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地域と市長の対話会

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岡山(東別館)での意見交換全文(第4回地域と市長の対話会)

道路整備における歩道設置

市民:

先ほど道路とか作るために800万円しか予算がないっていうふうに。

 

市長:

28年度ですね。国からもらってるお金が800万円ぐらいだったということです。

 

市民:

いま現在ですね。私は岡山東の電通大の裏門に隣接する地区の一番上のところに住んでるんです。5丁目です。一番上です。住んでるんですけども、ちょうど小学校の東の方ですね。あの曲がり角のところで、いま道路の工事をしてるんですよ。あそこは子どもの通学路を作るために工事されてると思うんですが、最初に工事が始まったとき、ここに歩道ができるんだと思ってたら、ほぼ半分以上できた時点で、全部取り壊して更地にされたんですね。そして、何かご近所のいろんな問題もあったりして取り壊しになったのかなと思ったら、いま現在、また同じ形状で再度作り直してるんですよ。なのでね。なんで800万程度の予算しかないのに、無駄に作ったものを取り壊して、そしてまた再度同じようなことで作られてるのかなと思って。

 

市長:

ありがとうございます。説明しますね。800円万時代は平成28年でして、この時代は歩道の設置はほぼできてません。去年、これをやらせていただいたのは、平成30年に2,000万円くらい予算が付いたので、ようやく設置できる状況でした。

ここは昔、ご存知だと思うんですけど、僕が小学生のときなんですけども、事故がありました。それの対応と、見通しが悪く車がドーンと来てしまうので、なるべく歩道を設置する方針でやらせていただいたんですが、ここにガードレールがありまして、ここに歩道がある時、最初につけた時に我々としては、ここに車道の脇も計算して、ここの歩道の幅も集団登校なので、計算してやったんですけれども、ここの車とこの車のすれ違いでかなり混雑がありました。ご存知だと思うんですが、多く通られてますから。

 

市民:

通ってますから、わかっています。

 

市長:

通常計算だとこういう幅員にするんですけれども、生活されている方の中から、子どもの安全もわかるけど、車を使う人の気持ちをもっとという意見があったので、縁石を置いていた工事自体は、そんなに大きな予算がかかるわけではないんです。ここに大きい石を置いていただけで、あれ自体はそんなに大きなコストはかかってなくて、いろいろ地域の方々とお話させていただいた結果、なるべくそのすれ違いができる道も確保しながら、子どもたちの道も確保できる道にということで、ずっと話をさせていただいた結果、ちょっと幅の変更が生じたということなので、別に巨大な無駄をしたとかではなくて、調整をした結果、どちらにとっても、安全性も確保しながら住んでる方の車の移動もできるようにという調整の結果と思ってもらえればと思います。

 

市民:

いまされてる工事の状態でも、やっぱりあそこに住んでらっしゃる個人の方のお宅の前を利用させしてもらわないと通れないんですよね。

 

市長:

そうなんです。ただ、とはいえ、やっぱりここの危険度というのは、市内の通学の中でもかなり高い方なんです。

 

市民:

車に乗ってたらよくわかります。

 

市長:

ですよね。僕もよくここを通るのでわかります。なので、やっぱりちょっと都合が悪いというところは、最初はもう全く歩道をつけないでほしいという声もあったんですよ。地域の方々、子どもの安全もわかるけど、すれ違い考えたら歩道は良くないって声もあったんですが、そこは市としては、子どもの安全と秤にかけた場合に、やっぱり子どもの安全性の方を優先させてほしいので、歩道を設置しないということはないと、設置さしてほしいと。

ただ、その中で、お互いが話して調整できる範囲の中で、こういう幅にさせていただいているという状況です。

 

市民:

溝の上に歩道を作られるということですか。

 

市長:

そうです。いまこの辺りについても、調整させてもらってるんですけど、最終的には安全に渡れるように。蓋をしてそこが広がるという考え方です。

 

市民:

それと、個人的なことで聞いていいかどうかわかりませんが、その突き当りのところに、あれは庭師の工事さんなのか、土建屋さんなのかわかりませんが、そういう車をたくさん、ダンプかを停めてらっしゃる方がずっとお仕事されたんですけども、いま更地になってるんですが、その方達はもう完全に引っ越されたんですかね。

 

市長:

さすがにそこは市としては、ちょっとなかなか把握はしてないです。個人の方のことですよね。それは。

 

市民:

あの、ちょうど突き当りのところです。

 

市長:

引っ越しされたかどうかまでは、申し訳ないですけど、私としては把握していません。おそらく自治会の方の方がよくご存知かもしれません。市としては公共工事は把握してるんですけど、個人の方がどうされたかまでは把握してしてません。すみません。

 

市民:

そうですね。地鎮祭をされてましたから、個人のお家かなという気はするんですけども。

 

市長:

個人が持たれてる土地の範囲内のことなので。

 

市民:

私達も孫がおりますから、ちょっと車に乗ってる分には、利用しにくいなと思いながら待ってて利用するっていう感じなんです。

 

市長:

でも、やっぱりここが坂道で見えづらいということを考えたら、今回市としては、歩道設置をさせてもらいたいという考え方です。

 

市民:

はい。よくわかりました。すいません。私ばかり聴いて。

 

市長:

では、先に他の方聴かせてもらって、また順番でいいですか。

 

市民:

はい。

コミュニティバスの運用

市民:

すいません。岡山の緑台の者です。よろしくお願いします。いま市長さん、たくさん現在進めていただいている内容について説明いただいて、すごいなって、やっぱり対話会に来て良かったなって思ってるんですけれども、今日どうしてもお聞きしたいことは、コミュニティバス、公共交通の件についてなんです。というのは私自身も随分体が弱くなってきて、もうちょっとしたら、バスをもっと利用しなきゃいけないような年代になってきてしまいました。ご近所の方がたくさんバスを利用したいけれども、なかなかうまくダイヤ等の時間の問題とかで、使いたいのに使いにくいというようなことをすごくおっしゃってるんですね。前の対話会の時も公共交通の見直しという点で、会議が開かれているという状況はお聞きしてたので、いま冊子を頂いて目を通したんですけれども、ちょっとどこまでどう進んでるのかなっていうのが、ちょっと書類を私自身が見にくくって。

 

市長:

ご説明いたします。ありがとうございます。

 

市民:

具体的には、岡山の皆さんは。

 

市長:

東5丁目のあたりの話ですよね。おそらく。

 

市民:

皆さんは、9時半から帰りは1時半のバスのダイヤを作って欲しいという、そういう具体的な要望もされております。

 

市長:

ありがとうございます。まず、現況を把握していただくことで、いま何をしようとしてるのかが非常によくわかるので説明します。まず、前提として四條畷市のコミュニティバスはなんかあんまり走ってないような気がするかもしれないんですけど、近隣の北河内の他の市と比べて、人口に対して、コミュニティバス、公共交通にかけてる予算は、他市の4倍かかっています。コミュニティバス自体にかけてる予算がそれだけ多いということです。

でも、そんな感じはしないと思うんです。なぜかというと、先ほどの話に戻るんですけど、地理的構造上の問題で、田原に住まわれてる方は歩いて駅に辿り着くことが基本的にはできないので、四条畷駅に便をつなぐコミュニティバスがたくさん走っております。皆さんよく見かけると思うんですけど、あの赤い大きい京阪バスさん。あれを委託でコミュニティバスとして活用させていただいています。

朝晩は非常にたくさん乗られてほぼ満杯です。もっと増やして欲しいという声があるぐらいですが、ただ、昼間はほとんど乗られる方いないので、昼間その空いてるバスをこの西部をグルグルグルグル廻しているという状況。いまそれで、正確に言うと他市の4.3倍かかってるんです。

けれども、いまこんなに予算をかけてて、さらにもっともっと増やしていくっていうのは、3、4年ぐらいは耐えられても、10年ぐらいしたら、それは持続可能ではないわけで、そんな予算の掛け方をしてたら。なのでそもそもを見直していかないといけない。この大型バスを使ってる関係上、一番問題になるのは、まさにこの岡山東であるとか、こっちのエリアで道が細いので、あの赤いバスは岡山東の坂を登ってから回転する場所がどこにもなくて、行ったら行ったで終わってしまうという状況なので、いま公共交通が大きい道路をグルグル廻るだけになってしまってるんです。こちら側に限ると、平均1台あたり2人とかしか乗ってないので、ほとんど採算が合ってなくて赤字になって費用がかかってるという構造です。

それを見直すため、平成29年度から見直しに着手しているんです。これはいろんな調査とかアンケートを採らせていただいたりしました。一番の変化のポイントは、これまでこのバスの走らせ方を行政が市役所の中で決めていたんです。どういうダイヤでどういうふうにするか。それをやっぱり地域の方にも入ってもらって決めないといけないです。というので、この太い冊子の13ページになるんですけれども、平成29年度に地域公共交通会議、ちょっとややこしい名前なんですが、この地域公共交通会議というのは、地域の方々、岡山でいうと岡山の区長さんも入っていただいてます。そういう方々の声を聞きながら、どういうふうな公共交通にしていくかというのを進めてきました。

まさにいま、これからこの秋ぐらいから新しい公共交通の実証運行というのを始めるんですが、この13ページの下側の表の2019年10月頃って書いてると思うんですけど、実証運行開始って書いてあるんです。これは何かというと、いままで大型の赤いバスだけで廻してたのが、隅々まで行けないのでバスを小型化、小さいバンなのかタクシーみたいなサイズなのか、そういうものを使って、坂が多くてかつ道が細いエリア、このエリアとか、このエリアとかに廻っていく公共交通を新しく始めます。実証運行という形です。

やっていく中で、実証運行状況の分析、これは要は声をたくさん聞くわけですね。使い方がどうだったのか、我々が停留所をここにしたらいいんじゃないかと思う場所と、住んでる方がそこよりもこっちがいいと言うのは当然違います。停留所を増やせば増やすだけ、1便に時間かかるので、結局、今度は便数が減ると。なので便数は減らさないながらも、この場所に停まればいいみたいなのをこれから実証運行の中でやっていって、最終的には国土交通省がいいよと言わないと、新しい公共交通を走らせられないので、これだけ実証運行して地域の声も聞きましたので、これでスタートさせてくださいっていうと、本格的に稼働するというスケジュールをここに書かせていただいています。

それを始める前、実はワークショップというものを開催しようとしています。我々も住んでる職員ばっかりじゃないので。このエリアに。どういうことが求められてるかわからないので。いま、ビラとかを配らせていただきながら、ちょっと手元にあればよかったんですけど、地域の方に集まっていただいて、こんなのが良いんじゃないかと話し合うワークショップとかも開かせていただきながら、秋頃に実証運行開始に向けて取り組んでいます。本格運行は来年度以降と考えていただければと思います。

なるべく、この他市より4.3倍かかってしまっているのを上げないように。上げてしまうと続かないので、上げないようにしながら、田原の人も駅に行きつつ、西部地域のいままで行けなかったエリアに何とか廻していくという工夫をやってるっていうのが、公共交通の現状です。ちょっと、説明がややこしいんですけど、そういうような状況にあると。だからすごくシンプルに言うと、秋ぐらいから新しく小さい小型の公共交通を開始するので、是非利用してご意見をたくさんお寄せくださいと、そういうことになります。

 

市民:

皆さんに上に行かれたことあるかわかりませんが、ものすごい坂ですから、まして私たち高齢者ですから、運転はしてますが、この頃、高齢者の事故多いですから、何年か先には返納っていうようなこともしないといけないと思うんですが、そうすると、是非ともそのバスがなかったら、あの坂道を買い物一つ行けないんですね。ですから、昔あれができた当時は、上まで上がっていただいてたんですよ。バス。

 

市長:

はい。存じ上げてます。ただ、いまはちょっとまだ回転できない状況であります。

 

市民:

そこが個人様の私有地で駄目だっていうことはお聞きしましたけども、是非とも、それは上げていただけるようにお力添えください。

 

市長:

いままさに始めようとしてますので、一番我々として困った状況になるのが、始めたもののほとんど乗られない場合は、予算として釣り合わないので止めざるを得ないので、なるべく多くの人に知っていただけるように頑張りますので、もうすでに免許返納された方とかに積極的になるべく使っていただくと継続できますので、是非いろいろ広めていただきたいなと思います。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。

病児保育及びふれあい教室

市民:

ちょっといいですか。広報誌で見せていただいたんですけども、5月の広報で医療保育園っていうのが。

 

市長:

病児保育ですか。

 

市民:

あ、病児保育というのが四條畷にあるんですね。我々の小さい子育ての時分はそんなのはなかったんで。これ非常に良いなあと思って広報を読ませてもらってました。あれって、保育所っていうのは、他の北河内ではいろんなところにあるんですか。

 

市長:

病児保育自体はどこの市にもたくさんあるという状況ではなくて、四條畷のような5万人規模のまちで病児保育があるっていうのはどちらかと珍しい方になります。

 

市民:

ということは自慢していいっていうことですよね。

 

市長:

おっしゃる通りです。なぜなら、医療機関と併設されない限り、保育所と医療機関が同時にないとできないことなので、そんなに簡単に増やしていけるものではないので、それは自慢していいポイントの一つです。

 

市民:

いま市長、この子育てに力入れてくれてますので、こういうのはもっとこう、この前の広報で出てましたけども、もう少し四條畷市にこういう良いところもあるんですよっていうのを何かの機会につけて、宣伝してもらったらなと思います。

 

市長:

ありがとうございます。

 

市民:

それと6月広報誌を見てますと、ふれあい教室の夏季募集が。

 

市長:

はい。これは今日お話ししたいと思ってました。

 

市民:

スタッフが不足で出来ませんと。これ、ふれあい教室っていうのは昔の学童保育をみたいな感じのものですかね。

 

市長:

みたいなものです。

 

市民:

結局はこういうのをボランティアで人を集めようとするとね。まずスタッフを集めるのに、普通の素人さんが入ってもらうためにはね。もうちょっとどういう内容の仕事ですよとか、どういうふうなことをしてるんですよっていうのを、もうちょっと広報かなんかで案内してもらえたら、これだったら私でも出来るかなっていう人が、何人か出るんじゃないかなと思うんです。

 

市長:

ありがとうございます。まず1点目の病児保育の方は、これはいるかさん、駅の近くのあそこがやってくださっていて、本当にありがたいなと思っています。5月広報に載せさせていただいたのは、実は四條畷市にそういうのがあるっていう状況にもかかわらず、病児保育がないっていうようなお問い合わせが結構ありまして、やっぱりそれは市民の皆さんに伝えたいなという思いで、広報紙特集もさせていただいていて、他市に発信する際には、使わせていただいたりはしていますので、今後もそうしていきたいなと思ってます。

2点目のふれあい教室は、いま教育委員会に本当に頑張ってもらっているところなんですけれども、放課後に小学校1年生から6年生までのお子さんを預かってもらっていて、毎年ふれあい教室は夏休みもやらせていただいてたんですが、ボランティアじゃなくて、きっちりお給料を払ってやっていただいてるものになりますし、資格も、もともと先生だった方とか、いろんな方のお力を頂いてやってるんですけれども、いまこれはうちの市だけじゃなくて全国的にそうなんですが、有効求人倍率が高くなっていて、全国的にとにかく人が、募集自体は何ヵ月前からやらせていただいてるんですけど、全く来ないです。

ただやっぱり保護者の方にとっても、共働き世帯の方にとっては、特に夏休みでふれあいがないと本当に辛いので、何とかならないかっていうので、もしよかったら是非あなたでもというような形で、実は全小学校の全生徒にプリントをいま配らしていただいているということまでさせていただいてるんですが、子ども何名に対してスタッフ何人っていう数が決まっておりまして、それが配置できないままオープンするというのは安全性が担保できないので駄目となっているんですね。

見かけ上は開けれても、やっぱり全員に目が行き届かないところで何があるかわからないと。いまはあらゆる方策をもって人集めに注力しています。時給も出させていただいてるんですが、よく言われるのが、時給を上げたらというお話もいただくんですけど、これはあくまで市で採用するものなので、その職種だけ上げるというのがなかなか難しくて、上げるとなれば、他の方もみんな上げるという状況になりますので、すぐさまに決断できないです。

なので、いまなるべく手を挙げてもらえるように最後のお知らせをして、確保さえできたらいつでも実施します。冒頭申し上げたように子どもや子育て世帯に対する予算っていうのが無くてやってきてないわけではなくて、予算としてはとっているので、もう本当あとは人だけなので、是非周りの方でふれあい教室を手伝ってもいいよという方がいたら、ぜひお声がけをいただきたいなと思います。

 

市民:

特殊な何かが要るっていうことですね。能力というか。

 

市長

募集要項を見ていいただいて、年齢とかいろいろあるとは思うんですけれど。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。

忍ケ丘小と四條畷中の小中連携棟

市民:

いまのふれあい教室とも関連してると思うんですが、私の孫がお世話になってるんですけども、それ以外じゃなくって、いま忍ケ丘小学校と四條畷中学校を繋ぐ立派な校舎ができてて、小中一貫教育に取り組むために建てられたかどうか、よくは存じないんですが、立派な建物が建ったんですよ。ここ半年ちょっとぐらいで。そこに孫たちは、綺麗なところでお世話になっております。

 

市長:

あそこでふれあい教室もやらせてもらってると思います。

 

市民:

そうです。すごい良い環境でお世話になってるんですけども、でも、せっかく作られたのに、あれだけ立派な校舎なのに中学校と行き来してるとか、子どもたちに聞くと、そういう何も用途がないような感じで、何のために作られたのかなっていう疑問を持ってるんです。

 

市長:

ありがとうございます。小中連携棟については、忍ケ丘小があって、四條畷中があって、そこを繋ぐあたりにあるんですけれども、もともと小中連携棟の意義は複数あるんです。

まず一つは中学校側というのが、学力の向上等を趣旨として、なるべく少人数制、例えば学力の理解度に応じたクラス展開とかをできるように、昔は自分のクラスでずっと授業を受けるというところから、なるべく移動して、一定別れて何十人とか数を少なくして指導とかをやる関係上、特殊教室等がですね。圧迫していっていて、部屋数が足りなくなっていっている状況があるんです。例えば、生徒会室とかというところを、こっちを活用することで、中学校の授業中の少人数授業とかができやすくしていくみたいなものを意図しているんです。ふれあい教室などとか。なので、押し出されていくっていう表現をすると変ですけど、授業中ではなるべく校舎使って、そうじゃない部分を小中連携棟。あるいは小中連携教育をいま教育委員会が進めてくれてるので、一緒に何かするとかっていう時には活用もしますし、大体そういう意図で建てる立てているものなんです。

 

市民:

そういうことがいままでなかったから、何でこんな立派なところがいつも使われていないなのかなと思ってました。

 

市長:

一応そういう意図です。

 

市民:

そうなんですね。すいません。ありがとうございました。

空き家対策

市長:

いえいえ、ありがとうございます。その他いかがでしょう。どんな些細なことでも。当然答えられないこともあって、前にセアカゴケグモの対象方法を教えてくださいという質問には私も答えられず、汲々としてしまったんですけど、大体、市政に関することならお答えできるかなと思います。

 

市民:

すいません。もう1点、空き家対策云々っていう話を前の対話会でお話いただいて、何か検討が進んでいるみたいな話だったんですが、いまどうなったんでしょうか。

 

市長:

はい、ありがとうございます。空き家対策については、太い冊子のちょっとややこしいんですけど36ページに書かせていただいております。まず、空き家はたくさん四條畷市域にあります。他の国に比べて日本という国はかなり違う点があって、私有財、個人の持ち物に対する権利は非常に強く認められている。いくら行政であっても個人の所有物にはほとんど手出しができない。それは本来的には良いことなんですけど。でも、こと空き家対策になるとちょっと事情が変わってきてまして、最近台風とかが多い中で、比較的老朽化が進んだ空き家の屋根が飛んでしまって、被害が出てるとかって現実にあって、そういうものにどうやって対処していこうかというときに、幾ら危ないからといって、個人が持ってる家を勝手に撤去したりはできないわけです。個人の持ち物ですから。

それをあまりにずっと放置していくことで、いざという時に本当に危険が及ぶという時に対応しないといけないと。でも、ルールなき力の行使というのは駄目なので、そういうルールを定めようっていうのがこの36ページなんです。ついこの前の12月に新しく策定した空き家等対策の計画というものです。

いま市民の方からいただいている、ここの空き家ちょっと危険ですというような情報を全部いままとめてます。だいたい市内に300件弱ぐらいあります。それを全部職員がチェックしに行って、チェックシートで、屋根がどうかとか、草がボウボウ生えているとか、そういうチェックシートをつけていって、本当にここは危険だと、いますぐ撤去しないと近隣に影響が及ぶというものを特別にさらにリストアップして、調査等して真ん中のところで、協議会というものがありますが、ここには不動産の関係の方とか専門家が入っています。その協議会もこれは危険だと判断したら、持ってる所有者に是正をお願いする。指導をするともういますぐ対策をとってくださいと。それでも聴いていただけない場合は勧告というふうにどんどんステップが上がっていく。最後は命令というものになって、いますぐ撤去してくださいねというようなものです。

それでもルールを聴いてもらえない場合は、一番下の行政代執行と言いまして、これはもう市が強制的に取り潰しを行う。安全性の確保のためという名目で。そして、掛かった費用を本人に請求すると、そういう手続きを定めたもので、いまこの通報いただいて、ここちょっと危険なんだけどっていうのは、いまこのワークシート上に乗せてすべてやらしていただいているという状況です。

この説明すると、いまどこのやつがそれなのか聴かれるんですが、これ個人情報の観点でお示しできなくて、どの辺りとかも言いづらいんですが、指定をされて、いまステップを進んでいってるというような状況です。

 

これは危険な空き家に対する取り組みで、そうじゃなくて別にまだ人が住めるんだけれどもっていうような空き家の対策っていうのも、当然あるんです。これに関しては、利活用というもので、いまやらせていただいてるのは、例えば総合センターとかで、家が空き家になっちゃって、例えば娘さんとか息子さんに呼ばれて、四條畷から出て行って、でも市内に空き家とか持ってるんだけど、これどうしたらいいんだろうみたいな方々に対して、セミナーというか、相談会みたいなことを昨年から始めまして、そういうもので相談を受け付けながら、なるべく他の借り手が見つかるような取り組みというのも、いま進めています。

それは潰す方じゃなくて、また住んでもらおうという側の取り組みです。いまそういう二本立てでいろいろ実施させていただいてるのが、ここの説明になります。ちょっと長くなりましたけど、そんな考え方です。

 

市民:

この空き家っていうのは、固定資産税は無税ですか、それともとってますか。

 

市長:

当然かかります。

 

市民:

とってますね。

 

市長:

もちろんです。

 

市民:

長いこと空き家ですけども、とってますよね。

 

市長:

もちろんです。土地を持たれて、その上に建物が建ってますので、これは課税の対象になります。ただ、ご案内のとおり、家を潰すとただの土地になりますので。

 

市民:

それは高くなりますよね。

 

市長:

そういうことだから、建てたままになってる方もいるとは思うんですけれども、いま法律変わりまして、居住実態がない場合は税の額が上がるっていうことがありまして、これをどう適用していくかっていうのが、いま我々の課題になっています。

 

市民:

ある空き家が、私来てからですね。30年ぐらいずっと空き家です。それずっととってます。

 

市長:

市は全部データを持ってます。空き家っていうのは、例えば。

 

市民:

空き家と土地ですよね。空き地。

 

市長:

はい。もちろんです。固定資産税は、3年に1回、全部調査して更新してます。

 

市民:

最近っていうことにはしてませんよね。

 

市長:

してないです。はい。もちろんです。空き家で。

 

市民:

30年間ずっと家だったということですよね。はい。わかりました。

喫煙防止条例及び認知症対策

市長:

その他いかがでしょう。よろしいでしょうか。だいたい9時ぐらいにはなったんですけども、お手元にある資料で説明できてないものがあるので、それだけ最後説明させていただけたらと思います。

1点、たばこの条例を10月1日から全面施行するというお話をさせていただいたときに、もしかしたらそれを機にたばこを止めようと思われる方もいるかなと行政として考えまして、お手元にたばこの絵のビラがあるんです。これは禁煙外来医療費助成制度といいまして、病院に通いながら禁煙をするというものがありまして、先着100名の方に最大1万円までの助成をさせていただこうと思っていて、是非周りの方でトライされそうな方がいたら、先着100名だよというふうに教えていただければなと思います。

今日は時間の都合上、あんまり福祉の話ができなかったんですけど、当然やっておりまして新しいことを、四條畷は福祉の分野はいろいろやってるんですが、認知症対策というのは、一定予算を大きめに割いています。というのも、認知症というのは早期に分かると治療ができると、そういう性質がありますので、黄色のビラの方に、認知症サポーター養成講座に参加しませんかってあるんですけど、これはそんなに大それたものではなくて、90分間、認知症について学んでいただくことで、知識を得てもらえば、周りの方等に対して素早く対応できるというのもありますので、無料となってますので、もしお話があれば受講いただけたらなと思ってます。

あるいは青いビラには、すでに周りの方でご相談したいことがあれば、認知症地域支援推進員、これを市では設置させていただいておりまして、認知症のことについていろいろ相談或いは支援というものを行わせていただくということになっておりますので、気軽にご相談ください。

平成29年度には、認知症の方に対する初期集中支援チームというのを立ち上げまして、相談いただいたら、初期症状という場合は、専門的なチームでサポートさせていただく体制が整っておりますので、本当に気兼ねなくご相談いただけたらなと思います。

私からは以上になるんですけれども、もし他にご質問等なければこれで終わらせていただこうと思いますがよろしいでしょうか。本当に今日は長時間にわたりまして、またこのような時間帯にご参加いただきましてありがとうございました。以上になります。ありがとうございます。是非アンケートを書いていただきますと嬉しいです。