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市長への意見箱

本文

教育委員会の対応について

受付日:平成30年4月26日
回答日:平成30年5月23日

意見・提言内容

先日、教育委員会に対しての質問があり、電話で問い合わせをして、担当者がいないという事だったので、名前、連絡先を伝えて電話を切りました。
その後、1週間経ってもなんの連絡もありませんでした。

3年前の出来事についての問い合わせだったので、調べるのに時間もかかるだろうとは思いましたが、なんの連絡もなく1週間も放置するのは普通では考えられない対応だと思います。
調査中ですの一言だけでも入れらると思うのですが。
私よりも後に、同じような質問をされた、議員さんにはすぐに連絡があり、説明もされたと聞きました。
一般の市民よりも、議員さんが優先なんでしょうか?
差別ですか?区別ですか?

それって、おかしな対応だと思います。
問い合わせた内容は、2015年3月14日にあった統廃合の説明会でのことです。
その時の説明で、統廃合をする時には、南中にあって西中にないクラブは作るとの話がありました。
前倒しで、西中に移動する人については、クラブを作るのは間に合わないが、統廃合の時には間に合うという話でした。
その時の説明に使われた言葉は「統廃合の時に移動する学校にやっていたクラブがないのは解消します」でした。

入学前の小学生の保護者対象の説明会なので、南中に行ってあるばずのクラブは西中に作られると判断して聞いていました。
さらに確認で「作ってくれるんですね」の質問には「さっきから言ってます」とキレ気味の返事をされていました。
しかし、今年、入学してみるとそのクラブは作られていませんでした。
ないものは仕方がないと、子どもは他のクラブの体験に行っていましたが、やはりそのクラブに入りたかったようで、どうしたらクラブが作れるのか、自分で先生に聞きに行きました。

その返事は「顧問がいないから無理」だったそうです。
3年前の説明会での説明はなんだってのでしょうか?
準備期間は3年もあったのに、その返事は理解できません。

これらの疑問についての返事はまだありません。
仮入部の期間は終わり、先週の金曜に本入部の届けを出さなければいけなくなったので、子どもは違うクラブを選んで入部しました。
しかし、自分の入りたいクラブができたら、そちらに移りたいという気持ちを担任には伝えてあるようです。
子どもは3年前の説明会での教育委員会の「移動して、ないクラブは作る」といった言葉を、諦めの気持ちを持ちながらも、まだ信じているんだと思います。
入りたいクラブがあると意思表示をしていたにもかかわらず無視して、勝手に「作らない」を選択されてしまった意味がわかりません。
一人一人、みんなの希望がなんでも通るわけではないことは理解できます。

でも、教育委員会側から言った言葉を、実際に移動して不利益を被る側に了解も得ずに反故にすることは許されないことだと思います。
ただ意見を聞いただけ、ただ開いただけの説明会では、なんの意味もない、教育委員会側の自己満足会です。
我が子の人生の中で、大事な中学生活に関わる事なので、親は真剣に話を聞きに行っているんです。

説明会で言ったことを守らない、守れない状況になっても、その後の説明をしないのであれば、いくら説明会をしてもらっても、何も信用できません。
いつもそう、西と北出の小学校の合併の時もそう、幼稚園の統廃合の時もそう、教育委員会はその場しのぎの言い逃れのウソをつくという印象しかありません。

きちんと、子どもも理解できる説明を求めます。
「できません」「すみません」の言葉が聞きたいのではありません。
教育委員会は特殊なところで、市長でも口を出せないところなのだとは知っています。
ですが、四條畷市の教育委員会なので、市民からの質問には早くに返事をすること、説明会で話した言葉には責任を持つことなど(当たり前の事だとは思うのですが)をしっかりと指導していただきたと思います。

このような話は、最終的に、言った、言わないになる事も多いので、市長との対話会などだけではなく、どんな小さな説明会でもちゃんと記録を取ってもらうか、録音をするなど対応もしてもらいたいです。
また、どんな説明会であっても、市民からでた意見を聞いて帰った、その後の経過などを、説明会に参加した人に伝えるという意識を持ってもらいたいです。
市長がそのように考えて対話会を続けていかれていることは知っています。
お忙しいところ、長文のメール失礼しました。
よろしくお願いします。

回答内容

この度は、市長への意見箱にご意見をくださり、ありがとうございます。

先ず、ご承知いただいているとおり、教育委員会については私から教育委員会へ、直接共有させていただきました。
今後とも教育委員会と連携を密にし、教育の充実を図ってまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

また、本題であるクラブ活動については市長部局でなく、教育委員会が担う業務ですので、教育委員会から、お答えさせていただきます。

四條畷市長 東 修平

先ずもって、電話でのお問い合わせより1週間経過しても連絡をお返しせず、不快な思いをさせてしまい、深くお詫び申し上げます。
どのような原因にもかかわらず、今回の事象はあってはならないと自戒し、以後このような事態をなくすべく、教育部全体での対応を徹底してまいります。

さて、平成27年3月14日に雁屋公民館で実施の、なわて出前講座において説明しましたクラブの新設につきまして、お答えさせていただきます。

はじめに、説明内容については、当時在籍している生徒が転籍してもクラブ活動を継続できるよう配慮するということでありました。
このことは、学校と情報共有を図り、両校とも設立に向けて検討しました。

そのようななか、平成28年度及び29年度において、該当クラブに在籍する生徒全員にアンケート調査を行った結果、全員が四條畷中学校に転籍する意向の確認が取れたため、四條畷中学校では該当クラブが新設され、四條畷西中学校での設立がなくなったという経緯にあります。

しかしながら、先の説明会は当時の小学校の保護者も対象としていた説明会であり、この経緯を中学校入学前の児童、保護者の方にもお知らせすべきでしたが、説明が不十分であったために保護者に誤解を与え、結果的にお子さまの期待を裏切り、心に深く傷をつけてしまったことにつきまして、改めて深くお詫び申し上げます。

今後は、この状況を学校と共有のうえ、教育委員会としてできることを検討してまいります。

四條畷市教育委員会 教育長 森田 政己