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地域と市長の対話会

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川崎での意見交換全文(第4回地域と市長の対話会)

公園の活用について

市民:

公園の整備ということで、私も、去年からちょっと色々地区の仕事させてもらって、気づくんですけど、真裏の川崎池公園なんですけど、使ってるのは、ほんとに盆踊りの一日だけなんですよ。なんかそのへん、ほかにね、例えば桜の花見ができるとか、集まるきっかけができる公園づくりができたらと思ってるんですけども、資料にワークショップをすると書いてましたけど、具体的に市として、それぞれこういう公園にしたいんだという個別の考えがあるかをお聞かせいただけますか。

 

市長:

ありがとうございます。公園につきましては、大きく三つの取り組みをさせていただいてまして、そもそも四條畷市において、人口1人当たりの公園の面積っていうのは、実は北河内で一番広いんです。要は公園が多いということです。ただ、それに大きく貢献してるのは田原台。あそこが結構面積を引き上げているので、実は市の西側については、1人当たりの公園面積はどちらかというと結構狭いです。 

なので、その状況を是正したいというのが第1点にあります。

四條畷って、ブーメランのような形なんですが、田原台の方はたくさん広くていろんな使い方ができる公園があります。こちらには正直なところ大きな公園はない。なので、今後、四條畷の西部地域は5小学区地域になりますので、これから5小学区ごとに、川崎池公園よりもう少し大きい、具体的に言うと、南小学校の向かい側、南側にくすの木園の跡地で、広い土地があるんですけども、あれぐらいの規模でいろんな世代の方が訪れる、それこそ花見とかができる規模の公園を、エリアごとに整備させていただく、という方針をとらせていただいているのが1点。

2点めは、4小学校区については、活用ができる土地はわかってるのですが、岡部小校区だけは、土地が全くなくて困っています。ただ、岡部小学校があるので、学校の校庭開放をどういうふうにしていくか。過去にやってたんですけど、全く使われなかったというのがありまして、安全のために、監視員をつけていたので、年額の予算て何百万円とかかるんですが、それが使われないとなると非常に苦しいので、校庭使いたいっていう声は非常に保護者から多いので、どういうふうに校庭開放をしていくかというのが2点め。

3点め、今おっしゃっていただいた、比較的大きい公園を有してる自治会。川崎池公園もそうですし、雁屋北公園や、岡山にはとんぼ池公園というのがありますが、ただ、そういう規模の公園を持ってる地域というのは、ほとんどないんです。本来は、どこの地域もやっぱり特性が違うので、行政としてこうやって欲しい、こういう使い方をして欲しいというわけではなく、そこに住んでる人口構成とか子どもの数も、それぞれ違いますが、今は一律にあらゆるものを禁止しています。要は、ボール遊びも駄目、火を使うのも駄目、これも駄目と。それはなぜかというと、ボール遊びを1ヶ所でもオッケーとすると、近隣の窓から車からが破損になるので、今のところは一律禁止です。ただ、この地域については、例えばボール遊びを積極的にしたいとなれば、そういう使い方や、さっきおっしゃっていただいたような花見とか、あるいは他市であるのはリサイクルショップをやられてるとか、朝市をやられてるとか。そういうような使い方を、今後、規制緩和していこうと考えています。

ただ、それを一斉に規制緩和すると、秩序がとれなくなるので、そういうふうにワークショップをやらせていただいて、この地域はこの用途については、広げていこうっていうやり方をさせていただくと、どちらかと言うと地域の声をきかせていただいてやっていくと。

ただ、今後、小学校区ごとの大きな公園ができ始めると、これは市では、とてもじゃないけど全部綺麗にできないです。民間に委託することになってくると思います。で、よく他市で公園活用して成功しているのが、例えば、毎週日曜日に、みんなでヨガやりましょうとか、いろんな事業、あるいはバザーやるとか、そういうのを今後起こしていけるような枠組みというのを、いま考えていってますし、きっかけとなることをワークショップで一緒に考えていきたいなというのが、いま市として考えていることです。

年末の火災、通学の見守り、医療費助成の無料化について

市民:

実は、育成会の方から、何点か質問をしておいて欲しいということで、代読さしてもらいます。それとその前に1つ、昨年末、川崎町会で大きな火災があったわけです。そのことについて苦言を呈したい。当時、我々、年末夜警をして、終わったそのあとに火災が発生したわけですが、最初の初動の操作の時に、まず放水をやるんですが、現地から50メートル離れたところの放水栓を出したんですよ、ところが、その前に栓があるんですけど、消防車が上に乗ってたからわからなかったんですよ。ということは、大東市と四條畷が消防署を合体したときに情報交換ができてなくて、消火栓がそこにあるということがわかっておれば、もっと的確に早く、消化活動ができていたんじゃないかということがかなり問題になっていたんですよ。だから、もう起きたことは過去なんですけど、今後起こりうることもあるやないですか、だから最低消火栓の位置くらいは、その位置に消防自動車が乗っていたなんてナンセンスな話なんです。

地元の消防団が一番地元の直結をやっていますので、やはり消防団が、もう少しそこを消防署に言わんといかんと思います。消防団とそれから、消防署、その共有というのがないから、そういうことが結果として起きたわけですね。だからもう当然、消化時間がもっとタイムリーに出来たんじゃないかと。それが一つ。

それから、育成会の方から、言われてたのが、通学の見守りをお母さん方が交代でやっておられるんです。ところが、今までは子どもさんの数が多かったので、結構長いスパンで順番が回ってたんですが、今短いスパンで回ると、パート勤めとかができなくなっているので、地域ボランティアや、シルバーさんなどを使うことはできませんかということが育成会からの要望です。

それから南中の跡地が以前説明されましたけど、(その後)どうなったんやろうと、育成会として関心ごとなので、聞いといてくださいと。

それから、もう1点は、子どもさんに力を入れておられますが、医療費助成を無料化にできないかということを伝えておいてくれということでした。それが育成会からの要望でした。

 

市長:

ありがとうございます。ちょっと消防のことに関しては大東四條畷消防の方に確認しないと私から、それがどうだったことをお答えすることは難しいので、それは一度持ち帰らせてください。

2点めの見守り。これは本当に多いです。市長への意見箱はメールでいろいろとご意見をいただいて、保護者の方から、この見守りが厳しいと。共働き世帯の方を中心に、どうにかならないかとお声をいただいています。これは我々としても、本当に改善点の1つかなと思っています。

例えばシルバーさんという話があったんですが、年間4人、もちろん交通先導委員さんとかとは別に、さらに負荷する形での見守りで、4人お願いしているんですけども、それでも数百万円かかります。それを、市域全体に広げようと思うと、数千万円単位になってきます。それを、例えば川崎さんだけでやるっていうのは、恐らく現実的には無理で、先ほどの話と一緒で、やるなら、全市域なんです。

ボランティアの方にお願いするというのも限界があります。見守りに関することなので、ボランティアで毎日見守るのは非常に大変なことなので、全てをボランティアで見守るのは難しいのかなと。いまお願いしているのは、ウォーキングパトロールという形で、夕方とか散歩の際は、ウォーキングパトロールのものを着ていただいて、散歩と見守りを兼ねていただいているという。140人ぐらいご登録いただいているという見守りをやっていただいています。

例えば朝夜、定期的に、さらに交通先導員以外に全市域でやるとなると、財布の関係上は現実的には難しいので、今後それをどう整えていくかという課題を認識しています。どういうふうに組み立てていくのか。地域の方のお力と、シルバーさんの連携でいくのか、あるいは、今年から警察のOBを2人、市で雇って、川崎池公園の不法投棄の見回り、これは非常に声が多かったのでやらせていただきました。彼らは、不審なことがあったりしたら、見守りもやらせていただいているんですね。子ども達の安全という形で、順番に回していくとかという対策とかもやらせていただいていて、何もやってないわけではなく、増員をして少しずつではやらせていただいてますが、それを全通学路について事細かに実施するとなると、これはやっぱり無理なので、このポイントこのポイントには配置をさせていただきますが、残りの道については、保護者の中でご相談いただきたい。

ただ、こないだの川崎市のような事件が起きていると、やっぱり我々も保護者の負担を考えると、なるべく負担にならない範囲でと言いつつも、やっぱり人が直接いるということが見守りとしては強いので、ポイントポイントにしてしまうと、結局ポイントまでの間に、被害があったらどうかというのがあるので、とりあえずしばらくは、新しい別の手段、市として雇っている警察OBを配置するとかそういうのは今、ようやくはじめさせていただいたところで、いまこの枠組みを検討させていただけたらなと思います。

空き家対策

市民:

今、市長からのお話がありましたが、あと川崎からの質問の中に、空き家対策の問題があったと思いますが、前回の台風で、非常に危険な地域がありますよと言う質問がありましたが、結果、ほとんど改善されてなくて、例えば、市長はご存じないと思うんですけど、町会で、風が吹いたら上から瓦が落ちてくる家があるんです。それを早急に撤去してほしい。

 

市長:

ありがとうございます。空き家については、太い冊子の36ページの方に記載をさせていただいており、これは12月に計画をつくりました。日本という国が最もすばらしいのは、固有資産に対するバリアが他国に比べて凄いんです。空き家だからといって、行政が手をつけられないっていうのは、皆さんご理解いただいてると思うんですが、今やらしていただいてるのは、今のようなご意見に対して、この36ページのフロー図に沿っての空き家と把握させていただいて、今シート上に300件弱ぐらい、四條畷の危険な空き家リストというのを持っています。それを現場にチェックに行かしていただいていただいて、点数化して、危険なものについて、協議会というこの不動産関係の方とかいろんな方々から組織される検討委員会で危険だなと認定いただいたら、フロー図の下に向かっていって、指導助言、改善してください、勧告命令とやっていって、いわゆる一番下の行政代執行という、行政が大なたを振るって、簡単に言うと危険だから取り潰すという行為が認められる。この手続きを全部踏むと、行政として何かができるというのが法の定めです。

もうすでに、指導助言というフェーズに入っています。実際300件弱あるうち、この協議会で危険と認めて前に進んでいるのが8件です。ただ個人情報の関係上、どこの8件か、そこに入っているか入っていないかはお答えしかねます。一応このワークフロー上に乗せて危険と認められている8件については、今後、指導助言します。言うことを聞いてもらえなければ、勧告と。どんどん聞いてもらえるまでやっていき、改善がされればそれで良しと。改善がされなければ行政として取り潰して、持ち主に請求書を送らせていただくというような手続きを、12月から始めたという状況で、全く動いてないということではなく、この手続きを一歩一歩踏んでるという状況をご理解いただきたいと思います。

 

市民:

実際に万が一(瓦が)落ちてきたときにね。

 

市長:

その通りなんですが、行政としてそれを撤去したら、それは法律違反、私有財産の棄損ということになりますので、どうしようもないという状況なんです。なのでこれはどちらかというと法上の問題なんです。それが危険だからといって、何かこう破壊とかした場合、これも訴えられた場合は完全に市側の敗訴になります。ただそうならないようにするには、これだけの手続きを踏めば、絶対に大丈夫というのがこの手続きなんです。そもそもこのフローすらなかった。ようやくこれを定めましたので、これに基づいて、前になるべく早く進めたいという状況です。

 

市民:

実際にね、本当に上から落下するのは目に見えてるんですよ。あれ、ほんとにあたったら命に関わる、小さな子どもがね。それは、市の方に行ってもらったらいいんですか。

 

市長:

我々としては、それを聞いたら、持ち主に対して、そういう状況であるというのはもう何度もご説明しています。ただ、言うことまでしか今の段階ではできないんです。

道路に出たらこれは対応できるんですが、敷地の中で起きてることには手を出せないというのが、日本の法律です。なかなか難しいです。どこと言えないんですけど、おそらく皆さんが生活されてて、ここは明らかに危険な空き家だなというところが、この手順に入っていっているというようなところです。

南中学校の跡地

市長:

残り二つを答えさせていただきたんですけど、南中学校の跡地なんですが、皆様ご案内だと思うんですが、163号線があってJRがあって南中学校があって東小学校あると。土砂災害警戒区域に、ここが指定されているんですね。今、南中の体育館と、東小の校舎と体育館全部が、土砂災害警戒区域内に入っています。大雨があったときに、実はこのエリアでは避難所がなく、学園に行っていただくか、畷小に行っていただくしかないという状況なんです。市としては、それを何とか是正したいという思いがあるので、この南中学校の跡地で土砂災害警戒区域にかかってない側に、避難もできる機能を持った、体育館に加えて総合センターが非常に老朽化していますので、その場で建てかえることが難しいので、ここに総合センターの機能を持った、図書館とかホールとかの機能を持った施設と体育館っていうのを、土砂災害警戒区域じゃないエリアに立てていくというのが、南中の計画で、時期としては、この計画自体は8月策定予定なので、9月には、議会に予算を上げて、設計とかに入っていきたいというのが、今の状況です。

東小学校に関しては、全面が土砂災害警戒区域なので、新しい建物を建てるというのは非常に難しいです。これだけ昨今大雨が降っていますので、考えているのは、グラウンド部分と校舎部分がありますので、グラウンドについては、特に高齢者の方々とかから、市民グラウンドと青少年コミュニティグランドがすごく坂の上を登ったところにあり、四條畷のグラウンドってなぜかこっちの方に(岡山地区)、あと田原にもあるんですけど、こっちのエリア(市域の南側)には全然ないんです。ここをいろんな世代の方、子どももお年寄りの方も使えるクラウンドというのを整備するというのと、校舎部分については、もう老朽化してきているので、これについては取り潰しをさせていただいて、先ほど申し上げたように、色んな世代の方々が憩える、思いっきり遊べる公園とグラウンドの整備にしていくというのを計画しています。ふらっと行っていただいたら、自由に憩えるというのが、今この両方を考えている計画で、それを6月に皆さんに最後パブリックコメントをいただけたらなと思っているのが南中の話です。

子ども医療費助成

市長:

子ども医療費の助成なんですが、これについては、平成22年、平成25年、平成27年、それぞれ、平成22年に就学前、小学校に上がる前までの医療費の助成を、25年に小学校6年生まで、27年に中学校3年生までにしました。なので、やってないというよりは、年をあけてちょっとずつ年齢の拡大をしています。

いま声が多いのは、これを現在は中3までなので、高3までできないかっていうお声が多いのと、いま500円払ってるのを、ゼロにできないかというこの二つが2台巨塔です。

500円払っていただいてるのを自己負担ゼロにした場合は、年4,500万円ぐらいの増加なります。これはなかなか難しいです。これを高3まで増やすと、一学年助成を増やすと、大体1000万円増えます。高3まで増やせば3000万円ぐらいになります。高3プラス自己負担ゼロにした場合は、1億円ぐらいというようなお金がかかってきます。

私たちとしていま考えてるのは、先ほど申し上げた財政調整基金取崩しが2年前で6.6億円、去年で3.6億円、2億円と、まずここの健全化ができてないのに、毎年払う額を何千万円と増やしたら、永遠に財政が立ち直らないので、まずは若い世代の方々に入っていただく、国からのお金を増やすと、まずは貯金を使わずに予算を組めるようになって、初めてこれを拡大していくべきだと考えています。なぜなら、これができてないのに拡大したら、いつかやめないといけない。要は、経営として成り立たなくなります。なので、まず財政調整基金取崩しを0にした上で、医療費助成に関しては本当に声が大きいです。非常に多いです。保護者の方中心に自己負担を0にするより、範囲を拡大した方がいいかなと個人的には思っていますが、それはまた市民の皆さんのお声も聴きたいなと思っています。

ただ、もし自己負担500円をやめたら、4500万円増になるので、この4500万円増がなければ例えば先ほどの見守りとかもできたりするので、これはどっちを選ぶのかと。私としては、これだけ犯罪とか事故が起きているんで、なるべく子どもへの投資は、子育て世代への助成、子どもの教育環境と、安全安心に予算を使いたいと思っているので、これをゼロにしたらこの年額4500万円が使えないというのは、すごく優先順位が高いかというと、私はそうじゃないかなというふうに今のところは考えています。これはでもほんとに、ご家庭が苦しい方にとっては、500円も負担なので、道の整備よりもとおっしゃる方もいらっしゃるので、それは色んな意見があると思います。ただ、やっぱり、これだけ自動車の事故とかたくさんあるので、私はどっちかというと人とか、道に予算を使った方がいいかなという考えではあります。どうですか。

 

市民:

市長もご存知や思うけどね。子どもの被害が多いんです。

市長:

子育て世代の方の声をちょっと聞いてみたいと思います。

ごみ屋敷対策

市民:

東市長と同年代なので、非常に刺激を受けております。質問ですが、先ほど区長からお話がありました空き家対策についてなんですが、条例を策定されたということで、これを見ていて思ったのですが、行政代執行は非常に難しいことだと思うんですが、また別のところとして、ごみ屋敷対策に対して、各自治体が色々と取り組んでいますが、僕らは四條畷の新参者でして、市の条例とか全部見れてないんで、条例があるのかないのかわからないんですが、市長として条例の策定とか対策とかどういうふうにお考えなのかなっていうことをお聞きしたいなと思います。

 

市長:

ありがとうございます。空き家については計画なので、条例ではないんですけど、条例としては、生活環境に関して全般的な条例があります。例えば、生き物とかにたくさん餌をあげて糞の被害があったり、たばこのポイ捨てとか、ごみ屋敷とか、そういうもの全般に対して指導するっていう条例自体は、生活環境に関する条例というのを持っていますが、繰り返しになるんですけど、指導するということなので、ご連絡いただくと必ず職員が行きます。持ち主の方とお話して「近隣住民の方が困っているので、綺麗にしてください」と。でも、そこまでなんです。

悪質な場合は、警察の方と一緒に行きます。要はすごく危険な方もいらっしゃるので。何とか綺麗にしてくださいと。ただ、もし一歩でも敷地内に入ると、不法侵入になりますので、それはできないっていうのが日本の法律です。ものすごく守られているんです。なので、積極的にアプローチするというところはやっています。

ただ、住まれている場合は、いろんなケースがあって、鉄の棒とか、自転車の部品とかをたくさん家に置かれていて、市民の通報があると、職員が行くんです。「これはごみじゃないですか、撤去しないと近隣住民の方に迷惑になるので」と言うと、「いやこれは私の宝物である」と、「触れてくれるな」と言われたら、もうこれは守られているので、ここが難しいところです。

ただ我々としては、積極的に必ず行きますし、相手が怖い方であれば、警察の方と一緒に行っているというところまでなんです。先ほどの不法ごみの件も、職員は居場所を突き止めるために、不法ごみの中を見て本人に突き返したり、職員も結構熱心にやっているんです。ごみ屋敷とかに関しては、できるのはそこまでかなと。ただ、言ってくだされば必ず行くので言ってください。ありがとうございます。

権現川のヘドロの掃除

市民:

権現川というところがありますよね。(冊子に)「昭和50年代に、神社参道から畑中川崎間を通り、大東市から権現川に流す水路の工事を大阪府がしていない」とありますが、この水路の工事は大阪府がしたんですよ。なので、冊子の記載が間違っています。

 

市長:

これは、当時のおそらく同じご質問者の方がおっしゃっていただいたことを、職員が頑張って議事にまとめたものですが、すみません、発言を正確に聞き取れてなかったのかなと思います。

いま薄い方の、お手元にホッチキスどめのものがあると思うんです。それの2ページめ。開いていただくと、その2段め、これは私お話したのを覚えているので、直接お話聞かしていただいて、あの後、すぐに建設課と話をしたんです。僕がどれだけ説明しても、その場所がわからなかったんです。権現川は長いので、今ここに書かせていただいたんですが、建設課としては、電話をかけてくれたら対応するので、電話くださいという答えでしたので、冊子に書いてある通り、(建設課に)説明したんですが、それだけではちょっと場所が特定しづらいんです。なので建設課としては電話してくれたら特定させてもらいますと。これを私と直接やりとりすると、経由してわからないということなんで、もしよかったら、建設課の方にご連絡ください。これに関しては僕も2回トライして、2回ともわからなかった。私の説明が多分へたなんですけれども。或いは地図があるんでしたら、後でまた地図にマルとかつけてもらえると分かるので、ちょっと口頭だと非常に難しくて。ここに書いてある通り伝えたんですけど、なかなかこれだけですと場所の特定が難しいです。

 

市民:

家の前の蓋を2か所開けてヘドロの掃除をしていないんです。大東市の方へ流しているんです。権現川の砂は雨が降れば流れるので撤去されていますが、家の住んでる前は、蓋を50年代から一度も開けてないんです。昔は蓋されるまでは、大掃除のときに、毎年、やってたんです。蓋してから逆にヘドロがたまりっぱなしなんです。

 

市長:

ありがとうございます。蓋が開いてなくてヘドロがたまってるっていうところまではわかってるんですけど、その場所が、どこかわからない状況になってしまっているので、もし可能であればお電話いただけると、対応させていただきたいと思ってます。ぜひお電話いただけると。私、この対話会でお電話してくださいっていう回答は1回もありませんが、これに関しては余りにちょっと場所が難しくて。ぜひ電話いただければと思います。区長から言っていただいたら。それだけ伝えてもなかなか難しくて、すみません。後で場所聞かせてもらえますか。場所さえ特定させたら動けますので。

体育館の利用

市民:

先ほど、南中の話が出たので、南中に体育館とかそういう施設を作ってくださると聞いたのでわかってるんですけども、今年いっぱいで東小がなくなりますでしょ。東小の皆さんが他のところに行かれるのはわかってるんですけど、体育館とか運動場、運動場はまた使えるようにされるそうなんですけども、私たちは体育館を利用して色んなチームが日曜日とか夜とかに色んなゲームをしていてお借りしているんですけど、南中がなくなった時点で、南中が使えなくなって東小に集中しているのが、今度東小がなくなって、小学生の皆さんは移動されますが、私たちは南中はない、東小はない、他の小学校、体育館はいっぱいになっていて、なかなか使える場所が、チーム数から考えたらお借りする場所がなくなってしまって、南中のところにできるまでに何年あるかわからないんですが、チームはずっと継続してあるものなので、その間、東小を継続して借りれるものなのか、その辺が知りたいです。

 

市長:

ありがとうございます。まず、ここの工事については、いろんな施設の老朽化対策とかをやるんですけれども、ここがまず一番最初に着工するところなので、来年に建つとかっていうところは難しいんですが、設計して壊してから立てるという順番なんですが、我々としては同時にやろうとは思っていません。まずこっちを、先にやりますので、こっちの体育館は残ります。いま南中学校の体育館が使えないのは、施設管理者がいないからです。要は、校長先生等も誰もいないので、何かあった際に、管理してるものがいないとなると、危険だからという状況で使えないんです。今年の9月から予算上げていくっていう状況になるで、いま再開したところでまたすぐ使えないってなるので、ここを使うという考えはないというのをお答えさせていただきます。

ただ、南小については、今お示しいただいた通り、ここの体育館、そしてここにある市民活動センターの体育館、サンアリーナがあったりする中で、実は全部ものすごく利用率が高いんです。100%近い状況にあるので、どういうふうな形で施設管理していくかは別にして、一定、ここの体育館については、お声が届いてますので、何らかの形で、それがどういう手続きになるかは別にして、なるべく使っていただけるような体制を取りたいと考えています。

ただ、その制度をどうしていくか、いきなりインターネット予約とかは難しいかもしれないですけど、どういう形になるかも含めて、使わせていただく方向で進めています。

ただ、条例を作って料金とかを取らないといけないんですね。施設をただで貸すというのはできず、学校なので、そのルールを変えないといけないです。学校じゃなくなると要は施設管理者が変わるので、その辺りがどうなるかというのはまだ実は検討中です。なぜかと言うと、計画自体ができ上がるのが8月なんで、8月以降じゃないとそれをどうするという議論ができません。8月に計画ができたらそこをどう活用化するかも含めて、基本的には使っていただく方向で考えています。長くなってすみません。

子どもの安心安全、引きこもり対策

市民:

市長も仰ってましたけどもね、子どもの安心安全が大事だと仰ってましたけど、川崎地区でもね、親子の会話がないと。家族バラバラで、殺傷事件が起きるまでに、それを防ぐのが問題やと。

もう一つ、8050の問題、80代の親と50代の息子、親子でひきこもりになってますねん。ますます、なんていうの、民生委員の方が忙しなるということなんです。事件起こってから言うたら遅いです。起こるまでに防ぐことをどうするかなんです。働いたら、本人も収入があるから景気もよくなるんですよ。行政も税金が入りうまいこといくんや。押しつけずに、ああやでこうやで、悩み相談を受けるよと、うまいこと誘導していくんです。

 

市長:

はい、ありがとうございます。福祉政策課という課が四條畷市にありまして、昨年度からそういうご質問等をいただいています。福祉というのは、子ども、障がい、高齢といろんな分野が多岐に渡ってしまっているので、やっぱりどこに相談しにいったらいいかもわからないっていうのがあるので、実はそれを一つにまとめてどんな分野であっても福祉政策課にまず来ていただければ、お話を聞いて適切な場所につないでいけるというワンストップの仕組みを作りました。

行政職員の数は300人しかいませんので、5万6000人すべてを回るというのはこれは無理なんですね。なので、そういう民政委員や地域の福祉委員の方々が、あの家庭はこういう状況になっているいう情報を、ここの福祉政策課にいただくと、それぞれの方に対して、あの方には就職を勧めた方がいいんだろうか、こういう制度を勧めた方がいいんだろうかというケース会議をやらせていただいて、それぞれの支援に活かしていくという体制をとらせていただいているので、やっていないという訳ではなくて、そういう形で、職員が全ての家を回るというのは現実的ではないので、地域の方のお力をいただいて情報を集めてしっかりと発信させていただきます。

ただ未然に防いでいくのが大事っていうのはその通りだと思います。物理的な対応、親子関係に行政が立ち入るのは、これはできませんので、そこは親子関係の中でやっていただければ思いますが、我々として、そういう形で色んな専門職種の方が入って支えていく枠組みというのは、今年も更に強化させていただきます。

 

市民:

ニュースでもやっていますけども、小さい時の生い立ちですよ。

 

市長:

その通りだと思います。

市役所各課における業務の周知

市民:

新しい課が増えてると思うんですけども。

 

市長:

実は、課の数は増えてないんです。元あったものを、組み合わせを変えたりしているだけなので、課の数は増えてないです。

 

市民:

何課がどのようなことをされているかとかを、広報とかで、どこの課に行けばいいのかを皆わからないので、そういうふうなことを広報にあげてもらえれば、わかりやすのかなと。市民課や税務課はみんなわかっていますが、ひきこもり対策にしても、若年層は教育委員会でやっていると思いますが、高齢のひきこもり対策はどこに行けばいいのかというのも、示していただければ、わかりやすいのかなと。

 

市長:

ありがとうございます。またそれは考えさせていただきたいなと思います。基本的に、福祉は福祉政策課に問い合わせいただければ、福祉政策課が一元的には必ず受けさせていただくと、またそういうご案内もさせていただければと思います。ありがとうございます。

参道の権現川の河川改修

市民:

前にも、一度お願いしたと思うんですけど、川のことなんです。参道の権現川の橋のところなんですけども、あそこがいつもごみで大変なんです。それとごみが溜まって、そこに草が生えるんです。話が長くなりますので(手紙を書いて来たので)、持って帰って見てください。

 

市長:

ありがとうございます。見させていただきます。川については、太い冊子の12ページに書かせてはいただいているんですけれども、基本的に川っていうのは1級河川、2級河川というものがありまして、2級河川等については、市の川になってきますので、市で自由に底ざらいとか、ごみ掃除等ができるんですけど、一級河川については、大阪府さんにお願いをするという立場になります。

 

市民:

市会議員にお願いして、大阪府へのお願いをしているんです。

 

市長:

基本的に、どういう経緯で頼むとかということ抜きに、四條畷にはいっぱい川があって、清滝川とか岡部川とか江瀬美川とか権現川とか、どの川についても、年1ヶ所ぐらいについては必ず掃除させていただいてるんです。ただ、長いですので、全区間を毎年やってるかというとそうじゃなくて、今年はこの区間、今年はこの区間と、大阪府として順番を決めています。なぜかというと大阪府内の川の長さは、覚えやすいので覚えてるんですけど、川の長さを全部足すと777kmあるらしんです。要はものすごく長いので、全部というのは無理らしいです。なので区間区間で、今年はここ、今年はここと。去年までは、それを教えてくれてなかったんですけれども、今年からは、この辺りをしますとかっていうのを教えてくれるようになりました。

また、それは最初の計画ですが、今みたいにお声が大きいですと、年度末になってくると、行政の話するとちょっとややこしいんですけど、例えば1000万円の予算持っていて、入札という形でいろんな業者に発注をかけて、一番安いところがその仕事を受けるっていうのが行政仕組みなので、1000万とかの予算組んでても、年度末になるとちょっとずつ落札額が余ってきて、年度末っていうのは事業ができたりする場合があるので、そういう時に我々の要望を伝えると、さらにここも追加でやってくれるというのができます。それについてはお伺いさせていただきましたので、枚方土木事務所というところがやってくれるんですけど、そこに対しては、今みたいな声を実は直接話する時に、この対話会は、22回やらしていただいてるんで、この地区、この地区、この地区から声があったからやってほしいと伝えています。

 

市民:

今まで草ひきをお願いしていたんですけど、よく考えたら、草引きしたら毎年生えてくるので、結局川の流れ方が悪いんです。そこに書いてますけど、砂が溜まるような川になってるんです。

 

市長:

川は、防災上、一定砂を溜めないといけないんです。防災対策上は、砂がゼロじゃなくて、一定砂が溜まるような造りにしてあるんです。草が生えるかもしれないですけど、災害対策としては砂だまりを作るということになっています。あるいは完全にゼロにしないという。まず決壊とかを防がないといけませんので、草が生えるのが良くないのはわかってるんですが、権現川に限らず、岡部川も清滝川も、江瀬美川もすべて草が生えてしまっているので、なるべく大阪府にお願いして、ぼうぼうにならない範囲で、抜いていただけるようにお願いしていきたいと思っています。ありがとうございます。手紙も見させてもらいます。

ただ、すでにでき上がってる川の改修工事とかは、基本的には起きないと思っていただければと思います。大阪府内において、四條畷は非常に恵まれてまして川が工事されています。なぜなら寝屋川が近くにあり、寝屋川は一度氾濫するととてつもない範囲の被害が出るため、かつての歴史的な背景から、北河内エリアっていうのは、河川の整備がほとんど終わってまいます。

実は八尾とか、南の方に行くと、そもそも河川整備されてない、地域ってまだまだ府内にあるんですね。なので、大阪府としては、すでに川として完成させたところをもう一度改修するよりは、まだ全く着手できてない工事を先にするという考えなので、それが終わらない限りは改修工事というのはないと。先に、もう一回四條畷をやっていただいたら、恐らく大阪の南の人たちは、「なんでうちは1回もやってもらってないのに」と怒ります。なので、基本的にはまず終わってない河川整備が先なので、改修工事等はすぐには起きないというのは、これはもうしょうがないかなと思います。

高齢者の健康増進施策

市長:

その他、よろしいでしょうか。だいぶ時間が過ぎで申し訳ないです。もう帰らないといけないですね。

 

市民:

市長申し訳ないです。市長は新婚さんでね、綺麗な奥さんが待ってるから早く帰らないといけないんやけど。あのね、老人会さんの方でちょっと言われてたんで、一つだけ忘れてたんで、実は、先ほどの市長が一番最初に言われましたが、プライオリティの順番から行くと、子育て世代にお金を使いたいと。それはよくわかるんですが、高齢者にもちょっとね、目を向けてもらって、要は、何を言いたいかと言うと、例えば、65歳の高齢者の方を対象に、万歩計を無償配布してもらって、例えば5000歩歩いたら、例えばお土産くれるとか、そういうのをやってくれないかと。

 

市長:

これに関しては、実はすでにやっておられまして、よくあるご意見なんですけど、四條畷市自体は、2年前から、ちょっと長くなるんですけど。ここから話をしないと伝わらないので、各種補助金というものが88個あるんですけど、88個の補助金をいま見直している最中にあります。というのはなぜかというと、今おっしゃったような新しい補助をさせていただこうと思っても、既にある補助金が積み上がってるので、新しく補助を出せない。なので、過去1回補助金がついたからといって、ずっと過去からつき続けているという現状をもう一度見直して、時代としてこれはもう補助終わらせていただかないといけないというものは、精査させていただいて、新しく挑戦できるような制度を整えていく、すべての方が公平にいろいろなことに取り組めていける環境にしないといけないというので88個の補助金をすべて見直しをさせていただいて、同時に、どんな方でも応募いただける新しい補助金制度というのを作りまして、これは審査を経て、こういうのやっていきたいという方に対して補助をさしていただくものです。

今まさにおっしゃっていただいたのは、中野本町自治会さんが、万歩計を使って高齢者の方々が歩いたりして、ランキングに出し、商品が出るとかっていう取組みを発表いただいて、今やっておられます。老人会の会長も、俺が一番にならなあかんと言って、もの凄く歩いておられます。そういう仕組みがありますので、ぜひ活用いただいたら、これはいくら行政が無料で配布しても、やろうとしない自治会さんに無料で配ったところで意味がないんです。あくまでこういうふうにやろうとされる方の背中を押すという仕組みは整えたので、ぜひ活用いただければと思います。

ありがとうございます。

最後に

お手元に配ってある2枚だけ説明させてください。青と黄色のチラシがありまして、先ほど子育て世代の方中心とは申し上げたんですが、当然、高齢者の方々に対してもいろんなことをやってます。例えば、四條畷は、認知症対策に非常に力を入れさせていただいてます。なぜなら認知症は早く気づけば治るという性質があります。この青いチラシの方は、認知症地域支援推進員を配置させていただいておりまして、様々な相談支援を行わせていただくものですので、気軽にご連絡いただければと思います。すでに独り歩きとかでご不安がある方が周りにおられたら、QRコードって言って、もし独り歩きされても見つけた方がその方がどこの方とかわかるっていうものであったり、靴にGPSを入れてどこに行かれたかがわかるとそういうものもあったりします。

また黄色のチラシは、認知症サポーターといいまして、これサポーターって言いますけど、そんなに難しいものではなくて、養成講座という90分の受講いただくと、サポーターというものになれます。ご家族であったりとか、周りの方々のしっかりと知識を持っていただくと、正確な知識があれば、早く気づけますので、ぜひこういうものを無料で受講いただけるので、ご関心があればぜひ受講していただきたいなというふうに思います。

長くなりました。本当に申し訳ないです。延長しましたけど、これで終わらせていただければと思います。本日もご参加いただきありがとうございます。アンケートを記入していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。