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地域と市長の対話会

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江瀬美での意見交換全文(第3回地域と市長の対話会)

地区からの要望

市長:

1番、これはまさにそのとおりです。あれを渡ろうと思うと抱えていかないといけないんですね。今でこそ、スロープみたいなものが一応ついていますが、子どものころはそのまま行っていたなあという記憶があります。当然、我々としても認識しておりまして、ただこういうことはあまり言いたくないんですけど、あれは国道ですので利用できるとしたら東か西かで言うと東側になるかなと思うんですけれども、まずトンネルは基本的には川にぶつかるので現実的ではないです。川と、交錯地点なので、とてもじゃないですけど現実的な予算措置では不可能かなと思います。

ありえるとしたら、少し手前からポンプ場、南側の東側にある、あれは府の土地なんですけれども、今後議論が必要になると思うんですけど、あそこから例えばスロープにするのか、それをつないでいくのかというようなところを、今後協議していく必要があるのかなと思います。これは私たちも必要性を非常に感じているので、まずは国と府と市の3者がかかわることなので、市だけならやりますと言えるんですけど、すぐにお答えが難しくて、国と府に、まずは協議を持ちかけるところから。これは改善されると、非常に南北移動の利便性拡大になるかなと思いますので、取り組ませていただきたいなというふうに思っております。

2番目は公園の事業。6月にもご説明させていただいたんですけれども、モデルの地域に手をあげていただいて、市として、新しいルールで公園を使っていただく。今は、一律ボール遊びがダメとなっているんですけれども、地域によってルールを変えていくというモデルの取組みを2自治会さんくらいとやらせていただきたいと思って取り組みを進めさせていただいてたんです。 

担当は建設課なんですけど、ご案内のとおり、いろいろな災害がありました。大事な施策だとわかっているんですけど、先に災害対応を優先させてもらったわけですので、ちょっと遅れています。なので、今年度末から春にかけて、この事業を実施させていただきたいと思っていますので、是非お声がけさせていただいた際は手をあげていただければ嬉しいなというふうに思います。

4番と7番のところに関しては、学校に関して学校施設の改修というのを順次行わせていただいております。全部で11小中ございますけど、平たく言えば古い順に改修させていただいて、やっぱり部分的な工事を発注すると、どうしても額は増大してしまうんですね。大型改修をかけるときに、一斉に整備をしていくとコストとしては抑えられます。なかなか我々も施設にかけるお金というのは一定シビアに見ていかないといけないというところがありますので、いま教育委員会が学校施設の整備計画というのを策定中です。これだけのものが上がってきているのでこういう対策というような観点も盛り込んでいくようなことを教育委員会の方へ伝えさせていただければなというふうに思っています。

5番はご指摘いただきありがとうございます。担当に聞いたところ直っていると聞いております。6番は具体的にどの部分になりますか。

 

市民:

いま言っていた163号線を超えるところで側道があるじゃないですか。2車線。だから1車線にして自転車道にしてしまって、大阪府にしてもらえばどうかなと。しかも市のお金を一切使わないと。

 

市長:

なるほど。そういうことですね。趣旨としては1番に近いということですね。

 

市民:

イオンに向かう道を寝屋川市もしてもらっているので四條畷市も絶対してもらえるはずなんですよ。

 

市長:

わかりました。1と6はね。まずは府と協議が必ず必要になるかなと思います。どういう手法になるのかわからないので。今日担当とも話していたんですけど、やっぱりトンネルは無理かなと思います。川をくぐるとなるので難しいかなと。

 

市民:

上を通るより楽になるんやけど。

 

市長:

そうなんです。負担的には楽なんですけど、お財布の負担的には厳しいかなと思います。なんとかでき得る、いま言っていただいたような自転車道なのか、スロープなのかも含めて、いずれにしても大阪府からの協力がなければ全く進まない事業になります。利便性の向上を図れるのは認識しております。

 

市民:

大阪府が力をいれていることなので、市から提案すれば絶対にやってくれると思うので。

 

市長:

ありがとうございます。

 

不法投棄

市民:

最近気になるんですけど、犬の散歩で桜の木のところとか、ごみを捨てていく方がいます。そのごみが気になって。ビニールやスーツケースなどいろんなものがあったりで。布団が丸めて捨ててあったり。

 

市長:

おそらくそういう場所として(認識されてしまっているのかもしれない)。1回ゴミを捨てられると、(その場所に)ゴミって集まってくるんでしょうね。

 

市民:

片付いているときもあるんですけど、すぐに(また集まっています)歩道橋の下など(目立つところだと)すごく嫌です。アカカベのガードレールのあたりにたばこのゴミが多かったり。なんとかきれいにして欲しいなと思います。

 

市長:

お示しの通り、そういった不法投棄というのはまずだめです。実は市内に(不法投棄の)有名スポットが何カ所かありまして、1番捨てられる場所が川崎の方にあるんですけれども、そこは絶対やめてくれと大型の看板を立てて、網もあって防犯カメラもつけています。それでもいっぱいになっています。職員としても再三注意したり、あまりに悪質なときには中身を調べて住所が書いてあったりするものもあるので本人に職員がお返しに行ったりしているという取り組みもやっても(不法投棄は)あるんです。

これは非常に悪質だなと我々も考えていて、看板、カメラ、直接とやっても正直手をこまねいている。なかなか厳しい状況です。我々ができるのは行政側と警察側と連携して、ゴミがちょっと溜まると磁石のように集まるので、まめに撤収していくということを心がけるようにしています。例えば頻繁に市に通報いただくところは早い段階で撤去することしか今のところできないのかなと思います。

 

市民:

お花とかきれいなものを置いたら捨てにくくなるとか。

 

市長:

なるほど。実は(不法投棄の多い)川崎のところは公園で花壇などもあるのであまり効果はなかったみたいです。やっぱり悪質なものがあります。(対処しなければならないというのは)行政としてもですけれども、やはり地域の方のお力もお借りしながら少ない被害の時にいかに除去していく。大型のモノは当然、地域住民の方にお願いするわけにはいきませんので一報市にいただければ。溜まっていくのは防げるかなと思います。

 

市民:

この前、開発公園前に粗大ごみが(捨ててありました)。(生活)環境課へ連絡して1時間で来てくれました。早いなと思いまして。市長変わると早いなと思いました。

 

市長:

そんなことはないんですけども。ありがとうございます。職員のことを言うわけではないですけれども、災害等でいろいろなご意見もあると思いますし、我々の対応で至らぬ点も多々あると思うんですけれども、近隣市に比べますと四條畷の場合は(ごみを)無料で回収させていただくということと、地域回収というのもさせていただいていますので、比較的、うちの生活環境課は、至らない点もあるのはわかっておりますけれども、頑張っている部分もあるのかなと思います。

 

見守り隊、JR学研都市線

市民:

市長が仰られていた人口を増やすための方法ということで、若い人が入ってくるのは、やはり教育の質が高い、子どもが安全だとか、いろいろなことがあると思うんですけれども、江瀬美の自治会は見守り隊をしていまして、お子さんの保護者にも結構好評です。最近はちょっとしかできていないんですけれども。本当は枚方土木の見守り隊があってモデル市になってしていたんですけど、結局何も増えずにという形だったので何か増やすような施策をしていただければなと思います。

あといいところってあると思うんです。東小の上にホタルがいるんですよ。信楽の方へ見に行かなくともすぐそこで見れる。東小をつぶした後、駐車場にしてみんなで見れればと思うんですよね。

あとこれはどうしようもないことだと思うんですが、JR学研都市線ってすごい止まるんですよ。うちの人や家族が一番困っているのは、電車がいつ止まるかわからないから仕事に遅刻する。何分も早くいかないといけないんです。尼崎と繋がったから神戸が遅れたら四條畷まで遅れるんですよね。何か市から止まらないようにJRに要望してもらえないかなと。

 

市長:

見守りの部分は、本当にいつも暖かい活動を地域でやっていただいて心からありがたいと思っています。やはり、防犯カメラを直近2年で65台増やして充実させていっておりますけれども、あくまで事後に犯人がわかるというのが特性なので、直接、人で見守る以上の効果というのは基本的にはないということを考えると、この取り組みを今後どうしていくか、教育長もいろいろ頭を悩ませているようでして、教育長自身は、毎朝通学路を廻られてご自身の目で登校中の安全を確認しているみたいなんですけれども、これから下校に向けて冬になってきますので、考えておられるということを聞いております。市域全体のこととなりますので、見守りの直接の防犯カメラのことも、もちろん充実というのもありますけれども、人と(防犯カメラのような)機械というのを今後も検討していかないといけないと思っております。

JRの件は、運営主体ではないので非常に難しい。やっぱり人身事故ですね。人身事故に対して取り組みとして、最近大きい駅だと線路に入れないようにする(柵やドア)。あれは結構お金がかかるみたいなんです。もっと言うと高架化ですね。高架にするとそもそも事故が起きませんから。JRもやはりそういうところを改善していかないといけないというのでいろいろ取り組まれていることで、結果何が起きたかというと忍ヶ丘駅に人がいなくなったんです。駅員さんがラッシュ時にはいるんですけれども、基本インターホンでの対応と。

これは経営効率です。おそらくそういうところを削減して設備に投資しようとしていると僕は理解しています。これはこれでなかなか不便でして、やっぱりよく手続きがわからない方が駅員さんに相談してやっていたのが、全部ビデオカメラみたいなものでやらないといけなくなっていたり。JRからしても先日、私もいろいろとお話もさせていただいたんですけれども、やっぱり人も置いて防護柵もやってと言うのは難しいと。

JRとしては(利用される)人が少ないところは(駅員などの)人を削っていって、安全性を高めていく取り組みに投資をするというような話だったので、一定の不便さと引き換えに利便性を上げるというお答えと思います。

 

市民:

長い間、線路がふさがっているので。昔はそんなことはなかったんですけど。

 

市長:

連続性が出ている分、難しくなっているのかなあと思います。ただ、究極的な高架化の話は来年、再来年にできていくというようなことではなくて、大東・四條畷でも今、JRと連立の勉強会というのを始めさせていただいているところなんです。要は野崎、四条畷駅なんですね。ただ僕が生きてる間に何とか、という時間のかかるものかと思います。

どういうことかと言うと、JRとしてもどんどん人が増えていくところであれば、乗降者数が多いため売り上げが上がるので、便利しようかということなんですけれども、全体的に人が減っている地域に利便性を上げていこうというのは、なかなかならないので、そこは我々大東、四條畷、寝屋川でJR沿線が魅力あるまちづくりをしてちょっと人も増えてきているよ、とアピールすると投資しようかということになります。

なので、やっぱりまちづくりを魅力的にしていこうというのがまずはやっていかないといけない。長期的な話にはなるんですけれども、JRの方と会うたびにはそういう話になります。

 

市民:

30分、1時間と遅れてしまうことがあるので。

 

市長:

四条畷駅が大変なことになっていることがありますよね。すいません、お答えになっていませんが。

 

空き家対策

市民:

空家のことなんですけれども、前も町内の人からいろいろ聞かれてその都度建設課に行って対応していただくんですけれども、持ち主がわからない場合があると思うんです。役所でも言われているんですけど、その途中経過がその都度聞きに行かないと、どこまでいっているかわからないときがあるので、また(市役所に)行って「どこまで進んでますか」と尋ねると「いや、連絡はしているんですけどなかなか」となったり。

そういうことがあるので、その取り組みがあればそういったこともなくなっていくのかなという理解でよろしいですか。

 

市長:

(配布資料の左側に書かせていただいてるんですけれども)まず不動産の登記情報の確認。その後、税(関係の確認)。税務署に行けば登録はされているだろうというところであったりを一つずつ見ていくんですけれども、当然引っ越されていたりして場所がわからなくなっている家もある。四條畷の空き家でも、静岡に住まわれている方もいらっしゃったり。

家だけ(放置して)。要は家を潰すのにもお金がかかってしまうので、ほっといてどちらかに行かれてしまっている。それをたどっていく。今これはルールを作っていて、近隣市の先進事例を見ると、こういう言い方をすると厳しいんですけれども「市役所まで来てください」と命令までは行かないんですけれども、来なさいというようなことをしながら、本人もどうしたらいいのかわからないという方には適切な助言をさせていただいたりっていうところです。ただ本当に見当たらない時というのもあるんです。おっしゃる通り、それに関しては手続きをすると基本的には税務部局などでどこかで該当するんですけれども、例えば亡くなられていて相続放棄しているとかいろいろな状況があります。

 

市民:

今どこまで進んでいますかというのをフィードバックしていただいたら私も言えるんですけれども。

 

市長:

いま大体空き家として我々が調査している対象は、300ぐらい、四條畷にはあるんです。今この全てをフローに当てはめていると考えると、なかなか難しい。ただ(配布資料の)真ん中にあります、空き家等管理台帳で今、どこの状況かというのを管理しています。ただ個人情報になるので、ホームページに載せるのは難しいかなと思います。

今後は協議会というところで、この会にはいろんな専門家が入っていて法律に詳しい方などの判断で、勧告などを進めていくとなります。協議会を年に数回開催していきながら、例えば半期などで前に進めていくというような形になります。なので(空き家等管理台帳が)完成いたしましたので、なかなか協議会の方もいろいろな方々がいらっしゃり、不動産関係の方など頻繁には開催できないので、今後は300あるものを半年に1回ですかね、進捗をさせていただきながら管理をしていくということになるかなと思います。年に2回ずつぐらいは進捗具合を報告できればと思います。

 

市民:

空家もですが空き地。江瀬美にはあまりないですが、南野のほうに結構あり、草が生い茂っている。持ち主の人に言ってもなかなか(整備等を)していただけなくて。喘息をおこすような花も生えて、喘息になった方もいると聞いたので何か強制的にしていただけないかということと、土地の持ち主に言っていただきたい場所があるんです。

 

市長:

いわゆる行政指導というような形がございまして、そういう個人のお持ちの場所が適正に管理をされておらず近隣の方にご迷惑をかけている場合は、命令というのは難しい。命令と指導というのは全く違うんです。命令いうのは絶対にやっていただかないとこの後と(こういう処分の可能性があります)というものですけれども、あくまで行政指導という形で特定の所有者の方にということであれば、生活環境課、建設課等がその方のところへ行かせてもらってお話をさせていただくというのはできます。

場所を教えていただければ、喘息等々で(近隣住民にご迷惑がかかります)とご説明させていただいて対応していただくように指導させていただければと思います。そういう状況に加えて、場所によっては木などが道路上にはみ出てしまっている。こういった時は当然、(職員が)指導に行くんですけれども、道路上は道路管理者が市なので、道路の安全を守るためにはみ出ているところを切るというのはできるんです。我々の管理責任として。

ただ、中身まで切るということになると個人財産を傷つけているということになりますので難しい。あくまで本人に指導する。例えば子どもが(道を歩いている際に)草が生い茂っていて危ないとなれば、指導してその土地から出ている部分を切れるんですけれども、出ていないとなるとあくまで個人のものとなってしまうので指導しに行くというような形なんです。なのでぜひ場所をお伝えいただければと。

 

市民

もうお伝えはしています。それでも直らないので。

 

市長:

(私も)聞いてみますね。おそらく何回も(現場に)行くと思うので、年単位でかかる方もいらっしゃいます。なので何度も訪問させていただいて。

 

市民:

こちらで勝手にやりますよ。

 

市長:

不法侵入になるかもしれません。

 

市民:

我々なら無料でやりますよ。

 

市長:

なかなか難しい問題です。

一点、もしよろしければ私の方から。11号の広報誌用ページを「みんなの夢アワーin四條畷」というのを掲載しています。これは四條畷で、四條畷という環境を活かしながら新しいビジネスや取り組みをやっていこうという方を増やしていこうという一環でやります。これは、東京で何千人と入るホールで行われているイベントがあるんですけれども、そこの方と協力していただきながら、西日本で当市が初めてこういう取り組みをやらせていただこうと思っています。12月16日に四條畷出身の方などがこういうことをしていってまちを良くしていくんだと。実際にグランプリになられると夢支度金というのがもらえて、ビジネスを始めていただこうかと思っています。そういった四條畷からまちを良くしていこう、それをビジネスで解決していこうという方を増やしていこうという事業の一環です。

面白い方に来ていただかないといけないということで、千原せいじさん、皆さんご存知でしょうか。司会で来ていただくということになっております。審査員も大阪で活躍されている起業家の方に、私も直接お願いしている招かせていただいて、ほぼ手弁当で来ていただくんですけれども、ぜひご関心あれば四條畷でこういうことをやられる方がいらっしゃるんだということもありますし、僕も千原せいじさんが見れるのを楽しみやなと思っていますので、ぜひご参加をいただければなと思います。

 

防災、最後に

今回11月に(対話会を)やらせていただいて、前回6月のときには配らせていただいたんですが、全てのご意見がこういう状況で進んでいます。いろいろな地区でいただいていたんですが、言った後どうなっているかわからんというようなことがあったので、実はこういう場で頂いたご意見は全て表にしてまとめさせていただいています。半年に1回開催したいと考えていますので、また6月ごろに3回分の江瀬美地区で頂いたご意見の進捗状況を、その頃には公園の件も着手しているはずですので。

災害などがなければ、予算は組めているものなのでやると言えるんですけれども、本当は着手出来ているはずだったんです。そういうものも含めて。また170号線関連はなかなか、すぐにできるとお答えするのは難しいんですけれども、大阪府としっかり調整を進めさせていただいて、次に(半年後の対話会で)お会いできるときには大阪府の反応はどうだったか、こういう条件ならできるというような報告ができればと思っています。

 

市民:

1つだけいいですか。気が付いたことなんですけれど、災害や地震があって、避難所開設をすると。市長も職員の数が限られているからと言われていたんですけれど、各避難所。私達は畷高校(が避難所)ですよね。(畷高校を避難所とする地区は)江瀬美、雁屋、塚米とありますが(その地区に協力依頼をし、避難場所に)緊急時に何人か来ていただく体制をとっておいてそこに(職員の方が)来ていただく。

そういう体制をとってはどうかなと思います。

 

市長:

避難所班は、2種類あって開設班。まず駆けつけて受け入れる体制を整える班と運営として残る班は別なんです。人の関係と言うのもあったんですけれども、避難の勧告等々出させていただいた時は、土砂災害警戒区域等の避難情報を出させていただき、その土砂災害警戒周りの避難所を開けさせていただくんですけれども、土砂災害(の被害)に該当のしない地域は、例えば開けないということになるんです。

あるいは浸水害があれば西の避難所が関係してくる。やはり土砂災害になれば、山の裾野地域が関係してくる。前回は台風だったんですけれども、台風に対して避難所を開けるというルールが実はないんです。なんでかと言いますと、モノが吹き荒れるのでそもそも避難指示を出す基準がないんです。地震であったり土砂災害はどこがどういう被害が出たかというのが分かるので(避難所開設の基準は)明確なんです。なので、避難所を開けるんですけれども台風の時に避難勧告は出していない。

避難準備というのは出させていただいたんです。避難準備からの台風21号の災害の経過を考えた場合に勧告に至っていない段階で全部(の避難所)を開けるというのがなかなか難しいという判断ではあったんですけれども、今後、台風21号の反省を踏まえて普段の練習、防災、避難訓練等をしている場所が空いていないのは非常に紛らわしいと。僕もその通りだと思います。なかなかお住みの方56,000人一斉に情報伝達をできるわけではないので、そういうことが今後ないようにというのが我々として反省としています。

ただ実際に大災害があって避難所生活になった場合は、避難所運営というのは実は地域の方にも入ってもらうことを前提で当然やらせていただきたいと思っています。これは自主防災の方とかもそうですけど、それは地域防災計画の中で作らしてはいただいてるんですけれども、ただやはり(避難所)開設のときには流れとしてはすぐにはいかないので、開設の時は行政の責任と思います。ただ運営のところは数というのも見据えながら、例えばお願いしていてもその日どこ行かれてているという連絡もあったりするので、最初に開けるところ運営し始めるまで行政の責任でやらせていただくところで、それ以降は必要になってくる。長雨ということになれば、地域の方にご協力を得たいと思います。

 

本当に平日の夜、お忙しい時間帯にご参加いただきましてありがとうございました。また今日いただいたご意見も踏まえながら市政運営に活かしてまいりたいと思います。また来年2月に来年度の予算案を出させていただいて、4月以降の取り組みを進めめさせていただく中で来年度どういったところに力を入れていくのかというようなお話もさせていただきたいと思います。是非、次回もご参加いただき、たくさんのご意見いただければと思います。