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地域と市長の対話会

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中野新町での意見交換全文(第5回地域と市長の対話会)

印鑑登録証・マイナンバーカード

市民: 

先日、市役所に印鑑証明書をとりに行こうと思って行きました。ただ、印鑑証明書とるのにカードを忘れまして、それで、本人なので免許証と住所と電話番号が全部分かりますから、それで印鑑証明が出せませんかと聞くと、男性の職員の方が出てきまして、それでは出せませんということでした。本人が来てるのになぜ出せないのかということを言いいましたが、埒があかず、最終的に女性の職員さんが来られまして、その女性の方にも同じことを言うと、出せませんとの返事。ナンバーカードがあれば出せますと言うので、ちょうど嫁と一緒に市役所でナンバーカードの申請をしていまして、それを持ってきたら出せるのかと聞くと、その女性の方が、いや、市役所では出せないのでコンビニに行ってくださいと。何それ、おかしいのじゃないかと。市役所が母体の印鑑証明であって、なぜコンビニに行かないといけないのかと、怒りました。当然、その足で総務課さんのほうへも行きまして、文句を言って帰ってきたんです。

その時に、ここには端末がないのでお出しすることはできない、申し訳ない。コンビニに行っていただくと出せますという言い方をすれば、こちらも理解できますけど、一方的にコンビニ、コンビニとだけ言う。印鑑証明は市役所が出すのに、なぜコンビニなのかという疑問があって怒りました。

その女性の方も市役所に端末がないので出せない、申し訳ないですけど、コンビニであれば出せますと言ってくれていたら、まだ納得できますけど、コンビニとしかしか言わないので余計に腹が立ってきて、怒りました。以上です。

 

市長: 

ありがとうございます。いまいただいたご意見、ごもっともだと思います。市の対応としても、やはりなぜそうなのかという部分はきちんと説明しなければならないと思います。本日、ご意見をいただきましたので、同じように市役所で印鑑登録証明書が出せずにコンビニへ行っていただいたという方は、他にも絶対おられますから、今後市民の方に不快な思いをさせないためにも、接遇の改善はさせていただきたいと思います。

お示しのとおり、印鑑登録証明書については我々にとっても非常に悩ましい問題となっております。私も印鑑登録証明書が必要な際に、一市民として窓口に行き、マイナンバーカードを持参して印鑑登録証明書の発行をお願いすると、できませんと言われました。コンビニで発行できるのに、窓口ではできませんと言われ、私も同じ経験をしたことがあります。とはいえ、改善しなければならない立場でもありますので、担当課に話を聞いてみますと、印鑑登録証とマイナンバーカード両方をを同時に所持するということを、国の定める事務要領では認めていないようです。私はそれがおかしいと思っています。マイナンバーカードで印鑑登録証明書を窓口でも発行できるようにするためには、印鑑登録証というのをなくさないといけない。国が併用を認めていないようでして、印鑑登録証を使うなら窓口、マイナンバーカードを使うなら端末が置いてあるコンビニでという複雑な状態になっており、これはもう至急改善が必要だと思っています。

いま我々が考えているのは、マイナンバーカードを使って窓口で発行できないのであれば、コンビニさんに置いてあるような端末を市役所に置いておけばどちらでも対応できる。そういう対応を来年度に向けて検討しているところです。職員の接遇に不手際があったことについてはお詫び申し上げたいと思います。失礼いたしました。今後は改善に向けて取り組んでまいります。ありがとうございます。

いまのような形でたくさんのご意見をいただきまして、改善できる点はどんどん改善していきたいと思いますので、ぜひ挙手いただいてご意見をお願いいたします。事前にいただいたご質問でも結構です。

指定避難所・福祉避難所・広報

市民: 

事前の意見ではないですけど、日頃、自主防災で気になっていることについて発言したいと思います。市長、もしよろしければお座りくださいね。

今、日本全国どこでもそうだと思いますが、住民の高齢化が進んで、独居老人の世帯が増えいて、住民間の付き合いなどのコミュニケーションも希薄になってきている状況だと思います。こういうときに災害が発生した場合、非常に厳しい状況だと思っています。近年必ず起こると言われている南海トラフ巨大地震には、どのように対応していけばいいのか、いつも少し不安に思っています。震源地にもよると思いますけど、最悪の事態になり、電気、ガス、水道を遮断されて厳しい避難生活が強いられるときに、自助、共助、公助の連携で何とか乗り切らななければならないと思いますが、その負担を少しでも軽くする工夫が必要だと思います。 ここまでは理解できるんですけど、ここから先がどうしたらいいかというところは、全然先が見えないです。

ここからどうするかというところで、いますこし感じていることは、例えば避難所生活で、乳幼児世帯や持病をお持ちの方、介護が必要な方など、そういう方がおられたときに、被災地の避難所でそういう方に対応していくというのは非常に大変なので、例えば疎開というのでしょうか。避難が困難な方の負担が少なくなるようなところに疎開できるよう場所を考えられたらと思っています。それは市の予算、先ほど一生懸命努力されて減らしてこられた中で、その市の予算でやってもらおうと思わないですが、例えば受益者負担といいますか、自分でお金出してもいいから、そういう場所がもしあれば行きたいという方が必ずおられるのではないかなと僕は思います。そのような場所について、例えば施設の確保とか、どんなサービスが受けられるかとか、費用はどれくらいかというような、個人で探すのもいいですが、もしその辺を調整とか調査していただけたらすごくありがたいと思っています。

あと1点、すばらしいなと思っているのが、市の広報はすごくすばらしいなと思っています。あれだけ頑張っていたら経費がかかるのかもしれませんが、やっぱり地道にいろんな内容を市民に伝えていくという意味で、広報については頑張っていただきたいと思います。以上です。

 

市長: 

ありがとうございます。2点目、今回、広報に携わる職員も後ろに控えておりますので、すごくうれしいお言葉をいただきましてありがとうございます。5年ほど前から一番後ろのページにアンケートなどをつけさせていただいて、随時いただいたアンケートに基づいて修正させていただいたりしています。さらに改善点等がございましたら、ぜひお声を寄せていただければと思います。

1点目の件ついては、非常に重要な話かと思います。といいますのも、市の職員の総数は約300人です。四條畷市の人口は5万5,000人ですから、本当に何か大きな災害が起こったときに、300人で5万5,000人の皆さん全てに何かができるのか。これは現実的には不可能でございます。ですので、本当に自主防災の皆さんのお力や、消防団の皆さん、様々な皆さんのお力添えをいただきながら対応していかなければなりません。

病気をお持ちの方などの避難についてのお話をいただいたのですが、避難には2種類ございます。いわゆる小学校とか総合センター、これらは指定避難所と呼ばれるもので、有事の際は、避難する場所が地域によって指定されています。

それとは別にもう一つ、福祉避難所という避難所も持っております。例えば特定の病気をお持ちの方、何らか福祉的なケアが必要な方は、市のほうで一定把握しております。実際これまでも、地震なり大雨、台風などの災害等が発生した際に、福祉避難所の開設パターンも踏まえて、避難に支援が必要な方と連携させていただいたりしていますので、そのような考えでは既に整備をしております。その上で、想定はしたくないですが、大阪や関西一円が被害を受けるような大規模な地震等が発生してしまったときなどは、これは大型病院と力を合わせる。屈強な建物ですし、病院と連携しての緊急対応などは保健センターを中心に対応策を考えております。ですので、基本的にはそういう形で対応いたします。

実際に東日本大震災のときは、津波で家屋が流されたり倒壊して住める状態になかったので、疎開ではないですけれど、遠方の親戚を頼られたりするなど大幅な移動がおこりました。本当の大規模災害のときは、周辺の市町村も被害を受けている状況なので、県境を大きく越えて避難する場合もあるかと思いますが、それはもう実際に1市でどうこうできる事態ではなく、国が間に入っていただいて対応していくことになるかと思います。ですので、全く何もやっていないということでなくて、段階を分けて整理をさせていただいている状況です。ご意見ありがとうございます。

自主防災・防災訓練、避難所の備品

市民: 

私も自主防災のほうで一緒に活動していますが、今のお話の中での福祉避難所。以前にもその話を聞いたことがあります。そしたら、それは誰が行っても使えるのですかというような質問をしたことがあります。でもそのときは、いや、まだそこまで整備はできていないと言われました。やはり、さきほど市長がおっしゃったように、職員さん300人で市民5万5,000人を支えるのは無理です。そのために、地区に自主防災もあり自治会もございます。中野新町の避難所は南小なので、日々どうすれば、災害が発生した時にみんなを無事に避難所に連れて行けたり、避難したりできるのか常々考えて話をしております。やはり私たちから言わせていただくと、職員さん300人で市民5万5,000人は無理がありますが、私たちという自治会のメンバーがいろいろおりますので、やはり市のほうがしっかりとその人たちに、こういう形で避難を誘導してほしいとか何かもう少し具体的に話を進めていただきたいなという思いがすごくあります。

コロナで防災訓練もできていませんし、3年ぐらい前だったと思いますが、南小をどういう形で避難所として使うのか、風邪やインフルエンザの人が来た場合はこの部屋にしようかとか、小さい赤ちゃんを連れている人はこの部屋にしようかとか。避難所は小学校なので、部屋はたくさんあるので、こんなふうに使っていったらいいんじゃないかと、いろいろ想定した訓練をしたことがあります。みんながこういう考え方でやっていったらすごくいいなと思いました。やはり自分優先でいい場所に行きたいから取り合いになったりすることもあるだろうし。だけど、事前にそういうことをしっかり自主防災とか自治会の者が、南小も一つの自治会が使うわけではないので、ほかに使われる地域の方とも力を合わせて避難所を使う方法をミーティングするなど何か方法はあるのではないかと思います。だけど、それは自治会単位ではなかなかまとまらないです。それを市のほうが先頭に立っていただいて、ここの避難所にはこの地域の方々が集まってどうするという話を、もう少し具体的な内容を説明していただけたら、もう少しいろいろなことが分かりやすいと思います。本当に何があるか分からないし、説明を受けたり訓練をしていても、そのとおりできるなんてことはないと思っていますが、やらないよりはいいのではないかと思っています。その辺のところをもう少し市のほうが誘導していただけるといいなと思います。

それと、避難所の備品。今までは市も財政が厳しかったようですが、いま貯金も少しできてきて、いろんなことを考えられるとのことですが、コロナ禍になって、ニュースなどで聞くと、避難所になった体育館とかも、以前なら区分けするだけでしたけど、いまはそうではなくて、テントみたいなものを使って一家族ずつにしていたりするのを目にしますけど、そういう準備が市としてできているのかなと。備品なんかもどう準備されているのか知りたいです。

 

市長: 

お答えさせていただきます。まずは、ご意見をいただきましてありがとうございます。自主防災の皆さん、そして民生委員の皆さんにおかれましては日頃から地域に根差した活動をされており、確かに我々、職員の数が多くはありませんが、皆さんのお力添えのおかげをもちまして何とか市政運営をさせていただいております。感謝申し上げます。

冒頭の件ですが、福祉避難所の件はそこまで考えられていないと。どのような言い方をしたかは分からないですが、民生委員の皆さんのご協力をいただきまして、高齢独居の方などの居住マップを作成していただき、我々としてはその情報を得ておりますが、市民の皆さんの既往歴などの情報は、当たり前ですが市としては持ち得ておりません。それは医療機関しか知らない情報です。ですので、この地域にどういった病気をお持ちの方が何人おすまいなのかということまでは、個人情報となりますので市としては存じ上げておりません。

なので、避難所に支援が必要な方が来られた場合の想定はしておりますが、その方々をどこの避難所へ案内するかなどのルールは、災害対策本部の中で順次決めさせていただくことになると思います。

ただ、民生委員さんや自主防災の皆さん、地域の皆さんにご協力をお願いする要支援者、いわゆる災害時に支援が必要な方についての避難計画を立てるといいましても、実際に支援される方々も被災されているわけですから、まずはご自身の命を大切にしていただきたい。本市の場合は、一事例があったことすら新聞に取り上げられました。他市では計画さえもないところがあるので、先般も新聞記事になったほどです。本当に民生委員さんや自主防災の皆さんの温かいご協力をいただいていると感謝しております。福祉避難所の使い方というのは、今後も着実に進めていき、災害対策本部へ逐次多くの情報が入ってくる中でしっかりと判断させていただきます。

ただ、さきほどおっしゃられた指定避難所の使い方。これはおそらく昨年、一昨年の話だったと思いますが、避難所運営委員会で、例えば南小を指定避難所とする地区でどういった形の運営をしていくかについて一緒に考えさせていただきたいという提議を自主防災の中でも議論していただいている最中ですが、実際コロナ等もあって、満足のいく訓練等ができておりません。一つに避難所には複数の地域が存在しますので、避難所運営委員会についても、どの地域から何人出たいただきどう対応していくのか、これを具体的に指定避難所ごとに決めて、今後はそれに応じた訓練をしていく。これは本市としては危機管理課中心におこなっていきたい考えです。その際は一緒に考えさせていただき、ともに改善していけたらと思っています。

備品についてですが、これはまだまだ我々の周知が不足しておるということです。以前は避難所というと体育館のような建物のみという状況でしたが、いわゆるパーティションや、間仕切り、簡易式ベッドなど、多量にというと語弊がありますが、特にコロナ禍もありましたので相当数整備いたしました。その他、災害時の食料、小さいお子さんがおられれば乳児用のミルクなど、やはり賞味期限がございますので、5年間ごとの備蓄計画を立て、消費したものについては順次補充し、賞味期限が近づいてきたものは、避難訓練時に共同で使用するなどして、消耗品類の入替をおこなっております。備品のベッドやパーティションについては、数千万円単位での購入にはなりましたが一定数の整備は完了しております。ありがとうございます。

小学校のブロック塀・グリーンベルトの設置

市民: 

いま南小学校という話が出たんだけど、南小学校は避難場所になっています。2年前に地震でブロック塀が倒れて子どもが亡くなったという事案がありました。あのときに、南小学校のプールのブロックをすぐ撤去してやり直しましたが、南門の右側にある花壇のブロックが倒れかかっている。それをいまだに手をつけてくれていない、直してくれない。急に倒れることはないけど、もしも子どもがそこにいて、地震が来た、そういうときの想定をした場合はどうだろうか。この件については学校、校区長の中でも話をしたし、校長先生にもお話しました。校長先生いわく、私が言ってもだめなので、誰かPTAの役員からそう訴えてくれないかという話もありました。ぜひ直してほしいと。

それと、もう一件。学校の北門から出て左側。道路があり住宅地、ここの公民館ありますが、この道路付近にグリーンベルトがないです。この道路、前方の信号が赤に変わる際に、信号を避け通り抜けしようする車が非常に多いです。周辺の児童や生徒が通りますので、僕らも運転する上において、あの緑のラインというのは結構気になります。ああ、緑の線があるなと思ったらスピードを落としたり、左右確認したり。南側の方はありますよね。ひとつそれをよろしくお願いしたいなと思います。

 

市長: 

ご意見ありがとうございます。2ついただきましたので、1点目からお話しさせていただければと思います。まずはブロック塀の件。これは平成30年の大阪府北部地震の時のお話かと思います。今おっしゃっていただいたのは、南小学校の中ですか。

 

市民: 

門を入って右側です。

 

市長: 

北側ですか。

 

市民: 

両方あります。左側もちょっと開いてる。右側も開いてる。鉄筋が入っていないから。

 

市長: 

分かりました。なるほど。4年前、平成30年に、いわゆる公共施設、市役所や学校を含めて様々ある公共施設の、いまおっしゃっていただいた点も含めて、全て点検し、ブロック塀は撤去いたしました。例えば市役所の職員用駐輪場にブロック塀がございましたが、フェンスへと置き換えいたしました。全て点検し撤去したと認識しておりましたが、いまお話をお聞かせいただいたので、撤去していない理由があるのかどうかも含めて、確認させてください。

原則、平成30年度の地震以降、一定の高さ以上のブロック塀は全て置き換えましたので、まだできていないものがあるとしたら、私のほうでも確認させていきます。ありがとうございます。

2点目のグリーンベルトの件。四條畷市は皆さんご存じのとおり歴史あるまちなので、結果、道が細く狭いところが多いということになります。新しくまち開きしたところは車道と歩道とを物理的に分けてありますが、四條畷市は車道と歩道を両方整備できる道があまりなく、その際に、子どもたちの安全を守るための歩道をつくれないのであれば、せめて色分けすることで車両の運転者の方々に注意喚起を促すという趣旨でグリーンベルトを設置しています。

どういう基準で設置しているのかというと、実際に通学路に関しては、保護者の皆さんや学校の先生、本市の教育委員会や交通担当部門が一緒になって通学路等交通安全プログラムをつくっております。何年かに1回、通学路上でグリーンベルトが必要な箇所を割り出し、歩道設置の検討など議論しております。通学路については国の支援も手厚く、グリーベルト設置費用の約半分ほどを国から補助していただける。ですので、グリーンベルト設置費用の半分は国の補助金を利用しております。いまおっしゃられたように、どんどん環境が変化する中、基本的には通学路等交通安全プログラムの計画にグリーンベルト等が必要な場所と認定されると国の補助金がいただける、こういう仕組みになっております。

保護者の方なども含めて、通学路等交通安全プログラムの中にしっかりと反映させていくとなれば、それは直ちに設置できると思います。グリーンベルトにはあまり費用がかかりませんが、やはり市民の皆さんの税金を使って設置することになりますので、1円でも多く国からのお金をいただければ、皆さんの税金は、ほかのことにも使えます。

今おっしゃられた場所については南小の北側から出たところの話です。市役所へ向かう道路の途中部分の話ですね。南小側まで行けば歩道が整備されていますが、一部歩道のない部分の話をしていただいたかと思います。本日ご意見をいただいたので、次の通学路等交通安全プログラムでどう反映させていくか協議させていただけたらと思います。ご意見ありがとうございます。

そのほかいかがでしょうか。

介護保険事業

市民: 

今度、介護保険がくすのき連合が、一応解散で、四條畷独自でもできるということですけど、四條畷も、後期高齢とか保険制度の減免とか、いろいろ進んだ面があって、これも全国的にやはり一つ宝というか、私らもいいとこだなと感じますが、やはり介護はなかなか難しいところもあると思います。私は3年ほど前に誤嚥性の肺炎で4か月ほど入院して、そのとき要介護の3でした。それから治って、まだリハビリをしていますが、現在、要支援の1で、市の包括支援センターで訓練して、一応12月まででそれが切れます。その後、要支援が続くかどうか分かりませんが、具合が悪くても介護が利用しにくいとか、なかなか認定がもらえないとか、そういう声も聞きます。私もいろいろリハビリなど努力して、自己努力も大事だし、そういう点で、介護に甘えるわけではないけど、自分なりに努力して、来年からまた頑張っていきたいですけど、この点で、何とか利用しやすい介護になりたいと。市としてもいろいろ努力して、やっぱりいろいろ限度があるから、国でも介護全体が悪い方向に考えているようですけど、市は市独自、いろいろ条件もあるから、なかなか希望どおりいかないかもしれないけど、高齢になっても何とか介護が利用できるように努力してほしいと、それを思っています。以上です。

 

市長: 

ご意見ありがとうございます。ご存じない方もおられるかもしれないので、改めてご説明いたしますと、介護保険制度というのは20年以上ぐらい前に新しくできた制度で、国民健康保険等と比べると比較的新しい制度になります。基本的には各市ごとに介護保険事業を運営しておりますが、四條畷市は様々な歴史的経緯がございまして、守口市と門真市と四條畷市の3市で運営するという非常に特殊な形の運営となっています。大阪府内でもこの3市のみですし、都心部で広域に複数市で運営しているというのは、ほとんどまれな状況でございます。

3市で運営すると事務が効率化できるというメリットはあります。3ヶ所でおこなっていた同じ作業を1ヶ所でできるという効率性もあります。しかし、守口市、門真市と四條畷市では地域の特性がかなり違います。高齢化率も違えば、住民の性質も違います。性質というのは、守口市は大阪市に非常に近いため、主に大阪市の病院や施設に通われたりされています。四條畷市でいえばこの近辺の施設を使う。それだけ状況が違う中で一緒に運営するということは、守口市と門真市はこうしたいけれど、四條畷市にとってはよくないとか、四條畷市はこうしたいけど、守口市、門真市にとってはよくないということがあって、様々なことがなかなか決められない状況にありました。このたび3市で話し合って、解散し、四條畷市単独で、四條畷市民に合わせた介護保険事業をしていこうとなりました。これが令和6年度からスタートさせていただく予定です。

今おっしゃられた制度の問題、特に減免制度については、おっしゃるとおりこの3市で組んだくすのき広域連合では非常に遅れておりまして、ほとんどないと言っても過言ではありません。一方、国民健康保険等は様々な減免収入なども含めてございますが、差があるのはおっしゃるとおりだと思っています。ただ、令和6年度以降については、四條畷市の事情に沿った制度をつくれますので、まさにどういう制度がいいかというのを考えていける貴重な機会かと思っています。

ただ、介護保険事業の運営の仕方というのは、当然ですが、半分ぐらいは皆さんに40歳から払っていただく保険料。残りの半分は国と大阪府と市が支出して、何かあっても基本的には1割負担で介護保険サービスを受けられる制度になっています。保険料については、認定を受けられる方の数や、サービスの利用見込みを3年ごとの予測を立てて決めており、現在、3年計画の2年目ですが、この予測をはるかに超えてしまっている。予測を越えた事態に対応するための貯金もありますが、その貯金を使って何とか対応した結果、来年にはその貯金さえ底を突きそうな状況です。それほど介護保険サービスを利用される方が急増していると、まずはお伝えしておきたい。

これまで何とか貯金をうまく使いながら保険料の上昇を抑制しておりましたが、来年、貯金が尽きた状態で、その次の3年の計画を立てようとすると、既に貯金がないために、万が一予想以上にサービスの利用があった場合、以後の介護サービスが提供できなくなるという事態に陥ります。これは一番避けなければならない事態ですので、現在、非常に頭を悩ませております。

ただ、介護保険サービス、減免制度については、みんなで使う制度なので、やはり減免等もしっかり考えて、所得等に応じてみんなで負担していけたらと思います。ただ、いま国のほうでも議論されていますが、半分は保険料で賄うと法律に定められていますから、高齢者に限らず現役世代の40歳以上の方も含めて、例えば所得が高い方に関しては、申し訳ないですが今まで以上に払っていただくなど、それを、来年以降、議論していかなければならない。やはり減免をするということは、保険料の収入自体が減ります。でも、サービスは減らしたくない。どこからお金を得るかとなると、所得の高い方の負担を増やす考えになりますが、あまりに所得の高い方の保険料が上がってしまうと、それはそれで様々なご意見が出てきますから、このさじ加減を本市に応じた形でやっていきたい。ただ、以前は、守口市と門真市の状況も踏まえながら設定しておりましたが、これからは四條畷市独自で定められるので、そういう意味では令和6年度からいま以上に使いやすいサービスとなるようにしていきたいと思います。ただ、そういう状況にあるというのはぜひ知っておいていただきたいと思います。ありがとうございます。ご意見ありがとうございます。

その他何でも、どの分野でもかまいません。ご意見いただければと思います。

子育て世代に対しての施策

市民: 

私はこの公民館で、子育てサロンを運営しておりますし、支援センターが主催されている子育て連絡会にも参加いたしました。子育て連絡会も今年から始められて、四條畷市内の保育所の先生方もたくさん参加してくださり、グループワークみたいな形で子育てについてたくさんお話させていただいてます。いろいろなご意見が聞けますし、ただ発表するだけではなくて、みんなで一つのテーマに向かっていろいろな話をする、すごくいいなと思っていますが、やはり地域の子どもたちに関わっていくということはすごく大切なことだと本当に感じました。

それで、以前に市長さんが、四條畷市は子どもたちの子育てに力を入れていくと。やはり住民を増やさないと、市民税を払っていただかないと、なかなか企業がないのでしんどいので、人を増やしたいと。人口が減ってくるという現象のときもありますので、そのときにやはり若い世代を取り入れて、そういう人たちのために子育てに力を入れたいと話してらっしゃったと思いますが、今それに向けて何か考えていらっしゃることがありましたら聞かせていただきたいです。

 

市長: 

ありがとうございます。私も市長に着任させていただき6年ほど経過いたしますので、これまでのこと、今後のことについて順にお話しさせていただきます。

子育て支援という考え方ですが、子どもの年齢で考えますと当然0歳から始まりますが、妊婦さんの時期、子どもが産まれる前の時期も含めて子育て時期、子育て支援と考えさせていただいております。妊婦の方々は出産等にかかるお金が発生しますから、それに対して各自治体とも出産費用の補助金を支給しておりますが、本市はまずこの出産育児一時金の支給額を4年、5年前に、府内最高額まで引き上げさせていただきました。

出産後は、民生委員さんのご協力も得ながら、ご出産されたご家庭にスマイルベビーギフトという形で、1万円の子ども服をプレゼントしております。これは税金で買ったものではなくて、子ども服を扱う企業さんからの寄附としていただいております。子ども服を扱う企業さんはシーズンごとに売る服の入替えがございますが、その際に大量の服を処分しているようです。その処分にも費用がかかるということもありますが、きれいな新品ですから、処分をするよりも必要な方がおられれば役立てていただきたいというお考えで、寄附として子ども服をいただき、市から産後のご家庭にお届けをしております。その際の受渡しの対応であったり、子育ての状況、困っていないかどうか、注意が必要かどうかの見守りも兼ねてギフトをお届けしています。

注意が必要であったり、困っているような状況であれば保健センターで把握をし、電話でやりとりする中で、子育て中のお困りごとなどをフォローさせていただく。また、ご実家が遠方にあるなど近くに頼れる場所がない場合、産後のケアや助力を受けにくく精神的不安から、いわゆる産後鬱となる方も増えていますので、産後鬱を防ぐために、子育てしながら母体もケアしていただけるような産後サービス、あるいは、家事がなかなかできないという方に対して、ワンコイン程度で家事代行をさせていただくサービスなどは充実させていただきました。

また、子どもの目は、早いうちに病気等の異常を発見し、早期治療に取り組めば完治する可能性が高いので、今年度はフォトスクリーナーという目の屈折検査用の器具を3歳児健診に導入いたしました。かなり高額で1,000万円ぐらいかかりましたが、なるべく早期に目の異常に気づき、早期の適切な治療につなげるという目的で他市ではあまりみかけない設備を導入させていただきました。

次に、子どもたちが保育園や幼稚園の年齢になってくると、今度は待機児童の問題も出てまいります。その場合、保育士の確保が非常に重要となってきます。保育士の皆さんは、奨学金を利用して専門学校に通われていたりします。他市では学費の半分ぐらいの援助などが多いですが、本市の場合は、保育士さんの奨学金を出せる範囲で全額補助するので、四條畷市で保育士として働いてくれないかという取組みをしており、未就学児についてはこのように様々な事業をおこなっております。

その次の小中学校の年代については、学校の先生は大阪府の職員となりますので、市ができることといえば学校の環境の整備になってきます。

例えばトイレの洋式化。これもこの6年ぐらいで50%ぐらい増えております。あるいは、10年以上使用しているエアコンでは室温を整えるにも時間がかかりますので、市内小中学校の全ての空調設備を新しい機器に取り換え、普通教室だけに設置していた空調設備を特別教室、あるいは体育館にも設置する。市内全小中学校の体育館にも空調設備が設置されておりますが、これは府内でも珍しいことで、昔より気温が劇的に上昇している昨今、夏場の熱中症予防を含めて、教育環境の質を上げていく。また、今年度でいうと、子ども1人に1台、タブレットPCを配布しておりますが、他市さんだと無料のソフトを利用されていますが、本市の場合、価格は比較的高めですが、先生方も使いやすい、子どもたちも使いやすい、良質なものを導入させていただいています。小中学生にはそういう取組みをおこなっております。

高校生の年齢になりますと、これまで子ども医療費の無償化については15歳を上限としておりましたが、来年度からは18歳までに拡充いたします。いわゆる子育て施策で有名な明石市さんと同じです。

さらに、特に議論になっておりました給食費なども、全員無償とすると2億円以上の費用がかかりますのでなかなか難しいですが、まずはこの3学期から、小中学生が2人以上いるご家庭のお子さんについては、2人目以降の給食費は無償化させていただき、何とか子育て世代の負担軽減につなげる取組みをおこなっております。

そう言うと、もっと上の世代には何をしてくれるのかという話になるかもしれないですが、子育て世代に対しては相当手厚く、でき得る投資はおこなってきています。

今後についても、今の給食費の話だけではなくて、子どもの数は減ってきておりますが虐待の数は減ってはおりません。四條畷市におきましても一定数ございます。子どもの数が減っていても、虐待の数が減っていないということは、割合が増えているということになりますから、そういう課題をお持ちの世帯に対して、どういったきめ細かなケアができるか。周りに助けを求められる環境にないかもしれない方に対して、どうアプローチしていくのか、子どもが一人一人置かれている環境に対してどうケアしていくのか。このあたりは、四條畷市は規模が小さいからこそ、今おっしゃったような連絡会、あるいは民生委員さん児童委員さんのご協力もいただきながら、できることはたくさんあると思うので、きめ細かいサービスと、あるいは多くの子育て世代が住みやすくなる施策というのを引き続きおこなっていきたいというのが、これまでと今後の考えになります。ありがとうございます。

停車場線のマンホール・楠公商店街の自転車

市民: 

私、町内でいろいろなことをさせてもらっていますが、清掃のほうに関して、結局、国道163号線の西中野の信号から四条畷駅にむかっての府道160号線。そこの前に、鉄で枠になって、枠組みのマンホールではないですけど、あれは水をはじくためにやっているのか、それが5か所ほどあります。ところが、信号まではものの50メートルもないです。その間でそこだけ。そこから向こう、ダイエーの通りのほうまでの向こう側はもうないです。なぜそこだけあるのか、鉄の枠組みのホール。水はけの関係ですかね。

それともう一つ、小楠公から四條畷神社へ向かう通りがありますね。その通りは西から東へ一方通行なのですが、両サイドに白いラインが引いてあります。あれ、ふだんは人が歩くためにライン引いていると思います。ところが、実際に通ってみたら、車はぎりぎりで、両サイドには自転車がいっぱいで、たぶん高齢者の人なんかは大変困っていると思います。その辺はどういうふうに考えていらっしゃるのか。それをちょっと聞きたいと思います。

 

市長: 

ありがとうございます。2点ご質問いただいたきました。

まずは1点目、いまご質問いただいた場所、地図で確認させていただいて、場所を明確に特定させていただければと思います。163号線から西中野のほうですか。

 

市民: 

南北でいえばビッグボーイ。

 

市長: 

ここでしたら停車場線です。畷高の前の通りですよね。

 

市民: 

信号のところにホールがあるんです。そこにたばこの吸い殻とかいっぱい落ちています。

 

市長: 

なるほど。この道路は停車場線という名前なのですが、西中野の交差点から南にむかっていくと道路にマンホールの蓋のようなものがあると。

 

市民: 

向こうまでずっと、小楠公のほうまで行っても、この部分だけなんです。それがどういう理由があるのかと思いまして。

 

市長: 

おそらく下水関係の設備だと思いますが、すぐにお答えできず、すみません。

 

市民: 

木の種が飛んできて、それが大きくなって取るのですが、なかなかです。

 

市長: 

ありがとうございます。まずは、日ごろ清掃活動等にご尽力いただきまして本当に感謝申し上げます。これに関しましては確認させてください。今すぐ明快にお答えできたらよかったのですが、一度持ち帰って確認させていただけたらと思います。

2点目の商店街の自転車の件。これは、地域の皆さんとの対話会を平成29年から実施させていただいておりますが、毎回どこかの地区からいただくお声です。やはりあの状態は歩行者の皆さんにとって大変危険です。実際に商店街の皆さんと、本市の商店街担当の地域振興課、交通は危機管理課が担当して話し合いをしておりますが、これは非常に難しい問題なのです。商店街としても歩行者が大事ではありますが、かといって買物に来てくださる方々に無下に駐輪禁止と言うのは難しいようです。ただ、道路を安全に保つことは市の責務でございますから、自転車に限らず、店舗外の道路に物を置かれている商店もございますので、それはやめてくださいという指導や、自転車についても、歩行者の邪魔になるような駐輪は控えていただくよう注意喚起はしておりますが、伝えた直後は少し改善されたとしても、時間が経過すると慣習で再び自転車の駐輪が増えている現状があるかと思います。

 

市民: 

店屋さんの前へとめてはる。気持ちはわからないではないですが。

 

市長: 

他の地域との対話会の中でも、自転車のマナーについていろいろとご意見がございました。特に畷高の前の通り、停車場線での畷高生の運転マナーの悪さなどです。そういう事例も含めて自転車のマナーについて、何らか市のほうで啓発等できないかというご意見もいただいておりますから、これは宿題とさせていただきたいです。完全に自転車は通れませんというルールにすると、商店街にどうやって行くのかという話にもなりますし、駅前の駐輪場に自転車を停めて歩くとなると、買い物した荷物の持ち運びにご苦労おかけし現実的には難しいと思います。最後はマナーの範囲内にはなってくると思いますが、ほかの自転車利用も含めて、啓発については考えさせていただければと思います。

 

市民: 

商店街もそうだけど、一人歩いてやっとの道でも、反対側から自転車が凄いスピードで走ってきて、チリンチリンとベルを鳴らして、退けという感じで走ってくる人もいてはるからね。

 

市長: 

土地の状況的に、自転車や車も含めて地域の中を通りぬけされる方が多いというお声は、毎回、中野新町さんとの対話会の中ではいただいているお声になります。

 

市民: 

車も迷惑です。信号で停まっているのは分からないこともないですよ、自分も早く進みたいと思いますし。

 

市長: 

停車場線、途中から出てきて左折される方いらっしゃるとは思いますが、自転車のマナーについては今回複数のご意見をいただいておりますので、検討していきたいと思います。ただ、抜本的に全て駐輪禁止にするのは、正直難しいかと思っています。ご意見ありがとうございます。

防災行政無線

市民: 

災害のときの放送、全然聞こえないです。もし大事件があったときに、地方でしたらサイレンが鳴りますよね。これはサイレン鳴らないんですか。

 

市長: 

ありがとうございます。防災行政無線のお話かと思います。実はこれは3年前から整備を進めており、昨年度に完了いたしました。

デジタル化を進めていますが、今はどちらかというと聞こえ過ぎてうるさいというご意見が増えています。以前は世帯カバー率で60%ぐらいの世帯にしか音が届いていない整備環境でしたが、現在80%、90%ぐらいまで聞こえるようになってきております。正直なところ、最近の市長の意見箱にも、防災行政無線がうるさいというご意見が多くなっています。ですが、これは仕方がない現象です。防災無線は点々と設置いたしますので、スピーカーから遠い方は聞こえづらい、スピーカーに近い方にとってはうるさ過ぎるという問題がどうしても起こります。なるべく音の届くエリアが重複しないように考えて設置し、音質も変えてはおりますが、聞こえている地域が9割ぐらいですので、届きづらい地域、音がたどり着けていない地域があるのは事実です。ただ、今おっしゃっていただいたように、平常時は自動で音声を流しておりますが、非常時には手動に切り替えることもできますので、いわゆる非常事態のサイレン音や、手動でアナウンスをすることも可能です。四條畷は津波がくる可能性の低い地域ですが、津波の被害を受ける可能性があるエリアでは、サイレン音も流しますが、そのまちの市長さんなどが、津波が来たから今すぐ逃げてくださいというアナウンスをされます。そのアナウンスが一番人々に届くようです。

四條畷市の場合は南海トラフ地震よりも生駒断層地震の方が多くの被害がでる可能性が高いです。南中の辺りを通っている断層が地震を引き起こしますと、5、6,000人ぐらいの方々が避難所生活を強いられると想定しておりますが、その場合は、うるさいと言われようが迷わず非常時の対応をいたします。平常時に同じ対応をしますと、音の感じ方は様々ですが、大きい音がうるさいというお電話を危機管理課にたくさんいただくことになりますので、音量の加減が難しい問題かと思っています。貴重なご意見いただきありがとうございます。

せっかくの機会なので、まだ言えていないことがあるようでしたら、ご質問いただければと思いますが。

 

市民:

すみません、いまのお話から、音声だけではなくて、例えば表示をするとかというのはできないものですか。音だと、聞こえなかったら聞こえなかったままで終わってしまいますよね。でも、電光掲示板みたいなものでずっと表示するというようなことができれば、そのとき聞こえなくても、窓を開けて市役所のほうを見たら何か表示が出とるというようなことを考えてもいいのかなと、いまふと思いました。

 

市長: 

通天閣の電光表示板のようなイメージでしょうか。なかなか大がかりなものになりそうなので、すぐにできるかと言われるとなかなか難しいですね。相当大きい電光掲示板になってしまいます。

 

市民: 

学校につけるとかというのもありかもしれないですが、音だけだと、家の中にいると聞こえにくいという話も聞いたりする。だから、そのときに外に出て、結局聞こえへんかったけど何て言ってたのだろうと思うこともあるので、それなら表示がずっと出ているほうがまだいいのかも。本当はインターネットか何かで確認するほうが安くて楽でいいのかもしれないですが、インターネットとか使えない人もいると思うので、そういうことも考えたら、表示するのはどうかなと思いました。

 

市長: 

ありがとうございます。いわゆるデジタル掲示板の議論というのは以前から出ておりまして、例えばやはり広報板に紙で貼るとなるとどうしても時間がかかるものですから、市の少なくとも主要な広報板には、緊急速報などをデジタル掲示板でお知らせするのはどうかという案はございます。ですが、デジタルの掲示板1台がなかなかのお値段がするものですから、たくさん設置するのは難しいと思います。

ですので、今回、広報板については維持管理も大変ですし、我々からも様々お願いをしてご負担をおかけしていることもあって、地域の皆さんへ情報を伝達する目で見て確認できるものについては、今回かなりの地域からご意見をいただいておりますので、広報板等の活用や、いまいただいたご意見もあわせて今後の課題にさせていただきます。ありがとうございます。

でも、市役所に大きな電光表示があったらおもしろいですよね。ありがとうございます。

広報板

市民: 

広報板、ビニール貼ってますよね。そのビニールに色がついて全く見えない部分がありますが、どこの地区の方もなにか言いませんか。

 

市長: 

どこの地区の方からもご意見をいただいてます。

 

市民: 

ここの公園の広報板は、ビニールの中へポスターを貼っても字が見えないくらいです。何ででしょうね。

 

市長: 

ビニールを設置し始めたのは4、5年前からでして、それ以前は、雨が降って、ポスターがずぶ濡れになり、内容がわからなくなる、何とかカバーができないかと地域の方からお声をいただいていましたが、様々考えた末、ビニールを設置しましたが、結果、今度はビニールが汚れてポスターなどが見えなくなるという事態が起こっております。本日、対話会の6か所目の地域ですが、6か所中5か所から、広報板が何とかならないのかというお声をいただいています。

ご存じの方もおられると思いますが、他市ではガラスケースの中にポスターを張るような広報板があります。ガラス戸を開けてポスターなどを貼りかえられますし、雨風もよけられます。調べますと、1本あたりおよそ10万円の費用がかかります。四條畷市内には広報板が200本弱あります。すべてを取り替えるとなると2,000万円ほどかかりますから、全てをケース型にするわけにもいかないですし、広報板の取替えに2,000万円の費用を費やすというのは、市民の方に説明しづらい部分もありますので、可能性があるとしたら、一番人通りが多い主要な場所などはケース型にするなど、工夫を凝らさなければならないと思います。たくさんの地域の方々から同じお声をいただくということは、何か対策を講じないといけない。ビニールも新しいものと取り替えたりはしておりますが、結局また汚れてしまいますし、ビニールをめくってポスター等を貼り替えていただく作業も大変でしょうし、これは宿題にさせてください。

 

市民: 

よその地区はきれいな広報板がありますよ。うちだけ。

 

市長: 

おっしゃるとおりだと思います。ご意見ありがとうございます。

そのほか、いかがでしょうか。伝えたいことはご発言いただけましたでしょうか。もし他にご意見がないようであれば、時間も過ぎておりますので、このあたりで終了とさせていただきます。

平日の大変出づらいお時間の中、ご参加をいただきまして誠にありがとうございます。以上をもちまして終了とさせていただきます。ありがとうございました。