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市長への意見箱

本文

四條畷南中学校の存続について

受付日:平成29年3月6日
回答日:平成29年3月14日

意見・提言内容

今回の計画が発表された時、なんとか学校を残してほしく、署名を集め教育委員会に提出しましたが、ただ受け取られただけでした。

もし今回のタイミングで市長選挙がなければ、南中が廃校になってしまうことを半ば受け入れていました。
しかし選挙があり、学校統廃合問題が焦点となり、結果、東市長が誕生しました。
市民が選んだ結果で、四條畷小学校をつぶさないでほしいとの思いから東市長に投票した方もたくさんおられるでしょう。

同じように四條畷南中学校をつぶさないでほしいとの思いから東市長に投票した方もたくさんおられると思います。
学校統廃合を白紙にもどすと言って、当選された市長に四條畷南中学校存続の一縷の望みをかけ投票しました。
そして、東市長が誕生し、これで四條畷南中学校も残してもらえると期待しました。
しかしながら2月号の広報では、四條畷小学校は残すが、四條畷南中学校については残すとは書いてありませんでした。

そして、まさかの休校という提案。
私たちは、今の四條畷南中学校が継続されてこそ、残してほしいのです。
一旦休校して、四條畷中学校と四條畷西中学校に行ってしまったのなら、再度、四條畷南中学校に戻ることは難しいと思います。

2小1中に固執することはないと思います。
四條畷小学校の半分が、四條畷中学校、半分が四條畷南中学校でも良いと思います。
同じように、くすのき小学校の半分が四條畷西中学校、半分が四條畷南中学校でも良いと思います。
四條畷市の東南側から学校をなくさないでください。
ますます子どもが減ってしまいます。

今回、PTA会長や自治会の長さんと懇談されたと聞いています。
ただ、選挙が終わってから、この方たちが保護者や地域の方々の意見を聞ける機会がどれほどあったでしょうか。
その長の方々の意見は、個人的な意見であって、学校保護者全体の総意ではないのでしょうか。
地域の住民のすべての声ではないのでしょうか。
私の周りでは、やはり四條畷南中学校をなんとか残してほしい。
新市長に代わったから四條畷南中学校は残してもらえるはずとの意見を多く聞きます。
お願いです、もっといろんな声を聴いてください。
どうか私たちの声に耳を傾けてください。
よろしくお願いします。

回答内容

このたびは、市長への意見箱にメールをいただき、ありがとうございます。

学校再編については、幅広くたくさんの方との対話のうえ、決断することが重要であると同時に、子どもたちの心的負担を最小限にするため、早期に決断することも重要であると考えています。
そのため、これまでの議会や教育委員会での議論も尊重しつつ、学校視察、学校長並びに各区長や関係団体代表者の皆さまとの意見交換を速度感をもって行い、下記の判断に至り、先の総合教育会議において、教育委員と共有したところです。

現行のまちづくり長期計画は、超少子高齢・人口減少社会を前提としていますが、今後、若い世代が移り住みたくなるまちづくりをめざしていく観点に立ち、まちづくり長期計画を見直すことに伴い、その短期部分にあたる教育環境整備計画を一部修正いたします。
特に国道163号線以南の地域活性化を考慮した場合、当初予定していた四條畷南中学校(南中)の廃校は、ただちに行うことはできません。

一方、南中は土砂災害警戒区域にあるうえ、その区域内に活断層があるとされているため、南海トラフ地震の発生が予測されている現状において、地域の防災拠点としての南中の役割を考えると、その安全性を確認することが最優先であると考えます。
そのため、南中に通学する生徒に配慮しつつ、安全性を確認するため、平成29年度いっぱいで南中を一時閉校または休校とし、生徒が校舎にいなくなった状態で、活断層の正確な位置を特定する調査を行います。

活断層を調査した後の南中のあり方については、より良い教育環境として整備を図った形で改めて開校すること、あるいは、特定した活断層の位置によって、高齢者の方々のコミュニティスペースや子育て支援拠点としての整備などを含め検討いたします。
これらのことを含め、南中の生徒や保護者に対し、私が直接お伺いし、理解を求めてまいります。​