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市長ブログ#011 2017年施策の振返り 地域との対話会編

こんにちは、四條畷市長の東修平です。

四條畷市長に就任して本日でちょうど1年。今日は、2017年12月に開催した「地域と市長の対話会」について書きたいと思います。なぜなら、この対話会が、私の市長としての考えを最も表す取組みだからです。

市民中心のまちづくりとはいったい何なのか

本題に入る前に、まずは市民中心のまちづくりについて書きたいと思います。

まちづくりの主役は市民一人ひとり

私は、市政推進における最重要方針として、「市民中心のまちづくり」を掲げています。あくまで、まちづくりの主役は市民一人ひとりだと考えているからです。

ただ、市民の皆さんの中には、

「まちづくりって、そんなの一部の人がやることでしょ」

「何だか難しそうだし、まちづくりは自分とは関係ない」

と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

私は、その考えを決して否定はしません。それはそれで良いと思います。なぜなら、まちづくりに関わるか関わらないか、それ自体も、その方が決めることだからです。

しかし、市民が主役としてまちづくりを進められる体制を整えることは、行政の役割だと考えています。

よって、市の現状は今どうなっているのか、何が課題となっているのか、今後どのような対応を行っていこうとしているのか。こうした情報をしっかりと公開すること、わかりやすく説明すること、更に参加してもらえるような仕組みを作ることこそ、市長としての責務と考えます。

市民と行政がそれぞれの役割を果たす

ただ、誤解を恐れず申し上げると、まちづくりの主役が市民であるからといって、ただちに、市民からいただいたご意見であればすぐに行政として実行するということではありません

当たり前ですが、行政としての予算や職員の数には限りがあります。行政として何かを行うことを選択することは、同時に何かをしないことを選択することと同じです。

すなわち、数ある必要とされる施策のなかで、どのように優先順位を付けていくのか。そもそも、行政だけでやろうとするから時間がかかるのであれば、地域と協働で進められないか。あるいは、行政主導で一気に進めることで、全体の効率化に繋がるのではないか。

こうしたことに関し、しっかりと市民の皆さんと対話を行ったうえで最終的な結論を出すこと。これこそが、市民からの負託を受けた市長としての責務であると考えます。

地域と市長の対話会を開催

前振りが長くなりましたが、このような思いから、このたび2017年12月に「地域と市長の対話会」を開催させていただきました。

どれくらいの方が参加されたのか

今回の対話会は、西部18地域にて開催。東部地域(田原地域)については、田原活性化対策本部を立ち上げ、新たな試みとしての市民主導のまちづくりを行っているために、今回は見送らせていただきました(田原活性化の詳細については、近日中に書きます)。

10代から80代の方の幅広い年齢層の方にご参加いただき、参加者数は計471名。西部地域の人口は約4.66万人(平成29年3月末時点)です。対話会を始めるにあたり、人口に対する参加者数比率1%をめざしていましたが、1.01%の方にご参加いただけたので、当初の目標は達成することができました。

なお、参考までに、地域別の人口・参加者数・参加者比率のグラフを載せておきます。参加者比率が1%を超えた地域は、紺色の棒グラフで表しています。

地域別の参加者数の画像

アンケート結果は

また、参加者の皆さんにご協力いただき、対話会終了後にアンケートを記入していただきました。主な結果は以下のとおりです。

  • 説明がわかりやすかった:90.6%
  • 参加してよかった:93.6%
  • 次回も参加したい:92.6%

この結果から、参加してくださった方については、ある程度は満足いただけたのではないかと思っています。次回は、更にわかりやすい説明をめざしたいと思います。なお、参考までにアンケートの詳細ページをリンクを貼っておきます。

第1回「地域と市長の対話会」参加者アンケート結果

お話しした内容は動画・文章ともにあります

まずは、冒頭の約20分間、市政の現状や、11ヶ月間に行った取組みなどについて説明いたしました。ここでは詳細は書きませんが、別ページに動画と全文書き起こしがありますので、お時間のある際に是非ともご覧ください。

地域と市長の対話会(サブサイト)

市民の声を見える形に

約20分間お話させていただいた後、事前に地域からいただいていたお声に対する回答、あるいはその場でいただいた質問などについての対話を行いました。こちらも現在、動画と議事録の掲載作業を進めております。

ただ、18地域ともなるとなかなかの分量ですので、まだ作業中であることをご了承いただければと思います。今月から随時、掲載を進めていきます。

これまでは、行政として対話会などを行ってもその場限りのことが多く、いただいだお声の一覧化、可視化ができていませんでした。そのためこれからは、いただいだお声について一覧化して掲載するとともに、その対話の様子についても動画で掲載することにいたしました。

ある一人の男性の声

また、今回の対話会では、非常に印象的な出来事がありました。それは、ある地域において質疑応答の時間中に起きました。

そのときは、なかなかに現実的ではないご意見が立て続けに噴出。それらいただいたご意見に対し、私としては、物理的に可能なことと不可能なことに分けて整理しながら、まずは可能な部分について注力させていただきたい、また、実際に前に進めるためには地域のお知恵やお力もお貸しいただき、皆さんと一緒に考え進めていきたいという趣旨の回答をしました。しかし、なかなかご納得はいただけない状態でした。

そうした状況のもと、30代ほどの男性が手を上げて意見を述べられました。以下、なるべく原文ママで記載します。


これは対話会なんで、市長と〇〇(地域名)の方々との対話、対話なんです。トップダウンじゃなくて。だから、一定〇〇の中で意見をまとめて、「こんな風にしてみたいけど、これについてできるのかどうか」というような意見だったらいいと思うんですけど、「何とかしてくれ、何とかしてくれ」だけでは、市長としても、対話の中で一緒に考えていきましょうとしか答えはないと思うんです。

だから、他の方がいろいろ意見出してましたけれども、例えば、「われわれは行政の人間じゃないのでわからないが、あそこはこういう使い方はできるのか」と聞けば、市長は答えられる範囲で答えてくれてますよね。

最初に市長が説明していたように、これからは市のお金がどんどん出ていく、それならどうしたらいいのかというと、人々に四條畷へ流入してもらわないとあかん。流入してもらおうと思ったら、住みやすいまちにしないとあかん。住みやすいまちにしようと思ったら、どないしたらいいかといったら、公園があったり、そこでボールが使えてとか、そういうのがいいまちなんですよ。ほんなら、どうしましょうかね、ということです。

我々としては、例えば、「〇〇としてはこういうことができるけど、この部分については行政に補ってもらう必要があるけど、可能かどうか」というような対話をするのが、発展的なんじゃないのかと思います。だから、あれやってくれ、これってくれっていうのは違うのかなと思います。

初めてお見かけした方でしたが(もし以前にお会いしてたらすみません)、四條畷への熱い思いとともに、その地域に住んでいるという誇りと責任感を感じる、印象的な場面でした。

周知不足を反省しています

今回の対話会では、大きな反省点もありました。それは、対話会を開催するという事前の連絡が遅れてしまったため、市民の皆さんに対して開催に関する十分な周知期間が取れなかったことです。

実際には、区長の方々の多大なお力をお借りしました。十分な期間がない中にもかかわらず、地域のお声の集約などを快く引き受けてくださりましたこと、改めてこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。

2018年は、2回の開催予定です

上にアンケートの詳細リンクを貼らせていただきましたが、アンケートには「地域と市長の対話会」の開催頻度についての質問項目もありました。そのアンケート結果をもとに、平成30年度は、「地域と市長の対話会」を年2回ほど開催したいと考えております。

前回の反省を踏まえ、次回からは皆さんに開催日時等をお知らせする時間をしっかりと確保したいと思います。広報誌などの紙媒体のみならず、ウェブサイトやツイッターなども活用して周知してまいりますので、ブログを読んでくださっているあなたのご参加、お待ちしております