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地域と市長の対話会

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田原地区・なるなるホールでの意見交換全文(第4回地域と市長の対話会)

市民総合センターの移転

市民:

○○と申します。ただいまね、市長の25分間のお話を聞いて、いろいろ改革が進んでるんだなあと頼もしく思って聞いていました。今日ですね、私は市民総合センターの移転、そしてホールが300になるというのを聞いたその驚きから今日はもうここに来てしまいました。

いかなる理由で市民総合センターホールを活断層のある南中跡地にすることになったのか。活断層があるから南中を廃校したのではないかと思っていたところに、市民総合センターを300にして、こんな街で300の、300のホールってあり得ないですよ。まあ村の集会所とかならわかりますけどね。5万を超えた街に300のホールって、どういうのって本当にもう愕然としたんです。

文化の方で言うと、この秋には森のオーケストラ、なわて森のオーケストラとかができると聞いて、四條畷も文化的な街になってきたと喜んでたんですけれども、一番使い勝手のいい場所にある、あそこから南中の跡地へいく。そして、この今お借りしてる個別施設計画という、そこには多目的に使える小ホール、そして1000人以上収容できるホールを中核にとあるにも関わらず、その1000人以上収容できるホールというその文言はどこに消えて、なぜ300の方になったのか。それが1つですね。1つ目は活断層はどうなったのかっていうことなんです。

2つ目はなぜ300のホールだけになったのかと、あと3つ目がですね、市役所、今の場所でいいじゃない。市役所はみんな用事がある人が時々行くのであって、それは少々不便でも全然問題ないんですよ。みんなが日常的に毎週通ったり、それから学校帰りとか通勤の帰りに、いろんな活動、文化活動するために集う場所は、やっぱり駅から近くて、素敵な催しがあります、その時にはJRで市外の方も来られるし、忍ヶ丘もおおさか東線ができてすごく便利になりましたよね。それでますます住む人は増えるんじゃないかなと私は思うんですけども、ぜひホール、四條畷に300のホールって、市長、それでいいと思ってられるのかを伺いたいと思います。

 

市長:

はい、ありがとうございます。まあ順番に、多分誤解されてる部分と、正しくない情報の部分と、いろいろ入り混じっていると思うので、順にご説明させていただければと思います。先ずですね、南中学校っていうものについてなんですけれども、四條畷南中学校に関して小中学校の再編というもの自体は、これは教育委員会が中心となって、まず施設の老朽化の対策、校区のねじれという同じ小学校から違う中学校に行ってしまうという問題、学年が小学校1クラスになってきてしまっているとか、いわゆる国の言う小規模校に該当しているという状況を、やっぱり同じ公立の中で同じ教育環境にしていくのがいいという思いで、教育委員会が主軸になってやっておられることをなので、危ないからどうこうというわけではないんですね、スタート地点は。

そうこうしている中で、南小学校と東小学校については、ほとんど学年が1クラスになってきていて、それも40人もいないという状況の中で、子どもが四條畷で一番多かったのは昭和55年あたりなんですが、もうすでに、今はその時より半分以下になってるんです、子どもの数が。子ども数が半分くらいになってても、学校数はほとんど変わってないというのが今の四條畷の現状です。

それに対応していく必要があるという教育委員会の観点から、やっぱり大阪にある学校なので複数クラス等で切磋琢磨していく。例えば、担任の先生が、学年1クラスの場合、隣のクラス先生と相談することもできなければ、研修とかにも行けない。1学年の先生が1人しかいなければ、そういう観点の中で学校の再編をしていくます。

そういう観点のなか、東小学校が、163号が走ってて、ここに畷小があって、東小学校があって、ここに南中学校があるんですけど、土砂災害警戒区域というのがありまして、これはちょっと前に広島で土砂災害のひどいものがあってから、国として指針を決めて、こういう条件に当てはまればそこは土砂災害を警戒しなければいけない区域ですよというのが定められて、大阪府でもマップを作っています。

その中で、東小学校というのは実は敷地全面が、土砂災害警戒区域に含まれています。これは、建てた後に当然わかったことなんです。南中学校については敷地の半分が土砂災害警戒区域に当たってます。ここに避難所となる体育館があって、校舎がこうあると、活断層と仰ったのはこの辺りに通ってるんですけれども、いま学校の教育環境を考えていって、小規模校等の解消、老朽化の対策というのをやっていく場合に、土砂災害警戒区域にあるものとそうじゃないものどちらを残していくのが主として安全なのかということを考えた場合に、東小のお子さんにはもう本当に申し訳ないけれども、もともと畷小の分校としてできてますので、このエリアについては、もうこれからここにお金をかけていくと、万が一の時に土砂災害があるかもしれない施設に投資をしていくよりは、申し訳ない、ちょっとだけ通学距離が遠くなるけれども、いろんな安全対策をさせていただくので、こちらに通っていただけないかというような理由で廃校に来年からさせていただく。

南中も同じ理由なんです。ただし、こちらのエリアの方からすれば、畷中はすごく坂の上になるので、一定距離が遠くなるエリアの方については、西中学校に行っていただくことで、西部地域については、だいたい中学生も小学生も均しい通学距離になってなっているという状況です。

お示しいただいたのは、ここにJRがあるんですけれども、これが163号線、こちらが忍ヶ丘駅とかがあるエリアで、こっちイオンとかあるエリアで、こっちがくすのき小とかあるエリアなんですけど、それぞれ学校があって避難所がある。でもこのエリアについてはですね今、土砂災害警戒区域内にしか避難所がないという状況なんです。ということは大雨で土砂災害警報が出た時は、避難所今開設できない状況なんです。これが先ず第1の課題なんですね、特に学校閉めた場合に。

なので、この南中の敷地の西側半分というのは別に土砂災害警戒区域でもないですし、活断層というものは一定距離を離せばそこには建物を建てていいというのが、そういう専門家の意見でもあるので、こちらの西側に避難ができる場所、及び、避難ができる場所だけ置いてても仕方がないので、普段から人が集まれるようなコミュニティとして成立するような施設を作っていこうというのが出発なんです。なので危ないとこで建てるというよりは、避難所とかがないエリアの方に対して、やっぱり必要なものとしてこれは整備をしていきたいという観点なので、危ない所に建てるという訳ではないです。

その際に、何千平方メートルかこちらのエリアはあるんですけれども、ここに教文と合わせてあるかなと思います。施設全体の再配置と、あとは床面積。

今のがここに建てる理由なんですけど、次に考えていかないといけないのが、公共施設というのは1970年代に一斉に整備されたものですから、今ちょうど4、50年経って一斉にガタがきてるんですね。当時はグーと人口が伸びててお金の入りも増える時代だったので、どんどん建てていってました。借金をして。今は逆に四條畷は増えてますけど、基本的には人もお金も減ってきてる中で、たくさんある建物の維持補修とか改修をしていかないといけないという状況です。いま市内にあるすべての施設を毎年ずっと改修していくと、だいたい年額12億円かかるという計算なんですね。でも市としては、年間毎年12億円、この建設費用と改修費用にかけるだけの財布では無くて、市としては7億円を目途にやっていかないと財政の見通しがつかないという状況なので、全部をその場で綺麗に残していくのと、一定施設利用率が低いものとを集合させていって7億円に収めていくというのでは、結構な乖離があります。

でも、市として未来の、実は12億円というのは借金さえすれば、当座はしのげますからいけるんですけど、それは、後世にひたすら借金を送ることになりますのでそれはできない。そういうことをしないということを考えたら、年額7億円くらいでいきたいという結論です。

そうすると、利用率が低いところ、例えば10%とか20%とかしか使われてない施設というのをありのままに置いておくと、改修費用とか維持管理費がかかり続けるので利用率が低いものについては集約させていただきたいという思いがあります。そうしていくもの中で、総合センターのホールというのは、利用率がかなり低いものの1つでして、20%ちょっとになってきます。ということも考えた場合に、本市として、南中というと南のイメージがあるんですけども、JRと163号線の接続部分にありますので、一定利用率が低い施設ということであればより利用しやすいと、気軽に使ってもらえる施設にしていかないといけないんじゃないかっていう観点と、もう1点は、今の総合センターの床面積での700席というのは、いわゆる健常者の方が全員座席に着席されることを想定して作られてると思うんです。やっぱり今の時代は、ある程度高齢の方でもゆったり座ってもらえるとか、あるいは車椅子の方が、今はかなり観賞しづらい状況になっているんですけれども、他市の新しい施設とか見ると、車椅子の方でもゆとりをもって座ってもらえるようなスペースを持っているとか、最近は、子育て中のお母さんが音楽とかを鑑賞したい時に、後ろの席の方にガラス張りのスペースがあって、スピーカーで聞こえてきて、いくら赤ちゃんが泣いてても、周りのお客さんに気にせずに聞いてもらえるような所とか、床面積自体そんなに変わらなくても、そういうゆとりある席とか、車椅子、お母さんとかを考えていくと、同じ床面席でも座席数はどうしても減っていかざるを得ないです。

そういう観点の中で、利用率とか、あるいはそういうユニバーサルな環境とかを考えた場合に、今の案を示さしていただいています。

1000席というのは、アクセス悪いですけど大阪電気通信大学さんにコナミホールという1000人くらいのところがありますので、市内にも全くないという訳ではないという観点です。同じような規模のものを2つというよりは、より利用率が高まっていくんじゃないかというとこなんですが、300席というのは目安で示させていただいていて、今後、この案自体は8月に決めていってそこから先いろいろ進んでいくんですけれども、設計の段階で、我々として決めてるのは面積だけなので、それが300席なのか500席なのか700席なのかという時に、いやいやもうそんなユニバーサルとかいいから、やっぱり今みたいに狭くても700席とかの方がいいんだという議論があるかもしれないですし、やっぱりそれはいろんな方が利用できる状況にしていくから席数は抑えようっていうのはしっかり議論としては決めていきたいなというのはあるんですけれども、案としては今そういう全体の中で決めています。

市役所に関しては、別に移転させたいわけじゃなくて、移転させるのは10年も20年も先の話で、今すぐどうこうと、耐震化終わっていますので、別に緊急の課題じゃないです。ただ、何十年も先を考えたら、いずれは改修ないしは移転させる必要がありますよねというだけの話です。

ただ、ここについては違います。ここについてはいま避難所がない。今すぐにでも整備をかけていきたい。ただし、整備をする時に、冒頭申し上げた国からの交付金等をもらおうと思うと、市全体の再編計画がないと1円もくれないんです。なので、やっぱり市全体の再編計画を作ったうえで、国に申請していって、その費用をもらって整備していく。ただ、そんな5年も10年も先って、いろんな社会環境も変わってますし、人口動態も変わっているから、いまとりあえず案としては作りますけども3年や5年でもっと状況が変わってきたら、例えば人口が思っていたより増えたりしたら税収これ変わってくるので、この見積もりも変わってくるんです。

なので、そうなれば、あればどんどん変えていきたいなと思いますし、ただ今の現実の予測からいくと、今こういう案を考えさせていただいてるというのが、ちょっと長くなって申し訳ないんですけど、お答えにはなります。

なので、無理に席を減らしたり、そういうこと言ってるんではないです。現実的な移動できる場所というか、面積を考えていった場合に、今そういう例えば300席とかになりますというのが説明になります。

自然災害に対する市長のスタンス

市民:

4丁目の○○と言います。今○○さんが質問されたので、それとの関わり合いでちょっと質問させてほしいなと思います。まず子育て世代が、市長が誕生してから増えた、これはいいことだなと思ってたんですが、その増えた理由は何かと言ったら、要するに子育て世代を大切に、選ばれる街ににしますという公約と、それと学校をできるだけ残しますと、多分、多くの人はそう受けとめてたと思うんです。だからこそ、子育て世代が戻ってきたと思います。それはどういうことかというと、南中の廃止決定ということを、去年の10月に具体的にも審議会にそういう案でかけるということになってから、人口動態を見ると、子育て世代の層、これが減っています。10月までは、6月位までは増える傾向でした。で8月、6月から8月にかけて微妙な動きになって、10月以降は減少に転じました。だからやっぱり学校の問題というのは非常にね、子育て世代にとっては敏感なものということで非常に心配をしています。

これは前提なので、南中の話です。これは、私は南中の話は直接、ここはね、地域が違うので、ここで言おうと思いませんが、問題は自然災害についての市長のスタンスを聞きたい。というのは、活断層がある、これを休校にしてでも、僕、休校にする必要ないと思ったんですが、休校にしてでも調査するという形でやられた。んで、調査されるのは結構、そうしたら調査をした結果、私の知っている知識で言うと、活断層というのはそこの上に建物があるとこれは何ぼ耐震性があっても潰れちゃう。でもそこから外せば、耐震性があれば、持ちこたえられるというそういう発想になってくる。そうすると、活断層の位置が確定した、そこから何メートル離せばということで、公共施設についてはこうしますという方針が出るものと思っていた。

ところが、そうではなしに、いろんな意見があってそれは決めれませんというのが議会での話であった。だから、皆さんとしては、なんで活断層どこまでか判れへん、それ位のもんなんだと受けとめた。だから、そこで南中無くすんだ。無くしたやつの所にまたくるんだという話になると訳がわからない。危ないと言って南中廃止決めてまた戻す、総合センター戻すってどういう意味なのという、先ずそういう受け留め方が一般的です。

163号線以北の人に聞くと大体そういう答えが返ってきます。文化センターのあり方についてのアンケートをしましたけれども、先ず、46%の人が南中に行くのは危険だ、んで、かつ不便だ。その2つで46%。あと22%は危ないって言ったのに、から南中廃止ってなってたのに、総合センターを持ってこれるんやったら南中戻してよと、これが22%、合わせて68%。そうすると、そこについて今度は土砂災害の話を持ち出されました、今ね。

 

市長:

前からずっと待ち出していますけど。

 

市民:

土砂災害のね、警戒区域だと、それはわかります。でも、土砂災害警戒区域がね、運動場の真ん中に線があると。

 

市長:

とりあえず、多分置き去りになってる方もいるので。おっしゃられたいことはわかりますが。

 

市民:

ちょっと早く簡単に言います。要するに普通の人はね、図面で書いたように運動場の真ん中で土砂が止まってくれるなんて思いません。んで、もっと雨が厳しくなればもっと量が増えるだろうと思います。

 

市長:

なるほどね、わかりました。ここも危ないんじゃないかと。

 

市民:

そういうことじゃ無しに、砂防堰堤っていうか、要するに。

 

市長:

この強化ですよね、はい。

 

市民:

土砂を止めるのがね、設置されていると。しかもそれが予想される3倍のダムがあるわけです。ところがそのことについては一切触れない。ほんで。総合教育会議でも触れなかったし、市長部局の方の説明が触れてないし、教育委員会でも触れていない。

 

市長:

いつもよくこういう意見交換会で言ってますけどね。

 

市民:

ここで言っているのかどうかは知らないけれども、僕は。

 

市長:

はい、わかりました。ではそろそろ、他に質問されたい方もいらっしゃいますので。

 

市民:

だから、皆さんが危険だと受けとめているのか、いったいどう考えたらいいのかわかりません。

 

市長:

はい、ありがとうございます。説明させてもらいます。

議会でも当然いただいたご質問ですが、関わっていた方しかわからないということになるとあれなので、誤解を恐れずに言いますと、別にここ全部が危険というのは、初めからそんな話はしていないです。ここに小学校を建てることだって、もともとの案はそうですし、可能です。

ただ、そもそも小規模校の解消というのがもともとにあって、南中学校というのは、畷中や西中とかと違って、学校としての位置付けは小規模と言わざるを得ない、それを解消していこうというのがまず最初にあって、場所を選んでいく時にどうしたらいいんだという話だったんですね。

例えば、東小学校、南小学校どっちも廃校にして、ここに新小学校みたいな意見もあったんですけど、それでも構わなかったんですが、保護者の方々からしたら、ここに踏切がありますので、南小学校の子が踏切を渡るというんやったら、南小は南小に通って、東小としては南小に行くよりは、畷小に行きたいというご意見があったので、交通の安全性の関係から学校を建てないという理由なので、危ないからどうこうというよりは、まずは小規模校の解消が先です。危険と言ってるのはこのエリアなので、そもそもここも危険と言い始めたら、このエリアは全く逃げ出す場所が無くなるので、それは地元の方々、区長の方を中心に、やっぱり地域住民として、土砂災害警戒区域に無い避難所というのは、それは市として早急に整備すべきだとお言葉をいただいて、僕もその通りだと思うので、こちらを整備させていただくということです。個々の議論として、ここの直上に建てるんのでしたら、それは矛盾してると思うんです。ここは危険と言っていたので。でもおっしゃっていただいたように、活断層の直上から避けて、かつ警戒区域から外したエリアに建てるということなので、別に矛盾という訳では私としてはないかなと思いますし、議会でもそういうご説明をさせていただいてるというような状況です。

証明書発行業務における社会実験の効果

市民:

あのう、市長になりましてからね、新しい、いわゆるアマゾンペイとかああいうことでいろいろやっておられますわね。あの辺の具体的な効果っていうか、その辺をちょっと聞かせて欲しいなと思って。

 

市長:

ありがとうございます。

 

市民:

辛うじて我々がまだついていける程度なんでね。

 

市長:

たぶん何それという方もいらっしゃると思うので、いろんなお話をさせていただくと、職員の提案とか市民の方からの提案で、最近は現金を使わずにスマートフォンで決済、ペイペイとか、いろんなCMで見ると思うんですけど、ああいうキャッシュレス、現金を使わないということに、市役所も対応していった方がいいんじゃないかというような意見があったので、実は日本の市役所の中で、ああいうキャッシュレス対応になってるのは、四條畷市役所だけという状態です。するとどうなるかというと、全国ニュースになります。新聞に載ったりとか、あるいはうちはオンラインで市役所職員の面接しますというのをやると、こないだもこれで7職種に対して1000人以上の応募がありました。着任する前に二十何人しか応募がなかったことを考えると、だいぶ増えたなと思うんですけれども、やっぱりそれもなぜかというと、市民に直接すぐに利益があるというよりは、ニュースになると応募者が増える、応募者が増えると優秀な人が来ると、こういうループになるんですね。

なるべく利便性も上げていきながら、対外的にそういう新しいことにも取り組めるまちなんだということを知ってもらうことで、より優秀な職員の方が応募してくれて、それによってまちとしてはより良い政策が取り組めていくというような意図でやらせていただいて、アマゾンペイ自体の利用率は決して高くないです。

でも選択肢があると、実は田原は本庁よりも使ってくれる方が、多いんですが、選択肢を用意していくというのが行政の大切な仕事かなあと思っていて、これからも積極的に対外的に発信していくことで、もっともっと優秀な、今の職員も優秀なんですけど、もっともっと良い職員に入ってもらって、いいまちにしていきたいなという考えです。ありがとうございます。

寝屋川市の市民ホール

市民:

上田原の○○と申します。いつもありがとうございます。参考なんですけど、さっきのホールの話なんですが、ちょっと今年寝屋川の市民ホールに行くことがあったんですね。フラットなんですよ。ほんでね、入ったらすごく広々感じるんです。今、市民総合センターすごい階段でしょ、全部がね。そしたらね、今言わはった車椅子の方もゆうゆうできてはって、ぱっと入った時にすごく広く感じてね、ほんでフラットでずっとなだらかにしてあるんですね。わあ素敵な会館やな思ったんでね。

市長:

そうですね。

市民:

それもいらんことかもしれませんけど、さっきちょっと出ましたんでね、こういう所も見てきましたよって話なんです。

市長:

ありがとうございます。本当に難しくて、フルフラットがおそらく一番利便性も高いですし、いろんな足の不自由な方も利用いただけるんですけど、座席数は減るんです。斜めにすればするほど座席数を多くできます。2階建て、3階建てにすれば、また席数は増やせますけれども、まあ利便性とは反比例していく。

それについては、一定床面積が決まった段階で、いろんな利用されてる方、また利用されてない方のたくさん意見を聞いて、バランスは整えていきたいなと思ってます。

ただ、どうしても行政としては、いろんな方が来れるホールをというふうな思いがあります。実際やっぱり敬老の日とかでですね、100歳表彰を配らせていただいていて、車椅子の方が来ていただきづらい今のホールにはなってしまっているのかなと思うので、なるべくそういう面は、市としては解消はしていきたいなと思ってます。

例えば、体育館もですね、例えば、体育館の用途だけ使うんじゃなくて、何か交野とかに、普段体育館だけどもホールとして舞台としても使えるような場所とかというのもあるというふうに聞いているので、1つの場所を1つの用途とみるんじゃなくて、例えば大きい体育館でも大きい舞台ができるとか、会議室とかでも普通に会議室しか使えないですけれども、やっぱり他市の進んでいる所は、小会議室が2つ3つ連なってて、壁を外すと大会議室でも使えるし、普段は小会議室で使えるとか、1つのものを1つの用途で作るという時代よりは、恐らくいろんなものを兼ねた機能を持ってて、場合によっていろんな使い方ができるっていう構造の建物、かつユニバーサルにしていく、いろんな人が使いやすくしていくっていう建物に変えていく必要があるだろうと思っています。ありがとうございます。

安全な交通環境への取組み

市民:

田原台5丁目の○○といいます。5月に田原子どもサポーターズという団体を立ち上げまして、はい。

 

市長:

会長さん来てくださってます。

 

市民:

地域の若い世代というか、お父さんお母さん世代で団体作ってるんですが、合わせて元々PTA、小学校のPTAの生活補導員のOBを中心に立ち上げたんですが、毎年、生活補導委員あと地区委員を中心に通学路の安全点検という形で実施をさせていただいておりまして、教育委員会の方に要望書を学校の方から出していただいてると。それからかやってる側としても、やってはいてるし、いろんな地区で危険だと感じる部分があるんですが、そこの改善になかなか繋がりにくいと。

実際、お金の要るものに関しては先程ね市長のお話もあったとおり、国から出る予算が限られてる中でどう整備していくかっていうところはあるのかなと思うんですが、平成27年度に交通安全プログラムができて、まあ3年の見直しでて、市長の資料にもありますが、前年度が見直しの時期で平成30年度だったんですが、中学校等の再編の関係でちょっと持ち越しで今年度にということで、ちょっと建設課の方からも回答いただいてるんですが、実際実施されるにあたって、やはりどういうふうに実施されるのかも中身をちょっと我々わかってないんですけど、毎年こうやってる中で、要望出しているものはやはり反映させていただきたいなということと、あとお金がかからずにできるものですね、例えば田原中央線っていうんですかね、163に出る、朝の時間帯ってすごい渋滞していて、小学校の前の道路でね。それを1丁目であったり、2丁目の住宅の中を通り抜けてる、抜け道のように抜けていく車がいて、やはり危険だと、子どもが通学する時間帯にすごい怖いと、時間帯、通学の時間帯だけでも、通れないようにできないのかなとか、そういった意見も出たり、下田原も同じくそういった状況があるっていう。

んで、一方は一方通行なんだけれども、それが抜け道になっててとか、間の道が通れるから抜けていけるとか、結構見てると、たくさんあってその辺の整備、お金をかけずにできることからできないかなと思います。

 

市長:

ありがとうございます。ご紹介いただいた通学路交通安全プログラム、これまで800万円くらいしか国からもらえてなくて、今は何とか3000万円いくらだと歩道整備とかもできたりするんですが、この改訂はどういうふうにやるかというと、各学校から通学路のご意見をいただいて、警察とか、教育委員会、建設、PTAの方と一緒に危険と言われる箇所を全員で歩きます。防犯カメラをつけるのがいいのか、カーブミラーがいいのか、そもそも歩道の整備がいいのかっていうのを分類して、3カ年の計画にして、それを国に要望に行ってお金をもらうとそういうプログラムなので、意見照会をさせていただいたうえで、PTAさん、警察中心に合同点検というのはやらせていただいて、それを計画に反映させていければと思っています。

実施できるかどうかは、国との交渉次第なので、それは頑張らないとと思ってるんですけれども、そういうような形で決まっていきます。

お金をかけずに進入禁止とかの話だと思う。これはできます。できるんですが、交通行政は基本的には警察の所管になるんですけれども、警察は、例えば何時から何時までここは車は入れませんとやろうと思った場合に、たった1つだけ条件を、これができたらいつでもやりますと出してくるんですけど、それはそのエリア住んでる方全員の合意というものがあれば、警察はすぐさまやってくれます。

なので、やるとなるとおそらく自治会長さんと一緒に地域の方に回覧とか回していきながら、どう思いますかろ。もしやろうというふうに、地域住民でなるとしたら、そういう検討をしていただけると嬉しいなと思います。

追加になるんですけど、本当に田原サポーターズですかねとか、田原についてはライフセーバーズさんもいるし、防犯委員の方もいて、四條畷は北河内の中で交通事故の発生率一番低いんですね、それって、ひとえにやっぱりそういう方々がみてくださってるからなので、それは行政として、おんぶに抱っこになってしまっているんですけど、心から感謝してます。今日お伝えしたいことなんです。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。

地域活動されてる方の情報の公開

市民:

すいません。田原地区のご意見の白い紙なんですけれども、それの1ページ目の1,2,3で民生委員の活動の内容の情報公開ってあるんですね、ホームページとか見たら、先週くらいですか、リストとか載ってちゃんとやられてると思うし、民生委員の方々とかやっぱりこういう所に出てきていただいて、接する機会とかたくさんあったりして、まあ、サロンやってたりとかかんがるーさんやられてたりとか、民生委員さんに会おうと思ったら、会いに行ったりとかお話できる場とかっていうのがあるんですけれども、その他に地域の中で青少年補導委員とか地域コーディネーターさんのどんな活動してるのかなと思ってホームページを検索すると全然出てこなくて、どんなふうにコンタクト取ったらいいかっていうのも私たちわからないんですね。

たまたま青少年指導員は田原地区の中ではすごく活動されてるので取りやすいんですけれども、地域コーディネーターさんも、まあ下田原の○○さんとかだったらすぐにあれなんですけれど、田原台にも1人いらっしゃるんですけれども、どんな活動してはるとか全然わからないし、西部地区の方も名前聞くと、地域コーディネーターさんやったんやっていう人がたくさんいてるんですけれども、個々に活動してはって、いいことしてるのに全然こっちの田原まで情報が来ないっていうのはすごく残念なことだと思うので、ちょっとそういうのをちょっと情報公開していただけたらなあと思うんです。メンバー表とかも公開は可能なのかな、なられてる方のメンバーとかの公表もしていただきたいなあとは思うんですけど、どうでしょうか。

 

市長:

ありがとうございます。区長さんとかですと、各地区の区長さん名前でホームページ上に出てきたりすると思いますが、多分そういうイメージでしょうか。直接的な連絡先を載せるかどうか、これはまた別の議論になるのかなと思いますし、区長の場合は、特に位置付けとしては非常勤の特別職の公務員という形でご活動いただいてたりするので、またちょっと位置付けが変わってくるんですけど、一旦今ご意見いただいたんで、おそらく青指の方とか、地域コーディネーターの方とか、いろんな方のことでかなり部署が跨っていることになりますので、1回私の方で受け留めさせていただいて、それを各課ごとに出す方がいいのか、一括して見せる方がいいのかとかも含めて宿題にさせていただいて、恐らく本人の同意が当然いるとは思うんですが、どういう形で出していけるかっていうのは検討させていただければと。

実際おっしゃるとおり、やっぱりすごく熱心に活動してくださってる方が本当たくさんいるので、なるべくそれが伝わるような形になればと思いますので、宿題とさせてもらえればと思います。ありがとうございます。その他、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。

最後に

市長:

お手元に配ってる資料でご説明できてないものがありまして、いくつかご説明させていただければと思うんですが、まず1つが青と黄色のビラがございまして、今日は時間の関係上、福祉の話があまりできなかったんですけど、福祉も当然力を入れさせていただいております。

その中で認知症対策というのは比較的予算は割いております。というのも認知症というのはなるべくこう早く気付くことによって対処ができるものとなっておりますので、例えばこの黄色いビラの方に、認知症サポーター養成講座に参加しませんかってあるんですけど、サポーター養成講座というと固く聞こえるかもしれないんですけども、90分のお話を聞いていただけると、サポーターというものになって、周りの方とか懸念とかある場合は、ぜひ気軽に無料で聞いていただけますし、お呼び出しいただければ出前講座という形でお話もさせていただきますので、ぜひ活用していただいて、正しい知識があると、早く対応できて早く気付けるというのがありますのでぜひご関心等あればご連絡いただければと思います。

そして、青色の方もこれ認知症なんですけど、認知症地域支援推進員、これ配置をさせていただいておりまして、すでに困りごとがあったりする場合に気兼ねなくご相談していただける推進員という者がおりますので、電話等していただければと思います。

2年前に認知症に対する初期集中治療支援チームというのを立ち上げまして病院の医療機関とかの方とかも含んでおり、なのでご相談いただければそのチームで対応すべきかどうかとかいろいろ検討させていただきますので本当に気兼ねなくご連絡いただければ、すぐさま行政として対応させていただきたいと思います。あと、話時間の関係でできなかったんですけれども、こないだの12月に、受動喫煙防止に関する条例というものを議会にご議決いただきました。これは2年前に子育て世代に一斉にアンケートを取ったところ、妊婦の方とかベビーカー押してらっしゃる方を中心に、煙草の受動喫煙の環境を、避けていける環境を整えれないかというものがあったので、市として作った条例になります。

ただ全面施行は10月1日からになりまして、基本的には市域全域で禁煙をお願いさせていただきたいというのと、特に人が集まる地域、駅前とか、田原でいうとアカカベ周辺については、もしご注意しても吸い続けられる場合は、申し訳ないですが1000円の罰金をとらせていただきますというようなちょっと厳し目の条例になってます。

ただ、同時に吸える環境も、例えば駅前とかにも作っていきます。タバコを吸ってほしくないということでなくて、なるべく受動喫煙を避けたい方が避けれる仕組みを作るということなので、当然吸える場所も整備させていただいて一服していただく場合はそこでしていただけたらなというような制度になってます。

今、一気に啓発するとですね、もう始まったんかとなってしまうので、10月になる直前くらいから一気に横断幕貼ったり、路面表示したり、いろんなもので啓発をさせていただきますので、ご協力いただければ幸いです。

それに合わせて、もしかしたらその条例の制定を機にたばこ止めてみようかなという人が現れるかもやしれないと思いましたんで、禁煙外来医療費助成制度というビラ配らせていただいて、これは何かと言うと、通院しながら禁煙をするということですね。まあ、やってみようかなと思われる方がいたら背中を押したいという思いもあって、先着100名で最大1万円までの助成をさせていただくという制度です。もう既に当然申し込みはいただいておりましてですね、活用していただいているという状況です。

実は、締め切りが今日というね、なってるんですけど、全然実は枠がまだ空いておりまして、恐らくこれ延長させてもらうことになるとは思います。まだ枠は空いておりますので、ご関心等あれば、周りの人にご連絡いただければと思います。何かありますか。

 

市民:

ちょっと時間、もうちょっとしゃべらせてもらえるかなと思いまして、手を挙げました。どういうことかというと、施設の再編計画、まずこれについて議会では1回議論しただけなのかな。

 

市長:

ものすごい数やってます。

 

市民:

それで、すぐパブリックコメントになっちゃって、これを出したらもう終わりなのかなということで、一体これ、どういう形で議論をされるのかと、結構かなり異論も出ていると。私自身もこの財政の問題では、この計画でいくと、国の言うてるね、83.3%削減できますよという方法と比べれば、60億、40年間でですが、より多く負担するというか、ある意味で私の感覚ではドブに捨てるというか、そんな感じになっちゃうんです。ほんで、何でこんな計画作るんだろうという疑問もあります。

で、施設の配置についても、総合センターにしろ、市民活動センターにしろ、民俗歴史資料館にしろ、1980年以降に建てられたものなので、これを長寿命化せずに潰すという形になると、あれまた無駄遣いするのかという感覚になります。そうするとこういう財政の問題も含めた議論をきっちりどっかでやらないと、意見を聞きました、それで終わりですっていうのはやっぱりちょっとみんな納得するのかなという具合に思っています。

先程の話でちょっと途中になったんやけど、私は、その小規模校だから南中廃止されたとは受け留めていないんです。というのは、あの話の中で、南小残すと、そこで小中連携校を造るという話になったはずなんです。南小の跡地はね。で、案の中で一番初めに消されたのは要するに163号線以南、JR東については危険だからやめましょうという議論が教育委員会での議論だった。という具合に思っているので、ちょっとなんでそんなんなのかなあと。

 

市長:

ありがとうございます。どういう方針で決めて、何故そういう考えに至ったのかは、前の9月広報の特集に載せさせていただいているので、そこにはきっちり書かせてもらっていると思います。

また議会との議論ということなんですけれども、折々に議会全員協議会という議員の皆さんに集まっていただいて、ご質問をいただく機会を定期的に開かせていただいてますし、絶えず一般質問等とかを経ています。我々行政側は、議会から開催依頼があれば、直ちに全て出席させていただきたいとの思いでやっておりますので、あえて開いてないとかっていうわけではなく、我々としてはご報告申し上げたいタイミングで、議会にお願いさせていただいてます。

開催権限は議会にあるので。もしまだまだ審議をということであれば、我々としては議論させていただきたいという状況なので、その少ないというような状況でもないですし、これまでずっと積み重ねてきているというような状況は、議会が決めることです。委員会を開くとか。市は議会を開く権限は無いです。

今日言いづらかったこととかもあると思いますので、アンケートの方にまたご質問等いただければと読ませていただきますし、またご意見等あれば、市長への意見箱というものもありますので、随時いただければきっちりお答えさせていただければと思います。お陰様でいろいろたくさん活発に意見いただきますと、それに気付いて、いま変えていっていること、例えば、粗大ごみには今電話でしか受け付けできなかったのを、インターネットでやるようにしようとかっていうのも始まったり、それもやっぱり市長の意見箱から始まったことなので、積極的に意見いただければ嬉しいと思います。15分くらい延長してしまったんですけれども、もしなければこれで終わらせていただこうかなというふうに思います。本当に夜遅くまでありがとうございました。アンケートを記入いただけると嬉しいです。