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地域と市長の対話会

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東中野での意見交換全文(第3回地域と市長の対話会)

空家について

市民:

ちょっと2つほど聞きたいことがあるんですけど。まず特定空き家に対してなんですけど、これは所有者がわかってる空き家だったらいいんですけど、まず所有者がわからない空き家に対してはどういうふうにされるのかという。今よくテレビでも空き家が問題になっているときでも所有者がわからず、対処のしようがないということをよく聞いてます。それが一つ。もう一つが以前お話されたように前の清滝川の暗渠計画のほうは今、どの程度まで進んでいるのかというのをちょっと聞きたいなと思います。

 

市長:

ありがとうございます。1点目の所有者がわからない空き家問題。これは、そもそもやはり我々は行政ですので、土地の所有者であったり、固定資産税の関係から税当局を当たれば、基本的には誰かしらの名前は登録されています。ただ、その方が実は相続とかをしていて、実際に誰が本当に持っているのかがちょっとうやむやになってしまうというような状況があるというふうには聞いています。

でも、これはこちらのフローでいうと左側に書かせていただいてるんですけども、まずは不動産登記の情報というのをまず確認させていただきます。次に税務部局、関係部局と、とにかく当たらしていただく。その中で、不動産登記も税もわからんというのは本当に一部あると思いますが、基本的には何らかの形で当然登録をされております。

四條畷にも空き家があって、つい先日台風で屋根が飛んで自治会館を破壊したっていうような事例もあって、それの持ち主が静岡だったりするんです。それはもう静岡でもなんでもですね。言葉強く言うと、(市役所に)来てもらって、要はこの手続きを踏むというのが実は大事なんです。命令であったり措置、公示と。この手続きさえ踏めば、次に進めるというような状況になるので、そういう形で、進ませてはいただきたいなと思っております。

 

清滝川の暗渠化について

市長:

川の暗渠問題については、今年の大阪府さんとの意見交換会っていうのがありまして、本件について前回来ていらっしゃるならない方もいるので少しお話しさせていただけたらと思うんですけど、川ですね、特にこの交番の前からずっとこう左手側に川があって、あれで通過交通の時に危険やというようなことがあるかなと思います。

実はあれの管理者というのが大阪府さんなんだっていうお話をさせていただいて、それは何故かというと、あれは淀川とかと一緒で一級河川に当たってしまうので、管理は大阪府さんがしています。これはちろちろ最後まで行くと、寝屋川とかにいっちゃいますので、どうしても一級河川扱いなんですね。あれが市単独の川やったら、例えば蓋をかけるとか埋めてしまって、平らにするとか、単純に道がぐっと広がる。するとやっぱり利便性も上がりますよねというお話をさせていただいていて、今後、私としては大阪府と協議をさせていただきたいというような答えをちょうどさせていただいてたと思うんです。

で、大阪府と話をしました。しましたところ、非常に大阪府さんは前向きにとらえてくれていまして、まずやり方を考えていこうと。といいますのも、いま現在、川の上をはがせる蓋にしてるのは、理由がありまして、当然清滝川なので上の方から災害時には、流木とかが流れてきたりします。木とか。あれを開けれない蓋にしておくと詰まるんです。詰まってどっかであふれてしまう。なので、災害だけを考えると、川というのはもう徹底的に開けた状態が安全なんですね。

でもそうばっかりは言ってられない。なので、流木とかが流れ落ちてくる可能性のところの蓋をいっぱいするというのは正直厳しいと。やっぱりそれはもう何よりまず災害が優先すると。ただ、もう水量があまり多くなくて、分水路とかもできていて、大きなゴミとかがこないところであれば、一旦許可もできると。

四條畷市内は一級河川がめちゃくちゃたくさんあります。清滝川もそうですし、四條畷高校の横にある江瀬美川というのも一級河川で、あそこも狭いんですね。ああいうようなところで、まずどこからやっていくのが一番進めやすいかっていうのを、今後協議していきましょうとなりましたので、いま大阪府とは前向きにどこからやっていくのがいいのか、災害時にも対応できるのかという研究に入ったというような状況です。

 

公園の利用

市民:

区長の山田です。今回この児童公園について意見を出してみたんです。公園から何か始めようと思って書き上げたんですけれど、1番2番は問題ないんです。この3番の分ですね。今、私共の老人会で、この12月から週1回公園を掃除しようと希望者を募って、何人集まるかわからないですけど、はたしてやってみてその週1回でいいのかどうかというの、またその時点で考えてやっていったらいいなと思って。

この中でですね、この東側の溝のフェンスですね。いま市長さんからもお話聞きましたけども、これは以前からお願いしているんですけれども、なかなか順番が回ってこないし、で、個々の溝が我々の手で掃除するにも引っかかってくるんです。ちょっと問題だなと思ってるんですけど、この溝については市で4回掃除をしていただいているんです。それを我々がそこまで手を出してみようかなと、そういう今計画をしてまだ本決まりではありませんけど、今度の来月1日の老人会の定例会で提案する予定をしております。非常にここの公園は多いんですね子どもさん。そういうことで、ちょっと提案させてもらいました。

 

市長:

ありがとうございます。建設課長とも話してたんですけども、ここの公園は本当に利用者数でいくとおそらく1番なんじゃないかというぐらい多いです。その意味でも確かに、老人会の方でそういうような定期的な清掃をやっていただけるというのは、本当にこれ以上の嬉しいことはないと思っております。本当にありがとうございます。

そのうえで、今回やはりこういった形で地区からの意見書という形で東中野自治会としてしっかりと自治会印を押していただいた上での意見書というふうに我々は受けとめておりますので、まず東中野さんとしての今の一番の強い思いはここにあるという、そういうとらえ方を我々はしておりますので、そのような対応させていただきたいと思います。

本当に本格的に直そうと思うと、今の溝側から立てていてはやっぱり駄目で、土側に基礎を作って立てないといけないと思います。となるとちょっと余ってる予算で、というレベルではどうしてもできないんですね。きっちりやらないと結局またつぶれてしまいますので。ただやっぱりこれが子どもの安全にも関わってくることなので、これはちょっと来年度に向けて予算調整の段階なんで、必ずというのは難しいですけれども、今のところは東中野さんの最優先要望事項という形で我々受けとめてます。それは何とか考えさせてもらいたいなと。ただ、応急対応だけはすぐにさせていただきたいなと思います。ありがとうございます。

 

市民:

いま市長が仰った東側のフェンスなんですけども、よく見るのは子どもがフェンスの上に乗って農協側がちょっと高いんです。基礎がね。あそこへ降りるんですわ。それでね、おそらくフェンスがだんだんとフェンスが傾いていると思いますんでね。結局、向こう側へ、こうフェンスに乗って降りられないようにしないとだめだと思うんです。結構私これの前の家なんですけども見てると、またフェンス上にのって農協の倉庫のとこが高いのでそこへとびおりるということで、おそらくフェンスがだんだんと向こうへいっていると思いますので、なんかされるのであればそのフェンスに登れないようにしてもらわないと。

簡単なことでは、またすぐに傾いてしまうとかなると思うんですけども。それと子供もね。公園あるんですけど、そこでボール遊びをするんです。私も何回も注意するんですけども、結局少年野球というんですかね。そういうようなユニホームを着た子どもがあそこへ当てたりして結局、自分ひとりであてて跳ね返ってくるのを受けてると。もうだいぶん、見てもらったらわかるように、壊れてるとこがあるんです。

で、また当てないでやと言うんですけども、いちいち子どもの顔を覚えてないんでね。また違う子が当てたりとかね。するんで、その辺を学校で言うていただいていいものかどうかわかりませんけど、前もここのところの公園でいたずらしないようにって何か張り紙がね。学校でしてもらって貼ってましたんですけども、その点もできたら何かの方法でね。子どものことやから、またね。1番ちょうど遊ぶのにいいんですよ、1人でテニスやったりする子もおりますし、硬いボールの場合ね。やっぱりだめだと思うんですけどテニスする場合はある程度いけると思うんですけども、その辺ちょっとよろしくお願いしたいと思います。

 

市長:

やっぱりね、自分も子どもやった時を考えると、まあいろいろはしゃいで、やってしまうところもあるのかなとは思うんです。登れなくする工夫も、あると思います。でも、まずフェンス自体を高くするというのは、とてつもなく実はお金かかります。高いフェンスって非常に高いお金がかかるんです。基礎からちゃんとしないと、上に上にだけ延ばしたら、今度はバタンと倒れてしまうので。

なので、フェンス自体をそのまま上げてくというのは難しいのかなと。仰っていただいており、フェンスのままというのは実はちょっと厳しいかなとは思ってます。あれを回収してどうこうっていうのは現実的には難しいかなと。ボール遊びのお話もありましたけれども、とはいえやっぱり思い切り遊べる場所っていうのがない中で、何でも禁止って現状なってますけれども、私が職員と一緒に先日ちょっとまちを見に行ってきたんですけども、そこは実は全く張り紙とか看板のない町並みがあったんですね。やっぱり行政はどうしても犬のふんはやめてくださいとか、ポイ捨て禁止とか、ボール遊び駄目よ、という看板って実はいっぱいあるんですけど、やっぱりその町に行って聞かせてもらったら、もうあえてそういうのはつけてないんですと。やっぱりそういう看板がいっぱいあるまちとそうじゃないまち、どっちがいいまちって来た人が思うかっていうと多分ないまちの方が居心地よく感じるんじゃないかっていう話をされていて。「じゃあ、それやったらもういろんな犬のふんとか大変なんちゃいます」って、「いやそれはお互いに声かけ合ってなくせるんちゃいますか」というようなお話をされたんですね。多分それが一番いいまちなんだろうなと僕は思いました。

やっぱり幾ら看板で、例えば不法ごみ駄目と書いても捨てる人は捨てます。看板は一定効果はありますけど、やっぱり結局地域でみんなで綺麗なまちにしようという思い。先ほど区長からもありましたけど、やっぱりそういう行いといいますか、それが多分一番良いまちをつくっていくんじゃないかなと私は思ってます。

ただどうしても、広い場合は今のところ四條畷市は看板等々は外させていただいてますけど、今年度から実施する予定の、公園のあり方見直しというので今一律に全部ボール遊び禁止としているのをちょっとモデルの地域から手を挙げていただいて、公園の使い方というのをこれまでの全部基本禁止からちょっと自由度の高い使い方ができる事業というのを始めようと思ってるんです。本当は今年度からやる予定だったんですけど、担当の建設課が、ちょっと災害の関係でだいぶ災害対応に追われましたので、ちょっと年度末からになってはしまうんです。

ただ、今年度末から始めるその公園のあり方、見直しの中でやって、自分が子どもの立場になったらボールだってやっぱり投げたいですし、投げたり、もっとはしゃげるようにはどうしたらいいかという観点でもう1回ルールを見直そうという取り組みやっております。

それとやっぱり地域で声をかけていただく。幾ら学校で「地域の公園でボールを投げたらあかんで」と言ったところでやっぱり帰ったら投げますから。やっぱり皆さんのあたたかい目でお互いに声を掛け合っていただくというのはしていただきたい。

と同時に、我々としてもルールの整備。実際の学校のグラウンドであったり、或いは、やっぱりとはいえ、大きな広場がないので、そういうものを整備していくと。そういうような根本的な解決も当然目指しますけれども、まずはやっぱりそういう運用ルールのあり方。そして地域でのあたたかい見守りというところやっていただきたいなと思います。ただやっぱりフェンスに関してはあのフェンスじゃなくて、ちょっと基礎からにはなるかなと思っています。ありがとうございます。

 

警察との連携

市民:

前回の第2回の時の質問の中で、警察の方が突然(来たというのがあったんですが。)

 

市長:

それ言おうと思ってたんです。ありがとうございます。しゃべる開始直前までそれ言おうと思ってたんですが、忘れてました。ついつい熱くなってしまい。前回、第2回の時に来てくださった方で、もしかしたら覚えてらっしゃる方もいると思うんですけど、急に警察がきて、住所とか家族構成を書いてくれと言われるやつを、翌日警察呼んで、説明を受けました。すると、やってるらしいんですね。ただ、言わしていただいたんですけど、まず紙に警察かどうかもわからないし、もう少し市と連携して、そういうのやってるよということの周知をして欲しいと。じゃないと我々も安心感を持ちづらいというのを伝えさせていただいて、警察から帰ってきた回答としては、「承知しました。次、そういうことをやる時はもっと市と連携した、例えば広報に載せるとかというのは考える。プラスその紙のあり方についてもちょっと検討さしてください」と。すぐどうするという答えはなかったんですけど、検討させてくださいというようなお答えはもらったところでした。

 

公園の利用方法

市民:

ありがとうございます。あと今もう1点、今言われていたその公園の見直しですね。実際にここもそうですし、読んでいてですね、とんぼ池公園でしたっけ。あそこも僕、車でよく通ります。あそこも結構ボール遊びたくさんやってるんですね。向こうの本町のセブンイレブンの横のマンションの小さい公園でもボール遊びしています。それを見ているときに、思いっきりボール遊びしたいだろうなと。その中で僕はふと思ったのが、道路の横なのでボールが道路へ飛んでいってるんですね。ということはこれ車に当たれば賠償、弁償という話になるんです。これを何とかならないかということを行政に相談しようかなと。早急に何とかしたってくれへんかと。子どもたちがやっぱり怖い思いをすると思うんでね。

やっぱりこんな時代なのでどんな人が車乗ってるかもわからないし、わからないがままに強くを強いられてしまえば言いなりなってしまう人もいると思います。知識のない人だったら、相手に言われるがままになってしまう時もあると思うんで。これは何とかしてあげなきゃいけないなというという思いから思ったんですが、やはりここもそうですけどもそのとんぼ池公園を通っている時に、去年、一昨年でしたかね。遊具も綺麗になりました。そこで小さい子供どもたち、たくさん遊んでます。ここでも小さい子どもたち、砂場でまあ少ないっていうあれはあるんですけども。それを見た時に高いフェンス立ててボールが外に出ないようにしてしまえば、もっと激しいボール遊びをしてしまうのかな。

ていうのは、横で小さい子達は遊んでいるところにボールが行って危険になるんじゃないかなと思ったので僕、行政に相談行くのをやめたんです。ちょっとこれは総合的に考えないといけないなと。なのでこの公園に対する考え方を思いっきり遊べるなら遊べるようにしてあげて、小さい子どもたちが安心して遊べるスペースというか。そういうふうな公園をそういうイメージをしながら作っていきたい、いっていただきたいなと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

 

市長: 

ありがとうございます。仰る通りです。いつもその運用の議論になると、やっぱり硬いボールでも、じゃあ遊んでいいってなると、頭に当たったらどうしようとかっていう話は絶対に出てきます。とはいえ、この東中野にはこちらの公園がありますし、岡山にはとんぼ池、上の方にはタイヤ公園って大きいのがあったりとか。塚米だってヒコーキ公園という有名な大きな公園があったりとかするんですけど、全くそういうのがない地域があって、岡部小校区は公園がないことで有名でして、やっぱり道路とかマンションができましたので、あのあたりは川沿いの道路とかで遊んでいたりして、非常に危ないというような状況です。これは我々としても認識をしているところです。

先ほど少し説明させていただいた公園の運用のあり方。公園のルールのあり方自体は、それを画一的に地域事情が違うのに市域全域で同じルール化してしまっており、それがよくないんじゃないかっていう視点に立ってます。規模であったり、使う層によってやっぱりルールは違っていいんじゃないかというような観点で、それを柔軟に考えていきたいという考え方です。

それと同時に、やっぱり思いっきりっていうのもあると思うんですね。前回もお話をさせていただいたのですけれども、例えば岡山地区には少し上に青少年コミュニティグラウンドがあったりするんですけど、あれは昔、実は自由に使える公園だったんですけど、自由に使えるってしたら何が起きたかというと、夜中とかに若者とかがゴミだらけにしていく。全然使えないグラウンドになってしまったんで、鍵を閉めて時間制予約にしたんですね。すると小さい子どもたちが昼間、夕方遊んでたのが、鍵を予約しにいかないと開けれない。全然誰も使わない公園になってしまった。でも、それをこの岡山の地域でも、議論になったんですけど、例えば「我々で鍵を預かってこの夕方のこの時間は我々で使えるようにするんやったらどうや」とか、そういうふうな柔軟にルールっていう運用できると思うんですね。そういうことを始めていきたいというような思い。それと、例えば北出町っていう外環向こうのエリアに、北出広場っていう旧北出小学校を活用した大きい公園があって、あれは実は地域に運営を任してるんですけれども、結局何が起きたか。仰っていただいた通り、前の家のガラスと車が被害に沢山あってしまって、北出町で、この地域の対話会やってる時に、あるお母さんが「ボール遊びさせてあげたい」って言ったらもうすぐさま横の方が手挙げて「絶対にやめてくれ」と。何度うちの車が被害にあったと思ってるんやと。こうなってしまうともう何にも前に進まないんですね。それをどうやったら解決していけるのか。それがフェンスの高さなのか、やっぱりルールを決めて一定時間しか使えないようにして、その間見守るとする。で、それを地域事情によって変わってくると思うんですよね。それを我々の、申し訳ないですが、職員の数にも限りもあって、全公園で一気にできなくて、まずは意欲のある自治会等々から先にやらせていただいて、いろんなモデルを作っていきたいなというのが、いま我々が考えているという状況です。

 

市民:

やわらかいボール。当たってもそれほど。でもやわらかいやつはとばないでしょ。

 

市長:

やわらかいやつでもね。やっぱりちょっと大きい子がバットとかで打つと結構な早さになりますからね。そのあたりね、運用も考えていきたいなと。やっぱり一番理想はよその市の話ばかりしてもあれなんですけど、例えば最近寝屋川市さんが屋内で遊べるリラットという施設を作りはってですね。そこにはやわらかいボールがあって的みたいなとこに当てて遊べる。市の担当者に聞いたら、寝屋川も一緒で思い切りボール遊びできる場所がないっていうふうな意見があったから、屋内で思い切りボールを投げれるようにしましたっていうようなことだったらしいんですけども、それも一つの解決の方法でしょうし、でもやっぱりお日様のもとで思いっきりやってもらいたいというのもあるので、四條畷にはどれがいいのか。

ちょっとお話できてなかったんですけれども、公共施設を我々はいま見直し、再編というのを進めておりまして、公共施設が全部大体40年50年と経過してきているんです。総合センターなどいろんな施設が老朽化しています。ただ利用率を見ると5割もいっていないのも、たくさんあるんです。これ今ある建物全部残そうと思うと年間12億円っていう経費がかかるんですけど、四條畷市の財政のシュミレーション上では建物にかけられるお金は年間7億円なんです。しかし全部残すと12億円かかる。この5億円をどうすんのかというのは、やっぱり一定使われてないような施設というのは廃止にするのか、よく使われてる施設と統合していくのか。こういう作業をどうしてもやらないとまちが持続可能じゃなくなっていく。いや7億円じゃなくて、頑張って12億円を使ったらいいじゃないかとなると、結局、子育て支援とかに使いたいお金を建物に使うということになってしまうので、やっぱりそれは現実的じゃない。

なので、公共施設集約をしていくんですが、集約をすると空いた土地ができるということです。空いた土地っていうのをこれは基本的には売却してお金にかえていくっていうのが四條畷のスタンスだったんですけど、もう市の土地もほとんどなくなってきてますので、一定そういう施設を集約した後のちょっと広い土地っていうのを思い切り遊べるような場所にしていく、みたいなこともいま視野に入れながら、この公共施設の再編の計画を作っています。これは次の夏ごろまでに策定するというような予定であります。その他、いかがでしょうか。

 

人口ビジョンと学校

市民:

はい。きめの細かい行政ありがとうございます。今日のお話の中で人口ビジョンの問題がやっぱり早急なんですね。どこの市でも課題だと思うんですけども。そういう中で市長さんの発案ちゃうかなと思うんですけども。市の職員の公募についてですね。インターネット等のですね、公募があってすごく応募が多かったと。

そういう意味での四條畷市のアピールについてもですね。よくやってはるなということで感動してるんですけども、一つですねやはり人口のことを考えると、若年層、若い人々の、やっぱり魅力ある四條畷というのが、必要じゃないかなと思うんですけども、そういうことを考えなさっていま問題になっている統合整備の問題ですね。これもできるだけ早い時期にですね、解決して安心して受け入れ体制を作っていただけるようにしていただければということを要望したいと思います。

 

市長:

ありがとうございます。冒頭仰っていただいたのは、市職員の採用にオンライン面接を活用したもののことかなと思います。

あれは、本当に各種新聞とかが取り上げてくださいましたので、去年まで応募・募集かけても40人ぐらいしか応募者なかったんですが、今年は300名と、おかげさまでたくさん優秀な方に来ていただけて、本当に良い人材を今年確保できたなと。やっぱりこういうふうな四條畷市ならではの取り組みによって、やっぱり良い職員が入ってくれたら、まちづくりが進みますので、そういうのはやっていきたいなと思ってます。

仰っていただいたのは学校再編の関係かなというふうに思います。これは、私が着任させていただいて、取り組んでおるものの中では最も時間を使わせていただいているものなのかなというふうに思ってます。すべての施設の調査を含め、本当にこの8月で、20回を超える意見交換等々もやらせていただきながら、東中野の方にも来させていただいて、いろいろと議論をさせていただきました。

その上で、いまは教育委員会から聞いておりますのは、学校の適正配置審議会という第三者機関、PTAの方とか、防犯委員の方とか、青指の方とかが入ってくださっている適正配置審議会の中で、一定ご議論を終えられて、最終的に明後日、教育委員会定例会を開催して最終的な案をまとめ、それについて、一定年内を目途にまた改めて地域の方々にご説明に回らせていただきたいというふうなことを聞いております。

全体的な内容といたしましては、9月号広報に載せさせていただいておりました。まず、四條畷東小学校に関しては四條畷小学校の方に統合させていただく。それについてはやはり子どもの数が、一番子どもが多かった昭和55年と今を比べて、子どもの数は半分なんです。本当に半分になってます。でも、学校の数は一緒なんですね。となると、どうなるかっていうと、学年に1クラスの学校が出てきているというような状況です。子どもたちの健やかな学びという観点で、学年にやっぱり2クラスは欲しいというような観点で考えると、小学校1つはどうしても廃校はやむなしというような状況になってきます。

そのうえで、東小学校は敷地全部が土砂災害警戒区域。いわゆるイエローゾーンというものに当たってしまっております。そのために、今後やっぱり税金を入れて建物を綺麗にしていくのであれば、安全な場所に建っているものに投資をさせていただきたいという判断で東小学校は廃校というふうに今のところ進めさせていただいております。

南中に関しましても、2クラスというのは中学校では小規模に当たるんです。そういう観点もありまして、また施設の半分が、土砂災害警戒区域で、この土砂災害警戒区域上に生駒断層があるというような状況なんです。一定、南中学校につきましては休校とさせていただいてたんですけれども、廃校とさせていただいて、畷中と西中に、いま南中エリアの方々には通っていただきたいというところでお話をさせていただいております。

この西中と畷中に通うことになることで、市域全体で中学校までの通学距離をみると、楠公とかのお子さんたちが畷中に行っているのでこれ2.3キロっていうすごい長い道のりななので、これが西中になると1.2キロになることで、今は遠くても西中と畷中になることで、畑中の地域が大体畷中まで1.8キロになるんですけど、実は岡山の4丁目の辺り、西の方は実は1.6キロかけて、畷中に行っておりますのでそう大きな差が出ないと。なので、市全体の地域による通学の差が、いま教育委員会が出してる案だと一番少なくなるというような観点もありますし、西中は非常に大きな投資をさせていただいて今、綺麗になっておりますので、そういうことも考えて、教育委員会の案としては、南中を廃校にさせていただいて、西中と畷中に行っていただきたいと。東小については、畷小と統合させていただけないかという形で進めさせていただいておりまして、またこれらもほんとに意見交換の中で一番ご理解いただけるんじゃないかという思いで進めさせていただいておりますけれども、また教育委員会として案が確定すれば、また地域の方と、おそらく学校単位になると思いますけど、畷小であったり南小、東小で意見交換というのをやらせていただけたらと思っております。ただ、平成32年度4月を思い描いておりますので、年度内には一定結論を出させていただきたいなというふうには考えております。ありがとうございます。その他いかがでしょうか。

 

最後に

市長:

本当に仰っていただいた通り、半年に1回やらせていただきたいと思っておりまして、また6月ぐらいですね、平成31年最後の平成ですけれども、やらせていただきたいなと思ってます。市としましては2年後の2020年。これがですね、市が生まれて50年という実は節目の市制施行50周年。万博の年に市になりまして、1970年、50年経ちますので、その50年に向けていろいろと、先ほどの補助金であったり、やっぱり過去のものに見直しの着手をやらしていただいて、その50周年の節目に新しい四條畷としていろんなものを整理統合させていただきたいと実は考えております。その最後の1年となる平成31年度は、またいろいろな取り組みしていきたいと思っておりますので、その6月の時に、平成31年度の取り組みの話等々と、これまでいただいたものに対してまた現状等々お話させていただけたらなというふうに思います。大変忙しいとは思いますがまた6月もご参加いただければなと思っております。本日はありがとうございました。