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市長への意見箱

本文

田原台6丁目(ルナ田原台への出入り口について)

受付日: 平成30年7月17日
回答日: 平成30年10月29日​

意見・提言内容

田原台6丁目にある分譲地、ルナ田原台に家族5人で転居しました。
意見させていただきたい内容は、田原台6丁目からほかの丁へ行く為の通用路の増設についてです。

我が家には3人の子どもがおり、上二人は田原小学校、一番下は田原台ひまわり子ども園に通っております。
6丁目には最近引っ越してきましたが、夫は生まれも育ちも四條畷市で、田原台には四年前から住んでいます。

小学校の教頭先生や、近隣住民からも同じような声が上がっているので既にお耳に入っているかもしれませんが、ルナ田原台には84区画の分譲地がありながら、出入り口が同じ方角に二箇所しかありません。
ミニストップ前の道路を5丁目の方角に上がっていく場所で、乗馬クラブの間に出入り口があります。
小学校へは緑風台の登校班と途中から合体して行く方法がとられているのですが、緑風台とは少し距離があるためか、6丁目の子供達は早い集合時間にそろっていくも、いつも合流地点で緑風台の子供達を待っているそうです。

仮に、今、通用路のある場所とは反対側に子ども達が歩いて通れる階段か道を作っていただければ、子ども達はもっと時間にゆとりをもって行動できると思います。
今は、とにかく大回りして、余分にひと山越えているイメージです。
子どもに限らず、田原住民にとっても、バス停へのショートカットや散歩コースの拡大、郵便物のやりとりなど、移行がスムーズになることは間違いないと思います。
景観の良い場所なので散歩にくる方も多いのですが、みんなが口を揃えて、「なんでここ袋小路なの?階段作れないの?」とおっしゃいます。

また、もともと木製の階段のようなものが一部の場所に途中まで作られており、それがルナ田原台へのルートだと勘違いして途中まで登ってしまった人や、ふざけて上がってくる田原中学校の生徒の目撃情報もあります。
職場の人間にも相談したのですが、分譲地を囲んでいるガードレールの向こう側は市の管轄になり、階段をつける、植物の伐採などはこちらの勝手にはできない、とのことで、また、「我々が市に申請すると、住民のためではなく、営利目的の発言になるかもしれないので、住民から市長に聞いてもらった方がまだ意見として届きやすいのでは?」という回答でした。

出入り口が少ないということは理解の上で引っ越したので、諦めているといえば諦めているのですが、先日の大雨による災害のときに、もし目の前の山が土砂崩れを起こして唯一の道路が封鎖されてしまったら、私たち住人は完全に田原台から孤立してしまうな、という不安を強く感じました。
まだ自治会も子ども会も出来ておらず、これから発足するのかどうかも、ほとんどの住人は謎のまま生活していると思います。
そんな状態なので、公園の非常用の備蓄も、もちろん6丁目には存在しません。
また、6丁目の前の道路は街灯も少なく、夜は真っ暗になるので、冬場などは夕方に変質者がでないかなどの懸念もあります。

田原台は四條畷市から浮いているイメージでしたが、東市長が就任され、田原に目を向けてくださるようになってから、随分と四條畷市の一部として認知してもらえるようになったと感じています。
しかしながら田原台6丁目は、現時点では四條畷市云々以前に、田原台からも孤立しているといっても過言ではないように思います。
限りあるお時間、財政を、歴史のない田原台6丁目のために使用することは難しいかもしれません。
どこをどう削って費用をあてればどうか、などといった高尚な提案は私にはしかねますが、我が子含め、住民の子ども達のことを考えると、こういった意見、要望が多方面から上がったことを市長に知っていただければ、と思いました。

ご多忙の中、長文にお目通しいただきありがとうございます。ぜひ一度、ご検討のほど宜しくお願い致します。

回答内容

この度は、市長への意見箱にご意見をくださり、ありがとうございます。
また、回答が大変遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
いただきました通用路のご提案と田原台6丁目の今後の活動へのご意見についてお答えいたします。

まず、田原台6丁目から他の丁へ行く為の通用路の増設についてお答えいたします。
ご記載のとおり田原台6丁目には、北西面に進入路があり、南東面は緑地(斜面)となっており、進入路は設けておらず、その緑地は田原台32号緑地として市で管理しています。

ご提案のとおり、市管理の南東面緑地に階段等通用路などを増設することで、田原台6丁目の利便性は上がると思われますが、本来、住宅開発事業は開発事業者において進入路の配置や土地利用形態も含めて検討し、実施するものと考えております。
通用路の設置につきましては、市との協議が必要であり、田原台6丁目の開発協議の段階において、一定の構造的基準等を満たしていれば、許可できることを事業者にお伝えした経過がございます。

このような状況のなか、結果として事業者が総合的に判断し、現在の土地利用形態での事業が完了しているため、新たに公費を投入して通用路を設けることは、非常に難しいことをご理解願います。
補足ではございますが、文中にある営利目的という表現については、現在の緑地内に看板の設置のご相談に来られた際に、営利目的で有るため、許可できないと回答いたしましたので、そのことをさしていると推測されます。

次に自治会の発足についてお答えいたします。
市といたしましては、地域活動の推進の観点から、自治会を発足していただくことが望ましいと考えますが、自治会は各地域で自発的に立ち上げ、運営していく団体でありますので、皆さんでお話し合いの上、発足について決定していただくことが重要と考えております。
会則の作成方法、会費の金額など、運営方法のアドバイスであれば、市でも協力させていただくことは可能ですので、お気軽に市役所(田原支所)にご相談ください。
また自治会を発足すれば、災害時の備蓄や地域の防犯灯なども、自治会単位で検討していくことになります。
自治会主導となりますが、そのような活動に対して、補助制度などもございます。

田原台6丁目は、これから住民が増えていくことになると考えております。
このようななか、きめ細やかな地域性を活かした、より良い住環境にしていくためには、地域で考え、地域で活動する、独自の活動が必要になります。
その際、主役は市民の皆様であり、行政としてサポートできることは、全力で行って参りたいと考えておりますので、今後とも、市政へのご理解、ご協力をお願いいたします。