ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップ > 分類でさがす > 市政情報 > 広報・公聴 > 地域と市長の対話会 > 地域と市長の対話会 > 雁屋での意見交換全文(第4回地域と市長の対話会)
地域と市長の対話会

本文

雁屋での意見交換全文(第4回地域と市長の対話会)

プラスチックごみを活用した発電について

市民:

将来的な願望といいますか、ごみ問題がものすごく問題になってますよね。プラスチックごみね。中国から輸入禁止とかそういうのね、四條畷市もね。以前は、800度ぐらいで燃焼してたんやけど、今はもう1200度ぐらいの温度で燃やしていているという話を聞いたんですけどね、それで、将来的にね、可能かどうかわかりませんけども、プラスチックを集めて燃焼して電気に変えるとエネルギーに変えて市民が購入するというような将来的な夢ですけど、そういうことは、可能でしょうか。

 

市長:

ご質問ありがとうございます。ニュースとか新聞とかでも、廃プラスチックごみについて取り上げられることが多い状況になってます。実際、ごみっていうのは償却するのに、非常にお金がかかっています。

四條畷のごみに関する状況ってどうなっているかというと、一市で持つにはごみ焼却っていうのはお金がかかりすぎるので、四條畷の場合は交野さんと一緒にごみ焼却施設を持っており、今、私市に新しい焼却炉を建ててここで、燃やしています。

そこに持っていって燃やしているわけですが、燃やすのにかかるお金と、その施設を建てた借金の返済を合わせると、年額、施設に対して、8億円ぐらい払っています。

ごみを燃やすという行為だけに。それは燃やす分だけなので、収集のコストはまたこれ別に億単位でかかってきています。衛生費っていうんですけども、衛生費は最も市でお金がかかってものの一つです。

加えて、聞いたことあると思うんですが、循環型社会といいまして、なるべくペットボトルとかっていうのは、再利用していきましょうという考えがあるので、ごみ焼却施設とは別にもう一つ、四條畷と交野と寝屋川と枚方で、4市リサイクル施設組合というプラスチックごみとかを再利用をする施設を持っています。東寝屋川にあるんですが、「かざぐるま」というんです。昔は国の方から、そういうプラスチックごみ集め、リサイクルに貢献したらお金をいただいてたんです。数百万円から1000万円くらいもらっていたのが、今はもう、そのあとのごみ処理ができないという関係でこのお金がもう0、リサイクルしてもお金をもらえない状況になっています。

確かに環境が変わってきています。今は立ちどまって考えないといけない状況です。これだけ廃プラスチックごみが増えてきているので、四條畷はリサイクル施設と、焼却施設を持っている中で、今後どうしていくのか。本当に廃プラスチックを燃やすという決断をするんだったら、四つの市で運営しているので、一市だけでは決められない状況です。今後の流れを考えていくと、このリサイクル組合も、いくらリサイクルしても市民に利益として還元されないのであれば、立ちどまって今まさに考える必要がある状況です。私だけの考えだけで意見を言うことはできないので、なかなか難しい状況です。

ちなみに交野市とやっている施設については発電をやらせていただいて、ものすごい収入は得ています。それでその施設運営の費用をかなり賄っています。電気を売って。それでも年額8億円ぐらいかかります。

体育館の利用について

市民:

ちょっとお聞きしたいんですけども、四條畷市の中のスポーツ団体は、色んな取り組みをされています。年をとっても健康に暮らせるように等、いろんな取り組みをされています。各種団体たくさんあるんですけども、近年スポーツ人口が減ってきています。その中の一つの要因としては、南中学校の体育館が一切使えないという状況になった時に、そこを使っていたスポーツ団体が他に入れなくて大体どこの学校も、1週間のリズムは決まっていましてだからサンアリーナを借りるかどっかで合同でするかという中で、サンアリーナを借りるんであれば、同じ市内にしてもちょっといけない。ということで、何個かそういうグループが解散等に追い込まれている状況もあります。私も南中でやっていたんですけどもバレーボールを実際今解散しています。ほかに使うとこがないのでということで、聞いているのは近々東小がまた、いずれなくなる。使えなくなるというようになったときに、私まだ東小使っているんですけども、そういう体育館にしても耐震工事が終わっているところを、何とかまた貸し出していただくとか、利用できるような取り組みというのをまた市としてしてもらえないのかなと思います。

 

市長:

ありがとうございます。公共施設の話になってくるかなと思います。小中学校の再編の問題と体育館の話っていうのは、切り離せないような問題のようです。

基本的には、学校再編は、太い冊子を見ていただきたいなと思うんですけども、38・39ページのところに記載をさせていただいております。学年が1クラスになってきている小学校のように小規模化してくることによって、他校と異なる教育環境が生じてきています。学年に、例えば担任の先生が1人しかいないとなると、その担任の先生は研修とかにも実はいけなかったりするんです。そういうような状況も考えていった時に、子どもたちの学びの場を、どうよりよくしていくのかという観点で、今回、南中学校と東小学校を統合すると決めました。

東小学校については、令和2年度から四條畷小学校に統合します。学校施設は、教育委員会として決めていったことで、それと公共施設はまた別でして、体育館の需要は非常に高いですが、東小学校と南中学校の体育館っていうのはどちらも土砂災害警戒区域内に建っています。どういうことかっていうと、大雨で最近よく土砂災害警報とか出ていると思うんですけど、その際に避難所として使えないんです。土砂災害がくる恐れがあるエリアなんです。

なので、国道163号があってJRがあって南中があって東小があるんですが、このエリア(163以南、JR以東)に今、土砂災害時に避難できる場所がないです。これが問題です。なので今後統合となりましたが、土砂災害警戒区域外である部分については、体育館や別の機能を持った施設というものを建てていくということを考えています。そうすることで、このエリアの方にとって、体育施設にもなるし、避難するところにもなるというようなものを、今考えさせていただいているところです。

それと、もう1点気になったのが、おっしゃっていただいたすでに利用するループが決まってしまっているっていうところも、我々としては考えていきたい。例えば、すでにもう部屋がいっぱいだと新しく何かをしようという団体がなかなか参入できないという状態になっています。なので、今後インターネット等を通じた予約システムを公共施設に入れていきたいなと考えています。

どういうことかっていうと、今、場所(窓口)にいかないと、いつの時間にどこがどれだけ空いているかがわからないという状況になっているんです。若い世代の方々からよくご意見いただくのはインターネット等で、どこの貸館とか、どこの体育館が何時から何時まで空いているのかがわかって、そこから予約できるようなシステムにするのがいいんじゃないかというような声もいただいているので、それも同時に入れさせていただきたいと考えています。すでに使われてる団体からしたら、自分たちが使ってたのにって思いがあるのはわかります。わかりますけれども、それをもって、新しくやりたいという方々が使えないっていうのはやっぱり検討すべきなので、そこについては、なるべく平等な形で皆さんが順番で使っていけるような仕組みを考えていきたいなと、具体的に制度が決まってるわけじゃないですけど、本年度その予算をつけましたので、そこに向けて進めてるっていうのと、新しいものを今後整備するという考え方です。

公共施設再編の進捗状況について

市民:

以前にね、南中の校舎が土砂災害で半分ぐらいのところまでという話は、聞いていたんですけども、その新しく建てることに関しての事業的な部分に関しては、何年ぐらいの目途になります。

 

市長:

公共施設全体には様々ありまして、例えば市役所があったりとか、先ほど申し上げた市民活動センターがあったりとかいろいろあるんですけども、こういう公共施設全体を今後どういうふうな形で老朽化対策していくのか、ほとんど1970年代とかに立っているので、40年・50年経っているんですね。もうそろそろ手を入れないといけない。ただ一気にはできないです。財政の関係上、順番にやっていかないといけないので、どういう順番で進めていくかっていう計画を、この8月に策定する予定です。

これに関しては、もう何年も前から検討していて、つい直近、春も公共施設の意見交換というのを10回ぐらいやらせていただいて、意見を持ち帰らせていただきましたけれども、ずっと意見交換をさせていただいて、この8月策定予定です。

南中跡地が最初の事業着手箇所になります。何故かと言うと、ここに土砂災害警戒区域外で避難所がない事態をなくすことは、何よりも優先して対応すべきというのが市の考え方なので、

可能であればこの9月から補正予算という形で、この設計等の予算を上げていけたらというような流れです。完成はもう少し先にはなりますけども、そういうような時間のイメージです。ありがとうございます。

自治会活動への支援について

市民:

(他に意見が)ないようですんで、東市長のフットワークの良さには敬意を表します。まず、前置きを。前回、くすのき小学校で10年20年30年のビジョンをお聞きしたんですけども、そこで一つ物足りなかったのは、そういう計画をされているときに、将来的に20年先の四條畷の人口構成がどうなっているのか、30年先はどうなっているのかということを踏まえて、ああいう計画を立てられたんかなっていう、ちょっと疑問が生じました。

ここで聞きたいのは、自治会が10年先に今のような活動ができるのか。20年先にできるのか。やはり地域の活性化の私は原点やと思っていますから、それが、市は、どういうような見通しで、自治会はつぶれたらもうつぶれたでええと、仕方ないと、そういうように思っておられるのかね。将来に向けてどんな支援とか、そういったものを踏まえて20年先、30年先を考えたのかもしお答えできれば。

 

市長:

将来の人口推計については、市は人口ビジョンというものを、私が入る前になるんですが、策定してそれによって一応推測は立てているのと同時に、国が一律に人口統計からこの先こうなっていくという推測の2つが主にあります。

我々として、こういうような計画を立てていくときに、まずは厳しく、要は、財政的に厳しいくなることを前提に計画をやっていかないと、上向くということを前提にお金をつぎ込んでいったら、もしそうじゃなかったときに破綻してしまうので、まずは厳し目に着手していって、もし先ほど申し上げたような回復傾向が続くんだったら計画を見直せばいい。上方修正すればいいという考え方なんです。

なので、気持ちとしては未来に向かってもっともっと若い世代の人に入ってきて欲しいと気持ちは掲げつつも、進めていく事業行程としては厳しく見積もるっていうような現状になっています。明るい未来を期待するのは当然なんですが、それでお金がなくなりましたとはいきません。なのでビジョンとしては増えていく、ただし、計画としては厳しく見積もっているというふうに考えていただければと。

ご質問いただいた自治会については、四條畷は、どちらかというと近隣市というか全国的に見ても、都心部に近いにもかかわらず、加入率自体は非常に高いのかなと思います。これは近隣市長さんとかとも話してて、私も一覧とを持っていますので、高いなあと。

最近の全国ニュースとか見ていたら、本当におっしゃっていただいてる自治会が保てないから解散じゃないですけど、置いてないというようなところも出てきているのが現状です。

ただ、皆さんにお伝えしたいのは、四條畷自体は、例えば交通事故の発生や犯罪の発生は、北河内の中では非常に低いんです。やっぱり、防犯委員の方々が色んな活動をしてくださって、四條畷の場合は民政委員さんや児童委員さんがいて、災害時とかも非常によく見守っていただいています。やっぱり、それぞれの方々がこの地域活動というのを非常に熱心にしていただいているからこそ、今の住みやすい四條畷があるというふうに僕は思っているので、そういう自治会活動とかは、非常に大事だと思っています。

ただ、考えないといけないのは、あくまで自治会は自治会なので、地域で組織されて、市がこうして欲しいああして欲しいと言い始めると、自治会じゃなくなってしまうので、あくまで市と自治会で、どういうふうな協力関係でやっていけるかっていうのは今後、区長さん等も含めて考えていきたいです。

 

市民:

自治会も高齢化が進んでるんですよ。例えば地域でも独居老人が増えていったり、要支援家庭が増えていったり、そうすれば、例えば民政委員さんの仕事が増えると。高齢化すれば、自主防災や社会福祉委員会のメンバーが保てなくなると、私は危機感を持ってるんです。そういったものを踏まえて、この前のビジョンを示されたのかっていうのがね。聞きたかったんですよ。ほんまに。このままでは非常に不安なんですよ。高齢化が進めば進むほど、例えば、国民年金だけの家庭から自治会費を集めるのがしんどくなってくる。会計面が非常にしんどくなってくる。そうすると、盆踊りやめなあかん。5地区の運動会もできへん。テントはる人がいなくなる。それはそれで自治会としてはしょうがないとそういう事態が起こるんじゃないかなっていう危機感をもつんですね。その時に、自治会は、市の方はそれは自治会の問題やから、それはそれで結構ですと、いう形で、ただ私はねえ、そういう状態のときに、市とパイプを持っておられるのが区長さんですよね、或いは、福祉の方かもしれませんけど。そういう方が人集めに常に本当に苦労されると。そういう自体がもう目前に来てると思うんですよ。それに対してどんな対策を考えられているのかっていうのが聞きたいです。

 

市長:

ありがとうございます。多くの方がいらっしゃるんで、この質問はこれで終わらせてもらえばと思いますが、地域福祉の話と、公共施設の話と、盆踊りの話は一緒には考えられないので、やっぱりそれぞれ分けて考える必要があると思います。地域福祉等については、昨年度みんなのプランという計画を作らせていただいて、やっぱりそれは民政委員さんであったりの意見をもらいながら今後どういうふうなもっていったらいいのかっていうのを盛り込んだ計画になっています。

公共施設の再編については、今後の人口とか高齢化率を見定めながら、策定していったものになりますし、自治会であったり区長さんのあり方っていうのは、地域協働課というところが、どういうふうにやっていくことで、地域と行政がうまく連携しているのかっていうのを考えているので、魔法のような一つの解は当然なく、それぞれの分野、施設だったら施設、協働だったら協働と、それぞれが今後どういうふうにしていけば、このまま住みやすい四條畷になっていくのかというのを、もう今も絶えず議論しています。

こうすれば解決するっていうそんな答えがあれば、全国多分どこも困ってないと思うので、四條畷にとって何が一番いいのかっていうのを、毎年毎年、行政は必死に考えると、それをもって支援していきたいと思います。

旧170号の道路及び南野地区の住所について

市民:

高野街道があると思うんですが、あの道はどうにかならないですか。この前、ちょうど1年前参道のところで車が故障していたんです。動かないようになっていて、10分もしないうちに駅から東に行く道が停滞してしまって、警察が来て対応してくれたんですが、どうにかならないですか。もう一つ、南野と言われる地域と畑中という地域がありますが、住所を聞かれると、南野の何番地やけど、どこら辺にあるんですかと、聞かれる場合がある訳ですが雁屋と違い、あのあたりの地域の分け方が複雑なんです。

 

市長:

まず、おっしゃっていただいたのは、東中野の交差点からずっと駅に向かう道のことであっていますか。旧170号線、神社の方までまでずっとつながっている道。あの道は、まず前提として、大阪府さんの道です。なので、市がどうこうというものではないんですけれども、雁屋畑線ができましたが、今おっしゃっていただいた道に、雁屋畑線なので、畑中までつなげていくと。国道163号に並行する大きな道をつくるっていうのが計画なんですけども、今、川本産業のところで止まってます。なんでかと言うと、今おっしゃったように旧170号が狭いので、これだけ立派な道(雁屋畑線)をそこに接続すると、渋滞してしまいます。今は何をやってるかというと、これを(旧170号)を広げるために、実は大阪府さんがようやく昨年予算つけてくれて測量をやってくださいました。田中医院ってわかりますか。途中にあるんですけど、まずはあそこまで広げていこうというので着手を、一気に全部できないので、まずはここまで広げていくという計画を一歩一歩進めてくださっています。ただ、住んでいる方がいらっしゃるので、何でもかんでも勝手にできるということじゃなくて、住んでる方々のご理解を得て、初めて道は広げられますので、今は住んでる方とこれから勉強会というか話し合いをしていきます。ただ、どういうふうなイメージで広げていくかみたいな測量は、すでに昨年やってくださったので、ただし皆さんご想像の通りわかると思うんですけど、途中でJRが走っていますので、それをどうするかというまた別の難しい問題は残ってるんですが、まずは拡張からというような考え方になっています。

畑中についてなんですけど、南野というエリアが、複数の自治会、畑中、滝木間もそうですし、南野というのは住所で使う南野1丁目2丁目3丁目、大字南野とかがあって、畑中や滝木間とかは自治会の地区としての呼び名で使いますので、住所で呼ぶときはすべて南野になります。

それで、何丁目から何丁目とかじゃないんです、ただ、この辺りからという明確に規定実はされていて、楠公、川崎とか、この辺りも実はここからではなくて、非常に難しい境目で、おそらく自治会の中でも明確にわかってる人がそんなにないんじゃないかっていうぐらい、ちょっと地域の名残が残ってますが、住所的にはすべて南野かなと思います。

 

市民:

住所を聞かれると、困るわけですよ。また、あの道(旧170号)がとにかく狭いので、それやったら、忍ケ丘の方へまっすぐ行った方が早いですよって案内したりしています。

 

市長:

車を運転するのが苦手な人は、忍ケ丘に行く人も多いと伺っています。今ようやく始まったところなので、やっぱり道っていうのは1年とかできるものではなくて、一歩一歩前に進めさせていただければと思います。

 

市民:

四條畷に住んで、もう50年近くになりますが、あの道が依然として、そのままです。

 

市長:

時間がかかってきたんですけども、ようやく大阪府さんも重い腰上げてくださったんで、頑張っていきたいなと思います。ありがとうございます。

江瀬美川の浸水害対策について

市民:

このちょうどね、雁屋本通り、よく水に浸かって三、四年前に緑地から津の辺のところまで、15メーター下ですかね、それが完成して大雨が降れば自動的に開いて流れるということを聞いておりますが、2本の河川ですかね、要望を出していますが、江瀬美川に流れている訳です。江瀬美川は一級河川やから、あそこは大阪府になろうかと思いますけれどもね、そこに流れていくのに非常にね、畷高のとこから分かれて2本の河川ができていますね。ところが、非常に勾配がぬるいんですよ、江瀬美川までのね。それから昨年度も日本全国で大雨が降って大きな被害が出てるわけですけどね、これからまた地球温暖化によっていろいろ大雨が降ろうかと思いますんでね、その辺のこの対策をね、なかなか難しいと思うんですけどね、大阪府になりますからね。これから温暖化になり、大雨が降ると、今の江瀬美川から南側の方がね、このちょうど関電の近所がそうですので、勾配が低いですよ。ああいう大きな災害が起きるんじゃないかなと思っていますので、市の方もね、行政の方で、出来ることと、出来事がありますのでね、その辺も一応検討に入れていただいてね、すぐにはできないと思うんですけどもね。

 

市長:

大雨対策の水防ですよね、区長がおっしゃっていただいたように、四條畷、大東の辺りに、増補幹線といいまして、地下に巨大な空洞を作って、それによってかなりの浸水害対策ができているという状況で、前回の大雨も耐えているという状況です。

この間の時もポイントになったのは、深北緑地とかも地下に水を蓄えれますし、下に地下河川もあるんですけれども、結局、一番何が厳しいかって寝屋川なんです。ご案内だと思うんですけど、寝屋川本線を決壊させないようと思ったら、最後はどうするかというと、支流を決壊させます。寝屋川で浸水害が起きてしまったら、多大なエリアになるので、実は関連している水(支流)の方は、むしろ決壊をさせるという手法をとって、全体としての被害は小さくしていこうという考え方です。

前回は、四條畷市内の川の氾濫よりは、むしろそちらが危なかったんです。寝屋川の水位がこれ以上上がっていくと、全体のために止めるということも考えると、四條畷として今から大阪府であったり国に一緒に言っているのが、四條畷と大東の下に地下の空洞を作ったように、大阪府全体としても、地下河川っていうのを作っているんです。ただし、地下河川を作っているのはいいんですけど、大阪府の地下河川は出口がないんです。とりあえず溜めて、雨がやんだら外に排出してっていうような感じなんですね。

実はこないだ大雨が降ったので、貯めたのをもう雨が弱まった時に、排出しながらため続け、2回転ぐらいさせたらしいんですけど、あとちょっと雨が降れば氾濫してしまったので、我々が今一番お願いしてるのは、それをまず海に流せば、地下に大きな地下河川ができるので、寝屋川とかの決壊にも対応していける。その根幹をやらないと、実はこの岡部・清滝・江瀬美等を強化したところで、結局、寝屋川がこのようになってしまうと、もうどうしようもないというので、我々としてはまず一番勢いの強い寝屋川の決壊を防ぐような対策に、かなり要望とかで力を入れさせていただいてるというのが全体の考え方にはなります。ありがとうございます。

 

市民:

私も建設の方に要望を出しています。いろいろ地域住民の皆さんの要望もありますので、掃除なんかはこまめにやっていただいてありがたいなと思います。外環のね、畑線の北になる歩道橋の下に2メートルぐらいの配水管が入ってるんじゃないですよね。それがどこに流れてどうなのかは起きてないんですけどね。

 

市長:

私もさすがその構造まで把握できてないですけれども、あるような気がします。

 

市民:

これもなかなか難しい問題だと思いますけども。

 

市長:

我々として、去年も一番浸水が多いのが新川っていう川、これは市の川ですので、そこの土砂の浚渫をやらしていただいて、こういうのは定期的に行います。あと、大阪府さんも浸水害ハザードマップっていうのを作っておられて、大阪府内全体の川を大阪府さんで見られていて、覚えやすいんですけど、大阪府の川を全部流さで直線すると777キロメートルあるらしいんです。ここからから、ものすごいところまで、東京などははるかに超えます。さすがに1年で全部掃除するのは難しいので、浸水害が多い地域とか、危ない地域から順に綺麗にしていくっていうのを順序立ててやっておられるみたいなので、大阪府さんに引き続き積極的にやって欲しいと頼んでいく必要があると考えています。

 

市民:

またそういうことも検討に入れておいて欲しいと思います。

雁屋畑線の歩道のバリアフリーについて

市民:

雁屋畑線ですけども、今、歩道も整備されて、広くで気持ち良いんですが、ただ、横から、住宅街から出てきた道と、歩道等の縁石の段差がありすぎるんですよ。それで、自転車なんかでいく度に、ガタンガタンとしてしまい、段差が大き過ぎるんでね、できたらちょっと、擦り付けで直していただいてですね、スムーズに走れるようにしていただければいいなと思ってるんですけどね。

 

市長:

おっしゃっていただいたのは、雁屋畑線は東西に走ってると思うんですけれども、南北から来る全額住宅が両方に張り付いているところ、こっちの道路ですね。

 

市民:

一日もあれば擦り付けができると思うんでね、ぜひ舗装の方をお願いしたいんですよ。

 

市長:

また後で区長に教えていただいて、建設課とちょっと相談させてもらえればと思います。本当におっしゃる通りで歩道の考え方で実は非常に難しく、縁石とかを歩道設置の際に設置するんですが、やっぱり車が急に乗り上がれないという理由で縁石をつける場合もあれば、車椅子の方にとっては、歩道に入っていきづらいっていうような問題があって、歩道自体のその作りをどうして行くかっていうのは意外といろいろ考えないといけないことがあるので今ちょっと即答させていただくのは難しいのでまた場所確認させていただいて、どうできるかはちょっと相談させてください。ありがとうございます。

防犯カメラの設置について

市民:

我々雁屋町会からしても、やっぱり年配の方がおられてボランティアというか、子どもを守りたいとか、そういう人も少ないために、防犯カメラをもっと必要やと思うんです。防犯カメラを早急というか、そういうのをやって欲しいなって、やっぱり雁屋だけでも。

 

市長:

お手元の太い冊子の24ページを見ていただいたらと思うんですけれども、実はこの数年で一気に整備してきてるんですね。これはあくまで市なので、例えばコンビニとかいろんな駐車場とかについてある防犯カメラもあれば、警察が持ってる防犯カメラっていうのもあるので、決してここに書いてある台数がすべてというわけではないです。いろんな民間事業者さんから警察からっていうカメラすべてで見ています。

四條畷自体は小学校1校あたり7台づつとかつけたり、学校再編に伴って、何台何台と、ずっと実は年々ふやしてきてると。カメラも大事ですし、カメラ自体は区長さんからご申請いただいたら一応10万円の補助はさせていただくので、いつでも増やすことはできるというような制度にはなっています。

でもそれだけじゃなくて、人による見守り、これは今回の学校再編に伴って、やっぱりここは危険だなっていうところは、カメラだけじゃなくて人でも見守っているという状況であったり、先ほどお伝えさせていただいた、見守りサービスなどカメラもそうですし、人もそうですし、こういうテクノロジーとか、いろんな取組みが必要なのかなと思っています。

おっしゃっていただいた通り、これは終わりはないんですね。防犯カメラの設置を増やしても、やっぱりもうちょっといるんじゃないかという議論になるので、我々としてはきっちり増やしていきますし、ここが必要と申請があればそれはもう補助させていただきます。

 

市民:

雁屋町会からそういう補助するのでも、その半分を出すお金もないからね、困ってるわけですよ。

 

市長:

それは、自治会さんごとにいろんな工夫をされてらっしゃるかなあと思います。これは非常に難しくて、全額となれば多分おそらくどの地域も大量におっしゃられると思いますので、さすがにそこは難しいかなと。主として通学路等で、PTAの方からここという要望があったりしたら、これは市でつけさせていただいております。プラスアルファーというところは、両方の力を合わせてやらせていただけたらと思います。

最後に

市長:

もしその他なさそうであれば、ちょっと時間をオーバーしてしまって恐縮ですが、よろしいでしょうか。最後に、お手元にチラシが何枚かあるうちで、まだご説明できてないのが、青色のチラシと黄色のチラシがありまして、青色チラシは認知症地域推進支援推進員さんというものの役割を書かせていただいてるんですけど、四條畷では2年前ぐらいから認知症初期集中支援地治療チームというのを立ち上げて、認知症対策に力を入れているというところで、独り歩きをされてしまう方とかが、周りにいらっしゃる方であれば、QRコードっていうのをつけていただくと、思わぬ独り歩きをされた際にも、本人が確認できるとか、或いは一番真ん中の右側には位置がわかる靴とかそういうのもあったりしますので、もしご関心があればですね、お問い合わせとご相談だけでも構わないのでしていただければなと思います。

もう一つの黄色いチラシ。こちらは、認知症サポーター養成講座に参加しませんかということなんですが、これは、難しいことではなくて、90分間受講していただいて、実は認知症は早い段階で気付くと直るんです。悪化してしまうと難しいんですけれども、なるべく早い段階で、家族であったり周りの方に気づいていただきたいという思いで、90分間いろいろ認知症のお話とかさせていただくので、ぜひこういうのを受講していただくことによって、ご家族等々でこの知識を活躍、使っていただけたらなという思いでご案内をさせていただいておりますので、またご関心があればこちらまでへ問い合わせていただきたいなと思っています。

お配りさせていただいた資料についてはそれぐらいです。もし他になければこのあたりで終わらせていただきますが、よろしいでしょうか。本日はどうもありがとうございました。ぜひアンケート記入していただけると嬉しいです。