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地域と市長の対話会

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畑中での意見交換全文(第4回地域と市長の対話会)

地域公共交通について

市民:

すいません。今月11日ですかね。地域交通機関のワークショップというのをね、回覧板で回ってたんですけども、それと、私、前に意見ちょっと言ってたんですけども。四条畷駅のいわゆる整備の関係ね、その辺とはどういう絡みがあるのかということをちょっとお聞きしたいんです。

 

市長:

ありがとうございます。まず公共交通なんですが、もしよろしければお手元にある太い冊子をめくっていただいて、場所は13ページにありますので、そちらを見ていただきますと嬉しいです。

まず、公共交通については、実は平成29年度から取組みをずっとやってきてます。なぜかというと、今のコミュニティバスの契約が今年度いっぱいで終わるので、新しい公共交通を考える場合には、来年度から切り替わるというような状況になってます。

公共交通というのは、簡単に変えられなくて、国土交通省の許可がないと新しいことを始めれないという仕組みになっています。国土交通省の許可をもらおうと思うと、いきなりは変えずに、地域ごとに実証運行という形で新しい公共交通を試してみて、それで地域の人もこれやったらとなれば、ようやく国が許可をしてくれる。そういう仕組みになっています。

四條畷は大体こういうピストルみたいな形をしてるんですけれども、コミュニティバスというのは、田原と四条畷駅を結ぶのがメインになってきます。四條畷はコミュニティバスの量が非常に多くて、どれぐらい多いかというと、北河内で他のまちがコミュニティバスにかけてるお金に比べて、四條畷は4倍以上使ってます。でも、それは仕方がないことかなと思っていて、なぜならこういうまちの地形をしているので、これはどうしたってコミュニティバスの費用がかかってきます。

ただ、いま問題なのは、朝と夜はパンパンなんです。コミュニティバスに乗り切れないぐらい。もっと増やしてほしいと言われてますが、昼間に関しては、人が入ってない。じゃあ、その時間帯を走らせなかったら経費節約になるんじゃないかって話なんですけど、実はそんなことなくて、1台と運転手1人あたりで契約してますので、走らそうが走らさまいが、かかる費用は一緒なんです。なので、いま何をしてるかっていうと、この西側をグルグル回ってますが、それにはほとんど人が乗ってない状況です。

これの一番の問題は、赤い大型バスなので、大きい道は行けるけれど、四條畷にたくさんある小さな道には入り込んでいけないんですね、あの京阪バスが。それが問題です。いま考えてるのは、例えば畑中だったり滝木間であったりという地域、あるいは岡山の上の方も道が細くて坂道です。そういう地域に対して、やっぱり今の大型のコミュニティバスだけではなくて、もう少し小型化して、買い物であったり、病院であったりというところに行けるような公共交通ができないかというものを考えてます。

ただ、今の時点ですでに他市の4倍の費用がかかってます。ここを合理化しない限りは、これ以上増やすと、5年は続いても、6年めはできませんでしたっていうことでは話にならないので、持続可能な公共交通をどうやったら考えていけるかという意味で、回覧で流させていただいてるのは、例えばどういうルートだったら使いやすいですかとか、どこだったらいいでしょうかというのを地域の皆さんと一緒に話し合いたいというワークショップを、いまご案内させていただいているので、ぜひご参加をいただいて、様々な意見をいただきたい。

隅々まで回れれば一番いいんですけど、そうすると目的地に行くのに1時間とかかかってしまうので、やっぱり目的地には早く行きたいけれども、多くの方を乗せたいというバランスの問題なので、それを皆さんからご意見を伺いたいというようなワークショップになってますので、ぜひご参加いただけたらと思います。

それと、今おっしゃっていただいた駅前整備は、これは全然別の問題でして、四條畷駅前整備っていうのは、平成20年をちょっと過ぎたあたりに、大東市から四條畷市に提案をしてくださった。一緒にここを綺麗にしてきませんかと。先ほどちょっと申し上げた通り、今でこそようやく基金の崩す額が減ってきて、財政健全化してきてますけれど、今から10年前といえば、本当に厳しかったんです。なので、大東市さんから一緒にやろうと声かけがあったんですが、当時の市の判断としては、一緒にやるということはお金も払うということなので、大東市さんだけでやってほしいというふうに進んできて、5年、10年と経ってました。

しかしながら、大東市さんが中心で駅前整備を考えるとどうなるかというと、当然、大東市さんにとって非常に快適性があって、四條畷市にとってはそうじゃないという状況になります。例えば、マクドナルド前あたりで、バスとか自転車とか車とかごちゃっとしてるものを、やっぱり我々としては綺麗にしていきたいですけど、大東の案としてはそんなものは出てこないんです。当然ですよね、四條畷市域のことですから。

そういうことを踏まえて、やはり四条畷駅を使うのは四條畷市民の方もたくさんいらっしゃるというのもあって、実は2年前に私の方から大東市の方にもう一度、一定の負担等もあるかもしれないけれども、両市で考えさせていただけないかと交渉を再開したというのが今の状況です。

ただし、大東市さんは今、四条畷駅だけじゃなくて、野崎駅も進められています。一つの市が二つの駅同時に力を入れて進めるっていうのは、現実的には難しい。巨大なお金と人が必要なので、今どちらかというとの野崎に力点を置かれてるなという印象で、あれが一定落ち着いたころで、もう少し本格的な交渉というか協議に入っていくのかなと思います。

ただ、定期的に四條畷と大東の職員で会って、ここをどういうふうに魅力的にしていくのかっていうのは、ずっと会議をしているという状況なので、来年、再来年にとかっていう話ではないので、もう少し時間をいただきながら、前に進めさせていただきたいです。大東がもう少しこっちに目を向けたときに、やらせていただきたいなと思っているという状況です。

JRの高架化について

市民:

私が子育てしてるときからね、高架、住道も高いし、野崎は低いんですけど、忍ケ丘が高いでしょ、いろいろありましたよね、それはもう大東と四條畷の接点やら、商店街の利害やとかいろいろあるけど、ちょっとまた聞きたいな思います。

 

市長:

ありがとうございます。高架化については、今おっしゃっていただいた通り、いろんな歴史的経緯がありまして、高架化すると、商店街の皆さんにとってやっぱりお客さんの足が途絶えてしまうんじゃないかとか、いろんな不安があった訳です。

一番のターニングポイントは、国道163号を整備する時が最後の決断でして、いまJRは163号線より下を通ってます。ここが運命の分かれ道だったんです。今この状態でさらに上に通そうと思うと、四条畷駅と忍ケ丘駅間で163号線の上を行く線路を作ろうと思うと、これはなかなか弧を描かないといけない。

ただ、我々としては163号線を綺麗にしたいという思いがあって、国土交通省としてもその時やったらお金つけれるよと、でもJRを待ってたらこれはできないかもしれないと、様々な考えの中、当時としてはもう163号線を整備しようという形になって、いま下をくぐっているので、なかなか今から上に上げるっていうのは、非常には難しい。

ただ、長期的な視野も踏まえて、全くやらないということではなくて、一応大東と四條畷の職員とJRで、どうやったら、野崎駅、四条畷駅間を高架化できるかという協議自体はやってます。やってますが、いろいろ課題は多いです。

 

市民:

そこをなんとかしないと、踏切、一方通行の踏切(マクドナルド前の)がごちゃごちゃ。あそこで事故を起こしてる。あそこがシャットアウトすると、バスも車も通れなくなる。昔、住道がそうだったんです。

 

市長:

私として、その当時の方々のご判断は、当時のご事情があったと思うので、それをどうこうという立場にはないですし、良かったとも悪かったとも言えないですが、お示しの通り、理想としては上がってる方が絶対に望ましいです。しかし、いま申し上げたように、163号線がありますので、我々としては比較的これだけ立派な国道が早く整備された方で、この163号線はでずっと続いてるんですけど、こっちの方(木津方面)は、まだ全然整備できてません。田原は、いま土台までいってますが、こっちの生駒とか精華町とかは、まだ用地買収すら終わっていないです。やっぱり、そこは大阪ということで国も力を入れてくださったので、それをあんまり言うと、国交省からしてもやらん方がよかったんかいなっていう話になってくるので、ちょっと難しいところですが、ただおっしゃる通り、高架化に向けて何もやってないってわけじゃなくて、勉強会から始め、実際どういうこの弓なりをクリアしていくか。当時には当時のご判断があったのかなと思います。

国の方で、全国の課題がある踏切をリストアップされていて、四條畷は二つあって、後戸川のところと塚米のところの2ヶ所。それらを要改善踏切と国も指定しておりまして、これについては改善しなきゃいけませんので、今いろいろJRと協議を始めてます。
 実は最近いろいろありまして、例えば賢い踏切とかがあります。意外とずっと閉まってても、二、三分全然電車が来ないときありますよね。ああいうのを、賢い踏切っていうのは1回開けて、人とか車をはけて、また近づいてきたら下げる。今の踏切は、ちょっとでも来そうだったら、ずっと閉じてしまうのをちょっと開けたり。でも弱点がありまして、パッパッとなるということは、途中でパッと閉まってしまうっていう問題もある。実は便利なんですが、危険という問題もあって、本当にそれを入れるかどうかとか、今そういう勉強始めようとしているところです。ただ、踏切の改善が必要ということは十分把握しています。踏切が閉まると長いですよね。10分とか、普通にありますからね。場所によっては。

ふるさと納税について

市民:

四條畷はふるさと納税は、いただいているんですか。

 

市長:

ありがとうございます。この対話会、ここで9地区めなんですけど、人気ナンバーワンの質問がふるさと納税です。泉佐野さんがあれだけ報道されているので、やっぱり皆さん耳にする機会が多いですよね。

泉佐野さんは400億円。ただ、あれでものすごく潤ってるかというとそうではなくて、泉佐野さん自体は非常に財政が苦しいまちで、今ようやく学校にプールをつけるお金ができたぐらい、苦しまれてるまちだったんです。だからものすごいリッチになったかというとそうじゃないんですが、ただ、四條畷に関しては、泉佐野みたいにAmazonギフト券という金券を配るとか、寄付いただいた額の3割までのお返しというルールを泉佐野さんはさらに上乗せしてやってたんですが、四條畷の職員はまじめで全部ルールを守るというので、当初から忠実に守り過ぎたせいか、だいたい年間200万円ぐらいただいてます。逆に出て行く方が数千万円なので、差し引きでいうと、四條畷は損をしてます。

億円っていうのをたまに聞くじゃないですか。どんなまちかというと、基本的にはお酒かお肉か果物です。泉佐野のふるさと納税担当の方が、力説しておられたんです。私も1回、受講しに行ったんです、1時間半。(担当者の話によると)肉、酒、果物以外の全部止めたと。それだけ。それが一番儲かるんやというような話があったんですが、四條畷には外に出すだけの肉、酒、果物がなかなかないです。ただ、今回総務省が非常にルールを厳しくされて、必ず返礼品を三割にしないといけない。地場産品に限ると。昔は、地場産じゃなくても、A市とB市で仲良くやってますと言ってアピールすれば、仲良くしてるまちのものも自分のとこのもんやとできたんですけれど、そういうのもあかんというふうにだいぶルールが厳しくなったので、どっちかというと競争環境としては平等になっていますので、これから四條畷としてはちょっと知恵をひねってがんばります。

 

市民:

200万ではちょっと、何の足しにもなりませんわ。

 

市長:

おっしゃる通り、むしろマイナスとして出て行く方が多いという状況ですので、ということは、四條畷市民の方が、結構外に納税してくださってるということです。これが難しいのは、制度上、自分のまちにふるさと納税しても返礼品はないです。ただの納税です。そのあたりが、非常に課題でもあるんですが、今年度ようやくルールの足並みが揃いましたので、前までのルールですと、いくら頑張っても、肉とか酒とか果物のまちに勝てなかったので、何とかこのふるさと納税という制度がある限りは、今年度から力を入れていきたいなと思っています。

南中・東小の跡地利用について

市民:

それと、先ほど廃校になった学校の使用についてね、まだ具体的に何をやるということは決まってないんでしょうか。

 

市長:

基本的には先ほどの公園とグラウンドで。

 

市民:

着工するのは、だいぶ後なんでしょ。

 

市長:

そう先でもないかとは思います。

 

市民:

南中学校なんてね、グランド空いてるのに、何かもうちょっと使う道を。

 

市長:

今は結構逆でして、廃校も売ったり貸したりできると思うじゃないですか。実は逆で、お金を払ってでも使ってくれじゃないと、実は使おうっていうところは意外とないんです。なぜなら、もう我々として今後の計画をしているので、あそこがこれから30年使えるとなればまた別だと思うんですよ。

 

市民:

そういう意味じゃなく、できるまで子どもに使わせるような感じでね。

 

市長:

あそこの利用に関して先ほど申し上げた案自体は、この8月で策定をさせていただいて、9月には、それに関する予算を上げて前に進ませていただこうと思ってるぐらいですので、それでああいう状態になってます。やっぱり、まずは土砂災害警戒区域外にある避難所を、この地域に必ず作りたいという思いがあるので、一刻も早く予算を上げていきたい。

 

市民:

600年に一度あるかないかのあれでしょ。

 

市長:

いや、それは断層の方です。土砂災害は、毎年いろんな地域で起きてるものです。

 

市民:

小学校の上の方は、そんなに高い山もないし、どうかなと思うんやけど。

 

市長:

土砂災害の警戒区域というのは、山の高さとかそういうもので計算されてゾーンが示されているもので、うちだからどうとかっていうより、全国的に一律こういう山の高さだったらこのエリアまでが危険区域ですというのを定めたものになります。

川崎池公園について

市民:

関係ないかもわかりませんけど、川崎公園てあるでしょ。あそこを、もうちょっと少し、市が綺麗にしてもらえなんだら、なんか、区長さんらで、みんなで寄って、やり方ができないのかどうかと。集まって会議して、子どもがいてるところだけでええけども、掃除するとか。

 

市長:

ありがとうございます。公園につきましては、年間2回ないし1回、市で予算を取らせていただいて、草刈等はやらせていただいていて、それ以上の清掃活動については、主に地域の方々が、例えば中野でしたら老人クラブの方々が、月1回清掃とかっていうご協力を得ながらやらせていただいて、それを倍に増やすとどうなるかというと、単純に予算も倍になります。それも地域の方々にいま頑張っていただいていて、むしろ結構すでにお願いをたくさんさせていただいているかなと思います。

小中一貫校について

市民:

いつもあそこを通るんやけど、いつも汚いしね。四條畷を魅力ある市にしようと思えば、やっぱりボランティアがたくさんいる方が魅力あるのと、それと、学校も、小中学校の統一も、まだ具体化なってないでしょ。

 

市長:

先ほどご説明させていただきました通り、この1月に議会を通りました。東小学校と南中学校です。

 

市民:

小中一貫校は。

 

市長:

小中一貫校については、まず、そもそも小中一貫校自体を導入するかどうかも検討中です。

 

市民:

魅力あると思えば、一貫校にするほうがいいと思いますよ。

 

市長:

実は一概にそんなこともなくて、小中一貫校の流れというのは結構最近のことで、良い面もありますけども、全てがそうというわけではなくて、小中一貫校、義務教育学校っていうんですけど、そういうものにしていった場合は、例えば先生は小中両方の免許を持っていなければならないんです。小学校6年生の時に、子どもたちってリーダーシップが最高学年として養われたりするんですが、9年一貫になると、そういうものについてどう考えるかとか、実は全部が全部プラスっていうわけではなくて、それを四條畷としてどうしていくかというのを、まさに教育委員会が考えてくれていて、なので学校教育環境として、より良いとわかった時点で前に進めていけたらなという考えです。もし本当に一貫校の方がいいんであれば、全国でもっとなってるはずなんですが、そういうわけじゃないです。

四條畷の魅力について

市民:

魅力ある四條畷市にしようと思ったら、市長さんはどうしようと思ってるんですか。

 

市長:

当然、疑問に思うじゃないですか。なので、転入してくださる方に、前までは取ってなかったんですけど、アンケートを取ることにしました。我々は、生まれた時からここに住んでいるので、住んでいるところってどこまでいっても好きじゃないですか。だからわからないので、やっぱり新しく来た人に、どういう点を良いと思って選んでくれたんですかというのを聞いてたら、大体集約されるのは、簡単に言うと、土地の値段にしては大きい家に住める、地価が北新地とか京橋への距離に対して高くないというので、やっぱり住環境として良い、あるいはイオンができましたんで、買い物に便利とか、通勤に便利とか、意外とそういう意見が多いんです。

さらに市民の人、市外の人に知られていないことがたくさんあります。例えば、交通事故の発生率が北河内で一番少ないとか、田原のおかげもあるんですが、公園の面積は人口1人あたりで北河内で一番広いのは四條畷なんです。なので、そういう子育て世代の方にとってもプラスになっていくようなことを、一歩一歩やっていくことをしっかりと先ほど申し上げたようなこういうもの(シティプロモーション)で外に発信していくことで選ばれていくと考えています。

 

市民:

これは(田原台の街並み)市がやってるんですか。

 

市長:

まちづくりはURです。もう終わってますが。

ごみの不法投棄について

市民:

四條畷のサービスというところでですね、一番この畑中地区で困っておるのが、ごみの不法投棄なんです。特に郵便局の前、去年の地震の後、地区の人には電化製品をほかすな、これはほかすな言うてんけども、それどころのもんじゃないのがもう、無茶苦茶ほられましてね。大きくごみを出すというのは別にして、例えば缶ビン、振り分けでごみを取ってくれてますね。缶ビンとそれからプラスチック、例えば瀬戸物は駄目なんですかという話でね、そこまで細かく分けて結局そんなとってくれなんだらもう不法投棄をしてしまうんですが、市は申し込んでくれたらとるやないかというけども、それはやっぱり手間かかるし、例えばもう、年寄りの方のことやら考えたときにね、もう少しごみの収集をゆるめて取ってもらえたらと。そしたら不法投棄もうんと減るんじゃないかと、結局ほったらまた役所に電話してね、生活環境が取りに来てくれるんですけどね、かえって手間がかかってるんじゃないかなと、いうふうなことを感じてるんです。

 

市長:

ありがとうございます。このごみ関係のことについては、本当にお示しの通り、各地域によって事情も違い、やっぱり生活の大きな側面になってきますので、非常に大事な問題と思ってます。

先に、実際のところから申し上げますと、四條畷はごみについては、手厚めなまちの1つです。まず、そもそも基本的には道が細くない限り、個別収集に回っている時点で、多くのまちはステーション方式で回収しており、個別収集とは全く費用面が変わってきます。そういう意味でも手厚いですし、災害時とかも、あの時は出してくださいというようなことをやらせていただいたんですけど、基本、他市ではそういうことをやってませんので、そういう意味でどちらかというと、市民の皆さんにとって利便性高くやらしていただいてる方かなと思います。

ただ、収集に関しては、分類等はやらせていただいてます。なぜかというと、ごみ処理というのは非常に大きな施設が必要で、ごみを燃やすのに結構お金かかるんです。交野市さんと2市で一緒にごみ処理施設を、去年の2月に新しい施設ができたんですが、ごみ処理施設に、燃やしてもらうお金と、建てたお金の借金、そういうものを払ってるんですけど、四條畷だけで毎年8億円ぐらいは払ってるんです。ごみを燃やすという行為だけに。

これは燃やす行為だけなんで、収集はまた何億円とかかってるんです。実は10何億円と、ごみっていうのは毎年かかるぐらいすごいものなんです。分類すれば分類するほど、そのごみ焼却費っていうのが減っていくわけです。ごみ焼却費を減らしていくからこそ、可能な限り、個別収集ができると。分類を甘くすればするほどと、ごみ費用がかかってくるので、ステーション方式にするしかないと。

どっちを取るかという問題かなと思っていて、今、むしろ考えているのは、さらに個別収集をしていきたいとの思いです。例えば、道が細い地域は一定の場所まで出してもらわないといけないというのを今やっています。ごみを燃やすのにお金がかかってますから、ごみの減量化が進めば、浮いたお金で、大きなパッカー車に加え、小さい収集車で細かいところも入っていって、なるべく暑い日とか寒い日に遠くまで出していただかなくて済むようにするという方向に、どっちかというと進めていきたいなと。

そうしようと思うと、むしろきっちり分類してもらわないと、ごみのコストがかかります。でもこれは、どっちを選ぶかっていう問題で、どっちもは無理です。財布は一つなので。なので、分類せずにボンと捨てられるけど出すのは遠くに行ってもらう、あるいは、分類が面倒くさいけど家の前で回収してもらうまちづくりにするかっていうのは、どっち選ぶかという問題です。ちなみに、どっちが良いかは人によると思います。

 

市民:

あのね、先ほどの不法投棄、あれは近くの人じゃないですよ。

 

市長:

それに対しては、今年から対策をさせていただいてまして、太い冊子の28ページになるんですけど、特にこのエリアが不法投棄は多いんです。川崎地区からもよくいただきます。実は、今年から警察のOBさん2人を市で雇いまして、不法投棄の巡回というものを始めています。

今みたいにおっしゃっていただいたとおり、一番多かったのが川崎池公園。あそこは絶えず、不法投棄があるんです。今、あそこに毎朝、警察OBの方がチョッキを着て、通勤時間帯に2人で警備してもらってるんです。今その場所を順次、増やしていってますんで、また区長、ご相談いただけたら、ここも見守ってもらへんかというような話があれば。郵便局のとこですね。

 

市民:

してくれてました。それで今もないですね。それで不法投棄の監視を、防犯カメラを付けて、一つは子どもの見守りも兼ねて、その不法投棄、減らそうというふうなことを考えております。

 

市長:

ただ、やっぱり人で見守っていくっていうのは、不法投棄を減らすのには一番有効かなと思ってまして、今後も続けていきたいと思います。

45周年記念で作成したナンバープレートについて

市民:

市政のことじゃないけど、四條畷のことでよろしいですか。バイクの新しいナンバープレート、なんか要望ありましたかな。

 

市長:

市のナンバープレートのことですか。

 

市民:

虹のマークのナンバープレートについて、あれに関して意見も何もなしですか。

 

市長:

市制45周年の時に配布させていただいたんですが、たまにあります。もう1回やらないんですかとかっていうご意見は。あれは市政施行45周年なので、4年前に45周年というのを記念して枚数を決めて何人かに配らせていただいたんです。

 

市民:

ナンバープレートといったら、事故とかなんかの時に、番号がぱっとわかるのがもともとのもんで、あれぱっとわかりますかな。

 

市長:

あれは四條畷だけでやってることではなくて、日本全国で行われてることです。

 

市民:

走ってしもたら番号見えしまへん。虹色やなんや色がいっぱいで。新しいバイク、ナンバープレートやで。

 

市長:

文字部分は白になっていて、基本白色なので文字は見えるかなあと思います。上の方には虹とかになってますけど、基本は白かと思います。虹なんで上にかかってます。

 

市民:

この前連れとな、うるさいからな、警察に電話したろうと思って、携帯出してみたんやけど、パッと行ってもうたら、番号わからへんであれ。虹のいろんな色やらで。

 

市長:

虹というのはわかったんですか。

 

市民:

いや、虹の色というか、番号の数字が読みにくい。

 

市長:

それは、市のナンバープレートであるっていうことは見えたんですか、逆に。

 

市民:

連れも言いよったけどな。よその自治体で何かあったときに、数字が何かわかりますかって聞かれたときに、わからへんて言われたときに、四條畷のバイクとちゃうかと言われたらはじやでって。

 

市長:

一応、全国的にもっと派手なものもいっぱいあるかなあと思います。

 

市民:

よそはわからんがな。行ったことないから。あの番号見にくうてしゃあないわ。

 

市長:

なるほど。いろんなご意見があるかなと思うんですけども、一定そういうようなご意見もあると思いますし、ああいうものがあって市に愛着を持つとか、いろんな意見があるのかなと思うので、参考意見としさせていただきます。

最後に

市長:

最後に、お手元に黄色と青の紙を配らせていただいております。これだけ最後にご説明させていただければと思ってます。黄色い紙と青い紙がありまして、先に青い紙を見ていただけると嬉しいなと思います。

前半の説明で、子育て支援とかという話をしてたんですけど、当然それだけをやってるわけじゃなくて、いろんな分野をやらせていただいてますが、主な点として、認知症の方への対策に非常に力を入れてます。2年前に、認知症初期集中治療支援チームを立ち上げました。要は、認知症は早くわかると直せるという性質のものなので、なるべく早く気づいていただきたいと。そういう意味で、認知症地域支援推進員を配置しておりまして、何かこう相談ごとであったり、そういうものに気軽に乗っていただけるような配備をしてますので、ぜひ気軽にご相談等していただけたらなと思います。

また独り歩き等のご不安のある方が周りにいらっしゃる等の場合は、QRコードといってバーコードみたいなのをつけていただいてると、独り歩きされててもどこの方かわかるというシステムだったり、靴に1探知機が入っていて、どこに行かれたかがわかるとかというような、そういうものも取り扱ってたりしますので、ぜひこういうものも、もし周りの方でいらしたら聞いてみてください。

黄色の紙の方は、もう少しやわらかい話でして、認知症サポーターになりませんかっていうものなんですが、サポーターは難しいものじゃなくて、養成講座っていうのを90分、無料なんですけど聞いていただくと、認知症とはどういうものなのかとか、なるべく早く、早期に周りの人とか家族の方とかが気づくことによって、早めの対応ができるというのを目的に、90分間の無料の授業と受講というのがありますので、もしご関心等があれば、ご参加いただいたりしたらいいかなと思ってたり、あるいは団体とかグループの方呼んでいただいたら、出前講座という形で行かせていただきますので、また自治会とかでもしご関心があれば、問い合わせいただければなと思っています。配らせていただいた資料は以上になります。もし他にご質問等がなければこのあたりで終わらせていただこうと思いますが、はい、どうぞ。

市民憲章について

市民:

市民憲章はみんな知ってないと思うんですけど、何かで知らせるようなことやってるんですか。

 

市長:

市民憲章については、市が作ったものではなく、(市制施行)5周年なので、今から44年前ですかね、市民の皆さんが作られたものでして、市民憲章の啓発の推進協議会っていうのが、各種団体で構成されてるんですが、そこが、一番のイベントとして市民の集い、あれは市民憲章を啓発するという事業の1つなんです。

 

市民:

なぜこういうことを聞くかというと、大東はそういうことをよくやってるんですよ。

 

市長:

四條畷でも、かなり事あるごとに、私も年間何回読むんだというくらい読んでるぐらいです。

             

市民:

市の歌も大体皆知ってる(大東市は)。ああいうのを学校で道徳で教えては駄目なんですか。

 

市長:

多分子どもも相当機会があるかなと。自治会さんとかで貼っておられるようなところとかもあったりとか、ある意味、地域の方々主導でどう広めていくかというところのものかなと思います。

 

市民:

ああいうものをみんなわかってきたら、四條畷のいいところをだんだん市民自体がわかるからね。今は市民はわかってないと思うんですよ。

 

市長:

わかりました。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。確かにみんながみんな知ってるかというとそうではないかなと思います。もう少し広まっていくと確かにいいなと思います。よろしいでしょうか。それでは少しをオーバーしてしまって申し訳ございませんでした。これで対話会の方を終わらせていただければと思います。本日もご参加いただきましてありがとうございました。ありがとうございます。アンケートの方、記入いただけると嬉しいのでよろしくお願いいたします。