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市長への意見箱

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一般不妊治療の助成金制度について

受付日:平成30年1月15日
回答日:平成30年1月25日

意見・提言内容

はじめまして、四條畷市に生まれ育ち、夫婦共働きで在住の30代の女性です。
早速ですが、上記タイトルの「一般不妊治療の助成金制度」を四條畷市でも実施していただきたくメールさせていただきました。
特定不妊治療の助成金は大阪府で実施しておりますが、その前段階である一般不妊治療(検査・タイミング療法・人工授精など)に対しては、助成制度が極めて少なく、大阪府内の市町村ではほとんど実施されておりません。

しかし、お隣の京都府では不妊治療の助成制度は全国でもトップクラスの内容で、ほとんどの市町村で実施されています。
また、本市に隣接している生駒市でも実施されるようになってきました。

子育て支援に力を入れていただけるのは有難いことですが、子供が欲しくて治療に励んでいる夫婦にも目を向けていただきたいです。
不妊治療を受けるにあたり、時間・治療費・精神面、この3つの要素を避けては通れません。
時間は働き方改革で改善されたとしても、治療費と精神面の問題は取り残されたままです。
そして、不妊治療をされている方しかわからない辛さもたくさんあります。1人目不妊、2人目不妊、治療の断念。
悩みは多様化してます。
是非、当市でも取り入れていただき、不妊治療に励んでいる、これから不妊治療を考えている夫婦を少しでも助けていただけたらと思います。

こちらの意見書は、実は市長が就任された頃からずっと考えていました。
不妊治療のことを公にするには、まだまだ勇気が必要な時代です。
しかし、待っていても実現されないと思い、今回投稿に踏み切りました。
不妊治療するには1か月でも早いに越したことがありません、日々老化はすすみます。
時間は待ってくれません。
市の予算関係で、すぐに採用していただけるかどうかはわかりませんが、ご検討いただきますようお願い申し上げます。

回答内容

この度は、市長への意見箱に貴重なメールをくださり、ありがとうございます。
いただきましたご意見について、回答いたします。

ご指摘のとおり、一般不妊治療(検査、タイミング療法、人工受精等)の助成制度は、大阪府内の市町村で、ほとんど実施されていない状況にあります。
本市においては、昨年4月から、どこよりも安心して子育てができる魅力ある環境づくりをめざし、プロジェクトチームを立ち上げ、また、若年層職員を中心とするワーキンググループを設置し、包括的な子育て支援施策について議論を重ねているところです。
そのなかで、妊娠前の事業として、不妊相談、妊娠に関する普及啓発並びに不妊治療費助成の拡充(国制度の特定不妊治療助成以外での実施)についての検討も行っています。

今後は、妊娠前から子育て期(高校生)までの多岐にわたる事項において、抽出された事業に優先順位を付けて順次、進めてまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。