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地域と市長の対話会

本文

清滝での意見交換全文(第2回地域と市長の対話会)

前回の要望

市長:

薄いほう、2枚組になっているほう、地区の個別のご意見について、これが清滝からいただいたもので。清滝はさすが人口が多いので、他の地域に比べてたくさんご意見をいただいているんですけれど、それぞれに対してのご回答というふうになっています。

これを全部お話ししてしまうと1個1分でも26分かかって1時間終わってしまいますので、これに関してご質問があればお伺いできればと思いますし、冒頭ご説明させていただいたところに関するご質問、あるいは全然違うことでも構いませんので、残りの30分間は全て質疑応答とさせていただけたらと思います。

私からは以上になります。

 

蔀屋中継所

市民:

蔀屋の中継所跡地がありますね。あそこはどのように考えておられますか。

 

市長:

まさにこの台風21号で非常に大活躍していて、こういう災害があったときのごみを受け入れる場所と言うのが必要になってくるんですけれども、たとえばそういうふうな利用を考えさせていただいていますし、今後、いろんな家電のリサイクルと言う使い方もあるでしょうし、あそこ自体はご案内のとおり屋根つきの施設なんですけれども、街中に設置できないような廃棄物であったりとかを置くのに非常に利便性が高くて、現時点ではあの形で災害対応で合ったり生活環境課が行う事業であったり、あとは生々しい話になってしまうんですけれども有害鳥獣の駆除みたいなのをできる場所も必要なんですけれども市役所内とか街中ではできないんですけれどもああいう場所を活用させていただいたり、というので今は活用させていただいているという状況です。

 

市民:

それも大切なんですけれども、私はいま、子ども不用品の交換会をさせていただいているんです。それと食器市と家具のリサイクル、その3つをそこに持ってきていただいたら、便利じゃないかなと思うのは、今子ども用品の交換会は年に2回しかしていないんです。田原1回と総合センター1回。皆さんたくさん来ていただいているんですけれど、その時期にいるものが間に合わないとか、そういうお声がたくさん聞こえるので、あそこで定期的にさせてもらえたら、家具も置けるし、食器も重たいのも置けるし、私たちもたくさんの荷物になりますのでおもちゃとかもありますので、私たちが使わせてもらったらものすごく有効に使えるのにと思ってるんですけれどどうでしょうか。

 

市長:

ありがとうございます。あそこに限らず、市の施設はたくさんあって、どこがいいのかと言うのもあるでしょうけれど、仰るとおり蔀屋中継所のメリットはいろんなものをたくさん置いておけるというメリットがあるので、そういう使い方もできるかなと思います。

貸出すとなれば、行政の財産になりますので行政財産を貸出すという手続きにはなってくるんですけれども、それも一つかと思いますので、うちの生活環境課のほうにお伝えさせていただければと思います。

 

市民:

よろしくお願いします。

 

JR学研都市線の高架化

市民:

自分は四條畷市に来て45年になるんですけれども、45年ぐらい前、非常に水害が多くて鴻池新田、住道あたりはいつも水に浸かってたんですよ。あそこは高架になったのに、あの高架を野崎、四条畷、忍ケ丘まできていたら、いま、ものすごくメリットがあったと思うんですけれども、あれはなぜならなかったんですか。

 

市長:

これは歴史的経緯があります。先ず1点めとして、当時の方のご判断なので、私はそれをどうこう言うつもりはありませんけれども、商店街の方にとったら上に挙げてしまったら客足が途絶えてしまうんではないかと、高架化を進めなかったというふうに聞いています。

もう一つターニングポイントがあって、国道163号、田原に向かって東西を貫く、あれを開発するというのが急務だったわけですけれども、道を、アクセスを非常に大阪市内に向けてよくしていくことを四條畷は早くやっていただいた。あれは線路の上を越えて行っている。ああなってしまうと、次に高架化しようと思うと、163号より上に跨いでいくことになるんですけれども、四条畷駅から忍ケ丘駅の間で163号を越えていこうと思うと、なかなかの山なりというか、短い区間でこう(山なりに)なってしまうと。163号をやるときはかなり大きい決断だったと思います。

当時の方としては下(高架にしない方)が良かった。ただ、諦めているわけではなくて、橋上化は勉強会という形でJRと野崎駅、四條畷駅をどうやったら実現可能なのかということですけれども、これは5年、10年という話ではなくて、もう少し長いスパンで考えていこうというのはありますけれど、事情としてはそういう背景です。

 

市民:

そうすれば、東高野街道の悩みも解決するかもしれませんね。

 

市長:

仰るとおりです。我々の価値基準でいったら高架がいいけれども、当時の方々にも思いがあったと。今から言ってもどうしようもないので、というような背景です。

 

子どもの遊び場

市民:

11番の回答で、子どもの遊び場というところで、先ほど学校のほうを開放するという方向で考えていると仰った。

 

市長:

どっちも考えています。公園でボール遊びができるようにするのと学校を開放していくのと2つ考えています。

 

市民:

清滝の子どもたちからしたら、学校にいく距離と。

 

市長:

ちょっと遠いですね。

 

市民:

それだったら、もうちょっと手前にも、別に公園はあるんですね。行き慣れた場所が。そういう距離ではなく、もう少し近くでボール遊びができるような土地というのはあるんですか。

 

市長:

ありがとうございます。四條畷市のアキレス腱、一番厳しいものの一つが、市の持っている土地が殆どないこと。財政事情もあったので、売却してきたというのがあるんですけれども、市有地があれば整備するだけでいいんですけれども、本当にのびのび遊べるような場所を確保していこうと思うと、これはなかなか、土地を買うだけで億単位になってきますので、現実的には新しくというのは難しいですし、住んでいる方にお引越いただくこと自体も現実的には難しいので、今ある施設のなかで一定考えていきたいというのはありますけれども、冒頭の説明で最後申し上げた公共施設の再編、これは再編するということは集約されたらどこか跡地が出てくるということなので、公共施設の集約をした後の跡地というところにボール遊びができる公園とかというのを考えていく余地はあるかなと思いますが、そうじゃないところに引越しいただいて土地を確保して公園を作るというのは予算の関係上、それをしてしまうと多くのことを諦めないといけないので、そこは難しいかなと。

今ある資産のなかでなんとかやっていきたいと考えています。

大字清瀧の方は学校が比較的近いんですけれど、清滝中町、上のほうの方は遠いというのがあると思うんですね。仰るとおりなんですけれども、市域全体で、塚米と言う地域があるんですけれど、163号の真ん中あたり、あそこはヒコーキ公園と言う結構大きな公園があって、あそこからはボール遊びを自由にというご意見はほとんど出ないんです。岡山だったらとんぼ池公園というのがあって、あれも広いのであまり声が出ないんですけれども、砂とかこの清滝中町の方とかからは良くいただくんですね。ないんですね、そういう適正な規模の(土地が)。今からというのは正直、難しいです。既存の公園を自由に使えるようにするのか、学校の校庭か、あるいは集約したあとの跡地かというのが現実的かなと。

 

市民:

選択肢が決められるということですね。

 

市長:

はい。

 

市民:

わかりました。

 

災害時のインフラと情報伝達

市民:

ごく最近のことなんですけれども大きな台風がきました。それで電気が止まりました。そうすると電話も使えないし、オール電化のお宅もあると思うんですけれども。関西電力に電話をかけようと思ったら。

 

市長:

つながらない。

 

市民:

つながらなくって、しばらくしてかけようとしたら営業6時で終わってますと、また明日に、ということで、市役所に電話をしました。うちでは細かなことがわかりませんけれども、やっぱりこれから災害がいろんな形で増える可能性大なので、インフラに関して市としてはどのように。

 

市長:

災害の種類もいろいろあると思うんですけれども、停電は市域でもたくさん起こりました。電気の事業は市がやってるわけではないので、電柱を建てたりは、市が、我々がやってるわけではないんですけれども、申し訳ないですけれども、停電直後、台風直後は市が関電に問い合わせても連絡が返ってこない状態でした。

市民の方から台風のときに一番お問い合わせいただいたのが、電気の復旧がいつかということだったんですけれど、市もわからなかった。もっというと関電もわからなかった、というのが実情なので、初日に5,000人体制で張り付けて、翌日すぐに8,000人体制にしてやってましたけど、まだ大阪府内で停電が残っているぐらいなので、あのときは市としては非常に難しかったです。

災害対応は、広域自治体、大阪府と基礎自治体、あと国ですね、役割が大きく違うと思っていて、例えば、浸水害、川が溢れる、これは地域的にいうと四條畷市の西側に起きる可能性がある。これは、水が溢れないような形の整備、例えば地下河川とかあるんですね。地下に流していくと7月豪雨のときはこれが大活躍したんですが、あれが無かったら大変なことになっていたんですけれども、そういうインフラ整備をしていくのは、これは大阪府が国からお金をもらって大阪府としてやっていく事業。

あとは災害の可能性があるのが土砂災害。土砂災害なんですけれども、国として見解は、防ぐ、しのぐ、逃げるというのがあるんですけれど、四條畷市に限らず日本中、山があります。それに対して土砂災害が起こらないような砂防ダムみたいなのを作ったら、お金もそうですけれど景観も何もあったもんじゃないですし、場所によってはダムごとばーっと流れているようなところもあるので、いま、国もそうですし我々としても基礎自治体として考えていることは、適切なタイミングで避難していただく。命を守っていただくには避難していただく取組みで、土砂災害警戒区域の方は警報が出たりしたら避難準備情報を出したり、避難勧告をやらせていただいています。

市として災害に対するインフラは、施設をしっかり耐震化していくところはできますけれど、電気は我々としては非常に難しいところではあります。これは関西電力さんの事業になりますので。

ただ、災害が起きたときに耐えられるように、大阪府にしっかりと整備して欲しいというのを四條畷市として他の自治体と一緒に訴えていく。この間も大阪府と一緒に今度は国に言って国からお金をおろしてもらわないと、すごい額なので地下河川を整備しようと思ったら。国と大阪府と一緒に国に言っていく、ということをやらせていただいている状況です。

 

市民:

それといま関連することで、水のほうはありがたいなと思いました。あと一つ、避難は市のほうで十分にこちらに伝わってきています。例えば、さっきの市長さんが言われたように関西電力の管轄、今日初めて知りました。情報がいろんなところでもっと具体的に時間がかかるならかかるというふうに。

感じたのは情報にみんな頼っているわけですよ。関西電力が仕切っていることは置いといて、ちょっと見通しが立たないという形で一言言ってもらったら。何もないのが不安。

 

市長:

さすがに職員300人しかいませんので、2万世帯の方に全員に言って歩くのは現実的には難しいんですけれども、電気がないなかで、それどやねんといわれたらそうなんですけれど、基本的にはテレビは電気がついていないときは見れないですけれど、復旧がどれぐらいかかるか当然出てきますし、避難の内容とかは携帯電話をお持ちであればエリアメールで入ってきますし、インターネットにアクセスできる状況の方に聞いていただければ市のホームページには基本的な情報は全部載せていますので。ここが通行止めだとか、ここが今こうなっているとか。

 

市民:

それはちょっと時間が。

 

市長:

いえ、すぐ。発災直後にすぐ対応。もちろん我々は、災害が起こると災害対策本部とか災害警戒本部というのを立ち上げて、私がいるなかで全部長が集まってこうしようということを決めたら全部(ホームページに)載せるというのをやっていて。市のホームページを見ていただいて、すぐわかるところに今こういう状況です、というのは書かせていただいているので。

停電だったらスマートフォンをお持ちだったらそれを見ていただくとか、電気がついていいる方に聞くというのもあるでしょうけれど、市から全ての世帯の方にダイレクトに伝えるというのはなかなか難しいかなと。

 

市民:

電気が通じてますよというところもあります。だけれど、避難してくださいとかいう形で。

 

市長:

広報と。

 

市民:

こういう危険な状況にあるから早めに避難してくださいと。

 

市長:

防災行政無線は流させてもらってるんですけれど、これ問題があって風が強いとき聞こえないんです。防災行政無線のご意見はふたついただいていて、一つは聞こえないという問題とうるさいという。近くに住まれている方は。じゃあいっぱいつければいいじゃないかというお声もあるんですけれども、距離が近いと共鳴するんですよね。もっと聞こえない。

これ非常に難しい問題なんです。なので、防災行政無線は流させていただいてるんですけれど、電話通じているとき限定ですけれど、こちらの冊子の27ページになるんですけれど、真ん中のあたりを見ていただくと、防災行政無線に関しての項目なんですけれど電話応答サービスというのがありまして、0120-474-575、この474は四條畷市と言うことなんですけれど、0120-474-575にかけていただくと、防災行政無線で何を言っているかわかると。

避難所どこが開いていますと、その内容を確認いただけるということになっているので、全然聞こえないというときは、これにかけていただいたらその中身が全部聞いていただけます。

なので、ちょっといま災害だなというときはここにつなげてみていただくと、今ここ避難所が開いていますという感じで出ます。

加えて本当に土砂災害で危険な時は地域にある消防団の方が広報車で、ここがいま避難勧告、避難指示が出ているから避難してくださいとやっていただいていて、全て黄色いエリア、赤いエリアの方にバーっと回ってくださっているので、何らかの形で伝わるようにやらせていただいています。

 

市民:

個人的なんですけれど、他の方も、私も小さいころに伊勢湾台風だとか、それぐらいの記憶で、正直言ってこの間の台風は本当に怖かったです。一番怖かった。

地震も起こってるのかな、非常に怖い思いをしたんで。

 

市長:

ご不安だったと思います。

ただ、こちらの27ページを見ていただいて、こういう対応をさせていただいているのがあるのでまた是非見ていただけたらと思います。

 

台風による通行止め

市民:

台風で東小学校の163号との道路、もう1週間になるんですが、あれはいつごろに。

 

市長:

各会場でいただいているご質問です。結論から申し上げますと、これは市としての対応はわかるんですけれど、関西電力が電柱をどうするかと言うのと、市が木をどうするかとセットの問題なんですね。発災直後から非常に大切な道路で、南野の方にとってもそうですけれど清滝の方にとってもかなり使われている道路なので、我々は本当に急ぎたいという思いがあったんですけれど、ご案内のとおり関電さんが最初全然つながらなかったんです。

撤去したくても市だけでやっても電柱だけ残ってても意味がありませんので、一緒にやらないといけないんですけれど、いつ頃にならないとわからんというのがあったんですけれど、市としては見積りをとって木を切ると。木曜日ぐらいに木を撤去させていただく予定なんですけれど、かといって通行止めがなくなるわけではなくて、関電さんが電柱とともに安全にしてもらわないと通行開始は厳しいんですね。

市としてはそういう対応を決めています。今日もなんですけれど、関電さんにとにかく通行を開始したいからと要請はしているんですけれど、テレビとか、泉州のほうですね、和泉市とか泉南市とか見ていただいたらわかると思いますけれど、軒並み電柱が倒れていると。どちらかというと、関西電力さんのパワーはおそらく南に向いている状況があるので、だから四條畷市はいいというわけではないので、根気強くあれをなんとかしてくれというのが限界なので、いつ復旧するかは非常にお答え辛いんですけれど、木を切るのは木曜日といまのところ想定している。

引き続き市としても早く通行止め解除ができるようにお願いしていこうかなと。

 

市民:

ところが、(なわて)更生園から室池に行く道があるでしょう、あれは先週の金曜日に関電の車が来て、電線も電柱も倒れてた。電柱はまだ倒れてるんですが、大きな木が約5,6本あります。それはその日のうちに綺麗に切って通行止めはあるけれど、木は全部とれて、次の段階に移っているんです。そんな状態でどっちが優先かなと。

 

市長:

当然、通報とかはいただいたり、職員が見回りをして台風直後からどこがどんな状況かと把握しているなかで全部同時にできないので、優先順位を決めていくんですね。木を撤去したら通行が開始できるというところは、夜中とかに職員に行ってもうて、夜な夜な切って、通行できるようにというのがあったんですけれど、仰った東小学校の北側はどれだけ最速で職員が対応したって、関電が動かない限り意味がないので、他の木を除去する方が先とさせていただいたりとか。

これ、カメラがあるんでなかなか言い辛いんですけれど、学校施設の中に建っている木が関電さんの所有物を破壊したわけです、簡単に言いますと。腐った木を置いていたりしたら問題ですけれど、我々としては健全な木を置いていたわけです。なので、非はないんですけれど、破壊してしまったことは事実で、補償とかがどうなってくるんだとかあるわけです。なので、ちょっと対応が他とは違うという状況で時間をいただいていると。優先順位をつけ間違えているというよりは、いろんな条件が重なってあそこは遅くなってしまっている。

ただ、大事な道路と認識しているんで、私としても毎日あれはいつになるんだと職員から関電に聞いてもらっている状況にあります。

 

道路の破損等の通報

市民:

防災から考えますと、市の職員の数が限られているんで、例えば、自治会単位で自治会の関係する役員の人が、この道がおかしい、だんだんひびが入ってきたとか、いつも通っている生活道路なんでどこがどう変化したということがわかりますから、それを自治会を通じて市のほうへ情報としてあげる。起こってからどうこうするというのは当然やるんだけれども、起こる前にこの崖はひびが多いよとか、水がたくさん出てくるよとか、そういった情報を流す仕組みを、自治会単位の活動のなかに入れてはどうかなと感じています。

 

市長:

自治会ごとにお考えがあると思いますけれど、多くの自治会でおそらくそういう考えを持たれています。自治会長さんが、市の建設課とかにここがこうやというのは日々いただいていたりとかはするので、改めてというよりは、絶えず区長さんであったりが市に言ってきてくださって情報が入っているのは、私も共有させていただいたりしています。

紙でいただいたりというのが多くてですね、この道路がこうなっているとか。自治会を通さずとも絶えず市民からここがちょっとおかしくなっているというのはいただくので、建設課に全部リスト化されてるんですね。そのなかにも長短あるわけです。これは確かに、手押し車とかでがくっといってしまってけがになるものもあれば、申し訳ないですけれど、お金と人力が限られているので、もうちょっと待っていただけるかなというものとか、それは濃淡をつけて対応しているのが現状ではあります。

あとは、特に子育て世代ぐらいの方はご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、スマートフォンを使って、市の道路の傷んでいるところを送っていただければ直しに行くというのを、2月ぐらいから全国初の取組みでやらせていただいていて。あれは月4,5件ぐらいいただいていて、ホームページに5箇所、こう直しましたというのを載せさせていただいているという状況で、対応させていただいているかなというところです。

 

室池の耐震

市民:

いつも懸念してるんですけれども、だいたい1週間に1回室池にあがるんですけれども、土の土手じゃないですか。決壊しないんだろうかと物凄く心配があって、あれ決壊したら南野とかみんな水浸しになるんじゃないかなと思うんですけれども。

 

市長:

池の耐震診断は全部、大阪府が大阪府中の池の診断をやっていて、耐震化みたいなこともやってくださっているので。室池にはいろんな工夫をしているわけです。決壊するとすごいことになるので、水の調整とかそういう仕組みもいれてはいるんですけれど、決壊したときにどうなるかというと、確かに途中の方々も水がひどいことになりますけれど、四條畷市ってちょっと高いんです、他の地域に比べたら、高さが。どっちかというと、大東市とかに流れていくんですね、あの水は。

どちらかというと被害が出るのは大東市、あそこはもともと湿地帯やったんで。あっちに溜まってしまうのがどちらかというとあるのかなと。なるべく決壊しない対応は取らせていただいていますが、こればっかりは、それこそ震度7が起こってしまったときは、これはどうしようもなくてですね。ただ、貴重な水資源でありますので、全部抜くわけにはいきません。

 

市民:

土手が土だから、補強できないのかなと。

 

市長:

もちろん耐震は考えて、それは大阪府と一緒にやらせて。天然のまま放置しているというわけではないです。

 

清滝川の工事

市民:

隣のことやけれど、以前も3,4年ほど前か、河川工事、用水、この清滝川、用水の工事が途中で5mほどほったらかしになって石垣のままの状態になった。3,4年前に集中豪雨があったでしょう、ゲリラ豪雨。

 

市長:

平成24年ですかね。どの豪雨ですかね。

 

市民:

そのときに、裏を見に行ったら、私のところの土地の下、竹藪の下があるんやけど、1mほどえぐれてまして、これ、どこの管理下になるんか。市のほうに言った場合。うちでもない、あちらでもない。

 

市長:

清滝川ですかね。清滝川は確か大阪府の管理下にあるんです。

 

市民:

1級河川やからね。

あそこが落ちる場所がちょうど5mほど石垣積んだ、あとでもセメントで張って川に流す、1区間だけ何でそこ残っているのかとのが全然。私がこっちに来て33年ほどになるんだけど、何もなかったからよかったけれど、急にその時点でえぐれた状態で、水流が多くてそこで氾濫した状態で、淵みたいな形になりますよね、その5mぐらいが。それで市のほうにいったらうちの課ではない、あちらに行って、で行ったら別の課に行ってくださいと、そんなことがあってなかなか進まなくて、工事が。

 

市長:

ちょっと確認させてもらっていいですか。河川の担当は四條畷市では建設課というところになるんですけれど。

 

市民:

一応確認いただいていて、仮工事になってるんだけど、これで大丈夫です、たぶん、大丈夫という感じで、仮工事でオッケーという返事をもらっていて、枚方のほうにまた工事、正式な工事、ちゃんとした工事をやってもらうということになっているんだけれど

 

市長:

枚方土木事務所ですね。

 

市民:

途中で終わってしまっている状態になってしまっているので。

 

市長:

詳しい場所と状況と、私もそれは把握していないので、また確認させていただいて、次のときに必ずお答えさせていただきたいなと。

川はどちらかというと、

 

市民:

一級河川やから、枚方土木事務所に関連するか、四條畷市に関連するのか

 

市長:

管理は大阪府です。

 

市民:

個々になっているんだけれどちゃんと言ってもらえていないもんだから、中途半端でこちらで終わってしまっている状態。

 

市長:

そんなことはなくて、枚方土木事務所長とは私もお話しする機会があって、こういう地域の場で枚方土木事務所管轄で言われたことは、私が所長に対してこんな意見をもらっていますと、お伝えしています。

 

市民:

29年度にもらっています。ちょっと読みますね。

現状で壊れるおそれはありません。今後は、現地確認を行います。

一方、将来的に対応が必要と認識いたしますので、処理を検討していきます、という返事をいただいています。

そこからなんの音沙汰もなしに、仮工事のままというか、金網のなかに20センチ、30センチくらいの石ころを詰め込んだ状態で、そのまま。土手についているような状況。

下に石ころが転がったら、石が水に浸かれば浮力が出るから軽くなるから、ようするに流されるような状態。というのが今の状況です。

 

市長:

四條畷市全体の防災マップ左の壁に貼っていただいているんですけれど、西側がちょっと青くなっていると思うんですけれど、あそこが浸水害が起こる可能性の高い地域なんですけれど、市域全体のなかでも、川のお願いしたい工事の優先度がありまして、氾濫したときにただちに家とかが浸かってしまうような地域は、市としてはなるべく早くやっていただきたい順番になります。清滝が後とかじゃないんですけれど、市域全体のなかで危険なとこを先ずはやっていただきたいというのと、大阪府下全域で見ると、北河内は比較的恵まれているんです、河川工事というのは。

南のほうとかは、全然できていない地域があるので、大阪府全体の予算配分でもある地域ばかりできていたらあれなんで、この地域は寝屋川があったので、ちょっと恵まれているんです。寝屋川の氾濫がもしほんとうに起きたら大変なことになりますので、寝屋川流域を中心に一定整備が整えられてきたというのがあるので、今はどっちかというと八尾とかあっちのほうの河川整備がまだちょっと進んでいないというのがあるので、大阪府全体でいうとそっちだと思うんですね、予算は。

市としても全域川がいっぱい流れています、岡部川、清滝川、江瀬美川といっぱいあるんですけれど、市が持っている川たとえば新川とかもまだちょっと対策ができていないというか、溜まっちゃっているというのもあるので、全体の優先順位のなかでやらせていただいているので、忘れ去っているわけではなくて、人力とお金の関係上、より危険の高いものから上から順にやっていると。

 

市民:

そのときに、四條畷市の範囲なのか枚方土木事務所の範囲かちょっとすぐには把握できなかったみたい。

 

市長:

清滝川は基本的には枚方土木事務所。草を切らせてもらうのは。

 

市民:

川にいく接道、揚水。川から15mぐらいやったか、綺麗にきてるんですわ。

こっち、清滝の揚水は道路のところで止まっているからね、その間の5mほどが全然工事されていない。

 

市長:

今ちょっとぱっとわからないので。

 

市民:

見に来て。不思議な状況です。

 

市長:

ちょっと聞いてみます。すみません。

 

災害時の休校の判断

市民:

大きく二つありまして、この前の地震と台風のときの休校の判断

学校のことなんですけれど、地震のときが異様に早いなと思って。すぐ、たぶん学校に着いた途端に迎えに来てくださいというメールが来て、迎えに行ったけれど、反対に台風のときは、ほぼ直撃するだろうといっているなか、朝5時か7時かなんかの天候で判断してくださいという状況だったんですけれど、そこらへんはだれがどう判断していて、その仕組みが知りたいのと、台風の時はそれる可能性がゼロではないので、そういう判断があったんではないかなと思うんですけれど。

警報が出る出ないの判断か、直撃してどう考えても強風で危ない状態で登校させられない状況だと思うんで、事前に休校の判断ができたほうが安心できたんじゃないかなと思います。

 

市長:

私もそのとおりだと思います。ルールがあるんです。市が持っている防災といいますか災害時において、例えば学校の休校基準というのが当然あります。災害時は先ほども言いましたが、災害対策本部、実際に起きたら対策本部私をトップとして各部長級が集まっています。事前にわかる台風とか雨風とかは、災害警戒本部、メンバー一緒なんですけれど、それで判断していく。休校に限らず公共施設を開ける、開けないとか全ての判断をしていくわけなので、この災害対策本部、警戒本部が開かれたなかで、最終ジャッジの責任というか判断をしているのは私になります。

地震時は明確に5弱だと100%休校なんです、ルール化されているので。とんとんといくような、教育委員会としてもその判断で、私としてもそれでいこう、それで休校という判断、案ですけれども、お示しのとおり、雨では基本休校にならなくて、暴風なんですね、休校基準が。暴風の休校基準というのが、今ほぼほぼどの自治体も持っているルールが朝7時でどうやった、何時時点でどうやったら昼からもないとか、ルールとしてなかったわけです。

これまであの規模の台風を想定したマニュアルがなかったんです。これは判断が非常に難しかったんですけれども、今回を機に次回からは、100%くるだろうと、100%とは言えないんですけれども、というのに関しては、前日から出していけるような仕組みを考えていこうと、今ちょっと反省して進めている最中という状況です。

なので、ただ、台風によっては逸れたり速度が遅くなったりとかもあるので、休校を出して再開というのは難しい判断になってきますので、どの程度の風速じゃ、どやねんとかあるわけです。

時間とか、8時ぐらいまではかかるけれど、以降通過した場合はどうとか、このあたりはないわけです、想定としては。今回はいわゆる通常どおりの対応をしてしまったのはあって、ただ、あれほどの規模だったので、結構意見が割れたんです。前日から出すべきか、朝、判断すべきか。市として保護者の方に朝7時に暴風だったら休校ですというのは、学校を通じてお知らせしているので、夜とかのタイミングで違う指示で出さないほうがわかりやすいんじゃないかという議論もあったんです。もし次やるんだったら、予め学校を通じて今後大きい台風が来るときは、前日からの休校もあると発信をしていってから、次は前日から休校にするのはありだと思うんですけれど、一度もそういうことをしたことがないのにとなると、情報がねじれるんじゃないかと心配がいろいろあって、あのときああいう対応にしてしまったんですけれども、今後は私としても、あの規模だったら前日から休校にしていくのを考えていくべき。時間と規模を考えてやっていきたいと思うので、この規定の整備を進めていきたいと思っています。

私もそのとおりだと思います。

 

市民:

臨機応変に対応いただけたほうが、特に働いている親御さんとかが

 

市長:

仰るとおりです。

 

市民:

子どもがその日行くのか行かないのでだいぶ違う心配になると思うので、

 

市長:

学校に限らず保育所とかもそうなんで。

 

人口増加策

市民:

あとひとつすいません、この対話会とかでよく話、皆さんからアンケートを取ったりとかして、それに対する対応と言う話なんですけれど、結局ゆくゆくは市長も、たぶん市長になられたときに言うてはったと思うんですけれど、四條畷市自体は魅力あるまち、特に学校再編の話で小規模校を解消するのに、人口を増やすことによってそれを解消していく方法もあるからこそ、もう一度、白紙というか、やり直すんだという話だったと思うんですけれども、いま住んでいる方、住んでいる人の意見に対しての対応というのはよく見るんですけれど、市長として特に魅力あるまちづくり、これから人口を増やしていこうというなかで、どういう施策を考えてはるのかというのと。

例えばその学校再編でも新しい小学校を作ってというか、義務教育学校、小中一貫校を作ったりすることによって、人がその学校に期待と思ってくるというのも一つあるかもしれないしそのあたりはどうお考えなのかなと。

 

市長:

このまちづくりというものにおいて、何かこう、一つのものが魔法のような施策でそれをやれば人が増えるんだ、みたいなことはたぶんなくて、魅力ある小中一貫校を作ったとしても、それがきっかけになってぐわーっと人が増えていくのであればこんなにみんな困っていないと思うんですね。魔法の解があるわけではないと思います。学校再編という問題も、今通っているお子さんたちの教育環境を先ずよくしていきたい思い、これ、当然やらないといけないですし、私の役割としては10年、20年後の財政負担を考えながら新たに生まれるであろう、新たにこちらに引っ越して来てくれるであろう方にまちづくりをしないといけない。

人口増加はビジョンがありまして、四條畷市総合戦略と言うんですけれど、このあいだの9月議会で議決いただいて、正式に新しい計画になって、ここには人口をいつまでにどれぐらいにしていく、そのためにこういう施策を打つというのを大きく3分野にわけていきながら、数値目標を置いて、何年度までにどれを達成していく、よくあるのが、待機児童の解消とかそうなんですけれど、あとはふれあい教室の待機児童をゼロにしていくみたいな堅実なものもあれば、シティプロモーションの関係、やっぱり市外の人にどれだけ伝えられるかという数値目標もあったり。それを踏まえていきながら、人口をこういう値をめざす、計画としてそれはそれであります。

学校再編のなかに人口が絡むよりは、人口を増やしていく計画もあれば今いる子どもたちのための学校再編、それぞれあるのかなと。実際には平成27年に人口ビジョンを立てているんですね。国の統計で、人口の将来増減みたいなのがあって、こう、ぐっと4万人半ばぐらいまでに2050年ぐらいになりますよというのを、市としては5万人台を保ちたいというビジョンを描いていたんです。今ここで市はこうしていきたい、国が推計した何もしなかったらこうなるのに比べて、この2年、平成29年までの2年で何が起きたかというと、国の推計、何もせんかったらこうなる(下がる)というのよりもさらに減ってたんですね、人口が。加速度的に。これがまずい。これを止めなあかんので、この総合戦略を改訂したんです、今回1年ぐらいかけて。それをいま新しく打っていっていると。そのなかに子育て支援、産業の活性化、ようは新しくここで仕事を始める人、移り住んできてもらう、それもやっていくんですけれど、小規模校の解消を考えていったら、6クラスあるところが12クラスになろうと思ったら40人×6で240人ということは、普通に考えたらそれだけの方に一気に移り住んできてもらう、しかも特定の地域に、それはなかなか現実的には難しいことなので、もちろん学校というところは、今いる子どもたちに(よりよい環境整備を)やりながら、人口施策を同時にやっていきつつ、ただ、今後、どういうふうに推移していくかわからないですし、三年間ずっと人口が減ってきていたのが本年度に入って3カ月連続人口が増えたんです。そういう傾向もありますんで、今後将来に対応できるような学校再編であったり、市有地の確保、再編した後に土地を売ってもうたら、建てる余地が例えばなくなるとか、広げる余地がなくなるとかではなくて、そういうところの弾力性も踏まえながら再編も進めていきたいなというのがあります。

もともとの計画では、四條畷小学校の跡地に総合公共施設みたいなのを建てる予定だったんです。福祉、教育の。四條畷小学校を廃校にしていろいろそこに寄せ集めようと。私としてはそれがまず明確に反対だったんですね。ようやく借金、公共施設の借金返しが終わったときに、またそんな大きいものを建てて、また借金返しが始まるのは私は阻止すべきだと。四條畷小学校自体は小規模校にもなってませんので、それは残しておくと。今いろいろと再編が生じているんですけれど。

基本的な考えは、潰して建てるよりはなるべく長持ちさせる。どうしても統合していかないといけないものに限っては統合していく。今の私としては、財政出動を抑えながらそのお金を人口が増えていくような施策、先ほど待機児童を減らしていくとかっていうのに繋げていくというのが全体の考え方かなと思います。

 

最後に

市長:

大変オーバーしてしまって申し訳なかったです。

もともと6月にやらせていただきたいのが9月にずれこんでしまって本当に申し訳ないなという思いと、また区長にお願いしているんですけれど、11月にもう一度やらせていただきたいところで。年に2回、これ今アンケートお手元にあると思うんですけれども、半年に1回ぐらいがいいんじゃないかというお声が多くて、私もそうかなと思っています。

春頃に、今年一年こういうことを進めていきますというお話をしながら、冬頃にこういうことが進んだと。今回コミュニティバスの実験の話もありましたけれど、来年はこういうことになったんですよとか、公共施設再編もこんな方向ですと、双方向にやり取りしていきながら、私としても地域の皆さんにお願いしたいこともありますし、地域の方からいただいたお声をこうしていったと言いたいこともありますので、これを年に2回ぐらい、春秋とやっていって、1個1個、小さなことを解決してくことが住みよいまちにつながっていくと。

もちろん大きい公共施設再編もやっていきますけれど、基礎自治体なので生活に密着した一つ一つの課題を直接聞いて解決していきたい思いもありますので、出辛い時間とわかっているんですけれど、休日にやったら休日は忙しいと言われたり、いろいろ難しくて、基本的には平日の夜と考えているんですけれど、また是非ご参加いただけたら嬉しいなと思います。

本当に本日はお忙しいなか、ご参加いただきありがとうございました。