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地域と市長の対話会

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砂での意見交換全文(第4回地域と市長の対話会)

市民総合センター内のサンプール跡の活用方法

市民:

すみません。あの総合センター入ったところ、いままで喫茶店あったんですよ。いま閉鎖してはるけど、後そのまま。

 

市長:

ありがとうございます。サンプールについては、市が運営してるわけではなくて、市民総合センター自体を管理している指定管理者があるんですが、そことサンプールが、あの場所を利用して営業活動していたという契約にはなるんですけれども、サンプールさんもやはり民間企業さんですので、簡単に言うと利益にならないというので撤退されたということです。なので、市が出て行ってほしいとした訳でもないんですけど、私もあそこでずっと小っちゃい頃からポテトを食べてきた身なので、寂しいなあと思っています。

団体の案内とかをする場所にさせていただく予定なんですけれども、いまのところ、少し先ほど申し上げました8月策定の公共施設の再編というものに伴って、あの中をどうして行くのかということを検討してる最中です。いろんな案が出てるんですが、先ほど申し上げたように、若い世代が増加してきている傾向にあるので、昨年度も新しい小規模保育所とかを建てたんですが、待機児童が発生しうる可能性が今後でてきているので、ああいうスペースを活用した形で、一時的に預からせていただくスペースにできないかとか、まだ案の一つなので、そうすると決まった訳じゃないんですけど、公共施設ではあるので、そういうような活用も含めて、いま検討しているというような形です。私も、サンプールがなくなったのは非常に寂しいなと思ってます。

人口増加地区

市民:

人口増っていうことで、あるんですけど。具体的な地域性としたら、例えば163号を挟んで、どちらかってこともあるかなと思うんですけど。

 

市長:

はい。ありがとうございます。エリアですね。複数の地域なので、固まっていなくて、バラバラなんです。例えば、二丁通が増えています。二丁通は、一定住宅の建て替えとか、新しい住宅が建ったりしてますので、それの関係で増えています。あと岡山。この近くの岡山ですね。5丁目とか、あの辺りは増えています。あと田原台も、これまではなかった6丁目というのもできまして、かなり住宅ができてきてます。なので、田原であったり、岡山であったり、二丁通と、地域は結構バラバラで、人口は増加しています。

ただ実は、出て行く人と入ってくる人の割合っていうのは、入ってくる方も大事ですけど、今回プラスに転じた大きな要素は、出て行かれる方が減ったというのが実は大きいです。ここ数年、転出者が減り続けているので、それが効果としては大きいので、やっぱりその両方が必要なんです。いくらたくさん引っ越してきてくれても、いっぱい出て行ってたら、これは意味がないので、我々としては、子育て支援等に力を入れていって、出て行きたいなという方を減らしつつ、住宅政策等で、新しい家の建て替えとかを促進させていくというイメージです。地域としてはそういう地域がいま増えています。

自治会の加入率及び地域福祉計画

市民:

あの、具体的に砂という地域で考えていくと、例えば朝7時過ぎ、外出てますとね、いままでは、東へ向かって歩いて行く人の方が多いんですよね。それは働きに行くため忍ケ丘の駅に向かう訳です。いまどちらかと言えば、西の方に向いてる人の数の方が多いんですよね。どういうことだろうか。結局イオンの従業員関係だろうと思うんですね。向こうの方が多くなってきていると。一方では、砂地域でも人口は増えてるかとは思います。区長さんそうですね。人口的には増えてますね。

 

市民:

627世帯ですから、4軒か5軒です。

 

市民:

ところが、自治会に入る数はぐっと減ってきてるわけですよね。これずっと考えてくるとね、いまこのとおりだけ考えていくとね、もう15年から20年もすれば、空き家どんどん増えますよ。少なくとも、僕のとこは20年も経てば、おそらく空き家でしょう。お向かいさんも空き家でしょう。そういう感じになってくる訳ですよね。具体的に言うとね。例えば子ども世代がいることはいるんだけれども、やっぱり働きに外へ出て行って、そこで結婚もし、住居も構えてると。いま新しくここに戻って来るかっていうと、なかなかそれが難しいんですよね。ということは結局、空き家のような状態になってくると。現実的にも、やっぱりそういうところが増えてきてね。そこに新しく建ってくるのが、要するにワンルームのような感じで、それが地域との繋がりがほとんどないと。だから、ある程度人口が増えたとしても、世帯数が増えたとしても、それが地域としての後世に成り立ってるかってことは、なかなか難しいんですよね。

ここでいろいろな地域での役もしてましたけど、自分は全部外してもらってるんですね。段々、外していって、いまひとつだけ残ってて、これから将来も福祉委員として、単なる1人の福祉委員としての仕事だけは、続けようと思ってる。あとの公的なのを全部切って行ってるんですね。やっぱり福祉の関係、特に高齢者のことは、いままでは国が中心にいろんな政策とかをやってきたけれども、それではいけない。やっぱり、福祉の力点が、やっぱり地域に移ってきているんじゃないかな。先ほどの認知症もそうですよね。認知症の人をどういうふうにして支えていくかって、これ地域でないと駄目でしょう。そういう地域をどうやって作っていくんだって、それがやっぱり市としての方針として、どういう風に考えておられるのかってこともね。

 

市長:

はい。ありがとうございます。昨年度、おそらくご協力いただいてると思うんですけど、平成30年度に、地域福祉計画、「みんなの福祉プラン」というのを策定させていただきました。いまおっしゃっていただいたように、これまで地域福祉計画というのは、他の計画、高齢者の計画とか、障がい者のための計画とかと並列の計画だったのが、国の制度、上位計画が変わって、障がい者の方、高齢者の方、子どもの計画の上位として、地域福祉計画を置きなさいと国からお達しが出ました。地域は地域の話、高齢者は高齢者の話じゃなくなったっていうのが、確かにおっしゃるとおりなんです。より地域として物事を見なさいと。地域福祉計画の中に、子どもも、高齢者も、障がい者の皆さんも入ってますっていう考え方なんで、まさに本市としてもそういうような考え方で、地域中心にやっていくと。それはよく言われている地域包括ケア。それをどうやって進めていくかと。

でも、包括っていうのは本市に三つありますけど、包括単位で、いわゆる地域会議とか、地域ケア会議という形で、この方をどういうふう支えていったら良いのかという形で、専門職の方が入っていただきながら、ケース会議というのを行わせていただいて、どのような支援に繋げていったらいいのか、というのをやらせていただいたり、基本的には、いまおっしゃっていただいたような地域単位で支援が必要な方々を、いろんな職種の人が入って支えていくと。それは制度上構築されていて、計画上もそういうふうに定めているので、そういう力の入れ方させていただいているので、いま正におっしゃっていただいてとおりかなと。

ただ、自治会の加入率については、今回7回目の対話会なんですけど、半分ぐらいの地域から意見をいただいております。でも、四條畷自体は他の市長さんと話してると、自治会加入率自体はまだ高い方なんです。100%近い地域もまだ残っていますから。やっぱり全国的なニュースとか見ていたら、自治会解散とか普通に起きています。維持ができないと。そういう意味でいくと、四條畷はまだ高い方かと思います。

ただ我々として、地域からいただいたお声として、自治会加入を案内するホームページとかが見つけづらかったりしたので、なるべく見つけやすい位置で市のホームページに出させていただいたりとか、転入の際にご案内させていただくとか、行政としてできる範囲はやっているのですが、強制ではないので、あくまで最終的には、地域の中でいろいろと取組みをされているところかなと思います。

ただ、私の時もそうだったのですが、最近引っ越したんですが、家賃の引き落としにもともと自治会費が組み込まれているというような、契約時に。そういう取組みがいろんな市長さんと話をしていても一番効果的だよねという話もありまして、不動産業者というか賃貸業者が入れてしまっているというのは、効果的としては一番かなと思います。ただ、一軒家とかはできませんので、あくまでアパートとかマンションの賃貸などへの効果は高いかなと思いつつも、制度上、我々としてできる範囲のお勧めであったり、紹介はしているという感じです。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。

交野支援学校四條畷校施設の業務時間外活用

市民:

支援学校の運動場とか部屋とか空いてますでしょう。あれは、やっぱり土日とか借り上げはできないんでしょうか。

 

市長:

借り上げは、どういうふうな意図で使われるでしょうか。

 

市民:

老人会の催し物であったり。

 

市長:

それって、いまは何かお話ってされてない感じなんですか。

 

市民:

地域に開放するで、止まってますけど。

 

市長:

地域に。

 

市民:

地域に開放しても良いっていうことにはなってます。それが去年のことです。

 

市長:

一応、第1回の時に区長からお話をいただいて、私と教育長の方で、校長さんの方へ行かしていただいてお話をさせていただき、地域と協議させていただきますというところまでは、我々としてさせていただいたので、あとは地域と学校でお話していただくことかなと思います。

ただ、通われてる学生さんの性質上、やっぱり、普段お会いになってない方に急に会うということに関して、非常にストレスに感じられるお子さんが多い学校ではあるので、常時開放してというところは、非常に難しいのかなと思います。

ただ、利用の関係で全く使ってないというときとかに、地域と一緒に何かを考えて行くこと自体は、決して後ろ向きではなかったかなと思います。ただ、行政として活用する予定は全くないので、あくまで地域との関係の中でやられることかなと思います。ただ、必要があれば出て行きます。その他いかがでしょうか。よろしいでしょうか。

最後に

市長:

結構、他地域ですと、これにも載っているんですけど、セアカゴケグモの対処方法とか知ってますかみたいなご質問いただいたりとか、僕、その時に答えきれなかったんでちょっと恥ずかしかったんですけど、本当に種々様々なご意見いただいてます。こういう場のみならず、市長への意見箱という形で、メールであったりとか、あるいは市役所とかに直接投稿いただけることとかもあったりしますので、そういう場も活用していただいて、ぜひ気づいた点、改善したほうがいいんじゃないかという点をお寄せいただければなと思います。

区長には、2ヶ月に1回は必ずお会いしてますので、また、ぜひ何かあれば教えていただければと思います。

もし、本当になさそうであれば、少し早いですけれど、このあたりで終わらせていただいても大丈夫でしょうか。よろしいでしょうか。では、10分ぐらい早くなってしまいましたが、これにて今回の第4回対話会を終わらせていただければと思います。本日もありがとうございました。ぜひアンケート等書いていただければ嬉しいなと思いますので、よろしくお願いいたします。