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地域と市長の対話会

本文

蔀屋での意見交換全文(第1回地域と市長の対話会)

開催前にいただいた要望

  • 新川の砂撤去(既に要望済み)
  • 西中学校生徒の登校域への防犯カメラの設置(複数年計画による)
  • 蔀屋地区掲示板設置にかかる補助
  • 市民からの要望に対する手続きの確立(受付から庁内での周知、相談記録、回答まで)
  • 蔀屋児童遊園の草引きを年1回から年2回に増やす
  • 清滝川の砂撤去(既に要望済み)
  • 清滝川南東堤防の草刈を年2回実施すること
    ※太字は、意見交換で議題となったもの

開催前の要望以外で議題となったテーマ

  • スロープの設置
  • 地域と学校との交流
  • まちづくり

意見交換全文

河川の清掃

市長:

いただいているご要望について、ご回答させていただければと思います。まず、川のところからいきますけれども、清滝川が2個ぐらいいただいていて、こちらにおられるほとんどの方は、ご存知の方が多いと思うんですけれども、川には、一級河川、二級河川とかあるなかでも、皆さんご承知のとおり、清滝川とか江蝉川は、あまり大きくないように見えて、淀川と同じ一級河川扱いになってくるんですね。その理由が、2つの市にまたがった川というのは、全て一級河川扱いになるんです。

一級河川になると、何がややこしいかというと、管理権がいま全部、大阪府にあるんです。枚方土木事務所というところになるんですけれど、蔀屋地域については、丁寧に書いてくださっていて、市からなるべく、大阪府に働きかけるように要望しますと書いてくださっているので、ここはもうご理解いただけているのかなと思います。これまでなかなか市で単独というのは非常に難しく、枚方土木が管理してる川は、大阪中に当然たくさんありますので、緊急性が高いものとかを枚方土木のなかで判断されて、予算をつけながら、順繰りにやっていってるのが現状です。ただ、これまでは、どちらかというと建設課から枚方土木への依頼になっていたものを、しっかりこういうお声をいただいたので、今後、市長名として、市長から枚方土木へのお願いという形で、より要望の重要度を上げるような対応をさせていただけたらなと考えております。なので、いただいた要望のなかで、それが2番と3番に対応することにはなります。

公園の草引き

市長:

1番の草引きについてなんですけれども、今、市内にある公園というのは、基本的に一括、何か所か同時に、シルバーさんに委託をして、草引きをやっていただいてる状況になっていて、やはり同時には出来ないので、仰っていただいた所、夏よりちょっと前に順番が当たってしまった公園というのは、夏場過ぎてしまったら、ぼっと生えてしまう、秋ぐらいにあたった公園だと、その後、ずっと草がない状態になって、順番がどうしても同時にできない分、これは、おそらく書いてくださっているんですけれども、蔀屋が7月ぐらいにあたっているので、どうしても夏場に、また草が生えてしまうというような。

これは、2つの対応方法があって、今、シルバーさんにお願いしてるものと、市の建設課の職員で、現業6名いますので、6名のなかで、順次、お声があったところからなるべく、その場の対応というか、あまり実は、計画的な対応になっていないというところが現状なんですね。市の直営班といいますか、道路の補修、草引きとか、いろんなものを対応してる班は、結構、年中活動しているなかで、この草引きについては、ちょっと、今すぐというお答えが難しいんですけれども。それはなぜかというと、1つの公園で2回、草引きをやると決めたら、結局どうなるかというと、市内全ての公園で2回やるということになるんです。これはご理解いただけると思います。なぜ蔀屋だけ2回なのかと、他の市民の方から当然そういうお声が出ます。

なので、その設計として、例えば、市としては対応が難しいかもしれないですけれども、先程の話、こういう事こそ、協働の概念を持ち出させていただきたいなと思っていて、なにも何でもかんでもお願いするというわけではなくて、例えば、一定の作業道具とか、本来であれば、シルバーの方々にお願いしたらかかってはずの全額とは言わないですけれども、いくらかをお渡しさせていただくので、地域の方で対応してもらえないですか、みたいな対応方法で、なるべくお願いできれば。

なぜかと言いますと、公園によっては、別に年1回で良いよ、という公園もあったりするなかで、年2回に格上げした場合に、この限られた予算のなかで、またシルバーさんに、年1回分の2倍のお金を、税金として、当然使うことになります。これは、地域全域の市民の皆さんの税金が草引きに、もう少し割り当てられということになるんですけれども、おそらく今のところ私が、地域を回らせていただいてる感覚でいうと、本当にこの予算のなかで、もう年2回の草引きをルール化するということに予算をつぎ込むというよりは、本当に必要なところに、必要な形で、草引きが行われるという形のほうが、望ましいのではないかなというふうに思うので、ここは協働と役割分担をお願いするだけではなくて、市としても出来るところをするという形で、この草引きの部分ついては、ルールから作らせていただけたらなあというふうに思っています。ただ、どうしてもというものであったり、危険なもの、木の枝とかで危ないもの、これは市の建設課の作業班が切りに行ったりということは、当然やらせていただいて、現場対応しなければならないというところは、例えば、子どもにとっても本当に危ないところは、対応させていただくという形と別で、ルール作りというところをやらせていただけたらなあというふうに思っています。

通学路の防犯カメラ

市長:

四條畷西中学校の登校域の防犯カメラのことなんですけれども、昨年度決まったことで、中学校の通学路というのは、小学校の通学路に準ずるというのが、基本的なルールなんですけれども、今年7つの小学校に、1校当たり7つずつ、防犯カメラを通学路につけるというのをやらせていただいたんですね。市内49台増やすというのは、やらせていただきました。それに加えて、今回、四條畷南中学校の休校に伴って、四條畷中学校と四條畷西中学校に四條畷南中学校の生徒が通学しますので、これに際して、四條畷南中学校区の方々からのお声を聞いて、防犯カメラが必要だと思われる所、重複が無いようにやらせていただいて、15台増やすということを決めさせていただいたので、今年度で、実は防犯カメラは、通学路に64台増えてるというような状態なので、これは決して少なくない数だと私は思っています。

それで、区長は詳しく知っていただいていると思うんですけど、防犯カメラは10万円とか、20万円とか、意外と高いんですね。これだけかかってくるなかで、一定計画を立ててという整備はあるんですけれども、今、私が考えているのは、防犯カメラが、やはりランニングコスト、維持費含めて決して安くないので、いっぱいに増やしていくと、やはり財政的な考えから、安全も当然、大事なんですけれども、維持費にいっぱいお金とられていくというのは、私としては、あまり望ましくないと思うので、私が、今、警察と協議させていただいてるのが、警察は警察で、捜査に便利だから自治体にどんどん防犯カメラを置いてくれと言いますが、実は、警察は警察で、防犯カメラを設置してるんです。でも、この場所は教えてくれないんです。例えば、警察のカメラがあって、それで自治体のカメラが似たようなところに置いてたりするようなことがあるんです。防犯上教えてくれないんです。僕は、このことが非常に無駄だと思ってるんですよ。すでに警察のカメラがあるなら、自治体のカメラは別のところに設置すべきだと思うんですよね。

あと、個人の駐車場を管理されている方とか、当然コンビニとかも、防犯カメラがあるので、なるべく市域全域に、効率的に重複のないように配置することが、私は一番大事だと思っているんです。それをしていくというのが、まず警察と、しっかり協議をさせていただいて、その後に考えていくことなんですけれども、やはり防犯カメラを無条件に増やすというよりは、LEDの街灯で明るくするというものもあれば、今のところ校区として、今年で64台増やさせていただいたというのがあるので、今後、台数を増やしていくと、財政を圧迫してくるので、一定は、今で止めつつも、本当にここが危ないというのを、お声でいただいた時は、設置を考えていく、この要望に書いていただいている計画というのは、おそらく何台増やすというのがあるなかで、順次整備していくという考えとは思うんですけれども、基本的な対応という意味では、全部の道が網羅されているかというと、全然そんなことないんですけれども、危険個所ごとには、もう既に設置させていただいていると思っているので、これに関しては、今の現状から、より危ないところに対して、ポイントの対応をさせていただくというので、やらせていただきたいなと私は思っております。

広報板

市長:

この蔀屋地区の掲示板、看板設置は、いわゆる市の広報板と違って、蔀屋さんの広報板ってすごいレベルが高いというか、ガラスで覆われて、このことかなと思うんですよ。それで、今、市として広報板設置しているのが、172基なんですね。172か所に設置していて、やはり設置後、時間が経過していくごとに、劣化していくので、年、数決めて、順次、綺麗にしていったりとか、まだ足りないと言われている地域もあったり、大体、周辺の世帯数とかを割り出して、100世帯あたりに1つというようにやらせていただいてて、今のところ概ね、そういう配分が出来ているかなというところなんですけれども、予算上も実は、改修していく費用というのは、取らせていただいてます。

ご指摘のとおり、雨とか降ると、翌日は広報板にポスターが何も無いというような状況になったりするなかで、確かに理想としては、区長がいつも仰ってくださっている、このガラス板というのが出来たらいいなとは思いつつも、今のところは、なんとか地域によっては、薄いビニール張っていただいたりなどの工夫のなかで、ご対応いただいているというところではあるんです。

蔀屋の素晴らしいものまではいかないまでも、雨風対策ということ自体は、我々も認識していて、ここのレベルには到達できないかもしれないんですけど、それこそ薄いビニールを張って対応するとか、なんとか、ここに関しては、知恵の範囲で、今ある掲示板の知恵を、工夫を凝らして、なんとか雨風をしのぐという方法で、対応させていただけないかなと思っています。理想としては出来たらいいんですけれども、他との優先順位が低いとは言わないですけれども、喫緊のものに対して、優先順位を上げさせていただきたいなというのが、当然、ご意見があると思うので、後程いただければと思います。

要望に対する手続きの確立

市長:

これは複数の自治会からいただいていて、地域から市役所に言いに行ったけれども、その後、それがどうなっているのか全然分からないというお声を実際にいただいていて、これは、現実問題、各課でいただいたお声というのは管理しているなかで、統合的に、全市的に、何かデータが1個にまとまっているっていうのは、実はこれまでは無かったというのが実情なんです。各課、各課が、その場で対応しています。

今回、このような形でやらせていただのは、やはり、いただいたお声に対しては、例えば、これは何年度を目標にやらせていただいているとか、これは、こういう制度を今後、作っていくということであるとか、これは大阪府に働きかけを何月何日にさせていただいたとか、そのような形で、やはり、いただいたお声を見える化して、お答えをするという取り組みをやらせていただきたいという思いで、今回、地域のお声というふうに、今、まとめさせていただいているんですね。今回、今日1回、今年来て、また何年後とか、そういうことではなくて、ようやく11か月経って、庁内の把握であったりとか、組織として回るようになってきたという思いがあるので、私も、今、外に出る時間がようやく作れたという状況なんですけれども、今後は積極的に、こういうふうな形で地域の皆さんとお話し合いというのをさせていただくので、この紙ベースで、まずは、蔀屋からこれだけいただいたものに対して、どのような対応をしたかというのを見える化して、今後、地域のご要望として、まとめていただいたものをいただいて、私としても、お返ししていくというのが、この流れを確立させていきたいなと思っているっていうのが、1番最後の答えになります。

市民:

一番最後の答えが、今日の話で一番良かった。これが、お願いしたところが、2年間かけて、未だに出来ていない。2年になって、これが解決出来てない。東さんは正義感あるんで、合気道もやってるから、まともな回答を来年の今頃には出して欲しい。出来てない、これやるのが1番大事。東さんにお願いしたいから出てきた。今日で5回目ね会うのは。それで、要望書は、時間ないんで建設課に言ってるから。

市長:

分かりました。いや、一括で私にいただいた方が、今日も新しくいただいたものもあるので、これは取りまとめて、本日、いただいたものとさせていただいた方が。今日、ビデオとか取らせていただいていて、仰っていただいたみたいに、なかなかやはり、正直、毎日、各課の窓口に1つひとつ来るお声というのは、実は、なかなかの量があって、なので、今回は、まず取りまとめたものを整理させていただくところから始めさせていただきたいなと思っています。そして、必ず、言った、言わなかったとなると思って、ビデオも実は撮らせていただいて、これが証拠かなと思っていますので、仰っていただいたとおりやらせていただければと思います。

スロープの設置

市長:

すみません、今日、いただいたもの(対話会当日に市民からいただいた資料)、すぐにちょっと現況が分からないので、持ち帰らせていただければと思います。

市民:

説明しますよ。お渡ししたやつは、四條畷西中学校の正門のところですね。四條畷西中学校の西側のところに、裏門というか、西門があるんですよ。あそこは、今まで使っていない状況があって、今回、体育館のところ工事をされていますよね。門もさわっているはずです。それで、そこをさわるんならば、緊急で逃げてきた場合などに高齢者や身障者や車椅子ものぼれるようにスロープを付けてくださいよ。そして、それを付けたら、その門の前は、草っぱちになっていますよと。ここも、きちっと整備しないと門としての機能を果たせませんよ。

もう1つは、そこへ至る通路を、健常者なら国道163号ずっと行って、階段を使って降りたら、四條畷西中学校へは入れる。だけど普通のルートは、高齢者とか車椅子の場合は、下を通って、この通路は、傾斜もないし、トンネルを抜けたら、先程言いました西門の所に行ける。フェンスのところに1か所、扉をつけてもらいました。これは非常にありがたい。要はそういうところで、それも含めて整備して、それで避難することについては、危機管理課とは考えないといけない。これは、ぜひともそういう指導をしていただきたい。

市長:

分かりました。よく分かりました。ちょっと相談させていただければと思います。おそらく、当初の設計は、僕も、全ての工事の設計の中身までは、ちょっと追いついてないので、そこをまず見させていただいて、どういうものになってるのかというのと、それがどこまで要求水準が変更できるのか、必要だったとしたら増額していくのかどうか、そのあたりをちょっと協議させていただければ。

清滝川、新川の土砂上げ

市民:

先程の清滝川のやつは枚方土木に言うことは、認識しているんですか。
あの状況は、市長さんも見ていただきましたか。いつ見ていただいたんですか。

市長:

はい、もちろん見ました。今回ここに至るにあたって、いただいたものは、全部、現場を見に行かせてもらいました。

市民:

その写真っていうのは、草が生えている状態なんですよ。次1週間そこらはね、塗装のために草を刈って、土を真ん中に。

市長:

今、真ん中に、もこもことなっている。

市民:

それを目で見てくれました?

市長:

見ました。

市民:

それを見たうえでね、市のレベルとして、市のレベルの要求として、枚方土木さんに強力に言っていただかないと。

市長:

あれ、もうペンキを塗るためだけに真ん中に寄せたというような状況なんですよね、今。

いやあれ、私も見させていただいて、思わずこれは何だと思ってしまったんですけれども。

市民:

そういう思いをもって、話してもらったら、非常に強力に出来るんじゃないかと。それから、あれは手続き上は、いやらしいでしょうけども、市としては何らお腹痛めませんわね。

市長:

出費としては、大阪府の予算なので。

市民:

しっかり働いてもらえたら、これは実現できると思うんです。

それで、もう1つ言います。清滝川の方はいいんですけれども、新川の方、これは、枚方土木の関係ではなくて、市でしょ。やってください。去年もね、草刈るだけでごまかされてね。

市長:

ごまかしたわけではないんですけれども。

市民:

橋からね、ずっと下を。寝屋川市の管轄、見てくれはりました?

市長:

見ました、見ました。

市民:

綺麗でしょう。あれ見てどう思います?

市長:

きっちり写真までいただいていたので、見比べるというのもやらせていただいて。

市民:

あれを認識したうえで、市のなかでよろしくお願いしたいんです。

市長:

実は、これに関しては、建設課と一緒に現場を見に行かせてもらったんですけど、どちらかというと、建設課も予算をあげ続けているんですね、実は。予算査定というのは、いろんな総合的な中で、財政がさばいていて、僕に届いてくるというように、今はなっているんですけれども、その中で当然、今年もあげてるので、むしろ建設課の皆さんは、どちらかというと、地域の皆さんと同じ目線で、僕に対して言うというような。

市民:

去年も待ちました。今年も待ってます。いつやってくれるんですか。3年後ですか、5年後ですか。そのへんをきっちり返答いただかないと、これは検討しています、市の中で強力に検討します、その答えだけでは。

市長:

仰るとおりで、清滝川に関しては、確たる約束は本当に難しいんです。これは、ご理解いただけると思うんですね、あくまで大阪府の予算でやることなので。この新川について、確かにこれ市の管轄下なので、正直なところ、例えば、議会の皆さんもおられて、最終的には議決というところがポイントになってくるとはいえ、例えばですけど、では、これ来年やりますみたいなことを言えるか言えないかということでいくと、これ、実は言えるんですね。やはり最終的には、予算を編成して、議会に提案するという権利は、これは市長だけが持っている権利なんですけども、そこの項目をつけるというのは、これは実は、市長にしか出来ない作業なんです。例えば、議会から予算項目を1個増やすということは、認められてないんですね、実は。そういう意味でいくと、やるということ自体は出来るんですけれども、ここからは、そんなこと言って、また検討するとなるんじゃないかって、そういうことではなくて、やはり、市の持っている、他にいろんな川があるなかで、今、建設課としては、やはり新川のところが大雨降ったりした時も、だいぶ上がってきているというのも、私、実際、現場に行って話を聞かしてもらったりとかしているので、実際、今年、地域によっては避難指示とか、避難勧告というところまで、今回の台風21号ではいきました。

それで、来年に関しては、一定、注力ポイントとして、先程、説明させていただいたみたいに、子育て政策というのが、予算の決め方というのが、重点分野を決めて、他は、なるべくもう現状維持かスクラップアンドビルドという、何かをやめたものの予算しかつけられないというのが、今の市のやり方なんですけれども、このような防災に関わってくるところは、比較的、来年は、優先順位は高いです、他の分野よりは。なので、そこに関しては、今、来年に出来るとは言えないですけれど、来年度の予算をまず待っていただきたいというのが、僕がここで言える限界値かなと思います。

市民:

次に言う時は、2年後ですよ、3年後ですよと、そういう確約をいただけたら待てるんですよ。

要望に対する手続きの確立

市民:

それで、すいません。もう1点だけ。1番下の、市民からの要望に対しての手続きに関する、これを私が書いた意味はトレーサビリティが出来るように、やっていただきたい。言っても、どっかの課に回されたり、あるいは受けた人が、次の課につないだとしても、どこで止まるかわからない。だから、トレーサビリティが出来るようなシステムをぜひ作ってほしい。

市長:

例えば、イメージされているものでいくと、本日、何時何分に、どこどこにお住いの誰だれさんからこういう案件があったみたいな、そういうイメージ、それが部署ごとに連携されているみたいなイメージでしょうか。

市民:

次はどこいって、どこが今、検討しているのか、最終回答されたのかどうか。というところまでが、トレース出来るような、処理手続きのシステムを構築いただきたい。

市長:

本当に仰っていただいているとおりだと思っていて、それが無ければ、どこかでいただいたお声というのが、止まってしまう。これはもう本当にそのとおりだと思うんですけれども、ここは、ご相談というか、お叱りもいただきたいなと思うんですけれども、一気に今、それ全部やったらですね、行政は、おそらくパンクしてしまうと思うんですね、これ本当に結構、たくさんの方からたくさんのお声をいただいているので、その処理だけで、おそらくパンクしてしまうんじゃないかなというのは、私が職員それぞれと、窓口とか対応している職員と、話したなかの結論なんです。

それでもやるべきだっていうのは、それは僕もそう思います。でも現実的に、まず着手できるポイントとして、まずはこういう形で、地域ごとに項目をいただければ、これに対しては、全部見える形で、何年度目標にとか、こういう計画に入っているとかというお答えをさせていただけるところから始めさせていただけないかと思っています。まずは、ここからやらせていただいて、その形が決まってきた場合に、今後の発展をという順番で、まずやらせていただけないかなと。

確かに仰っていただいたとおり、すべての声が、そうやってデータベース化されているというのは、めざすべき1番最後に、めざすべき到着点というのは分かったうえで、現実的な対応の、職員が少ないなかで対応させていただいているなかで、なんとかここから始めさせていただけたらなと思っています。私にいただいた場合は、なになに部所で止まっているというようなことにはならなくて、ここに来たので、それぞれの部署に下ろしていくというやり方になるので、なんとかここから始めさせもらえないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。

市民:

トレーサビリティーのある仕組みをね。

市長:

いや、仰るとおりです。

市民:

というようなのを考えてくれたら。言ったけども何もしてくれない、あれ言ったけど、どうなってるんだというところは、無くなるでしょうね。

市長:

本当に、そのとおりで。仰っていただいていることは、本当に僕も入った時に、それがないんだという思いの方があったので、どちらかというと感覚としては。なので、まずはここから、少なくともここに載せていただいたものは、しっかり答えさせていただくというところから始めさせていただきます。

広報板設置補助

市民:

最後にいいですか。その他のですね、1の蔀屋地区の掲示板設置の補助金導入のところでいきますね。これは多分、我々、蔀屋地区で5か所ぐらい建てたんですよ。1年大体10万ぐらいかかっているんですけれども。それをまた設置するのに、設置料3万ぐらいかかるっていって。で、その3万円は我々でやったから、それはいいんですけども、その10万円に対しての補助をお願いしたいと思うんですよ。

先程、何か市長が仰ったように、市の広報板がどうやこうやって言ったけど、これは話の擦れ違いやないかと思うんですよ。何らかの方法で補助金をなんぼかもらえないかという話なんですよ。

市長:

おそらく、この地域の情報を載せていくというところに関して、市の広報板というのも当然、そういう役割を持っていて、先程から繰り返しになってしまうんですけど、172箇所あるなかで、1つ10万円だったとして、例えば半額というふうになった場合で、計算すると850万円だと思うんですけれども、それがやはり壊れるとかいうのは当然、叩かれて割れるということも考えたら、毎年、改修費とかも取っていくということになると、これは、なかなかの予算額になってくると思うんですよね。当然、蔀屋だけということは出来ないことなので、やはり全地域でやっていくということになると、全地域分の予算を取ってくるということになってきます。

果たして、では、これから先の未来を見据えた四條畷市の取り組みのなかで、この広報板の、確かに理想です、蔀屋のものは、僕も素晴らしいと思います。ただ、それに対して850万円という予算を取ってくるというところが、本当にそれが市の広報板の、いやこれ自体は素晴らしいものなんですよ、それを否定する気は全くないんですけれども、他の地域でやっているような広報板にシートをかけて、雨風対策をするというところで、今は。今はって、何時になるんだという話ですけど、ここに850万円使えば、どこかの850万円を削っているということなので、それを考えると、やはり、シートとかの対応でさせてもらいたいというのが、先程の趣旨だったんです。

市民:

じゃあ、要望したところへ市の広報板を建てます。例えば建てるのが、5万だったとします。そこの自治会としたら、こんなやつを建てたい。であるなら、市が考えておられる5万円の分だけ補助として、出すわけにはいかないんですか。

市長:

そもそもその広報板を建てるにあたっての、今5万円というふうに仰っていただきましたけど、今、設置しているのは、基本的には、これ当然、考え方たくさんあって、もっと、もっといっぱいあれば、いろんな方の目に触れるというのがあるんですけれども、まあ何世帯(100世帯)に対して、すみません、今すぐ正確な数出ないんですけれそも、172台なんで、まあまあ数百世帯に1か所というような計算になっていると思うんですけど、その数というのが、今のところこの数を維持ではないですけれども、現状、これぐらいの数で、それを改修していくであったり、ぼろぼろになってきているところを直していくというところに予算を付けています。なので、新設置するというよりは、今あるものを改修したりとか、先程、申し述べたように、雨風をしのぐというようなものをかけるとかいう対応で、市の広報板としては、させていただけないかなと思っています。あまり新設というところまでは、今は市としては考えられていないという現状です。

市民:

実際、足らないところに付けたいという要望を、なかなか付けてくれない、待ってられないというところで、自治会としたら足らないところには、そういう形でつくような。ただ、ひとつ研究してほしいのは、寝屋川市さんは、予算のなんぼか補助を出しておられるということです。

市長:

それぞれ自治体によって、何に補助を出して何に補助を出してないっていうのはバラバラだったりするんですけれども。

市民:

でもいいんですけれども。一度、寝屋川市さんのことを勉強いただけませんか。

市長:

もちろんです。本当に、自治体によっては、防犯カメラは、今、市と地域が2分の1で、これは、実は周りの自治体と比べて、補助額としては、多いんです。でも、例えば、箕面市とかは、市が全額出してたりする地域もあったりとか、今、防犯灯だと、買うのは市が全額出したりとかしてるんですけれども、やはり、ものによって2分の1だったり、全額だったり、それは、やはり地域の方にお願いしたり、といろんなものがあるので、確かに寝屋川市さんは、広報板そうやられているというのもあるかもしれなくて、地域、地域、市、市によっては、それぞれの制度の在り方というのが違うんですけども、やはり四條畷が、全部良いとこだけを採用したら持ちませんので。

今の四條畷市としては、街灯は全額、そして防犯カメラについては、10万円ですね、2分の1、10万円までというところは、高いというお声もいただいているんですけれども、周りと比べたら少なくはない額なんですけれども、そういうなかで、ただ広報板の数であったりとか、やはり足りていないというところに対しては、市として、一定、数は多くないですけれども、整備していく費用という枠自体はあるので、これに関して、地域からしっかり要望が出ているところに関しては、ルール上、例えば、蔀屋さんが広報板の数が他地域よりも人口に対して多いとなれば、それは同時に他地域も同じように整備していくことになるので、では、新しい世帯割合を変えたときに、どれくらいの数の設置が必要になるか、まず、そもそも、それをするのか、するとしたら何年かけて何本整備していくのかというルールが先になってくるのかなと思うんです。やはり立てていくというのは、維持管理コストも増えていくということなので、本当に必要なところであれば、増やしていくべきだとは思いますけれども、今のままでいけるのであれば、そこはお願いしたいです。ただ、必要なところに全く付けないという意味ではないですけれども、まだルール変えてまで、いっぱい地域に増やしていくというのは、今のところは少し考えにくいかなというふうに思っています。

地域と学校との交流

市民:

以前、地域教育が進んでた頃は、地域が学校と一緒にやる授業とか、学校が地域の声を聞いたり、地域が学校の声を聞いたりする自治会があったんですけれども、ここ数年、学校が多分嫌がっているんじゃないか、地域が入っていけない、地域を呼んでくれない、管理職も大分再任用になっているので多分面倒くさいのかなと僕は思ってしまう。

市長:

まず、大きな要素として、皆さんご承知のとおり、市長部局というのと、教育委員会というのは、

市民:

でも森田さんなんで、多分両方知っているはずなんで。私もPTA代表の時よくお世話になっていたんで。多分その頃っていったら、地域の人がいっぱい学校に来て、学校の現状とか、たぶん今回の四條畷西中学校の改装の件とか、地域に入ってきてないので、そういうのはどうかなあと。子どもたちの現状も全く聞こえてこない状況になってきたんで。また本当に住みやすいまちを作るうえでは、ちょっと教育長と市長頑張っていただきたい。

市長:

仰るとおりで、教育行政の部分なので、最高権限は、まずは教育長にありますので、僕からは教育長に指示命令はではなくて、相談をすることしか出来なくて、僕の権限ではないんですけれども。これはだから、僕からしたら教育長にご相談をすることしか出来ないです。教育長を含めて、今の教育委員会が問題視しているのは、よく最近、新聞にも出てますけど、教員の残業時間の問題になってきていて、これはかなり今問題化しています。

市民:

先に言ったように、校庭開放もなくなったじゃないですか。あれがあった頃は、子どもらも中学校グラウンドを使ってボール遊びをやってたし、たぶん授業でもソフトボールとかあったと思うんですけど、もうたぶん教員のほうが怖がって、やってない。難しいですね。

市長:

校庭開放のところは実は、教員に任せてしまうと、教員が完全に疲弊してしまうので、管理員さんというか、監視員さんをつけて校庭開放というのをやったんですけど、市内で。実は意外と来なかったというのがあって。

市民:

うるさいからですよ。ボール使うなとか。

市長:

というのがあって、1番仰っていただいた部分にアプローチするためには、今、職員1人1人が、抱えている仕事の量が多すぎるというのがあるので、教育委員会の認識は、職員の働き方の部分を。やはり、私、全学校の全職員室に行かせていただいて、どういう状況で仕事しているのかも見させていただいたんですけれども、実際、本当にパソコンとか、ほとんどなくてですね、パソコン2、3台で、やはり手書きが主流とか、職員って、今、タイムカードすらないんですね、実は。だから分からなかったりするんですよ、自己申告制になっていたりして。実は、その部分から変えていって、やはり職員1人ひとりが子どもに向き合える時間、仰っていただいたみたいに、保護者の方の声に向き合える時間というのを、確保していくというところをやらないと、おそらく今の職員の残業時間が目一杯のなかで、それもやっていくというのは、完全にダメになってしまうと思うので、まず、私としても教育長がそういうところ、教員の働き方というのを見直すところに、一定予算をつけていきたい。

それこそが子ども1人ひとりに向き合えて、学力とかにも繋がっていくはずだと言っているので、私たちはまず、教員に対しては、予算としても、あと姿勢としても教育長が、今仰っているような取り組みを進めていくというのが、まず第1優先課題かなというふうには認識はしています。かなり現場は、疲弊しているというような状況になっているので、そこからかなと。それで、やはり地域にも出ていけなくなっているんじゃないかなというのが、私が今、思っているところです。

まちづくり

市民:

個別のではなくて、私たちが学生の頃、今から4、50年も前なんですけれども、そのころの四條畷っていうのは、歴史の資産もあったし、自然もすごく良くって、それがいつの間にか行政が悪かったと思うんですけれども、いわゆる魅力のないまちになっていると思うんですよね。

今、市長が仰ったように、4つの部分、それを、あるいは選ばれるまちにしようっていうのは、これはすごく良いことで、多分そういうことを本当にやるなら、さっきの清滝川のボーボーになった状態というのは許されないんですよね。個別、個別でやっていくっていうのはすごく貴重なんですけれどもね、それと伴にやっぱり旗を立てるっていうのが重要になってきますね。たとえば、選ばれるまち宣言とかね。それによって皆の気持ちも変わっていくし、やっぱり予算の配分もね、変わっていくっていうね。個別と両方を、今、市長の中でいろいろ考える中で、本当に皆が、四條畷に住みたい、あるいは四條畷に行きたい、あるいは住んでいる人も本当にここが好きだっていう、そういうものをやるための1つの旗を立てていただきたいという風に思うんですよね。

市長:

旗というところまではいかないかもしれないんですけれども、私着任して所信表明というものと、毎年、市政運営方針というものを、議会の開会の場でお話させていただくなかで、読んでいただくと、どういうことに注力していくみたいなのを結構書かせていただいていて、今年は、今さっき11か月こういうことをするみたいなことは、じつは5月の時点で、だいたい書かせていただいたりはするんです。

なので、確かに皆さんへの広報が不足しているという部分は、我々としても反省するところなんですけど、また3月にですね、議会で市政運営方針やらせていただく、それはもう必ず広報に載せますので、ここに注力してるんだというところ、私が出来るのは、仰っていただいたとおり、24時間1人しかないので、個別というところよりは、仰っていただいたのは、予算の配分を変えるとか、人員配置を変えるとかというのが僕の1番の仕事になってくるので、そういう意味では、やはり、子育て世代に選ばれるまちというところは、来年、手厚くなるような予算配分には、なので、一定、我慢してもらわないといけない部所があるというのも事実なんですけれども。そのような形でやらせていただいてるかなと思います。

終わりの挨拶

市長:

1時間しか取れなくて本当に申し訳ないなという思いなんですけど、これ、今日で終わりというわけではなくて、これからようやく私も外に出ていける時間が出来ましたので、どんどんこのような場を持たせていただければと思っているので、もし、次回も来てもいいなと思われる方がいらっしゃれば、ぜひ次回も来ていただけたらと思います。本当に本日は、お忙しいなか、ご参加いただきまして誠にありがとうございました。