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新型コロナウイルスワクチンは、任意接種です。強制するもの、強制されるものではありません。
感染症の予防効果と副反応のリスクの双方について、
正しい知識を持っていただいたうえで、接種をするかご検討ください。
ファイザー社製のオミクロン株対応2価ワクチン(BA.4/5)を使用した
小児の追加(3・4回目)接種を開始しました。
ファイザー社製の小児のオミクロン株対応2価ワクチン(BA.4/5)について、令和5年2月28日に薬事承認され、令和5年3月7日開催の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の議論を経て、令和5年3月8日から令和4年秋開始接種の使用ワクチンに位置づけ、追加接種に使用することが示されました。
このことを踏まえ、市内での接種も令和5年3月18日(土曜日)から小児への追加接種に使用するワクチンをオミクロン株対応2価ワクチン(BA.4/5)に切り替え実施します。
※すでに従来型のファイザー社製小児用ワクチンで3回目接種を終えている人も、4回目としてオミクロン株対応2価ワクチンを接種いただけます。
改正前 | 改正後 |
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2回目接種終了から5か月以上経過後 | 前回接種終了から3か月以上経過後 |
接種開始からの期間が短いことなどを踏まえ、令和4年秋開始接種に位置づけられた今回の小児の追加接種については、令和5年8月末まで実施する予定です。
対象者(※) | 65歳以上の高齢者 |
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5歳以上の基礎疾患を有する人、その他重症化リスクが高いと医師に認められた人 | |
医療機関、高齢者・障がい者施設等の従事者 |
今回の小児の追加接種でオミクロン株対応2価ワクチンを接種した人のうち、上記の接種対象者に該当し、前回接種から3か月以上経過した人は、接種いただくことができます。
ただし、接種には接種券が必要になります。四條畷市では、小児の基礎疾患を有する人、その他重症化リスクが高いと医師に認められた人を把握していないため申請をもって接種券を発送する予定です。
詳細が決まり次第、お知らせいたします。
接種対象者 | 5歳から11歳の小児 | |
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接種費用 | 無料 | |
初回(1・2回目)接種で使用するワクチン | ファイザー社製従来型ワクチン(小児用) ※有効成分は、ファイザー社 12歳以上ワクチンの3分の1 |
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追加(3・4回目)接種で使用するワクチン | ファイザー社製オミクロン株対応2価ワクチンBA.4/5(小児用) ※有効成分は、ファイザー社 12歳以上ワクチンの3分の1 |
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初回(1・2回目)接種 接種回数・間隔 |
初回接種として2回 (通常、1回目接種から3週間の間隔をおいて2回目接種) |
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追加(3・4回目)接種 接種回数・間隔 |
前回接種から3か月以上経過後 | |
他ワクチンとの接種間隔 | 新型コロナウイルスワクチン接種の前後にインフルエンザ以外のワクチン接種を受ける場合、原則として13日以上の間隔を空けてください。 | |
市内の接種できる場所 | 集団接種会場(新型コロナワクチン接種~市内の接種できる場所~) ※基礎疾患等があり、かかりつけ医等で接種を希望する場合は、かかりつけ医に事前にご相談をお願いします。 |
予防接種における対象年齢の解釈について、誕生日の前日(24時)に1歳年を取ると考えますので、平成29年10月1日生まれの人であれば、「5歳以上から接種可能」と言った場合、「令和4年9月30日から接種可能」という意味になります。
ただし、1回目に小児用ワクチンを接種した人が、2回目接種日までに12歳の誕生日を迎えた場合、2回目の接種でも小児用ワクチンの接種を受けることになります。
【注意】
〈参照:厚生労働省リーフレット「新型コロナワクチン接種についてのお知らせ」〉
新型コロナワクチンを受けることで、新型コロナに感染しても症状が出にくくなり、オミクロン株流行下での効果として、初回(1・2回目)接種を完了すると中等度の発症予防効果や80%程度の入院予防効果を得ることなどが海外で報告されています。
また、初回(1・2回目)接種完了後、発症予防効果は時間の経過とともに低下しますが、追加(3回目)接種を行うことにより、効果が回復されると報告されています。
ワクチンを受けた後、数日以内に現れる症状は、注射した部分の痛みが一番多く(1回目74%、2回目71%)、接種を受けた日の夜や次の日に痛みを感じる人が多くなっています。
また、1回目よりも2回目の接種の方が、疲れた感じや発熱などの症状が多く現れ、38℃以上の発熱は1回目で2.5%、2回目で6.5%となっています。
症状が出た人の割合 | 症状 |
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50%以上 | 注射した部位の痛み、疲れた感じ |
10%から50% | 頭痛、注射した部分の赤み・はれ、筋肉痛、寒気 |
1%から10% | 下痢、発熱、関節痛、嘔吐 |
※追加接種の副反応の発現割合は、示され次第、更新します。
令和4年10月24日より乳幼児(生後6か月から4歳)への新型コロナウイルスワクチン接種が開始したため、生後6か月になる人へ接種券を送付しています。
5歳以上の小児で初回接種がまだの人は、既にお送りしている接種券で接種いただけます。
※転入された人は、申請により接種券を発行します。「接種券/接種済証の再発行・市内に転入の際の接種券発行・住所地外接種の申請」
2回目接種から3か月以上経過後に接種ができるよう順次、接種券を発送します。
また、3回目接種をファイザー社製小児用従来型ワクチンで接種した人については、4回目接種用として3回目接種終了から3か月後に接種ができるよう接種券を順次、発送します。
発送時期に応じ、送付内容は異なりますが、基本的な送付物は次のとおりです。
● 新型コロナワクチン接種の接種券一体型予診票
● 新型コロナウイルスワクチン 予防接種済証(臨時接種)
● 接種のお知らせ
● 新型コロナワクチン接種についての説明書
● 接種可能な医療機関リスト
● 予約方法について
※その他、お知らせが入る場合があります。
※接種券や接種済証の再発行については「接種券/接種済証の再発行・市内に転入の際の接種券発行・住所地外接種の申請」をご確認ください。
予約方法については、「予約の方法について」をご確認ください。
〇接種券一体型予診票(1・2回目接種を受けられる人は、上部に1回目・2回目と区分が記載されています。間違えずにお持ちください。)
〇新型コロナウイルスワクチン予防接種済証(臨時接種)
〇本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証等)
〇おくすり手帳(服用している薬があり、おくすり手帳を使っている場合)
〇母子健康手帳(他の予防接種との接種間隔の確認とワクチンのロットシール等を張り付けるため必須です。)
※18歳以下の人への接種には、母子健康手帳が必ず必要になりますので、無くされた場合は、保健センターまでお問い合わせください。
四條畷市立保健センター
072-877-1231 平日8:45〜17:15
小児(5歳から11歳)接種には、保護者の同意(予診票への保護者署名)が必要で、且つ、保護者の同伴が必要です。また、予診票の「電話番号」記載欄に、必ず保護者の人の緊急連絡先を記入してください。
年齢区分 | 保護者の同意 | 保護者の同伴 |
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16歳以上の人 | 必要なし | 必要なし |
5歳~15歳の人 | 必要(予診票に保護者自らが自署) | 原則必要 ※ |
※中学生においては保護者が予診票に自署することで同伴がなくても接種可能
※やむを得ない事情で保護者の人が同伴することができない場合は、予防接種を受けるお子さんの健康状態を普段からよく知っている親族等が同伴して接種を受けることができます。
小児に対するオミクロン株対応2価ワクチンの追加接種については、令和5年2月22日に開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で議論され、基礎疾患を有する小児、その他重症化リスクが高いと医師に認められた小児以外の小児については、公的関与(接種勧奨及び努力義務)の規定の適用を除外することが示されました。
基礎疾患等 | 左記以外 | |
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初回接種 | 公的関与(有り) | 公的関与(有り) |
令和4年秋追加接種 | 公的関与(有り) | 公的関与(5月7日まで有り) |
令和5年春開始接種 | 公的関与(有り) | 接種対象外 |
令和5年秋開始接種 | 公的関与(有り) | 公的関与(無し) |