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地域と市長の対話会

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滝木間での意見交換全文(第2回地域と市長の対話会)

ごみ収集車の小型化

市長:

ごみ収集車の小型化については、10年に1回改訂するごみ処理基本計画というのが市にあります。どういう方針でごみ処理をしていくか。これが平成31年度、来年、改訂する時期です。いま、ごみを担当する部署と話していて、小型化はこの地域だけでなく他の地域からもいただいているご意見なので、どういうふうに実施できるのか。これは実際に検討していきます。平成31年度、計画を作るときに盛り込んでいきます。ただしすぐさま導入というより、ごみの減量とセットになってきます。

ごみ処理は、皆さんが思っている以上にお金がかかっていて、燃やすだけですごいお金がかかるんです。市として、ごみ処理量が減れば減るほどそのお金が減ります。ごみの量が減れば浮いたお金を小型パッカー車に回すのが可能になってくるので、市域全体でごみを減らしていく目標を定めながら、どれぐらいお金が浮いてくるか、その分をもって小型パッカー車を導入して、住んでいる方にとっての利便性を高めていくことを、平成31年度の計画に入れていきたいと考えています。

 

活断層調査

市民:

大阪北部地震で、四條畷東小学校、忍ケ丘小学校、体育館、南側北側で、民家が壊れました。そうすると、そのライン上に四條畷中学校があるんですよ、真ん中に。これ、どんなに考えても、体育館南側が壊れて、忍ケ丘小学校の体育館北側が壊れてるんですよ。そのなかに四條畷南中学校の校舎が真ん中通っているんですよ。

これは何かあると市民は思うでしょうね。断層が点々とあるのが、ゴルフ場の西側になってますね。あの区域にはなんの地震のあれもなかったんですよ。家も何も潰れていません。この近辺、南側ですね、忍ケ丘小学校の北側、壊れてるんですよ。国土交通省の枚方の土木課に聞くと、國中神社のへんは岩盤があるために壊れなかったのではないかと、個人的な意見としては。このライン上に何かあったというのは返答できないけれど、北側、南側が壊れているというのであれば、そこに何かあると個人的には思うということでしたから。

これが万一、断層があった場合、四條畷南中学校は使えませんよね。四條畷東小学校の体育館が通ってるから使えないと言っているのに。これがライン上に四條畷中学校が重なるわけですよ。忍ケ丘小学校と四條畷東小学校の体育館を結ぶと、四條畷中学校がライン上にあるわけですわ。そうするとこれを調べなあかんと違いますかと言ってるんですよ。

 

市長:

地震が起きましたが、あの地震と四條畷市を走っている断層は基本的に関係ありません。断層の地震は基本的に(地面が)パカっと割れるものですので、今回、市域全体で本当に6月から多大な被害があったんですけれども、本当に地域によって全然違います。全然家が壊れていない地域と、集中して揺れが強かったんだと思うんですけれど、被害を受けている地域があって、仰るとおりかなと思います。

いまお示しいただいたのは、6月大阪北部地震、いわゆる断層が割れた地震とは違うと思います。断層がわれる地震は熊本自身でもたびたび報道されました。

 

市民:

北側、南側は壊れているのに真ん中は何かあるんじゃないですかと言ってるんです。

 

市長:

断層はご存知のとおり、国土地理院さんに調べていただいているものが、マップのなかに示されているものがあります。四條畷市域については、主に南北を貫く断層が走っているところであります。

お示しのとおり断層は、今後、何か新しい施設をそこに建てようと思えば、あるかないか調べないとだめですけれども、既存のものの場所、さらにもっというとハザードマップに記載されていないものまで調べ始めたら、1ヶ所調査するのに1,800万円かかりますので、ハザードマップ上にも載っていないし、いま改修するものではないものまで調べたら、これはお金がいくらあってもたりませんので、基本的にはハザードマップに載っているものを信頼させていただきながら、40年、50年と施設が古くなってきたものを建替えたりする時、新しく建てる場所にはそういう地盤が緩い場所というか、危険な場所を避けていくというのが現状の考え方で、日本中にいろんな施設が土砂災害警戒区域であったり、活断層上に施設があったりするので、それを撤去したり、避けるというのは現実的には不可能なので、次の更新の時期、そこが安全かどうかというのを確かめて公共施設についても再編していく対応になると思います。

 

市民:

四條畷小学校を建て替えの時に断層の調査をすると思うのですけれど、もしそういうのが出てくれば、今回と同じような処置になりますか。

 

市長:

学校と活断層、四日市市だと40メートル離してますので、40メートル避けた位置に小学校、これを建設することはできることはできます。ただ、できるけれども様々な条件を比較し今日の選択をいたしました。

四條畷小学校も直下ではないですけれども、東側を(断層が)通っている状況なので、四條畷小学校もだいぶ歴史が経っててきて、あれを改築、改修していくときには、他市と同様の対応をしていきたいと思います。

 

南中学校敷地の活用

市民:

あとちょっとお伺いしたいんですが、南中学校の土砂災害の地域以外のところの利用法は何かあるんですか。

 

市長:

先ほど言わせていただいたとおり、避難ができるところ、これは確実にやらせていただきます。地域の方からお声をいただいたのは、普段使わない施設に避難するのは心理的抵抗感が非常に大きい、行ったことのないところには避難するのは辛い。私もそのとおりだと思います。

なるべく地域の方に使っていただける施設、これは私が決めるのではなくて、公共施設についても意見交換をやらせていただこうと思っています。市民20人にやっていただいている意見交換と地域の方の意見を聞きながら、地域の方が望む避難できる機能を持っている施設を四條畷南中学校敷地に設置していくことを考えています。

 

市民:

イエローゾーンの利用はどうなんですか。

 

市長:

イエローゾーンについては活用しません。

 

市民:

公園か何かですか。

 

市長:

広場になると思います。

 

四条畷駅前の開発

市民:

四条畷駅の駅前開発、大東市がやってますよね。ある方が、こういうことを言われました。四條畷市はお金がないから口を出さない。できるのが、パチンコ屋さんかなんかのところ。今さっき、四條畷の商店街振興にお金を使う。それで、お金を使うと言いながら四條畷の商店街より離れるところに行くのを指咥えて、うち、お金ありませんねんと。どぶにお金を捨てるようなことを言われているんですよ。大東市は自分のところに有利な形でしますよね。

 

市長:

仰るとおりです。

 

市民:

自信を持って四條畷はお金がないからって公務員の方が言われるんです。

 

市長:

それは大東の。

 

市民:

四條畷の方です。

 

市長:

お答えしてよろしいですか。2年前までは、いま仰ったことで正しかったです。どういうことかというと、あれは、過去に大東市域にあるので、大東市側から四條畷市に対して、四条畷駅前(整備)を一緒にやりませんかとお誘いがあったんです。その時は、仰るとおり、お金がないから手伝いませんと言ったのが過去です。

 

市民:

最近ですか。

 

市長:

いえ、違います。私が着任させていただいて、大東市長と会わせていただいて、申し訳ないですが、こんな場でいうのはあれですが、一対一でお話しさせていただいて、頭を下げて、あの時言ったことは申し訳なかったと、一緒にやらしていただけないかと。議会の議事録等を読んでいただいたらそういうことが書いてあるんですが、四条畷駅前の開発というか整備を一緒に大東市とやらせていただきたいと、費用負担も一定させていただきたい、もう一度考えていきましょうというのを言わせていただいたのが、ちょうど1年前になります。

そこから大東市の職員と四條畷市の職員で連携会議というのがあるので、定期的に連携を重ねていきながら、両市にとってどういう絵を描くのがいいのか。特にあれはJRさんも巻き込まないといけないので、JRさんにも入ってもらい勉強会をやって、両市にとってどういうふうにしていくのがいいのか協議を始めたところなので、2年前までは、いま仰ったとおりなんですが、昨年からそれを変えて一緒に作っていくとしています。

ただし、この商店街に対する負担が1,000万円だったとしたら駅前開発にかかるのは10億円とか20億円という単位になりますので、それ相応の、市としてはどこか施設を1個あきらめないといけないほどの負担になりますけれども、いくら大東市域にあるとはいえ、四条畷駅は我々にとっては顔の1つと私は認識しているので、しっかり連携してやっていきたいと思います。

ただし、1つ難しいのは、大東市にある土地を四條畷市が全額払って開発するというのはおかしなことになってくるので、費用負担の割合とか、実際に描く絵によって額が変わってきますので、協議をしながら前に進めているところなので、申し訳ないのですが、対応してしまった職員が、その変化を理解してなかったのかもしれないので、戻って庁内周知をしっかりしておきたいと思います。

 

学校再編整備

市民:

私は教員を長くやっていたので、教育の立場で学校問題、編成問題について意見をさせてもらいます。

実は24日に東小学校の図書室で教育長、市長も、それから議員も一緒になって意見交換を、それと29日、これは午前中、教育委員会、午後、総合教育会議、教育委員のほかに市長さんが入る。教育委員会で先に説明があった案に対して市長の方から質問をする。この3箇所に参加させていただいています。意見を言ったのは24日だけで、あとは教育委員会と総合教育会議は意見ではなく傍聴なので、そのなかで私が思ったのは、市長さんはこのような場所に来られて市民の地域住民の声を聞こうといらっしゃることはものすごく立派なことだと思っています。

ところが、学校教育については、学校の先生、これは24日も言いましたが、学校の先生が我がクラスの子、我が学校の子どもたちについて、どうしようかと、学校がなくなるかも知らんという話を実際にしているのか。そのしている話を教育委員会から聞いているのかと言ったら、明確に聞いていないということですね。

はっきり言うと、校長さんの意見は聞いている、校長先生はそこで聞いていると。職員会議でやったという話は聞いたことがない。市長がここでこういうふうに生の声を聞くのに対して、1ランク、2ランク飛ばしてしまっているのではないか。もっと子どもに関わっている先生方の声を聞き、先生方の意見を十分聞いていかなければいけない。なのにそれが全くやっていない、校長さんにしか聞いていないから。不十分なのは、市長さんの失態とは違う。

教育委員会、教育長、教育委員の話を聞いていたら、なぜ学校を統廃合するか。財源の問題は後回しにして、一番は小規模校を解消する。こういっておられました。なんで。わけは、小規模校は単学級だったら1年から6年までいじめが続行する、続くやろ、それを解消するにはクラス替えをしなければいけない、だから2クラス以上がいるんだと、こういう発言でした。これは現場の先生に聞いてみたらわかると思います。私も現場におったので、学級を変えたらいじめがなくなる、そんな単純だったら誰も苦労しません。もっと行き届いた教育をしなければいけない。つまり、ハードではなしにソフトの問題でしなければいけないのに、それがなされる可能性がない。

教育委員さんが小規模校を作ることによっていじめがなくなるんだったら、小規模校をなくしていかなあかんというのは勝手すぎやせんかと。認識不足やないかと思います。

どうぞこのような発想ではなくて、先生方の意向、親御さんの意向、このように地域の声を聞く、そういう発想でいかなければ畷の教育は教育都市として発展していこうとする見通しが見えなくなってしまう。切なる願いです。

もう1ついえば、先生たちがそれを言うためには自由に討論できる雰囲気がいる。いま学力を上げるために点数で先生の数が決まるようなことになっていくような、鼻の前に人参ぶら下げて叩かれて走らなあかんような、そんな先生を作ったらあかんねんと。こういう競馬の馬のような先生を作ったらあかんねんと、先生たちの創意工夫を活かすために、是非考えていただきたい。

 

市長:

しっかりと教育委員のほうにも伝えたいと思います。特に、質問者の方が先生でいらっしゃる時といまは大きく変わってきているところが、先生たちが事務作業に忙殺されていて、仰るとおりに子どもと向き合う時間、先生たちで議論を切磋琢磨させる時間が減ってきてしまっていて、職員の働き方が各種メディア等でもとりあげられているところです。

四條畷市としても、そもそも、大阪府全体の教育予算の8割、9割は学校の先生の人件費ですので、先生が教えるというのを重点的に考えると先生たちが事務作業に忙殺されないように効率的に仕事ができる場、最近で言うICTシステムとかを入れて、なるべく子どもに向き合い、お互いで議論できるような体制を私としてはそういうところにしっかりと予算を付けさせていただいて、自由な闊達な先生同士の議論が起こるようなところをサポートしていきたいと考えています。

 

市民:

小規模校だと、先生が少ないけれど決まった仕事があって煩雑になってくるといわれました。いまの先生の仕事の忙しさは小規模校か、そうでない大きな学校との間の差ではなくて。

 

市長:

そもそも、ということですね。

 

市民:

いま仰った、事務処理が、それがめちゃくちゃ多い。先生たち、教科書を見て研究しながらで、子どもの顔色を見ながらと言うのができなくなって、それにすり替えたらあかんよと言うのが言いたい。

 

市長:

私としてもそれは認識していて、どの学校であっても先生方がお忙しくされているので、そこをどういうふうにして手助けできるのか、教育長とも相談しながらしっかり取り組んでいきたいと思っています。

 

通学路の安全

市民:

子育て支援、それは素晴らしいことだと思うんですけれど、小学校が無くなるわけですよね。7月26日の説明会、行かせていただいたんですけれども、その時に四條畷南中学校(の生徒)が移ったときのアンケートは教えていただいたんですけれども、小学生の子、特に低学年、その子たちが遠い距離を歩いていく、安心安全、そこらへんのお話が聞けなかったんですね。

防犯カメラを付けるとかは仰っていましたけれども、事が起こった後のことだと思うんですね。そこらへんの安全性をきちんとしてから、もっと皆さんの理解が得られるんじゃないかなと思いました。

 

市長:

お示しのとおりだと、私としても市としても認識しています。いくら学校教育が良くても安心、安全が担保されないと意味がないというのは、私も切実に思っています。

例えば、今回、中野本町のお子さんたちは、これまでずっと四條畷小学校に通っていたんですけれども、岡部小学校に行ってもらうことになってるんですね。「中野といえば四條畷小学校」という歴史があって、なかなかご理解いただくのが大変だったんですけれども、今はもう育成会の方もご理解いただいて、岡部小学校に行っていただいている状況があります。なぜかというと、中野本町から四條畷小学校に行こうと思うと、市役所前の通りの踏切を渡らないといけないんですね。あれがなかなか危険な踏切の1つでして、そういうところも考えていただいて今回の対応をさせていただきました。

四條畷東小学校に行くところも保護者の方の意見を聞いていると、国道163号は高架下から行くとどちらかと言うと安全性は線路を渡るよりはいいんじゃないかというお言葉がありました。防犯カメラというのは、ことが起きてからというのもありますが、抑止力というのもあるので、四條畷南中学校の生徒に転籍いただいた時に15台、その前の年は各小学校7校区に7台ずつで49台、合わせて64台というのを設置させていただいた上、見守として、保護者の方から不安だという声のある場所には人を配置させていただいていることになります。

今回についても、通学路に変更が起きます。なので、保護者の方としっかりと相談させていただいて、通学に際してどの点が不安か、ここは防犯カメラがいるのか、ここは人を張り付けての見守りがいいのか、それらすべてのご意見を伺わせていただいて、ここが危険と思うところ、特に暗いところは人による見守りというのをしっかりとやらせていただいて、安全を担保していきます。

また、日頃からこちらの地域もそうですけれども、地域で、地域の方々の安全等を朝など見守ってくださっているので、頭の下がる思いなんですけれども、我々ができることをしていきながら、地域の方にもご協力いただけるところは、ご協力していただきたいなと思います。ただ、しっかりと対応、どういう案になるか、最終決定し次第、いまはまだ校区をどうするかという段階で、どこに人を付けるというのは難しいので、案が確定したらそれに伴って保護者の方と相談、特に小学生のお母さんお父さんと相談させていただいて必要な担保、やはり校区、通学路が変わる時が一番危険ですので、それは必ずやらせていただきたいと思っています。

 

市民:

学校説明会の時に参加したときに、誰か仰ったと思うんですが、南中学校のところで、教育文化センターの建物を入れるとちょっと小中一貫校も夢じゃないということもあると思うんですけれど、この地域から小学校、中学校ともになくなるのは住民として抵抗があるので、いろいろ考えてほしいなと言おうと思っていました。

 

市長:

本当に私もびっくりしたんですけれども、教育文化センターの使える面積が1,000平方メートルないんですね。建って小さな体育館が限界で、例えば、小中一貫校の中学生が使うような体育館は無理なんですけれども、実質上、面積が広がるわけではないのが実情なので、それに伴って学校の面積が広がるというのはないというお答えしかできないというか、単純に面積の足し算の世界だとそういうふうになってきてしまいます。

 

ハイキング道

市民:

山に行かせていただいてるんですけれど、倒木がすごく多いと言ったら、四條畷市ではない、他のとこなんでと。山は大東市と四條畷市と両方あるんですね。ところが、倒木したり壊れたりしても四條畷市がやることはすごく遅いとみんなが言うんです。大東市は言うたらすぐしてくれますよと。

今回も地震とかで、この先は危ないですから行けませんという立札は立っているんです。ところが何ヶ月たってもそのまま。みんな平気でそこを行ける行けるとそこを行くんですけれど、自分の責任で行ってくれるんですけれど。これからは市役所に言っていいのか、枚方土木事務所、あっちのほうに言っていいのか。

以前に滝を作ったときに、道が柔いからと下水の人にも言ったし、枚方土木にも電話したんですけれど何回言っても絶対してくれないんです。これはなんか特別なルートがあるのかなと思ったりしているんですけれど、これはやっぱりお金がないからしてくれないのかなと。

 

市長:

市で対応します。直接、枚方土木事務所ではなく、市に言っていただいて大丈夫です。11月に区長さんにお願いさせていただいて、その時また前回の対話会の時にいただいたようにご意見いただきたいなと。

なるべくハイキング道のこのあたりとか具体的に言っていただけると助かります。全体的にやってと言うとなかなか動いてくれないので、ここのこの箇所と言うと動いてくれやすいというのがありますので、ぜひその11月の時とか、たとえば他地域だと写真とかつけてここだと言っていただけると助かります。

 

市民:

11月にどうするんです?

 

市長:

区長にお願いさせていただいて、地域でどういうご要望ありますかというのを今集めていただいて、またそれについて意見交換させていただいて、それを必ず各課に伝えさせていただいて、また来年どういう対応をしたのかここ(資料)に載せさせていただきたいなと。

 

市民:

素晴らしい四條畷市いろんなところもあるんですが、そこがむちゃくちゃ汚いんでね。私の力ではどうしようもできないので。

 

市長:

実際、難しいところが、山のなかのハイキング道はまだ行けないと思うんです。あれが今回の9月議会で、いま予算をあげさせていただいていて、可決すれば実行していくと。いま、先ほど台風の対応のこともありましたけれど、もし言わせていただけるのであれば、職員も決してさぼっているわけではなく、出られるだけ全員で夜通し、昨日も主要な道路が倒木があって通れないというのがあって、全員出て全員で対応しているという状況なのはご理解いただきたいなと思うのと、ごみもそうですけれど、いろんなところでいろんなことが起きているなかで、申し訳ないです。確かに至らない点があったのかなと私としても職員一同、今回のことを反省してまた次に行かせていただきたいと思うんですけれど、全力で対応させていただいています。

いまはお伺いさせていただいて、もしよろしかったら具体的な場所を教えていただくとか、区長さんにここやねんと仰るとかで、我々としても聞きたいと思います。

 

道路の復旧

市民:

先日台風で東小学校の北側、倒木で関西電力が2,3日で9%電気が復旧すると言ってますけれど、電信柱が2本倒れていますね。ポプラの木が4本根こそぎやられています。駅まで行くバスになっています。いまバスに乗れないのでタクシーで行っています。生活道ですので、いつ頃復旧できそうですか。

 

市長:

私が、台風が起きて最初に被害状況一覧を聞いて一番懸念しているのがあの道です。本当にお示しのとおり、あそこは大事な道で、この南野地域だけではなく清滝の方もあそこを使われますので、非常に主要な道路の一つです。関西電力さんいわく、昨夜の段階で停電160万戸というのが今朝の段階で100万戸ぐらいに減っており、8,000人体制で復旧しているということなので、まだ市域で停電しているところは実際あるんですけれども、それは停電がというよりは、市域ではあそこだけではなくて、商店街に行かれた方はご存知だと思いますが、いろんなところで電柱が折れているなかで、優先順位もあって。

いま、何が辛いかというと、関西電力に市であっても電話がつながらないんです。電話もできる状況にないんです、市であっても。昨日一番市にお問い合わせが多かったのが、電気がいつ復旧するのか市役所にお電話いただいているんですけれど、実は市もわからない。なぜなら市でもつながらないという状況だったんです。おそらく2日経ってだいぶ数値上、直ってきているのかなと。難しいのが、市の木で倒してしまっているので、協議が必要になってくるんです。予算の関係は、本日市長の専決処分といって議会にかけずとも予算を執行できる権利を使わせていただいて、予算の担保はあるので、関電と協議でき次第すぐ撤去できる状況を整えていますので、いつまでとは言えないのですけれども、いま、準備は可能な限りした状態で待っているところまでしか言えないのは申し訳ないです。なるべく早くしたいと思っています。

 

課外活動での外部人材活用

市民:

先ほど小規模校は1校で、学校の先生の忙しさ、いじめ等が理由ということですけれども、他市なんですけれども、学校の先生の忙しさを緩和するために、野外活動のクラブですね、各市民でいろんな資格を持っている人、そういうのに長けた人を呼んで、月1回とか、具体的に言うと箕面市です。

私も一応資格を持っているのを、教えるのはおこがましいんですけれど、2ヶ月に1回行ってるんですけれども、四條畷独自の本当にきれいな森林あるところ、滝木間地区が一番多く自然があるんですね。そういうところを出せるような事業で、自分らでも手助けできること、この地区にもかなりおられると思うので、小規模校がだめだという意味じゃなしに、この地区には小学校を残して何かできないかなと思います。

 

市長:

いまよく言われているのがクラブ活動、そういう他のことでも外部の講師の方を呼んできて先生たちの負担を少しでも緩和していこうというのが全国でも進んでいる。当然、文科省がそれを進めていくとなって四條畷市も研究、調査を始めています。始めているなかで、皆さん素晴らしいことをしてくださっていると思いますが、調べると全国的に起きているのが、事例としてあるのはサッカーとかを指導された場合に、不適切な指導等々があって、ずっと子どもを教えていた方ではないので、大人を教えていたなかで子どもを教えた場合に、不適切な事象があって、やめていただかざるを得ない事例があったりとか。四條畷市と箕面市の最大の違いは、箕面市は箕面市で職員を採用しているんですが、普通は、市町村は大阪府で雇ってもらった先生に来てもらうのが普通なんですけれど、箕面市は特別で先生の運用の仕方が他市とは違うというのはあるんですけれど、お示しのとおり我々が考えていただかないといけないのはお答えさせていただいたとおり、いかに先生の仕事が子どもに向き合う時間を増やすか、これは本当に考えています。予算上、今年も、これを言うといつもどうなんだというリアクションをいただくんですけれども、先生たちの負担が軽くなるような設備に予算を結構今年は入れさせていただいています。それは、ひいては子どもたちに向き合う時間に繋がると私は思っています。それは重々考えていって、それと資源を活かしたというところですが、文部科学省が、教育の方向性、これを平成32年度から大きく変えていくなかで、開かれた教育、という新しい文言が出てきて、地域であったりとか、地域力を育てるのをもっと進めていかないといけない。学校が閉鎖しすぎている、もっと学校の先生や子どもたちが外に出て行けるような取組みをしていこうというのが平成32年度から規定されているので、いまのは森林の取組みかもしれませんが、商店街なのか何になるかはわかりませんが、新しい教育課程では明言されているので、学校を中心として、各校、各校でアイディアを出して、開かれた教育を実践していくのを市としてサポートできたらと思っています。

 

学校再編整備

市民:

四條畷南中学校の跡地に小中一貫校を作ってほしいという要望事項を皆様方に署名いただきながら活動してきました。1週間くらいの短い間に、署名人数1,140人、枚数で402件、署名率でみますと55%ということで、約半数の方の署名をいただいたと。私は(四條畷)学園に行ってますからとか、子どもが行ってませんから署名しませんと言う方もおられたんで、こういう結果になりました。非常に関心が高いなかで署名活動できたんだろうと思います。これから5案でしたかね、5案プラスαがあって市長として議論いただけるということなので、プラスαのほうにかけたいと思いますのでよろしくお願いします。

それでは、皆様方からいただいた署名をお渡ししますのでよろしくお願いいたします。

 

市長:

事前にこういう署名をいただけると聞いていて、その数の多さも聞かせていただいたところです。そのときに思ったのは、だいたい2,000人ぐらいいらっしゃるので1,000人ときいたら半分ぐらいと思ったのですが、市がどんなに大切なアンケートを送っても返信率が3割なんです。市から出しても。何かアクションをして5割以上が返ってくるということは、市ではないです。

そういうことを考えた場合、区長が仰ったとおり、この関心の高さ、重要だと思う気持ちは私としては痛切に受け止めているところです。

冒頭申し上げましたが、一番子どもが多い時から半分ぐらいになってしまっている。四條畷には、歴代市長が5人いますけれども、当該地域のまちづくりにおいて、子どもたちがたくさんいれるような政策をしっかり行って、2クラス、3クラスと確保できるようにしておれば、そもそもこの小規模校化の問題は起きなかったわけであります。

なので、そういうことに対して私も痛切に胸に刻んで、これから取り組んでいくことに対して責任を持って、特に人口増加という取組みを昨年度から実施させていただいて、今年度に入って30ヶ月ぶり、約3年ぶりに3ヶ月連続で人口が増える喜ばしいニュースも入ってきています。四條畷市としてはシティープロモーションすごく力を入れさせていただいています。

今後、こういう痛切な思いをしっかりと私として受け止めて、同じように小規模校化していって廃校にしていかなければならない辛くなってしまう現実が、これから四條畷市で起きないように、しっかりとまちづくりに取り組んでいきたいと思っておりますので、今回の学校再編についても可能な限り前向きな形で地域の方と膝を突き合わせながら前に進みたいと思っていますので、引き続きご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。


第7回 地域と市長の対話会