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地域と市長の対話会

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美田での意見交換全文(第4回地域と市長の対話会)

子育て世帯の人口を増やす取組みについて

市民:

あのですね、私これ始まる前に、隣の〇〇さんに市としてやって欲しいこと何かあるかなと軽く話しかけさせていただいたんですが、本音のとこで言うたら、私個人運送屋を経営していますが、そんなにやって欲しいことはないんです。言われた都市整備、道路を太くして欲しいとか公園が欲しいとか、あった方がいいのはわかってます。あったほうがいいのは分かっているけど。自分が四條畷に、引っ越してきたその頃から財政が非常にまずいと。それをずっと聞いてました。財政健全化、健全化してしもたら、地方交付税も減らされるかもしれない。そういうふうなことは、自分も借金嫌いやから、個人的に非常に綺麗にしてもらいたいです。それが軽くを思った、第1点。

それと、私個人としてなんですが、今こうやって多少自治会とか、いろいろ活動さしてもらって、それで、今この美田町、非常に高齢化、若い人が少ないということです。自分としては、この間、明石市長が、落ちてまた当選しました。それで、そこで明石市民の方からは、子育て世代の人非常に増えたと。割合としてはすごかったです。今、自分がこうやって自治会と関連させてもらって、それぞれ区長、市長もご存知の通り、この美田町いろいろイベントがあります。若い人、非常に少ないです。それで、その中で、日々、やっぱり、明石市長の取組みたいなもの、それは明石も、ここと違って大きい会社たくさんあります。だから、四條畷市とは、全然市のモデルとしては違うかもしれませんが、また再選するされることは、それはうまいことお金を使っていたということの結果論ですから、今も言った通り、自分がこうやって自治会で、活動している中にあたって、若い人がもっと助けてくれたらいいのになと。自分の希望として何も意見は求めません。希望として、そういうある程度、公園とか、道路は非常にお金かかるので、そんな方に使ってもらったらなという気はあります。

 

市長:

ありがとうございます。方向性としては、そういう、子育てをされてるような方々であったり、そういう世代の方々が、四條畷にいっぱい来てくださること自体が、やっぱりまちの活気につながりますし、市の経営改善にもつながるので、本当に望ましいことです。泉市長を私も存じ上げてるんですが、そういう子育て支援に関すること、いくつかご説明させていただきましたが、他にもいろいろあるので、そこをどれだけ拡張していけるか。

ただ、これ(基金の取崩し)が改善されない限り、どれだけ投入したって、いつかやめなきゃいけなくなるんです。果てますから。そうでなくて、まずここ(基金の取崩し)がゼロになれば、もっともっと投資していけるようになる。まず、その経営改善と同時にやらないといけないことは、今後いくら子育て支援といっても、いろいろ助成額っていうのは大阪府内平均ぐらい、四條畷の場合、医療費助成とか、最後にそれらのサービスが同じ条件であった場合、決め手になるのは、いろんな都市環境だと思っています。なので、ある意味、そういう公園であったり道路っていうところは、中期的に見たら投資していくところと考えています。

泉市長の取られてる政策は、非常にわかりやすくて、どちらかというとそういう都市整備面のお金を削って子育て支援にあてています。なので、下水道事業とかはほとんど止めたはずで、それよりも子育て支援をしていくと。これはでも、いろんな賛否両論がありまして、やっぱり災害もあるので、安全対策というところ。子育て支援と安全対策費用のバランスの問題です。

大きな災害が来ない間は、もしかしたら安全対策のお金を削って、子育て支援に出すのはいいかもしれないです。ただ、万が一というのがあるので、先ほど申し上げたような、こういう子どもの見守りっていうところも含めて、下水道事業や道路事業というところには、安全性の担保という意味では投資していきつつ、中期的に見て、子育てしやすいまちづくりをめざしながら、これが(基金の取崩し)もしゼロになったら、先ほど妊婦検診の助成を引き上げた話をしましたけど、そういうところにもっともっとまわしていくという考えです。

子育て世代だけではなくて、お手元に青と黄色のプリントも配らしていただいてるんですけれども、四條畷は、認知症対策についても実は非常に力を入れさせていただいておりまして、2年前に認知症初期集中治療支援チームというのを立ち上げました。認知症は、早い段階だと直るんです。早く気づくっていうことが大事なんです。なので、黄色のチラシに、もし周りの方にそういう方がいて、知識として知っておきたいなというのがあれば、この90分の講座を受講していただくとか、出前講座等とかも行っておりますので、ぜひお問い合わせいただきたいということと、もしお近くの方で相談事とかある方は、青いチラシに認知症地域支援推進員という方の紹介もさせていただいていて、いろんなご心配ごと、独り歩きされる方にはQRコードとかをつけていただくと、どこの方とかがわかるとか、靴に、GPSをつけてどこに行かれたかわかるとか。こういう安全・安心の取り組みも、私としては力も入れていきたいなと思いますし、ただおっしゃっていただいた通り、子育ての方がどんどん増えてくださる方向に今、ようやく11年ぶりに回復しましたんで、何とかこの傾向を続けていきたいなと思います。ありがとうございます。

人口が増えている地域、プログラミング教育の予算、自治会加入、ふるさと納税額について

市民:

さっき、市長がおっしゃったね、人口が増えてると。どの地域が増えてるのか、田原が増えてるのか岡山が増えてるのか、我々のところやったらもうね、住宅ができるわけでもないし、中野新町やったらようさんできますわね。それと、我々の地域でしたら、高齢化が結構進んでます。楠公が一番進んでるけども、うちも進んでるんですよ。この前市長に言うたけども、(美田地区では)子ども生まれたら5000円、もう七、八年前からやっております。接点を持つためにね。ほんで出てきてくれという。それと、市にお願いしたいのは、まず、町会に入ってもらえるように、どこでも悩みやと思うんですよ。2割ぐらいは入っていない。強制的には言えないと思うけども。退出する人はいいです。入ってこられる人がね、自治会に入るように、一言でも入ったらこういうメリットもありますというのを、ちょっと言ってもらいたいと。それと、さっき、1億8000万円、子どもに出すと、それをするということはどっかを減らして、そっちの方に、市債をふやすんか。

 

市長:

増えた税収とか、先ほど申し上げた節約させていただいた部分でのやりくりです。

 

市民:

それだと良いんですけど。どっかを減らしてね。それで子どもの方に持っていくというようなことやったら、いろいろ不満が出てくる思うんだよね。年寄りからせんと、子どもの方に、重点的にする言うたらね。もう一つ、ふるさと納税は、四條畷はどれくらいなんか。

 

市長:

ありがとうございます。4点いただきました。順にいかせていただきたいなと思います。

まず、ふるさと納税の方から行かせていただきましょうか。ふるさと納税なんですけれども、四條畷は、僕が来る前の時からルール厳守でいこうというスタンスなので、いわゆるAmazonギフト券とか、今ニュースで言われていることはやらないで、3割以下というのを徹底的に守ってきましたので、200万円ぐらいしかないんです。ただ、出ていくのが数千万円あるので、実は制度によって差し引きマイナスとなっている地域です。

基本的に、プラスの金券を配るか、ないしは肉・酒・果物がある地域は非常に大きな額を獲得されている。そうならないようにというので、いま総務省が一定ルールを整えている状況です。これについては、我々も逆に制度が厳しくなったので、平等に競争ができる環境にはなったので、ちょっと力を入れてこれを引き上げていこうというので、計画を立てていきたいなという取組みはやらせていただいております。

その1個前の質問ですが、人口が増えてる地域と自治会の話ですけど、増えてるのは、まず二丁通が増えていて、住宅が建て変わってるのが大きいかと思います。あとは岡山です。岡山の線路から西側、東の方じゃなくて西側が今、住宅開発が進んでいるというような状況と、あとは田原です。田原は、新しく田原台6丁目というのができました。今まさにたくさん建っていって、埋まってきているというような状況です。

これはこれでちょっといろいろ課題もありまして、待機児童が発生します。前も少しお話させていただいたんですけど、保育園や保育所を建てようと思うと、億単位でお金がかかってきますので、喜ばしい面もあれば、対策も必要があるっていうのが増えている地域です。

ただ今回、出ていく人口よりも入ってくる人口が増えたというのもあるんですけど、そもそも出て行かれる方が減ったっていうのが大きいんです。転出人口が減っているっていうのは、私としては非常にうれしくて、いくら入ってくれる方が多くても、出て行かれる方も多かったら意味ありませんので、今のところはそれが減ってきているっていう状況で、増えてる地域はそのあたりです。

自治会加入率については、いろんな市長さんと話するんですけれども、四條畷はまだ非常に高い方です。ほぼ100%の自治会もあるぐらいですから、比較的高い方なのかなと。ただ、やっぱり減少してきているかなと思います。

行政としてやらせてるいただいている努力は、前まで自治会加入に関するホームページが深いところにあって、ちょっと発見できなかったんですが、なるべくトップの方にもっていくとか、転入転出時にご説明をさせていただくとかっていうのはさせていただいています。

ただやっぱり、一番確実なのは家を借りられる際、例えば、私も最近引っ越したんですけども、口座から自動的に自治会費が引き落とされるような仕組みになっているかなと思うんですけど、あれが一番強い制度かなと。なので、不動産業者がそれを契約に入れているんですね。仲介する業者さんがそれを組み込んでいるっていうのがおそらく一番効果があるのかなと個人的には思ってます。行政としては、ホームページを上位に表示するとか、転入時にご説明するというのが限界かなと思います。

 

市民:

以前もね、大きいとこだったら、〇〇とかね、オートロックになってますわな、隣組を作るのが嫌なんですよ。営業の人間が言うので、その本社の方に、社長宛にお宅の会社は、地域にどういうつき合いをするのかと、そしたら、払いますねん。ほんでマンションやったらね、7割型もらうところとかね、その変わり行事には参加せんけども。一軒家とか、借家に引っ越して来たとこは、ものすごく難しいです。転入してきたときに、窓口で、ちょっと言うてもらうとかね。

 

市長:

それは、実は言わせていただいてるんですよ、転入時に関しては。ただ、あくまでいろいろな転入時の説明の中で、自治会のことご案内させていただいています。ただおっしゃっていただいたとおり、強制ではないので難しい。

あともう1個何でしたか、人口と自治会の話と、ふるさと納税と、どなたか覚えてくださってる方、流れるように質問いただいたんで。

パソコンで1億8,000万円どっから持ってきたかという話ですね。それは、まず税収増になった部分と節約の部分、これが大部分なので、新しく投資をする部分においては子どもを中心に置かせてもらってますけど、それ以外をやめていっているとかっていうことではなくて、今あるものはなるべく維持していくというような考え方です。ごそっと1億8,000万円なくなったとかそういうことではないです。

一定ちょっとした借金はしてます。ただ、皆さんご案内だと思うんですけど、市がする借金というのは、いわゆる借金とちょっと性質が違いまして、パソコンを買えば5年10年と使うわけなので、今の世代じゃない世代の方々もその利益に預かりますよね。なのに、今この年の人だけが支払ったら、あとの人達が一気にラッキーになってしまう。なので、市というのは、あえて各世代ごとの負担が平等になるように借金をしていくっていう考え方なんです。そうしないとおかしくなりますよね、今の世代に一気にやっちゃったら、後の人はめちゃめちゃラッキーじゃないですか。我々の世代は1億8,000万円を払わなくてラッキーってならないように、そういうふうな借金はしています。

停車場線が狭くて危険

市民:

いま市長の方から、道路のことのね、お話しがありましたが、私らも高齢者になって中野とこから大東の方のダイエーまでの道路がね、今もうほんま我々な車に乗って出ますんですけど、朝とか夕方は畷校の学生が、自転車で走るし、また高齢者の方が手押し車を引っ張って市場へ行ったり、そんなので、やっぱりもう道路が狭い。ということがありますんで、これからも東市長らもこれから何十年と市長をやってもらわないかんと。一辺にお金のこと言われまして、一辺に出来ないと思いますけど、あの道路を何とかやってもらえたらと思います。

 

市長:

ありがとうございます。国道163号線があって、JRが走ってると思うんですけど、今おっしゃっていただいた停車場線は、JRの西側の南北の線ですね。もう一本狭いのがありまして、ここにある旧170号線。どっちも大阪府の道路になるので、事業をしてくださるのは大阪府さんなんです。府道っていうもので、市の道ではないんです。大阪府です。

僕もずっとここを通って学校に通ってましたので、やっぱり狭いなあと思いはありました。畷高さんが前を綺麗にされた時にちょっと下げてはくれてますけども、そこだけ広いって感じですね。我々としては、こっち(停車場線)も広げたいし、こっち(旧170号線)も広げて欲しいという思いがあるんですが、大阪府さんにそれを言うと、まずはどっちなんですかと。両方はできないから、どっちが四條畷市さんとしては優先順位が高いんですかという議論になります。

これは、議論がいろいろあると思いますけど、いま我々がお願いしたいのは、こっち(旧170号線)です。特に入ったところの狭さで、あそこはバスも通りますので、非常に危ないエリアになっていて、また駅にも抜けていくという観点から、過去からもうずっとお願いをしてきて、実は去年に大阪府さんも重い腰上げて現地測量の予算つけてくれて、ようやくスタートを切ってくれました。

当然ながら、ここに住んでらっしゃる方がいらっしゃるんで、やっぱり皆さんのご理解があって広げれます。一気に広げると、車道プラス歩道も設置できるぐらいになります。あそこは今後、方向性としては、田中医院があるところまでぐっと広げていく予定です。それについて住んでらっしゃる方のまずご理解を得ながらです。我々がやりたくてもできるわけじゃないので、大阪府さんに協力をさせていただいて進めます。

もう一つ理由がありまして、雁屋畑線はわかりますかね、サンディとかがあるあたり、綺麗な道で、畷高通りに繋がる、外環に繋がってる、これを雁屋畑線っていうんですけど、本当はあれ、雁屋畑線なので、ここ(旧170号線)に繋がるはずなんです。ただ、いまこっち(雁屋畑線)が立派過ぎて、ここ(旧170号線)につなぐと、交差点が渋滞するので、都市計画としては、これ(雁屋畑線)ができたんで、次はここ(旧170号線)を広げて繋いでいくと、国道以外にも東西アクセスできるとこができて便利というのが都市計画なので、今まずこういうふうなのをやらせていただいてます。

人生100年時代なので、一歩一歩、やってないというわけじゃなくて、ようやく一歩を踏み出していただいているというような状況ではあります。いや、これは議論があるんです。こっちの方がいいんじゃないかと、いろんな議論があるんですけど、やっぱり今この全体の都市計画と危険性を考えての判断です。ただ、これは100%どっち側とはならない問題でして、これまで歴史的にずっとこっちを要望してきたと。厳しいご意見をありがとうございます。

 

市民:

ガソリンスタンドのとこありますよね、そこがちょうど向こうから坂になってますよね。畷高のね、学生らが、信号が青やと思ったらね、スピード出してますやんか、だからもう、そのままいくから事故が起きてないからいいけど、これから事故でも起きてきたら、ボウリング場のところでも事故起きてますから。

 

市長:

すごくご意見いただいて、実は定期的に四條畷高校さんには、自転車の指導について市役所からも言ってます。実は、ここだけじゃなくて、こっちの北の方に登っていくと、ドラッグストアとかを超えていくとまた狭くなっているんです。それもいま問題になっていて、砂線、ここも広げるべきじゃないかっていうご意見と、ここを広げるべきじゃないというご意見あります。本当にたくさん。ただ府道なので、順番なんです。市の道でしたら、できるんですが。じゃあ、市道にしたらいいやんと思うかもしれないですけど、維持補修費は全部市が持つということになります。今は府道なので、直すのは府のお金でやってくれてるので、全て市が持てば解決するかというと、実はそういうわけでもないのが難しいところではあります。道路は、やっぱりそこに住んでらっしゃる方々がいらっしゃるっていうのが、一番大きいのかなと思います。ありがとうございます。

サンアリーナ近辺の木について

市民:

(現地の状況をテレビモニターに投影)

 

市長:

サンアリーナのところですね。

 

市民:

この木があって見通しが悪く、危ない。

 

市長:

ほんまですね。見えないんですね。

 

市民:

この辺りを、市にちょこちょこ切ってもらっていた。でもこの土地は市の土地じゃないねん。子どもが被害にあわないように、この木を切るようにしてほしい。事故起こってからでは遅い。

 

市長:

とりあえず、わかりました。まず、区長が言ってくださったんですけど、市の土地であればいくらでも伐採はするんですけれども、他の方の持ち物になりますので、これ(木)は。例えば、勝手に玄関に入ってもの持っていってるようなものなんですね、勝手に木を切るというのは。いくら安全対策とはいえ、我々がまず絶対にできるのは、道路上に関しては、道路管理者っていう役割があるので、道路にちょっとでも出てたら、それは強制的に切れます。道路の安全管理上の問題で。ただ、この敷地内については、これは指導ができます。指導するっていうのはできるので、切ってくださいと、足繁く通うということです。

 

市民:

この道から、青の時に、まがれるやろうと思って右折するんです。自転車が来た時に危ない。

 

市長:

ここですね。ここから先に行ってアップダウンのことですよね。先ほどちょっとご質問いただいたように、基本的に右折レーンの設置とか、信号とか、横断歩道とかって、警察で一定の条件のもとに、市民の方からおっしゃっていただいて、できるところは対応していただいてるんですけど、一応その基準上は難しいっていうところでも、歩車分離とかについては、お願いさせていただけるところについてはやってくださってたりするんですけど、やっぱり賛否両論あって、従来通りのあり方と変わると、最初の方はすごく危ないんで、次に青と思ってアクセルを踏んだら歩車分離やったとか、これは一定いろんなご意見があります。

あと多いのは、通り抜けの話とかについては、通り抜け禁止っていうのは、このエリアの住民全員の賛成があるとオッケーというルールになってます。交通行政っていうのは、やっぱりいろんな意見が出ます。そこについては、非常に難しいところです。ただ、さっきの木については、ちょっと持ち帰らせていただいて、ちょっと今この場でお答えするのは難しです。ただ、場所はわかりました。ありがとうございます。

コミュニティバスについて

市民:

ちょっとね、この前、皆さんご存知だと思うんやけど、みんなのスーパーが、5月で終わって、それで、コミュニティバスを検討されてるところなんで、ここらも年寄りが多いもんで、なんかそういうふうな面でもちょっと考慮の中に入れてもらえればなあと。路線バスで行ってもらうようになったんですけど、コミュニティバスの件でちょっとね。

 

市長:

ありがとうございます。やっぱり、ここから一番近いよく行かれるスーパーはあそこになるんですかね。

公共交通の話については、お配りしている太い冊子の中で、交通のご意見を非常に多くいただいておりまして、13ページです。2年前からずっと作業をしてまして、四條畷は京阪バスさんに委託をして、赤くて大きいコミュニティバスを運営しています。

四條畷は、地理的な特性上、東西に広く分かれてますので、実は住民1人当たりのコミュニティバス費用、これは近隣市と比べて4倍以上かかってます。非常にコミュニティバスにお金がかかっているまち。良い悪いとかではなくて、まちの特徴上、仕方がない。地形上の問題になってきます。

ただ問題なのは、契約を1台増やすと、大体1,000万円ぐらいの増額になります。特に田原から駅に行かれる方は、朝に積み残しがあるぐらい乗っていらっしゃるので、大型バスを契約してます。

こうすると何が起こるかっていうと、滝木間、畑中とかもそうなんですけど、岡山とかの道の細いところに、公共交通が入っていけないという問題がいま発生してるんです。

ただ、いますでに他市に比べて4倍かかってるのに、さらに小型も導入するというと、これはもう全然持続可能じゃないので、今やっているのは、一からやっぱり見直さないと、今のあり方も含めて見直さないといけない。一番の問題は、朝と夜はパンパンなんですが、昼間はほとんど人が載ってないということです。でも昼をやめたところで、バスと運転士さんは1日拘束なので、回そうが回さまいが同じ経費です。だから回してるんですけれども、やっぱりそのあたりをどう効率化していくのかっていうところと、道が狭いエリアについて、どうやって小型のものとかを導入していけるか。それで全体として、破綻しないような制度設計。5年は行けても6年後にはなくなりますじゃ意味がないので、持続可能な制度をやろうというので、平成29年からずっとやってます。

タクシー事業者さんとか、バス事業者さんとか、地域の方、区長さんとか、PTAの方とかも、各エリアでいろんな方に集まっていただいて、30人ぐらいでどうしていくかという会議をずっとさせていただいていて、実は来年度から新しい制度に移行をさせていただく、今の赤い大型バスだけっていうところを変えさせていただこうと思っていて、この秋から実証運行っていう新しいモデルを試したりします。 

ただ、基本的に新しい小型モデルを試す地域は、坂が多いところ、細くて坂が多いところ。だいたい想像つくかなと思うんですけど、このエリアって道が細い上に坂道になっているんですね。あと岡山とか清滝とかあっちの方もそうなんですが、京阪バスが回転できなかったりするんです。そういうところで、小型系の新しいものの実証運行というのは試させていただこうと思ってるんですが、比較的道は狭いのものの、勾配については他地域に比べると比較的ましというところがあるので、実証運行としては今はこの地域は考えてないんですけれども、今後、制度としてそういう声が、やっぱりスーパーなくなっていったりしているので、タクシー以外の選択肢としての公共交通として、いま意見としてはお伺いはいたしましたので、それがどう反映できるかっていうのは、今後また検討いたします。

 

市民:

四条畷駅から国道中野を通ってるバスを京阪バスをコミュニティバスに変えるのはあかんわけですか。あそこへいくのに230円かかるんです。

 

市長:

今は実は逆でして、すごくバス業界は困っておられて、要はいないんです、運転手さんが。なので、京都市でもいま撤退しようとしてるんです。バス事業者が。あれだけ人がいる京都市でも、採算が取れないっていう状況なので、言わずもがな四條畷もそうなんですが、コミュニティバスはこの令和元年度までの5年契約なんですけど、同じ制度を続けても増額をすると、要はとにかくそれくらい人が足りないっていう状況なので、おそらく話を持ちかけるとお金さえ払っていただければとなると思います。

公共交通の考え方は、公共交通なので一定市の負担もさせていただきながら、タダにするとなると、これはもう持続可能ではないので、今はだいたい市民の方に負担していただく額と、市が税金として出させていただく額を、今だいたい50%ずつにして運行しているという状況で、この割合を変えれば運賃は安くなりますし、運賃が上がればもう少し便が増やせるっていう割合なんですが、一応半々にさせていただいてるっていうのが、今の考え方にはなります。

 

市民:

だいたい15分に1本あるんですよ、四條畷からイオン行き。ということはドル箱ちゃうかなと思うんです。

 

市長:

実際には、基本的にほとんどの路線バスは厳しいです。ちなみに、一番儲かってるのは、河内磐船とかから京都駅に向かう便。特急バスっていうのがあるんですけど、あれはドル箱とおっしゃってました。ああいうのだけをやっていきたいという思いは当然あると思いますが、地域のことを考えて一応走らせてくれています。

 

市民:

イオン行くのに、やっぱり年いったら階段上り下りしなあかん。そっから乗っても230円やったけど、市のバスやったら100何ぼで。

 

市長:

ただ、確かに4.3倍の額が他市に比べてかかってるんですけど、それをまず是とするかどうかという議論がありまして、それだけコミバスにお金を使ってるということは、他市と同じぐらいの水準であれば、数千万円ぐらいは他のサービスに使えるということなので、やっぱり乗ってる方と乗られてない方の差がすごいです。コミュニティバスに乗られる方は、ほとんど毎日乗りますし、乗ったことない方は、多分全く乗ったことがないんですよね。でも、みんなで負担しようというのが制度なので、余りに利便性を追及しすぎて、乗られてない方にとって負担やなとはならないように、制度を作っていきたいなと思っています。

災害対策のための無電柱化について

市民:

えっとね、去年すごく災害があったじゃないですか。それでね、特に台風とか来たときに、東京でもそうですけれども、電柱地中に埋めましょうっていう計画ありますでしょ、最近、木でもそうですけれども、倒れたっていうのもニュースで聞いたんですけれども、電柱も倒れた場合、やっぱり被害にまた被害、二次災害になる可能性もありますし、だからその地中に埋める、東京なんか特にオリンピックも控えてますから、小池さんは話してはりましたけれども、それは地中に埋める案っていうのは四條畷はどうなんですか。

 

市長:

ありがとうございます。まさに雁屋畑線とかは無電柱になってますね。開発する時には、無電柱に、地下に埋めていきたいというのは原則としてありますが、でも、100%無電柱がいいかというと実はそうではなくて、台風には強いんですけど、地震には弱いんです。1度中で壊れたら、復旧に時間がかかります。電柱というのは、壊れやすい分、直しやすいっていう特徴があるので、確かに台風には良いという機能はあるのですが、一概に絶対的に無電柱がいいというわけではないです。一定、大型の道路を整備していく場合については、地中に埋めていくという方針で四條畷市としてはやってます。大型整備の際、やっぱり普段の工事の中でというのは非常にコストがかかるんです、埋めるのは。なので、一気に拡幅等するときに、埋めていくという考えにはなります。

 

市民:

国、府と連携しながらですか。

 

市長:

もちろんです。国のお金がなきゃ到底できないので、国に無電柱化をするための交付金がしっかりとあるんで、そういうのをしっかりともらいながらやっていく。市は、府を飛ばして国にもの言うことは基本的にはできなくて、府さんと一緒に言っていきます。ただ、あれも決まってて、だいたい大阪府にいくらとかなんで、申請しても府内での奪い合いになるというような感じになります。

東京は、国からのお小遣いなく自立してるんで、とにかくお金がたくさんあります。大阪府は独立できてなくて、国のお小遣いがあってようやく運営できていて、東京と大阪の最大の違いはそこです。絶えず、何するにも国へのお伺い。東京は、お金があるからやりましょうとこういう決断ができるので、ちょっと東京と大阪とは事情が違うんですが、多分皆さん驚かれると思うんですけど、歯科検診の無料の案内とかを、20、30、40歳の節目の年に通知を送らせていただいて、1回無料で受けれるというのをやっていますが、例えば港区とかは、毎年です。やっぱりお金がたくさんあるので、それぐらい財政力の違いっていうのがあるので、一概に東京でできることができるわけではないんですけれども、基本方針は、するときにやるっていうのは、方針としてはもってます。ありがとうございます。

最後に

もし他に質問がなさそうであれば、基本的にはお配りした資料については、だいたい説明させていただいたと思います。主によく疑問が出てくるものは、この太い冊子に大体は書かせていただいているという状況ですので、もしよろしければご確認いただければなと思います。ここはどうだ、そこはどうだ、とたくさんご意見あると思いますので、市長への意見箱が、市役所とかいろんなところにありますので、書いていただければ、随時それを利用してください。おかげさまで、私が就任以降、倍以上増えてまして、市長への意見箱というのが。ありがたいなと思っているので、たくさん声を寄せいただければなと思っています。もしなさそうであれば、こちらで終わらせていただきます。よろしいでしょうか。本日もどうもありがとうございました。よろしければアンケートを書いていただけると嬉しいです。