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市長への意見箱

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小学校の教員の長時間労働問題について

受付日:平成30年5月31日
回答日:平成30年6月19日

意見・提言内容

小学校の個人懇談の案内に教員の長時間労働が課題になっているため、懇談時間を5時までに調整するよう案内がきました。平日の1時半から5時までの時間設定ですが、当たり前ですが、仕事を休まないと時間がとれません。
教員の長時間労働は問題かもしれませんが、平日の昼間に休みが取れない働く両親のニーズと教員の長時間労働問題は別の話だと思います。

私は地域包括支援センターで働いていますが、働く介護者のためや地域ニーズのため土日出勤に振り替えたりすることがあります。

必要なニーズに対応することで労働者の労働条件を悪化させないよう工夫を考えるのは、校長や教育委員会の仕事であって顧客であるPTAに求めるものではないと思います。

保育園では働く親に対する配慮がまだ、ありますが、小学校に入ったとたん働く親に対するサービスががた落ちです。

男女平等が当たり前の世の中で小学校に上がったとたん母親がキャリアをあきらめなきゃいけないような風潮は変えるべきだと思います。
うちは女の子二人ですが、お勉強頑張って、人の役に立つ仕事をしてねと言ってます。
結婚して母親になっても、自分で積み上げたキャリアはあきらめなくても働けるようなシステムにしていけるよう考えてください。

回答内容

この度は、市長への意見箱にご意見をくださり、ありがとうございます。
ご意見いただきました学校教育については、教育委員会の専決事項でありますので、教育委員会から、お答えさせていただきます。

四條畷市長 東 修平

 

教育委員会では、昨今の社会情勢を背景に、国レベルで働き方改革が取り沙汰されているなか、学校教職員の長時間労働についても、国や大阪府からの通知等を受け、教職員の勤務時間の適正化に向けて、学校と連携しながら進めているところでございます。

なお、学校及び市教育委員会といたしましても、各ご家庭の状況を踏まえつつ、柔軟な対応は一定必要であると認識しており、ご意見をいただいたケースについても、個別の相談に応じる等の対応が必要と考えております。

このような経過にはありますが、学校から配布いたしました文書において、ご不快な思いを抱かせたことに対しましては、お詫び申し上げます。市内小中学校及び市教育委員会から保護者様宛の文書におきまして、意図を明確にお伝えできるよう、より一層細心の注意を払い作成するよう、改めて周知徹底してまいります。

今後も、本市の教育推進活動において、一層、保護者及び地域の皆様からのご理解を得られる取組みに努めてまいりますので、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

四條畷市教育委員会 教育長 森田 政巳