保健センターの母子健診などの際に、早めに異常等がないかをしっかりとケアができるように市独自の検査機を入れています。お子さんの目や耳の検査があるのですが、今年度から目の検査のために1,000万円以上する珍しい機械を導入しました。これを入れることで弱視など様々な目の病気を早期に発見をできます。あるいは、待機児童の問題では、保護者の方が働きに行けるか行けないかは子育て支援で非常に大きいことですので、市独自の保育支援の施策に相当力を入れております。例えば専門学校で保育士になられた方に、保育士になった瞬間、何百万と借金を抱えたまま保育士になられる方がいらっしゃいます。そこで、その奨学金返済制度や、家の担保として宿舎借り上げ制度、あるいは育児休業等が取りやすいように園に対して助成をする。また、他市だと自分でお金を払って研修に行かないといけないところを、市の研修制度を整えることで保育士を確保して、なるべく子育て世帯の方が働きに出やすいように支援させていただいています。

小中学校でよく問題になるものとしてエアコンの設置がありますが、他市だとまだエアコンが入ってないところもあるなか、本市の場合、特別教室も含めて全6小3中学校のエアコン全部の新規入替えを行っています。また、体育館にエアコンをつけることは非常に難しく府内でも珍しいですが、避難所にもなりますので整備をさせていただいております。さらに、この4月に財政が健全化したこともあり、子供医療費の助成を15歳までから18歳まで3歳分延長させていただき、府内でも最高水準になりました。

加えて、大阪府内で相当珍しいことですが、この3学期から複数の児童生徒をお持ちのご家庭に対して、2人目以降の給食費を無償化しました。全児童できなかったかのかというお声もありますが、全児童に行うと年間2億円以上かかるため、それは難しいのですが、相当手厚く子育て支援は重ねてきているかなと思います。

今後もインフルエンザのワクチン接種の補助など、様々なお声をしっかりと受け止めながら、子育て世代の方に選んでいただけるような魅力あるまちづくりをしていきたいと思っております。ありがとうございます。

バス・公園の整備

市民:  

すみません。バスのことですけども、僕が病院を退院してバスに乗ろうと思ったら、もう廃止になったということでバスが通らないことになりましたが、それはどういうことですか。

それと、マリーナの体育館の向かいの広場です。以前は何か機械を置いていて、今、土地は眠っていますが、あそこへ公園をつくってほしいです。忍ヶ丘のほうは大きな公園がありますが、このあたりは小さな公園ばかりです。そういうことで説明お願いします。

 

市長: 

ありがとうございます。

バスとおっしゃっていただいたのは、恐らくコミュニティバスのことかなと思います。少し説明をさせていただきますと、2年前に大きく制度を変えさせていただきました。四條畷市のコミュニティバスで、基本的に一番大きな予算がかかっているのは、田原地域の皆さんが、徒歩では駅を全く利用できない地域なので、田原地域と四条畷駅を国道163号線を通じて、あの赤い大型バスで結ぶというところです。これが基本的なコミュニティバスの役割ですが、これまでは通勤・通学以外のお昼間の時間帯に、あの大型バスを西部地域を循環する形で運用しておりました。

しかし、昼間に運用する大型バスは6台分ありますが、バスに乗っている平均人数が、大型バスに2人という状況でした。さすがに他の市民の方等から、億単位の費用がかかっている中で、2人しか乗せてないバスを回し続けるのはどうかというご意見がありました。また、大型バスですと入れない道がありますので、今は大型バスから小型普通の乗用車に変えて、西部地域内の岡山の上のほうや山の際、神社のほうなど坂道が急なエリアで道が細いところに小型車両を回している状況です。

では、ほかの地域も回せないのかということで、基本的にはなるべく多くの地域に回りたいとずっと検討しています。ただ、現在四條畷市は民間バスが京阪バスさん、近鉄バスさん、田原の方に奈良交通さんという3つの民間バスさんが走っております。市で小型乗り合いタクシーなどを走らせるときは、この民間バスの通る路線を重複して走ることの許可は基本的におりません。要は、民間の競合してしまい、公共が民間さんの仕事を奪うことになってしまいます。そのため基本的に、清滝のほうなどは結構坂がありますが、やはり民間競合になってしまいます。西部でも外環状線や国道163号線などは民間バスさんが走っているため、なかなかそこを通過する公共交通を走らせることが難しく、限定的なエリアしか走れていません。

これは課題に感じており、市域でこれから免許返納も含めて公共交通を活用される方は増えてくると思っています。現在、乗り合いタクシー制度は実証運行としていますが、やはり使えないエリアの方々の手当てが今の制度のままだとできないので、検討を重ねています。基本的に、乗車数が少ないので大型バスを復活させることはもうないと思います。ただ、小型の状態で、今以上に多くの地域の方に、お出かけする機会となるような公共交通を提供できないか、検討を進めているというのが現状です。

アリーナの向かいの広場というと、西中学校とアリーナの挟まれているエリアの前にあるエリアかなと思います。もともとあの土地は民間さんの土地で、トラック等を扱われる事業者さんが買い取られそうでしたので、ご存じのとおり近くにアリーナや学校があることから、通学路等になっているところに頻繁にトラック等が出入りすることは危険ということもあり、公共用地として市が保有している状況です。

すごく良いことをおっしゃっていただいたのですが、四條畷市は、大体このようなちょっと右下にポコンと出た形をしていまして、国道163号線が横断するように走っていて、縦に外環があり、JRが走っています。ここに山を挟んで田原地域、西部地域と、そういうエリアになっています。今おっしゃっていただきました、四條畷全体で見たときに、人口に対する公園の面積・量は、実は北河内でも最高水準です。ただ、山から西側のJRと外環状線のあるこのエリアだけで人口に対する公園の面積・量を見ると、北河内でも一番公園がないエリアになっています。なぜなら、ここに飯盛霊園、あるいは田原にたくさん公園があるので市全体で見ると公園は多いですが、西側だけで見ると極端に少ない状況です。1,000平米を超えている公園は、岡山の蜻蛉池公園や、雁屋北公園、川崎池公園など、数えるほどしかなく、基本的には1,000平米以下の小規模な公園が多くなっています。これは市民の皆さんからいただいている大きな課題の一つと思っています。先ほど子育て支援とおっしゃっていただきましたが、やはり伸び伸び、気兼ねなく子どもたちがボール等で遊べる公園が欲しいというご意見もいただいています。

それで、現在進めているのが、建てて四、五十年経った総合センターなどの各公共施設の再編事業です。我々が基本方針として掲げているのは、楠小学校区や南小学校区など小学校区ごとに比較的大きな、高齢世代の方から小さいお子さんまで集えるような大きな公園を整備していきたいということです。大阪市内と違い山があり、少しのどかなところが四條畷市の魅力でもあるので、整備していきたいと思っています。

昔くすの木園があったところですが、南小学校の南に比較的大きな空き地があります。現在、第1弾として、地域の皆さんとワークショップを行いました。来年度工事をして、比較的大きな公園が1つ南小学校区にできる予定です。

くすのき小学校エリアについて、現在議論を進めているのは市民活動センターです。旧北出小学校は、現在校舎の耐震化工事が終わっていません。体育館部分は耐震化工事を行い、照明を替え、トイレをきれいにしました。市民活動センターの体育館は、四條畷の公共施設の中で最も使われている施設で、今後も長く使っていただきたいと考えています。ただ、校舎部分のほうは、今からきれいにしてという状況ではなく、相当老朽化が進んでいるため、あそこの土地の活用も含めて、考えていきたいなと思っています。

現在、体育館があって、校舎部分があって、北出広場があってという状況ですが、体育館はそのまま残していきます。ここの部分が土地として、かなりの面積があります。この校舎を残していくというよりは、この部分も含めて地域の皆さんと、こんな広場があったらいいな、こんな機能があったらいいなということをワークショップで話していきたいと思います。例えばこんな歩いて行ける広場、公園があったらいいとか、ハイキングコースがあったらいいとか、図書館みたいな機能があったらいいとか、そのようなことを地域の皆さんと話していきたいなと思っています。

それはいつ頃かですが、現在は社会福祉協議会さんや福祉系の団体さんなどが入っているため、移転先等も含めて議論をさせていただいています。体育館の改修を優先させていただいておりますが、移転先等の議論がまとまった段階で、大きな公園等に整備させていただきたいと考えています。

ご質問いただいたアリーナの向かいの土地については、やはり体育館の活用や西中学校との連携もあるため、すぐに公園とは考えていないですが、今後もしっかりと小学校区ごとに、広めの公園の整備を進めていく考えでまちづくりを行っている状況です。ありがとうございます。

四條畷市の人口・平均年齢

市民: 

僕の記憶が正しかったら、十何年前の時点では、四條畷市が大阪の中で住民の数が一番少なかったと思いますが、今はどうなっているのかということと、住民を増やすためにどのような魅力あるまちづくりをしようと思っているのか。住民の増加傾向や、それで平均年齢が上がっていっているのかについて。下がっていっているとは思わないですけれども。

それと、先ほど子育て支援で、すごい魅力あるプランなど、いろいろなことを実行してもらえていると思うのですが、それで増えたのか、というところをお願いします。

 

市長:

ありがとうございます。

まず、住民の皆さんの数の変化です。これは、今後、原則的に上昇するというのは10年、20年間は非常に難しいと思っています。といいますのも、いわゆる団塊の世代の方々がちょうど後期高齢者になられたところで、四條畷の人口分布は75歳、80歳ぐらいの方が飛び出ている状態です。それで、そのジュニア世代である40代後半の世代がまた飛び出ています。やはり平均寿命ということを考えますと、ここの数の方が相当数いらっしゃるので、どれだけ引っ越しされる方が来ても、亡くなられる方の数が圧倒的に多いので、住民さんの数自体が増加するのは、構造上非常に難しいと考えています。

そのため、今後、我々が考えていかないといけないことは、住民さんの数よりも転出されてしまう方と転入されてくる方の差引きです。亡くなられることは自然現象なので避け難いです。引っ越される方が多ければ将来の担い手層が出て行くことになりますので、これを防いで何とか支え手の層を増やしていくことが、上の世代の方にとっても私は必要な方向性だと思っています。

現在の方向性としては、数年前に出させていただいたグラフですが、四條畷の特徴として、20代前半の方はとてもマイナスであることが挙げられます。就職で東京に行かれたり、大阪市に行かれています。ただ、30代から転入が増えるという傾向が出ており、それに伴いゼロ歳から4歳児が来ています。この傾向をしっかり続けていくことです。住民数の純粋な増加は、高齢者の方が亡くなられるため難しいですが、子育て世代の方が転入増になる傾向を今後も続けていく。

そのために、子育て支援で一番重要なところは、どれだけまちづくりをしても、引っ越し先の新しく住まわれる家、特にファミリー世帯にとって魅力的な住宅開発がされないと転入増には基本的につながりません。直近で最も転入が多かった令和元年も、たくさん家が平成30年度に造られて、元年度にぐっと増えたというような事象があります。

最近、岡山でも15階建てのマンションができましたが、事業者さんがなぜそのような開発をするかというと、そこに住みたいと思う方が増えたら、事業者さんもすぐ家が売れるためです。それはどのように調べているかというと、その市の子育て支援なども見られています。それが充実してくると、四條畷で開発した家がすぐ売れそうなので住宅開発をするという流れになっています。

令和3年度から4年度に医療費助成なども含めて大きな投資ができるようになり、子育て支援をさらに重ねて、住宅開発事業者さんに伝わるような政策をしていけば、おそらく住宅開発が一層進んでいって、その後に若い世代の人口が増えるという順番かなと思っています。そのため、令和元年度の勢いをしっかりと未来につないでいくべく、各種政策を拡充させているところです。

平均年齢について、四條畷は特殊なため少し難しくて、田原台というエリアがあり、去年ぐらいまでまだずっと開発をして新しい住宅地を切り開いていました。そこにかなり20代後半ぐらいから30代のファミリー世帯が移り住んできて、新しい自治会が誕生しているぐらいです。この結果、四條畷市の平均年齢はあまり上がっていません。他の地域だと3割を超える地域もありますが、若い世代が一挙に来ますので全体の平均年齢は上がっておらず、高齢化率自体も日本の平均とほぼ一緒で二十七、八%ぐらいです。

最後に冒頭いただいた人口についてですが、村とか町は別として市だけで見ますと、阪南市さんなど近しい人口の市はありますが市の規模でいくと、数百人ぐらいの差で一番少ない状況にはあります。よろしいでしょうか。

給食・事件の発生件数

市民: 

市長、すみません、よろしくお願いします。カワモトといいます。

ちょっと2つほど教えてほしいのですが、1つは、私が学校給食の担当をしていたときに、7市で最も給食費が少なかったんです。子どもたちの量も最も少ないと聞いています。平成元年から5年ぐらいの間ですが、現在はどうなっているのか。それと熊取の事件や、奈良の学校帰りの殺人とかありました。7市の中での四條畷市の対策や、状況について教えていただきたいです。

市長: 

ありがとうございます。

今いただいたご質問は学校給食の費用ですね。大体1食400円ぐらいの費用ということは認識していますが、これに関して7市全体が今どうなっているのか認識しておらず申し訳ないです。これは私も帰り次第至急、調べたいと思います。

一昨年、本当に市民の皆様にはおわび申し上げないといけないですが、本市の元給食センターの職員が汚職、収賄をしてしまっていました。これにつきましては本当に市を挙げて市民の皆様におわび申し上げたいと考えています。横領した額は本人から全て返還をされており、本人に出した退職金も全て返還されておりますので、実費的な被害は出ておりません。しかし、このような事態を起こしてしまったこと自体が我々の責任であり、申し訳ないと思っております。

先ほど触れさせていただきましたとおり、四條畷の給食センターは建ててからもう二、三十年たっております。今年度から財政が回復してきたこともあるため、調理器具や、中の設備等、様々な投資をして、子どもたちによりよい給食を提供できるように努めることと、お二人目以降のお子さんの給食費を無料にすることで、何とか信頼回復に努めてまいりたいと考えております。

ご質問の7市比較は分からないですが、設備更新を行うなか、これからしばらくは給食費を上げていく考えはありません。それゆえに2人目以降を無料にしました。このような考えで今後も安心・安全な給食をお届けしてまいりたいと思っております。

子どもたちの安全については先ほども少し触れさせていただきましたが、いわゆる刑法犯罪については、7市の中でも非常に少ないことが四條畷市の特徴の一つです。これも私は市の特性だと思っていますが、交通事故も少ないです。防犯や交通安全の取組みについては、相当地域の皆さんのお力添えをいただいている部分があります。あるいは、他市に比べて顔と顔が近い関係性も四條畷市の特徴の一つですので、このようなことが犯罪の少なさにつながっているのかなと思っています。

市としての見守りについては、基本的に通学路等は、保護者の皆様や学校の先生などと一緒に通学路の交通安全プログラムという計画をつくり、どこに防犯カメラが必要だろうとか、ここにグリーンベルトという緑の通学と車道を区別するものが必要だろうとか、計画を立てて進めさせていただいています。本当に危険な場所には交通専従員という立って見守っていただく方などを、学校や保護者の皆様のご意見を伺いながら配置をさせていただいています。このような取組みを行いつつ、地域によってはいわゆる見守りカーのようなものを走らせていただいて、今後も地域の皆さんと協力しながら子どもたちの安全を確保したいと考えています。

市職員のマネジメント・四條畷の将来展望

市民: 

ちょっと2つほどです。1つは答えにくければ答えなくてもいいですが、今、市役所の方の人数を削減して、専任ではなく様々な仕事を任されているという話を聞きました。うちの会社でもそうですが、1人で複数の業務をすると負担が非常に大きいと思います。その中で不満や不安が出てくると思います。ただのわがままの不満と不安から来る不満、こういったことが出たときに市長としてどのように対応をされるのでしょうか。

それと、近い未来でも遠い未来でもよいですが、四條畷の市長さんが想像する新しい四條畷というのをお聞かせ願いたいです。お願いします。

 

市長: 

ありがとうございます。

皆さんが市役所の職員と接する機会といえば、市民課や保険年金課などが一番多いかなと思います。それ以外にも市職員は、大体300名程度が正職員等をしております。

それで、今おっしゃっていただいたのは非常に重要で、私が今どのような対応をしているかですが、まず、数百人の組織であるため、全員に対して私が対応することは、組織マネジメント上よくないです。現在市で行っていることは、部長級や市長に対してどのように思っているか、今の仕事のやりがいがどうか、などそれぞれの職員の今の状況を、定期的な職員アンケートで個人が分からない形にして行っています。そのそれぞれの部署ごとの結果に基づいて、部長、そして課長が、どういうケアが足りてないのかなどを把握しながら、データを全庁的に共有して、それぞれの部署への対応を、人員配置も含めてまず行っていきます。

それだけではなく、毎月ごとに、全職員の残業時間をつぶさに把握しております。やはり平均残業時間が短くても、極端に多い職員とそうではない職員がいる課があります。これは著しく健全じゃない状態のため、部長・課長を通じてどのような状況か報告をいただき必要があれば是正をします。特に、四條畷市役所にかかわらず、どこの市役所でも最近の傾向として、新しく入ってきた職員の離職が目立っている市が多いです。本市も三、四年前は実際そのような状況が続いていました。

現在、特に新しく入ってこられた方に対して、すごく簡単な調査ですが定期的にアンケートを取らせていただいています。少しでもアラートが出た職員に対して人事課の職員が相談などを行い、一時期年間で数人辞めてしまっていた状況が、入庁後1年後退職もゼロの年が出てきています。そのような、みんなで支えるとか精神的なことより、数値やデータを見ながら確実にアプローチしていくという方法で組織的に対応させていただいている状況です。

コロナ禍ではできていませんが、コロナ前は基本的に全ての職員とランチミーティングのようなことを行い、なるべく顔と顔を合わせるようにしておりましたが、現在ランチミーティングはしづらいためコロナ禍が終われば直接のお声を聞かせていただきたいと思います。また、職員提案制度を改めて、様々な提案を私なり部長級職員に直接ぶつける場を設けており、今回も人事制度などの提案がありました。そのような声を人事制度に反映させ、組織全体で制度等の改正を行うことができる体制を整えているところです。

2点目は難しい質問ですね。私の思う新しい四條畷ということですが、6年前に着任したころはまだ財政が厳しい状況でした。私も四條畷で生まれ育っていますが、何でこのまちが好きなのかと改めて考えたときに、私は岡山地域でしたが、頻繁に自治会館の前で夏祭りもあれば、駅前で祭りがあるなど、学校の先生や地域の皆さんがすごく温かい地域で育ったなという実感があります。

すごく抽象的なことで申し訳ないですが、先ほど申し述べた各種政策の子育て支援などの制度ももちろん大事です。しかし、やはり顔と顔が見えるまちづくりといいますか、住み続けたいと思うということにおいて、温かみがあるという感覚が非常に重要ではないかと思っています。先ほど、一定面積規模の公園を小学校区ごとに整備していきたいということにもそのような思いがあり、高齢世代の方が日頃から小さいお子さんを見かけ、そこで交流があることが犯罪を少なくすることにつながると思っています。

そのため、ど派手なものや、政策を矢継ぎ早に行うより、この健全な財政を保ちながら、多世代の交流が活きるまちづくりをしていきたいと思っています。少し新しさがないかもしれないですが、それこそが私の思う新しいというか、四條畷かなと思います。そのためにも対話会は非常に貴重であると思っており、足りていない部分や、これができていないなど、たくさんご意見いただけたら嬉しいなと思います。

公園の管理

市民: 

さっき公園の話がございましたが、二丁通で最も大きな公園がすぐそばにありますが、滑り台とコアラの乗り物がございます。今も草ぼうぼうなんです。私も去年から建設課の方と直接公園でお会いして要望をお伝えしました。そのときに、木の本数が多過ぎるから木を間引く方向性で、四條畷市として管理しているということを言われました。今後、間引きますということでしたが、いまだにそのままで、今も見苦しいぐらい草がぼうぼうです。その都度、区長さんや議員さんに、役所に言ってもらうように何度かお願いしています。そうしたら早めに草刈り機で刈ってくれますが、手で草を抜くことは広さ的にとても無理なことです。私と、私の隣の彼と、2人で公園の里親制度に登録しています。あまりにも公園が寂しいので、ツツジの苗を自分で作って植え、ハナミズキの木の苗を区長さんに役所から買ってもらって植えるなどして、春に花を皆さんに見てもらいたいと思い暇なときにしていますが、今も草がぼうぼうです。

なぜこのようなことを言うかというと、草を刈った時点ではきれいです。そうしたら小さいお子さんを連れてお母さんが滑り台で遊んでいます。今はそういう状況ではありません。役所としては公園のある場所は当然把握しているわけですので、ある程度定期的に公園のパトロールをして、草を刈ったほうがいいかをこちらが要望する前に判断して処理していただきたいということが要望です。

市長:

ありがとうございます。

まず、公園里親制度を活用いただいて、そのような彩りを添えていただいておりますこと感謝申し上げます。また、都度、本来であれば我々が気づかなければならないところ、市役所にご連絡いただきまして本当にありがとうございます。

四條畷市は大体公園の数が88か所ございまして、市全体としてそれらの管理を行わせていただいております。今取り組んでいることといたしまして、冒頭の話につながりますが、どうしても行財政改革期であったこの二十数年間はどうしても、草はもちろん刈れば生えてくるものなので、何度も支出がかさむためどうしても市民さんに言われてから対応せざるを得ない状況でした。我々もここをどう変えていけるかを考えています。

現在、シルバー人材センターさんのお力もお借りして、88の公園の定期的なパトロールはさせていただいていますが、いかんせん88か所あるため、夏前に刈るとすぐぼうぼうになる一方で、冬に刈るとしばらくきれいな状態が続くなど差があります。ただ、同じ時期に一斉に刈ることは職員数や、人材センターの人員数上、難しい状況です。我々が今後取り組みたいことは定期的に先に見守りして、どう防いでいくかを考える予防保全型の仕組みをつくることであると考えています。

公園は遊具の劣化が進んできており、数十年前に設置した遊具が本当に今もこの地域に求められているのか、時代の変化で変わってきているのではないかなども含め、どのような形で維持管理をしていくかがこれから我々の課題だと思っています。

そのために今年度から組織を分け、これまで建設課が、新しい公園の整備も、公園の草刈りの維持管理も抱えるようになっていたのですが、今年から建設整備課と建設管理課に分けて、新しい道路整備や新しい公園づくりをする課、市民のお声が増えている管理を専門にする課と分けました。今後、前向きに予防保全をする方法に切り替えていきたいと思っております。

我々も二十数年間染み付いており、後手になってしまっている部分があり、急に全てを予防保全型に変えられるかというとなかなか難しい部分もあるかもしれないですが、今後そのような方法に変えていきたいと思っております。ここがまだ足りてないなど、少しの間は言っていただかなくてはならない時期も続くかもしれませんが、財政が健全化した今、どのような形で行うのが良いかを検討したうえで変えていきたいと考えています。

究極的な理想は、例えば市民活動センターエリアを比較的大きな公園として機能整備ができた場合には、大きい公園には公園管理棟というものができるのですが、公園を含めた周辺地域の公園の維持管理を担ってもらえるような事業者さんに委託をしたいと考えています。どうしても市役所の職員の数は限られますので、地域ですぐ対応できる人を置くことを、思い描いているところです。今は移行期ですので、すぐ対応できない部分もあるかもしれないですが、予防保全型をめざしてまいりたいと思っております。ありがとうございます。

食育事業

市民:

私、保健センターのキャロットの会に入っているのですが、乳幼児のお料理などをしているあの部屋がなくなると聞いたのですが、なくなるのですか。乳幼児の、子どもさんの、赤ちゃんの離乳食とか、そのようなことをしています。今はコロナでやってないですが、なくなるというようなことを聞きました。

 

市長:

キャロットの会さんの運営のことですか。

 

市民: 

あれ市役所と保健センターとつながっているでしょう。

 

市長:

キャロットの会さんには食育含め、様々な活動をしていただいておりまして、私もよく存じ上げております。私も、コロナ禍でなかなかキャロットの会さんとお話しできていないので、今後、キャロットの会さん自体がどのような活動をされるかまでは存じ上げてはいないのですが、保健センターとして食育事業は今も行っていると思います。

 

市民:

続けてほしいと思いまして。

 

市長: 

なるほど。

 

市民:

はい、それは絶対に続けてほしいです。やはり今、核家族世帯が多いので、赤ちゃんができたお母さんで精神が不安定になる人が多いように思います。私たちはお年寄りですが、実際に来て、みんなと話して、大丈夫よ、赤ちゃんは自然に育つからね、というような話をしたら安心して帰られます。そのようなこともあるのでぜひ続けてほしいと思います。

 

市長:

なるほど。ありがとうございます。キャロットの会として実施されている事業を続けられるかは、キャロットの会さんが決められることですので我々もなかなか言いづらいのです。

 

市民:

ああ、そうなのですか。市長さんがやめると言っていると聞きました。

 

市長:

市の事業としての食育は今もしております。これはもちろん今後も続けていきます。ただ、その会としての事業は会の中で決められることなので、我々としては一緒にできることがあればやっていけたらなと思っております。

デマンドタクシー

市民: 

それから、デマンドタクシーについてです。私はちょっと体が弱いのでよく利用していますが、2時間前に予約しなければいけません。でも、2時間前に予約しなければならないことを忘れて、「ああ、もう5分前にすればよかった」となっても遅いんです。住所氏名全部言って、それで帰りはこの時間だよと言われます。時間が決まらないから1回待っていたら、先に行ってしまいます。そのようなこともあり、せめて1時間前ぐらいに予約できたらいいなと思います。突然駅へ行きたいと思うこともあります。二丁通から駅へ行くとかなり遠回りで、遠回りして行くのもやめて歩こうかとなることもあり、二丁通は少し不便だと思うことがあります。

 

市長:

ご利用いただきありがとうございます。こちらにつきましては、今いただいたように1時間前の予約にできないかというお声をたくさんいただいており、改善できないかと市からもお願いしているのですが、民間のタクシー事業者さんに事業を委託しているため、運転手の確保や運行ルートの関係で、何とか2時間までに予約していただきたいと言われています。ただ、利便性の観点から、毎回様々な情報をお伝えいただかなければならないことや、2時間前からしか使えないことなどは、相当改善しなければならない点だと思っております。

 

市民: 

2時間前はちょっとしんどいなと思うときがあります。

 

市長: 

そうですよね。この事業は1,700万円ぐらいかけている事業ですが、これだけの費用を出しても、タクシー事業者さんからするといわゆる不採算事業で、近隣のどのタクシー事業者さんも撤退したいと言われている事業です。そうなると交通利便性において我々が困ります。そのため、さらに1時間前の予約にしてほしいと言ってしまうと、我々としてはお引受けできませんとなってしまい、難しい状況になります。

ただ、不便であることは重々承知しておりますので、先ほどの方のご質問とも関係しますが、この制度を同じ形でずっと続けることは正直難しいなと思っています。どんどん運転手さんの人件費も高騰しており、年々費用が上がっている状況です。特に四條畷は田原地域がありますので、公共交通にかけている予算が、北河内の中で比較すると既に他市の5倍ぐらい使っています。これ以上予算をかけることも難しいので、例えば予約を少し簡単にするということや、通過するエリアも含めて、来年の秋頃を目安にそもそもの運営方式を見直していこうと考えています。そのタイミングにはなってしまいますが、予約方法も含めて考えさせてもらえたらなと思います。貴重なご意見ありがとうございます。

公共交通機関のあり方

市民:

今、デマンドタクシーの話がありましたけれども、何か不便ですね。時間も待たないといけない。買物をするのが不便なんです。例えばイオンに行こうとしても、デマンドタクシーで行けないんです。旧京阪バスの路線の地域しか行けません。そのため、二丁通町は高齢者にとって、買物弱者になっているのではないかと思います。清滝のほうは路線バスがあり便利です。団地に住んでいる人もたくさんイオンへ来ているようです。イオンから忍ヶ丘や清滝のへ行く交通は便利ですが、二丁通は陸の孤島みたいで、買物弱者になりやすいところだなと思っています。私は以前雁屋に住んでいて、雁屋は歩いて行ったら四条畷駅まですぐ行けます。二丁通に住んでいる特に高齢者の人は、住みにくい不便な土地であると最近感じています。寝屋川市の堀溝のほうでは午前中に一回買物に行けるような、買物バスみたいのが出ているようです。そのようなことも検討できないかと思いますがいかがでしょうか。

 

市長: 

今いただいた寝屋川市さんの件ですが、先ほど少し説明させていただいたように、民間バスさんが通らない路線を市が走らせているという制度で、非常に限られたエリアの方しか使われない、使えない制度になっていると理解しております。それを市が車両を借り上げて走らせるとなると、既に走っている民間バスさんが撤退されてしまうという、交通の問題は課題がたくさんあると思います。

今、二丁通町の土地の性質、地理的性質の話をいただきましたが、どちらかというと、今いただきました府営清滝住宅や、岡山東5丁目、南野の山際は遠い上に坂になっているという性質もあり、二丁通町は駅まで平たんな道ではあるので、逆に向こうの地域の方からこちら側のエリアは平たんでいいねというお話を聞くこともあります。様々、おそらく住んでいる方によってそれぞれの悩みがあるのだろうと思っています。

だからこそ、公共交通というものは、先ほど申し上げたように、どのエリアに住んでいる方にとっても使いやすい制度に変えていかなければならないという認識です。冒頭でおっしゃっていただいたように、今のデマンドタクシーがすごく使いやすい状態かというと、私もそうではないと思っています。タクシー事業者さんがぎりぎり引き受けてくれる今の制度が限界で、我々も足りていると思っていません。

ただ、市が直営で運営するということは今の時代できませんので、何とか交通事業者さんのご理解が得られて、かつ、市民の皆さんにとって利便性が高い方策が他にないか考えています。この乗り合いタクシーのやり方は、2年間やってみて、これ以上利便性を高める方法ではタクシー事業者さんが引き受けてくれないので、現在、福祉部局と交通部局が連携しながら、免許返納されても、ご高齢になられても、買物やお出かけをできるようなまちを目指していくために、いただいたご意見も真摯に受け止めて、次の策につなげていきたいと思います。貴重なご意見ありがとうございます。

最後に

すみません、私の説明が長いせいで時間を大分過ぎてしまい申し訳ございません。これ本当は言いたかったのに言えてないとか、大丈夫ですかね。皆さん、意見、大丈夫でしょうか。

すみません、改めまして、平日の夜の大変お忙しい時間帯に本日はご参加をいただきまして、誠にありがとうございました。今後とも対話会を続けさせていただいて、市政運営に反映させていただきたいと思いますので、引き続き何とぞよろしくお願いを申し上げます。

改めて、ありがとうございました。