ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップ > 分類でさがす > 市政情報 > 広報・公聴 > 地域と市長の対話会 > 地域と市長の対話会 > 北出での意見交換全文(第2回地域と市長の対話会)
地域と市長の対話会

本文

北出での意見交換全文(第2回地域と市長の対話会)

前回の要望

市長:

北出地区から昨年12月にいただいたご質問に対する答えになります。20個くらいあるので、1個2分かけても40分くらい経ってしまうので、全部ご説明というのは難しいので、理解できないものがあれば、ご質問いただけたらと思います。

 

道路の維持補修

市長:

おそらく、特にご関心が高いと思われるのは13番ですね。

北出町1の1からという道の部分ですけれども、いま持っている道路の維持補修計画は、基本的には学校であったり、商業施設に向かう道と整理されていて、平成27年ぐらいに作った計画なんですけれども、この道は現時点では、この計画には入っていないものになります。しかしながら、おそらく数年前からご要望をいただいていて、この計画の計画期間は平成31年度、来年度に改訂する予定ですので、その際に現時点でたくさん要望いただいているなかで絶対入ると明言するのは難しいですが、来年度に計画を改訂する際、一定反映させていただければと思っています。

 

北出広場の開放

市長:

加えて、北出広場の話が16番めにいただいているんですけれども、施設のハード面、壁であるとか、そういうものは行政の運営とさせていただくんですけれども、ソフト面、どうのように使っていくかは、地域にお願いしているものになりますので、市に開放をというのではなく、地域のなかで話し合っていただきたいなと思います。

数が複数あったのはそれですかね。

 

河川の管理

市長:

あと、川の関係も多かったんですけれども、草刈りについては、四條畷市では一級河川と呼ばれる清滝川であったり、岡部川であったりがあるんですけれども、枚方土木事務所に年に1回ぐらい草を刈っていただいています。清滝川は区間が長いので、昨年だと3箇所ぐらい、当然、この北出町のところから市民総合体育館あたりのところまでも、昨年の確か、7月に草刈りをしたという報告を受けています。

それは草刈りの話ですけれども、浚渫、砂浚いのところは、直接、枚方土木事務所長とお話をさせていただきました。これは、北出地域だけではなく、川を持っている地域の方の多くから出ているので、実際に所長と話をさせていただくなかで、やはりそういう声がたくさんあるというのを受けて、昨年度、河川の浚渫をするためのマップを作られたんですね。どういうことかというと、1時間何ミリの降水量というのはよく聞くと思うんですけれども、30ミリだったらどうだとか、40ミリだったらこの地域が浸水しそうだというのを、枚方土木事務所なので、北河内のあらゆる川について、雨量ごとに浸水の恐れが高いというのをマップ化して、危険地域から順に砂浚えしていくマップを作りました、というお答えをいただきました。なので、我々としてはこっちを早くやってほしいという思いはあるかもしれませんけれども、浸水のおそれのある地域から砂浚えをしていかなければいけないので、順番を待ってくださいという状態です。

しかしながら、あんまり大きい声で言うと所長に怒られるかもしれませんけれど、行政の仕事のやり方は、最初に予算を取った後に、毎回入札を行い、いろんな事業者が値段を提示して、ここと決まります。1,000万円の事業だと入札すると800万円程度で落札されます。これが年度末になると、1,000万円を800万円というのをいくつもやっていると余りが出ます。その予算を使って、なるべく地域の方の意見を聞きながら浚渫をやっていただいている実情があるので、所長としても地域の声を密に届けてほしいと伺いました。

なので、こういう場でこれだけ地域の声があると言いやすいので、そのあたりは絶えず言っていただけたらと思います。実際、昨年度末、清滝川のもう少し清滝の方で大阪府に残った予算で綺麗にしていただいたということがあります。

 

市のマップ、歩道の段差

市民:

自分は、あまりこういう機会に出席することはなかったのですが、たまたま知り合いの方が地域のことをしてくださっていて、いろいろ相談を受けながら、自分としても新しい東市長が来られたということで、非常に活動的で行動的で物事を見てはるなと。

実は、こういうデータはいつも全部ピックアップして自分で拝読させてもらっていたんですけれども、地域の皆さんが仰るのはごもっともで、市としては予算があるから、その予算の使い方をどうするかというのをこれから注視していきたいと思います。

それと大きなテーマになって申し訳ないんですけれど、地域の皆さんに協力してもらおうと思ったら、市単独ではなにも進まないと。私が、実は今日言いたいことは、役所の地図、ありますね。地図、四條畷の地図、全域の地図。これに細かいことはいろいろ載っていると思うんだけれど、一般の私の目から見たら、何がどこにあるのかさっぱり分からない。

例えば、子育て支援の場所が、どこが管轄でやっているか、詳しい地図じゃなくてマップでいいから、市内の地図のなかに、行政的なこととか、保健所、学校、もっと細かいこと、今関わっていること、そこにあれば、何か相談する方、地域の方ももっと利用しやすいと思います。私から見たら、清滝のことはさっぱり分からない、田原のことさっぱり分からない。知っているのは、この沿線から西側のことしか分からない。そういうこともあって、皆さんにまず知ってもらうことが行政的には第一歩かなと、一歩でも前に行けるんでないかと思います。

もう1つは、今日もテーマに出ていると思いますが、くすのき小学校、外環状線ですか、その道がはっきり言って非常にひどいんですね。地域でお年寄りの方も同じようにしてもらおうと思ったら、車椅子があの道通れないんですよ。民家に通ずる歩道ですから段差が激しいんですね。

あれ実は、車道側の観点からできてると思うんですね。車だったらこう上がっても登り切れると思うんだけれど、歩道から見てフラットに作ってほしいと思うんです。学童の方も自由に通れるといえる、例えば、電動機の自転車、あれ走ったら転びます。乳幼児のベビーカー、そういうのを考えると、見えるところから私としてはしてほしいなと前から思っています。以上今日はそれだけです。

 

市長:

まず1点めは、市域のマップは、確かに今住まれている方皆さんに配布はさせていただいていないかもしれませんが、市としてもっているものは、転入されてきた方には分かりやすいマップ、ここにこういう施設があってとか、子育て施設とか、転入されてきた方々には、市にようこそという形で配布しているものはあるんですけれども、それが平成26、27年ぐらいのものなので、実はイオンモール四條畷が書いてないとかがあるんですね。

毎回カラー版で分かりやすく何万部と印刷すると、なかなかコストがかかると考えていて、最近多いのは、近くの市でもやられているんですけれど、分厚くなるんですが広告とかを載せると市の持出し予算がなくて冊子を作れるというのがあるので、そういうのを活用しながら2年後の2020年は、市制施行50周年、市になって50年になるという節目がありますので、そういう機をきっかけに市民の皆さんに、仰っていただいたとおり、私も岡山地区から生まれ育って、なかなかその付近から出ることがなかったので、市の全域を知っていただける何かを作っていけたらなと思っています。なるべく予算がかからない形で。

2点め、くすのき小学校の通学路の点ですが、通学路の交通安全プログラムに順次、通学路の危険というのに関しては順番があって、くすのき小学校は二丁通からもご要望いただいてるんですが、昨年度設計まで終わっているんですね。この仕組みを少しお話させていただけたらと思います。

こういう道路の改善は国の予算が半分付くんです。例えば、道路を1,000万円で直そうと思ったら市が500万円、国が500万円で直せるんです。逆に言うと、国のお金が1,000万円つけば、それだけ事業が進んでいく形になります。当然、国のお金が無くて自分たちでやるんだとやってもいいんですが、ついてない分は全て自分たちの持出しになるので、そうなるよりは半分出してもらおうというふうにやっているんです。

この予算の関係上、施工するよりは設計は安いので、順番に設計が終わったところまで着工というのが終わったんですが、本年度、ギリギリ予算が足りなくて来年度には実施します。設計は終わってるんですけれども、なかなか難しいと、額が額なので、順番にとなっています。ただ、言い訳ではないですけれども、この道路に関する国の交付金は、昨年に比べて今年は3倍弱つけていただいて、私も四條畷市の狭隘な道路が大変なんだというところを、実は国土交通大臣にも直接要望させていただいた経緯もあるので、国のお金をしっかりもらいながら、前に進めていきたいという思いでやらせていただいてます。通学路に関してはそうです。

高齢者の視点を仰っていただき、確かに、道が交差していると、歩道はボコッと間が空いています。道路は、法律に従って設計しないといけないので、うちの地域だけ、おそらく道に入る歩道がへこんでない道って見たことある方はいらっしゃらないと思います。あれはあくまでルールなので、そうならないようにやるというのはなかなか難しいかなと思います。なるべくそういう凹凸というか、ボコッと空いていたりするのを無くしていくのが、最初かなと思います。

市としては、いわゆる応急処置、ボコッと陥没していたりすることが道にはあるので、そういうものに対しては、今は予算の範囲内でご要望をいただければやらせていただいています。根本的な補修は計画に従ってやらせていただいている形になります。

 

副市長の役割

市民:

先日友人たちと話をしていたんですが、私たちが勉強不足なのかもしれませんが、副市長のお仕事ってもうひとつ皆がわからなくて。どういうのをされているのかお聞きしたいんですけれども。

 

市長:

副市長は、例えば、本日配布した資料を全て作ってくれました。

おそらく、どんな組織もそうだと思うんですけれども、私の仕事は、皆さんからあくまで選挙で選んでいただいた人間なので、皆さんに対しての説明責任は私に発生します。公務員の皆さんは試験に受かって通られていますが、私は選挙で当選している人間なので、一番の違いはそこにあるかなと思います。なので、こういう形で、なるべく地域の方と意見を交わしながら本市の課題はこういう部分である、こういうふうな改善をしていこうというのを決定するのは、市民の皆さんに選んでいただいた私の仕事です。

では、副市長以下職員は何をするかというと、こうすべきだというものに対して、では何年度までにこういうことはできるのだろうかとか、これは法律上難しいというのを組織でできる最大限をやっていきます。そのトップが副市長になります。副市長は全ての案件を実際に実現していくためのマネジメントを行っています。ここには頑張ってもらう、この分野で遅れている、何々課がスケジュールどおりにいっていないので助けに入って回していく、というのが副市長の仕事です。一番見え辛いのです。何をやったかが組織上一番分かりづらい、けれども要となる。僕がこれをやろうと言っているだけでは何も変化は起きないのですけれども、それを副市長が受けて実際に動いてくれています。僕もこういう市民からいただいた声を、目に見える形でお返ししないと誠実じゃないよねという話をしたら、副市長が、ではこういう冊子の形で、というのをやってくれているのが副市長の仕事になるので、目に見え辛い仕事をやっているというのはあります。

ただ、副市長自身も着任して、10月からなのでまだ1年にはならないですけれども、10ヶ月弱経ったなかで外に行きたいという思い、直接意見交換したい思いもあるみたいなので、そういう機会があればご参加いただけたらと思います。私自身も外に出るまで11ヶ月かかりましたので、なかなか無知のままでは当然いけませんので、こういうのを必死に作りながら勉強している最中だとご理解いただけたらと思います。

 

学校再編整備

市民:

いま統廃合の関係で前の意見のところにも出てましたが、最初の市長の話では、(劣化診断)調査は学校も含めてという理解でよろしいのでしょうか。

 

市長:

仰るとおりです。

 

市民:

市としてはどういう、このへんはあんまり関係ないんで、話としてはあんまり出てこないんですけれども、将来的に市長としてどう考えておられるか。

それに伴って、四條畷西中学校ですか、体育館とプールの改修をしていて、グラウンドがだいぶ狭くなっています。うちの孫が行ってるんですけれども、どうしてもクラブ活動で支障を来して、対外試合とか外ばっかり出ている現状なんですよ。四條畷南中学校があるときは、四條畷南中学校のグラウンドを借りて使わせていただいた経過もあったんですが、4月から休校になり地面を掘削されて調査されていると。グラウンド自体が使いにくいと。一番悪い時だなと言ってるんですけれども。その時点で遅らせるなり、四條畷西中学校の工事が終わった時点で四條畷南中学校も調査をすればよかったのかなと思う気がします。

先程、北出広場の件もありましたが、市にも入っていただいて前にもっと進めていきたいなと思っているんですよ。校庭開放の話もありましたが、やはり、みんな会うたびに子どもの遊び場がないと、先程も仰ってますけれど、そのへんも併せて早急に検討をお願いしたいと思います。

 

市長:

1点めからお話しさせていただけたらと思いますが、四條畷西中学校は工事をしていて、プールはこの間完成して、中を見せていただいて、なんと言うんでしょう、私たちの時代はプールに入ったら足が痛い、ざらざらしていた記憶があるんですが、そんなこともなく、綺麗に整備され、たくさん泳いでもらいたいなというものができています。

それに伴って、運動場が狭くなっているなかで、なるべく横に建っている市民総合体育館であったり、砂地区にある交野支援学校を使わせていただいたり、あるいは四條畷西中学校の向かい側に元々あった生産緑地を第二グラウンドという形で使わせていただいたり、3つほどの手当をさせていただいているなかで、確かに100%の状態ではないかもしれませんが、行政としてもなるべくできるだけのことはさせていただいているということをお伝えさせていただきたいと思います。

四條畷南中学校だけでなく、小中学校の再編の分野では、ご案内かと思いますが、市長を含む市長部局と言われるものと、教育委員会をトップとする教育行政は同じ市役所の建物にいますが、市長だからといって教育委員会の上司にあたるわけではなくて、市長と教育委員会はあくまで対等な立場にあります。法律上、私は学校教育、学校配置に関する一切の権限が与えられていないのです。私に決定する権限がないのが、今の日本の教育行政です。ご案内だと思いますが、GHQが日本に入ってきたとき以来の制度なのですが、政治と教育を分離しようというという名のもとにやられています。

とは言え、大津でのいじめ事件などの問題を経て、あまりに教育委員会と市長部局が離れていてもだめだというので、今はなるべく密にやって行こうという流れになっています。なので、私は学校配置をどうすべきだとはできないんですけれども、いま密に意見交換をさせていただき、あと市民の皆さん5,000人にアンケートを取らせていただいた結果でいきますと、何よりも大切なのは校舎自体が安心できるものであり、安全であるということです。四條畷市は16、17年前、財政が一番厳しいピークで、それ以来、かなり厳しい財政運営をしてきたなかで、施設、建物は定期的に20年サイクルでお手入れするのが一番安く済むんです。あまりに古くなる前に一回補修を入れる方が長持ちするんですが、それが四條畷市はできなかったんです。なので、学校の校舎はかなり老朽化しています。私の母校の忍ケ丘小学校は、私が通っていた時とほとんど変わらないので非常に老朽化しています。

これをやっていかなければならないと考えたとき、建物の改修は市で最も予算がかかりますので、その部分は教育委員会に伝えていかなければならない。教育委員会は、それだけではなく、少人数クラスであったり、学年1クラス、単学級をどうしていこう、なるべくいじめがないとか、学力をどうしていこうということを考えるのが教育委員会です。

ただ、予算の権限は私にあるので、資金繰りは私です。学校教育は、教育委員会で考えるんです。このあたりは密にしています。私がこういう配置にすべきというのは明言すべきではないので差し控えますけれども、教育委員会の考えは、なるべく学年1クラス、単学級、6学年で6クラスしかないというのは避けていくべきだし、なにより安心、安全な校舎を整えていくべきだというのは一致している状況になります。

いずれにしてもご案内のとおり、学校の先生は、市ではなくて大阪府が雇っています。市町村は学校の先生を雇っていないんです。市町村で先生を雇いだすと財政の強さによって良い先生ばかり雇える地域と、そうでない地域が出てくるのは不平等なので、大阪府で一括して採用している状況になります。大阪府全域の先生の配置を考えないといけないので、新たな学校の再配置を始めようと思うと1年前に大阪府に言っておかないと先生の配置ができないことになります。

そのため、本年度末あたりには、大きな小中学校の再配置の方向性を見出したいなと思っています。その時には、こういう地域の皆さんと、それだけのテーマで、私だけではなくて教育委員会のトップである教育長と四條畷南小学校、四條畷東小学校あるいは四條畷小学校の親御さん、地域の皆さんと意見交換を密にしていきたいと思います。それをするにも活断層調査の結果等々が出ないとできないので、これがもう少し、来月末までかかりますので、それが出て行かせていただく形に考えています。

 

北出広場の開放

市民:

北出広場の開放、私、近所なんですけれども、一時高校生が使って、硬球が30個ぐらい庭に入ったことがあるんですよ。屋根も割られたことがあるので、やっといま動いていただいたりして柔らかいボールは別にいいんですけれども、高校生あたりになるとサッカーとかすごく飛んでくるんですね。

開放の時にそういうことも考慮して、近所の人の意見も聞いて考えていただきたいなと思います。他の方はあまりタッチできないと思いますが、本当に困っているのは近所の者なので、そのへんを考慮していただきたいなと思います。

 

市長:

仰るとおりです。かつて市が持っている青少年グラウンドを開放していた時期があるんですけれども、夜中にとんでもない使い方をして、翌日グラウンドとしては全く機能できないことがありました。

開放したほうが良いというのは、口で言うのは簡単なんですけれども、実際にはなかなかうまくいかないから、どうしても使用を制限していかなければいけないのが実情だと思います。実際に近くに住まれている方のみが被害を受けてしまうというのがあるので、私としても冒頭の説明の中で一気にどんとやりますとご説明できないのは、そういう背景があるからで、まずはテスト的に時間や曜日を区切ってやってみてというのが限界だと思うんです。一気にやってしまうと、いま仰っていただいたような事象が、おそらく大量に発生します。我々行政も十分、分かっているつもりなので、そこは密に地域の皆さんのお力をお借りしないと、開放に向けて行政だけの力ではほぼ不可能に近いですので、なるべく地域の方と相談させていただきながら進めさせていただけたらと思います。

 

市民:

当たったときに市に言ったら、市は補償できないと言われたんです。

 

市長:

北出広場に関しては、運営は北出地域に任せているというのがあったと思うんですけれど、補償となると、我々としても1つ何かあった場合、企業で働いていた方はよく分かっていただけると思いますが、1個やり出すと後に出た被害が、全部これも子どもに割られたんだと言われてしまうとどうすることもできませんので、そこはご理解いただけたらと思います。

なので、今は一律禁止になっています。昨年度までと本年度までの大きな一歩なんですけれども、なかなか難しさがあるというのは仰っていただいたとおりです。

 

総合公園の整備

市民:

役所のこういう内容のものをパソコンで見ていますと、四條畷の総合公園、はっきりいって自分はどこにあるのかなというのが疑問で一度見に行ったんです。なぜ見に行ったかというと現状どんなふうになっているか知りたかった。駐車場で止めようと思ったら無料で停めれないんですね。ゲートの前に車を止めて、下の方に行ったんです。グラウンドとも1つ何かありますよね。非常に綺麗に整備されているんですが、今後どういう形で展開していかれるのか、自分では不思議で。ただ野球やるだけのグラウンドだと総合と言わないだろうと。

例えば、あの場所ができたと、仮に。阪奈道路の向こうなんですね。四條畷のエリアがこんなところまでと思わなかったので、生駒山麓公園から判断したんですよ。全く違うので。

それが仮にできたと、今後、マイクロバス、そういうバスを運行して一般の方が行けるような形になっていくのか疑問があったんです。これからの話ですが、お金もないことだから今後どういう形で展開していくか非常に興味を持っています。

 

市長:

四條畷市はブーメランの形のように広がりがあって、下に長い形をしている先端に総合公園があります。これは、3年前ぐらいから整備を始めさせていただきました。これは歴史のある話なので少し聞いていただきたいと思います。

かなり古くに遡って、大阪電気通信大学さんが清滝にあるんですが、大阪電気通信大学さんが校舎を拡げていきたいということがあって、当時、法律上、校舎を拡げていくためにはグラウンドの面積要件が決まっていて、グラウンドも作らないといけないとなっていました。建物だけの大学はだめだというルールがあったので、大阪電気通信大学さんとしては土地を探していました。ただ、ご案内のとおり、四條畷の山の大部分は国定公園と呼ばれるもので、国が緑を守るために指定した場所なので、厳密には木1本切ってはだめな所です。四條畷市は土地がいっぱいあると思われるかもしれませんが、ほぼ手が出せない領域だと思ってください。

ただ、当時の市長と大阪電気通信大学さんの理事長等々が、国と交渉してこの土地を使っていいとなって切り開いていった経緯があるんですが、途中で法律が変わってしまってグラウンドの要件が必要無くなったんです。規制緩和ですね、いわゆる。もう必要ないとなったんです。ということは、国定公園なので、放っておいたらだめで、選択肢は2つしかありませんでした。

当時、四條畷市がとれるのは、1億円ほどでその土地を買うか、50億円ぐらいかけて森に戻すかという選択だったんです。当時としては、さすがにお金が厳しいということで購入しました。購入したものの、ずっと放っておいたら怒られますから、都市公園にしなければということで、総合公園の計画を当時の市長が考えられて、国のお金もいただきながら過去3年整備してきたというのが、総合公園です。

最初に芝生のグラウンド、かなり立派なグラウンドです。それで、今は野球のグラウンドがあります。いま5ヶ年計画で4年めなんですが、毎年1億円、2億円、どんどんとつぎ込んでいて、うち半分は国のお金で、うち半分は市のお金です。申し訳ないんですけれども、今年度の市政運営方針、年度始まりの最初の演説で、この5ヶ年計画は、3ヶ年をもって終わらせていただきたいと言わせていただいて、いまそのように動いています。といいますのも、このあと作るのはフットサルコート、あとは芝生の広場だったんですが、そもそもここに行く場合に信貴生駒スカイラインという有料道路を通らないといけないので、この利用料を駐車場でいただいています。

私も有料道路を管理している近鉄に行ったんですけれども、値下げする気はないとの返事でした。総合公園を利用している人がいるおかげで、近鉄も儲かっているじゃないですか、それで利用料を下げてもらってもいいんじゃないのかと、私自身も行かせていただいたんですけれども、そんな気は無いということで、これが高い駐車場料金のボトルネック、駐車場料金をとらないとなると、何千万円と市からお金が出ていきます。作っていくのにもお金がかかり、毎年何千万円も出て行く、さらにバスを走らせるとなれば、とてつもないものになるんです。

このことを考えた場合に、これまで市で開発して、市としてやっていくのは自転車で行ける距離ではありませんので、なかなか難しいと考え、そのお金を使うのであれば、子どもたちが身近に遊びに行ける公園の整備にあてるべきではないかなという私の判断で、これ以上の開発行為は一旦なしにさせていただきたいとしました。

しかし、置いておくわけにもいきませんので、総合公園をオープンするために市として整備していくのは難しいかもしれないけれど、民間事業者さんで山の上の大きな土地を使って何かをやられたいという企業があるかもしれないので、そういった企業さんとお話しさせていただきながら企業主導で、なんとか総合公園をもう少し整備いただけないかと、なるべく税金が出て行かない形の整備を望んでいるという状態です。

確かに22ヘクタールもあるんです。四條畷市ぐらいの規模で22ヘクタールの都市公園を持っている市なんてないんですよ。もしできたらすごいんですけれど、やはり場所とアクセスを考えると絶対に有料道路を通らないといけないということを考えると、運営上、厳しいと言わざるを得ないというので、こういう苦肉の方針転換をさせていただいて、今に至るという状況になります。

 

防災行政無線

市民:

防災で気になる点があります。防災無線で、まちのスピーカーでやっていますね。私の田舎は九州の方で、田舎は戸別に無線が付いているんですね。行政の報告とか、いろんな催しものなどの放送が戸別の家にまできているんですね。今の聞きづらかった、よく聞こえない等があるが、こういう戸別で付けられないのか。

まず、戸別に付けるにあたって、市が費用を全部出すんじゃなしに、ある程度は個人に持ってもらう、補助的なものでいくらか出してもらう。田舎で聞いたらそんなに高くないんですね。それぐらいなら、個人でもちょっとぐらい出して、家の中で少々風、台風のなかでも聞けるんじゃないかというのがありまして、これから私らもそうなんですけれど、年をとるとなかなか聞きづらいのがありますから、そういうのを個人の家で聞けるようにしてくれたらと思っています。

 

市長:

こちらにいらっしゃる方の中で、そういう、都心部ではないところに住まれたことがある方はご経験があると思いますが、仰るとおり、全ての家に付いているんですね。市の広報とか、選挙ですよとか、防災行政無線の案内などは聞こえるんですけれども、まず大前提として知っておいていただきたいのが、こういう家がみっしり詰まっているところは、防災行政無線のスピーカー、1軒、1軒が離れている地域だと防災無線が数限りなく必要になってしまうので、個別に付いている形になるんですけれども、前提として国から入っているお金が違うんです。

こちら都市部は、防災行政無線として整備するお金が入り、いわゆる過疎であったりする地域は、それ相応の国から配慮がされているので、戸別の整備がどこの地域に行ってもできている状況になっているので、これは大前提として知っておいていただきたいなと思います。

しかしながら、本市では防災行政無線が聞こえづらいというお話はいろんな地域からいただいています。地図上に落とすと、この防災行政無線から円のように音が出て行くのがあるんですが、中心部に近い人からは音が大きすぎるという苦情をいただいたり、遠い人からは聞こえないという苦情をいただいたりするのが現実です。なので、いまのところ今々の災害が起きた時の対応が聞こえづらい場合は、資料にも書かせていただいているのですが、電話をかけていただくと、何が流れたかが、防災行政無線で何を言ったかをフリーダイヤルで聞いていただけるようになっていて、冊子の27ページにあるんですが、0120-474-575にかけていただくと、行政が住んでらっしゃる地域で、どんな防災行政無線を流したのか分かるようになっています。また、行政が避難指示を発するときは、必ず全てのマスコミに情報提供を行っていますので、すぐに間をおかず、四條畷市に避難指示が出ましたというのが必ずテレビに出ますので、テレビをつけていただくのも実際には効果が高いです。聞こえなかったなという時は電話をお願いします。

これに加えて、防災行政無線が聞こえないだろうというのがあるので、地域の消防団の皆様が、大きいスピーカーを付けて広報活動をしていただいています。この地域に避難指示が出ましたと走っていただいているので、今々は対応させていただいています。何らかの形で伝わるように努力はさせていただいていますが、あまりにお声が多いので、何らか対策を考えないといけないなという意味で、この項目は着手予定とさせていただいています。

防災全体として、防災のなかにも無線の部分が大事というのもあれば、避難所運営の部分が大事というのもあったり、そもそも設備面が大事とか、いろいろ防災行政のなかでも優先順位があるので、無線だけが聞こえても避難所運営ができなかったとなれば意味がないので、防災全体の中の優先順位をつけて、それを順に整備させていただいているのが現状です。聞こえない現状に対してすぐにつけますと言えたらいいんですけれども、地域ごとに国からのお金の差がある部分と、今でも何とかどのようにかして伝えるようになっているところと、今後は全体の優先順位付けをさせてほしいと思います。これは、まとめていく方向なので、またできあがったらこういうものですよと、自主防災の方などと一緒にご意見を聞きながらやらせていただけたらと思っています。

 

通学路の草刈り

市民:

私が住んでいる場所の前が子どもさんの通学路なんですね。通る範囲のところに雑草がすごく伸びているんですね。そこを私は常に市役所に行って、年に2回は3階の建設課の方に行ってお願いしているんですね、「伐採をしてください」と。でないと、小さいすみれ(保育園)さんのお子さん、低学年のお子さん、頭が見えないんです、通っていると。そうすると手前の道路、車がよく通るのですごく危なくて、今回の7月になればお願いに上がろうと思ってたんですね。夏休みも入ってまいりますので、子どもがよく自由に通って公園にも行く道にもなっているので。

これを建設課の方にしょっちゅう私来てるから、これをその草刈りの予定のなかに組み込めないのですかと、年に何回かと。他の地区はどうされているのか知らないですけれども。行ったらすぐ対応はしてくれるんですよ。本当に伸びて伸びて、もうすごく気になって、現状も伸びてきている。自分も北出町の者ですが、本当に家の前がその通学路、通っているので、これだけはちょっといい機会なので、市長が何でも仰ってくださいと仰ったので、本当にお願いしたい。行くのも辛いし。係の方もまたこの人来たなと思われるのもあるし、ぜひ年間の予定の中に入れていただきたい。

 

市長:

ご理解いただけると思うんですけれども、四條畷市は狭いと言っても18平方キロメートルありまして、建設課が担当しているのは草刈りだけではなく、木の枝の伐採であったり、道路の上に置いてある不法投棄を除けたり、持っている84全ての公園にプラスして、市が管理している河川の草、砂の対応も建設課で持っていますし、道路が凹んだところの対応も全部同じメンバーでやっています。他の大きい市役所、職員が何千人という市役所には、河川課とか公園課とか道路課があるんですが、四條畷市役所ぐらいの役所のサイズでは無理でして、建設課1つなんですね。そこは分かっていただきたいと思います。

もし地域の道路の草刈りをルーティン化するとしたら、あらゆる地域のそういう声があった場合に、年間ルートに当然入れないといけないとなってきた場合、緊急でしてほしいといった場合に対応が難しくなってしまうというのがあります。

なので、なんと言うんでしょう、さぼっているという意味ではないんですけれども、市として、あくまで必ず市民の皆さんが利用される公園に関しては年何回かであったり、特に通学路で木が道路にまで出ていて顔に当たったら危ないというチェックは、ルーティンで入れさせていただいてるんですけれども、仰っていただいた所をルーティン化して予算の形に組むのは難しくて、臨時対応でさせていただいています。

いまのは予算上の話で、マネジメント上、毎年来てくださる場合であったら、こちらとしても、例えば、先に確認に行くとかいろいろあると思いますし、例えば、いまLineというコミュニケーションアプリを使って道路の写真を送っていただくと、道路を補修するのをやらせていただいています。これは2月からリリースしていて、いただいた市道はこれだけ直しましたというのを毎月ホームページに掲載させていただいて、対応できるものは対応させていただいて。先日、アンケートを取らせていただいたんですが、いいですねというお声をたくさんいただいて、いま道路しか無理なんですけれども、どうやって範囲を広げていくか考えています。いま仰っていただいた、草なども写真を送っていただいたら、建設課として行ける仕組みにすると、わざわざ来ていただく必要もなくなるので、市民の方のお手間をおかけせずに市としても把握できる形に努めたいです。

地域によっては、地域のなかでも子どもがたくさん通られる所であったり、定期的な手入れが必要な場合は、地域でも一定ご協力いただきたいという思いはあるんですけれども、道具が必要なものは市でやらせていただきたいと思うので、今後は通報の利便性を高めさせていただきたいと思います。なかなか予算上に組み込むというのは難しいのをご理解いただきたいと思います。

 

市民:

市役所に直接行きます。お願いにあがります。すぐに対応してくれるので。事故とか怪我があってからでは遅いので。すごく自分はそういう仕事の現場にいるものですから、それが気になって、そこは行くとすぐに対応してくださるので、できればそのなかに入れていただくものがあればそうしていただきたいなと思う次第です。行きます。

 

市長:

ありがとうございます。

 

最後に

たくさんのご意見をいただきましてありがとうございます。地域と市長の対話会は、年に2回程させていただけたらと思ってまして、また秋、冬ぐらいにたくさんの意見をいただきまして、このような時期にこうなってますよと、来年度こうすると言っていたのがこうなったんですとか、2年後にこうなると言ってたのでこうなりましたとか、いただいたご質問がこうなりましたというのを定期的に繰り返していくことで、このまちがより良くなっていくと信じていますので、引き続き、ご参加をお願いします。

この2回というのも、アンケートで半年に1回がいいというお声が一番多かったので、2回かなと思っています。なるべく皆様の意見を反映できるものは、すぐさま反映させていただきながら難しいものも時間をかけてやらせていただけたらと思いますので、ぜひアンケートにご記入いただけたらと思います。

本日は休日の貴重なお時間誠にありがとうございました。