本文
※太字は、意見交換で議題となったもの
市長:
青少年グラウンドの常時開設は、昔やっていたんですね。やっていた時期があって、常時開設というのが、どういうことかというと、例えば、お父さんと子どもがキャッチボールするみたいなのは、自由に使ってくださいと、解放していたんです。団体さんが、全部使う時は、市の方で一定、予約して使ってくださいという約束でやらせていただいたのですけれども、これ常時開放すると何が起きたかと言うと、いろんな団体さんが自由に使い始めました。これは何度注意しても直らなかったという過去があって、それであるならば、やはりしっかり施設運営としては、ルールを守ってやっていかないといけないというところで、やはり、今のやり方で行こうとなったのが、実際にはあるんです。
ただ、それに関しては、地域として、いやそれは利用方法を守っていけるんだというのがあるのであれば、市としては全然大丈夫なんですけれども、やはり約束を守らず使ってしまうと、元々予約をしていた団体が使えなくなってしまうという事態が多発してしまったという過去があるので、それが手当できるのであれば、市としては、別に解放することが嫌とかいうのではなくて、過去に実際やっていたことなので、それは全然出来るかなというふうには思っております。
市長:
讃良川と岡部川。ご存知の方、たくさんいるかもしれないですけれども、川は、一見小さく見えても、淀川とかと一緒で、一級河川になってたりして、管轄は大阪府になっていたりするんです。それで、この一級河川というのは、大きさも当然あるんですけれども、2つの市以上に川がまたがっていたら全部一級河川になるんですね。その時点で、市の管理ではなくて大阪府の管理権に移っていきます。
このお示しいただいた、2つは、あの川の幅でも共に一級河川になるんですね。それで、これは実は、枚方土木事務所という大阪府の組織が管轄していて、枚方土木事務所の中で、また川は、たくさん持っているので、順次、清掃というのが、順番が決まっていて、なるべくどこだけとならないように枚方土木事務所の予算の中で順番に回しています。ただ、どうしても緊急で、これは危ないとなった場合には、市として、しっかり大阪府に言っていって、優先度を上げて欲しいと、やらせていただいているという状況なので、これは、市のお金で、1回、川を掃除してしまうと、次に何が起こるかというと、四條畷市さん、自分のお金でやってくれるんだ、もういいよねとなるんです。これは、なかなか危険で、もう大阪府からやってらえなくなってしまうので、我々が出来ることとしては、これもう草が茂って危ないから、なんとか優先度を上げてくれないかっていうのを要望して行くというのが、答えとしては、これ以上は難しいなというところです。
市長:
コミュニティバスなんですけれども、これは丁寧にお話しさせていただければと思うんですけれども、今、市にコミュニティバスが走っています。主に田原と西部地域をつなぐというのと、西部地域を巡回するというような形で運行させていただいてるんですね。これは今、京阪バスさんとの契約で平成31年度の終わりまで、今の契約があります。大体このコミュニティバスの運行経路、これ実は、これまでは庁内の職員で、どうしていくかというのを決めていたんです。逆に言うと、要望書とかいただくなかで、こんな感じかなというふうに決めてきたというのがあります。それはそれで、いろんな声を聞きながらやってきたとは思うんですけれども、やはりコミュニティバスは、今、京阪バスに委託して、料金収入と差し引きで、年間6000万円ぐらいかかっているんです。1便、例えば増やすと、1便当たり1000万円増えるんです。
そのなかで、やはり皆さんのご要望を1個、1個、重ねていくと、ものすごい額になってきますし、そもそも職員だけで決めていくというのは、限界があるので、この6月なんですけれども、私が着任させていただいて、地域公共交通会議というのが、法でありまして、これは何かと言うと、バス事業者さんとかタクシー事業者さんに加えて、市民の方々や地域を代表する方々、区長も実は一緒に入っていただいてるんですけれども、職員であったりが、しっかりテーブルについて、それぞれの意見を言い合って、どういうふうにして行くか決めていく、本当にコミュニティバスだけなのか、京阪バスというのは大きいので、狭い道を回れないんですね。
記載していただいているのは、岡山東五丁目のことだと思うんですけれども、あれ車幅的に回れないんですね。そういう所があるのに本当にそれだけで行くのか、今、京阪と委託している限り、選択肢としては、あのサイズを増便するか否かしかないんですね。それだったら実は、小さいミニバンみたいなものを地域のなかで巡回させて行くという、最近、守口市さんがやられているんですけど、そういうことをやるのか、大きいのは田原と四条畷駅だけにするのか、公共交通そのものを見直して行かなければならないというような状況になっていて、これを見直すという時に、開かないといけないのが、地域公共交通会議です。
この2、3年、始めるか、始めないかという市の状況だったのを、今年から実は始めさせていただき、これ昨日から始めさせていただいて、今度、また年度始まり、年の始まりになるんですけど、一定の数の方にアンケートを送らせていただいて、どういうふうな利用をされているかとか、どういうふうな状況になったら良いのかというのは、アンケートに答えていただいたり、実際に乗られている方の乗降者数のデータを使ったりしながら、今のコミュニティバスのルートを変えるとか、増やすとかではなくて、どういうふうな在り方にしたら良いのかということを、この会議で決めて、京阪バスさんの契約、これは途中で解約出来ませんので、この契約が終わるまでに、一定の新しい在り方を決めるという形で、今、着手させていただいたところではあります。
なので、今後、これいきなり公共交通は、市民生活にかなり影響を及ぼすので、突然変えたりとか出来なくて、会議を経てやらないといけない、そういうルールになっているので、今、始めさせていただいているところなので、例えば今日、こういうふうな意見をいただいたりとか、これは、岡山からいただいたもの、滝木間さんとかも非常に多いんですね、全くバスが入って行けないので、やはり小さいもので、こういうお声を私としても地域から受けつつ、アンケートをとったりデータもあってというので、新しいものを考えさせていただいてる最中というのが、お答えになります。なので、ここも含めて、検討の俎上に乗っているような状態です。
そして、寝屋川市へのバスの増便は、多分、忍ヶ丘駅から出てるものですかね。これ、コミュニティバスではないので、民間事業者さんの採算との話になってきて、なかなか赤字なのに増やしてくれみたいなことは、当然出来ないので、一定、話はコミュニティバスをお願いしているので出来るかもしれないですけれども、採算合わないかもしれないけれども、バスを増やしてもらえないかというのは、営利企業等の方なので、これは難しいかなというのが、申し訳ないですが、率直なところです。
ただ、これはイオンが出来たので、寝屋川から電通大さんに向けての本数が、かなり増えて、四條畷と寝屋川を結ぶ分については、便数事態は、実は今、かなり増えたというのがあるので、なかなか民間事業者さんは、バス数を増やすというのは難しいかなと思います。
市民:
砂地区はね、イオンまで行って、乗っている。
市長:
それを乗れるんですね。そのルートの何本かをお願いするベースであれば、多分出来ると思うんですけれども、それは相談させてください。ただ、相手も企業なのでなかなか、昨日も公共交通会議にご出席されて感じていただいたかと思うんですけれども、京阪バスさんとしては、私たちも会社なのでというスタンスはありますので、そこは協議をさせていただきたいと思います。
市長:
これ防犯灯というのは、どういうルールになってるかと言うと、市として予算的には年間50台、60台付けられる予算が付いています。地域からのご要望をいただいて、市として防犯灯を買って、防犯灯自体は地域にお渡しして、市が全額払って、電気代を2分の1ずつ払うという仕組みになっているんですね。それが50台、60台付けられるというような形になっています。実は、1台で大体 LED だと電気代が年間2000円ぐらいなんですね。ただ、ちりも積もれば恐ろしいもので、市として街灯だけで、電気代が年間全部で1000万円ぐらいかかっています。実は、やはり一杯あるとなかなか高くつくという状況があって、これ、仰っていただいてるのはですね。
市民:
今の予算もね、 LED になったら安くなるでしょう。その部分をなんかの形でプールできないか。
市長:
その LED をずっと付け替えてきた分、年間50台ずつは付ける、これは地区からいただいたら基本的に市が全額払うというふうに回そうというか、そういう発想なんです。
市民:
要は、10年経った時に、全部潰れてくるから、その時に地区ではもたんと。
市長:
その、交換費用ですよね。
市民:
交換費用。で、それを何らかの形で、今から工夫出来ませんかという話なんですね。
市長:
それに関しては、この50台、60台の予算の市として持っているなかで、ここ壊れたから、それを当てるというのは可能です。
市民:
今はね、地区で交換してるんです。
市長:
維持管理は、お願いしています。
市民:
その維持管理で 、LED は全体を変えないといけないから。
市長:
そうなんです、物ごと交換しなければなりません。中の話ですよね、分かりました。それ、多分、今、LED の付け替えをやってきたなかで、 LED の中自体の話というのは、 LED 自体が非常に長く持つという前提のもとに制度設計しているので、おそらく中の部分に対しての交換のルールが、今のところないという状況なので、それに関しては、今すぐお答え出来ないので、検討課題とさせてもらってもいいですか。
市長:
次に防犯カメラなんですけれども、これ今年で言うと市では、防犯カメラだけで64台増えているんですね。なので、四條畷市は決して少なくないです。この64台というのは、7小学校あって、1小学校ずつに7個ずつに加えて、今回、四條畷南中学校の休校に伴って、四條畷西中学校、四條畷中学校に通うため、生徒が違う通学路になるので、ここに15台付いているので、一定、市としては、それなりの危険だなと思う箇所は保護者の方に、ここ暗いというのがあって、付けさせていただいています。そして、地域でどうしてもというところがあれば、これに関しては防犯カメラの設置費用の2分の1を補助しています。実は、この2分の1は、少ない方ではなくて、これは自治会さんからは不評なんですけれども、全額をというお話もあるんですけど、2分の1出している自治体は意外とそこまでなくて、なんとか市としては、最高10万円まで出させていただいてというような状況で、運営させていただいていて、これは一定、市としては、整えさせていただいているのかなと思います。
市長:
岡山東の坂道の所、バス停の空き地。空き地に関しては、空き地は、当然、土地所有者の方のものになるので、ここにベンチを置くというのは、もしかしたら非常に難しいことかなと思うんですけれども、バス停、道の途中でベンチをというお声が、結構多かったりするんですけれども、原則、例えば、岡山東五丁目に上がって行く、きつい斜面の所とかのイメージなのかなと思うんですけれども、なかなかこの歩道にベンチを置いてしまうと、あの道幅だと、なかなか難しくて、やはり一定、どこかで休んでいただくとなったら、やはり公園とか、一応、公園自体は、一定の間隔には法律上ありますので、そこで何とか、やはり歩道上に椅子を置くというのは、市としては難しいという見解になります。
市長:
この孤独死というところなんですけれども、これは一応、市としては、市内を配達する新聞社さんとか色々ありますけど、郵便局さんと全10社と、市で協定を結んで、配達の時に新聞が溜まっていないかなどを見てもらうということをやっていて、あそこちょっと溜まっているでというのを市に通報していただくので、この孤独死にならないような対策ということをさせていただいているんです。高齢者の方々の家というのが分かりますので、それに対応して、今はそれで対応させていただいております。
ただ実は、高齢者の方で、例えば、55歳の方とか高齢者ではないし、若者でもないという方の孤独死対策というのが、今、市としては、まだ出来ていなくて、これは市の生活福祉担当とかがどうしていけばいいのかというので、一定、今、作業に入らせていただいてるというような状況です。
とくに避難勧告等が出た時に、避難行動要支援者名簿というのがありまして、一定、障害を持たれている方とか、介護認定が一定以上の方、やはり一人では、なかなか難しいという方については、行政として名簿を作らせていただいておりまして、個人の方で、個人情報を出してもいいよという許可を得た方については、例えば、区長さんなどに情報共有させていただいてるというような状況で、先日、台風21号の時に土砂の危険があるという地域については、避難勧告、避難指示を出させていただいて、市としては、あの地域に住んでいる方で、要支援者名簿にある方というのは、市の車とかで手当させていただくとか、一定、対応しています。ただ、これをみんな乗せてしまうと、何かあった時には、市の職員だけでは全然足りませんので、まずは、そこを手当てさせていただいて、可能な方にはなるべく、まずは、自助という考え方で、近くの公園などに行っていただけたらと思います。どうしても必要な方は、市としては、手当をさせていただいてるという状況になります。
ただ、これがなかなか難しくて、個人情報保護は、非常にルールが厳しくて、本人の同意がないと、行政としては、これ誰にも教えれないんですね。なかなか皆さん、この要支援者名簿に載っていても、まあ私はいいです、何とかしますという控えめの方がいらっしゃったりして、行政としては、なかなかここが壁となって、この名簿の共有というのが進めてない。これは課題として持っているような状況になります。
市長:
市民総合センターなんですけれども、実は、冒頭にもご説明させていただいたとおり、公共施設を一斉に見直していかないといけない時期になっています。前の学校を一定、整備というのやっている時に教育委員会としては、早く、少人数クラスなどに対応したいという思いで、学校だけ早く進めてきたんですけれども、建物は、改修して長く使った方が安く済んだり、あるいは、本当にボロボロの場合というのは、50年ぐらいで見たら建て替えた方が安く済む、手入れがあまり出来ていないものは、いっそ建て直したほうが安く済むものがあったりします。
国としては、自治体にある、いわゆる公共施設があまり多すぎると、自治体財政を圧迫するので、床面積を減らしていきなさい、少しでも床面積を減らすと、例えば、利用者数が少ない施設と多い施設を組み合わせたりすると、国から結構なお金が入ってくるという、こういう仕組みになっていて、今、自治体というのは、それに取り組んでいる最中なんですね。
本市としても、まずは調査をしないと、これは建て替えなのか、改修なのかという客観的なデータがいるんですね。今、四條畷市として何をしているかというと、全ての公共施設について、劣化診断をやっています。コンクリートの柱の安全なところを少しくり抜いて、どれぐらい老朽化しているかとか、叩いたり、目視などを行って、そのデータを調べていて、これが平成30年度の前半に全部データが揃うんです。
今度は、学校だけではなくて、公共施設の再編も含めた、これは、まちづくりになっていくんですけれど、どうしても行政というのは、性質上、完璧な計画を作り上げないといけないという思いが強くて、1個、案を作って、いろんな対応を考えて、皆さんにご説明するというのが、これまでだったんですけれども、学校であったり、公共施設に関して、やっていこうと思うとですね、案は1個です、これでご理解くださいというのでは、なかなか私としては、まちづくりが上手くいかないと思っていて、例えば、こういう案の場合だったら財政的には安いけど、ここがデメリットがあるとか、ここはコスト高いけど、利便性が高いとか、いろんなパターンがあるはずなんですね。それについて、このようなの形で、地域の皆さんとお話しさせていただきながら、どんどん、どちらがいいか考えていく。安くて便利みたいなの無理なこと出来ないんですけれども、一定の状況を説明させていただきながら1つのものに近づけていく、これをやろうと思うと1か月、2か月では、当然、出来なくて、全地域と考えたら、1年ぐらい絶対かかると思っています。
なので、平成30年度前半にデータが揃い、そこから1年ぐらいかけてやるとなると、平成31年度中の計画に、どうしてもなってしまうんですね。この時に例えば、この市民総合センターの場所は、いっそ、まだ、分からないですけれども、ボロボロだから平らにしてしまうという結論が、もしかしたら出るかもしれないんですよ。その時に、すごい洋式化とか、すごい改修をしていたら、これ全部、お金が無駄になってしまうというのが、市としては、非常に怖いところなんです。
分かります、この1年半でも当然、利便性高くなった方がいいのは分かります。でも、もう1年半、結論として待っていただけないかと。市民総合センターが、例えば、改修だと、潰したりしないとなれば、今後20年、30年、使っていく施設なので、洋式化を順次進めていくような形でやらないと、やはり無駄が起きてはならないというのがあるので、市民総合センターについては、そういう考え方です。
市長:
防災無線は、非常に多いお声の1つで、うるさすぎるという話と全然、聞こえないという、どちらもいただくんです。防災無線は、市としては、位置を把握していて、同心円状に声が広がっていきますので、大体しっかり網羅できるかなというので、やらせていただいて、過去、やはり小さすぎて、全然、届かないというお声をいただいたり、ボリュームを上げると、うるさすぎるので下げてくれという長い歴史があって、今、模索中ではあるんですけれども、まず大前提として、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので、知っておいていただきたいのが、防災無線の内容というのは、皆さん全戸配布させていただいている防災マップに電話番号があって、0120で始まる番号(0120-474-575)、それかけていただくと、何を話たのかというのが、分かるようになっていますので、ちょっと遠方の聞こえづらい地域の方については、なるべくそれを利用していただけたらなと思います。
今、音量を上げてしまうと、スピーカーの近隣の方が耐えられないというような音になってしまいますので、なるべく聞き取りづらかったなという時は、そういう対応をしていただきたいというところと、この前の台風21号の時も、消防団の皆さんには、大変お世話になったんですけれども、避難勧告とか避難指示となってきた時ですね、別の形で、ご連絡というか、防災無線以外の手法でいかせていただいたりとかいう形で、広報自体はさせていただいたりとか、市は、これまでホームページで啓発したりとかしてなかったんですけれども、それぞれの避難指示、避難勧告ごとに出させていただいたりとか、かなりさせていただいているので、ホームページを見ていただいたり、電話をかけていただいたりのなかで、一定、確認いただきたいということと同時に、防災無線とは言え、直すとなってくると結構な数がありますので、これは、計画を立ててやっていかないといけないので、まずは、そういう対応をお考えいただきたいなというのがあります。
市長:
この掲示板というのは、市の広報板のことですか。今、これ市内に172箇所あるんですけれども、大体、100世帯に1個、みたいな決め方をさせていただいているんですね。年間10個ぐらいは補修出来るような予算を付けさせていただいていて、順次、古くなってきたものは綺麗に修繕したりさせていただいてるんです。やはりこれ、雨風とかに対して非常に弱いというのがあって、なるべく良いもの、蔀屋さんなどは、すごいガラス貼りのがっちりしたものを付けてらっしゃるんですけど、10万円とかするらしいんですね。なかなかこれ、172箇所を整備しようと思うと、すごい金額になってしまうので、市としては工夫で、今のところは薄いビニールとかで、雨風しのげないのかなとか考えています。
市民:
今、この会館前やっていますよ。
市長:
そうですね。ありがとうございます。
市民:
だからね、基本は、ビニールさえ配布してもらえたら、こちらで作らせてもらうってことなんですね。
市長:
そういうことなんですよね。実は、これたくさんお声をいただいていて、実は今、秘書広報課の職員が2人いるんですけれども対応させていただいて、これは、たくさんお声をいただいているので対応させていただければと思います。
市民:
商業協同組合の商品券をご存知ですね。もう20年近くやっているんですが、財政の方が非常に厳しいとは聞きましたけれども、なんとか現在も続けておりますので、その辺はちょっとお願いしたいと。
市長:
5年毎くらいで、今年度までが、一旦の期間になっていたと思うんですね、財政上。
市民:
それを見直す時期にきていますので。
市長:
あれは確か、200万円だったかなと思うんですけれども、当然、市では、産業振興ビジョンというのを今年、新しいものを作らせていただきました。この産業振興ビジョンは、平成23年に第1次産業振興ビジョンというのがあって、今年、平成29年度に第2次版を作らせていただいて、前の1次というのは、どちらかと言うと理念的なものが多かったんですけれども、この第2次というのは、いろんな地域の商業者の方、銀行の方とかに入っていただいて、なるべく数値目標であったり、市内の事業者の方の売上をこれぐらいに伸ばしていくと目標を掲げながら、今、やらせていただいているんですね。
私としては、自前の税収が少ない本市としては、中期的に見た場合に、子育て世代の方が入ってきていただく、市内の産業が振興されていくということが重点ということで、今年度、予算については、この2つは重点項目として、他の政策よりは、比較的多く付くという予算編成で挑ませていただいているんですね。
その200万円というところなんですけれども、この産業振興ビジョン、当然、パブリックコメントとかも出して、一旦、市民の皆さんからいろんなお声をいただいて、作らせていただいてます。この目標に対して、しっかりと手当していくために産業振興のために使うお金の枠の中で、効果的なものに対して付けていくということが、我々としては、財政課を含めてやらせていただくというところなので、今、この場で来年も付きますということは申し上げづらいですけれども、そのような形で、産業振興としては、それを市内事業者の方の売上というのも目標値にあります。
市民:
商品券はね、定価で売っているのではなくて、3パーセント一定還元している。それで、年間1億1千万円ぐらい皆さんに還元されています。そういう事で、商業振興は、なかなか難しいので、ハード面には手を出せないから、ソフト面で何とか頑張ろうと、なかには廃業したり、イオンが出来たり、大変な時期なんですけれども、何とか頑張りたいと思っておりますので、その辺色々とよろしくお願いします。
市長:
分かりました、ありがとうございます。
市民:
2つ提言したいと思うんですけれども、1つは、ここにもありますとおり、独居老人という問題があって、独居老人という1人で暮らしている人というのは、絶対、要介護にならないんですよ、要支援にしか、ということは、ちょっと助けをしてあげたら要介護に進行しないのにという人を、子どもたちを助けるファミリーサポート制度というのがあって、お金を払って、職員でない人、資格を持ってない人が助け合うみたいな、大東市は、その辺に似たようなことを高齢者のためにやっていて30分、250円、お金もらってもいいし、チケットをもらって自分がそうなった時に使えるという、そういうようなシステムを構築しているんですね。今は、要支援の人は、各事業所がちょっとボランティアみたいな人を雇って派遣しているけれども、それは行きやすさ、参加しやすさ、みたいなところを含めたら全市的に、こういうシステムでやったらどうかなっていうのを提言していってほしいというのが1つね。これは高齢者の方。
もう1つは、中高生の問題なんです。中高生の居場所っていうのがないんです。塾行ってるか、習い事してる子は、居場所が、そこにあるんですけれども、そうじゃない子は、コンビニの周りでウロウロしたりしているんですね。これの居場所をやろうとしたら、今の公立の施設というのは、みんなやったらだめ、これしたらだめみたいなことで、子どもたちがしたがる、音出したりどんどこ、どんどこあばれたり、それは禁止になってるから使えない。居場所がどんどん無くなってコンビニで、ここに居てるようなことなんですけれども、ここを子どもたちが、使い方を自主的に決めて使っていくような、そういう姿勢に転換していかないとね、そういう、今の子どもたちの世代というのは救えないというふうに思いますので、そこも高齢者と中高生、ここのところが、今、私のなかでは大きな課題だと思っております。
市長:
後にいただいた方の中高生のところなんですけれども、それは、どういう居場所をイメージされていますか。例えば、僕が中学生の時、僕の場合は塾だったら塾、そうじゃない時は、例えば家でテレビ見たりとかというイメージだったんですけれども、それに替わる居場所という意味ですか。
市民:
青少年会館みたいな感覚の建物があったけど、今もう無くなっていっている。
市長:
例えば、子どもであったとしても、市民総合センターとかは利用することが出来て、空いてる部屋は利用するとか。それは可能なんですけど、それを無料にするとかいう意味ですか。場所自体は、音楽では音楽室で出来ると思うんですけれども、そうではなくて、もっと自由に使える場所がということでしょうか。
市民:
もっと民間と公立との中間みたいな感じの方が、いいとは思うんですけれどもね。
市長:
市としても音楽するのは、音楽室であったり、教育文化センターにも音楽が出来る所があって、日中、音楽は、授業で音楽やられますし、家に帰ったら、やはり、夜、何か音楽をやるとなったら、それは、ご自身の趣味とかになってくるので、中高生であっても、それはスタジオとか、当然、市内にもあるので、ご自身のお金を払っていただいてやらないと、それまで市が全部、提供するとなると個人のライフスタイルに合わせて、全て行政で用意するというのは、さすがに難しいと思います。
ただ、1点目にいただいた、高齢者の方々の話というのは、仰っていただいたとおりだと思っていて、市自体もですね、市の介護保険事業というのは、くすのき広域連合という、門真市、守口市、四條畷市の3市で運営させていただいていて、四條畷市の場合だと、包括支援センターというのが、田原地域と国道163号より北と南の3か所あって、それぞれ例えば、ご存知の方もいるかもしれないですけれども、「カラコロ体操」とかいうもので、支援サポーターさんみたいな方が、市として登録している方がいるので、例えば、公民館とかに行って、体操をしたりなどの制度自体は、介護保険事業の中の介護予防を重視する事業に含まれてたりとかしますので、市として、何もやっていないというような状況ではないんですけれども、仰っていただいたのは、知恵を絞って、効果的な取り組みがというところで、この包括と市の高齢福祉課が連携して、介護保険事業の中の取り組みで、お知恵としても、今、いただきましたし、高齢福祉課としても「カラコロ体操」以外にも、こういうのはどうかというのは考えさせていただいているところではあるというのが、お答えになるかと思います。ただお互いの助け合いでというところの趣旨自体は、市としても制度が無いわけではないので、より強化充実していかないといけないというのはあると思います。
市民:
田原地区の方が、そういう助け合いみたいなボランティア作っているんです。そこで、介護的なことをやって、そこでチケットを切ってもらえたり、それは自分持ってたら、自分の場合に使えるようなシステムで動いていると、僕もちょっと、はっきりは分からないんですけれども。
市長:
田原なんで、第3包括のエリアですね。ナルクでやられているんですか。
市民:
で、そういうようなものをもっとですね。
市長:
そうですね。そういう地域で成功しているものを広げていただく。私自体、それは存じ上げなかったので、また調べさせていただきます。
市民:
3年ぐらい前からいろいろ学校の統一化とか、建物、市役所はここに持ってきてとか、ぐるぐる回って、構想がありましたね、あれはもう全然無くなって、一から考え直してってことですか。
市長:
これは、ご説明させていただくにあたって、市は、何でも計画を立ててと言うじゃないですか。それをやるから行政は、すごい時間がかかるんだと思われる方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、市として、1回、しっかりとした手続きを踏んで計画を立てないと、時の人によって、何か始めても、やっぱりこっち、やっぱりこっちとなって、これは、まちづくりとして成立しませんので、やはり作った計画は、しっかり履行して行こうと、そのために計画というのが存在しているんです。
なので、作った計画をよく白紙にとかと言うじゃないですか、事実上、不可能なんですね。白紙に出来る権利なんてものは、実は、誰にもありません。市長と言う立場であってもないんですね。なので、今の教育環境整備計画、例えば、四條畷南小学校、四條畷東小学校、四條畷小学校と四條畷南中学校を廃校にして、新しい学校を建てる、この計画自体は残ってはいるんです。誰にも消したり出来ないんです。あるのは、あるんですけれども、私と教育委員会のなかの話し合いで、やはり直ちに、そういうようなことをやっていくんではなくて、しっかり劣化診断とかも踏まえたうえで、もう1回、しっかり地域の声も聞いたうえで、見直さないかというので、この計画は生きつつも、同時進行で、別のものが進んでいるような状態です。
先程、説明させていただいたみたいに、平成30年度に公共施設を診断して、1年ぐらいかけて、地域の皆さんと意見を交換させていただいて、平成31年度に学校を含む公共施設の全ての計画が、新しく出来た時に、これまであった計画が上塗りされて無くなるというようなイメージなので、今、完全に無いかと言われると、残ってはいるんですけれども、別の形で同時進行しているんです、というようなものが、現状としてはあります。
なので、今、過渡期なので、市としての例えば、公共施設等計画は、どれかと言うとまちづくり長期計画、その今の四條畷小学校の所に公共施設を整備するという計画自体は無くなってはいない、ただ、同時並行的に進めさせていただいてるという状況なんです。この平成31年度末を目標にしっかり決めさせていただきたいと思います。
市民:
先程、防災無線の話で、そのなかで細かく配置してると言われましたが、きめ細かく放送の内容を検討して欲しいんです。例えば、昼の、小中学生の皆さん、時間になりましたのでお帰りくださいっていうのは、もっと早い時間に、4時とか、せめて4時半ぐらいにね、そういう放送した方が、いいんじゃばいかと。夏も同じように、5時半に、まだ日が高いですだから、やっぱり内容ですね。もう少し細かくやっていただいた方が、聞く方も、もう暗くなったから帰ろうかと。5時半ごろは、誰もいないですよ。
市長:
仰るとおり、防災無線は、1日に4回なるんですけれども、12時の市歌であったり、実は、お昼3時頃に放送する、不審者がいるからという変な人に声かけられたら、付いて行かないようにというのは、良いという方と、いたずらに不審者がいる街だというふうに宣伝してるんではないかというお声があったりして、今回、実は、回らせていただいているなかで、複数、防災無線の内容については、お声をいただいているので、やはり、これだけの数をいただいたとなると、行政としても1日4回あるなかで、4回が多すぎるという、そんなに鳴らさなくてもいいという方もいらっしゃれば、もっといろんな情報を配信したらどうかというお声があるので、それについては、一定、整理させていただければと思っています。今、仰っていただいたのは、時間のことなんですね、あとは内容のことをご指摘してていただいているので、我々の危機管理課の検討課題にさせていただければと思います。
市民:
先程、街灯のLEDについての話がありましたよね。最近、器具は、そのまま使ってLEDの蛍光灯に出来るようになっているんですよ。1回、電気屋さんに聞いてもらえれば。
市長:
すみません。私も市長として、いろんな事業見させていただいているので、それが今、どこまでの精度になっているのかというのが、申し訳ないですが、それは分からないんです。なので、それは確認させていただけたらと思います。
市民:
市長にちょっと言っておくけど、岡山自治会に、もう少し防犯灯、市のお金もらって、岡山もお金を払って、もうちょっと全体的にいくらか付けるという考え方をして、やっぱり防犯灯で、不審者もある程度、新聞やテレビを見ても捕まってるわけじゃないですか。やっぱり公園とか、人が集まるような所に設置するという前向きな、岡山自治会としてもよろしくお願いいたします。防犯カメラ、警察官も言ってました。ここはちっともないですねと。
市長:
これ実は、四條畷警察、大東市と四條畷市の所轄なんですけれども、大東市長と警察署長と三者で話していた時に、警察は行政に付けろ、付けろと言うんですけれども、自分たちで付けようとはあまりしないんですね。それはどうなんだと、こないだ大東市長と一緒に、それ警察の捜査にも役立つんだから警察も当然、負担すべきじゃないかと私は思うんですね。
あと防犯カメラ、警察は、いろんな防犯カメラの位置を把握しているんです。しかし、防犯上、捜査上の関係で、場所を教えてくれないんです。でも実は、コンビニとか個人駐車場などを含めて、色んな所に市として設置していない防犯カメラあったりするんですけれども、時には、警察が設置している防犯カメラと、市がお金を払って設置した防犯カメラが、とても近い場所にあったりして、非常にこれ無駄なんです。それはもういらないじゃないですか。そういうこと警察全然堅いんですよね。捜査がとかいって。それはもうお金ないんですから。
市民:
忍ヶ丘で、自転車と子供がぶつかって、それで2、3日して亡くなったんですけれども、自分も体が弱かったので、そしたら警察官が来てね、ここは全然防犯カメラが無いと。
市長:
警察は、すぐにそういうこと言うんです。市としても、そういう所については、先程、ご説明させていただいたとおり、10万円までは、市として出すというような制度があって、一定の数を整備出来るような、予算自体は持っていますので、随時いただければ、例えば、その全額を岡山地区だけとかは出来ないんですけれども、予算の範囲内で、地域配分というのは、当然させていただきますので。
市民:
メンテナンスもかかるんですよ。それともう1つは、地域で防犯カメラを付けると、その鍵を区長なりが持っていて、絶えず、四條畷警察とか寝屋川警察とか、それもね交通課とか、防犯課がね縦割りで来るんですよ。砂地区の区長がね、元高校があった辺りでね、何回も来られて苦労しているんです。
市長:
警察から何回も来るということですよね。
市民:
別々に来よるからね。
市長:
それは、四條畷警察署長とお会いする時に相談させてもらえばと思います。
市民:
基本的に警察は、横の連携はないですからね。
市長:
やはり、手柄の世界などもあったりするみたいなので、行政並みに縦割りみたいですね。
市民:
それと、今パソコンを側に持って行ったら、分かるっていう。あれ今、盗まれている。それもあるし、どんなもんかなと思って、ちょっと今考えてるんですけれども。
市長:
どんどんテクノロジーが進化していくので、悪い人は、いくらでもデータを抜き取れるので、
市民:
ハッキングしてるんです。人の情報を盗れるんです。それも怖い話なんです。
市長:
なので、防犯カメラは、安いものもあれば、良いものもあるんですけど、あまり安いものを設置すると、その辺りが怖いので、一定、費用がかかるというのが、量販店とか行ったら1個1万円とか2万円でありますけど、それだと不安があります。
市民:
解像度とかね。
市長:
なので、10万円、20万円かかってきてしまうので。
市長:
今日、これは第1回目なんですけども、私としては、庁内の事を色々させていただいて、少しずつ体制として整いつつあるので、今回は、ようやく、こういうふうに地域に出させていただいて、今後、これを継続的にやらせていただければと思っています。特にアンケートで、どれぐらいの頻度かというのを書かせていただいていたりするので、そこに、しっかりお印いただけたらなと思います。一番多かった頻度で、行かせてもらえたらなというふうに思っております。
時間を過ぎてしまって、申し訳ございませんでした。年の瀬の本当にお忙しいなかですね、ご参加いただきまして、誠にありがとうございました。引き続き何卒どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。