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地域と市長の対話会

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川崎での意見交換全文(第2回地域と市長の対話会)

道路及びまちづくり

市民:

先程のお話のなかで、道路を拡げたりしてということがありましたけれど、拡げずに一方通行を考えていくとか、そういうこともできるかなと個人的に思います。他のまちに行きますと、うちのまちは、何々と何々のまちだといって大きな看板などが出ているところもあります。

四條畷は、子どもとお年寄りのまちというようなスローガンを掲げていただいて、子どもの成長とお年寄りの介護といいますか、そういうものが今後、必要になってくると思うんですよ。それをなるべく、国や大阪府のお金を取り込んで、まち全体がそのような気運になるような感じにしていかなければ新しい施設を建てても、いまある学校の施設とか、それから清滝の住宅なども利用して、人を呼べるのではないか。

そして、お年寄りと子どもを預けますと、その近辺に若い世帯がくるかなと思うんです。そういうことで、何と何のまちというような感じで、進めていただいたらいいかなと思うんです。

 

市長:

順番にお答えさせていただきます。

最初の一方通行や通行止めというのは、これはできるんです。大阪府の道だと、市ではできないですが、市の道であれば、どの道であってもできます。やっている商店街や地域もあります。ただし、ルールがあって、やってしまうと、もう元には戻せません。途中で何回もルールが変わってしまうと危険なので、今後、このままずっとやってくださいとなります。これは、交通規制は警察行政なので、最終的には警察が決めることですが、できることはできます。あとは、そこの道路を利用されている地域全員の合意が必要になります。どっち方面にも通行したいという方がいる場合は成立しませんので、地域として、住民の総意として、ここは一方通行で、例えば、何時から何時までは一方通行で、今後、何十年とそれでいきますと警察に言えば、警察としては、許可が出ると思いますので、一方通行としては、できなくはないというお答えになります。

そして、何と何のまちというところですけれども、四條畷市は、市の一番上位にあたる計画として、私が市長に着任する1年前ぐらいにできたんですけれども、第6次総合計画というものをもっています。これが、市の計画の一番上位にあたるものなんですけれども、そこは基本的にご存知のとおり、四條畷市は、何か2つをだすとき歴史と文化なんです。なかなか、この上位計画というものは、簡単には変えれないもので、それが毎回、変わってしまうと、継続したまちづくりができませんので、大体、5年は維持するものです。なので、次は第7次総合計画というものができるんですけれども、その時に地域の皆さんと話し合いながら、何々のまちというのは、そのタイミングで決めていけたらと思っています。

そして、施設をあまり建てないでというお話をいただいたり、国からのお金というお話がありましたが、確かに、高度経済成長時の昭和と平成の狭間ぐらいは、国も羽振りが良くて、いま60歳ぐらいの職員に話を聞くと、予算がたくさんついて、使いきれないという時期もあったらしいです。ただ、いまは完全に逆です。自治体も大変ですが、国も借金を1,000兆円抱えていますので、なかなか気前は良くなく、活用をしづらい部分はあるんですけれども、例えば、国が予算をだすというものがどういうものかというと、一番いまよく出るのは、公共施設の場合であれば、3つぐらいあるものを2つにしたとなると、すごい交付金がでます。

要は、まちとして効率的な運営をしている自治体は応援するというようなスタンスであったり、道路も、どこでも出るというよりは、通学路は半分程度だしましょうというルールになっているので、職員としてもどこに一番つけてもらえるのかということを確認しながら有効に活用していきたいと思っています。

清滝の府営住宅に関しましては、完全に大阪府のもので、市としては、何の権限もないというのがあります。では、市が貰うことはできないのかという方もおられます。できるんですけれども、維持改修だけで、ものすごくお金がかかりますので、一概に貰うことがいいのか、ただ、大東市は、四条畷駅前にある府営住宅を大阪府から貰いました。あそこは、利便性が良く、一等地なので、例えば、売ったりしたらお金になるんですが、清滝は、素晴らしい景色であったり、環境、空気、私は素晴らしいと思うんですが、なかなか難しく、大阪全体でも府営住宅を貰っている自治体というのは、なかなか無いという状況になります。

 

大型車進入禁止の標識

市民:

旧170号、拡張云々言うてるけど、その前に大型トラックの通行止めができませんか。

 

市長:

大型トラックの通行止め、24時間ですか。

 

市民:

24時間かどうか。この前もバスと大型トラックが、(行き違い)できないんですよ。30分かかったことがある、バスの後ろ。

 

市民:

大型トラックは通行止めになってます。

 

市民:

なってますか。標識ありますか。

 

市民:

あります。分からないトラックが入ってくるだけであって、許可のある車は入れます。だから観光バスも入れない。侵入路になってます。

 

市民:

禁止であればもっとはっきり分かるような。この前、大型トラックとバスがサイドミラーを倒して(行き違いを)やってるんやけど動けないんですよ。20分くらいバスの後ろついて。

 

市民:

東中野の交差点、あそこ、反対側、南側から分からないと思います。

 

市民:

北側から入ったらあそこガソリンスタンドがあるんやね。

 

市民:

あそこ違う。

 

市民:

私ちょっと見たんだけど、標識がいるなと。もっとはっきりと、1箇所だけやなくて、2箇所、3箇所してほしいなと。

 

市長:

仰るとおり、トラックだけではなくて、現行は、先ほども申し上げたとおり、バス、京阪大型の車が走っていて、交錯するときに非常に難しいという状況はあるんですけれども、あれに関しては、今の段階では非常に難しいと思うんです。

全ての標識の箇所数を把握しているわけではないんで、建設課で確認させていただいて、どれぐらいがめやすかを伝えさせていただければと思います。

 

雨水対策

市民:

区長に聞いたほうがいいんかと思うんですけれど、川崎池公園、地下に下水道を通す工事をするとか云々。

 

市民:

どれですかね。(薄い資料の)3番ですかね。

 

市民:

深北公園の工事終わりましたと。あそこまで楠公商店街まで通す工事をやるとかやらないとかのために。川崎池公園を中心にしてボウリングするとかいう話を聞いたことがあるんですけれども。予定は。

 

市長:

新しく新設をするということですか。ではなくて、改修ですか。

 

市民:

大阪府がやっている地下の貯水場いうのは。

 

市長:

増補幹線ですか。それは完成しました。

 

市民:

川崎池公園から楠公通りあたりまで通るというのは。

 

市長:

目的によると思うんですけれど、大雨であったり、洪水があったときに溢れ出ないようにというので、大東、四條畷の下にものすごく大きい増補幹線が完成していて、大雨になった場合でも、今は対応できるようになったということがあります。

これは主に雨水対策で、貯水対策でいくと、現時点で四條畷市として新しい下水整備は、汚水対策はほとんどありません。一部地域。四條畷市は下水道整備が99.7%終わっているので、基本的にはないということです。

 

権現川の浚渫(砂浚え)

市民:

12番の12ページの権現川というところがありますね。12番12ページの権現川。

この権現川の問題ですけれども、昭和48年に山が崩れまして、川の溢れた水が川の下に流れまして、学園の方まで行ってしまい、その工事を昭和50年頃にやったんです。今は、参道伝いと、まるしげさんの横から合流しだして、大東市の方に抜け出して、権現川の方に流れていますが、ヘドロが溜まってると思うんですよ。1回もまだ蓋を開けて掃除しているところを見たことがありません。1回も。もう40年からになりますけどね。他の地区では1年に1回は泥掃除しますね。

しかし、あそこは蓋が開けられるようになっているのに1回もしていない。大東市と四條畷市と大阪府が工事をしたのですが、これはどういうふうにしているんでしょう。

 

市長:

川については、四條畷市は清滝川とか岡部川とか権現川とかいろいろあり、さほど大きな川ではないかと思われるかもしれませんが、淀川などと同じ扱いで一級河川となります。一級河川は、大阪府が管理しているんですけれども、大きくないと思われるかもしれませんが、2つの市にまたがっていると大阪府が管轄するという形になってるんですね。

四條畷市の川だと新川などがあり、四條畷市の予算で掃除とかをやっています。

大阪府全体で、川というものはすごく持たれてるんですけれども、四條畷市だと枚方土木事務所が北河内の川を担当してくださっています。枚方土木事務所管轄内で草とかが生い茂っている川とかあると思いますが、一級河川は年に1回、どこかの区間をやっているというのがあります。そういう浚渫、泥すくいといいますか、大阪府内全体で、まだ大雨が降ると溢れ出る河川があるので、大阪府全体として全てできたら理想なんですけれども、ここにも書かせていただいています、河川特性マップは、何十ミリが何時間で降ったらここが溢れるというのを全部マップ化されていて、そこの危険度が高い順に砂浚えをやっていく予算化をやっている状況になります。

とはいえ、4,50年間も1回もやらなかったかどうか、あまり聞いたことがないので、過去の記録を、市では持ってないので問い合わせないと分かりません。

 

市民:

(砂浚えのために蓋が)開いたことがないんですよ。

 

市長:

それは確認させてください。

実は、別の地域でもここは1回もやったことがないというのが、何年も前からやってたというのが分かりました。そうではないかもしれませんが、そこは確認させていただきたい。(砂浚えは)順番待ちに基本的にはなっていますが、溢れやすいところからやっています。大阪府も事情があると思いますので、そこはご理解をお願いします。記録は確認させてください。

 

財政状況

市民:

昨年、田原台に来ていただいた時に、市の財政に関して説明していただいた時に、市の財政が好転したのは団塊の世代が大量に抜けたから。その頃から職員も新しくなっていると仰ってましたね。

四條畷のいま仰った子育てとか産業、いろいろなことでやりくりを考えないかんところだと思うんですけれど、そのなかで、市長が四條畷でやるのって、それを利用した何かと仰っていたと思うんです。島根県海士町でその自分の資源を利用して地方創生したというのがあると思うんですが、中長期的に四條畷の今後、財政改善、受け身ではなくて積極的に改善されるつもりなのか、もしあれば。

 

市長:

仰っていただいたとおり、海士町などの有名な所だと、四国に神山町というところがあるんですけれども、そういうところは創意工夫を凝らして、1万人に満たないまちなんですが、地方創生という取組みをされて人口が好転している状況があることは承知しています。

12月の時に少しお話しさせていただいたかもしれませんけれど、四條畷市としてのポテンシャルは何かと考えたときに、例えば水が綺麗で、そこら中にカブトムシがいてと、本当に大自然かというと、そうではないと思うんですね。

ある程度都会で、京橋、北新地にも出やすいよね、でも山もあるよね、という合わせ技が魅力かなというふうに思っています。

自然というところも当然大切なんですけれども、ご案内のとおり、緑の文化園一帯は国定公園といいまして、木を1本も切れない、緑を日本に残す場所指定を受けていまして、あそこを市としてどうこうしていくのは非常に難しいです。けれども、まちとしては風景として緑があるとか、公園で里親制度をやらせていただいて、公園の木や花を育てたい方には一部公園の管理を委託して、手入れをしていただいています。

街並みに緑があるところで、子育てに力を入れさせていただいているところなので、自然を中心にという考えは、冒頭にも申し上げましたとおり、新聞であったり、テレビでも観光でというのはあるんですけれども、本市にそぐうかというと私はそうではないと思っているので、なるべくいま住んでいる方が住みやすい環境に注力するのが、この5年、10年は大切と考えているので、この次の展開かなと思っています。

 

子育て世代包括支援センター(ネウボラ)

市民:

先ほどからの子育て支援の件で、みんなで考えようという雰囲気を作るのが大事だと思います。

ネウボラっていうのがあると思うんですけれど、ネウボラで考えている切れ目のない支援、基本的に妊娠期から乳幼児期まで縦のラインで切れ目がないというのもあると思うんですけれど、さっき仰ったみたいに、全体というか、円を描くみたいに。保健センターの活動とかもそうなんですが、そういうことがあれば、保健センターと子育て総合支援センターで管轄しているところがあるんですが、きちんと連携していかなければいけないねと話をしているんですよと仰った。

子育て支援にあたって、子育て中の方すべてが、今までよりずっと良い結果に結びつくと期待してるんですけれども、役所でこれまでの間、申し訳ないですけれど、保健センターと子育て総合支援センターが分かれたもので、なんとか連携しようというんだけど、構造的に丸がたりないというか、イメージで申し訳ないんですけれど。ちょっとずつやりとりしようというニュアンス、イメージで、ちょっともったいないなと。

多分、頑張っていらっしゃる子育てに関わっている人とかいろいろいらっしゃると思うんで、それに対する支援というか、連絡協議会みたいなものができて、初めてそれぞれの得意分野で集まって公共のなかにも入ってくる。子育てでそういうところで自分は全然守られている、いろいろ守られているとお母さんが思える、お母さんだけではないですが、そんなビジョンがあるといいなと思います。

 

市長:

ネウボラという言葉を聞いたことがある方と、ない方がいらっしゃると思いますが、ネウボラというのは北欧生まれの言葉で、子育てをまち全体、地域全体で切れ目のない形でやっていこうと、生まれてからではなくて妊娠中から出産時、あるいは子育て中まで支援していく体制を整えていこうというものです。1ヶ月前に大阪市が報道に出ていたかと思います。

本当かと思われるかもしれませんけど、実は、四條畷市は特徴として他市に比べて、先んじている分野が非常に多いです。四條畷市がどちらかというと福祉が強いというのは、10年前、20年前から先端をいっていたりしたんです。保健センターと子育て総合支援センターでネウボラを名乗ろうと思うと、これはクリアしておかないといけない条件があるんですが、すでに全部やっています。実は、他市よりは、明日にでもネウボラといっていいぐらい整っているんです。

子育て総合支援センターと保健センターのプライドといいますか、たとえば産後ケアというのがあって、四條畷市でもしっかりやっていかないといけない。ただ、産婦人科が四條畷市にほぼないんですけれども、これが課題なんです。大東市さんとどうしても連携しないといけない。よくある産後ケアは、お子さんを1泊預けて子育てのストレスから解放されるのはあるんですけれど、例えば、50分くらいかけていかないといけないという施設と連携している自治体もあるんですね。うちの保健センターはそれが嫌だと。やはり言うからには、利便性が高いものを整えてからネウボラと言いたいんだというので、平成32年度にはネウボラをスタートすると言い切ってくれているので、この平成30年度、31年度で体制を整えていっています。

利用者の声を聞くことで、6ヶ月とか1ヶ月半の検診を受ける時にアンケートを取らせていただいているかと思うんですけれど、申し訳ないですけれど、保健センターの業務が一杯で、分析に至っていたかというと、あれは情報の宝庫といいますか、アンケートをとってはいますが、分析に至っていたかというと、正直に申し上げます、分析に至っていなかったので、平成30年度からまず何をしたかと言うと、そういうことを考えられる体制を整え、人員を増強しました。アンケートなどで、何が望まれているのか、国の施策に繋げていくところを強化しました。今年度、来年度で体制を整えてネウボラにしていくという形で。

実際には、なかなか連携をとれていないように見えるかもしれませんが、連携をしながら。理想としては、ここ1箇所だけでなくて、総合センター側に行っても、子育て総合支援センターに行っても同じような対応ができる、整えていこうというのが今の状況です。

 

市民:

連携をとれてないというわけではなくて、地域の方も巻き込んでという。産後ケア、施設を何か作らないと、なかなかネウボラだとは言いにくいと思うんですけれど、お子さんを預けてちょっとだけ気になって見守りが必要な方ももちろんいらっしゃる。基本的には親子が一緒に、親子をみんなでまとめるネウボラをぜひ作っていただきたいと思います。

 

市長:

理念としていろいろあるなかで、ご家庭によっては、自治体として何か言えることではないかもしれませんが、どうしても2人とも働かれている方で、この瞬間はという方を支えるのは行政の仕事かなと思いますので、多様な働き方をしている方を支えられるようにめざしていくのが行政かなと思います。

 

市長による市民からの要望への対応

市民:

私、今日来ましたのは、市長さんがお忙しいのは重々分かっているんですけれども、市内を歩いて回ってみてほしいんです。このあたりは道が細すぎて救急車が入らないなとか、この道路は人が歩かれないとか、いろんなことがあると思うんです。それを歩いて見て回ってほしい。

うちは四條畷神社の鳥居の横なんですけれど、鳥居の表札というんですかね、鳥居についてますね、あれは半年ほど前、去年の秋だったと思うんですけれど、持って帰ったのか、付いてないんですね。お正月になると付くのかなと思ったんですけれど付かなかった。すぐまたお祭りの時には付くかなと思ったらそれもまだ付いていない。新聞なんかで、こつこつと正成のことを書く、新聞なんかで。読売新聞ですかね。

 

市長:

産経新聞ですね。

 

市民:

産経ですかね、(記事が)でてきているので、ちょっと行ってみようかなと言う人もあるかもしれないんですけれど、鳥居に表札がなくなってしまったらなんか寂しいですね。

 

市長:

後半いただいた方からお答えさせていただきます。神社の物なので市が管理しているわけではないので、神社の宮司さん、今年から変わられたんですけれど、どういうお考えなのか分からないですけれども。ちょっと市では把握が難しいと思います。

まちを歩いてというところで、市長の意見箱にいただいたり、こういう場でご質問いただいたりしたものは、私自身で行かせてはいただいている状況になります。ただ、全部の道を毎日でも歩けたら理想かなと思うんですけれど、行政の分野は非常に幅が広くて、道路もあれば福祉もあったり、保健センターにずっといられるかというと難しかったりしますので。

道路は建設課、都市計画課、通学路に関しては学校教育課というところと、あとは、安心安全で危機管理課、その4つの課でそれぞれの分野に応じながら見に行ったり、当然共同の会議体を持っているので、計画策定のときには、実際に歩いて見てここが課題だなとか、警察の人などに来ていただいたりしながら計画を策定していくということをやっています。

当然、すべてに関われたら理想かなと思うんですけれど、要点を絞って、全分野を見ないといけないので、なるべくこういう場でいただいたものに関しては、実際、自分の目で見させていただいています。これも市政の一部にしかすぎませんので、なかなか明日から回りますというのは、私は逆に誠実ではないと思っています。

 

市民:

分かってます。

 

市長:

忙しいというのは時間の使い方、私も同じ人間、24時間いただいてますので、できなくはないと思うんですよ、四條畷市は面積限られていますので。時間の使い方としては、他のこととも、全体と合せながら。職員、四條畷市役所一丸となって対応させていただくというお答えとさせていただいきたいと思います。

 

ふれあい教室及び虐待対応

市民:

昨年度、ふれあい教室の件ですけれども。

 

市長:

覚えてます。そのあたりに座っていらっしゃった。

 

市民:

このあいだ役員総会があって、検討をいただいたんですけれども、そのときに私がここで言ったことが活かされていて。子どもたちが遊ぶ場所がない、ふれあいの子どもたちも遊ぶ場所がない。せっかく学校にいるのにないんです。なんでですかと聞くと、校庭を貸出しているのでと。なので、そこは検討してもらいたいな、検討しますと言われたので、具体的にどうしていくかを検討していただいたらいいなと。

私は助産師ですけれど、市内で働いてます。いろんな勉強会に行くと、四條畷から来ましたという人は何人か聞こえるので、一人ひとりの気持ちが変わってきたのかなと。私もここにいててどうかな、もうちょっと来てくれはったらいいのに、病院にいてたら連れて行くけど難しいところなのかなと思いながら、頑張ってるなと思うので考えてもらいたいなと思うのと。

虐待が増えているなかで、行政がすること、私たち地域ができることもあると思うので、何かこうしたらいいと。ふれあい教室のこともなんですけれど、全部してくれてるのに言ってくれないから、やっていないというふうになってしまうので。虐待とか、本当にみんなで考えていかないといけない。(行政がすでにやってくれていることが)あるのかないのか、あるのだろうなと思うんですが、私たちはどうしていけばいいと。

 

市長:

最後の虐待の部分につきましては、つい先日、非常に痛ましい事件がありまして、あれがあったからというわけではないんですけれども、翌日、部長や担当課長と緊急の会議をやりまして、四條畷市で同様の事象が起こる可能性はないのか、総点検をしました。

しかしながら仰っていただいたとおり、行政全部でやるのは不可能ですし、児相は大阪府の管轄で、市が持っているわけではないので、あくまで繋ぐことしかできないんですけれど、統計的に虐待の小程度、中程度、重大事象というのをみると、一番発覚する割合が高いのは、保育所と学校なんですね。常に接する生活のなかで、なんかおかしいなと気付かれる割合が一番高いです。

ご存知だと思うんですけれども、我々は特定妊婦さんと呼ばせていただいて、そうした可能性が高い方は、全ての関係部署に情報を共有させていただいている状況になります。

我々として難しいなと思ったのが、先日のケースもそうだったんですけれども、義務教育ではないので、3歳半の検診を終えて保育所に入っていないお子さんを追いかけることができないんです。四條畷市は保育所、幼稚園に入られてる方が大多数なんですけれども、検診は保健センター3歳半までで終わってしまい、小学校入学まで一瞬、漏れがあるのが分かったので、ここが課題で、どのようにすれば地域の目で、漏れを無くしていくことができるのか、これは民生・児童委員さんの力を借りなければいけません。対策を考えている状態で、我々も知恵があったらいただきたいなと思います。

2番目にいただいたことなんですけれども、3番目と被るかもしれませんが、市の職員は、確かにやっていてもあまり教えてくれなくて、いや、大したことないですと言うんですが、実はすごいことをやっていたりします。皆さん、税金を使っているんだからもっと情報を発信してほしいと思われるかもしれないですけれども、見えない所で、すごくきめ細やかなことをやっていたりするので、なるべく私としてはこういう場に来て、市としてはこういうことをやっているんですと伝えることで、そこまで考えてくれてたのねという機会になればいいなと思います。

広報誌もページ数に限界があって、市の情報量は莫大にあるので、なかなか特集を組むのが難しいのはあるのかなと思います。ふれあい教室の(遊ぶ場所の)ことなんですけれども、全ての小中学校の毎日のグラウンドの貸出し状況を全部調べようと。あれは学校に任されてるんです。学校長が施設管理者なんです。全ての小学校の放課後に、何パーセントぐらいの割合で、どのような団体によって、どのように使われているか確認したんですけれども、だいたい3分の2は使われてるんですが、3分の1は空いている状況なんです。

放課後遊ぶというオプションがあるんですけれど、実際は月のなかでほとんど回数がない状況で、各校、各校の運営に任されているんですけれども、ふれあい教室のお子さんであったり、スポーツの団体であったり、地域のお子さんがどうやって協働というか、一緒にみんなが満足していけるか。これは当然ルールが必要です。例えば、野球はやってはいけないのに遊ぶ、これはダメなんで。

どのうようにやっていけるか、今年度モデル(事業)をやっていきたい。急に全校ではできないので、どうにかしていけないか、検討させていただきたいなと思います。上手くいけば2校、3校と広げていけます。なかなか、行政は丁寧にいきたいもので。

 

市民:

それを言ってあげてほしい。ここは四條畷南小学校も四條畷東小学校も(児童が)少ないから。(児童が)多いところを。

 

市長:

一番辛いのは、岡部小学校のあたりが広いところ(遊び場)がないんですね。くすのき小学校のあたりもそうですね。

 

市民:

子どもの数も多いのに遊べない。延々と課題だと言い続けようとみんなで言ってたんですけれど。(児童が)少ないところでやってもなと。

 

市長

仰るとおりなんですけれども、まだ、どこでやるかは決まっていなくて、校長先生の皆さんとの話になって。12月にもご説明したかもしれませんが、市長部局と教育委員会は上下ではなくて、非常に対等な関係なので、指揮命令ができません。あくまで私は、市民の皆さんからこういう声があったとお伝えします。ただ、教育委員会は受け身と言ってるわけではなくて、子どもの安全を守らないといけません。開放することで、不審者がでたらどうするんだろうと考えないといけない観点があります。

我々としては、ボール遊びができる場所があったらいい、公園的な発想で考えることと、安心、安全を考える教育委員会が話し合うことで、どちらも成立したものができます。なかなか一概に、ここでやったらというのが言えません。一緒になって考えていくことしかできません。

 

企業誘致

市民:

四條畷市って働く場所がない。雇用の確保。これを構えてもらった方がいいです。

みんなほとんどの方が、市外に通っている状況。企業誘致はどのようにお考えですか。

 

市長:

四條畷市の特徴として、私が市長に着任させていただいて一番苦しいのは、余っている土地がほとんどないということです。山があるではないかと思うかもしれないですが、あれは手を出せない所なんです。平面上で、西部地域で広いところは、ほぼ見たことがないと思うんですけれども、ないんです。あったとしても、広いところを買おうとすると2億円、3億円します。なかなか難しいと思います。

企業誘致の観点は大きく分けて2つあります。外環、イオンがある南のあたりは、実は、まだ開発されていないと思いませんか。トラックが停まっていたり、いろいろ物が置かれていたり。あそこは、市街化調整区域と言われて、何ら未来が決まっていない土地なんですけれども、あのあたりは蔀屋、砂の方のまちづくり協議会のなかで誘致されています。 

あそこにイオンみたいな店舗が来てくれたり、働く場所が増えると、税収が2億円、3億円ぐらい増えるんですけれども。

ただ、何が難しいと言いますと、非常に分割して土地を所有されています。この方々皆さんが了承してもらわないと、土地は個人の財産なので無理なんですね。

土地を貸している人からしたら、第二京阪できて、外環があり、非常に高く借りてもらえるんで、困っていないんですね。わざわざそんなことをしてもらわないでも借りてはいるし、それなりの賃料で貸せるので別に売らないんでいいという発想です。大量に土地の所有者がいらっしゃるので、なかなか難しいので、都市計画の担当で、アンケートを取りながら、この方は良いといっているとか、この方は積極的というのを一個一個とってやっているというのが一点です。

市の総合戦略を作っていて、平成27年度からよく地方創生という言葉が聞こえますが、それに伴って子育てであったり、産業、雇用の部分を増進させていく計画があるんですけれど、それの改訂をしていて今年中にはできるんですけれど、そこに働く場所の確保を書かせていただいています。ただ、いきなり大きい(働く場所)は無理なんです。

先ずは、空き店舗などに店ができて、雇用される人ができてとならないと難しくて、雇用される人ができて、通行量がいっぱい増えてくると、開発業者がここは人通りも多いので、大きいものを建てようかと、この順番です。いきなりどんと大きいものは無理なので、通行量であったり販売量を増やしていく先に雇用が生まれていって、大きい雇用が生まれる順番なんです。冒頭ご説明させていただいた商店街の活性化事業、今回、大阪府に採択いただいたので、先ずはそこから一歩ずつ広げていきたいと思います。

大きい技は大きい技でやりながら、小さい技は小さい技でやりつつというのが、今の状況になります。

 

コミュニティバス

市民:

コミュニティバスの件で、岡山は道が狭いから。

 

市長:

(岡山)東の。

 

市民:

コミュニティバスの件で。私の田舎では10人乗りのバスが走ってるんです。1日5回。

 

市民:

それ(市長が)さっき言われましたよ。

 

市長:

そういうのも検討していて、それをやるためには計画を地域公共交通会議で策定しないと、運輸局の許可が必要で。それを今考えさせていただいています。

 

四條畷南中学校の今後、孤独死及び商店街のアーケード設置

市民:

市長との対話会があるので、何点かこれは聞いといてくれというのをお聞きしているので。本来土曜日であったら来られたんだけれども、金曜日で、働いている方もいらっしゃるから。

聞かれていることは、先ずは、四條畷南中学校活断層の調査。本来は市長選挙に出られたときに、四條畷南中学校が残るんだというイメージを持っていたと。ところが、ある日、活断層の調査が決まって、四條畷中学校のような遠いところに行かなければいけないというクレームがあったのが1点。

あっちこっち飛んで申し訳ないんですけれど、先ほど2つのテーマ、子育ての面と商業の面、これ非常に大事なことなんですね。

高齢者が非常に多くなっているなかで、2年に1度なり独居で身寄りのない方が亡くなられている。

 

市長:

2年に1と言わず、毎年。

 

市民:

うちの町会では全く(身寄り等が)分からないなかで、亡くなられている人が出てきている。その時にどうしているかというと、(町会の)会長と市役所と保健所と警察が行って(家のドアを)開けるんです。一番大事な、聞いていただきたいのは、そのときに亡くなられて亡骸がありますよね、(それを)誰が出すかというと、町会が出している。

町会の人ね、蛆が湧いた状態で、誰もそんなことをしたことがない人たちがやってね、それを運ぶんですよ。これは絶対そんなことあってはならんことじゃないですか。そのへんをまず改革してほしい。まだこの先いっぱい出てくるかもしれないじゃないですか。独居の方もたくさんいるので。これが2点目。

3点目は、先ほど商店街の話が出ましたけれど、1,400万円の話が出ましたけれど、その金額でどれだけできるか分かりませんけれど、商店街でアーケードのない商店街で流行っているところはないです。雨降ったらどしゃ降りじゃないですか。簡単なアーケードでいいんで作ってほしいと。バスが一方通行で向こうに行きますよね。計画なってますよね、バスが今の商店街を通らずに。

 

市長:

それは、まだなんとも言えません。

 

市民:

検討中であるならば、商店街をアーケードにしてほしい。車を通さずに、飲食ブースとかいろいろ作って、そういうのが固まったような、買いやすい、ショッピングができる商店街にしてほしいというのがあった。

まだほかにもあるんですが、主な3つ、それを言われているので聞かせてほしい。

 

市長:

順番にいかせていただければと思います。

四條畷南中学校の件に関しては、市長着任から1年半ぐらいのなかで最も数多く説明させていただいたところだと思うんですけれども、もし、四條畷南中学校を廃校にして潰すのであれば、小学校が建つ予定でした。小学校の面積であれば端に建てようという考え方で、いま建っている場所ではなく、こういうふう(活断層から離れた場所)に建てようという計画だったんです。皆さん勘違いされている方が多いんですけれど、市の情報伝達不足といってしまうとそうなんですけれども、小学校を建てる時に活断層調査をするはずだったんです。やらなくてよかったことを新しくやっている訳ではなく、どうせやることをやったと。

残そうと思ったら残そうと思ったで、四條畷中学校の大規模改修で20億円かけてやってるんですね。それぐらい市民の皆さんの税金を使うことを四條畷西中学校、四條畷中学校とやっていて、次に古いのが四條畷南中学校ですから、四條畷南中学校も同じぐらい改修しないといけないとなっているなかで、地盤の安定性が担保されていないものに投資してやるのは難しいという判断をさせてくださいというお話をさせていただくなかで、やはり調査しないと。

四條畷南中学校2年生のお子さん、そのときは中学1年生でしたけれど、卒業間際だったので、次に中学2年生になるお子さんといろんな意見交換するなかで、(活断層が)体育館と校舎の間ぐらいを通っているだろうというのは国土地理院の(調査)結果で、これは掘ってみないと判らないので、調査をするなかで校舎の真下にあるか判らない状況で、授業は受けられないという意見もあったんですね。だから一度休校にして、四條畷中学校に通っていただいている間に調査をさせてほしいという結論を出しました。

安心、安全と市民の皆さんの税金を適切に使う観点で、確かに通学路が遠くなってしまう方もいらっしゃいますけれどやらせてください。その代わり、防犯カメラであったり、安全確認する方などは配置させていただきましたという話になります。

2点目の孤独死は行政の非常に大きなテーマで、孤独死自体を防ぐところでは、郵便局であったり、市内各所の新聞社、電力会社、ガス事業者さんと協定を結んで、新聞が明らかに(長期間)溜まっているなという状況の時は、市に通報していただくとか、電気(のメーター)が全然変わらない(場合に通報する)という仕組みで、まずは発見に努めるという取組みと、身寄りがあれば身寄りのある方が責任を持ってやっていただきます。あとは、親族が分からないパターンです。

具体的には、市としては何ともしがたいというか、今のところ明確に全国どこもルールがあるわけではなく、市としても仰っていただいたとおり、虫が湧いたりという指摘をいただくなかで、その家自体はその人の財産、相続する者の財産になるので、市は関与できません。綺麗にするのは最終的な手段で、おそらく生活環境課の人間も行かせてもらったのかなと思います。

 

市民:

町会の人間が入って、(市役所の職員は)外で待っている。基本的には全部、町会の人間がやって、外で待ってるんですよ。

 

市長:

何年前ぐらいですか。

 

市民:

5年ぐらい前。

 

市長:

その時の対応は、本当に申し訳なかったと思います。

ただ、昨年も似たような事象がありまして、全く身寄りがないケースがありました。区長から連絡をいただいた事象に関して、生活環境課も一緒に入らせていただいた。今はそのように変わっています。

 

市民:

あの時は、町会の人間がやって。それはおかしいやろうと。

 

市長:

そういうことを経てやってきたかなと思います。

孤独死の対策は、まずは、そうならないことに全力を尽くしつつ、相手の財産に行政が入りづらい、最近は入らせていただいていると思いますけれども、もう少し時間をいただいて整理させていただかないとまだ基準がありませんので、福祉政策課という課がどうしていこうかと考えています。

 

市民:

一軒家であれば。我々4軒長屋で、隣で悪臭がすると。天井から床から臭いがする。それで町会が入ると。我々入りましたけれど、こういうことは行政がすべきかなと痛感しているので。

 

市長:

身寄りのある方は親族にやっていただくことですが、身寄りのない方をどこまでやっていいのかと。画一的なことを言うなよと思われるかもしれませんが、ご親族がおられるときに我々公的機関が強制的に何か施すとなった場合、(行政は)皆さんが思われている以上に(権力を)執行できる側なので、その対応をすぐしていいのか非常に逡巡します。

行政が家に立ち入るにはルールがいるので、福祉政策課が苦労しています。

私が着任してからなので、昨年の夏秋頃から取組みをしています。

 

市民:

今のことと。

もう1個言い忘れたのは買い物難民が多い。日曜日にスーパーが休んでいる。新しくフレスコができているので、あれがなくなるとまた日曜日に買い物ができない。

 

市長:

商業の面は、一義的には買われる方が多ければ日曜日は開きますし、エリア全体の通行量であったり、他市でよくあるのが、スーパーを誘致してきて運営の半分以上税金を入れている。根本的には、民間企業が自然に来たくなるようにしなければなりません。

アーケードに関しては、私も傘を差さないで買い物できたらいいんですけれども、言いたくないんですけれども、設置費用だけではなく、ずっと維持管理しないといけないですし、(万が一)落下してきたら大変なことになります。

これから行政運営していくなかで、維持管理費がかかるものをどんどん増やしていくというのは難しくなります。アーケードがなくても行きたくなるものをめざしたい。これだけ人が来て儲かるんだったら、という次のステップがあれば。

 

終わりに

だいぶ時間が長くなってしまって申し訳ございません。

まだまだ言いたりないことがある方がいらっしゃるかもしれませんけれども、今回は春なんですけれども、また秋に開催します。秋の対話会では、このような(冊子に載っているような)お声があって、こういうふうになっていっています、これは難しいです、という話をさせていただけたらと思います。この冊子には、近いうちに計画に反映させるとか、実施予定がありませんとか、というふうな書き方をさせていただいて、着手、開始予定であるのを分かっていただくために書かせていただいています。

ですので、2回やるのも、今日お配りさせていただいているアンケートに半年に1回という回答が一番多かったので年2回、開催しています。アンケートでの意見を吸い取らせていただきながら、ちょっと今日は(喋りが)早かった等、是非アンケートを記入いただけたらと思います。

長時間にわたってお聞きいただきありがとうございました。