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市長への意見箱

本文

田原活性化について

受付日:平成30年1月15日
回答日:平成30年1月24日

意見・提言内容

活性化委員です。
昨日はお疲れのところ遅くまでありがとうございました。
時間の制約があるし、あまり多く主張してもと思い話できなかった件を述べさせていただきます。
お忙しいところ誠に恐縮ですがお目を通していただければ助かります。

まずはあの場で言うべきではないと思い言っておりませんが、活性化委員が何かの団体やボランティアに属していなければならない条件があったかと思いますが、いささか疑問でした。民意はNPOやNGOの方からだけでは拾えません。
その方々が悪い訳では決してありません。
熱意を持って話をなさっているのは参加していればよくわかります。

しかし、実際に田原で困っている方々がの声は一般の民から拾わないと見えてこないと思います。
そのためには取っていただいたアンケートは非常に有益なものであり是非とも分析・活用願いたく思います。
声を上げなかったからと言って何も思っていない、参画する気もないという訳でもありません。

例えばと市の懇談会が昨年夏に戎ホール、北谷ホール、さつきの集会所で開かれ、夜間の部にしか行けなかったために1丁目から参加しましたが私と遅刻者含めて4名の参加と寂しいものでした。
この地域の方は無関心なんだと思いましたが、そうではありません。
7時でも平日では出席できないのだと思います。
さつきや9丁目の方は若い層が多く、お仕事がある中で田原に7時に帰宅するのが困難だと思います。
田原と一言で言っても旧集落と田原台及びさつきの新興住宅振興住宅地の人々では活性化と言われて考えることが全く違うと思います。
田原で産まれ育った子供達が大きくなり、高校になったときに、その不便さに直面します。
府立高校へ通うに通えない現実があり、畷高以外は寝屋川にしても交野にしても通学には大変な苦労を子も親もしています。

そのストレスゆえに、子達は更に大人になったときに田原から出ていく現実があります。
便利なところに住みたいというのはとんでもなく過度な要求をしている訳ではなく、
自分の足で家から出て家に戻ることができるようにしたいという当たり前の最低限の要求です。
今これを達するには奈良交通で生駒に出るしかありません。
これではまさしく生駒市田原地区になってしまいます。

予算のこともあるでしょうが、次の3点が田原に課された課題の順だと思います。
1.交通手段
2.商業施設
3.医療施設

不自由な現実を是正しない限り子供は去り、残された親世帯は高齢化を向かえ疲弊していき、ひきこもるか、資産価値の低い家を手放して下に下りていくしか未来はありません。
だから是非ともコミュニティバスは改善していただきたいです。
春先から田原中卒の新しい高校生が現実に直面し、嘆きを与えたくありません。
可能なことから是非是非取り組んでください。

防犯・防災の話もありましたが、そちらは地域自治でも進めています。
地域コミュニティ主体で行政には金銭面のいくらかの補助と仕組みづくりのサポートをいただければと考えており、田原活性化で近々に考えるテーマだとは思っておりません。

コミュニティの路線、ダイヤの現実を直視してください。
本数を増便増便しなくても、ルートやダイヤの組み直しで解決できることもあるのではないでしょうか。
田原4ルート6ルートを繋ぎ、ループ化し右回りと左回り便のみにすれば田原から畷駅までは直行便で運転でき、戻り便または田原への配車便で清滝付近の方も乗車でき載り訳が出来るかと思います。
諸々の問題はあるでしょうが。

昨日付箋にした内容を下記します。
1.駅行き土曜日及び休日は急行便がひとつもありません。
特に7時台の平日との差は大きい。学校に行けません。
行くには30分も前の便に乗り、霊園や清滝団地を経由する1ルートで30分も掛かって畷駅に出なくてなりません。

2.2.平日、昼間の急行便は10時17分、14時54分発(1丁目発)しかありません。
ルート的には上記1と同じ。

3.3.料金が高い。
250円で学生130円はあまりに不便。
定期はあるが土曜日や夏休みも利用しないと元が取れない。
東西線から西部線へは駅降車後に乗り継ぎキップを発行してもらういようにならないか。
一律200円とし、西部線ルートにイオンを組み込んでもらえると、田原から片道200円でイオンへ行ける。
現状480円です。

4.パークアンドライドの駐輪場、駐車場の整備

以上ですが1、2などは少し知恵を絞って考えてくださればすぐにでもできるのではないでしょうか。
増便にコストが掛かるのはよくわかります。

ダイヤやルートの組み直しでできることは是非と至急対応いただきたく思います。

回答内容

この度は、市長への意見箱にメールをくださり、ありがとうございます。
また、先日は、公私何かとお忙しいなか、第2回田原活性化対策本部会議にご参加いただきましてありがとうございます。
ご意見について、回答いたします。

昨年11月に立ち上げました田原活性化対策本部においては、田原地域の快適、安心、穏やかに過ごすことができる環境づくりと他団体の先進事例を参考に独自性に富んだまちづくりの推進を趣旨に、田原の将来について議論を行うとしており、お示しの貴重なご意見も踏まえ、地域の様々な課題を委員皆様と議論を重ね改善につなげてまいりたいと考えております。

しかしながら、会議を進めるうえで、すべての課題を同時に議論することはできないため、課題を絞り会議毎にテーマを設け、議論を進める方法を採用しております。

つきましては、公共交通問題も今後、中長期的な課題として、活性化対策本部で、議論を重ねてまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。