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地域と市長の対話会

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清滝での意見交換全文(第5回地域と市長の対話会)

自治会の運営・地区交付金等の使途、障がい者支援

市民:

僕から2点の意見があります。さきほどの財政の話のこととか、僕も10年ぐらい前に、結婚を機に枚方から四條畷に引っ越してきて、いま3人の子どもが四條畷小学校に通っています。今年度、初めて自治会長をさせてもらったので、自治会の部分のお話を一つ。

それと、仕事柄、去年にJAPAN CHALLENGER AWARD 2021 in 四條畷でもお世話になりましたが、障がい福祉のほうでも活動させてもらっているので、そのことに関連した部分です。

まず一つめ、自治会についてですが、今回、会長を引き受けて驚いたのが、色々なお金が動いているんだなと正直感じました。

去年、コロナ禍でほとんど活動をしていなかったので、それぞれに割り振ったお金も少し余っていたりする話は聞いていますが、自分の実感でいうと、例えば会長に対するいくらか、およそ年間200万円くらいを1人当たりに割り振っていただいていると思います。前任の方からお話を聞くと、会長のみにという形で聞いていましたが、何に使うかというと、それも会長の判断だと。そうなると、そもそもその200万円後半の金額が要るのかどうか。個人的には必要ないと思っています。そのお金があるのなら、むしろいまおそらく使えていない畷小のプールの改修の部分に充てるとか、あとは、例えば選挙の時に自治会館を借りるので、いくらかお金を支払うとか、いろいろな細かいところでお金が動いてるなというのが正直な感想です。本当に必要なものにはお金を使ったらいいと思いますが、そのお金は本当に必要なのかと。ちょっとした金額かもしれないですが、別にそこは必要ないのではないかという部分を見直していけば、本当に使うべきところに使っていただくことが可能ではないかと思っています。会計の方はよくご存じのようですが、僕は細かいところまでは分からないですが、それはどうなんだろうと思うところが実際に会長をやっていて思いました。

あとは、市と自治会さんとの関係。僕もいろいろネットで調べましたが、基本的には独立した形と聞いています。ただ、正直なところ、高齢の方もすごく多い中で、自治会の役員をしていても、メリット、デメリットといえばおかしいですが、自治会に入ったからどうなんだと思うことが正直あります。特に庶務さん、会計さんは、この4月、5月なんてほぼほぼ毎週土日に、出てこないといけない、いろいろな会議に呼ばれたりで負担だけがすごく大きい。正直言って無償で動いているわけですし、皆さん家族もある中で、やはりなかなか難しい。

例えば、民生委員一つにとっても、これは役所の方にもお話しさせてもらいましたが、なり手がいないから会長で探してくれという話も結構大変なことだと思います。何かそのあたり、市と協力してできる形、もしくは今後自治会をしっかり継続させていくのであれば、どうやったら若い世代を取り込むことができるのかなどを市の方と一緒にお話をさせていただきたいというのが正直なところです。

あと、仕事の障がい福祉のほうでいうと、国は障がい事業というのをすごくたくさんおこなっていますよね。その障がい事業がどんどん認知されていくということは、すごくいいことだと思います。これは個人の見解になりますけど、18歳になったお子さんたちがその先をどう生きるのか。例えば、進学ができるのかなどそういう社会資源がそもそも全くない。そういう道筋もない中で、それを必要とされている中高生の方がどんどん増えてきている。個人的には、地域の学校でもなく、支援学校でもない中間の場所を必要とされているご家族さん、お子さんからのお声がすごくあります。何かそこの部分を市独自の部分としてやることができれば、それこそ西宮とかの形ではないですけど、子育てというか、そういったところにもしっかりと手厚い四條畷というのを、一つアピールできるのではないかと思ったりしています。

すみません。長くなりましたけれども、僕の意見です。

 

市長: 

様々ありがとうございました。

1点目の件ですが、おそらくお話されていた文脈から推察すると地区交付金の話かと思います。現在、市として自治会運営に対しまして、地区補助金と地区交付金という2種類の支援をさせていただいております。

地区補助金というのは、それぞれの自治会の人口規模に応じて、自治会運営に対する補助という形でお渡しするもの。もう一つの地区交付金というのは地区の大小にかかわらず地域の団体にお渡ししております。四條畷市には自治会長の皆さんが集まっている団体が2つあり、主に西部地域の自治会長さんが集まっておられる地区会長協議会と、田原台の自治会さんが集まっておられる田原台自治会連絡会がありますが、この団体の規模の大小ではなく自治会の数に応じて地区交付金をお渡ししています。

地区補助金については、基本的には自治会運営に役立ててほしい。地区交付金においては、それぞれの団体で使途を決めてほしい。西部地域では、それぞれ平等に分配されていると聞いております。田原台では、今回はTAWARA fes 2022というイベントを自治会連絡会主催で実施され、そういうものに充てると。交付金という名前なので自由裁量に任せております。

市としては団体そのものに出しているお金ですから、使途について提案するとなると、それはもう交付金ではなくなってしまいます。西部地域では、平等分配をされていますが、いまご意見をいただいたように、地区交付金についてはこういう使い方をしたほうがいいのではないか、それぞれの校区の小学校や施設の修繕のような部分に役立てるほうがいいのではないかなど、地区会長協議会の場でご提案をされ、自治会長の皆さんの中で議論されていくという方法もあるかとは思います。いまおっしゃたように会長の裁量で使われている団体もあれば、そのまま自治会の運営費として地区補助金の上増しとされている地域など様々あると聞いていますので、交付金の使途についてはぜひご議論いただければと思います。

小中学校のプール授業・公共施設再編計画

市長:

ご意見をいただきました学校のプールの問題ですが、ご存じのとおり、四條畷小学校のプール周辺には重機が進入できません。場所をご覧いただくとご理解いただけると思いますが、民家が学校のプールに隣接しておりますので、工作機械が全く入れない状況で、本格的に改修するとなると、おそらく校舎棟ごと改修工事をしなければならない。

現在、市内に小学校が6校ありますが、プールについては老朽化が進んでおりますため、まずは畷小さんと南小さんについて、市内にある民間のプールを使わせていただき、あわせてインストラクターさんの指導も受けれるようにいたしました。プール授業の指導については、複数クラスの児童を同時間で少数の担任教師が指導するものですから、低学年の児童については、初歩的な顔つけをできない児童もいましたが、児童10人に対して1人のインストラクターが付き、きめ細かい指導が受けれたようで、今年は全員が顔つけできたようです。また、屋内施設のため天候に左右されないなど教員の皆さんからは一定前向きなご意見をいただいております。

そもそも20数年間行財政改革をおこなってきた結果、プールだけでなく学校施設の老朽化対策や、備品の整備が遅れてきてたのは事実です。中学校については、西中と畷中は改修が済んでおり、小学校についても、岡部小や忍小などは順次、老朽化や劣化の程度に応じて整備を進めているところです。くすのき小、南小、畷小がまだ残っておりますので、財政が回復しているときに大規模改修等も含めて、子どもたちの教育環境をしっかりと整備していきたいと考えています。

自治会の活動

市長:

自治会館の使用料につきまして、自治会館はあくまで自治会のものであり、当然、市のものではないので、選挙等でお借りする際も使用料をお渡ししております。

2点めにご意見をいただきました自治会活動の件、まずは民生委員さん等をはじめ、様々な方を地域からご推薦いただくなど多大なご協力いただき感謝申し上げます。

現在の市役所の行政サービス、福祉サービスなどと自治会活動のどちらの歴史が長いのかというと、おそらく自治会活動のほうの歴史が長いです。歴史的に、地域は地域で支えていくという流れの中で、戦後にさまざまな行政機関が整備され、現在の市町村制になり、市が小さなお声も拾い上げて様々な福祉に対応していく。国民年金や医療・介護保険、これは後からできた制度ですから、歴史としては自治会活動のほうが長いと思います。自治会の皆さんが地域の方々を支えてこられ、高度経済成長を迎えて、市が果たす業務の範囲が拡大してきているのがいまの現状かと思っています。

この対話会でも、自治会活動の在り方、継続性の困難については、ほとんどの地域からお声として上がっております。これは様々なご意見がございまして、その1つとしては、今のような形での継続は難しいため、市としてもっと地域に入ってきてもらえないかという考えや、清滝さんは四條畷の中では比較的大きな自治会ですが、小規模な自治会さんでは他の自治会さんと一つになっていかざるを得ないという考えのところもあるようです。あるいは、市によってはコミュニティ協議会のような形で、自治会というよりは小学校区ごとに地域の皆さんが集まる協議体のような団体を設置して、それを自治会活動に近い形で運営されているというような実例もあります。

本市の場合は、数百人といった小規模な自治会さんから岡山さんのように1万を超える巨大な自治会までございますので、大小の差にまとまりがなく、一足飛びにどうこうするということは、現状、難しいと思います。市域全体を変えるのは難しいですが、やはり自治会の在り方自体は変わってきているのだろうと思います。

現に、逢阪という四條畷の真ん中部分の自治会さんも、住民が少なくなり自治会活動が難しいということもあって、自治会自体をやめてしまわれたという事例もございます。もちろん地域の活動はされてますが、自治会としては市と関係性を持たない状況です。ですので、自治会活動の継続が難しくなってきた自治会さんについては、いまおっしゃったように、自治会費も払っていただけないというようなお悩みもよく耳にします。

今後、この自治会の在り方が永続的にずっと続いていくかというと、おそらくそうではないので、やはり市としても、行政事務を効率化させて、福祉などの部分になるべく多くの人員や予算を割きたいと考えてはいますが、いかんせん地域の皆さんに担っていただいている部分が非常に多く、一足飛びに全てを行政で賄うとなると、相当の人員配置をおこなわなければならない。一気に変わることはないと思いますが、自治会では難しくなってきたことについては、市でどうにかできないか、一緒にやらせてくださいなど、いろいろと考えていく必要があると思っています。

民生委員の推薦

市長:

特に、民生委員さんなどの推薦については、活動自体が地域に根差した奉仕の精神に基づく活動となりますため、地域の方をよく知る自治会さんに推薦をお願いしている状況です。

皆さんご存じか思いますが、民生委員制度、これは100年以上続いている大阪発祥の制度なのです。方面委員制度とも言われておりまして、国の制度でほぼ無報酬です。100年以上続いているのはいいのですが、100年間制度を変えていないということでもありますので、そういった議論も国のほうで遅れてきており、民生委員さんの在り方や負担軽減、またその処遇については、市長会等を通じて絶えず国に訴え続けていきたいと思っています。

人の推薦に関しては非常に難しいところでして、もちろん地域の方をたくさん知っている市職員もおりますが、委任しております活動があまりに地域に根差しているため、やはり地域のことは地域の皆さんが一番よくご存じではないかというところで、どなたか地域のそういった役割を担っていただける人はいませんかとご相談させていただいております。これはあくまでご協力をお願いしておりますので、推薦するしないの役割ですから、どうしても見つからないということであれば、市の責務かと思っております。

障がい者支援

市長:

3点め。いまお話いただいたように、JAPAN CHALLENGER AWARD 2021 in 四條畷でグランプリを獲得され、熱の入ったすばらしいプレゼンテーションを今でも覚えております。その上で、おっしゃったとおり、基礎自治体、いわゆる市町村は、未就学、小学生、中学生までは教育委員会の所管となりますが、高校生や大学生に当たる年齢層に対しましては市としてあまり携われていないです。中学生までは、支援が必要なお子さんに対してはご家庭も含めてどう支援していこうか、通学困難なお子さんがいればどう寄り添おうかなどは課題として検討いたしますが、高校生になると府立高校に通われるため、やはり大阪府さんの支援サービスに頼ってしまっているのが現状です。

いまおっしゃったように職、仕事に就き社会活動をされていくということは、社会における一員としての役割を担い、これは非常に重要なことだと思っております。私の姉も重度の知的障がいを持っておりますので、仕事に就くということはなかなか難しいのですが、作業所さんで働かせていただき、数百円でも所得としていただいておりますと、やりがいなどが生まれてくるのだろうと思います。

この四條畷市一市の規模で何か大きな施設を設置することは難しいですが、例えば北河内7市合同などで、いまおっしゃった層の方々が生き生きと暮らしていけるような環境をつくることは大変重要なことかと思います。一市単独、市でとおっしゃいましたが、やはり大阪府さんや北河内、そういう範囲の中での話として提案し、高校等を卒業された後も継続して活動できるような場所づくりは、いろいろな場で検討してまいりたいと思います。

一方、障がい福祉課でも、この秋から楠公に地域支援拠点を整備させていただいて、気軽に立ち寄れる場所、相談できるような場所を今後も前向きに進めていけたらと思っております。ありがとうございます。

バス停への通路

市民: 

地域の話ですが、清滝に迦の森保育園ができまして、いまその向かいに高齢者サービスの住宅の建設をされています。そこにはバス停「清滝」に向う道があります。私道と伺ってますが、いまそこが閉鎖されています。工事中ですので、やむを得ないかなということで、付近の住民は、下の方のバス停「下清滝」か、あるいは上の方のバス停「清滝橋」、どちらかに回ってバス停を利用しています。たぶん私道だとは思いますが、工事が終了すれば、保育園なり高齢者住宅の経営者の方とお話ししていただいて、従来のように通路として利用できるようにしていただきたいのです。

 

市長:

ありがとうございます。地図で確認いたしますね。国中神社付近から上でしょうか。

 

市民: 

国中神社があって、もうすこし山側、上の方です。

 

市長:

清滝川があって、並走する形で国道163号があります。バス停「清滝橋」は清滝団地へ向かう道路の入り口付近のバス停ですね。

 

市民:

そうです、そこが清滝橋。そこからよりも下側のバス停が「清滝」です。

 

市長:

なるほど、わかります。

 

市民:

いま、清滝川のところから「清滝」のバス停に通り抜けできる道が閉鎖されています。ですので、付近の住民は「清滝橋」へ行くか、さらに下側の「下清滝」のバス停に行くしかない。

 

市長: 

そうですね、おそらく生活道路としてここを使われていたということですね。

 

市民: 

そうなんです、従来から使っていました。

 

市長:

なるほど、分かりました。民間事業者さんの開発ですので、全てを認識しているわけではないですが、いまの現状から大きく変更がある場合、要は生活に支障があるなどの場合、基本的に開発業者さんは、原則的に地域の皆さんに事前にご相談をしなければならないので、現状この道路をなくすというようなお話がないのであれば、道としての機能をなくすことは基本的に考えられないと思いますが、念のため確認をさせていただければと思います。

 

市民: 

そうですね。前回、保育所をつくられるときには住民説明会がありましたが、この高齢者住宅のときには、そういった説明会が全然なかったです。

 

市長:

いまのお話の内容ですと、市としては建設管理課が担当となります。我々のところに開発等で相談に来られた場合、原則的にはどのような工事になるかを含めて地域の皆さんに説明してほしいとお願いはしておりますが、実際のところ事業者さんによってはお聞き入れいただけない場合もございます。法律では、500平米以上の開発になりますと必ず地域の同意が必要など、さまざまな許可要件がございますが、案件によっては説明がない場合もあるのかと思います。いま課題としてご意見をいただきましたので、どのような形で現状復帰がされるかなどを含めて確認させていただきます。ありがとうございます。

デマンドタクシー・バスの最終便・四条畷駅前開発

市民: 

楠公寺地区に長く住んでおり、40年前に比べれば便利にはなったと思いますが、やはり坂が多く、高齢になって免許を返納したら、病院に行くのも買物に行くのもさらに不便になってくるかと思います。ホームページを拝見すると、ほかの地区で実施されているデマンドタクシーのようなものが、楠公寺地区でもおこなう計画はあるのかというのと、近鉄バスの最終便が19時40分ですが、娘も働いており、バスの最終便を、もう少し遅くできないのかというのと、近鉄バスとコミュニティバスが同じような時間にくるときもあります。何で1分、2分の差でくるのや、もう少しばらつかしてくれないかなという、交通の件。

あと四条畷の駅前をいま整備されようとしているのかわからないですが、あそこはこれからどうなるのかというのと、あともう一つは、田原城址が国史跡に指定されて、いろいろなところの方から、行ってきたよ、行ってきたよと聞きます。ほかにもっといろいろ神社も史跡もあるので、それらを活用して観光資源として何かできないのかなというのがあります。

 

市長: 

ありがとうございます。3ついただきました。

まずは1点目、交通の件はいつもたくさんのご意見をいただいております。例えば都市部から離れた地方になりますと、そもそも民間のバスが一本も走っていないということがありますので、自治体でどういう運行形態にするかも比較的自由に決めれます。どこで乗り降りしたりしてもいいという走らせ方もできますが、とはいえ四條畷市は大阪府にありますので、近鉄バスさんと京阪バスさん、あとは田原方面の奈良交通さん、四條畷市には3つの民間バスさんが存在しております。そして、JRもありますし、タクシー会社も1社あります。これだけの民間事業者さんが存在しますと、市独自に自由に何かを走らせてしまうと民間事業者さんのサービスと重複してしまい、国交省の運輸局さんで様々な許可を得ないといけないのです。

様々な交通政策を進めるためには、それぞれの交通事業者さんや、交通事業者さんの労働組合の方や市の交通担当者が一堂に会する地域公共交通会議という場で、関係者みんなで話し合い、交通政策を決めております。そのため、交通は決定するまでに長い道のりがかかる政策の一つです。

いまおっしゃったコミュニティバスと言われるものは、やはり田原地域の皆さんが徒歩で駅までは行きづらい地域になりますので、市のJR側に接続するために、東西線と言われる国道163号を通過するバスを走らせるという原則があります。

以前は西側、西部循環型のバスとして大型のバスを巡回させていましたが、実態調査により平均2名しか乗車されていないということが判明し、これを見直すために小型で細い道にも進入できるような車両がいいのではないかということで、現在の新しい形、デマンドタクシーの実証運行を開始いたしました。

現在の運行ルートは、岡山地域の上の方と南野地域で、細くて坂があるエリアです。ここも該当するのではないかと思います。ただ、こちらは近鉄バスさんなどが走られているがゆえに、同じ道にデマンドタクシーを走らせると、競合という形になるためなかなか実現は難しいです。そうなってしまうと、民間バス側は採算が取れず撤退せざるを得ないという判断になってしまいます。これが非常に難しい問題で、現在デマンドタクシーが運行している地域は、バス会社さんなどの民間事業者さんとの話し合いで、そこを走る分には我々の直接的な撤退にはつながらないというお話の中ですみ分けができているエリアになります。本来、市内に市のサービスで公共交通が走れているエリアと走れていないエリアがあるというのは望ましくないと思っています。特にこちらの地域は、坂もありますし比較的駅からも遠いので、相当検討いたしましたが、現状やはり難しいという結論となっております。

 

市民: 

私、運転しないです。主人の母と同居していたので、母の容態が急に悪くなって、病院に行きたいとなったときも、バスでは行けないですし、最近はタクシーの台数も少ない。全然タクシーが来てくれなくて、雨など降ろうものなら、配車できる車がないですとの返事ばかりで受診ができない。誰かに頼んで連れて行ってもらわなければいけないということもありまして、そういうときに何らかの交通手段があれば助かります。

 

市長:

おっしゃるとおりですね。

 

市民:

予約しといてくれとよく言われましたが、急に容体が悪くなったりするので予約もできない。

 

市長: 

予約する予定なら前もってどなたかに頼んだりもできますものね。急なのでタクシーをお願いされたのですよね。

 

市民: 

そうなんです。

 

市長: 

高齢者の方に限らず、例えば妊婦の方、陣痛がきてから病院に移動しなければならないような時のマタニティタクシーの件など様々なご意見をいただいております。

先ほどのデマンドタクシーのお話ですが、やはり市域全域に広げていかないといけないという面もあり、いまの仕組みのままでいいかどうかは、市役所の中でも議論中です。

例えば、ごみの収集車はパッカー車といいますが、そのパッカー車が進入できる地域は個別にごみを収集することが可能ですが、パッカー車が進入できない細い道や路地が入り組んだ地域については、高齢者の方で要介護認定等の条件に当てはまる方など、収集場所までごみを運べないという方に対しては、家の前までごみを引き取りに行かせていただくサービスもございますし、一定のルールの上で行政サービスとして対応しております。

この交通サービスにおいても、急に何かが起こり、移動手段が必要となった場合に、一定の方に対してお住いの場所を問わず対応できる交通サービス等があり得るのかなどは検討中でございます。ただ、他の地域にはデマンドタクシーが巡回できて、こちらの地域ではそれができないのには、さきほどお伝えした理由がございます。

近鉄バスの最終便については、あくまで民間事業者さんの運営となりますので、我々としては要望をお伝えするしかないかと。

コミュニティバスですと、最終便の時間変更や増便については、京阪バスさんと市との委託の関係性で、お願いして協議の上で増便等することは可能かと思いますが、民間さん独自の運営となります、なかなかそういう関係性にはないので、地域からの要望があったと近鉄バスさんにお伝えすることになるかと思います。

 

市民:

娘は、メールをさんざん出していると言ってました。

四条畷駅前開発

市長:

そうですよね。市からもしっかり伝えていければと思います。ありがとうございます。

もう一つは四条畷駅周辺のお話かと思います。四条畷駅は利用される方も多いかと思いますので、せっかくの機会ですし、少しお話しさせていただきます。

ご存じかと思いますが四条畷駅は大東市域になり、マクドナルドから四条畷駅にむかって近鉄バスのバス停付近ぐらいまでは四條畷市ですが、そこから向こうは大東市。

年代を遡り、電車が汽車であった時代、汽車は煙をもくもく吐いて走りますので、駅は煙が多く排出される施設でした。そのため、四條畷市、当時の甲可村としては、自分の市域側から少し離れた場所に駅を設置した結果、現在の四条畷駅が大東市域にあるという歴史背景があります。

四条畷駅の駅前開発をするために望ましい形としては、大東市と四條畷市が協力して一緒に開発する、そうしますと駅周辺一帯を同時に整備することができますが、大東市さんが駅前開発構想を打ち出された10年以上前の当時は、四條畷市としては財政がまだまだ厳しい時期で、開発を一緒におこなう余力がありませんでした。当時の四條畷市の回答としては、大東市さんでやってほしいという回答となりましたが、これは当時の選択としては仕方がなかったのだと思います。その結果、大東市側で整備しようとすると、バスを回転させるロータリーを造る場所がない。面積が足りないので、タクシーなどが回転できる規模のロータリーを造られる計画となっています。というのも、大東市さんには、四条畷駅から少し東に行ったところにmorinekiという、市営住宅を公民連携という形でおしゃれに建て替えられた施設があり、そこへ接続するための道を四条畷学園の南側に整備される計画です。これを主要道路としてmorinekiに直結させると旧170号にも出れる道となります。

お気づきかと思いますが、基本的に四條畷市側のことは考慮されず、大東市域側を整備されています。平成29年に私が市長に着任した際、これは問題だと考え、まだ財政が厳しかったとはいえ、少しずつ上を向いてきていましたから、大東市さんにいまからでは遅いけれど駅前開発をなんとか一緒にさせていただけないかという話をしました。基本的には承諾いただきましたが、すでに計画が動き出しているため、一から絵を描き直すのは無理だと。最初の計画の段階でできないといったのは四條畷市さんですよね、また一から設計図を描き直すのはもう無理です、いまは大東市の計画どおりにやらせてほしいと。

残るは現在の駐輪場、駐車場の場所。そこは四條畷市になりますのでその場所をどう活用していくか。現在は大東市さんに駐輪場の代わりにお貸ししいますが、ここの土地や、商店街も含めて、両市とJRで魅力的なまちづくりを一緒に考えていこうということでなんとかご納得いただけましたが、いまは大東市の計画のまま進めている状況ではあります。

飯盛城跡

市長:

飯盛城跡については、昨年の11月に国史跡に指定されました。これは文化財職員が長きにわたって努力した結果、四條畷市として初めての国史跡となりました。田原城は飯盛城の支城となりますので、それもまた歴史的資源として魅力的かと思います。

本日お配りした資料にもございますが、御城印の作成や、私も大河ドラマの誘致の会などに入らせていただいたりして、機運を盛り上げようとしております。

ただ、四條畷市にはもともと楠正行公もおられます。大東市さんは、大東市長ご自身がおっしゃるように、我々はこれまでずっと飯盛城の三好長慶公一本でやってきたと。四條畷市は、どちらかというと楠正行公を中心に展開してきており、新たに三好長慶公もおむかえした状況ですので、三好長慶公お一人を目玉として展開する大東市と、楠正行公と三好長慶公のお二人がおられる四條畷市では、宣伝やイベントなどが分散され四條畷市の押しの弱さが目立ちます。ですが、お二方は歴史をひもとけば関係性があったりしますので、そういったことも含めてうまくアピールする方法を考えていきたいと思っています。

ですが、観光客の誘致という観点からすると、いろいろな方に来ていただきやすいように遊歩道や階段を整備するということになりますが、文化財保護の観点からすると、一番望ましいのはそのままの状態を残すということですから、実際にはかなり衝突する問題となります。

現在、文化財を所管する部門において、文化財は保護するけれど観光客誘致などに活用するにはどう整備をすればいいかという保存活用計画の立案に着手しております。その計画に基づいて、観光客の誘致やアピールなどを前に進めさせていただく考えです。ありがとうございます。

そのほか、いかがでしょうか。

青少年指導員の推薦

市民: 

私も自治会のこと、どうしても運営の立場からの意見ばかりになってしまいますが、先ほどの会長の話の続きで、青少年指導員の方も来年ぐらいで卒業させていただきたいという話も耳にしております。そちらも自治会からの推薦が必要いうことで頭を悩ませているところです。

青少年指導員は、誰でもいいというわけではないようで、私らが急にやるといってもできるものではなく、PTAなり、子ども会の会長なり、そういったことの経験者でないといけないという話を聞ききます。そもそも自治会とPTAの連携については、あるところはあるのかもしれないですけど、この地区にはないので、誰を推薦したらいいのかもさっぱり分からない。

他の自治会などは、長年会長さんをされており、地域に根差しているところもあるでしょうけど、良し悪しは別として、この地区は若返りを図っている感じで、先ほども会長から言いましたように役員は2年交代となっておりますので、特にそういったつながりもあまりない。誰を探していいのか見当もつかない状態です。

学校に確認しようにも、いまのご時世、おそらく個人情報保護のために教えてくれるわけもないでしょうし、その辺のサポートをしていただけたら。お願いをしに行くのは我々自治会の人間が行くにしても、何らかのサポートはしていただきたいです。こういう人はどうでしょう、こういう人はどうでしょうというとリストアップぐらいしていただければ、我々としても動きやすいというのが、まず一つあります。

 

市長:

ありがとうございます。行政から自治会長、自治会にお願いしている業務の中で、委員の推薦業務というのが最も負担になる業務かと思います。このことについては各地域からご意見をいただいておりますが、本当にご協力に感謝申し上げたいと思います。

おっしゃるとおり、青少年指導員さんにつきましては、最大のイベントとしては成人式のサポートになりますが、キャンプ活動へのご助力や、夜間の見回りなど、青少年の健全育成という観点でいろいろな運営に携わっていただいております。確かに地域に根差した活動となりますので、PTAさんや育成会さんを経験された方がなられることが非常に多いのかと思います。

少し触れていただきました個人情報の保護につきましても、実際には市も同様で、我々から例えば名簿などをお渡しすることは、当たり前ですが、本人の同意がなければできないのです。あり得るとすれば、あなたを候補者に加えてもいいですかということに対し、本人の同意が得れば第三者に情報提供できますが、それは既に市で勧誘しているのとほぼ同じ行為となりますので難しいかと思います。私が小学生の頃は、連絡網などは名前から住所から何もかも記載していました。いまはもうそういう時代ではありませんので、市が持っている情報を第三者に提供するという行為は非常にハードルが高くなり、候補者をリストにしてお渡しするのは相当困難が伴うことであるとご理解いただけましたらありがたいです。

ただ、繰り返しにはなりますが、あくまで市としてはお願いしている立場になりますので、なかなか候補者が見当たらない場合は、最終的には市に探し出す責任はございます。あくまで協力をお願いしていることなで、どうしても難しい場合はおっしゃっていただくのがよいかと思います。

一方で、私の市長着任時からしますと、清滝さんは、おそらく西部地域の中で圧倒的に抜きんでて、世代交代、自治会の若返りを図られていると認識しておりまして、そういう意味では新しいモデルになられるかと思います。他の地域の対話会でも、自治会の世代交代が難しくどうしたらいいかというご意見が多い中、ほかの地域ではこういう事例がありますよとお話させていただいてます。私としては、四條畷市内で先進的な自治会の在り方を取り入れられている地域ではないかと思っております。それゆえにぶつかっている問題ではないでしょうか。

ですが、清滝は歴史が長い地域と認識しております。長く自治会や地域に携わってきた方々もおられますから、あそこの誰々がいいのではないかなど、地域にお住いの方々をよくご存知の方もおられると思います。そういった方とのやり取りというのはあまりないのでしょうか。

 

市民: 

そうですね。逆に私たちも誰がこの地域の重鎮なのか分からないというのが実際のところです。

 

市長:

なるほど、確かにそういうこともあるかもしれないですね。特にここ2年ほどはコロナ禍の影響もあり、地域の活動といいますか行事、例えば清滝さんでしたら敬老の会やとんど、地域の盆踊り大会などが実施できなかったために、地域の中でのつながりがより薄れてしまい、交流の機会も少ないのかと思います。

特定の個人を青少年指導員さんとしてどうでしょうかとお伝えすることは難しいかもしれないですが、地域に根差した方、清滝といえばこの人という方がおられると思いますので、そういう方にご相談していただくという意味でおつなぎすることは可能かもしれませんので、自治会等の地域振興を担っております地域振興課にご相談いただければと思います。ありがとうございます。

コロナ禍におけるイベント開催のガイドライン

市民:

わかりました、サポートをよろしくお願いします。

時間がないのであともう一つだけ。うちがいつもやっている夏祭り、コロナがずっと続いていまして、ここ2年は中止しましたが、今年はどうするのかという議論になりました。そのときに私もいろいろ調べまして、大阪市や、市によっては自治会でなにか行事を行う時にははこういうガイドラインを守れるかとか、そういう指針があったりするので、四條畷市もそういうガイドラインのようなものを出していただけると、僕らもかなり判断しやすい。

行事をするにしろ、しないにしろ、どちらにせよ必ず苦情はいただきますので、何らかの指針があれば、自治会としても説得力があるかと思いますし、来年ぐらいは、おそらく実施できるようになってくるかとは思っていますが、ガイドライン的な指針を出していただければありがたいと思っております。

 

市長: 

ありがとうございます。四條畷市では、基本的に大阪府さんのガイドラインやイベント等の指針をお示しております。といいますのも、大阪府さんや大阪市さんという大きいグループ、組織体になりますと、市の職員として医師や医療職の方が在籍されていますし、衛生環境面においては保健所も所管されておりますが、四條畷市は保健所も市では所管しておらず、交野市、大東市、四條畷市の三市に一つの保健所となっています。医療職の職員も当然おりませんので、我々が独自のガイドラインを出すというのは非常に難しいです。

大阪府さんは、医療職の職員や、保健所の所長は医師ですから、そういう方々の専門的知見などを取り入れたガイドラインでもって医療的根拠を示しておられると思います。四條畷市としては、そういった専門知識もないまま判断するよりも、大阪府さんが出されているガイドラインを遵守する。単純に引用しているだけということではなくて、四條畷市のコロナ対策本部会議の中でも、市独自のルール、四條畷らしいルールをつくるべきという意見と、いや、やはり専門的な知識もない中、独自ルールをつくるのは誤解を招く恐れがあるなど、再三の議論の過程を経て、やはり専門家が出している意見に従おうと決着いたしました。

市のイベントについても、基本的には大阪府さん等のガイドラインに沿う形で開催可否の判断をしておりますので、そちらも参考にしていただければと思います。

 

市民: 

ありがとうございます。ただ、大阪府のガイドライン、少し難しくて分かりにくかったというのがあります。

 

市長: 

おっしゃるとおりです。

 

市民:

大阪市のほうが分かりやすくて、何かこう大阪府のガイドラインをもう少し分かりやすく説明していただいたものを載せていただけるだけでもかなり助かるので、その点をお願いいたします。

 

市長:

ありがとうございます。確かにもうおっしゃるとおりで、コロナ対策本部会議でも、大阪府の資料、これは一体どういう意味だろうと、我々でも難しい部分がございます。行政がつくる資料なので、何々はこうとする、ただしこの場合はこう、しかしこういう場合はこうと書いてあるので、結局どうすればいいのかと思うことがあったりするのも事実です。大阪府のガイドラインをご参考いただいた上で、違う内容ということよりは分かりやすく示せないかというご意見でしたので、一度検討させてもらいたいと思います。ありがとうございます。

時間なんですけれども、まだこれを言えてないなどございますでしょうか。

広報板

市民: 

あと、大阪府と四條畷市と自治会の掲示板がありますが、その掲示板にカバーがついているところとついていないところがあります。まだ私も全部は調べていないですが、カバーがないところは何か支給いただけるという話を聞ききました。つけるのはこちらでやるとしても、それだけお聞きしたいと思います。

 

市長: 

ありがとうございます。おそらく5年ほど前だったと思いますが、風雨にさらされて、チラシやポスターが飛んでいく、破れてしまう、何か対策できないかというご意見をいただき、ビニールのカバーで対応させていただいております。紛失や壊れた場合は、予算の範囲内ではありますが、企画広報課で対応させていただいておりますので、そちらへご連絡いただけますでしょうか。

 

市民:

ありがとうございます。

 

市長: 

ただ、カバー自体が劣化し、チラシが見えづらくなるような問題も発生しております。今回の対話会でも広報板については多くの地域からご意見いただいております。他市にあるガラスケースのような広報板であれば、ガラス戸を開けて簡単に貼り換えができますし、雨風も防げます。5年前に調べたところ、ケース型の広報板については、本体と設置を含めて1本10万円ほどの費用がかかりますが、四條畷市内の広報板は179か所ありますので、2,000万円弱の費用がかかります。さすがに高額になりますので、全ての広報板を取り替えるのは難しいです。しかし、今回の対話会で本当にたくさんのご意見をいただいておりますので、貼り替えの手間や維持管理の問題もありますし、やはりまだアナログで見ていただきたい情報もたくさんありますので、全ては無理でも地域ごとに主要な位置にある広報板については取替えを検討していく段階かと思っています。ありがとうございます。

 

市民:

ありがとうございます。

 

市民:

ちょっといいですか。

 

市長:

もちろんです。

コミュニティバスとデマンドタクシー

市民:

すみません。いま出たお話の中で、コミニティバスのことですが、来年度が契約変更でしたか。

 

市長: 

3か年契約で昨年契約したので、そうです。

 

市民: 

そうですね。コミニティバスに関しては、時間がほかのバスと似通っていると。それこそ市が言うように民間との競合というのをできるだけ避けたいというなら、やはり民間バスの時間と離した時間をぜひ考えてほしい。これはまた改めて次の機会で結構ですので。

あと、デマンドタクシーに関しても、要は岡山東もそうですが、住宅の中にもう少し入ってきてほしいという声ですよね。そういうのがたくさんおありだということを認識いただいて、いまはまだ試行中でしたか。

 

市長: 

そうですね。

 

市民:

ですよね。ですから、本格実施になる時にそこら辺も検討していただきたい。

 

市長: 

分かりました。

プールの授業・コミュニティバスの運行時刻

市民: 

それで、あともう一個、学校のプールの話も出ました。これは、私も実際、南小に行っている先生の話を聞いたら、好評だというお話もありましたけれど、やはり学校の中でプールの授業をというご意見もあろうかと思いますので、子どもたちや保護者などの意見も聞きながら検証を進めていただきたいです。

違う場でも言えますが、いまお話が出たので言わせていただきました。すみません。よろしくお願いいたします。

 

市長:

ありがとうございます。一番は、やはり子どもたちの育ちの部分が最優先であるのは間違いないです。もちろん先生の負担軽減という観点もありますが、やはり全ての子どもたちの学び、育ちが第一であるということは、教育委員会も一番に考えております。

1点だけいいですか。バスの運行時間の件ですが、我々もしっかり参考にさせていただくとともに、2つの問題があります。運行時刻が時間によって、要は下1桁部分が不規則だと、分かりづらいというご意見もあり、今回の改正で、分刻みがなるべく一定になるように、例えば仮でいくと、20分、40分、20分、40分という形にしてほしいというご意見が田原で多かったものですから、時刻表の覚えやすさを優先した結果、民間バスさんの運行時刻と近い時刻となりました。要は、どちらを優先するかという問題で、運行時刻を複雑にしてよければ、民間バスさんの運行時刻と重ならないようにすることもできると思いますが、現在は覚えやすさを重視したという結果、重複しやすくなってしまっている状況です。

 

市民:

時間がありませんのにすみません。学校プールの件で、もう一度お話しさせていただきたいのですが、市長から、今回の畷小と南小のセントラルプールの使用のお話で、メリットのお話をお聞きしましたが、実はデメリットもあると思います。うちは孫が四條畷小学校に通っていますが、ちょうど10月の運動会の時期に4回プールに行きました。運動会の練習でくたくたになって、さらにまたプールに行って2時間。でも往復スクールバスで行くので、授業時間等も、学校で授業しているよりも時間がかかるのじゃないかというのと、それからプール授業が4回。実際現場の先生にもお伺いしましたが、継続保障ができるのかどうか。孫に聞いてみたら、入る時間がすごく少なくて、でも学校のプールよりも温かくて設備がいいというので、それはいいなと言っていましたけど。

私も四條畷市で四條畷小学校をはじめ、いくつかの学校で勤務しましたが、担任としては確かに負担等もありますが、それ以上に子どもたちとの交流の場になるということもあります。設備等の問題、費用等の問題もあるとは思いますが、いろいろな方の意見、現場の先生の意見などを聞いて、今後の学校プールについて考えていただきたいと思います。

 

市長:

ありがとうございます。しっかりと教育委員会にも伝えていきたいと思います。

やはりどのような取組みも、いい面とよくない面と両方あろうかと思います。先ほども少し触れましたが、やはり子どもの学び、育ちが一番ですから、そういう意味でも考えていきたいと思います。ありがとうございます。

それでは、もしほかにご意見がないようであれば終わらせていただきたいと思います。

本当に休日の朝の時間帯、お忙しい中にもかかわりませず、ご参加をいただきまして、誠にありがとうございました。