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市長への意見箱

本文

老後に必要となる手続きのサービスを一括化してほしい

受付日:令和3年1月5日

意見・提言内容

市長のツイッターをフォローさせてもらっていますが、日頃からもっと多く配信して欲しいです。
また子育て世代にむけた取組み等、色々されていますが、そこに加えて子供のいない夫婦の老後、エンディングノートや相続、死後にする手続きなどを、一括してわかりやすく制度化してほしいです。

(事例)島根県浜田市ワンストップサービス
死亡に伴う様々な手続き総合的に案内
各種書類への記入の簡素化等遺族の負担を軽減

これからの高齢化社会に大切になってくるサービスだと感じています。

 

回答内容

この度は、市長への意見箱に意見をくださり、ありがとうございます。
いただきましたご意見について、回答いたします。

本市におきましては、高齢者が住み慣れた地域で生活が続けられるように、介護・福祉・医療・健康などさまざまな面から総合的に支えていく、高齢者のための相談窓口として地域包括支援センター(※1)を設置し、関係機関と連携しながら必要な支援につなげているところでございます。
加えて、在宅医療と介護の連携の中、多職種で在宅看取りワーキンググループを立ち上げ、人生の最期をどのように迎えるかなどについて考えられるよう、講座の開催やACPカード(※2)、エンディングノートを作成し、市の広報誌やホームページへの掲載、高齢福祉課の窓口や各地域包括支援センターへの配架等を通じて、周知・啓発を行っております。
また本市では、市民の皆さまに対する窓口業務のあり方について、「窓口業務における市民サービスのあり方検討会」を設置し、窓口のあり方に関する調査・検討を行っております。ご提案をいただきました、死亡に伴う様々な手続き等を総合的にご案内できるサービスの提供、およびその制度化につきましては、現時点では具体的な検討に至っておりませんが、引き続きエンディングノートを活用いただくとともに、各種行政手続きの簡素化や、関係機関との連携強化を図り、市民サービスの向上に努めてまいります。
今後とも市政へのご理解、ご協力をお願いいたします。

(※1)身近な地域の相談窓口(地域包括支援センター)
https://www.city.shijonawate.lg.jp/soshiki/29/1331.html
公正、中立な立場から、高齢者に関する総合的な相談、介護予防の計画作成、虐待の早期発見等を行っています。ご本人、ご家族、ご近所の人のことなど、どなたからのご相談でも可能です。24時間、365日体制で相談をお受けしています(事前予約にて休日の対面相談も可能)。

(※2)ACP(アドバンス・ケア・プランニング)
通称「人生会議」。人生の最期において、自らが望む医療やケア等を事前に考え、周囲の信頼できる人たちや医師や看護師、ケアマネジャー等の多職種と話し合い、共有する取り組みのこと。