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地域と市長の対話会

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蔀屋での意見交換全文(第3回地域と市長の対話会)

地区からの要望(河川工事)

市長:

事前に区長の方に取りまとめていただいた地域の課題というところで、お手元にも配らせていただいてるかなと思うんですけれども、まず清滝川。この一級河川に関しては、大阪府とも協議させていただいて、大阪府全体で持ってる川の長さ、これが憶え易かったんで憶えてるんですけど、777キロメートルらしいんですよ、全体で。777キロメートルで、ここから東京よりも先まであるということで、なかなか全部を毎年綺麗にするのは難しいので、やっぱり数年に1回という単位でやらせていただきますとのことですが、それは一定仕方がないかなと思います。

ただ、新川に関しては市の川で、丁度、今日に合わせたかの如く、実は昨日から業者との準備協議に入って、年内に浚渫が終わりますけれども、遅くなっても年度内には、全てやらせていただくというような状況で、いま進めさせていただいております。実はもう少し早くしようと、秋が終わってすぐやろうとしていたんですけど、今年は、災害の関係で入札不調が多く、なかなか業者さんがつかまらなくて、ちょっと後ろにずれ込んでしまったんです。ようやく開始しましたので、いましばらく経過見ていただければ、浚渫させていただきたいというふうに思っているというような状況です。

 

地区からの要望(避難所)

市長:

この2番に関しては、学校管理者と危機管理課で議論があって、これはもう少し庁内で時間をいただきたいです。要は先ほど申し上げましたとおり、避難所開設班っていうのが、割り当てられておりまして、災害時は避難所を開けると決定した瞬間に、避難所開設班は避難所に行きますので、開けれないっていうことは基本的には想定されてないんですね。避難所開設班は何人っていますので、例えば台風とかでもそうですし、事前にどこどこは誰々って割り当てられているんです。

ただ、あり得るとしたら、地震とかで突発的に起きた場合、今回の北部地震では、やっぱり半分ぐらいの職員が出勤できなかったんですね。公共交通機関が止まってしまった。やっぱりそういうことを考えると、一定地域の方に、避難所の鍵を持っていただくというのは、もし最悪出勤ができないという場合でも、そこを利用していただけるということには繋がるので。いまこれのルールがないんです、役所の中で。要は、1人だけそういうご対応をいただくというわけにはいかないので、やるとなったら、全市的にルール決めて、管理をしていただくっていうふうに考えを統一するのかどうか、これはちょっと調整しないといけないので、いましばらく時間をいただきたいです。

ただ、本市危機管理課としては、鍵を持っていただける方が、職員が幾ら対応を決めてるとは言え、出勤できなかった等々のリスクを考えたら、やっぱり安全で、どちらかというと利便性が高まりますので、その方向で考えてるんですけど、学校管理者との兼ね合いで、いまちょっとルールづくりをやらしていただいているというような状況です。

 

地区からの要望(防犯カメラ)

市長:

3番のですね、防犯カメラ。これは書いていただいておりますとおり、小学校区ごとには、7台ずつ、付けさせていただいて、いまのところ全体で通学路にかかる防犯カメラっていうのは大体100台ぐらい。四條畷市内で100台ぐらい付いています。これは、民間のやつは含んでないです。よくコンビニとかって防犯カメラついてるんですけど、あれは入れずに100台ある。

これに関しては、学校の通学路に関する、交通安全プログラムといわれるものがあります。この交通安全プログラムは、警察、学校、保護者、建設担当とか危機管理担当が一緒になって、通学路を歩いて、防犯カメラだけじゃなくて、街灯或いはその歩道を、横断歩道の色が剥げてないかとか、そういうものを一体的にチェックをして、優先度の高いところから順に整備していくというようなプログラムです。これがちょうど来年度改定になります。

いま本市としては、学校の再編というところに取り組ましていただいておる中で、先日、教育委員会の方で、一定結論というのが出ましたので、その教育委員会が出した学校再編の結論をもとに、来年度、交通安全プログラムをまた作りますので、今回は、南小の方が西中に通われることになったので、そういうことも含めて、通学の全般の見直しを図ります。その際にお示しいただいた点についても、併せて考えさせていただければなというふうに思っています。

今のところ、この3ついただいたご意見に対しましては、市としてこういう考えで取り組んでいるというような状況にあります。申し訳ないです、ちょっとしゃべり過ぎまして30分経ってしまいましたので、私からはこのくらいにさせていただいて、残りの時間は意見交換させていただけたらと思います。私から以上になります。ありがとうございました。

 

河川工事

市民:

すんません。先ほどの蔀屋地区から出した要望で、お答え願った内にあるんですけども、新川は先ほどおっしゃったように、いまちょうど実地する計画ですと、ほんなら、新川全域という考えでいいですか。

 

市長:

適宜、新川の全域について、当然長さもあるので、半分ぐらいに分けて、1部分、2部分っていうのを併せて、先に1区間が終わります。これが早いです。ただ、2区間あわせて全域についても、年度内にはやると。

 

市民:

年度内。年度内までっていうことは、3月末までに必ず浚渫は終わりますよって。

 

市長:

必ず、はい。

 

市民:

はい。ありがとうございます。

 

民地の草刈り

市民:

それと、次に西中の鍵の問題。先ほど鍵の問題はお話いただきました。それはルール決めをして、やってもらったらいいんですけども。もう一つはスロープを付けてもらったんですけども、スロープを降りてきて、或いはそこへアクセスする門の鉄扉のね、門の前が草になってるんです。あそこはどうなりますかということと。     

もう一つは、車椅子等の方は163号線をずっとアリーナまで行ってしまうとね、階段とかあんなんで、あれなんで、163号線の北の方をずっと進んできたら、170号線のトンネルがあるんですよ。そこをくぐったら、西門のところへ丁度行けるんで、その170号線をくぐったすぐ東側の出口がね、ちょっと舗装が荒れてて、水が溜まるんですよ、雨降ると。その辺のところを安慮して欲しいという要望したんですけども、それはどうなりますか。

 

市長:

はい、わかりました。ありがとうございます。いただいたところでいきますと、草のところって、最近、行ってくださいましたか。そのスロープのところです。

 

市民:

行きました。

 

市長:

直近で、いつくらいに行っていただきましたか。

 

市民:

昨日行きました。

 

市長:

ありがとうございます。これ、実はご案内したと思うんですけど、体育館が新しくできる前って、どうなってたかって。

 

市民:

えっとね、大体草は夏場伸びます。

 

市長:

ということですよね。

 

市民:

冬場、1回刈るくらいですよね。しかし、そこは土ですよね。なぜ舗装にならないんですか。

 

市長:

ありがとうございます。これが簡単に言うと、これ、大阪府なんです。この手前のところを持ってるところ。ここが実は難しくて、このフェンス以降は、当然学校なんで市なんですけど、ここがまた別の所有者ですよ。この周辺を持ってるそれぞれが、所有権が全然違うという。

 

市民:

門のいま草のところはどこなんですか。

 

市長:

それが草のところと言っても、僕も何回も行ってるんですよ。建設課と一緒に。何でこれすぐできへんのっていう話をしてたら、こっち側になんか倉庫みたいなの立ってるでしょう。それがまず誰のものなのかがわからない。

 

市民:

わからないの。

 

市長:

そうなんです。

 

市民:

いや、それはおかしい。

 

市長:

いや、おかしくないです。要は民地で、学校内じゃないので。

 

市民:

いや、所有者が誰かもわからないっていうのは。

 

市長:

いや、結構ありますよ。

 

市民:

それは、市としてわからないっていうのは、それはおかしい。

 

市長:

民地上においてあるもので、それが誰のものかわからないって結構あります。なので、それをまず特定して。で、大阪府に対しても、ご案内のとおり駐車場になってるでしょう、手前のところ。これは何もやってないということじゃなくて、私もこれが完成する前から、一番最初にご案内いただいたときから、これ最初、ボウボウで、人が入れる状態じゃなかったと思うんです。まずは、何が起きるかわからないので、刈って、最低限、入れるようにするというのを最初にやって、この辺りの利害っていうのを調整した上で、草生えてきてしまうから対応していくというのは、これは進めさしていただいてるんですけれども、いま時点でちょっと申し訳ないです、帰って確認しないと、いまどこまで進んでるかっていうのはわからないので、またそれは、検討させていただきたい。ただ、全部この辺りがね、一括で市が持ってる土地であれば、さほど難しい話じゃないんですけど、調整が必要だということです。

 

市民:

あの、わかりました。フェンス際はずっと府のもので、だけど、草のところが、まだわからないということだけど、いつを目途にそれを調査して、いつを目途にそこを舗装にしてくれますか。どういう予定ですか。

 

市長:

それに関していくと、舗装っていうのも、本当にアスファルト化でいくのかどうか、それもあると思うんです。何故かっていうと、市全体として避難経路に関するところで、一定整備が必要なところっていうのは、西中だけじゃないんです。地域全体で避難経路に関して、一定対応を必要としている箇所っていうのは、ここだけに限ったわけではないので、市全体の予算の中の優先度として、一番最初にここをするのかどうかっていうのは、やっぱり全体の予算の中で決めていかないといけないことです。

 

市民:

いや、それはもう理解しました。でも、それであれば、順位は何番目ですよと。

 

市長:

それ、ものすごい数あります。

 

市民:

ものすごい数、順位づけせんな取り掛かれない、順位づけをしてください。それで、次の時にここは何番目ですよと。

 

市長:

最後にお話させていただこうと思ったんですが、毎回、半年に一回来させていただくので、6月になったら一定予算等もついていて、どういう状況かと、いうようなわかりますので、その時に、もしかしたら、当然そこの予算がついていて、ここができているという状況かもしれないですし、本年度に関しては、より危険度の高いところをさせていただいたという状況にはなるかもしれないですが、いずれにせよ、その6月の時点では、そのあたりは、はっきりしてるかなと思います。ただ、何もしてないということではなくて、いま調整中というような状況です。

 

市民:

何番目になりますよって、だから、それを目途にできませんか。いや、いま検討させてくださいって、してますってことじゃ、いつまでならんかわからんから、そこをはっきりさせたいと。

 

市長:

6月の段階で言えることは、すべてお伝えしたいなと思います。はい。

 

市民:

じゃあ、順次でしてくださいね。

 

市長:

はい。

 

道路工事・公園の草刈り

市民:

次、そこだけとらわれると、170号線出たところの写真つけたんですけど。

 

市長:

これですよね。はい。

 

市民:

白いコンクリートのように見えてるところ、そこに水がたまります。雨が降れば。

 

市長:

これ多分あれですよね、ボコッてこう凹んでいて、おそらくうちの職員としても、ここを応急処置とかをしても、結局その基礎が悪いから、結構、地域全域で似たような、例えば通学路とかでも、昔に下を工事して、水路とかやったら、ベコンって凹んでしまうような箇所とかがあって、おそらく抜本的な舗装をしない限り。市としては、応急対応というところで随時させていただいておりますけれども、何度、応急対応をやっていっても、抜本的な対応が必要なところとなってきたら、一定予算を取って、補修をしていかなければならない箇所にはなるかなと思いますが、もう一度そのあたりは見さして、ここはもう、僕も何回も行かしてもらってるところなので。

 

市民:

話したように、それも順位付けされるのであれば、それは10番目の作業にしてやりますって、そして6ヵ月したら2、3カ所終わったら、7番目の場所になってるな、もうすぐだなって。

 

市長:

それでいく、意外にそれは難しくて、1から10まで順にっていうのは、額が違うので。例えば、道路に対して全体で3,000万円として、場所によっては1,500万円とか700万円とかかかるとするでしょう。上から順につけていった時に、1,500万円、700万円、次に800万円とかってやっていた時に、足し合わせていったら3,000万円。次、優先順位の4番目につけるべきだけど、これは3,000万円をオーバーしちゃうとなったら、途中、優先順位が低くても少額で終わるものは先にやるんです。当然、総枠の中で考えますので。

 

市民:

順位付けがあって、少額のやつは下の順位であっても、順位が上がったら、それはそういう風にさせていただきましたという説明をしていただければ、それで納得です。でも、順位づけも何もなしに、ただ検討してますっていうだけでは、我々はわからない、どこまで進んでるか。

 

市民:

もう一つ言わしてください。ごめんね、マイクを独占しまして。もう一つはね、児童公園の草焼きを2回希望しますいうことので、現在は年1回、今年度より年2回実地する、拡充いたしましたってなってます。私の記憶では1回だけだったんじゃないかなあと思うんですけども、2回されてあるんだったら、いつされたのか教えてください。

 

市長:

申し訳ないです。すべての公園について、僕も何月何日にどんな草刈りやったか覚えてたら良いんですけど、流石にそれは無理ですので、2回そこで実施することにしましたと書いてあるのであれば、年度内の中で、3月までありますから年度っていうのは、その中で対応させていただくことになるかなとは思います。もし本当にそれでなかった場合、そんなことは書いた限りないとは思うんですけれども、もし、本当になかった場合は、私としてもその6月の段階で、きっちりと対応させていただければなと思います。

道路のことなんですが、第1回目の時にお話させていただいたと思うんですけど、市が持ってる道路の計画っていうのは二つなんです、大きく分けて。一つは先ほどご説明させていただいた通学路に関するもの。これは道路だけじゃなくて、いわゆる歩車を分離するグリーンベルトとかも含めた通学路の総合的な安全の整備。これに関しては、国の交付金をもらいながら、順次整備を進めている。

この通学路とは別に、道路だけじゃないですけど、橋とかもあるんですけど、その道路等の維持管理の補修計画というのがあって、これは5ヵ年計画。この5ヵ年計画の中では、当然、本市としてこの順番でやっていきたいというものがあって、その計画ってどういう優先順位のつけられ方をしているのかっていうと、多くの方が利用されるとか、駅とか、病院とか、買い物とかの主要な箇所へのアクセスのされる道路なのかどうか。そういうものを点数づけがされて、やっていく順というふうに記載されています。今回、お示しいただいております、避難所へのアクセス、これは当然ポイントには入ってくると思います。そうしたものの中の総合的な優先順位の中で計画を整備していく。

じゃあ、時期がいつになるんだっていう話なんですけども、いまチラッと言わせていただきましたけれども、国の交付金、これを活用して基本的には道路整備というのは行います。なぜなら、市だけのお金だとなんぼあっても足りませんので、例えば1,000万円の工事をしようと思えば500万円は国のお金を入れて、もう500万円は市が出して、大体半々で1,000万円の事業をしていくというような考え方なんですね。

この国から貰えるお金っていうところがポイントで、変動するんです。いわば、四條畷だったらこの額って決まっているわけではなくて、四條畷の特殊事情をご理解していただいた上で、増えたり減ったりと。逆に言うと、どんな優先順位だろうが、国の交付金がドバっと入ってきたら、市としては一気に道路整備が進むと、こういう仕組みになっているんですね。なので、逆に言うと、全然国のお金が入らないと、優先順位が2番目とかでも今年もできなかったていうような状況に陥るわけです。

実は、昨年一昨年ぐらいが、この国の交付金が非常に少なかった。これはまずいと、全然進まないので、通学路等の安全整備が。昨年度以降から、大臣とかにしっかりとお願いをさせていただきながら、まず、国からお金を取ってくると。取ってくることによって、て全体を整備していく速度上げるという取り組みもやらせていただいているというような状況です。

ただ、いまおっしゃっていただいたように計画として、この順番で整備していきたいというのは持っているというような状況です。ありがとうございました。その他いかがでしょうか。

 

広報誌・公園の草刈り

市民:

あの広報誌ありますよね。あれ15日が発行日になってますね。例えば12月15日がきたら、12号となってますけどね、だけど15日だったら、何か古臭い感じしますねん。やっぱりそこら1月号をちょっと先取りでもしてやった方が良いと思います。例えば、12月15日がきてね、それよりも遅れるかもしれませんが、それ12月号と書いとったらなんかおかしいです。

それから、さっき言うてはったようにね。

公園の草とか、そういうのはね、何でもかんでもね、市に任せるもん違います。やっぱりこれはね、自治会いうもんがあるねんから、やっぱり自治会の者が寄ってね、公園を綺麗にするのは、こんなん当たり前のことやと思います。何でもかんでも市に任せて、お金も要ることことやし、これは自治会の責任やと思いますよ。どうぞ。

 

市長:

ありがとうございます。広報誌の話は、実はよく出るご意見でして、月も半分経ったのにっていうところでいくとどうなんだ、というようなお話があって、そのとおりかなと思うと同時に、基本的に自治会の皆さんにご協力いただいて、広報誌を配付させていただいているという関係で、1日発行にすると、例えば年明けとかは、配布していただく上でお正月の前後とかになってしまうというような関係があって、配っていただくに際しての大型の祝日等々の影響を受けづらいのが、月の半ばになってくるというので、半ばの日付にさせていただいています。ただ、ご意見の趣旨を踏まえようと思うと、11月15日に配るのは、12月号がいいんじゃないかと、そういうような趣旨かなと思うので、そのあたりはまた検討させていただければなと思います。

ただ、日付が真ん中あたりになってるっていうのは、そういう事情からです。なら1月だけ、変えたらええやねんということになるかもしれませんが、号によって日にちの縮尺が変わると、結構、運営が大変になりますので、一定、一番配っていただきやすい日付にはしていきたい。日付っていうのは、そういう意味で固定させていただいてるというような状況です。

二つ目におっしゃっていただいたところは、やっぱり我々市としてやるべき責務の部分と、自治会の方でやっていただいてる部分があるというのは、非常に感謝しているというような状況です。自治会によっては、公園に関しても、例えば、公園と公園周辺の通学路に関して、例えば3ヶ月に1回、自治会で綺麗にしていただいてる。他の自治会の方もいろいろやってくださってると思うんですけども、一番活発なところでいくと、本当に毎月公園の掃除をしていただいてる自治会さんとかね。やっぱり自治会の中でいろいろと試行錯誤していただきながら、そこで暮らす子どもたちの安全で安心を見守ってくださってるっていうのは、本当に頭の下がる思いだなと思っています。

その上で、道具であったりとか、必要なものっていうのは、これは一定行政でご協力できる部分があると思うので、市としてご協力させていただけるところは、ご協力させていただいきたいですし、おっしゃっていただいた、例えば、草っていうのも、大体年間委託額でいくと500万円ぐらい確保してやってるんですけれども、全体的に倍にしようと思ったら、単純計算で1,000万円と、じゃあ、草刈りにこの四條畷で1,000万円をかけてやっていくのかっていうとですね、ご示しのとおり、なかなか厳しいかなあというような状況ではあります。500万円増やすということは、どこか500万円削るということになります。草を刈るからこの政策を諦めてねと。なかなか劇的に、そういう予算を増やしていくのは難しい中で、地域の皆さんのご協力でやっていただけるというところに関してはありがたいです。ただ、何でもかんでも自治会にお願いするということでなくて、やっぱり抜本的に市として取り組まないといけないところ、道路の舗装であったり、こういうところは、やっぱり市としてしっかりやっていきたいというふうには考えております。ありがとうございました。その他いかがでしょうか。

 

イオン四條畷

市民:

すいません。全然関係ない話じゃないですが、市長が先ほど人口がね、少し北河内の中では、少し増しになってるという話をチラッと聞いたんですけど、私の関心事としてはですね、3年前にイオンができましたよね、イオンができたことによるメリットデメリットっていうのは当然あると思うんですよ、四條畷市としてね。その他財政面とかですね、人口の問題とかいろいろあると思うんですけど、その辺を何かまとめたものを私はまだ見たことがないんですけど、その辺ちょっと教えて欲しいです。

 

市長:

わかりました。まとめた資料というのがあるわけじゃないですけど、大体私の方から概要をご説明させていただきますと、当然、新しい施設ができましたので税が入ってきます。これに対するプラスの影響っていうところでいきますと、結構あるかなとご想像いただけると思うんですけど、うちの市は、自前で賄えてる全体の額っていうのはさほどでもなくて、基本的には国からの地方交付税というものに頼ってるんですね。

この地方交付税制度っていうのは、非常に厳しい仕組みになっておりまして、自前で稼げるようになるともらえる額が減るんです。要は、親からの仕送りみたいなもので、「あんたバイトして稼げるようなったから2万円ぐらい減らそうか」と、そういうような考え方なんで、イオンで100増えたとしても75減らされて、手持ち25は純増するというような仕組みになっています。なので、数千万円という単位では、当然、純として増えてます。なので数千万単位では利益がありました。

ただ、いろんな観点があって、例えばゴミ処理の費用とか、これは増えるんです。ご案内の通り、燃やす量が増えれば増えるほど、負担金が増えますから。ただし、下水道料金とかをいっぱい払ってもらえるんで収入があると。いろんなことがあるんですけど、大体数千万ぐらいの毎年の利益が出てると。加えてやっぱり雇用。基本的には、四條畷の方や寝屋川の方が中心にアルバイト等していただいておりますので、やっぱり働く場所が生まれているというプラスがあります。ただ、増えた分、当然、あの辺りは道路に関する整備をしたので、これで出ていってるっていうのはあるというような状況です。なので、その整備面の費用っていうのは、一旦出ていきましたけれども、年間数千万ずついただける純増の税というところの利益、後は雇用の部分っていうのがあるかなと。

で、ですね。大きいのは、あそこのイオンっていうのは関西の中でも最大級。床面積だけでいくと、関西で2番目だったと思うんですけども、規模的には最大級になるので、結構いろんな有名人の方とか来てるんですね、定期的に。昨年度の決算でいくと、全体のイオンって、実は、いまちょっと苦しくなってきていて赤字が多いんですけど、あそこは黒字っていう全国の中でも調子の良いイオンみたいなんですね。やっぱりそういうところも考えると、いろんな町から訪れていただいてる。特にあのイオンは、寝屋川と四條畷で分け分けの状態なんですけど、一応名前は四條畷イオンなので、そういう意味での知名度というのもプラスであるかなと。まとめると、その名前の部分と、収入の部分と、雇用の部分と、周辺整備が進んだという考え方もできますので、というような状況にはなります。

 

人口増加施策

市民:

ありがとうございます。あと1点だけよろしいですか。さっき先ほど言ってました四條畷市の人口を増やすっていうか維持するというのは、今後考えた場合、非常に大切だと思いましてですね。三本柱の中のですね、新たに人が入ってきていただく、私としては、子育て世代が入ってくると、いろんな面で先々メリットが大きいと思うんですけどね。それに対する施策をいろいろ考えてはると思うんですけど、目標はどのぐらいをめどに対策をしてですね、例えば10年後、15年後、どの辺を目途にやっていきたいというふうな考えをお持ちなのか聞いたんですよ。

 

市長:

ありがとうございます。先ほど国の統計の人口の減少の話をさせていただいたんですけど、たとえ4万人後半になっても、バランスとして、すごく働いてる世代の方々が多かったら、あまり困らないんですね、正直なところ、市全体のバランスとして。どちらかというと、人数も大切なんですけど、いまお示しいただいたとおり、世代のバランスっていうのが非常に大切です。

目標っていうのは、この2050年ぐらいで、生産年齢人口っていうどうかと思う呼び方なんですけど、15歳から64歳ぐらいあたりの年齢層を、半分に維持していきたいというのが、いまのところの考えです。と言いますのは、やっぱり1970年代後半からいまにかけて、単純に子どもの数とお年寄りの方の数が入れ替わったというような現象になってきているんですね。このままいくと当然5割切ってしまいます、生産年齢人口。やっぱここを保っていくっていうのが、基本的には長期的な目標です。

ただし、短期的な目標は、「社会減」っていう言葉と「自然減」っていう言葉があるんですけど、自然減というのは寿命であったり、病気でお亡くなりになられた方で人口が減っていく。これは自然減っていうんですけど、社会減というのは、転入と転出の差し引きが、転出の方が多い場合は社会減と言います。まず、短期的にはこの社会減を止める、社会増にしていく。これが最初の短期的な目標で、それを重ねていって30年後に生産年齢人口を50%に保つっていうのを長期的な目標に掲げて、各種施策を打っているというのが目標の置き方になってます。ありがとうございます。

 

住宅マスタープラン

市民:

例えば若い世代の方ね、入ってもらおう思うてもね、四條畷にね、その魅力のある器があるかどうかですね。ハッキリ言うたら、家建てるような、マンション建てる場所もあんまりないしね、魅力的な家屋もないしね。こういうことを将来どういうふうにもっていきはるか、それをちょっとお伺いしたい。

 

市長:

ありがとうございます。それがまさに冒頭のご説明でさせていただいた、この住宅マスタープランをどういうふうにエリア別に整えていくか、ここが重要になってくるのかなと。おっしゃる通り、土地がたくさん余っているかというと、四條畷ほとんどなくて、ここが一気に空いてるっていうのはないと。

ただ、問題がありまして、空室率、これが18%なんですけど、四條畷は、これが非常に高くて、府内でワースト2。空いてるんです。とにかく、これが良くないんですね。当然、新しい土地に新しい家を建てるのも大事なんですけど、いまどちらかというと、スカスカになってるんです。この状況を改善していくっていうのが大事。空室になっているところを埋めるっていうのもあるでしょうし、よくあるのが、長屋等々で五戸一とかになってる中で、もう実は四件空いておられて、一件住まれてると。これは非常に難しいんですけど、やっぱり住んでる方いらっしゃるので、これを潰すかっていうと、なかなか難しいって考えがあるんですけど、そのあたりも含めた住宅政策によって、空室率を改善していく、これがいま市として進むべき方向かなと。

ドーンと土地があって、ボンとマンションみたいなことよりは、うまくこの循環を進めていく。でも、私がご説明するまでもないと思うんですけど、不動産業者の方々であったり、家建てられる業者の方々が家建てようと思うのは、四條畷がその社会増の状態にあるかどうかっていうのは、これ非常に重要で、ドンドコドンドコ人が減ってるところに、業者さんもお金使って家を建てようとしませんので、四條畷はよその町より人が増えていく傾向にある町なんだと思えば、一定土地開発っていうのが行われていくのかなと。

やっぱり、この住宅政策と同時に魅力を発信していくことで、四條畷っていうところは活気があると思っていただく。この二つで、さっき器とおっしゃっていただきましたけど、そういうような住宅を整えていくっていうのが両輪、切っても切り離せないのかなというふうには思っています。基本的な方針を定めていくために、来年度、その住宅マスタープランをいま改定していっているというような状況にはなります。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。

 

空き地の工事計画

市民:

すんません。あの、いま水みらい館か何かあるじゃないですか。あれの西側できてますよね。東側は、仮囲いのままで、ずっとあのままですよね。岡部川の堤防道もバリケードで、道路占用者のままで、基本的に道路占用っていうのは、警察の管理と許可を受けてやってるはずだけど、その何年もね、ずっとほったらかしってのは、余りにもひどい話で、ずっと仮囲いをしたままでじゃないですか。なんか聞いた話では、予算がないっていうようことか、基本な計画のミスからか知りませんけど。もう何年もあのままじゃ、余りにもね、イオンの真正面でありながら、四條畷のね、一応行政管理区域内でしょうね。余りにもひどいなというふうに思うんですけど、何かそれについてありますか。

 

市長:

ありがとうございます。水みらいセンターに関してですけれども、ご案内のとおり、あそこは、これから各市が自分たちの自前の施設を持っていくっていうのは、やっぱりどの自治体も人口が減ってきている中で、下水関連の処理場の施設であったり、し尿関係の処理施設であったり、全部を自前で持っていくのが非常に辛くなってきていて、二市ないし三市で、一定連携をしていきながら、対応していこうというのは、全般的な方向性なんですね。当然、水みらいセンターっていうところは、そういう機能を兼ね備えているので、一定余白があるということは、今後、四條畷だけではなくて、複数市が共同して、何らかの対応していくことができる施設になるという可能性があるんですね。

これなんでこんなに言葉を濁してるかっていうと、堀溝の方とかがいらっしゃって、いますぐどうやとかっていうのは、非常に難しいんですけれども。ただやっぱり、今後、本市だけではなくて、主に北河内にはなると思いますけれども、北河内の各市と意思疎通をしていって、水みらいという場所で、何らかの共同処理じゃないですけれども、そういうようなことを考えていくと、いうようなことも選択肢にあります。

ただ、これは、市と市でやってもうまくいきませんので、ようやく大阪府が、最近、本当にようやくなんですけど、今年になって、そういうような処理とかを、一定チームを組んでやっていくところには、お金を出していこうかというような枠組みをつくりはったんで、いま足並みをそろえています。

ただ、それが水みらいなのか、他にもあるわけなので、他の施設に移っていくのかっていうのは、今後、各自治体間の協議になっていくので、直ちにその水みらいかどうかわからないですけど、水みらいは様々な共同処理を行う上で、非常にポテンシャルが高い所ですので、このまま何も使われないっていうようなことではないのかなと、私は思っていますし、そういうふうに調整はしてます。

ただ、現時点で、大阪府のものですので、府の考えの中で、どうされるかっていうのは、我々としてはいま聞いてる段階にはないです。なので、利用をするこの近隣市の中で、一定合意を図っていきながら、大阪府に対してアクションを起こしていく。府としては、いますぐどうこうしていくという考えはないっていうのが、現状になるかなと思います。

ただ、お示しいただいたとおり、せっかくイオンができまして、周辺の土地の価値というのは、言わずもがな上がっているわけであって、特にイオンの南側っていうのは、まだ、調整区域で、あそこは全く市のところではなくて、民間の方が持たれている。あの辺りのまちづくりっていうのも、一定考慮していく上で、おっしゃっていただいた水みらいセンターのあの辺りに、どんな施設がやってくるのかは、あのあたり一帯のまちづくりに影響が及ぼされることなので、市としては慎重に、大阪府に対しては、言っていかないといけないかなという状況なんですけど、いま府として何をやるというのは、全く降りてきてないというような状況です。

 

市民:

基本計画で止まってる段階かもしれないですけど、要は仮囲いの状態じゃないですか。それが年数長いでしょ、仮囲いの状態がずっとですから。だから、計画がないんであれば、それを維持管理するためにどうするかっていうことも、必要な話じゃないですか。諸土地の所有者としてね、民間がほっとけば、ギャアギャア言われるわけでね。だから、もう大阪府が持ってるんであれば、やっぱ土地の管理者としてね、最低限必要なやり方ってあるじゃないですか。バリケードで道路占用したままで何年もね、基本的には許可なんか絶対下りないんで。ということは役所が無許可で道路占用してるわけですよ。それを堂々とね、やってること自体おかしいんじゃないかなと思います、役所であればね。その計画は遅れたり、なくなったり、それは当然あっても仕方ないけども、管理はどうすんねんっていう話があるじゃないですか、土地の管理とね。それは基本的に所有者であるもんの責任ということは、絶対的にあると思うんです。だからそれを仮囲いやや道路占用したままでね、いまちょっと東側が舗装されて、あの辺も草ボウボウなったりとかいうようなことあったけど、管理をちゃんとしてもらわんと困るわけで、それはさ、役所でやろうか民間であろうが同じ話ですからね。その辺をちゃんとこう、何年もほったらかしになった。その要するに計画がないんであれば、その土地の管理をどうするか、ちゃんと返送してやりますとか、そういう形っていうのは、当然、必要な話じゃないかなと思うんですけど。

 

市長:

おっしゃるとおりかなと思います。正におっしゃるとおりなので、我々としてできることは大阪府に対して、我々の市の中のことですので、所有者は、大阪府ですけれども、大阪府に対してどういうふうに考えておられるのかと、やっぱり地域の方々としても、その辺りに関して疑問持っておられるというところを我々としてしっかりお伝えをしていって、大阪府の見解、まず聞き出すっていうのが先決になるかなと思いますので、そういう対応させていただけたらなというふうには思います。ありがとうございます。その他、いかがでしょうか少し過ぎてしまいましたけど。

 

市民:

私も実は、ちょっと疑問に思って、1年程前かなあ、市の下水道課かどこかに、あれはどうなってるんですかというふうに聞きに行ったことがあるんです。その時に水みらいセンターの西側の方は、一応下水処理があって、上はちょっと立って、あと残りはグランドみたいにしてあると、テニスコートとかね。テニスコートのもうちょっとこっちにグランドみたいにしてあると、ほんなら、もうちょっと東の方にかなりの土地があって、おっしゃってるようにフェンスで囲んであるだけなんで、あれはどないなってまんねんというのを聞きに行ったことあります。そしたら、その時の回答がね、下水処理の工事が、あの地下でまだ継続的にやってますという話でした。いまの話ですと、もうあれは終わってるんですか。

 

市長:

下水の処理の工事というところが、本当にその下水処理の工事であったかというところは、ちょっともう私としてはもう1回確認させていただいたら、その時をお伺いになられたのは、下水処理の工事ということで、私も本当にそうかなと思うので、それは確認させていただければと思います。

 

市民:

水みらいセンターの西側の地下に、おっきな下水処理の施設があって、あれと同じものが東側でも工事進行中という話でした。

 

市長:

ちょっと確認させていただいていいですか。私も大阪府の事業計画まで全部、市のことはあれですけど、府の中まで全部把握してるわけではないので、またそれは聞かせていただければと思います。

 

市民:

ただ、外観を綺麗きれいにしてくれっていうことですよね。

 

市長:

6月にもご質問いただきましたけど、やっぱり、最近大雨が多いので、地下河川の整備っていうのに力を入れてるんですね。7月豪雨のときも、あれほどの雨量でしたけど、大阪府は耐え抜いたんです。それは、やっぱりすごい地下の河川が整備されて、ものすごく空洞があって、1回溜めて排出して、もう1回入れれると、そういう仕組みになっておりますので、府としてもその全体の予算を、おそらく災害対応とかにまわしていってるっていうのがあるので、その事業計画がどうなってるとか、いま直ぐにはわかりませんけれども、ご指摘の意図としては、なんでそのままやねんというようなところかなと思うんで、それちょっと確認させていただけたらなと思います。ありがとうございます。そのほかよろしいでしょうか。大丈夫ですかね。ありがとうございます。

 

最後に

市長:

すいません。ちょっと10分ぐらいオーバーしてしまいましたんですが、先ほどもお話させていただいたとおり、この場でお話いただいたようなことを取りまとめさせていただいて、6月どんな状況だったかというようなお話をさせていただくと、また、その後、12月ぐらいにさせていただいた、こういうふうな形で地域の皆さんの課題と市政としての取り組みとをしっかりと融合させていきながら、地域と市が一体となって、まちを良くしていくと、こういうふうな取り組みにつなげていきたいと思っています。

2020年、後1年と1ヶ月で市制施行50周年と、市が生まれて50年というちょうど節目になってまいります。50年という節目に向けて、我々もいま様々な施策に取り組んでおる最中でして、来年度、最後の平成、平成31年。来年度の予算、どんなふうだったのか、どういう取り組みに力を入れて入れていくのかというのを、また、6月にお話をさせていただけたらと思いますので、お忙しいと思いますけど、ぜひ次回もご参加いただけたらなというふうに思います。本日はこれで以上となります。ありがとうございました。