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地域と市長の対話会

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中野本町・西中野での意見交換全文(第3回地域と市長の対話会)

対話会の参加年齢層と待機児童

市民:

ちょっと2点ほど質問したいんですけれども、先月か先々月の広報にですね、第2回の対話会のアンケート結果が記載されてたんですけど、僕そこを見てまして、参加者のところを見まして、年齢層の分布があったんですけど、80代が8.6%、70代44.4%、60代22.2%ってことで、60代以上で75.2%。参加者全員のうちの75%が60才以上ということで、僕、結構衝撃的だったんですけど、個人的には、やはり地域に関心を持って、やってらっしゃる方の意見っていう方がわかんないんで、貴重な意見いっぱい出てると思うんですけど、ちょっと年齢的に偏りがあるんで、やはり出る話題にもやっぱりちょっと偏りがあるのかなっていうふうな印象をちょっと持ちました。

市長、先ほど仰っけれども、やっぱ人口増やそうっていうふうに考えたならば、やはり子育て世代っていうのが、その方の世代の意見っていうのがやっぱもうちょっと欲しいのかなっていうのはちょっと思ってるんですけど。そのために何か考えられているのかなっていうのがちょっと1点あります。

ちょっと時間的なこともありまして時間もないんですけど、ちょっとうちの嫁もちょっと意見があったんですけど、子どもがいるんで参加できなかったんですけど。その嫁の意見というか、ちょっとありまして。

私、0歳の子どもがおりまして、早生まれなんですけれども、そろそろちょっと育休が切れるんで、保育園に入れようかなっていうふうになったんですけれども、今ちょっとどうしてもなかなかこの時期になるとですね、保育園がなかなか空いてないですよね。どうしてもやっぱりね、0、1歳児に見るとやっぱり4、5、6、7、8月などの前半生まれの方が圧倒的に多いのかなっていうふうに僕はちょっと個人的に感じてるんですけど、ちょっとそのあたりで、こうなんていうか生まれた月によって有利不利が出るっていうのはちょっといかがなものかなって思いまして、できるかできないかわかんないんですけど、今4月に基本的に一括で枠とってると思うんですけど、それを年2回とか4月、10月とかにやっていただくとかっていうことができれば、その辺もちょっと回復っていうんですかね、されてですね、結構こういう情報て他の市っていうかママさん方すごい敏感だと思うんですよね。

なんか保活のサイトとか見たらやっぱり4月に産めと書いているんですけど、それやっぱりできることとできないことがあるんで、思いますんで、ちょっとそういったことに関して何かあれば、ちょっとご意見をいただきたいと思います。

 

市長:

はい、ありがとうございまいします。おっしゃる通りだと思います。特にまず2点目の方からお話させていただきたいなと思うんですけれども、そもそも待機児童というのが今、直近月のデータを持ってないんですが、9月時点に来させていただいた時にお話させていただいたのは、だいたい6、7人出てきてると。

待機児童がいるという状況なんですけれども、今年、5000万円ぐらいのお金を使って、この0歳から3歳のそもそもの総枠を広げるという取り組みをやっていて、今年度中にあと19枠を広げます。基本的に枠というのをまず広げています。空いてないとやっぱり入れないというのがあるので、この総枠自体を広げるという取り組みに、まさに今年度は着手をさせていただいています。ここは、やっぱりいくらお金がかかってもやらないといけない部分の1つかなというふうに思っているので、まずそれが1点目の解決方策。

仰っていただいた途中でというところも、運用というよりは年2回にした時に2回目のために枠を確保して、前半に生まれたお子さんが2回目のためにずっと待機というようなのはなかなか難しい。どうしても、お声があれば空いてる限りはってなると思います。

なので、基本的には議会等からもご意見をいただいておりますけれども、だいたい年間の出生数ってわかってるんですね。四條畷だと大体400人弱ぐらい毎年お子さんが生まれます。その中で何%ぐらい枠がいるのか。卒園される方の分と基本的には入れ替わりになりますが、それは前年度から大体わかります。その傾向を、しっかりと計算してるんですね、実は。

子ども子育て支援事業計画っていうのがありまして、外部の方々にも見ていただいて、これで来年度はこれくらいの枠がいるなというのをもとに、計画的に整えていく。むしろ、待機児童があることは絶対に良くないんですけど、もっと地方部に行くと、待機児童ってないんですね。そもそも赤ちゃんが少ない。そういうところに比べると、やはり待機児童があるってことは、それだけまだ子育て世代がいるということなんで、総枠を広げていくというところでしっかり対応していきたいなというふうには思ってます。

1点目なんですけど、おっしゃる通り第2回、75%がいわゆる60代以上の方でした。25%ですよね、59歳以下の方は全部合わせると。でも第1回の時は私の記憶が正しければ、18%だったんです。実は7%増えた、第2回になって。今回の対話会は3回目になるんですけど、特徴として赤ちゃんと一緒とか、後ろでずっとお子さんを歩かせながら聞いてくださって、質疑応答になると意見くださる方とか、小学生でも参加してくださって意見を言ってくれるとか、今日も来てくれてますけれども、やっぱりちょっとずつ増えてきてるのかなっていうのは実際あります。

ただ、時間帯については課題だというふうに思っているので、今回アンケートに初めて「どんな時間帯がいいでしょうか」という問いも入れさせていただきました。ここに来てくれた人にしか聞けないというのはあるんですが、平日の昼ですとなかなか夜に仕事も終わってないので難しいというご意見だったり。休日は家族との時間があって難しいとか、どの日付に設定しても何らかご意見いただくというような状況の中で、ただずっと平日夜だけだと確かにずっと来れないっていう状況になってしまうので、そこは柔軟にやらせていただきたいです。

それと、9月の時とかは、5人ぐらいの保護者の方が赤ちゃんと一緒に来てくださって、この対話会中、赤ちゃんの声が聞こえるという会がありました。後でビデオ見るの楽しみやなと思ってるんですけど、ずーっと泣いても、全然やりとりはできるので、どちらかというとそういうふうにしていきたいっていうのと、実はこの対話会は、意見交換です。直接の意見交換ですけど、もう1つ「市長への意見箱」という市役所で紙に書いていただくか、メールで送っていただく仕組み。これが増えてるんですが、この市長への意見箱に、このメールをくださる方は、若い方が多いんですよ。やっぱり30代、特に働くお母さんやお父さん世代の方、結構多いです。PTAのことでとか。そこでは、一定多い割合でいただいているというので、この会だけ見たら確かに若い方が少ないというのは、あるかもしれないですけど、全体ではそういうやりとりができてるのかなというのは思っています。改善はしていきますけれども、今でも一定そう考えているという状況です。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。

四條畷市の学力の問題

市民:

僕いま高校1年で去年、四條畷の中学校を出たんですけども。市長からも先ほどありました通り、人口が減ってきてて、学校のクラスの人数というのも減ってきてると思うんですね。その中で僕は少し気になったのが、四條畷市の学力の問題なんです。自分たちのことなんで何とも言えないんですが、弟の小学校で学力テストがあって、見てたら少し全国平均を下回っているなというような印象を受けまして、四條畷市では少人数の算数や英語ですね、取り組みが小学校などで始まってるということなんで、その成果についてはいかが思いますか。

 

市長:

ありがとうございます。すごいですね。しっかり準備して来ていただけたと思います。学力のお話をさせていただけたらと。まず子どもの数を言ってくださったんですが、四條畷市で子どもが1番多かったのは、昭和55年までさかのぼります。今から38年前。この時が一番多くて、そのときと今を比べると子どもの数はちょうど半分。学校の数は変わらないんですが、子どもの数が半分になっています。なので、クラス数は当然、減っているという状況になってるというのがあります。

そして学力向上。これについては、全国学力調査がありますが、そういうものがない時代、あるいは公表されない時代は、周りの市のことはわからなかったんですね。自分たちの市は自分たちの市だと。四條畷はどちらかというと、やっぱり教育文化の町と歴史的に言われてきたので、四條畷市としては高いんじゃないかというような認識だったんですが、全国学力調査して初めて、7年前8年前ぐらいなんですけども、実は高くないということがわかりました。

そのときに、教育委員会が学力向上3ヵ年計画というのを策定いたしました。この3ヵ年計画を3期やろうと。要は9年です。3年、3年、3年と進めて見直していくという取り組みを作ったのが7年前で、3年、3年が終わって、最後の3期目の1年目が終わろうとしてるっていうのが今です。

仰ってくれくれたように、少人数指導っていうのもあるんですけど、一番この学力向上3ヵ年計画がねらっているところは、先生によって大きく差が出ないようにしないといけないと。なので、授業として四條畷モデルっていうのをどの先生でもできるようにしようというのがあって、多分覚えてると思うんですが、授業の最初に、今日の授業のねらいっていうのをしっかりやるとか、そういう授業の標準型モデルを確立させていって、順調に学力を上げていこうという計画で、6年間、実は上がってきてたんです。過去の6年間。

ただ、そもそも大阪府全体が、全国学力調査で言うと最も低い部類に入りますので、大阪府平均っていうのも全国でいうとかなり低いんですが、今回、学力調査の最新結果が出まして、7年目にして、下がってしまった。

どういうことかっていうと、おそらくですが、定着してきたものもあるんですが、その伸びよりも、よその地域がもっと上がったということです。

要は、四條畷として確立してきていた上昇分より、周囲がもっと上がってしまったので、今は大阪府平均より基本的には下回ってます。これが現実です。

この現実をしっかりと受けとめないといけないというふうに思っていて、どうするのか。3ヵ年計画3期なので、もう来年終われば、残すところ来年であと2年。3年目にはもう計画改定しとかないといけないので、来年度からはこれまでと違ってやっぱり抜本的に見直す。

この3年目には、ずっと続けてきたことを継続するだけではなくて、新しい観点、いろいろな若い先生たちの意見を参考にするのかもしれないですし、実際に学力向上を成功してる地域から人を呼んでくるっていうのもあるでしょうが、力を入れてこの計画自体を抜本的に来年度から見直しに着手しようというふうに思っています。その取り組みを始めなきゃならないというのが、やっぱりこの7年目の結果を見て明らかだったので、来年度はそれの予算をしっかり取っていって改定に着手というのを考えております。

具体的にどんな方法かっていうのはこれ、やっぱり現場の先生が一番よく知っているので、なるべく先生の意見を吸い上げていきながら、でも、市だけで閉じちゃうと、やっぱりわからないことも多いので、いかに成功してる地域の人の話も入れて新しい案を作っていくか。これに着手しようというのが実態と今やろうとしてるというような状況です。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。

保育所間の格差

市民:

すいません。さっき保育所の件で言われたんですが、空いてるような保育所もあるようなんですが、出させていただいて。保育所の中での格差、1つの保育者に集中するとか、90%なんだとかそういうのって保育所にもう市の方、民間の保育所が多いですので、そこに市の方でどう入るかどうかちょっとわからないんですが、ちょっと行政的には回ってられるみたいなんですが、その保育所の本当の格差というのもちょっと聞いてるだけでも結構差があるんですよね。その辺は市としてはどういう取り組みされてるんでしょうかね。

 

市長:

ありがとうございます。格差という表現を使うとあれかもしれないんですが、やっぱりたくさん住宅がある地域に近い保育所と、そうでない保育所には、倍率の差が出てくるというのはしょうがないかなというふうに思います。特に、先ほど待機児童は6、7人というお話をさせていただきましたが、これとは別に入所保留児童という、入れるけれども、希望する保育所が空くまで待つというふうな方も含めると、20名を超えてくるという状況が、現実にはあります。

でも、1番理由として多いのが、やっぱり兄弟がそこだからっていうご意見であったりとか、距離の問題、駅からの近さの問題であったりとか、やっぱりそういうような観点でなかなか定員まで埋まってないところもあります。

ただし、0から3歳については基本的にはパンパンです。そして、田原は保育所が1箇所しかないんですね。なので、パンパンになった場合には、バスとかを利用させていただいて、この西部地域の空いてるところに行かせていただいて、平準化するような取り組みとしてやらせてはいただいております。

また、公立園は2つ、あおぞらこども園と岡部保育所がありますけれども、公立園として受け入れるお子さんを預からせていただいたりとかっていうのはしているという状況です。

なので、平準化の取り組みをしてないということではないですが、どうしてもやっぱり近さによる影響というのはあるかなと思います。

 

市民:

ありがとうございます。0歳児っていうのは、私のところもちょっと1歳早生まれで本当に1歳になって、上の子は1歳半ということで、なかなかやっぱ0歳児とか1歳までの範囲では。一応基本はもう4月が基本なんでしょうね。

 

市長:

申し込みは11月1日からですけれども。11月中に一応その申し込み状況を見させていただいて決定しています。

商店街にアーケード、犬の糞

市民:

実は私は四條畷の中野に生まれたんですけど、80年間住んでいるわけですけど、当時はもう私が生まれたころは、6000人ぐらいだったんですね。だから10分の1です。だからもう1面畑ばっかりで。ところが今はもう空き地がやっぱりもう非常に少なくなってますね。工場を作るにしてもそんな広い土地がないと。

そうなると、ここに市長が掲げたその四條畷のね、やっぱり商店。商店街一同で集まる夢というのはですね、なんか。実現したいと。イオンができてますけども。昔からやっぱり楠公商店街ちゅうのはね、やっぱり唯一のきちっとした商店街だったんです。ところが、今や、やっぱりシャッターを閉じている店が非常に多いですね。だからね、やっぱり何かもう夢を描くんだったら、商店街にアーケードを作ってね、ちゃんとした商店街を作るとかね。そんなこともね、1つはやっぱり夢としてね。持っていただきたいなというのが1つと。

それから、四條畷っていうのはね、今、区長さんを中心に毎年1回大掃除全部やったりしてね。非常に綺麗になったと思うんです。昔から比べれば、ごみもものすごく少なくなってますし、こないだ広報誌にね。犬の糞がほったらかしやというような地区もまだあるようですけど。中野本町はもう自慢じゃないですけど、絶対ないですよ。どこにもね、少なくなってますし、だからそういう事もね。ちょっといい面もね、市長は理解して欲しいなと。

 

市長:

むしろ、私は四條畷はすごく良いまちだというふうに思っています。僕もここで生まれ育った人間ですし、良いとこたくさんあります。先ほどご説明したシティプロモーションの指針というのにも良いところを、いっぱい書いています。

地域の繋がり、職員が市民に「良いところは何ですか」って聞くと、「やっぱり人の繋がりとかやさしい人が多い」って答える人がとても多いです。

今のお話だと、例えば私の知り合いで、全国のイオンを回ってワイン講座とかやってる方がいるんですけど、全国のイオンに中でも、四條畷市のお客さんのマナーの良さにびっくりしたと言ってました。試食のごみとか、結構ポイって捨てちゃうとかってあるみたいなんです。でも四條畷の人は「ここに捨てていいですか」って聞いて捨てると。それが全然違うって仰ってたので、そういうのを聞くと、やっぱ良いまちだなあと思いますね。

ただ、地域によって、全体を通して空き家のご意見が多いですが、次ぐらいに多いのは犬のふんとか、ごみの不法投棄とかっていうのが毎回ご意見としていただく地域もあって、やっぱりその地域ごとの声かけとか、地域の繋がりっていうのが反映されてるのかなと思います。

公園の面積

市民:

だから中野の場合は、私はもう何十年も前からね。地域をあげて掃除するとか、糞を無くそうというような運動がね。されてきたと思うんですよ。だからそれは長い歴史ですけど、それでよくなったんじゃないかなと思います。もう1点ね。公園の面積がね、市長は四條畷は一番率は高いと。僕はそれを思わないんですけども。

 

市長:

僕もここで生まれ育った人間としてはそう思わないんですけども、各市の公園面積が出ているので、それを人口で割り算すると四條畷が1番大きくなるという。

 

市民:

田原が入っているから。

 

市長:

田原は公園じゃないですよ。田原はまちです。

 

市民:

いや田原にね。割合広い公園があるからね。

 

市長:

北谷公園と戎公園。

 

市民:

そうですね。いやいや1丁目から2丁目なんかも。

 

市長:

でも、例えば寝屋川は寝屋川公園っていう莫大な公園ありますが、そういうのも全部ひっくるめてですからね。

 

市民:

だけど大東市には深北緑地があるでしょ。ですけども、この中野本町周辺には学校もないんです。公園も大きい公園はないんですよね。

 

市長:

地域としての歴史が長い場所であればあるほど、基本的に学校は建てるのに大きな面積が必要になるので。こちらも非常に歴史がありますし。例えば、岡山でも岡山の1番歴史が古いところには学校がありません。やっぱり山の上の忍ケ丘、畷中となっています。それは一定歴史を反映すると思うんですが、それを言ってるだけでは解決しないので何をしているか。

第2回の対話会の時に仰っていただいた話ですが、市の公共施設っていうのが今、30年、40年、50年と経って、本当に老朽化をしています。これらは、利用率が高くないのもあります。いっぱい施設はあっても、2割とか3割しか使われてない施設がたくさんある。これを全部置いとこうと思うと、これから年12億円ずつぐらいかかるんですね。これはお財布がもたないです。財布の計算をすると、使えるのは年7億円ぐらいなんです。建物に。別に12億使ってもいいんですけど、どこかで5億円削るということなので、やっぱり建物だけで7億円ぐらいにする必要がある。でも、全部綺麗に残そうと思うと12億円。でも、使われてない建物がいっぱいある。こうなったら結論は1つです。集約をしていかないと厳しくなってくる。

それで、建物を集約すると、結果生まれるのは何かと言うと土地です。これまで四條畷市っていうのは、平成9年から平成19年まで、11年連続赤字で一番厳しい時期があったので、この時は土地が生まれると売ってたんです。キャッシュが必要だった。

でも今は一定、その時より財政回復はしてきているので、もう新しく大きい土地っていうのは基本的に手に入りません、四條畷では。なので、集約してできてきた空間、これはいま仰っていただいたような市民の方がこれ子どもも大人も問わず憩えるような場っていうのが、四條畷の真ん中の方にあまりないので、これを整備していくという方向で進めさせていただいています。

 

市民:

私の願いはそれだけです。市長にも何回か直接言わせてもらってるんやけどね。

 

市長:

多くの方からいただいています。やっぱり子どもが、ボール投げたって、窓ガラス割ったり車に当たったりする心配のない公園。これはやっぱり整えていきたいなというふうには思っています。

 

市民:

ぜひお願いします。

 

市長:

ありがとうございます。1点目に言っていただいた商店街なんですけど、確かに四條畷のあの辺りは昔に比べたら、私も聞き及んでる限りでいくと、本当にもっと人がいたっていうのもありますが、おそらく他市に比べるとまだ勢いのある商店街ではあります。ただ空きはたくさん出ています。四條畷としても頑張っていかないといけないというのがありました。

実は、大阪全体の商店街がそういう状況になっていて、大阪府も手をこまねいておりまして、第2回の時もお話させていただいたんですが、大阪府にある商店街を活性化していかないといけないというので、大阪府が2つの商店街をモデルに選んで、大阪府も入って盛り上げていこうという話が去年にありました。

うちも立候補して、その結果うちの市を選んでいただきまして、吹田と四條畷の商店街が大阪府さんや民間企業さんが入って、1400万円ぐらいの事業なんですけど、やらせていただいています。それで何をしてるかというと、簡単に言うと、今までバラバラだった人たち、ここで新しく働きたい人、そこで働いてる人、オーナーの人、不動産の人。これまでバラバラに解決していたのを、1回同じテーブルに集まろうと。行政も商工会も含めて、同じテーブルに着きながら、今のところ9回ぐらい会議したと聞いてますけど、やっぱり意思疎通をして、どういうふうな商店街にしていきたいかってみんなで意見を作ってこうと。

そういうようなことを着手させていただいて、それを来年度からやっていくと。ただ、アーケードは全国的に問題になっておりまして、アーケードを作るのはいいんですけど、維持補修がものすごいお金かかるんですね。なので、理想はあったほうがいいですけれども、新しく物を作ると後でお金がかかるっていうのがあるので、まずは空き店舗を埋めていく。そしてどんどん埋まっていけば、そういう余裕も出てくると思うんですけど、今の状態でまずお金を投資するっていうのは難しいかなと思ってます。

 

市民:

人が寄ってくるような商店街にすればね。アーケードを作ってもいいんでしょう。

 

市長:

順番としてはそっちからかと思います。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。

防災について

市民:

すいません。防災について自助、共助、公助ってありますよね。自助、共助で大体98%がですね、助かると。公助っていうのはわずか2%と聞いてます。市役所の方々ですね、平日の9時から5時は市役所にいらっしゃいますが、それ以外の時間帯に災害が起こった場合はですね、市の職員さん、お住まいのとこから、まず、職員さんの自分の安全、身の安全とか家族の安全を確保した上で参集されるということになるとかと思うんですけども。

そうなるとですね。災害起こる時間って、夜起こるか知らんし、土日起こるか知らないので、やっぱり自助、共助の地域コミュニティがね、一番防災力が高まるかと思うんですが、その辺も含めて防災についてね、なんか。取り組みとか考えてられることがあれば。

 

市長:

ありがとうございます。防災全体についてのお話をいただいたかなと思うんですけど、公助の部分は、確かにおっしゃる通り参集まで時間がかかるというのはあるんですが、四條畷の場合は例えば北部地震があった時も、時間が時間やったっていうのありますけど、基本的に30分とかからず参集して、まず集まった人間で第1回の本部会議というのを開いているというような状況です。

私も家が非常に近いので、よく夜中とかでも警報出たら、傘差してこことか歩いて市役所行ってたりするんですけれども、ぱっと集まってできるっていうのはあるかなというふうに思います。

自助、共助の取り組みというところでいきますと、基本的に我々が1番頼らせていただいてる、お力を借りしているのが、やはり自主防災組織の皆様の力になってきます。地域それぞれでご活躍いただいておりますけれども、地域の防災マップ。いま着手していただいてる地域や、すでに作っていただいてる地域もあれば、自主防災マップを使って地域で防災訓練、この家からならこの経路、この家からやったらこの経路ってやってくださってる地域があったりします。

こうした取り組みであったり、あるいは、先日民生委員さんが届けてくださったんですが、すべての高齢者の方のお一人住まい、そして70歳を超えてくるような方々のお二人住まいを、実はマップに落としていただいていて、有事の際はどこにどういう方が住んでらっしゃるか民生委員さんは把握されていて、そこに連絡できるようになっています。

市役所においては、避難行動要支援者、高齢者の方であったりとか、障がいを持ってらっしゃる方、避難の勧告が出た区域の方に、職員が全員に電話させていただいて、避難されるかどうかっていうところと、避難する手段がないのであればどうさせていただきましょうかという相談をさせていただいて、公助としてはそういう取り組みをしています。

聴覚障害の方には、iPadを使って手話で確認をさせていただいたりとか、そういう取り組みもどんどん取り入れていきながら、まず安全を確保していく取り組みをやっていますが、仰っていただいたとおり、1番最初にまずドンッてきたときに、とにかく広い安全な場所に行っていただくというのがなければ、これは市役所ではどうしようもないので、まずはその部分はやっていただきたいと思います。

皆さんの避難所っていうのは、市が指定している指定避難所は基本的に安全であるっていうのはもちろんですが、想定しているのは、災害等があって1週間、1ヶ月をそこで過ごしていただくという意味の避難所なんですね。毛布があったり、お米があったりします。そして、そこで暮らしていただく避難所と、いわゆる大きい地震等があった時の一時避難所というのは別です。

例えば、次に大きな余震が来るかなっていうときは、田んぼとかにいていただく方が言ってしまえば安全な訳なんです。なので、そうした時にはまず安全を確保していただきたいというところはあります。

大雨等の場合というのは3日前ぐらいから今はわかりますよね。特に先日、大阪府の気象台に行かせていただいたんですけど、1番ひどかった台風21号。あれは5日前に出したシミュレーションと完全に同じ軌道だったとのことですが、今のスーパーコンピューターだと5日後、ほぼ間違いなくあてられるっていうような状況なので、事前に3日前ぐらいから夜中なんかあった時のために、例えば水とか、ライトとか、こういうのを枕元に置いていただくと。ちょっと何かがあったときでも逃げ出していただける。この備えはしていただきたいなと思いますし、そのあたりを地域の自主防災の方々に、我々としてもしっかりお伝えをして、地域でのそういう訓練等にご協力いただきたいと思います。例えば、うちの職員が出前講座っていうのやっており、この自治会館に防災の職員を呼んでいただいて、こういう時はどうするんだっていうのは、そういうのもどんどん積極的に活用していただければなと思います。

 

市民:

ありがとうございました。

その他

市長:

ありがとうございます。その他、いかがでしょうか。

 

市民:

本日はどうもありがとうございました。私から何かやっぱり。特にお願いごととかございませんので、ね。このような意見会っていうのはね、今後もぜひ参加させていただきたいと思っておりますので、ぜひ続けていただければなと思っております。本当に本日はありがとうございます。

 

市長:

しめていただき、ありがとうございます。確かに9時5分ぐらいなんですけども、せっかくの機会なので他に何かあればという方がいらっしゃれば。

道路のバリアフリー

市民:

道の道路のことなんですね。普通の道路は皆さん知らんけども、上を水が廃棄ができるようにこういうふうになっている。基本的にね。だからおした場合は端を通れば常にすぐ溝に入って、真ん中走るわけです。そうしたら後ろから車が来たら警笛を鳴らされるし、そんなこともあるし、郵便局の歩道も斜めになってますし、あそこも走りづらいんです。だから車道を走らないといけないし1番いやなのが公民館の坂です。

あそこのさかのぼり切るのね、もう太ってるし私体力ももうぎりぎりで。息を切らして上がるんです。だからもうそれをね。やっぱりみんなね、もうこれが皆さん年寄りで、車椅子いついるようになるか。私もそうやけど。そんなところをね。ちょっとでも傾斜を緩やかに、まっすぐになるように走りやすくなるように考えて欲しいなと思います。

 

市長:

仰る通りだと思います。道路に関するバリアフリーの基本構想というのがございます。おっしゃる通り、本来であればすべての道路に行き渡っているというのがあるべき姿ではありますけれども、実際に今ある歩道の幅等を考えたら、すべてに歩道設置するというのは基本的には難しいので、市役所から南小あたりを通って駅に向かうところは一定、歩道がきっちり整備されてると思うんですけど、例えば駅であったり市役所であったりっていう主要な場所にアクセスするところは、最低限市として区間を最初に定めて歩道を設置するというのがあります。いま仰っていただいた郵便局のところも歩道は歩道なんですけど、あれ道路法の関係上、乗り入れるところは下げざるを得ないんです。

 

市民:

あそこはそうなんです。だから通れないんです。

 

市長:

そうですね。これは水はけの問題があるので、基本的に道路は歩道だと幅員がいくらと基本的には決められています。

幅が取れない場合は、グリーンベルトといいまして、歩行者が通るところなので、車両は入ってこないでくださいねと表示します。

 

市民:

だから知らない人は車椅子は端っこを歩いてやというように思えるけれどもね。端っこ歩いたら倒れそうになったりね。だからそれを皆さんにわかってほしいなと。

 

市長:

そうですね。おそらく道路の構造を根本的に変えていくっていうのは難しいので、いかに我々側の理解が促進していくのかということはおっしゃる通りです。

それに、少なくとも今日ここに来てくださった方に関しては、ご理解いただけたと思うので、私としても事あるごとに、そういうふうなお話があったら、実際に押されてる方の気持ちを考えてくださいというふうに言わせていただきたいなとは思います。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。

 

市民:

市長にメール等で直接意見する方法はあるんですか。

 

市長:

市長の意見箱というホームページから送っていただけるものがあります。年間200件ぐらいですかね。でも、役所であったりとか、いわゆる公共施設、総合センターとかに、紙でもあります。基本まず私が最初に見てますので、見ずに返してということはないです。活用していただければと思います。保護者とお母さんの方からのご意見が結構多いですね。

最後に

市長:

その他、いかがでしょうか。先ほども少しお話させていただきました通り、アンケートに基づかせていただいて大体半年に1回ぐらいというのを考えております。少し余談なんですけど、後1年と少しすると2020年ってオリンピックですが、この年、ちょうど四條畷が生まれて50年という節目の年です。万博イヤーに四條畷市になったんですね。1970年なので覚えやすいですね。

先ほど少し補助金の見直し等の話もさせていただきましたが、やはりこの50年というのを機にというわけではないですけれども、一旦見直していかなければならないものっていうのを立ちどまって、しっかり見直していく。やっぱりそうしていかないとお金は生まれませんし、生まれたお金は先ほど言ってくださったような、本当に必要なところに投資していくことができないというので、来年度も特にやっぱり厳しく見つめ直していくところを取り組んでいきたいなというふうに思っています。

当然、改革には痛みが伴うものがありますので、補助金の見直しだって、10年もらい続けてた方がもらえなくなったりする。なんでやっていう気持ちは私もよくわかります。わかりますが、それをやり続けると全く変わらないという状況になるので、そこは一定ご理解いただく必要があるのかなというふうには思っています。そういう取り組みも含めて、50周年を機に、そういった痛みを伴う改革はずっとやってたらずっと痛いままなので、やるときは短期に進めて、それ以降、四條畷市が羽ばたけるように、来年またどんな取り組みをしていくのかというようなお話を、6月ぐらいに開催してお話できればと思いますので、お忙しいと思いますけれども、またアンケートの意見とか見させていただきながら開催日時と定めていけれたらなというふうに思いますので、ぜひご参加いただきたいなというふうに思います。本日は以上となります。ありがとうございました。