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市長への意見箱

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高齢者・障害者への交通支援

受付日:平成30年7月17日
回答日:平成30年8月16日​

意見・提言内容

高齢者・障害者への交通支援制度としてコミュニティバス(高齢者・障がい者等割引)があります。
清滝団地の友人から忍ヶ丘駅への本数が極端に少なくなるだけでなく、清滝橋まで行かなくてはならない、とよく聞かされています。
私の友人は堺市にもいます。

最近彼から堺市の「お出かけ応援制度」というのを聞きました。
これは65歳以上の人たちに「お出かけ応援カード」というのがあり、堺市内の路線バス(私鉄)と阪堺電車1区間を100円で利用できる、というものでした。(乗合タクシーも路用可)
これは単に高齢者支援ということだけでなく、高齢者や障がい者に街へ積極的に出てもらおう、ということからも大きな理由で、結果として 高齢者が街へ出て買い物等での経済効果だけでなく、町歩きすることで=医療費・介護費等の大きな削減につながっているとの資料堺市ホームページが掲載されていました。

単に高齢者への「支援」という「福祉制度」から高齢者等を街中へ呼び出し、歩き街に活気を呼び起こす、高齢者を支援対象から街を支援する側に回ってもらおう、という今迄からの逆転発想だと、思いました。

四條畷市と堺市は街の規模・人口も異なります。
そっくりそのまま生かされるのかは、検討すべきではありますが「高齢者を支援対象から街を支援する側に」という発想は大いに学ぶべきかと思いました。
四條畷は坂の街です、だからこそ「高齢者は街へ!」という発想は検討を考えて然るべきかと思います。

回答内容

この度は、市長への意見箱にメールをくださり、ありがとうございます。
また、回答が大変遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
いただきましたご意見について、回答いたします。

ご指摘いただきました、高齢者・障がい者への交通支援につきましては、支援を必要とする方の増加に伴い、生活支援の必要性が高まってきていることを認識いたしております。
またコミュニティバスにつきましては、高齢者や障がい者への交通支援として、手続き、条件等ございますが、1区110円でご利用いただける割引制度を設けております。

また平成27年4月には、市民ニーズを踏まええて、バス車両の増車と便数の増便を行い、利便性の向上等を図ってきたところです。
そのようななか、ご提案いただいている堺市の事例は、興味深いものであり、本市がめざす効果的な介護予防や自立支援につながる地域包括ケアシステムの深化・推進に向けた考え方と通ずるものであります。

まずは、地域の実情に即した輸送サービスの実現に必要となる事項を協議するために設置されている四條畷市地域公共交通会議にて、福祉部門と交通部門と連携をはかりながら、多様な方策について検討を重ねてまいります。