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地域と市長の対話会

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二丁通での意見交換全文(第3回地域と市長の対話会)

地区からの要望

市長:

事前に地区からの意見書という形でいただいております3つ、1つ目の広報板については、今ちょうどこちらでお話いただいてたんですけれども、撤去だけはさせていただいて、うちの職員も周り見させてもらったら、なかなか場所が、無いというような状況の中で、その丸投げかいと、もしかしたら思われたかもしれないんですけれども、また地区の中でここがええんちゃうかというお知恵があればいただきたいなというふうには思います。

でですね、児童遊園のコアラ、これ見させていただきまして、もはやコアラではなくてシロクマみたいになっているというような状況で、職員等でチェックしたところ、下のスプリングの部分、別に全然問題ないかなあと。スプリングが全然問題ないので、塗り替える方がいいのか、上を取り替える方がいいのか、それを検討してまして、どっちがより良いのかというので、ただこれは検討させていただきたいな。

そんなにすごいお金掛かることじゃないので、何百万円とかっていう世界ではないので、スプリングは生きているので、スプリング生かしてもらえたらなと。それを近いうちに、色塗りか台座を取り替えるか、どっちかの対応でやらせていただきたいと思っています。

ここからは金網です。これが応急対応、応急対応という形にはなってきていて、あれは趣旨としては、子どもが歩道に、飛び出ないことを趣旨につけられてるフェンスかなと思うんですけど、あれ結構フェンス長いんですね、この児童遊園。実はあれだけの長さのフェンスを一気に全部綺麗にしようと思うと、あれ結構お金かかるんです。

フェンスって、面積が大きくなればなるほどお金がかかるので、ただ今のところ、飛び出しを防止するというような応急対応っていうのはすぐやらせていただけたらと思うんですけど、実は他の公園のフェンスで、公園の端にドーンって溝があって、このフェンスがもう壊れてる公園があって、それはもう倒れちゃうと、子どもが落ちてしまうので、今どちらかというとそういう抜本的に作業が必要なところを検討していて、私も見さしていただいたんですけど、こちらを全部張り替えるっていうのを今すぐ必要かっていうと、やれたらそれは理想なんですけど、どちらかというと補修とか穴を塞ぐとかそういう中の対応で一定は、今はそれで対応させていただきたいなと考えています。

その順番に抜本工事っていうのを先ず危険なところからやらせていただきたいというのが今の現状にはなります。こちらについては、防ぐというか、接いでここは別の網を後ろから例えばやるとかっていうの対応をさせていただきたいなとは思っています。申し訳ないです、もう30分位経ってしまってますので、残りご質問とかご意見の中でやりとりをさせていただければというふうに思います。とりあえず私からは以上になります。ありがとうございました。

 

災害等発生時の情報発信

市民:

 すいません。私、京阪バスの方に勤めてますので、運航管理士やってまして、建設課の方にもちょっと、いろいろお世話になっております。ちょっと座らしてもらいます。えっとね、今年の台風の時期で電車も止まりましたでしょう、うちのバスも、当然路線バスも全部止めたんですけども、こっちに任せるっていうふうなことを言われたんですけども、それと関連してね、携帯でみんな一斉の避難情報とかいろいろ入ってきますやんか。

あれをもうちょっと何とか改善してもらえんかな思てね、そういう交通情報みたいなんも一緒に、避難も大事やけど、どうしても逃げられへん人もおるし、学校とか通勤とかでコミバスを利用してもらってる人もおるし、もちろん電車も利用してるわけやからね。それで今回はJRさんが早めに対応してくれたんで、対応しやすかった部分もあるんやけども、いま市長が言われたように、これから先、そういう災害とか被害とかが前提になってくるっていうかね、今までノホホンとできとった部分はあるんやろうけど、これからはそれができへんなってくるんで、もうちょっと行政の方でスポンと交通機関に要請する位のね、それはもう四條畷やなくて、大阪府なり国なりとかもあるやろうし、そういうことをお願いしたいなと思います。

 

市長:

ありがとうございます。それでいきますと、おっしゃるとおりだと思います。大前提として、市として地域防災計画っていうのを持っておりまして、それは本市で今起こり得る一番の災害って言いますと、南海トラフと、本市は生駒断層が走ってますので、生駒断層地震。この2つが起き得る最大の災害として、それぞれの対応であったり、民間事業者さん、行政、団体の皆さんでどういう役割をしていくのか。こういう地域防災計画というのがあるんですけど、これはいろんなルールが定められてます。

今それとは別に、本市として今後策定していこうと思っているのが、タイムラインというものです。新聞を読んでらっしゃる方はタイムラインっていう言葉がよく出てくるんですけど、これが何かって言いますと、まさにおっしゃっていただいたとおりで、市、電気事業者、公共交通事業者、メディアとかもそうですけども、例えばもう台風が来るとわかったら3日前位から、それぞれが何をするのかっていうのを予め決めとくんです。

地域防災計画は、それぞれの瞬間の役割分担を書いてますけど、3日前にどことどこが協議してこれをやる、2日前になったらこうする、1日前ならこうとかっていうプレーヤーと時間に分けて、そのタイミングで何をしていくっていうのを予め決めとけば、毎回毎回都度協議してたらこれ時間かかってしょうがないので、そういうタイムラインっていうのを作っていくっていうのをいま考えておりまして、それによって、「交通情報はこの段階で判断して、出そう」とかっていうのを決めれますので、今まさにその策定を今回の振り返りも含めて、準備をしていっているというような状況なので、その中で策定できるという状況です。

その他いかがでしょうか。

 

交通環境の充実

市民:

市長もね、ずっと四條畷に住んでいるからわかっていると思いますけど、旧の170号線拡幅の計画が出てるんですけど、もっと進めることはできないんですか、後、駅ですね、四条畷の駅は大東市になってるけど、いま消防で一緒になってるけど、駅なんかターミナル作るっていう計画、大東市あるでしょ。四條畷も、利用者の方大分使ってると思うんで、特に田原の人はコミバス使ってもらってるんで、畷の市民ほとんど、四条畷言うてんのに大東市やて思ってるし。あとその今、僕は電車は下走ってるけど、将来は上に上がった方がええんちゃうかな思ってね。踏切でやっぱり商店街とか分断されてるし、その辺ちょっと。

 

市長:

わかりました。今3ついただいたんで、それぞれお答えさせていただければと思います。もうまさに全部おっしゃっていただいたとおりで、旧170号線の話からさせていただければと。総合センター前からですね、四条畷駅に向かっていくところで、京阪バスさんが2台行き交った時にはもうほんとにすごい運転技術だなと思いながらいつも見てるんですけれども、あれは府道の中で最も我々としては改善が必要な道だというふうに思っています。

過去何年も、恐らく何年どころじゃないですね、何十年と大阪府に言ってきたんですけども、変化がなかったん。しかしようやく今年初めて予算がつきまして、測量は始まったというような状況です。ただ、まず測量して、まずはガソリンスタンドのところから、田中医院さんってわかりますかね、住んでらっしゃる方ならわかるかなと思うんですけど、あそこあたりまでを広げようという計画を調整してます。当然、道の拡幅の中で、一番大事になってくるのは、そもそもやっぱり住まれている方がいらっしゃいますので、この用地買収というのが一番の壁になってきます。

やっぱり住んでらっしゃる方にご理解いただいて移動してもらわないと、その道は広げれませんので、ただ、いまのところ、足繁くご調整をさせていただいて、全体としては住まれている方は、一定その理解はするという方向なので、いま測量させていただいたうえで、今後ですね。もう府も1回予算つけたので、これを止めることできませんので、市と府で協力していきながら、住民の方々にご理解いただいて、用地買収まで終われば、もうあとは工事するだけです。そのやっと1歩目の測量までいけたので、ようやくもう先が見えたかな。なので、田中医院さんまで広がっていくというのは、基本的には見えている未来かなと。

ただし、今後は、買収から設計、工事という年数が必要になるので、来年、再来年かと言われるとそうじゃないですけど、一定何年か後には広がっていくというような状況です。

四条畷駅の話なんですけれども、大東市が四条畷と野崎駅の両方を綺麗にしていくっていう計画を持っているんですね。その四条畷駅を綺麗にしていく構想というのを、平成22年度やったと思うんですけど、そのあたりの年度に作られました。

大東市域ですけど、当然利用者は四條畷も多いので、四條畷さんと一緒にやりませんかと。大東市民だけじゃなくて四條畷市民にとっても使いやすい四条畷駅にした方がいいんじゃないかって打診があったんです。でも、四條畷は、平成9年から平成19年まで、11年連続赤字っていう、最も財政が苦しい時期をようやく抜け出したっていう時期に、大きい駅前の再整備に話乗らないかと言われた時に、これは難しかったんです。ちょっと今はその体力が無いから、大東市さんでやってくださいっていうのが、当時の判断です。僕はそれを良い悪いって言うつもりは全くなくて、やっぱりその時はその判断やったと思います。

ただ、大東市で大東市の思うようにやって欲しいとなったので、今どうなってるかっていうと、ロータリーって言ってますけども、一般車しか回転できないロータリーなんです。なのでバスは相変わらず、今の通路、経路を通らないといけない。要は、大東市側のことを解決しているわけなので、でも本市としてやっぱり何が課題かっていうと、やっぱり京阪バスを含めて大型バスが、商店街の方に行って、特にマクドナルド辺りを上がるというのが非常に危険です。ああいう状況を無くしていって、商店街がもっと安全に人通りができていく、こういう状況を作り上げたいと。

でも、そうしていこうと思うと、大東からしたら、いやいやと、自分たちでやってくれと言ったやんという話ですから、これを昨年、着任させていただいて、その時よりは財政回復してますので、大東市さん申し訳ないと、あの時素気無く断ってしまったけれども、もう1回ちょっと一緒になって、両市にとって良い構想にさせてもらえませんかっていう打診を実は大東にさせていただいて、一定は協議のテーブルには載っていただいて、いま両市にとって良い駅前になっていくのかを考えていくというような状況なんですが、大東からしたら、野崎と四条畷があって、どっちに力を入れるかっていうと、四条畷駅は大東市の一番端になりますので、今どちらかというと野崎駅を中心に注力をされているのかなと。野崎駅の方向性が一定見えた段階で、次に四条畷駅っていうのを両市でやっていくってなるので、来年再来年に一気に動くかっていうとちょっとそういう状況にはありません。ただ、一応今は両者で協議しながら進めていく方法に変えたというような状況です。

最後の橋上化、住道と忍ヶ丘は線路が上にあるのに、四条畷駅で下に降りるっていう、これはもう歴史をご存知の方は何故そうなったかというのは、ご案内だとは思うんですけども、過去いろいろあって、そういう状況になりました。これはこれでもう課題と認識していて、JRと、大東、四條畷で橋上化に向けての勉強会というのを作って、今年から、それを始めたところです。なので、ゆくゆくはやっぱり橋の上に乗せたい。

ただ、JRさんはさすがでして、大体基本的にこういう工事は、ほぼ市に負担を求めてくるというような状況にあります。かつ、やっぱり、1番きついのは、線路がすでに国道163号線の下を通ってしまっているという事実なんですね。163を整備されて、やっぱり利便性が格段に向上したと思うんですけど、あれがどっちかって運命の一つ岐路で、本当だったらあれを橋上化をやる前にやるべきだったんですけど、今こうなってしまったんで、それの上を通さないといけない。どういう技術で工事するのか勉強会からやらないといけない。なので、5年とかでも解決するような問題では実は無くて、やっぱり両者で協議していきながら、特にやっぱりJRとしてお金かけたいなと思うのは、沿線の人口が増えて、例えば乗降客数が増えれば、力入れようかと。人も減っていってるような線路を綺麗にしたいと思ってくれないんで、大東も四條畷も、寝屋川と交野と、この辺り自治体が賑わえば、線路を綺麗にしていこうかとなって、こうしたことをやりながら、今の勉強会をしていっています。ただ、その163問題をどう解決していくかっていうのはちょっとネックになってるっていうような状況ですけど、少なくとも勉強会自体は始めたというような状況です。大体3つには今のような状況になってます。

 

人口増加に向けた取組み及び教育環境の充実

市民:

 そんならね、170号をバサッと広げて、高架にもして便利のしやすい駅にして、人口が、さっきの子どもが増えていく、人口が一定ずっと増えていくっていう状態を目標に市長は頑張っているんやね。

 

市長:

 そうです。先程申し上げたシティプロモーションとか、子育て政策や住宅政策を行い、「やっぱり移り住んでくる人が多いんだな」と。ということは、駅の乗降者数も増えるということで、JRにそういう印象持っていただいて、まず、先程の3つの中でいくと、1番早く完成する目測でいくと、旧170号の拡幅だと思います。それができて、その後に駅前というところも一定利便性が向上していく、まあこの順番かなというふうには思います。

 

市民:

これついでですから1つ、今いろいろお話を聞いてました。JRのね。やっぱ高架高くするっていうのは、昭和54年位に持ち上がって、ものすごくその前向きに私たちはやったんですけども、その駅を上げるっていうことができなかった。それでその時はまだ163が下でしたかね、峠でしたから。十分いけたんですが、忍ヶ丘はもう上がってるんです。それをもう一気にやろうということで運動したんですけども、やっぱり地元の人たちが大反対を。

 

市長:

 やっぱりね、商店街にお客が減ってしまうんじゃないかという。

 

市民:

はい、それで残念ですけども、今となっては仕方ありませんが。それでね、市長さんがおっしゃったシティープロモーション、やっぱり残ってくれる人口を増やさないかんと思うんですよね。というのは若い人たちが結婚して、他市に行ってしまうと、これではよそから来てくれる年寄りの人を待ってても仕方ないので。今言い方悪いですけどね、今、中学高校行ってる人たちが将来を持って四條畷でやりたいという気持ちが出るまちづくりをしなくてはいけないと思うんです。

そしてプラスの人が入ってくるということでないと、流出して、なんぼ入れても、減る一方なんで。ですからその魅力ある、四條畷でぜひ住宅施設も充実をしていただいて、そして結婚したら四條畷に絶対住むんだというまちづくりをね、やっぱり行政だけじゃなくて街の人たちも意識をしてやっていかなくてはいけないと。特に商店街なんかでもね、どうしても空き家になってしまう。やっぱりあそこにいろんな人が来てくれるまちづくりをしていくということもね、十分考えてやっていただけたらな。

それは、四條畷に残りたいっていうのはもう一つ教育です。四條畷の子どもたちのレベルがものすごく高いということが、大阪府下充満してきたら、四條畷に行って、結婚したら四條畷に行って、子供を産み育てて教育レベルの高い街で過ごしたいということになるように、今の学校の教育の充実、要するに先生方のレベルもアップしていくということが絶対必要だと思うんです。そこら辺もぜひ検討していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。

 

市長:

ありがとうございます。先ず1つ目、おっしゃっていただいたとおりで、いくら入って来てくださっても、出て行く方が多かったらこれは元も子もないので、魅力創造室という部署を今年から作っているんですけれども、そこがシティプロモーションとかを担当してます。で、何よりも大切なのは、先ず住んでいる方々であると。優先度合いとして、市外の方に移り住んで来てもらうのは大事、それはそのとおりですけど、住んでる人がいい街やと思えへん街に誰が住んで来てくれるんやという、まあ順番としては、先ず住んでる方がいい街やと思うからこそ、よそからも住んで来てもらえると。この順番じゃないとおかしいよという話をさせていただいてます。市内と市外、それぞれにシティプロモーションっていうのは、市外だけじゃなくて、市内の方に対してもやっぱり考えていかないといけない。例えば交通事故発生率が1番少ないとか、公園の面積が1番広いっていうのは、これは住んでても知らないことです。例えばこの二丁通だったら、実は田原ですごい面白いことがされてても、それってなかなか知られてはなかったりします。

住んでる街でも知らないことってたくさんあると思います。そんなこともあったんだと、いま一度、住んでる方々が、自分たちのいい街を発見、いいこと発見できる、その取組みとそれらを周りの方々、市外の方々に伝えていく、この両輪が成立しないと、おっしゃっていただいたとおり、出ていくばかりですので、その取組みは先程冒頭のご説明で申し上げましたシティプロモーションの指針っていうものにも、きっちり分けて書かしていただいてて、先ずは市内の人が認めた魅力の再発見、これを伝えていこうというのはもうきちっと今やらせていただいてるというような状況です。

2つ目におっしゃっていただきました学力の問題も含めた教育の充実、これが、7年前に教育委員会の方で、学力向上3ヵ年計画というのを策定いたしました。四條畷は、今どちらかというと、荒れてないという言い方をするとあれですけど、窓ガラスが割れるとかね、そういうことはなくて、僕も運動会とかどこ行かしてもらっても、みんなズボンの中に服を入れて、全員ちゃんと準備体操してるっていう、恐らく結構珍しいんじゃないかなと僕は思ってます。それぐらい落ち着いている、教育環境かなと思います。

ただ、学力向上3ヵ年計画を立てた時は、やっぱり近隣に比べて学力が良くないというのがわかった時です。そうしたことが学力検査でわかるようになってきた時期ですので、これではまずいというので3ヵ年計画で、この3ヵ年を3期、いわば9年をかけて学力向上していこうと。

第1期3ヵ年計画、第2期3ヵ年計画、今、第3期の1年目です。この過去6年、実は順調に学力が上がってきたんです。やっぱり授業の改善、先生による授業の質の差をなくしていくとかこういう取組みを中心にやっていました。授業の型、振り返りをやるとか、この授業のねらいは何かをきっちりやるとか、こういうふうに決めて先生たちのレベルアップ、スキルアップっていうのを図ってきたんですけれども、実は悲しいことに、この7年目に入ってですね、全国学テの結果が出て、実は落ちてしまったんですね。この7年目に入って。

というのも、四條畷も頑張ってるけれども、全国も頑張ってるし、大阪府も、周りの自治体も頑張っているので、今は全国平均、大阪府平均よりも、四條畷は下という状況です。大阪府平均っていうのは全国の中で最も下の1つなので、やっぱり厳しいという状況にはあります。

なので、来年度、3年目が最終ヵ年になるので、そこまでは続けていきますけど、最終ヵ年に向けて来年度からやっぱり抜本的に、いま一度この教育の充実について見直しをしていかないといけないと考えています。この7年8年を検証して、良くなったけれども、なんでまだ全国平均に追いつけていないのか、これを分析していって、抜本的に変えていく。

ただ、当然言い分もあると思うんですよ、やっぱり教育委員会としても、平成9年から19年ずっと赤字だったっていうので、いろんなものが削減、削減、削減とされてきて、いざ教育の充実と思っても、建てた学校施設って大体25年から30年位の間に、1回、中規模改修をすると、その後何十年って使えるんですけど、四條畷では、建てた小学校中学校を、改修しないといけない時期に、1番お金がなかったんです。なので、耐え忍んだんですね。改修できなかったわけなんです、あまり。で、今になって少し財政が回復してきたので、建物のどっちかというと改修、トイレの洋式化、そういうものにお金を入れてきてしまっていて、なかなか学力という本丸のところに力を入れてこれなかった、これは一定、仕方が無いっていうのは良く無いんですけど、過去の方々も悩まれたうえで、そういうふうな状況だったのかなと思います。

これからは施設改修もしていきますけど、本当に本丸のところ、これにも力を入れていくということで、来年度、新しい検討会みたいなものを立ち上げていきたいというので、いま進めているところです。ただ、もう本当にお示しのとおり、ここで生まれ育った子どもたちによりよい環境を、教育環境の充実、これは力を入れていきたいなと思っているところです。

 

学力向上、路上喫煙の防止及び国道沿いのゴミ対策

市民:

四條畷高校の入学率、四條畷の中学の先生、こんだけでいいという満足をしてしまっているね。倍入れるんだというその努力を、目標を持っていただいてですね、先ず教育委員会の方で目標を作ると、先程市長がおっしゃったように、目標持たんかったらね、駄目だと思うので、頑張っていただきたいと。

それと皆さんご存知かどうか知りませんけども、この四條畷市、公道では全部市内禁煙にするということを議会で決めていただけたということを聞いております。非常に素晴らしいことだと思います。全国どこにもないと思いますね。そういうことを是非アピールをしていただいて、四條畷行ったら、道ではタバコ吸ってる人居てないんやと。非常に環境が良くなるということをね、思い切って一生決めていただいたわけですから、是非アピールをしていただきたいと。

それプラスですね、外環の蔀屋の周辺とそれから田原に行く道、そして第2京阪から降りてきた、外環にに入るところに、ものすごくごみ、たばこのポイ捨て、これもね、何とか力を入れないと、だんだんだんだん荒れてきます。

ですからそういったものをアピールをする、今度四條畷市内では一切たばこは吸えないということも先とってね、ごみ、ポイ捨ても止めろということも大々的にアピールをしていただいて、まちづくりをしていただけたらというふうに思っております。

 

市長:

ありがとうございます。3ついただいたので、それぞれお答えさせていただけたらと思うんで。たばこはちょっとザワザワしているので、丁寧にご説明させていただいたらと思います。

先ず1番最初におっしゃっていただいたどこの高校に入るかというのは生徒さんのご意志というのがあるかなあとは思います。学力向上っていうのはいわゆる学力上位層を伸ばしていくっていうのと、いわゆる下位層の子たちを中位層に上げていく。これはやっぱり取組みとしては当然違いますので、全国と比べて四條畷は下位層を、中位層、上位層、それぞれどこをどう伸ばしていったらいいのか。こういう分析を全体で1個っていう取組みじゃなくて、それぞれに合わせて変えないといけないと思うんですよね。そういうことも考えて、取組みを策定していけたらなと思ってます。

先に1番最後の国道沿いのごみ。これは、本当に問題でして、特に田原、下田原ランプで、田原に降り立った所、あそこがすごく酷くて、やはり国道上なので、国道事務所にお願いすると、すぐごみは綺麗にしていただいてるですけど、慢性化してるなと。

恐らく、毎回同じ人が毎回通るたびに捨ててるんだとは思います。毎回、国道事務所に拾ってもらうっていうのも芸が無いので、国道事務所と警察等と連携する必要が当然あるので、何かこうキャンペーンじゃないですけど、恐らく一気にやらないと、こういうのは良くならないので何か考えていく必要があるかなと思います。

2つ目の四條畷市受動喫煙防止条例というのが、今日が火曜日ですので、昨日に議会で議決をいただいたというような状況にはなります。先ずそもそも論の話をさせていただきますと、一応広報誌には、特集を1回組ませていただいたのと、こういう条例を作ってますっていうのは、2回くらい出させていただいたのと、あと2回、市役所とかで意見交換会とかもやらしていただいておりました。

どんな内容が書いてあるのかっていうことなんですけれども、そもそもの起こりは、先程申し上げました子育て支援のプロジェクトチームの中で、保護者の方々に意見を取った時にやっぱりポイ捨てとか歩きたばこを無くして欲しい、条例を作って欲しいっていう意見がものすごく多かったんですね、こんなにあるんだっていう位ありました。

なので、やっぱりは我々としては、このベッドタウンめざしていくという意味で、綺麗なまち、そういう心配の無いまちにしていくっていうのが、子育てを応援するうえでいいんじゃないかというところで条例策定というのに取りかからしていただきました。

当然それは、吸うことを禁じているのではなくて、人に、受動喫煙の防止条例なので、その家で吸うこととかは全然問題無いんですけど、人に煙が、副流煙がいってしまう可能性がある場所で喫煙することはやめていただきたいというのが趣旨になります。基本的には市内の道路では全てたばこを吸わないでいただきたいと。

特に、駅周辺は重点箇所とさせていただいておりまして、もし、指導させていただいて、それでも吸い続けられた場合には、1000円という過料をとらしていただきます。ただし、同時に市としては吸える場所の整備もするというふうにやってます。なので、ただただ罰則を作るのではなくて、駅周辺区域は過料をとる地域なので、その周辺については、吸える場所、要は分煙をできれば煙にあうことはなくなります。今は曖昧になっているので良くないと、それをしっかりと分けていこうというのが基本的な考え方です。

今特にやっぱり、特にご意見いただくのがですね、市役所はですね、禁煙でして、職員がですね、道端でタバコ吸ってるっていう問題があってですね、これはたくさんご意見をいただいてます。あれはどうなんだと。そういうことに対しても、いま建物内は禁煙ですけれども、屋外の一部にそういう吸える場所、これは市民の方も利用していただける箇所を設置して進めていきます。子どもとか妊婦さんが煙を避けようと思ったら避けられる環境を整備していくための条例です。

確かに、今おっしゃっていただいたとおり、全域道路吸っていただきたくないっていう所とか、あとこれは、そういう取組みに協力していただいた店舗の方を応援するという制度にしています。例えば、このお店では全面禁煙やってますっていうところを募集してそれを積極的に発表していくと。こういう取組みは、確か恐らく東京ではあったとしても、西日本では無いと思いますので、ただその精神はあくまで子育てをする方々、子どもとか妊婦さんにとって住みよい環境を作っていく。吸われる方は吸われる方の環境を整えていくというのをまとめた条例になってます。

これが可決したんですけど、これほど市民生活に重大な影響を及ぼす条例なのですぐに施行にならないんです。すぐに効力を持たなくて、昨日条例が通ったんですけど、実行に移すのは10月1日からです。なので、まだかなりあります。どれくらいですかね、10ヶ月位ありますかね。

 

市民:

来年の。

 

市長:

はい、来年の10月1日。なるべく皆さんにこういう制度ができましたっていうのをお伝えします。はい、急にやるっていうのは当然できません。で、大体半年以上の周知期間を設けるというものですので、ゆとりをみて10ヶ月かけて皆さんにお伝えしていって、理念をお伝えしていくというような状況になってます。ありがとうございます。

 

市民:

ちょっと、その場合。

 

市長:

どんどん聞いてください。

 

市民:

ちょっとその場合に、市の公道でたばこ吸うてはいけない、他市から来た人はわからないじゃないですか、そのために何かそうわかるような方法は。

 

市長:

 はい、案内とか路面表示とか、ここはもうそういう区域ですっていうのは今デザインとともに進めさせていただいているところです。

 

市民:

はい、わかりました。

 

道路補修

市民:

すいません市長、ちょっと地域の要望なんですけど、その前に市長、結婚おめでとうございます。

 

市長:ビデオに残ります。ありがとうございます。

 

市民:

すいません、小学校の通学道路にもなっております。まあ他市なんですけど、くすのき小の南側100メートル位行ったところの道路を、西側の方へ行って、寝屋川と四條畷市の所あるんですけど、それの南側の河北の方、田んぼの方、四條畷市の二丁通町の田んぼの方を通って行きまして、そこら辺住宅建って大分綺麗になってるんですけど、その突きあたりの最後の方だけ、ちょっと道路が欠けてしまって、夜なんかの標識2本今あるんですけどね、危ないから通らないっていうことで、その通学路の所の欠けている所を補修、四條畷市側が補修できてないんで。最後のところ。

 

市長:

これは河北西町の所ですかね。

 

市民:

それが、河北西町の方は綺麗になっているんです。ちょうど田んぼの所が欠けてしまって、そこが通学路になっていますんで。

 

市長:

わかりました、僕も通ったことありますけど、今すぐパッと思い出せないのでちょっとまた見さしていただいて。

 

市民:

 もしちゃんと補修のような、まっすぐにしていただけたらと思います。

 

市長:

まっすぐにしようと思うと、これは民間の方の土地を使うことになるので、基本的にはちょっと難しいかなとは思いますけれども、一定ちょっと見させていただいて、必要な措置をとらせていただきます。

 

市民:

もしできれば要望としてお願いしたいんです。

 

市長:

ありがとうございます。ただ、先ず見させていただきます。その上で、二丁通からいただいております南野2号線の所、郵便局とかあの辺り、あそこに関しては、基本的に去年と同じ交付金がつけば、来年度整備させていただくという状況になっておりますので、一気に、あの二丁通ばっかり道が綺麗になってるというのは、なかなか市としては難しくて、全体のバランスの中でやらしていただけたらなというふうに思いますが、確認だけ先ずさせていただければと思います。

 

市民:

よろしくお願いいたします。

 

最後に

市長:

はい。ありがとうございます。その他、いかがでしょうか。よろしいですか。まだ言えてないっていうのがあればせっかくの機会ですので、大丈夫ですかね。もう9時まわってはしまっておりますけど。ありがとうございます。たくさんご意見いただきましてありがとうございます。本当に、当然やっぱり行政としていろんな方のご意見を聞かしていただきながら、全体として、より良くしていくという観点と、やっぱ地域地域で課題が全然違います。

何度もご説明させていただいておるんですけど、全体としてやっていかないといけないことと、そのそれぞれの課題に合わせて対応していくこと、やっぱり分けて考えないといけないかなと思います。この対話会っていうのを通じて、地域それぞれの課題というのをしっかりと教えていただいて、それらを総合した上で市全体を運営していくとそういうふうな取組みを今後もしっかりやらせていただければというふうに思っています。

また次は6月、平成31年、最後の平成ですけれども、6月はもう平成じゃないですけれども、いろいろと来年度予算の話、来年度こういうとこに力入れていく、特にあの2020年、後1年と少しで市が誕生して50年という節目の市制施行50周年という年になります。50周年というものを節目に、今かなりいろいろな取組みを準備させていただいてるところなのでそういったものも含めて、また6月の時にお話させていただけたらと思いますので、お忙しいとは思いますけれどもまた次回もぜひご参加いただけたら嬉しいなというふうに思います。本日は以上になります。ありがとうございました。ぜひアンケート書いていただけると嬉しいです。