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地域と市長の対話会

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楠公での意見交換全文(第5回地域と市長の対話会)

対話会の進行方法について

市長:

1点目、対話会の進行方法について、今回事前にご意見をいただいておりますのでなるべく具体的な回答をさせていただけるかと思っております。

後度川踏切の歩道拡幅

市長:

2点目の1番、後戸川踏切の拡幅の件です。西側から進入してきたときに、左手側の水路で大きく穴が開いている部分があります。危険なので看板等を設置しておりますが、現在、暗渠化といいまして穴を塞ぐ工事を事業者に発注するところなので、令和4年度中には水路の部分については穴がふさがります。また踏切については、JRさんと協議させていただいて、国からの交付金をいただいて踏切内の南側を拡張する予定です。西側から進入すると右手側を広げることにより、すれ違い時の危険性を減らしたい考えです。国の交付金の申請手続きや、JRさんとの調整がありますので少し時間はかかりますが、令和6年度内には拡張工事を完了させたいと考えております。

楠公公園への防災倉庫

市長:

2点目の2番、公園への防災倉庫の件ですが、こちらは事前に第2防災倉庫棟を設置したいというお話しをいただいております。地域の皆さんにお貸ししている市の土地になりますが、法律や建築基準がございますので、具体的にどんな形のものを設置されたいのかお示しいただければ、決して不可能ではありませんが法に照らしあわせ基準を満たしているようであれば協議させていただきたい。ただ、現状、具体的な図面や大きさが不明な状態で、設置可能ですとは言いづらいのですが、法律や基準が満たされるものであれば考慮していきたいです。

四條畷の地域的分断

市長:

3点目、畷地区自治会と田原地区自治会との相互理解というタイトルでご意見をいいただいておりますが、もしよろしければ少し補足していただいて、どういうお話かをご説明いただけますと私も回答しやすいのですが、よろしいですか。

 

市民: 

この件は、一般の町民の方で気にして生活してる方はほとんどおられないと思います。ただ、区長や自治会長になりますと、どうしても予算という面で頭打ちが来るということについて、一部、こちら西地区のほうから出てる話としては、結局、田原台のほうは地区長会にも入っておられない。そして自治会館、これも公共施設を使ってると。なおかつその賃貸料については、自治会の収入になってるんじゃないかと。これは田原だからといって高い税金を払ってるわけじゃないし、我々が優遇されてるわけでもなく平等に払ってるのですから、その辺のことを不満に思ってるという意見を聞ききます。たぶん、誘致して新しく造成した所のだと思うので、その辺の関係もあって市と何かの取決めがあるのだろうと思いますが、その辺を明確にしていただくとありがたいと思っております。

 

市長: 

よく分かりました。ありがとうございます。皆さん、田原台方面へは行かれたことございますか。

 

市民:

あります。

 

市長:

ありますか。田原台は30年ぐらい前にまちびらきをしたエリアになります。いまおっしゃられました地区長会というのは、地区会長協議会のことです。数年前までは区長さんは公務員として委嘱をさせていただいており、非常勤の特別職公務員という形で区長という職を自治会長さんにお願いをしておりました。法律が変わり、現在はそれができなくなってしまったので、自治会長として、市からお願いさせていただきたいこと、ご協力いただきたいことについて定期的に集まって協議していただいております。

確かに田原台の自治会長さんは地区会長協議会には出席されておりませんが、世代的に40代、50代の方が多く、地区会長協議会とは別に、土曜日の夜間に田原自治会連絡会という形で集まっておられます。地区会長協議会は主に西部地域の自治会長さんが平日の昼間に集まっておられ、田原台自治会連絡会は休日の夜に集まっておられ、1つのまとまった会にはなっていないのですが、市の職員としては2つ会に同じような形で説明やお願いをさせていただいております。地理的な部分でどこに集まるのか、休日に開催するのか平日に開催するのかなどの課題があるので、一つの会としてまとめるのはなかなか難しいです。おそらく集まりやすい場所や時間帯ということで、このままの形が続くと思っています。

いまおっしゃられていたのは、公民館利用のお話だと思いますが、実際にはまちづくりの時に公民館の設置をそもそも見込んでいなかったため、田原台には公民館というものがありません。ただ、北谷公園と戎公園という大きな公園が2つあります。大きな公園には公園管理棟という建物があり、施設の維持管理や運営を複数の自治会の皆さんにお願いをしております。例えば戎公園であれば、田原台の1丁目から3丁目の連合体にお願いをしており、維持補修費を自治会費から出していただいてるので、決して無償ということではありません。不公平感というお言葉もいただきましたが、実際には修繕費なども自治会費から出していただいてるので、差があるという状況ではないのと思っています。 もし何かご質問等ございましたら後ほど追加でうかがいます。

消防団

市長:

次に、消防団のご意見をいただいておりますが、これもよろしければもう少しだけ詳しく教えていただけるとありがたいです。

 

市民: 

これはたぶんほかの地区ではまだ起こってないと思います。うちは南野中分団という所分なので十何名の団員がおるわけですが、一部、1名だけ岡山のほうから参加していただいてるような状況です。楠公地区としては2人参加しているということで、分担金を負担しておりますが、その分担金について、我々も町内の方に、このお金は何だと、どういう形で使ってるんだと尋ねられましたら説明できないといけない。その辺のことをはっきりさせようと思って、3地区の区長が集まりまして消防団と話合いをしました。とりあえず会計簿を出してほしいとお願いすると、5年間の会計簿が出てきましたが、分担金の額しか収入がないんです。これで運営しているのか、他からは何も出てないのかということを聞きましたら、消防団も特別職員ですので年間で何がしかの手当てはいただいており、それを分団が収納して、そこで経費として使ってる。どうも我々としては納得がいかない。個人がやってるわけだから、それは当然個人の収入で、個人が好きなように使えばいいのであって、分団は分担金なりで運営していくのが普通ではないのかと。それで分担金が増えるのなら増えても仕方がないし、減るのならそれもよしということで話し合いをしたんですが、消防団もいろいろ悩みがあるのかわかりませんが、まだ最終的な全体の数字が出てきてないので、今年度の分担金の支払いができてないません。うちも年度内にはお支払いしないければならないとは思っています。ただ、その話の中で出てきたのは、訓練に出たときには微々たる600円ほどの金額らしいですが手当が出るらしいですが、でもそれは4人分しか出ない。訓練に10人出しても4人分のみ。それなら4人だけ出ればいいんじゃないのかという話をしておったわけです。あと、制服、制帽についてもなかなか支給がないというような話を聞きましたが、そこまで全部が全部、地域で分担することもできないですし、もう維持できないなら解散してもいいんじゃないのかという話まで行き着いてるような状況なんです。

 

市長: 

よく分かりました。ありがとうございます。消防団は本当に歴史ある組織です。市の消防は、現在、大東市と四條畷市による大東四條畷消防組合という比較的大きな組織で、四條畷市単独の消防の時は、やはりこの四條畷市の道の複雑さ、細さ、あるいは地域の特性を考えたときに、いざ火事等が起きた場合は消防団さんのお力をお借りして、大変な活躍をしていただきながら消火に努めてきたという歴史があります。大東四條畷消防組合として規模が大きくなり設備も整ってきましたので、昔に比べて消防団さんが、実際に消火に関わるということはほとんどなくなってきてるというのが事実かと思ってます。ただ、消防団さんは消化活動以外にも、例えば行方不明者を一緒に探していただいたり、災害時に警報が発令された時などは広報活動をしていただいたりと、やはり非常勤の特別職公務員という形で様々にご活躍はいただいております。

いま一度にいくつかの質問をいただいたので、順番にお答えしますと、消防団さんは特別職公務員になりますので、条例で報酬や手当の額が決まっています。先ほどの冒頭の説明につながりますが、あまりお金のない時代もございましたので、なかなか備品などを買い換えできずにおりましたが、今年度に市で予算を取って靴も服の買い替えさせていただく予定です。

訓練の手当のお話も、年間の経費の中で出せる額が決まっているので、事前に何人分でということは分団長にお伝えさせていただいていますが、分団の中で何人参加させるか決めておられます。分団長が何人にお声がけされるかによりますが、4人分の手当てなのでもちろん4人でもかまいませんが、もしかしたら分団長が多く呼んでおこうと思って呼ばれたのかもしれないです。

報酬の件についても、確かに今は個人への報酬について、全団員の皆さん分を団へお渡しすることを承認いただいた上で団にお支払いしておりますが、やはり時代も変わり、個人に支出すべきではないかという議論になっており、それを消防団さんで議論されていると伺ってます。これはあくまで団の中の決め事になりますが、今年度中にはその方向性を決めていかれるようです。

なので、質問にお答えいたしますと、予防保全の考えから、服や靴については買い換えの予算を今年度つけております。その上で、今後、個人に報酬を支払うかどうかというのは今年度に団の中で決める予定と伺っております。

訓練については、毎回参加枠をお伝えしておりますので、手当が出ないなかで参加するかどうかは、分団長に委ねておりますので、もし手当の部分で納得が得られない部分があるのでしたら手当の出る人数だけ参加いただくという方向で、我々としてもしっかり周知させていただきたいと思ってます。ありがとうございます。

回覧・掲示物

最後の回覧物・掲示物につきましては、謝らなくてはいけません。少しコロナ禍が落ち着いてまいりまして、イベント等含めた周知のチラシ等が増加し、地域の皆さんにお届けするタイミングや数量が精査不足でした。今回このことについては、多くの地域から同じご意見をいただいております。多すぎて掲示板にはりきれない、届くタイミングが遅いなど多くのご意見をいただいており、我々としては猛省すべき点ですので、次回から改善をさせていただきたい。

また、掲示板についてもかなりご意見をいただいおります。ビニールシートなどで工夫いただいていますが、やはり雨風により劣化が進むとのことです。他市ではガラス板のついた市の掲示板などがございますが、どれぐらいの費用がかかるのか調べてますと、一台につきおよそ10万円の費用がかかるようです。四條畷市域に掲示板は200か所ぐらいありますので、全部買い換えるとなると2,000万円ぐらいの高額な予算になりますから、他にどういった方法があるのか模索中です。

ただ、野ざらしになると雨風により貼り換えも大変ですし、ビニールシートの内側へ入れ替えるのもお手間だとは十分理解しております。今回多くの地域から同じご意見をいただきましたので、見直さなければならないと思っております。

民生委員等について

最後、端的に書いていただいおりますが、主任児童委員、青少年指導員、民生委員については、推薦するのが非常に難しいというお話かと思います。地域の皆さんには主任児童委員さんや青少年指導員さんを推薦していただいて、市のほうで委嘱をさせていただいておりますが、本当にこれは自治会長の皆さんに多大なご負担をおかけしてる業務かと思ってます。主任児童委員さん、民生委員さんも含め、青少年指導員さんには様々ご活躍いただいている方もおられますが、どうしてもこの職責が非常に地域に根差した活動をしていただくものですから、地域の人材を市役所の職員が完全に把握できない中、自治会長の皆さんに地域でこの職を担える方がいないかと推薦をお願いさせていただいてる状況でございます。

もう少し負担軽減の道がないのかなど、市としても絶えず国に要望を出しておりまして。ただ、これは法律で決まっている職責でございますので、市で任意にルールを変えたりはできないです。多くのご活躍をいただいてはおりますが、地域の皆さんのご負担になってるのは十分理解しておりますので、今後も引き続き国に対して様々な改善を促してまいりたいと思っています。これも報償が出せませんので基本的にほとんどボランティアに近い形で活動していただいており、大変心苦しく思っています。

事前にいただいたご質問は以上になりますが、まだまだ時間はございますので、その他のご意見、もしくはもう少し説明を聞きたいという部分、ここの分野はどうなってるのかなど、順次手を挙げていただければマイクをお持ちいたします。

後に議事録を作成する関係上、職員の負担軽減につながりますので、マイクを通してご発言いただきますと自動で文字起こしができますので大変助かります。 何かご質問、ご意見等がございましたら挙手をお願いいたします。

雁屋畑線の延伸

市民: 

この公民館、借地なんです。今いくら払っているかというと、地代を40万以上払っています。楠公に住んでる皆さんから集めた町会費はほとんどが地代に払っているわけです。他の地区は借りても安いとか、雁屋も借地らしいですけど住民の数が多いんです。楠公は500件ぐらいなんです。その500件で40万以上払っているわけです。その辺を市長さんにもお願いして、地主に言って地代ぐらい税金で賄ってくれないかという話もあります。それはこれからの区長さんあたりがお願いに行くかは分かりませんけど。

もう一つ今困っているのは、パチンコ屋さんができたときに、駐車場にしてるところは公園にするという話でした。公園にしてくれたら近くの人は遊びに行けるし、車も入ってこないと話していましたが、結局駐車場になってしまって買物に来る人も車で来る、パチンコする人も車で来る。それで今まで気にならなかったのですが、四條畷高校の生徒さんも大勢来て、ここが通り道になっておるんです。以前に区長さんが校長にお話しすると、分かりましたということで、いろいろ面倒みてくれて人数が減りました。ところが校長先生が替わるとまた人数が増えて大変なことになってます。午後の2時ぐらいから夏は6時ぐらいまで、買物客と生徒さんが行き交いますし、出てくる車と入ってくる車が鉢合ってけんかなども起る。そういう問題があって、パチンコ屋さんができて一番困ってるのは私達目の前の通りに住んでる者なのです。

雁屋畑線というのをご存じですか。雁屋畑線。

 

市長: 

もちろん。

 

市民: 

あれは昭和38年に計画されたらしいです。その道がパチンコ屋まで来てくれたら、うちの前の問題は解消すると思います。今すぐは無理としても、将来、パチンコ屋までは道を広げてほしいです。

 

市長: 

わかりました。公民館の賃料のお話と、畷高生の通行の話と、雁屋畑線の話かと思います。

雁屋畑線については、サンディの横の道路、四條畷でいま一番きれいな道路。あの道路は、雁屋畑線と言うぐらいなので、雁屋地域と畑中地域を貫くイメージの道路です。

四條畷高校の前の通りは停車場線という名前がついてまして、サンディがあって、その横にすごくきれいな道路があるかと思います。今おっしゃっていただいてるのは、そのきれいな道路の延伸の話かと思います。ただ、四條畷は南北に貫く道路がもう1本ありまして、旧170号線といいまして、総合センターの前の道で、総合センターから四条畷駅に向かってと真っすぐ行く、大きいバスが通る狭い道。

四條畷市の中で、都市計画道路として位置づけて、土地の買収とかも含めて計画してる道路は四條畷市でこの雁屋畑線1本だけでして、もちろん延伸していく考えですが、どこにつなげていくかというと、この大型バスが通ってる旧170号線につなげていきます。でもご存じのとおり、いまの旧170号線に延伸させると、まずJRの問題があるのと、旧170号線が細過ぎるために雁屋畑線のような太い大動脈を接続するとパンクするという問題が起こります。

ではいま何をやってるかというと、旧170号線の拡幅事業をしております。ご想像いただけますでしょうか、東中野の交差点、ガソリンスタンドのところから南へ向かって、田中医院さんのところまでを東側に広げる予定です。ただ、周辺には民家がたくさんあって、そこで生活を営んでらっしゃる方がおられますので、現段階で設計までして、これから話し合いをすすめ用地交渉してまいります。

おっしゃったとおり、何年も議論が進まなかったのですが、旧170号線は大阪府の道路なので、大阪府が予算取りをし、どのように広げるかまでは決まっています。あとは周辺に住んでらっしゃる皆さんとお話しして、まず田中医院さんのところまで広げる。先の長い話ですが、田中医院さんから先の道についてはその後の計画になろうかと思います。

あわせて検討しておりますのがJRの高架化です。ご存じのとおり、住道と忍ヶ丘駅は高架の上に駅がありますが、野崎駅から四条畷駅にかけては地面に面している結果、四條畷市域に踏切が多く存在しています。昔は商店街などに活気があったので、地面に面していた方がまちに賑わいがあるということで、当時四條畷市は高架化に前向きではなかったようです。その名残で現在も駅が地面に面していますが、大東市さんと協力して事業を行うかは別にして、実際に四条畷駅を高架化できないか、高架化するとどうなるかなどの調査研究を始めて2年目になります。

一番のネックは、現在163号線の下を電車が通っていますが、ここを高架化すると道路の上に線路を通さないといけない。そうした場合に結構上に上げなければならないのです。なので、雁畑線の延伸は旧170号線の拡幅とJRの高架ができるとなった時に着手する順序になりますので、ぎりぎり僕が生きてるかどうかというすごく気の遠い話になります。

やっぱり道路の拡幅などの工事については結構時間がかかりまして、旧170号線の拡幅も、私が聞く限り数十年お願いしてようやく決まった話です。なぜそんなに時間がかかるのかと思われるかもしれませんが、大阪府さんは計り知れない数の道路を持っていますので、優先順位があり順番が回ってくるまでにどうしても時間がかかります。この旧170号線の拡幅も何とか優先順位を上げてもらって、ようやくたどり着いた結果なので、今すぐにというのはなかなか難しい状況になっております。

畷高生の通り抜け

市長:

2点目、四條畷高等学校の件については、停車場線を自転車でものすごいスピードで駆け抜ける生徒が多いので、市長への意見箱に、あの畷高生の自転車マナー、何とかならないのかというご意見はたくさんいただいております。ご意見が多く寄せられた時には、市のほうからも四條畷高等学校へ、生徒さんへの注意喚起についてご協力いただけないかと絶え間なくお願いはさせていただいてるところです。

おっしゃるとおり校長先生も二、三年に1度替わりますので、これは地域の皆さんと市と引き続き力を合わせてお願いしていくしかないです。僕も畷高の先輩として何とかしなければと考えてはおりますが、普通の道路になかなか規制をかけれませんので、これは継続的にお願いをしていくしかないかなと思っています。

公民館の賃料

市長:

1点目の公民館の賃料の件です。これは楠公地域さんと貸出しをされてる方々の契約になりますので、市からはどうこうとは非常に言いづらいのです。おっしゃるとおり西部地域の中でも比較的安価な値段で土地をお借りできているエリアもあれば、それなりの値段をお出しして借りられてる地域、様々あると思います。やはり地主さんが値段を決められることなので、市が介入してどうこうというのは現実的には難しいです。ありがとうございます。

停車場線について

市民: 

ちょっと今の話に関連した質問ですが、よろしいですか。

 

市長: 

もちろんです。

 

市民: 

先ほど申された停車場線、これも府道になると思います。先ほど市長がおっしゃったように、もう随分昔から計画があるのを私らも知ってます。

ただ、片側の歩道だけでもいいので、歩道を何とか前に進むように、府のほうに陳情していただいきたい。少しでも進めていただくのが、一番安全、特に老人の方が多いのでやはり広い道を通っていただきたい。この区域の中に入ってきますと、でこぼこがあったり道路もそれなりに傷んでます。高齢者の方、また子どもらも安心して通れる道があればおのずから、生徒もわざわざ狭い道に入ってくるわけないので、解決していく問題だと思います。早急なる実現に向けて取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

市長: 

ありがとうございます。毎年、大阪府に直接私が参りましてお願いをしている事項でございます。車道の幅は法律で決まっておりますので、正直なところ2車線取るのが精いっぱいなのです。歩道をつけようとすると車道の幅を確保できないので、どちら側かの住んでらっしゃる皆さんに移動していただかないといけないのですが、停車場線は距離が長く、たくさんの建造物があるため、相当困難な道であるには間違いございません。

よくなぜそんなことになったんだと聞かれますが、これは四條畷市が歴史あるまちだからです。昔はこの道路幅でよかったわけです。ただ、最近整備した道路というのは、当然現代に合わせての車道と歩道になります。四條畷市は歴史深いものですから、この停車場線などは今のように車が多くない明治などの時代に整備された名残です。これはもうお願いし続けて、まずは今進んでるところをきっちり進めていきながら、その他も前に進めるように全力を尽くしたいと思います。ありがとうございます。

かんでん見守り隊Ottade!

市民: 

他の方からのご意見をあずかったのですが、関電さんと一緒にしてる見守り隊にエリアポイントがあるらしいのですが、楠公の通学路でポイントがない場所があるらしく、ある保護者が、申し込みしたかったけれど、エリアポイントが少な過ぎて申し込みを拒んだということをおっしゃってました。何かもっと増やせれたらいいなと思いまして。お願いします。

 

市長:

ご意見ありがとうございます。ご存じない方もいるかもしれないので少しご説明いたします。これは4、5年前の、関西電力さんが子どもたちの通学路の安全を確保するという事業で、今おっしゃっていただいたエリアポイントという電波を出せるスポットを市のいろんな場所に設置して、子どもにキーホルダーのような小さい小型の電波受信機をお配りして、子どもの所在地が分かるというシステムです。これは、携帯電話などのGPSとは違いまして、エリアポイントからの電波と子どもの受信機をつないでおりますので比較的正確な位置が分かる仕組みになっています。おっしゃるとおり校区によって、エリアポイントがたくさんあるところと、ポイントが少ないところがあると私も聞いています。

すべての設置位置を存じ上げてるわけではないですが、関電さんの強みは電柱を持っていることです。ただ、今は公共施設に偏っています。なので、教育委員会の事業になりますので、私も確認させていただいて、ポイントが少ないエリアについては、もう少し増やせないかなど、しっかりと議論させていただければと思います。

この事業については、四條畷市が大阪で最初に関電さんとおこなった事業です。初期投資がかかるものをすべて無料でやっていただいてるという経緯がありますので、そういうことも含めて、さらにどこまで追加で設置していただけるか。ただ今日お声をいただきましたので、関電さんにお伝えしたいと思います。ありがとうございます。

そのほかいかがでしょうか。

雁屋畑線の延伸(2)

市民: 

すみません、確認だけ。

 

市長: 

どうぞ、お願いします。

 

市民: 

すみません。雁屋畑線というのは、これは高野街道を広げる案でしたか。僕らが聞いたのは、忍ヶ丘駅に広い通りできてますね、あれがずっと南野の南中の下を通って、そして角っこでつなげるという話を聞いていましたけど、違いましたか。

 

市長: 

いま現時点で私が伺ってるのは、市内を南北に走っている道路は外環状線と停車場線と旧170号線の3つなので、これらを東西に163号線と雁屋畑線で結ぶ道路ができるという計画です。

 

市民: 

高野街道のもっと上のほうです。

 

市長: 

なるほど。

 

市民: 

今、忍ケ丘駅の前に広い通りができてます。岡山東2丁目から。それからずっと延びて南へ。

 

市長: 

畷生会の通りですか。

 

市民: 

いやいや、もっと山側。岡山東2丁目のT字路。163号線のインターチェンジがある広いバイパス道路。

 

市長: 

わかりました、忍ケ丘ゴルフ場の下の信号あたりから南中学校のほうへいく広い道路

 

市民: 

そうそう。それとつなぐ予定だと、僕ら一番初めはそう聞いていた。

 

市長: 

雁屋畑線がそこにつなぐとなると、いずれにしても旧170号線をまたぎますね。

 

市民: 

もうインターチェンジができておるから、あの道を延ばしてくるわけです。それがこっちにもう少し南下するような話は聞いてましたよ。

 

市長: 

なるほど。当時の計画を存じ上げないですが、少なくともいま目指してるのは旧170号線です。

 

市民: 

それはどっちでもいいのだけど、僕らが頼むのは車が入れるので、雁屋畑線をせめてパチンコ屋まで延ばしてほしい。

 

市民: 

そうそうそう。以前、土井市長も、これは努力するとおっしゃってました。

 

市長: 

繰り返しになりますけど、計画は前には進んでいます。当然立ち止まってるわけではないです。、私も市長になるまであまり経験というか知識はなかったんですけれども、交通網というのが計画されていまして、交差するところの交通量とかを考えて幅を合わせないといけないとか、途中までになった場合、その先の問題とか。

 

市民: 

もう完成すると思っていない。何かが起きて、家などが全部潰れたらできるでしょうけどね。とりあえず、高架もできないだろうし、せめてパチンコ屋まで道を延ばしてほしい。それだけお願いします。

 

市長: 

雁屋畑線の延伸というのは、当然ですけど都市計画道路に位置づけてるので、これは事業としては進める事業です。できる範囲から必ず。ただ、道路の拡幅というのはなかなか年数がかかります。

 

市民: 

立ち退き問題があったけども、とりあえず道路自体は外環状線側に抜ける道路があったからあれで済みましたけど。

 

市長: 

そうですよね。

 

市民: 

こちら側は行き止まりやから、極端に言うたら税金の無駄遣いになって、これはもう絶対といっていいものできない。

 

市長: 

都市計画道路ですが、あまり聞き慣れない道路かもしれないですけど、ほかの道路の位置づけと違って、最後は法の力で土地を収用することができる。他の道路の場合は、お願いをして立ち退いていただくのですが、都市計画道路の場合、望ましくはないですけど、最後は法律の力で移動を強要できます。

多くの人にとっては道が広がることはすごく喜ばしいことですが、そこに住まわれてる方がたにとっては、ある日急に住んでいる場所を移ってくれと言われても、これはなかなか難しい問題になります。

この土地収用については、これまで長い歴史があります。個人の生活を守ることと、多くの人の利便性を求めることとの間の問題になります。やはご理解いただいた上で別のところに移っていただきたいので、土地収用という手段を避けたいのは避けたいです。交渉に時間がかりますが、いずれにしても前に進めていきます。しっかり健康で長生きしていただいて、見届けていただければと思います。ありがとうございます。

最後に

高齢者の皆さんも含めた事業も展開していますが、なるべく未来への投資という形で様々な事業を進める中で、四條畷市は基本的に住宅都市ですので、ここで産み、育ち、もう一度ここで暮らしたい、ずっとここで暮らしたいという方がたくさんおられることが、未来のまちにつながると考えています。

その上で、財政改善した上で、なるべく子どもたち、子育て世代を支援したいという考えで、いわゆる医療費の無償化と言われていますが、15歳までの子どもの医療費500円負担を、この4月1日から18歳まで拡充します。これが年間3,000万円ぐらいの予算です。

また、この3学期からにはなりますが、全員とはいかないですが、子育て世帯でお子さんが小中学校にお二人おられる場合に、2人目からの給食費を無償にするという取組みなどで、子育て世代の負担軽減につなげる。

それだけではなく、学校の空調設備やトイレの洋式化、基本的には学校の体育館にすべてエアコンを設置しました。これは府内でも相当珍しい取組みのようです。あとは学校教室のエアコンもすべて改修し、特別教室にも設置して、子どもの学校環境については、大阪府内でも高水準となっています。

あるいは1人1台にタブレット型Pcを配布しています。他の自治体は無料のソフトなどを導入しております。3、4千万円かかりましたが四條畷市は自主学習ソフトを今回導入しまして、この2、3年は、教育や子育て支援に、大きく投資してきてました。まだまだ足りないというお声はあるかもしれませんが、今後も引き続き注力させていただきたいと思っていますし、当然それだけではなくて、様々な施策、それも皆さんの声をお伺いしながら進めていきたいと思っております。今後もこういう機会を設けさせていただいて、お一人お一人の意見をしっかりと市政に反映させていただければと思っております。

本日は出づらい時間帯にご参加をいただきましてありがとうございました。以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。