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地域と市長の対話会

本文

清滝での意見交換全文(第1回地域と市長の対話会)

開催前にいただいた要望

  • 防犯灯の増設
  • 休日の朝、月1日など、清滝団地の上から逢坂迄を自転車だけの日として開放しては?
  • 国中神社の鳥居から東へ200mくらいの箇所への防犯灯の設置。
  • 空き家などの有功活用
  • 忍ヶ丘駅前の空き店舗などを、休日と夕方から夜に自習室として利用可能とする
  • 清滝中町(清滝団地、下清滝)はバス停までが遠く坂もきつい。一度歩いて体験を
  • コミュニティバスが清滝中町を通って団地に抜けるコースの設置
  • 高齢者の買い物、通院対策に、毎日、午前・午後にバス(市)の運行
  • 清滝地区、国中神社前の道で崩れそうなところの改善(建設課連絡済)
  • 誰でも使える広場の設置
  • 歩道と車道の段差の解消
  • 伝統行事(とんと)行う場所の確保
  • 清滝橋バス停前の花壇の世話をしてくださる方を表彰してほしい。
  • 四條畷の山や緑を活かして、夏にホタルを放してはどうか?
  • 清滝地区163号線高架下にクライミングとロードバイクベースの複合施設を設置
  • 子供が遊べる広場の確保。
  • 総合センター1階展示ホールを自習室として、土日だけでも開放する
  • ふれあいの小みちの樹木の種類を変更し見通しよくして欲しい
  • 施設使用料を安くしてほしい(総合センターやアリーナ)
  • 施設の使用料の受益者負担の適正化
  • 清滝川砂防ダム周辺の整備を、せめて一年に一度は実施
  • 清滝川に、河川を利用した公園の設置
  • 「くるまや」から「アサヒが丘保育園」方面への道の安全対策
  • 国道163号線の清滝トンネルの橋の早期開通

※太字は、意見交換で議題となったもの

開催前の要望以外で議題となったテーマ

  • 地域公共交通
  • 市長への意見箱
  • 公共交通
  • 地域と行政の協働
  • 校区再編

意見交換全文

コミュニティバス

市長:

現在、京阪バスさんにお願いして、市が運営しているコミュニティバスがあるんですけれども、これまでコミュニティバスの経路は、京阪バスさんとも相談させていただきながら、市役所の中のメンバーで、決めてきたというのが実情です。私としては、再三繰り返させていただいているように、地域の方々のお声というのは反映されるような仕組みにしていくべきだということで、着任させていただいて、6月議会だったのですが、地域公共交通会議というのがありまして、これは地域の方や学識の方、バス事業者さん等が入った会議の場で、それぞれの意見を集約しながら、市にとってどのような公共交通が良いのかを考えるという組織なんです。これは、法律で規定されている組織で、これを立ち上げさせていただく条例を通させていただき、実は今日、この会議があった日なんですけれども、その場で、私は別の公務で途中退席したので、後で聞いたのですが、やはり各地域の方から、全員となるとすごい人数なので、今でも30人で、すごい数なのですが、四條畷をそれぞれのエリアに分けて、その代表ということで、PTAさんや区長さんに出ていただいているんですけれども、そこで意見集約するなかで、地域のお声もたくさんいただいています。また、バス事業者さんとしての意見も当然ありますし、市としての考え方もあります。これを現在しっかりと精査させていただき、市の公共交通の在り方を考えるという会議を始めさせていただいています。

京阪バスさんとの契約は平成32年度までで、契約期間中の大きな変更というのは難しいのが実情です。なので、平成32年度に改定していくのに向けて、この組織体を立ち上げて、この後、また届いたらご協力いただければ思うのですが、どういった利用の仕方をしているかについてなどのアンケートも送らせていただき、乗降者数などもしっかりと調べ、地域特性を反映させ、本当にコミュニティバスだけなのか、あるいは、デマンド型バスと呼ばれているものを導入していくのか、ということを幅広く考えて、市としての案を出していくというのを、今、始めたところです。

そして、今回いただいている新しいルートについては、契約期間中は1つのルートを変えると、後に影響が出てくるので、コースを大きく変えるというのは、非常に難しいことなので、契約期間内には難しいのですが、先程言ったアンケートや、私も、このような場で、どんどん意見を聞いておりますので、それをどんどん反映させていただいて、契約が切れる次の改定の時の利便性につなげさせていただければというのが、今、お答えできる範囲です。

地域公共交通

市民:

コミュニティバスというのは、普通、京阪バスが通っていないところを通らすもの。ところが、同じようなルートをコミュニティバスが同じように通っていても、京阪バスと一緒だし、近鉄も一緒なんだから、あまり意味がないのではないか思うのだけど。そして、あんな大きなバスではなくて、もうちょっと小さい、バンみたいなやつであれば、生駒市はそのような事をやっていますよね。

市長:

仰るとおりで、最近、守口さんとかも小さいバンで始めたのですが、例えば、あれをやるとなった場合には、私は四條畷の狭隘な道路を考えれば、非常に有用な一手だと思っているのですが、旅客業法というのがあり、例えば、市が運営して100円もらうというようなことをすると、それを旅客業者ではないものがやると旅客業法にふれてしまうので、それを実施するとなると無料になります。やるなら無料でいいと思うのですが、それをした場合に、実際にどれぐらいの利用者がいるのかなどのデータがなしに、現在は、既存のコミュニティバスの乗降者数のデータしかないので、今のままでは判断できないので、今回、アンケートなどを送らせていただいて、もしかしたら結論として、仰っていただいたように、コミュニティバスは大幅に減らして、違う形のここはここで、小さいバンでやるみたいなことをやるための会議が、地域公共交通会議というものです。そして、これが今まで無かったんです。

市民:

そこに清滝の人は、何人か入っているのですか。

市長:

田原地域と西部地域を国道163号とJRで分けて、この4つのエリアと考えた時に、それぞれの代表者に出ていただいています。

市民:

この地区の人を出さないと、問題は吸い上げられないじゃないですか。

市長:

ただ、例えば、20数人と地域の方が入ってしまえば、ここから15人増えると45人のテーブルになってしまい、会議ができませんので、やはり、バス事業者さんやタクシー事業者さんや、それぞれの道路管理者、国道交通省の人などにも入ってもらっています。やはり、規制上可能かどうかなどについても話し合わなければいけないので、そういうことも踏まえて、市域を大きく見た時に、それぞれの意見をお聞かせいただいています。

区長さんについても、この辺りの地域では、岡山地区の区長が出ていただいています。岡山であれば岡山東五丁目のあたりが非常に問題になっていますので、地域、地域、それぞれございますので、この国道163号の北で、JRの東の意見という事で、今、ご発言いただいていて、田原地域であったり、四條畷東小学校PTAさんであったりと、出させていただいているという状況です。

市民:

選び方は、どう選んでいるのですか。田原の区長さんだったかな、色々話させていただいていて、おかしいのちがうかっていう話が出ていてね、選び方って、どういう選び方をしているだっていう。何も言わないような連中を選んでいるんじゃないかという。

市長:

事前に市のホームページでも、今日は会議をやるということを掲載していて、開催させていただきました。今日、傍聴に来ていたのは議員さん3名だけだったのですが、すごいですよ。言わないどころか、すごいことになっていました。カメラが回っている所で言っていいことなのか分からないのですが、冒頭、委員の1人が、これは、財政縮減の為にコミュニティバスをやめるためのアリバイ作りのための会議じゃないのか、というご指摘をいただくぐらい、意見は闊達に出ているので、そういう意図では決してないです。

コミュニティバス

市民:

コミュニティバスについて1つ。今は、田原に直通のバスが多いじゃないですか。それをね、下から帰ろうと思うと、午後8時過ぎで、四条畷駅は終わりになってしまいます。

市長:

これは、1月20日に私が着任させていただいて、この平成29年からルートが、いくつか変更になり、直通も増えました。これは、ご出席いただいている議員さんからも、だいぶご指摘はいただいたのですが、私が着任させていただいた1月20日の段階で、もうどうにもできませんでした。それまでに、もう交渉は終わっていたんです。もう時刻表とかを刷ったりしていたので、もう手の施しようがないというような状態でした。やはり、改定して大きく便利になった人もいれば、かなり不便になった人もいるというような状況で、これは言い訳に聞こえてしまったら申し訳ないのですが、私が着任して以降、あの変更に関しては、出来る余地がなかったです。

だからこそ、今回に関しては、なるべく色々な地域の方の声を反映させられるような形で、地域公共交通会議条例というものを6月すぐさま出させていただきました。これまでも、ずっとそのような会議体がいるという議論はされつつ、ずっと設置されてきませんでした。それをようやく設置させていただき、ようやく前に進ませていただいているというようなところです。遅いと言われてしまうと苦しい所なのですが、今、前には進ませていただいております。

市民:

せめて、直通バスを途中で清滝の1か所でもいいから、どこかで停めてもらえれば。言うとおり、午後8時過ぎたらバスがないんですよ。

市長:

これまで、庁内の人間で色々な声を勘案しながら決めてきたというのもあるのですが、このアンケートをこれから送らせていただいた結果に加えて、乗降者数というデータがとれると思います。この乗降者数をしっかりどれだけ反映させていくのかとか、これをせずに決めてしまうと、なんでそうなったんだという話になります。ただ、乗っていない人の声をすくい上げるためにもアンケートや、こういう直接話し合える場が大事だと思っています。

実は今日、午後6時40分から府営清滝住宅地区の対話会だったんです。そこで、全意見交換会のなかで一番多いご出席をいただいたんですけれども、そこでは、やはり交通のお話をしっかりいただきました。そういうことを私としても受け止めて、市政運営をするために、こういう場があるので、そういうことをたくさん仰っていただければ。

市民:

府営清滝住宅地区の人は、時間そんなにないんだから、毎日の日々の生活中に必要だと言うんだから、受け止めてどうだこうだと、そんな悠長はないと思うけどね。

市民:

高齢の者は、どんどん免許証を返納しなければいけません。そうするとたちまち、買い物難民ではないけれども。おそらく市長さんの前の話で、力関係を想像するんです。田原地区の方の意見が強いのではないかという。

市長:

そういう決め方にならないように、なるべく客観的なデータであったりとか。

市民:

西部と田原を比べたら、田原を優遇しているところが結構あるじゃないですか。

市長:

それでも田原に行ったら全く逆のご意見をいただくのですけれども。

市民:

田原を住居に選んだのは、その人たちですよね。それが前提で、あそこにお住いになっているわけです。清滝は、バスで、ショックを受けました。もう私たちは眼中にないのかなと。本当にそう思いました。

市長:

西部がプラスになって田原がマイナスとか、田原がプラスになって西部がマイナスとか、今のコミュニティバスの経路を今の予算で変更するというやり方をしている限りはそうなります。バスは1台増やすと1千万円ぐらい年間かかります。今、年全体としては6千万円ぐらいの経費、つまり、支出から収入を差し引いて、6千万円ぐらいです。

市民:

民間のバスも走っているじゃないですか。それは経営が成り立っているのですか。

市長:

そうです。しかし、実は今、どんどん撤退しています。民間バスは。もう成り立たなくなってきているのです。

市民:

民間いらないからコミュニティバスだけでいいと思うんだけど。

市長:

逆に言うと奈良交通さんとかは、たくさん人が乗っていたりします。それはそれで成り立っていたり。民間さんというのは非常に敏感で、儲かるところにはバスを走らせ続けますので、それはそれです。市として取り組むべきは、いわゆる交通空白地であったり、手当てをしていかなければいけないところに配備していきます。

ただ、繰り返しになりますが、今のコミュニティバスを、予算を変えずにルートを変えるということをしている限りは、絶対にどっちかがプラスで、どっちかがマイナスしか起こらないというのが。

市民:

ルートじゃないねん。ようは停めてあげてということを。

市長:

これは、やらないとか、やった方が良いというような話をしているわけではなくて、何かの変更点があれば、どこかには影響が出るという話をさせていただいているだけで、やらないと言っているわけではないです。そういうことを1回、今の延長上で考えている限りははそういうことが起こるので、改めて、全員参加して、あり方を、それこそミニバンに変えるんだったら、こうしようというのを決めようというので、組織体として作らせていただいたということなので。

市民:

それ、結果出るのは3年も先でしょ。

市長:

京阪バスさんとの契約があるので。

市民:

ホームページの市長への意見箱に田原台の人が、まだ直通バスを増やしてほしいという意見が載ってたじゃないですか、でも、たかが10分短くなるだけで、途中、下清滝や清滝とか清滝団地のバス停が、前々ノンストップで、今までルートも変えなくて、何で停まらないように同じ四條畷市の市民で、一緒により良い生活をしてという優しい心が田原台の人にはなかったのか。10分だけでもいい、私たちは早くまちに着きたいんで、それは同じ四條畷市民として。なんで、市役所の職員の方は、ルートも変えないのに10分、田原台の人がバス停に着かせてくださいというのを、分かりました、田原台の人。全部、清滝から団地の人の所はノンストップでOKしましょうって、どうしてそのような発想とか了解をしたのか。普通は、こういうふうに東市長がこのような懇談をもって、そういうルートとかバス停にバスを停めないという時は、絶対、こういうふうに意見交換会をしてからOKを出すんじゃないですか。それが市役所職員のそのOK誰がしたんですか。担当の職員ですか。それとも前の市長、議員さん。

市長:

議員さんではないです。

市民:

皆さん聞きたいですよね。誰がOKしたんですか。

市長:

今、着任させていただいて、色々やらせてもらっています。責任をとるという考え方で行くと、色々な約束事があって、例えば、何千万円以上の支出を伴う時は、必ず市長の判子がいるとかいうようないろんな規定があります。よく言われるのが、市民生活に大きな影響が及ぶものは、当然、市長が責任を持ちますし、議員さんがいるから言うわけではないですけど、議会全員協議会というのがあり、議員の皆さんともやり取りする場があり、決まるというのが、市で一番大きな事を決める時の枠組みで、このコミュニティバスに関しては、対応としては、その一番大きな枠組みではありました。

私のスタンスとして、過去の決断に対してどうこうというのは、私はしたくなくて、だから今から何が出来るのかという議論をさせていただければと思うので、だからこそ、こういうふうな形で、これ1回、今日で終わるわけではなくて、何回も何回も当然、来させていただきたいというのが、私からお返しできる答えかなと思います。

市長への意見箱

市民:

市長さんへの意見箱というのはどこにあるのですか。

市長:

ホームページから行っていただくか、市役所の本館にも東館にもあります。

公共交通

市民:

バスについてなのですが、他の市か県で、テレビで見たことがあるのですが、過疎化が進んで、バスを通せないところで、市で運転技術とかの指導を受けた市民が、ドライバーになって、乗りたい人がいたら、乗せるっていうのがあったので、それをやればいいと思いました。

市長:

実は、そういうものをやりたいと思った時に、例えば、半年後とかでは実現できなくて、いわゆる実証実験というのをしなければいけません。何か新しい公共交通とかを始める時には、その実験を経たら、たくさんの不具合が出てきて、それを修正して、実際の計画になります。例えば、今、市域全域で、先程言っていただいた、デマンド型のタクシー程値段はいかない、バスのようなタクシーのような使い方が出来るものに、1万の署名が集まったというのがあるのですが、こういうのも、この導入をするにあたっては、先程ご説明した会議で、しっかり協議を経ないといけないという法上のルールがあります。公共交通というのは影響範囲が大きいので、言ってすぐというのは難しいです。手続きというのがどうしてもありますので。

地域公共交通会議が、2、3年前から立ち上がっていたら、もしかしたら来年に出来たかもしれませんが、僕は、そこに関しては何も言う気はないです。ただ、今は、始めさせていただいていて、今、言ったようなものも、例えば、実証実験というのは、国土交通省が4月末から5月末まで毎年募集して、1千万円ぐらいに対しては、助成が出たりして、実証実験ができるという制度など国のルールがたくさんあります。そういうところに応募して、前に進めていくにあたっても、こういう会議体があるというのが大事です。なので、四條畷としても、実証実験を出来るものには、どんどん手を挙げていけますし、そういうものの成果を持って、次の新しい在り方を探していけるというのもあります。なので、他市もそういう経過を経て行われているというのが行政なので、ご理解いただければ。

地域と行政の協働

市民:

四條畷が、そういう風にして、相互に支えていけたらなと。子育て世帯でも車が無かったり、逆に、子育ては終わって時間はあるけども、毎日仕事はしていなくて、人の役に立ちたいなという人たちがいると思いますし。

市長:

だと思うので、私が冒頭20分から25分で言わせていただいたのが、地域と行政が上手く連携できている地域が活性化出来ているというのは、そういう趣旨なんです。そういうことが出来たらいいなというのが、私としても思うところです。

校区再編

市民:

私、清滝の一番北の墓地のところに5年前ぐらいに引っ越してきた、皆さんに比べたら新参者なのでですが、僕は、今、3歳と0歳の子どもの子育て中です。

校区の在り方について、市長の専決事項じゃないことは承知しているのですが、今回、市長が変わられて、教育環境整備の計画が、一旦白紙といいいますか、要は、四條畷小学校の廃校というところで、清滝に直結する話としては、四條畷小学校の廃校というのが、一旦決まっていて、それに従う校区の再編というのが、前市長の時に決定なされました。これが、四條畷小学校を廃校にしないということで、また動き出していると思います。冒頭、お話があったように、財政の面から考えると、廃校にして、お金がかかることをしないというのは非常に分かります。

ただ、私の住んでいる所が、四條畷中学校の目の前、要は忍ケ丘小学校の目の前でもあります。今回、5年前に私が家を買う時には、前市長の教育環境整備に関するご決断があって、四條畷小学校が廃校になるから、そこに家を買われたら校区は、現四條畷小学校だけれども、あなたの子どもさんが小学校に入られるときには忍ケ丘の小学校になるんだよという話がありました。そこについて、現状を申し上げると、四條畷小学校が非常に遠いです。また、小学校の一年生が、特に私のところは女の子なので、やはり心配だなという話と、15世帯ぐらいの宅地開発があったところで、15世帯のうち、同級生になる世帯が5世帯もあります。そこで、皆さん言われるのが、近くの学校に通えて安心やなぁというので家を買ったけど、上手いこと行かなくて残念だねという声をたくさん聞きます。

さらに、新しく、山手の方の宅地開発も進んでいます。おそらく、市長が仰った、四條畷の今後の税収というところを考えた時に、4つパターンがあると仰った時の、4つ目の、子育て世帯がどんどん入ってきて、どんどん税収を変えていくなかで、廃校にしないという判断をされたことは非常に評価しているのですが、1つ、校区の再編という話というのをいったん全く無しにしてしまうというのも、廃校の話がなくなったので、当然そうだと思うのですが、ここを1つ好機ととらえて、校区の再編を考えられてはどうでしょう。今、もちろん地区というか、コミュニティというところで、校区を決めているところなので、当然、清滝ならこの小学校というのは、当然そうなのですが、清滝は非常に広範囲にわたる地区ですし、小学校が、清滝で言うと、だいぶ端っこの方にあるというところ。

また、小学校の防災拠点としての役割を考えた時に、必ずしも地区、地名だけの基準にとらわれない柔軟な決め方を1つ考えていただけないかと。例えば、前は中野本町の方に住んでいたのですが、あそこは統廃合の話が最終的に落ち着いた後も、選択制を一部取っている地域があります。それは踏切を超えないといけないなどの事情があるそうなんですが、清滝についても結構、山道とか暗い道を通ったりとか、非常に心配事があります。これを解決するというところも、やはり校区の再編自体は、お金がかかることではないけれども、校区の再編に際する教員の異動などにお金がかかるんだと思うのですが、そこの話を無しにしましょうというふうに簡単に決めないような形で、市長にも考えを持っていただきたい。また、教育委員会に対しても、意見として出していただきたいです。

市長:

1つひとつお答えさせていただければと思うのですが、そのうえで、今、お話しいただいた点に関しては、4つ、5つぐらいご説明しないと丁寧なご回答にならないので、少し早口になってしまったら申し訳ないです。

最初にご指摘いただいたとおり、教育行政というものは、ご案内のとおり、教育委員会と四條畷市役所の市長部局というのですが、これは、同じ建物にいますが、全く別組織だと思っていただきたいです。教育行政というのは、教育委員会が決めます。校区とかも含めて、学校をどこに建てるとか、そういう話は、教育行政の管轄になるので、私として、基本的には、そこに踏み込んでいくというのは、まず出来ないというのは大前提です。

さらに、それに加えて、教育環境整備計画が白紙になったと仰っていただいたのですが、行政は1回、1回、何をやるにも計画を作ります。これを作っているから時間がかかると思っている方もいらっしゃるかもしれないのですが、この計画というのは、なくてはならなくて、なぜかというと、時の市長の判断によって、計画が無かった場合に、やり続けていたけど、やっぱり止めるとか、これはやってたけど、やっぱり止めるとか、急にやろうということが出来てしまうと、まちとしては成り立たないので、やはり、しっかり行政として考えて、かつ、パブリックコメントや審議会を通じて、市民の方の声を反映したものを計画として作っておくことで、これは計画として残るので、前に進めるいけるというものがあるので、これは、一長一短に無くなったというようなことが出来るものではありません。

なので、教育環境整備計画が、現在、無いわけではなく、矛盾するかもしれませんが、確かに総合教育会議という場で、市長と教育委員会が意見を言い合う場があり、ここで、四條畷小学校を廃校にしないということを念頭に置いて進めさせていただきたいということになっております。これは教育行政ではなくて、予算を伴うものに関しては、市長に権限があるので、それに関しては、私もまちづくりという観点では、意見を言えるということで、言わせていただきました。なので、それを受けて、教育委員会としても判断をしているというような状況です。ですから、教育環境整備計画が、今、無になっているわけではなくて、あるのはあるけども、意見交換を通じて、違う対応を取っているという状況です。

それに加えて、今、仰っていただいた、清滝団地とか、清滝の一部は忍ヶ丘小学校の方が、非常に近いです。これと教育環境整備計画はセットなようで、実は、セットではなくて、これは、歴史的な背景などもあって、今、こういう校区割にはなっているのですが、校区は校区なんです。四條畷小学校が廃校にならなかったからと言って、中野地域の校区の再編は、そのままいっていたりするので、これに伴ってというのではないです。では、どういう風に変わっていくかというと、やはり地域の方の声や学校の生徒数のバランスなどになります。

先程、仰った、先生の異動の費用に関しては、学校の先生は大阪府の職員なので、市がお金を払っている訳ではありません。なので、その異動によってお金がどうこうという話しではありません。ただ、通学路の変更があれば、そこには一定費用が掛かりますが、そこはあまり問題ではないかなと思います。今、ご説明させていただいたのは、教育委員会は独立しているけれども、意見交換をしながらやっています。ただ、私の想いがあって、それを教育委員会も一定考慮しながら、教育委員会として決定しています。ただ、計画は残っていますという話と、校区割自体に、あの計画だったから、それに伴って変更があったのかもしれないですが、この計画がないと校区が全く変わらないかというと、そうではありません。

それに加えて、少しご説明させていただければと思うのが、この、何々をやらないとか言うことだけではなく、今、何をやっているかというと、前の計画は、四條畷南小学校と四條畷東小学校と四條畷小学校と四條畷南中学校を4つ廃校にして、1個、新しい小学校を四條畷南中学校の場所に建てるという計画でした。それは教育委員会として、学年1クラスの小学校が増えてきている状況に対応していくというなかで決めた内容だと思うので、僕はそこに対して、今どうこう言うことはしません。

しかし、私が重んじたのは、建物というのは、建てて、維持改修した方が長期的に見て、コストが安く済むものもあれば、本当に古いものというのは、もう潰して、いっそ建て替えた方が安いということもあります。これは、ものによります。そして、この調査を僕は、すべきだと思います。やはり、建物の改修費用というのは、非常にお金がかかるので、それについて事前に検査をしたうえで、これは改修の方が皆様の税金の使い道として、お金が安く済むのであれば、改修にすべきだし、立て直した方が50年先を見た時に安く済むのであれば、立て直すべきです。

それをするために今年度、何をやっているかというと、建物の劣化診断というのをやっています。市内にある公共施設全ての、例えば柱とかをくり抜いて、それの劣化具合を見たりとか、叩いたりとか、目視するなかで、それぞれの公共施設がどれぐらい劣化しているかというのを行って、見て、そのデータを集めて、それが平成30年度の上半期に出てくるのですが、そのデータを基に、改めて、教育委員会として、四條畷南小学校、四條畷東小学校は、学年1クラスになっているという現状と、例えば、この小学校はもう立て直した方が良いという診断結果が出ることもありますし、これは改修で行けるというデータが出るかもしれません。

そういう状況が全て揃ったうえで、こういうふうに地域の皆さんと意見交換を経ながら、やはり行政としても責任が強いので、どうしても1個の案を作って完璧にして、皆さんにご提示したいという想いが強いです。しかし、色々なパターンを用意して、このパターンは、財政支出は多いけどこういうメリットがあるとか、これは中ぐらい、こちらは、財政支出は少ないかもしれないけど、少し難しい側面もあるというような、パターンがある中で、意見交換をして、1個、1個前に進めていきながら、学校を含む、公共施設全体の在り方を見直していきたいというのが私の考えです。

なので、今、データを取って、平成30年の上半期にデータが出揃うので、今みたいなやり方をしたい。しかし、このやり方をしようと思うと、2、3か月で当然、結論が出ないです。地域の方と1個、1個やり取りしてというような事をしていたら2、3か月で終わるわけがないので、やはり、どんなに頑張っても1年ぐらいはかかると思っています。そうした場合に、平成31年度までに計画が出来て、公共施設の個別管理計画という、それぞれの施設を管理する計画が出来た時に、教育環境整備計画に変わる新たな計画が出来上がるので、その時に教育環境整備計画というのは、初めて別の形になっていく。これが行政です。今、私としては、そういう進め方をしています。

本当に校区として、どうかというのが清滝としてあるのであれば、それはそれで教育委員会と地域の中で、やっていただくのであったり、私としても、お声を総合教育会議などの場で伝えていくという手法があります。

市民:

大変よく分かりました。先程のコミュニティバスの話もありましたし、市長がすぐに決めれることではないので、こういう住民の声を覚えていただければ。

市長:

そうですね、こういうお声が私にとってはとても貴重なので。

市民:

大分、以前からの話なんですが、清滝地区の住居表示をやっていただきたいなと思っています。

既に、清滝中町とか清滝新町は住居表示が出来ているんですけれども、大字清瀧という所が残っているんですね。大字清瀧という地区ね、すぐには出来ないとは思いますけれども。

市長:

こちらは、区長さんがおられる前で言うのもあれなんですけれども、これ実は、行政からやるのではなくて、地域の総意として、住居表示を、やはり、市側から一方的に住所を変えるというのは難しいので。

市民:

いや、知ってるんですけれども、私、若い時に自治会の役員をやっていた時に、これを提起して、当時の説明では、東中野と、清滝の境界線がギザギザになっているため、これを直線状にしたい。そこで、中野ランプから岡山に通ずる府道南北道、これが出来た段階で、直線状にするかを検討のうえで、考えたいという説明でした。しかし、既に南北道も開通しているし、中野地区も住居表示を実施したことも聞いているし、直線にするとかそういう事にこだわらずに、現状のままで住居表示してもらいたい。市役所の過去の懸案事項として、今も残っているのではないかと思っています。

市長:

仰っていただいたとおり、住居表示というのは、配達や最近ではスマートフォンで検索した時も、住居表示がされていない地域というのは、なかなか正確な位置がでなかったりするという意味において、やはり、利便性という意味では、住居表示は大切だと思うので、これはやはり、やって欲しいという住民の方と、そのままでいいという方がいる状況では、行政が間に入るということはできませんので。

市民:

これを実施するとすれば、事前に自治会等を通じて、色々協議をお願いしたい。

市長:

そのように区長から市宛に、大字清瀧地域の住居表示をというお声をいただいて、行政としても、対応するという流れになります。砂地区さんも蔀屋地区さん、中野地区さんも、みんな同じ方法でやらせていただいているので、またそれはご相談させていただければと思います。

砂防ダム

市民:

砂防ダム。

市長:

砂防ダムの件については、私もよく通る道なので、木が生い茂っていて、これは、担当と相談しました。これは、本格的にやろうと思うと、現場だけでいくとすごく急峻なものもあったりするので、建設課には6人の現場対応の職員がいて、その状況を勘案すると、全てが全てを今というのは難しいのですが、市の建設課としても、やはり対応していきたいという想いはあり、何とか年度内に、3月末までに、現場の6人総出で、一度綺麗にするという事をやりたいと思っているというのは聞かせていただきました。なので、もし春頃になって、私がここに来た時に出来ていなかったら叱責いただければと思います。

市民:

実は2年前に、枚方の、ここは一級河川になるらしいですね、清滝川は。要は四條畷市の管轄じゃないということで、ある議員さんを通じて話をしたところ、枚方土木の方に、もう水が溢れたら逃げてくださいと、そういう言い方をされました。

これだけ最近雨量がすごいので、奥の水の流れが全然違うんですよ。1年に1回でも砂だけ取って、後の砂防ダムの上の方は竹が茂っています。それがもし流れてきたら、砂防ダムの所で止まって、下の部分が、水が流れなくなるから、そこで溢れ出て、下がみんな浸かると思います。そういう話もしましたが、もう予算がないからという形で。

市長:

もう少し捕捉的にお話しさせていただくと、四條畷市は、全体に西に行くほど低い地域になっています。例えば、北出町とか二丁通の方に新川という川があります。清滝川と江蝉川が合流して新川になっています。実は、台風21号の時は川から水が溢れて浸水してしまっているというのがあって、お金がないというのは、やらないという意味ではなくて、新川が毎回溢れてしまうので、先に新川をやってというような意味でのお金がないという意味です。なので、同時に全部出来たら理想なのですが、今一番、溢れやすい所から、予算の範囲内で対応させていただいているというのが現状です。

大阪府のものに対しては、実は小さい川というような問題ではなく、市役所の前に通っているあの川も、一級河川なのですが、これは、2つの市にまたがる川は、全部一級河川とみなすというルールなのです。なので、大小は関係ありません。あの清滝川は、最後、寝屋川に少し到達するので一級河川になってしまって、市としては、中々手を出せないのが現状です。市の建設課も大阪府の枚方土木さんになるべく頻度多く訴えつつも、枚方土木さん自体が管理している川の量が多すぎて、それも、枚方土木の中で、危険度が高い順にやっていっています。そして、市の中でも市の川の危険度が高い順にやっていっているというのが現状なのですが、やはり、危険度の高さを鑑みて、今、ご指摘の所で道路に木が出たりしたら、市の現場対応の職員が行って切るとか、あまりに生い茂っているので、現場対応の職員が総出で切るとかで、なるべく対応させていただきつつ、順番待ちをしている状況です。

市民:

大阪府から委託を受けてやるというのは出来るのですか。この前の掃除の時に、大阪府から委託を受けて、市がやっているという話を聞きました。

市長:

真偽を確かめていただいた方がいいかもしれません。もし、大阪府から1度でも委託でやってしまうと、全部、市の予算でやってくださるのですねとなってしまい困ります。そうでないと、いくら市が持ち出しをしてもきりがなくなってしまいますので、大阪府でやってもらわなければいけないことは、しっかり大阪府にやってもらわないといけません。

先程の話につきましては、私は聞いたことがございませんので、正確なところは。しかしながら、緊急度が高い所に関しては、先程申しましたとおり、現場職員が行かせていただき、大阪府に要求するところにつきましても、しっかり要求を続ける形で対応させていただいております。

市民:

それでは、市が逆に委託して、木を切ってもらうことは可能ですか。砂は取ってもらえるんだけれども土手の方があまり整備されていないので。

市長:

年度内にどこまで、それぞれの現場対応の職員が緊急度の高い所から行っているなかで、1人、2人で行っても出来る事は限られているので、なるべく全メンバーで行けるよう調整しています。全てが全て、完全に綺麗になるかと言われると、それは今、この場ではお伝えできませんが、その人数の範囲で、市としての設備で、出来る範囲をやらせていただきたいと思っています。

市民:

公民館から国仲神社のあたりまでは、美化キャンペーンの時にかなり、ブルドーザーで来て、木とかを取っているような状態です。地域の皆さんが刈ってくれています。しかし、市の方が入っているのは見たことがありません。学童も来るんですけど、危ないので、できるだけ、もし市の人にやってもらえるのであれば、できれば6月ぐらいに一度見てもらえれば、良く分かると思います。長くなって申し訳ございません。

市長:

砂防ダムの所は、そのような形で、やらせていただいています。

終わりの挨拶

市長:

本来であれば、全てお答えさせていただきたいのですが、こういう形で、今回出させていただいていたり、今、お答えさせていただいたようなものは、他の地域からいただくお声の中で、市に言ったものの2、3年経っても何がどうなっているか分からないということをよくいただくんですけれども、今の砂防ダムのところであったら、今、私としては、今年度内に対応させていただきたいと考えているとお答えさせていただいたので、それを見える形にさせていただきたい。そして、実際に次、皆さんとの対話のなかで、例えば、公共交通会議というのもまた、何回か会議が行われていますとか、アンケートはデータが揃ってきて、今、こういう状況ですということを絶えず、継続的に出来るように、今回、このような見える形でやらせていただいていて、言った、言わないということがあっても嫌なので、ビデオも撮らせていただいています。

こういうお忙しいなか開催させていただいたにも関わらずご参加いただきまして、ありがとうございますというところと、引続きやらせていただきたいと考えておりますので、どうか今後とも、ぜひともご参加いただいて、たくさんご意見をいただいて、対話をさせていただければと思います。本日はありがとうございました。