本文
※太字は、意見交換で議題となったもの
市長:
せっかく来ていただいたので、双方向なやりとりをすべきだと思うので、意見交換させていただけたらな、と思います。例えば最初にいただいている南小の校庭の開放、ありがとうございます。実は小学校の校庭開放いうのは昔やったことあるんです、本市でも。なんでやらなくなったとかってお聞きしてますか?
市民:
あれは、監視員の問題だったのではないか。
市長:
おっしゃる通りなんです。やっぱり学校の先生って今、よく新聞でも学校の先生の負担があり、働きすぎている状態があるので、先生に見てっていうのはなかなか難しくて、やっぱり安全安心を考えたら人を張り付けないといけないというのがあって、1年間で何百万か払いながら人をつけてたんですけど、実は思ったより利用されなかったという事実があって。そして、もともと実は今、各小学校のグラウンドと体育館ってスポーツ、例えば少年野球とか少年サッカーとか、バレーボールとか、体育館だと。実は、基本的には稼働している状態になっているので、なかなか費用対効果で考えた場合に継続するのは難しいかなというので、当時の考え方としては、一旦は終わるとなったのかな、とは聞いてます。
市民:
これ書いたのね、中野新町はそこに公園あるけど、子どもが遊ぶ場所が全然ないんですわ。それで南小を開放させてもらえないかという話と。いま野球させてますわね。それでフェンスを高くしてほしいんですわ。この前も6万かかったんですわ。ボールが飛んで。ちょうどほったやつでガラスが割れたけど、留守の時でどこのチームか分からないわけ。今までは学校に聞いたのだけど、分からないのです。教育委員会に行かないと、そこはちょっとややこしくなってね、今よそのチームが来てます。余計分かりません。どこのチームがやってるのか。
市長:
仰ったとおり、フェンスっていうところが7小4中ある中で、実は順次低いところを年々、さすがに全11校同時に全部あげれませんので、実はこれ年間で少しずつ、今年はこの学校のフェンス、今年はこの学校のフェンスとかっていうので、実は順次整備させていただいてる状況にあって。
市民:
この前監督が来てね、話したら監督の指導は南北にボール投げをしろと言ってるらしい。ただ実際にはこう投げてるらしい。そこらへんが違うのではないか。あんたら、昼間日曜日来たことあるか、という。文面だけ書いてあるけどね、指導員は後ろにつくと、全部書いてます。でも実際来たことないでしょ。それじゃ指導にならんという。実際ガラスが割れたり、いろんな、大体あるのは3軒ですわ。1軒はこの前水があふれたのです。ほんで呼んで見てもらったらボールがはまってた。だけど、ボールを投げないから分かってたんですけど、もういいとそのままになってたんですよ。そういうのがあって、みんな年いってきてね、ガラスとか掃除するのがもう大変やって。あれ僕がやいやい言ってやっとしてもらったんですよ。そしたら低すぎたんですよ。
市民:
さっき公園で利用率が低かったって。僕も生まれてから20年前30年前このへんで遊んでた子どもやったんですけど、そのときは、楠公の児童公園があり、入ったらだめだっただろうけど、この辺田んぼがたくさんあって田んぼで遊んで、遊ぶところはたくさんあったんです。その中で、今って言ったら、ここもそうですけど住宅が建って楠公もなくなって、実際外で遊ぶといえば、このぐらいの公園がぱらぱらあってこの大きさで何して遊ぶのかといったら、小さくて遊ぶ用途がない。実際どこで遊ぶかといったら、道路で遊んでるか、マンションの立体駐車場の下で遊んでるか。いま僕も小学校と保育園の子どもがいるんですけど、こそこそしか遊べないんですよ。だから、昔やったらいろんなところがあって、使うところがあんまり使われなかったという認識かもしれないですけど、今は逆やと思うんです。あったらある程度集まる。そのへんの認識が今聞いてる中でちょっと違うな、と
市長:
認識の違いというよりは、過去がどうかっていうのは、私が判断を下せるところではないので、これからどうするのかっていう話をさせていただきたいと思うんですけども、今のお話しであったりとか、今回これ西部地域の18自治会からいただいてたりとか、市長の意見箱をいただいていたりとかする中で、実はダントツ一番が、ボール遊びができる公園、あらゆる意見を圧倒して多いです。
である中で、まずは、そういう状況があるにも関わらず、これまでどうやったのかというのを知るのが大事やと思ったので、公園を担当してるのは市の建設課になるんですけども、建設課としっかり話させていただいたら、これね、気分悪くされないでいただきたいんですけど、実は建設課としては、公園は足りてるっていう認識だったんです。足りてるっていうのは、悪い言い方ではなくて、法律上これぐらいの世帯数にはこれぐらいの面積の公園がいるというルールがあるんですけども、それは満たしていると。なので法律上問題はないから圧倒的にうちだけが少ないわけじゃないと、一応見解としてはあったんですけども、ゆっくり話し合おうと思ってですね、とはいえ、こういう声がたくさんあるからやっぱり考えていかないといけないいうところを言いながらも、お金もかかるし難しいというのは、それは違うと思っていて、必要とされているところに、やっぱり財政としてはね、最初に財政の話ばっかりしたのは、お金がないわけではなくて、優先順位を決めなければならないというだけの話なので、これだけお声が大きい、かつ求められてるものをお金がないからやらないというのは、理由にはならないと思うんですね。市民の方が望まれてることにお金使わなくてどこにお金使うんだという話になってくるので、別に今日この場でやる、やらないということだけをいう場だとは思ってないですけども、これは圧倒的に声が多いので、私としては地域のボール遊びできる公園というのを、真剣に考えていく、市役所全体で整備していくっていうことを進めさせていただいております。ここで一番難しいのが、ご理解いただけると思うんですけども、どの公園からするのか、っていう話になってくるんです。市としては、区別があるといけないので、全地域同時にやるのが理想ですけど、ここは分かってください、無理なんですね。さすがに全部同じことどんとやるのは。
市民:
南小学校ではフェンスを高くするので問題解決だ。
市長:
フェンスを高くするということ自体は今順繰りにやらせていただいていて、それは教育総務課というところが学校施設を見てるんですけども、教育総務課の中で、よりここが危険度低いという意味じゃないですけど、より、天井が崩れてるとか、学校修理の予算の範囲内でより危険度が高いところから順次整備させていただいているので、その中で適用されることにはなります。おっしゃったとおり今後公園の話を考えていくときに、それは学校施設としての判断なので順次となってますけど、本市として、公園整備の観点でやっていくとなると別の考え方になるので、じゃあ南小高くして。ただし、ここが問題になってくるんですけど、それに監視員もつけてフェンスも高くしてっていう、例えば中野新町さんでやらせていただいた場合、おそらく同じような形で全地域同じ要求になります。例えば、監視員さん年間つけるとして概算100万ぐらいだったとして、フェンスって高くしようと思ったら、なかなかかかります。それを全地域やるってなると苦しいので、例えば、市としてもフェンスの部分はできるので、時折監視員じゃなくて、見守りの監視員の部分を地域の方に順繰りで手伝っていただいて、フェンスの方はどうしても地域で出すのは難しいと思うので、そっちはやらしていただいて、見守りの方は地域で担っていただけないか、というご相談には乗っていただきたいと、私としては思うんですね。そういった中で協力してやっていかせていただくというのは、ご協力いただけないかな、というので、しっかりとこれはこの場でも言わせていただいたので、今後、詰めさせていただいて、ボール遊びできる公園というのは順次各地域で整備できるようにやらせていただきたいなと思います。今のが(事前にいただいていたお声の)1番上と4番目にあたると思うんですけど、2番目のところへいかせていただきたいんですけど。
市民:
警察へ行ったんです。警察聞いたら下手に上げるとね、通れるということで余計。どっちをとるか、という警察もそれ考えてやってくれと。看板大きすぎてはみ出た場合、車当たったら損害賠償になる。自動車傷ついたら。そういうこともあるという気をつけてやったらどうか、と警察も言ったんです。そしたらちょっと難しいなと思って。立てる場所ないから基本。
市民:
これまあ、正直言って抜け道になってる。学校の登校時、例えば8時から9時までは通行止めとか、そういう何か対策はできないものかなと。
市長:
これもそういうご質問いただくと思って事前に職員とすり合わせさせていただきました。
市民:
行政の方でチェックできないならうちのほうで、何台とか。うちの町民の車のナンバーまで覚えんでも、写真ぐらいは頭の中に入ってる。この車はよそのものと。通り抜けする車に限ってスピードが。住民のことを考えずにそのまま通る。
市長:
そのやり方ができないということではなくて、やるに際して一番必要になってくるのが、そもそもあのあたりに住まわれている方で、車で出ていかなければならない人の扱いをどうするのか。通り抜けする車と、住んでる方の車の区別が当然必要になってくる。例えば8時から9時をこの時間は車通れませんとやった場合、住んでる人はOKにするのかとか、そのあたりですよね、まず一番大事なのは。
市民:
そういうのもあるけども、まず、うちの住宅街の中では、駐車スペースある家は何軒もありません。
市長:
でも、とはいえ、停めてらっしゃる方もいらっしゃいますかね
市民:
けど、とにかくその学校通学時、7時過ぎから9時10時頃まですごいです。もう、市役所前の信号でいつも通ってるのがちゃんと頭入れて、ここを通ったらこう行けるという計算で。
市長:
私も高校生のとき、申し訳ないです、あそこ通って高校行かせていただいていたので何とも言えない部分ではあるんですけども、これは、実は話させていただいてて、うちの職員とも。当然最初におっしゃった、何時通行規制みたいなのは全部警察行政になるので、警察にお願いするというふうになるんですけども、警察に、例えば、この期間通り抜けっているのをやらないようにしていただきたいと話を持っていくと、警察が次に何を言うかっていうと、そこらへんに住んでるみなさん全員納得の上ですか、と。ここなんです、実は一番のハードル。警察としても地域全体の総意として、この時間帯は子どものこととかのを考えた場合に通り抜けをすべきじゃないというのが、もし住民総意という形であれば、行政としてもそれ持って警察に、ここまで言ってるからやっていただきたい、というふうに持っていけるので、そこは、区長いる前であんまり言いたくないんですけども、実はそこが難しいのかな。さすがに、例えば、行政が1軒1軒回ってというのはなかなか難しくて、地域として、ただ、できないということではないので、行政が何もやらないっていうことではないので、そこは話し合いの中で、地域として、本当にそれをすべきだという議論をしていただいて、自治会の総会とかあると思いますので、そこで結論いただければ、それは市としては本気で動かしてもらえる。
市民:
府立高校のあのところに申し入れて、自転車はいいけれど、一列に並んでくれと言う。そしてスマホを持って走ってる。そしてそこに介護の人の車が余計通れない。
市民:
それだけじゃなしに、一般市民のマナーがすごく悪い。自転車マナー。信号無視はもう常識、特に女性、おばちゃん、それが、お母さんがそういうふうに走ったら後ろを走る子どもも同じように走る。よく見かけます。私も自転車で行き来するから。僕が止まってる後ろを追い越して信号無視する。あれは、ちょっと常識外れだと思います。
市長:
だからその、当然学校教育でマナーというのは教えるとはいえ、いったい行政がどこまで家庭のマナーまで入り込めるかというと、なかなか難しいところではあるんですけれども。
市民:
俺らがそういうことしたらだめだ。
市民:
例えば、自転車交通安全教育とか、そういうような講習をやることによって、直ってくるのではないか。
市民:
僕は自動車側の意見を。あそこよく車通るのだけど、自転車がものすごい多いんです。向こうのダイエーの方に行けば行くほど狭くなってて、自転車が前に割り込んできて、その道事故起こるから。だから区分できないかなと。いわゆる区分け。
市長:
あれもうちょっと広かったらいけるんですけどね、ご案内の通り。
市民:
大阪市内は全部拡げていってますよ。
市長:
実は大阪市は政令都市なので自分で全部道いじれるんですけど、あれ府の道路なので、かといって何もしてないわけではなくて、本市としても府道の中でもなんでもかんでも拡げてっていうと大阪府もそっぽ向いてしまいますので、本市として今一番力を入れてるのは旧170号のところ。今あそこに全力を。バスこんな感じになってるので、あそこに対して市役所一丸となって、あんまりこれもこれもというと、大阪府がそんなたくさん言ってもできない、となるので。とにかくまずあそこを拡げてほしいと。申し訳ないです。今、市としては順番は。でもそれはご理解いただけるんじゃないかな、と。順次あれが拡がって言ってなった場合は次に。
市民:
一番下の、これ前から言ってるんですけど、階段のところのトイレ。観光の目玉と言うのです。それに山を上がるしトイレして行こうかと。あのトイレは入れません。それを僕も何年前からも市議会に言ってるんですよ。議員さんに。言っておきます、というだけで。
市長:
ちなみにどれぐらいお金かかるかご想像できますか。実は下水管の整備からしないといけなくて、観光の名所なので上を下水管走らせられないので、地下からいかないといけなくて、最近その公の場のトイレは当然ユニバーサルというか、障がいをお持ちの方にも配慮した形をとらないといけない、あれ大体整備しようと思うと概算3000万ぐらいかかります。市の公有地でない、一応神社のものを市域全体のみなさんの税金3000万使ってトイレ整備するのは、これはなかなか。それやったら公園やってほしい、という声が勝ってしまうと私は思っていて、なので、これまでどうやってやらしていただいていたかというと、国の地方創生の交付金というのがあります。まちおこしとかに使える。あれのお金がついたら、2分の1出るんですね、地方創生のお金って。半分の1500万は入ると。その半分はそもそも神社なんで、神社さんにお願いしようと。もう750万ぐらいやったら、市としても負担はだいぶ少ない。この条件が揃えばやっていくというのをやってるんですけど、なかなか国もよう見てて、トイレきれいにするぐらいにはお金つけてくれないんです。なので申請はしているんですけど、ちょっとうまくいってないかな。ただ、おっしゃったとおり観光の顔やといってるのに、あのトイレというのは、市としても苦しいなあというような。下水が整備されてたら別だったんですけど。
市民:
年もいってきてね、和式は上がれない。余計トイレが問題になってくるのではないか。
市長:
なので、これについては、たぶん何も補助がないまま、もし3000万使って整備したら、それはそれで市長への意見箱にいっぱいいただくと思うんですね。そこに使うのかお金を、と言われると思うので。これは機会をとらえて、やっぱり何か国の助成があるっていうのを狙わしてもらいたいなと思ってるので、ちょっと温かく見守っていただけたらなと思います。
市民:
すいません、時間がないのだけれど、1つだけ質問していいですか。実は私マンションの管理人をやってるんですけども、ごみの問題でね。大ごみが来年から有料になるっていう。これは市町村によって全部違うんですよね。うちのマンションで一番気になってるのが、不法投棄。それが、今までやったら大ごみの日やったら2カ月に1回くらい市の方がもっていってくれましたよね。それが後手になって、後手になるのも月に1回持って行ってくれるのはいいけど、申し込んだら2カ月先、3カ月先にならないと持っていけないのです。そうしたら、そこまで待てないものだから放る。地域の人も放っている。めぼしいところで、防犯カメラでも設置したらいいけど、防犯カメラもない。
市長:
仰る通りですね。今、地域を生活環境課というところが回らせていただいてると思うんですけども、そもそも粗大ごみの有料化というのは、みなさんご理解いただいてると思うんですけども、これは2つ大きな理由があって、やっぱりなんでもかんでも捨てる方がいらっしゃるので、ごみの焼却炉は燃やせば燃やすほどお金かかるので、出るゴミの量は減らせば減らすほど、市の持っていかれるお金は少なくて当然すむっていうのがあるのと、2つ目は粗大ごみを捨てる人って偏ってるんです。大きなごみを捨てる人っていうのが結構いてですね、実はその人がいっぱい粗大ごみ捨てると、その負担金って市民みんなで分かち合わないといけない、1人がたくさんごみを出しても、結局払うのはみんなの税金なので、それはやっぱり住民としてはなんでいっぱい捨てる人のためだけにみんなのお金を使わなあかんねん、っていうのが出発点で。いっぱい捨てる人にはそれ相応の負担をしていただくことで、減量化して、みなさんの税金の使われ方を公平化していこうというのが一番の趣旨なんですね。お金とりたいからとかそういうことではなくて、そういうごみの減量化という文脈で、これから有料化したときに、待ちきれないというか、殺到してるのがあるので、不法というか、置いたらあかんとこに捨てるのは絶対に出てくるはずです。そこは我々も十分に認識していて、そこは行政側とごみの業者さんと、どういった取り組みができるかっていうところで、不法投棄用の対策、今おっしゃった防犯カメラも1つの対策かもしれないですし、例えば巡回、人をつけるっていうのはあるかもしれない。これは30年4月以降に実際施行されたときの対応を見極めさせていただければと思います。
市民:
あと、それでもう1つ。賃貸マンションなんですけど、若い方を入れるというのに家賃補助なんかを、市町村によっては家賃を補助して、若い方とか新婚の方を、例えば家賃5万円のところを2万円ほど負担するから呼び込むというのをやってるんですが、そんなのは?
市長:
ありがとうございます。四條畷市としてのいろんな取るべき戦略があると思っていて、例えば、すごい自治体によっては、今、医療費って四條畷は中学校3年生まで無料という形で医療補助をやらせてもらってるんですけども、すごい自治体では実は20歳ぐらいまでっていう自治体があったりとか、最近ニュースになったのは、就学前教育というか、守口市が5歳まで無料化するって言って、あれ6億5千万かかってるんですけれどもやったりとかして、それはね、政策的ないろんな考え方やと私は思っているんです。どこにどんなお金をつぎ込むのかというのが考え方。ただし、稼いでる街ほどそういう自由度が高いのでそういう技も使える。ただ、例えば四條畷が補助やった場合に、近隣の街に同じことされるとどうなるかっていうと、一番財源弱いのはうちなので負けてしまいます。金銭補助合戦というのは。その戦いを挑んでしまうと、勝ち目がないんですよ、余裕に使えるお金が少ない分。じゃあ四條畷がやってるからちょっと財政力強い枚方とか寝屋川とかにやられてしまったら、もうこれ以上できませんので。となったら四條畷はそれよりも住んでる人が住みやすいと思ってもらえるほうにお金を使っていい街やなって言ってもらえて、引っ越してもらうというのがいいかな、というのが私の判断です。
市民:
道路は、私は民生委員をさせていただいて、子育てのちっちゃいうちの娘ぐらいの家族がいっぱい入ってきて子どもさんがすごく増えたので、地域としても、そういう人たちが楽しく過ごせるように、こないだ餅つきしましたし、みんなが楽しく地域で楽しんでもらえるようにしてるんですけど、その方々からの意見として、子どもを乗せて道路を行くんやけど怖くてしょうがないと。歩道がないから。今は子どもは自分が乗せていってるけど、子どもが別に自転車乗るようになったときに、道路に車がいっぱい走ってるところに一緒には走れない。その方はイオンとかに行きはるときに、あの坂、信号から坂のとこが途中からはあるんですけど、歩道が。切れてたりするんでなんか、その辺ちょっと怖いなと。
市長:
ここからイオン行こうと思うと、通られる道は、ファミリーマートを抜けていって、そこに行く途中までというところになりますかね。
市民:
そういう感じで、やっぱり歩道があると、そこから先はあるじゃないですか。そこまでいくと大丈夫なんだけど、そこのちょっとしたところがないので、改善していただけたら嬉しいなと。
市長:
道路についても、これまでの方針というものと、いま新しくしようとしてる方針というのがあって、道路を拡げようと思うと、まず国道・府道・市道、とあと私道という個人の方がもたれてる道とあります。国道163号とかっていうのは、だいぶ整備していただいて。やっぱり府道問題というのと市道問題というのがあって、(市道に関しては、)市は道路の維持管理計画というのと、交通安全プログラムというこの2つの計画がありました。どういうことかといいますと、交通安全プログラムはその名の通り、通学に関するところをまず優先的にグリーンベルト引いたり、分離させたりということをすべきだ、という計画。もう1つは維持管理計画から分かる通り、拡げるとかそういうことではなくて、とにかく傷んだところを補修していきましょうと、この2つの計画があるのです。ただ、このボールの次に多いのが道路なんです、お声で多いのが。やっぱり四條畷は狭いです、道が。しょうがないと思います。やっぱりぐっと人口が増えてきたっていう時代に対応していかないといけなかったことがありますし、古い街っていうのは、歴史がある街っていうのは一定こうならざるをえない。新興地ってやっぱり綺麗な線が引かれてますけれども、それは一定仕方がない。
今後方針として、道路って皆さんが思っている以上に、拡げようと思うとなかなか。なぜかっていうと、まず用地を買収するところから始まるんです。民地を開発するときに譲っていただくっていうだけで(面積にもよりますが)1000万くらいかかる。そこからさらに改修。でもそれでも拡がるのって、そこの一部分が拡がるだけなんですね。とはいえ、これをずっとほっといたら永遠に開発する土地も狭いままで開発して、永遠に拡がらない。この問題に関しては、この2、3年で解決できる問題ではなくて、やっぱり10年20年30年を見据えて、四條畷市は子育て世代のために道を拡げていくんだっていう覚悟がいるんです。そこに億単位でお金を入れなきゃいけないっていう選択を取らないと、これ永遠に改善されない。なので、それは私たちの選択やと思ってるんですね。今日もこの意見を聞きましたし、いろんな自治会さんを回らせていただきますけど、これはほんとに億単位です、道路拡げるというのは。
もう1ついいのは暗渠化といって、河川を埋めて拡げるっていう方法はあるんですけど、あれは用地買収いらない分ちょっと安いというのはあったりするんですけど、いろんな市としての方法を考えて、道路が拡がるお声が多いのは事実です。事実なんですけど、その億レベルの額をどこまでつぎ込むか、これ優先順位つけないといけないと思うんですよ。なんでもかんでも買収して拡げていたら財政破綻してしまいますので。地域の中でも拡げるのだったらここからという意見を、全体的には、正直、対応不能なので、まずはこの道から、それができたら次こことかっていうのを、地域の中で意見をまとめていただく必要があると思ってるんですね。それはご納得いただけるかなと思います。
ただ、行政としてはまずは交通安全プログラムという形で、通学路に関するところは優先的に市のお金でやりますし、道路ってお金かかるので、半分は国からのお金が入ります。例えば1000万の事業やるときは、500万ぐらいは国のお金いただいてます。ただこれが、国も厳しくなってきてですね、どんどん難しくなってきてるので、例えば300万しかもらえなかったら、その年の建設額は600万なんです。500万もらえればもう500万市から出す。こういうシステムになってるんですけど、私たちも実は先週国土交通省に行って大臣にお会いして、四條畷、道路厳しいですとか言ったりしながら、国からもらう努力も当然しながらも、地域の中で優先順位をつけていただくというのを今後お願いさせていただいて、順繰りにやっていくかっていうのを今考えさせていただいている。道路に関しては今そういう考えです。一気にできたらいいんですけどなかなか道路は難しいです。
市長:
小中学校の再編整備について私が着任する前、平成24年くらいから行われていることなんですけども、その中でいろいろ紆余曲折があって今に至ってます。学校が何校あるべきなのかとか、クラスの人数が少人数がどうかっていうのは、これ実は市長は全く決める権利がないんです。あくまで教育行政なので。これはかつての政治と教育が1つになったことによる弊害を取り除くために、市長は教育っていうことに関しては口が出せないようになってるんですね。
ただ、学校を建てる建てないみたいな話になってくるとお金が絡むので、そこに関しては口が出せる。財政に関しては。予算組みに関しては。なので教育委員会としては考えるけども、それ費用が伴うよねとなったら私も言わなきゃいけない。こういうような行政の形になってるんですね。これまで、申し訳ないです、過去を別に批判する気は全くなかったんですけれども、私としては、どうしても子どもの議論になると、お金の議論が実は全く置き去りにされる傾向にあるんですね。全くとは言わないですけれども、いくらかかっても子どものためやと。私は違うと思うんです。財政が限られてるんだったら、建て替えんでも改修ですむんだったら、余分に建てたり潰したりするべきではないと思います。そりゃ綺麗な校舎がいいという方もいらっしゃいますが、それは私だって綺麗なほうがいいと思いますけど、本当に、例えば潰したりするのが今この四條畷の財政状況ですべきかというと、私はそうじゃないかなと思っています。
なので今年1年かけて、これ結構費用使ったんですけど、劣化診断というのをやったんです。どういうことかというと、コンクリートをくりぬいてどれくらい老朽化してるのかとか、目視して、どれぐらい耐えられるかとか。これをやることによって、市内にある公共施設全部のあと何年持つかとか、長寿命化したら何年もちそうとか、もうこれは生きながらえさせるよりは建て替えたほうが安いとか、これが全部データで分かるんですね。これを小中学校もやってから統廃合を考えないと、やみくもにデータもなしに思いだけで意見を戦わせても、結局コストを最後は考えなきゃいけないので、今はその劣化診断というのをやらせていただいて、そのデータが出るのが平成30年の上半期なんです。それが手に全部出そろった段階でこの形でまた全地域何回も行かせていただいて、どうあるべきかというのを、そういうコスト面もありでね、こっちのほうが子どもにいいとは思うけど20億高くなるとか。それを分かったうえで議論すべきだと私は思うので、それを来年度やらせていただいて、当然時間かけないといけないので、平成31年の終わりまでに完全に決めます、計画として。そこで本市として再編のあり方っていうのを決めていくのが、今の計画になっています。
市民:
それで教育委員会の方とかが、ここにも説明会的な形で来られたりもしたんですけど、もう決まったことやから口出ししないでというところからの発言だったり、ちょっと納得いきかねるところもあったんで、決まったことだからどうのということじゃなしに。
市長:
私がなったからとかいうのではなくて、これから決めていくにあたって、完全にガチガチにこうしますというのを持ってきても、それ話し合いじゃないんで、こういう方向もあればこういう方向もあるっていうので、地域回らせていただけたらなと思ってます。その中でこっちがいいんじゃないかこっちがいいんじゃないかっていうのをまた持ち帰って、また行政としても意見を受けてこうしたんですけどどうですか、と。こういうプロセスで。時間かかるし、行政としても住民のみなさんにとっても大変なんですね、何回も意見言うのは。でも、そうしないとこういう大事な問題はまとまらないと思うので、そういうやり方で進めさせてもらえればと思います。
市民:
地域の意見を全部聞きますでしょ。正直言って学校の生徒数でどうこうとなってくると中野新町は負けます。だって四條畷の中で一番生徒数少ないでしょ。だから父兄がどうこう言い出したら新町はアウトですわ。だから、そこに市長の考え方とかそういうものも組み入れて動いてほしいわけですよ。地域の意見を聞くのも結構です。けど、いざ賛成か反対かになってきたら、うちの学校は負けますわ。
市長:
あの、大前提として数じゃないんです。やっぱり数で決められるならこれほど楽なことはないと思ってるんです。じゃあ、住民の方に一斉にアンケートをまいてAかBかCで多かったのにしますって言ったら、これ私いらないです。そういうことは絶対にしないです。議論するのは、数の大小によって決まるのではなくて、見過ごされた点とかそういうのが見つかるからみんなで議論する意味があるので、数の大小で決まるとだけは思わないでいただきたい。
市民:
ほとんどの父兄は現状がいい、という考え方を持ってると思う。今更なんで向こういかなあかんねんと。
市長:
そこは教育委員会の考え方もあると思いますし、私としての考え方もあるので、住民の方としっかり話し合いたいなと思ってます。
市民:
最後にちょっと1つ。市役所の前に、できたら施設をつくってくださいじゃなくて、自転車置き場あるよね、あそこ囲んでいただいて、お客さんも吸えるような形と、道路で職員の方が吸ってるだろうけど、そんなのみっともないし、あそこちょっと囲んでいただいて、禁煙室を作っていただいて
市長:
あの、私が着任して最初に市長指示として出したのがそれなんです、実は。上からというか、命令じゃないですけど、やっぱり縦の組織なので、こうして、ということはあまり言わないようにして、なるべく(意見を)吸い上げてっていう方向なんですけど、あれに関しては、あまりに声が多かったのでそうさせてもらったんですけど。申し訳ないです、あれは職員に言わせていただきながら、職員も労働組合とかがありますので、職員の権利がどうとか、いろんな今内部の協議をずっと重ねてまして、私としては指示を出したけど、1月からなので、だいぶ経ったんですけど答えが出ようとしているので、もう少しだけ、絶対年度内には答えは出てますので。お待ちいただければと思います。
市民:
最後にすいません。南小で、朝食のお手伝い。結局、今日も話し合いがありまして、結局予算も絶対つかないと。今あるところは使っていい。でも、食材がなければ提供なんかできないじゃないですか。それをどうするんですか、って言っても、何回言っても結局答えは出てこない。市からのお金は1円も出ませんという感じなんですよね、教育委員会の方の意見としては。それで2月で一応、まだ私たちは続けたいと思ってるし、私たちはボランティアでやってますので、ボランティアでいいと思ってるから、別に無いんだったらいただく必要もないし、でもやっぱり食材を買うためのお金というのは予算をなんとか。1月から3月は今日の結果としては休止という形だけど、4月からなんとかまたできるように考えていただけたらな、と
市長:
まず第1点として、南小の児童を対象にした、現教育センターでやられている事業になるんですけども。あれは教育委員会としてやってるんですね。この言い方が縦割りやと言われるかもしれないですけど、子どもに食事を提供する場の考え方は、福祉的な子どもの貧困というものに対する行政の考え方と、今この朝食支援事業というのは、欠食によって授業に集中ができないからしっかり朝食をとることの大事さを知ってもらって、家でしっかり食事をとるという大事さをかみしめてもらって、授業の集中力を上げていこうというので教育委員会として続けてたんです。よく小学校に早寝早起き朝ごはんというスローガン出てますよね。やっぱり朝ごはんを食べるっていうのは教育委員会としても絶対やってほしいこと。ただし、なぜこれ1年でやったかっていうと、これ教育委員会からご説明させていただいてるとは思うんですけど、ずっと外で食べていただくわけにはいかないという教育上の考え方なんです。教育上の観点からいくと、まずきっかけとしてはその場で食べてみた。すると授業も集中できた、笑顔になったというのが分かれば、今度は家庭でそれをやっていただきたいというのが教育的な考え方なので、確かにおっしゃる通りずっと続けていくというのもプラスもあるだろうけれども、教育上の観点として、教育委員会はそういう決断をされた。ただし、来年度以降は、とはいえやっぱり貧困といいますか、なかなか家庭の状況で食事をとるというのが難しい環境にあるというのは、今度は福祉部局で担当すべきやというのが、市役所としての、縦割りに聞こえるかもしれないですけど、そこはやっぱりこのまま教育行政として提供しつづけるのは、言ってることとやってることがずれちゃうという考え方があるので、一旦ここで1年で終わらせていただいた、というような状況になるので、ご理解いただければなと思います。
市民:
いい方向にはなってきてるんですけど、家で食事をとれるようになったりとか、人数も減ってきてますし。
市長:
ありがとうございます。バタバタした感じになってしまったんですけども、本当に本日はお越しくださいましてありがとうございました。今後定期的にこういう形でやらせていただきたいと思いますので、ぜひ次回も次々回もご参加いただければと思います。ありがとうございました。