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地域と市長の対話会

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府営清滝住宅での意見交換全文(第2回地域と市長の対話会)

前回の要望

市長:

こちらの薄い1枚紙のほう、地区の個別のご意見について、これ、府営清滝地区から出たご意見、計8個ありました。それに対してのご回答をさせていただいているところです。

 

防災行政無線

私から伝えたいと思うのが、2番の、防災行政無線。これが今回特に台風21号の時、風で基本的には聞こえないというのが多かったんです。12月にも言わせていただいたと思うんですけれど、防災行政無線、2つのご意見があって、1つは聞こえない、何を言っているかわからない。もう一つはうるさい。音量を上げてしまうと近い方にとっては大きい音になるんですね。じゃあ、設置数を増やせばいいという話なんですけれど、今、だいたいまんべんなく設置しているんですけれど、設置数を増やすと共鳴して何を言っているかわからなくなるんですね。

なので、これに関しては、こちらの太いほうの冊子の27ページ、ここに書かせていただいているんですけれど、先ず大きくわけて3つあって、市のホームページを見られる方はホームページを見ていただけたら、そこには常にこういう情報を出していますと。避難場所はここです、ごみはこうやって回収させていただきます、これが出ています。

もう一つは防災行政無線の中身に関しては、電話応答サービスというのが真ん中らへんに書いてあるんですけど、ちょっと字が小さくて申し訳ないんですけれど、0120-474-575、474は四條畷市という意味なんですけれど、これにかけていただくと、防災行政無線でしゃべっている内容を電話で聞くことができると。

聞こえづらかったなという方は、これにかけていただけたら嬉しいなと思います。

また、携帯電話を持っていらっしゃったらエリアメールといって、緊急メールが届くようになっていますので、それを見ていただく。市が避難指示をだしていたら、避難指示が出ているというのが必ず載ります。テレビにも絶対出ます。上のテロップとかに。四條畷市、今、(避難指示が)出ましたと出ますんで、災害の時はテレビをつけていただく、携帯のメールを見ていただく。防災行政無線が聞こえづらかったらこの電話にかけていただく、こういうことをしていただきたいなと思っています。

 

府営清滝住宅を活用した若者の就労支援

もう一つ私からお伝えしたいのが、今、NPOのハローライフさんというんですけれど、若者の就職支援という形で、清滝団地を利用させていただいて、10室ほど若者が住んで、就職に取り組むというのを今やっていて、空室の利用をやっているんですね。この間、社長さんと、NPOなんで理事長さんなんですけれど、理事長さんとお話ししていたら、それをまた拡大していくので、空室にもっと若い人に入っていただくと考えて、というお話は聞きました。

ただ、ここ(冊子)にも書いてあるんですけれど、大阪府があの使い方を認めるまで2年かかっているんです。公営住宅は厳密に利用方法が限られていて、なるべく例外を作らない。一般事業者にさせてみるのは非常にハードルが高くて、空いているからといってぱっと使えるわけではなくて、いろんな協議を経て、NPOさんとか社会福祉法人さんとかが大阪府と協議してようやく使える。市に相談があれば、市としてはそこの協議に入って大阪府と交渉していくのをやらせていただいている状況になります。

 

蔀屋中継所

市民:

市長が冒頭に言われたこの間の台風災害のときに、木が倒れたりして通行止めになっているところがあるんだけれど、163号の側道ですね。

 

市長:

あれですね。

 

市民:

わかっておられると思うんですけれど

 

市長:

もちろん、もちろん

 

市民:

木が倒れて電柱もひしゃげて通行止めになっているんですが、あれっていつ頃解消する予定なんですかね。

 

市長:

台風21号通過後、市内にたくさん通行止めがあって、主要道路で通行止めが残っているのはあそこだけなんです、今。ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないんですけれど、東小学校のすぐ北側の、木が複数倒れて電線に寄りかかっている状況です。

もともと、台風通過の直後は、大阪中停電になって、あれ、関西電力さんと協議しないと撤去できないんですね。電線に引っかかっているんで。最初は、関西電力さんは全く電話がつながらなかったんです。ようは停電対応に必死で、最初は全然連絡が、市であってもなかなか通じなかったんですけれど、ようやく最近はだいぶ停電が回復していて、協議していて、お金はつけたので、(木を)撤去するんですけれど。

木曜日なので、今日が火曜日だから明後日、木は木曜日に撤去します。市として。あれは東小学校の木なので切ります。

切るんですけれど、木を切っても、電柱がまだありますんで、関電さんがどうしはるかというのがあって、電柱を撤去してしまうのか、復旧を一気にやってしまうのかを今、関電さんに問い合わせてるんですけれど、大阪の南の被害がひど過ぎて、ちょっとこっちに追いついていない状況なんです。なので、市としては、木曜日の段階では対応するんですけれど。あと、カメラが回っていて言いづらいのもあるんですが、市の木で電柱を倒してもうたことになるんで、学校内に生えていた木が倒れて電線に引っかかったので、ないとは思うんですけれど、補償とか、こういう協議が出てきたら嫌やなというのはあるんですけれど。基本的に市としては(木は)木曜日に撤去したい。あれでコミバスのルートが近鉄さんとかもそうなんですけれど変わってしまっているんで、我々も何とか早く。

申し訳ないですが、テレビで映像を見てもらったらわかると思うんですけれども、和泉市とか泉南市とか、あっちがぼんぼん(電柱が)倒れていて、関電の力配分がちょっと及んでいないのがあるんです。我々も今日もまた言いましたし、ずっとはよしてくれと言い続けている。いつかというのはお答え辛いんですけれど、木は木曜日に切ってしまいます。

 

生活保護制度及び商店街の活性化

市民:

コミュニティバス、困ってらっしゃいます。高齢者の方たちが、忍ケ丘、東中野でおりたい人はいません。確かに国土交通省の順番がありますので、大変だと思います。それをなるべく早く進めてほしいということと。

先ほど仰ったおトイレとか行かれない、大型スーパーとか仰いましたが、栄通り商店街よってこか。

 

市長:

よろかさんですね。

 

市民:

よろかさんでは、紙おむつ、哺乳瓶、トイレ、全てフリーでいけます。私は商店街のほうに力を入れていただきたいと思っています。それが高齢者の方と一緒にやっていく。

それと生活保護の件ですが、四條畷市では生活保護のお金が低いらしくて、大東市のほうが少しランクが上なんです。

 

市長:

そんなことはないかな。

 

市民:

四條畷市から大東市に転居している方がかなりいてはるんです、四條畷市内です。清滝団地内で。そこらへんの生活保護者の費用ですね、四條畷市が生活保護が低いから大東市のほうに引っ越される方がかなりおられると。そういうところももうちょっと検討していただいたらいかがかなと私は思っております。

何度か市役所には会議がありますんで、傍聴席に何回か行かせていただいています。若い市長ですから、市民と一緒に、市民の後押しじゃなく、前に立って若い力で四條畷市、人口も少ないです。若い人たちが住めるような清滝団地にしていかないと、ここの清滝団地の自治会でもお年寄りばかりで自治会自体が縮小されている。

だから、若い人たちがこの清滝団地この場所にこのような市になってほしいと願っています。よろしくお願いします。

 

市長:

確認なんですけれど、生活保護のお話をいただきました。お隣の市のことなので、あまり私の立場から言うと難しいところもあるんですけれど、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、日本で最も生活保護の認定が下りないまちが大東市なんです。圧倒的です。近隣市と比べて。非常に厳しい。条件が。厚労省から少しどうなっているんだというようなことを思われているぐらい、北河内のなかでは非常に認定がされづらいというのがあるので、大東市が寛容な対応をしているのはちょっと違うかなと。

私は数字を持ってますので、今この場で何件というのは苦しいですけれど、データ上では、大東市行けばいいことはないのかなというふうに思います。額自体は法律で基本的には決められているものなので、あまり幅が出るようなものではなくて、世帯構成であったりで決まってくるので。

私が把握しているところでは、認定が受けやすい市はあるので、そこに移動していくのは聞くんですけれど、

 

市民:

寝屋川市とか。

 

市長:

大東市に行くのは一番難しくなることなので、もしかしたら違う情報かもしれないです。

 

市民:

国民年金がだいぶもうてはりますよ。いくら低い低いといっても。国民年金もっと少ないから。

 

市長:

年金の額は住む場所によって変わらないです。

 

市民:

頑張ってるのにね。

 

市長:

年金の額は変わらないです。変わるのは国民健康保険の料金、これは変わります。四條畷市は北河内の中でちょうど真ん中です。高くもなく低くもなく。

ただし、いわゆる減免事項、こういう条件があったら減免するのは、これは大阪府のなかでかなり高いレベルです。ご存知の方も多いかもしれません。

 

市民:

ありがたいです。

 

市長:

これは市民自体が納めてくれている割合が高いんです。そういう方が多いほど我々としても額が増えるので減免とかができるわけです。なので、引き続きしっかりとよろしくお願いいたします。ただ、これ(生活保護)はそういう制度です。なので、そんなことはないかなと思うんですけれど。

よろかさんの話はそのとおりだと思います。時間がなくて話せなかったんですけれど、四條畷市ではあそこの商店街に力を入れようということで、今、大阪府が昨年、大阪府全体で43市町村ありますけれど、商店街が昔より活気がなくなってきていると。なので、大阪府全体で2ヶ所、大阪府としてもちょっと力を入れていこうと、予算を1,400万円ぐらいつけてとあったので、チャンスと思って、四條畷市も手を挙げたんです。みんな手を挙げますけれど勿論。

吹田市と四條畷市がおかげさまで選ばれて、今、実は大阪府も入って四条畷駅前の商店街を活性化していこうと一緒に進めているんです。どういうことかというと、空き店舗が出てきていたり、空き店舗を活性化、埋めていくためには、そこで商売をしている人だけが集まって話をしてもダメなんですよ。不動産のオーナーさんがいないと、埋めようとしないと埋まらないわけです。であったり、オーナーさんがいて、そこで仕事をしている人がいても新しく始めたいなという人もいないと始まらないわけです。

今、それぞれの人が集まって、どういうふうに空き店舗を埋めていく、空き地を埋めていくというのを、大阪府も入って、職員も入って、商工会とかと一緒に始めたのが今年なんで、そこはなんとか活性化させていきたいなと思っています。

 

市民:

地域包括センターの方たちも協力。

 

市長:

よろかさんもそうですね。ただ、楠公商店街、栄通り商店街は他の市町村に比べたらかなりまだ活気はある方です。

まちによっては商店街でボーリングができるような皮肉を言っているぐらい人が歩いていないまちがあるので、それを考えたらまだましなので、この人がたくさんいる段階でしっかりと空き店舗とかの対策を頑張っている状況です。

 

子どもの数

市民:

僕、ここに住んでだいぶ長いんですけれど、子どもの数がものすごく少ない。

 

市長:

ありがとうございます。

 

市民:

潰すとか。

 

市長:

何を潰す。

 

市民:

保育所を潰して

 

市長:

保育所は足りていないんです。待機児童がいるので。

 

市民:

そういう話も聞くんですけれど。きちっとね、子どもに対する思いをもうちょっと持ってやらんかな。だから歩いてませんわ。子どもおらんです。一回、聞いてください。

 

市長:

姉がここに住んでたんでよく来たことがあるんですけれど。

あと同級生も家族で住んでいたりとか。

 

市民:

僕は子どもがおったときに、そこまで送りました。近所の子どもと一緒にバスに乗せて、近鉄の。近鉄の運転手さんが待ってくれとったんです。そういう、よかった時代もあった。

 

市長:

温かい。

 

市民:

子どもが歩いていない。子どもが歩いていない、寂しいです。子どもおらへんでしょう。

 

市長:

まだ、これから。

あの、子どもの数は、小学生の数だと、昭和55年、これが一番多かった。四條畷市。今と比べて数は半分になっているんです。半分。例えば、成人式、昔は市民総合センターで席が700席ぐらいあるんですけれど、入りきらなかったんです、1,000人ぐらいいたんで。

今、年間、子どもが生まれてくる数が380人から390人ぐらい。3分の1ぐらいになっています。保健センターから数字をもらってます。

地域の偏りがあります。全体として若いのは田原なんです。四條畷市は全体で高齢化率が26%。全国平均です。ただ、田原は21%なんです。ちょっとそこが押し下げていると。なぜかというと、ニュータウンなので新しく家を買って入って、今40後半とか、50になった。お子さんが大学生とか、そういう方がいらっしゃるんで、全体的には若い状況があります。

ただ、保育所が足りていないです。保育所が足りていないというか、定員、待機児童が出てしまっているので、保育所を潰す、幼稚園を潰すというのはないんですけれど、今、よく聞くのが、共働きじゃないと家庭が回らないというので、お父さんもお母さんも働きに行くと。すると小学生でもふれあい教室、放課後預けられないと。

こういうふれあい教室にしっかり預けられる。幼稚園、保育所にしっかり預けられる。ここを整えないと、二人めが産めないという方が多いんですね。なので、お父さんお母さん両方が外に働きに行けるような応援を、市として40種類の政策で支えていくというのを進めているというようなところです。それをしていかないと、新しく入ってきてくれないので。先ずその体制を整えていくと。

これが難しくて、ニュースを見た人がいらっしゃるかもしれないですけれど、昨年、守口市が、5歳児まで無償化をやっているんですね、保育無償化。6億5,000万円かかっているんですけれど、何が起きたかというと、待機児童だらけなんです。入れないんです。

タダにしちゃったんでぶわっと来ちゃった。結局、預けられない。それはそれでアピールの仕方もあるかもしれないですし、いい政策とも思えますけれど、預けられへんと何で来たんやとなってしまうんで、先ずは受け皿を作る。冒頭申し上げましたけれど、今年は19人分作っていく、そういうことを進めていきたいと思っています。

 

市の財政状況

市民:

四條畷市の財政が赤字と聞いているんですけれど。

 

市長:

今は赤字じゃないんですけれどね。

 

市民:

以前は赤字だったんですけれど、イオンができて、儲かって、ちょっと楽になったんでしょうかと。

 

市長:

イオンモール効果。

 

市民:

あります?

 

市長:

お答えします。

国の仕組みで、皆さんからいただく市民税とかがあるじゃないですか。これで足りない分、四條畷市はもちろんそれだけでは足りないんで、東京都とかは足りているんです、企業とかがいっぱいあるんで、四條畷市は足りないんで、国から地方交付税交付金で国から補てんしてもらっているんですね。

この仕組みがすごくて、市の自前の収入が増えたら、国からのやつ(地方交付税交付金)が減らされるようになっているんです。稼げるんだろうと思われる。稼げるようになったんやったらちょっとええやろというそういう仕組みになっているんです。ただ、全額じゃないんです、100増えたら75没収、入ってこなくなって、25、4分の1は手元に残ります。効果があると思いきや、イオンのためにあのあたり道路いっぱい改修しているわけです。それお金がかかるんですね。

であったりとか、ごみとか発生するとごみを燃やすんですけれど、焼却場で、ごみ処理ってゴミが増えるとお金が増えるんですね。なので、一概に難しいんですけれど、ただ、あそこで働く人が生まれているというのはあります。少なくとも数百人働けている。

やっぱり税金をいただいてはいるので、3,000万円ぐらいから5,000万円ぐらいの効果はあると思うんですけれど、億単位でどんというわけではないです。本当は億単位でもらっているんですけれど、減らされたと。

良くはなっています。ただ、ぐんとよくなったわけではないと。ここがちょっと難しい。

私ちょっとおかしいとおもっていて、頑張ったら褒美をくれたら、いいものの没収するというのはどういうことやと。

 

市民:

ひどい。

 

市長:

まあそうしないと国も火の車なんで、少しでもというのはあるんでしょうけれど。そういうお答えになります。

 

市長の今後

市民:

市長をされて、個人的な意見ですけれども、どういう発想をされていますか。国政に出るとか。

 

市長:

ご質問ありがとうございます。これ今日、地域の皆さんとの対話会なので、僕がどうというのはないんですけれども、私そもそも、この四條畷市で生まれ育って、先ほど子どもが減っているというお話もありましたけれど、この市長になろうと思った時に、本当に僕の時と比べても子供が減っているなと。少なくなっている市。

僕の思っている四條畷より活気がなくなってきている。数字で見ても5年で子どもが15%減っている。手を打たないと、私の好きな四條畷、生まれ育った四條畷じゃなくなるという思いでこういう仕事をやらせていただいているので、次がどうとかというのはないです。

先ずはこの仕事をやっている間に、ぐっと減ってきている流れをなんとかよくしていきたいですし、子育て世代だけではなくて、子育て世代の方が増えたら税収が増えるので、産業なのか、高齢者の皆さんへのサービスなのか、そういうところに繋げていくことができないと、私としてはこの仕事を全うしたとは言えないので、今はまだこの次とかは想定はしていないです。

 

市民:

やはりそういうことは市役所の会議とかの傍聴席に行ってお勉強することが大事じゃないのかなと。

 

市長:

私がですか。

 

市民:

いえ、私たちがです。そのほうがよくわかります。

 

府営清滝団地

市民:

1つだけお願いしたいんですけれども。

全棟ではないんですけれど、エレベーターを付けていただいて非常にありがとうと思います。団地そのものはもう既に半世紀を超えています。

 

市長:

そうですね。

 

市民:

これは、あちこちが傷んでいますので、それを建て替えることはあるんでしょうか。

 

市長:

こちらは大阪府の建物で、市の所有物ではありません。大阪府になるんですけれど、こちらのこの府営住宅、確かに空いている部屋があったりするんですけれど、大阪府全体としては、すごく人気なんですね、府営住宅というのは。当選しないです。倍率が高くて、何倍もある。数少ない一倍を切っている位置に近いのがこちらになってしまうんですけれど。

それを抜きにして、大阪府全体として何をやっているかというと、少しずつ空き部屋が出ているところは全棟残すのではなくて、今、ご協力をお願いしている方々もいらっしゃると思うんですけれど、何棟かを空けてしまって、集約をしていくと。

全棟を回収するとなると費用がかさむので、ご負担にはなりますけれども、部屋を移っていただくとか、空いていると新しく募集を市内とかをやっている最中で。

それとですね、市が買い取ってくれるところは、買い取ってくれというのを大阪府がやっているところなんです。まだほとんどの自治体が買っていないんですけれど、買ったのは大東市。大東市は四条畷駅前にあるんです。府営住宅。ありますね。

 

市民:

ええのがあります。

 

市長:

立地条件で言うととてつもなくいいところなんです。なので、大東市は土地代も考えるとお得だというので、購入を進めてる状況なんですけれども、ほぼどの自治体も、市として持つというのは非常に苦しいんですね。億単位のお金が当然かかってきますので、今それがいけるかというとなかなか厳しいのはあります。

今、大阪府としては市に買ってもらうとか、改修をする前提で寄せていく、空いている棟とかを寄せていく、この全貌が見えないと、いっぱいありますんで、公営住宅。計画が立てられないんですね、次の改修計画が。

なので、少し前から今そういうのを進めていって、だいたい目安がついたら大阪府として所有しているのはこれぐらいだ、一定改修をしていこうという順番になるので、今すぐにどうかという状況じゃないんですけれど、大阪府としては進めていらっしゃるという状況です。

 

独居高齢者の見守り

市民:

倒れて入院するのは年寄りばっかり。ここから何回病院に移って行ったか。起きて上がってきいへんねんから。家帰ったらいたはらへん、家族が。一人もんが多い。

そういう対策をちょっと。

 

市長:

お一人で暮らされている方、お年寄りの方の。

これがですね、民生委員・児童委員さん、民生委員さんが、毎年じゃないんですけれど、3年に1回、全部のお宅を回っていただいて、ご存知の方もいらっしゃると思うんですけれど、例えば緊急連絡先を冷蔵庫に入れておくやつとか、ああいう対策のなかで、ここは一人で暮らしてらっしゃるというのは把握をしてくださっています。

データとしてはあります。

あと、それだけじゃなくて、市で郵便局とか、新聞社の方と協定を結んで、例えば明らかに何日も新聞が溜まっているとか、あるいは郵送物が溜まっているんじゃないかとか、というところに対しては市に対して連絡があるようになっていて、お一人のお住まいの方に対してはなるべく気付けるように、これをお年寄りの方でお一人で暮らしてる方が市にたくさんいらっしゃるので、さすがに職員が毎日見回るとかは難しいです、現実的には。

なので、新聞社さんとか郵便さん、民選委員さんとか、力を借りて市としても把握しているというような状況なんですけれども、確かに仰るとおり、家の中で何かあったときに、市がぱっと気づけるかと言うと、これはちょっと難しいかなと思います。

なるべくそうならないように、気付けるようにという体制を一歩一歩整えているという状況です。

 

市民:

ここは清滝団地の良さがあると思います。

 

市長:

お互いが。

 

市民:

階段で月のお掃除に出たときに、ああみんな元気でいてるとわかるとか、清滝団地の長く住んでらっしゃる方から教えていただいて、私は先ずそれが大事やと思います。

 

市長:

仰るとおりだと思います。

確かに、地域によっては新しい地域、田んぼだったところに家を作った地域だと隣関係が希薄だというのはあったりするんですけれども、こちらはそういう面でも非常に関係性があるというか。

私も祖母が姫路の公営住宅に入っておるんですけれど、隣近所、活かしてもらった時に付き合いがあるんだなと今でも思いますので、是非その関係性を大事にしていただけたらと思います。

 

最後に

市長:

今回9月になってしまった、もともとは6月だったんですけれども、11月頃、区長さんにまたお願いさせてもらってるんですけれど、また秋頃来させてもらって。

来年、この1年こういうことを進めてきましたという話とか、また春頃来て、この一年こうしていきますというのを繰り返していくと、例えばバスだったら実験してみますという話が来年こういうことになったんですと、こういうことを一個一個繰り返していくとまちが良くなっていくと私は信じていますので、お忙しい出にくい時間と思うんですけれど、また11月の時もご参加いただけたらと思います。

 

市民:

頑張ってください。

 

市長:

本日はありがとうございました。